JPS6014247B2 - 白黄炎石油燃焼器 - Google Patents
白黄炎石油燃焼器Info
- Publication number
- JPS6014247B2 JPS6014247B2 JP12149880A JP12149880A JPS6014247B2 JP S6014247 B2 JPS6014247 B2 JP S6014247B2 JP 12149880 A JP12149880 A JP 12149880A JP 12149880 A JP12149880 A JP 12149880A JP S6014247 B2 JPS6014247 B2 JP S6014247B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- combustion
- air
- white
- petroleum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Wick-Type Burners And Burners With Porous Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は白黄炎燃焼器の燃焼炎を大きくかつ高さをほ
とんど一定とし、更に燃焼芯のどの部分をとっても常に
完全燃焼を可能とするものである。
とんど一定とし、更に燃焼芯のどの部分をとっても常に
完全燃焼を可能とするものである。
従来白黄炎燃焼器では直線状の燃焼芯を使って燃焼炎を
立上らせる時にも、また環状の燃鱗芯を使って燃焼炎を
円筒状に立上らせる時にも燃焼炎の上端の高さは極めて
不揃いであり、特に炎の高さの低い部分は他の部分に比
べて実際以上に不完全燃焼を起している印象を与えるも
のであった。
立上らせる時にも、また環状の燃鱗芯を使って燃焼炎を
円筒状に立上らせる時にも燃焼炎の上端の高さは極めて
不揃いであり、特に炎の高さの低い部分は他の部分に比
べて実際以上に不完全燃焼を起している印象を与えるも
のであった。
この為燃焼炎を大きくすることは高さが不揃いの時の印
象が好ましくない為燃焼炎を小さくして不揃いが見立た
ないようにする工夫がされており、このことは逆に燃焼
炎から放熱する熱量が少〈なりストーブとして使用する
時の性能が劣化することになっていた。この発明は叙上
の欠点を防止するもので、石油蒸気もしくは石油可燃ガ
スにスピードのおそい多量の空気を供給せしめ、石油を
白黄炎で燃焼せしめる燃焼器に於て、直線状または環状
に配設した燃焼芯１もしくは燃焼筒２を挟んで空気整流
カバー３を設け、かつ空気整流カバー３の上部に複数個
の炎筒４を連続して並べたものである。
象が好ましくない為燃焼炎を小さくして不揃いが見立た
ないようにする工夫がされており、このことは逆に燃焼
炎から放熱する熱量が少〈なりストーブとして使用する
時の性能が劣化することになっていた。この発明は叙上
の欠点を防止するもので、石油蒸気もしくは石油可燃ガ
スにスピードのおそい多量の空気を供給せしめ、石油を
白黄炎で燃焼せしめる燃焼器に於て、直線状または環状
に配設した燃焼芯１もしくは燃焼筒２を挟んで空気整流
カバー３を設け、かつ空気整流カバー３の上部に複数個
の炎筒４を連続して並べたものである。
尚図中５は油タンク、６は芯上下軸、７は芯収容筒であ
り、芯上下軸６が回転すると芯収容筒７内の燃焼芯１が
上下動する。白黄炎燃焼器としては燃焼芯１の上端へ空
気整流カバー３によって誘導される空気の供Ｖ給を行っ
て燃焼芯１から気化した石油蒸気が直接燃焼するタイプ
であっても、多孔板で構成する燃焼筒２間隙に燃焼芯１
を突出させ、一次燃焼を行って得られた石油の可燃ガス
へ空気整流カバー３によって誘導される空気を供聯合し
て、石油可燃ガスが白黄炎燃焼するものであってもよい
。
り、芯上下軸６が回転すると芯収容筒７内の燃焼芯１が
上下動する。白黄炎燃焼器としては燃焼芯１の上端へ空
気整流カバー３によって誘導される空気の供Ｖ給を行っ
て燃焼芯１から気化した石油蒸気が直接燃焼するタイプ
であっても、多孔板で構成する燃焼筒２間隙に燃焼芯１
を突出させ、一次燃焼を行って得られた石油の可燃ガス
へ空気整流カバー３によって誘導される空気を供聯合し
て、石油可燃ガスが白黄炎燃焼するものであってもよい
。
３′は空気整流カバー３を多段に構成する時の上部空気
整流カバーであり、複数個の炎筒４に対応して複数個の
運通孔８が最上部の空気整流カバーにあげられている。
整流カバーであり、複数個の炎筒４に対応して複数個の
運通孔８が最上部の空気整流カバーにあげられている。
４′は炎筒保持筒であり、耐熱性熱透過物質にて形成し
た炎筒４を保持しており、該炎筒４を、空気整流カバー
に取付ける作用をしている。また直線状もしくは環状に
形成する燃焼芯１にもかかわらず複数個の炎筒４内に燃
焼炎を作り出す時、燃焼範囲を中広く設定するには炎筒
４下部もしくは空気整流カバー３上部に炎筒４への新鮮
空気流入口９を設けることがよく、実施例では上部空気
整流カバー３′と下部空気整流カバー３″との間のスリ
ット９′と炎筒保持筒４′にあげた小孔９″から新鮮空
気を供給している。この種の白黄炎燃焼器は炎筒内で発
生したドラフトによって燃焼空気を吸引して石油蒸気や
石油可燃ガスに供Ｖ給しており、従来の如く炎節が単簡
であれば必然的に炎筒は太くなり、局部的なドラフトの
変動や燃焼空気供給流路の部分的な抵抗の変化が直接燃
焼に影響し、燃焼芯から気化した石油が燃焼芯の真上で
燃焼せずにドラフトの強い方へ流れ、燃焼炎の高さのバ
ラッキとなって現れるものである。
た炎筒４を保持しており、該炎筒４を、空気整流カバー
に取付ける作用をしている。また直線状もしくは環状に
形成する燃焼芯１にもかかわらず複数個の炎筒４内に燃
焼炎を作り出す時、燃焼範囲を中広く設定するには炎筒
４下部もしくは空気整流カバー３上部に炎筒４への新鮮
空気流入口９を設けることがよく、実施例では上部空気
整流カバー３′と下部空気整流カバー３″との間のスリ
ット９′と炎筒保持筒４′にあげた小孔９″から新鮮空
気を供給している。この種の白黄炎燃焼器は炎筒内で発
生したドラフトによって燃焼空気を吸引して石油蒸気や
石油可燃ガスに供Ｖ給しており、従来の如く炎節が単簡
であれば必然的に炎筒は太くなり、局部的なドラフトの
変動や燃焼空気供給流路の部分的な抵抗の変化が直接燃
焼に影響し、燃焼芯から気化した石油が燃焼芯の真上で
燃焼せずにドラフトの強い方へ流れ、燃焼炎の高さのバ
ラッキとなって現れるものである。
しかるにその発明では複数個の炎筒４を連続して空気整
流カバー３の上部に並べたから、炎筒４は細く長くなる
ものである。
流カバー３の上部に並べたから、炎筒４は細く長くなる
ものである。
この為炎筒４合１本１本に生ずるドラフトは差がほとん
どなくなり、しかもこのドラフトは直下の燃焼芯１に直
接働きかけるから、燃焼芯１から気化した石油は必ず直
上の炎筒４へ誘導されるものである。特に炎筒４と炎筒
４との間にはドラフトが極めて弱い部分が作り出される
から、燃焼芯１から気化した石油は燃焼芯１が連続して
いてもこのドラフトが弱い部分が眼に見えない仕切とな
って直上以外の炎筒４へ右腕ガスが流入しなくなるもの
である。
どなくなり、しかもこのドラフトは直下の燃焼芯１に直
接働きかけるから、燃焼芯１から気化した石油は必ず直
上の炎筒４へ誘導されるものである。特に炎筒４と炎筒
４との間にはドラフトが極めて弱い部分が作り出される
から、燃焼芯１から気化した石油は燃焼芯１が連続して
いてもこのドラフトが弱い部分が眼に見えない仕切とな
って直上以外の炎筒４へ右腕ガスが流入しなくなるもの
である。
以上のように炎筒４のドラフトにほとんど差がなく、か
つ１個の炎筒４当りに供聯合される石油ガスの量もほと
んど差がなくなったから、形成される燃焼炎の高さもほ
とんど同じとなり、燃焼炎の高さの不揃は完全に防止で
きるようになった。
つ１個の炎筒４当りに供聯合される石油ガスの量もほと
んど差がなくなったから、形成される燃焼炎の高さもほ
とんど同じとなり、燃焼炎の高さの不揃は完全に防止で
きるようになった。
そして燃焼炎の高さの不揃が起きなくなれば燃焼炎の高
さを高くするような段階的な空気の供給法が可能となり
、大きな燃焼炎から多量の熱線が放射できるので暖房器
として優れた特徴が得られた。一方燃焼性能は従来のよ
うにあらかじめ空気・燃料比を一定の範囲にバラつかせ
てもほぼ完全燃焼させるように燃焼部形状・燃焼空気量
を設定する時と異なり、燃焼が必ず燃焼芯１の直上部で
行なわれるから石油ガス量の変動がなく、空気整流カバ
ー３の空気孔１０や炎筒４下部などに設けた新鮮空気流
入口９から供Ｖ給する空気量を石油ガス量に完全に一致
させることができ、燃焼状態が格段によくなるものであ
る。
さを高くするような段階的な空気の供給法が可能となり
、大きな燃焼炎から多量の熱線が放射できるので暖房器
として優れた特徴が得られた。一方燃焼性能は従来のよ
うにあらかじめ空気・燃料比を一定の範囲にバラつかせ
てもほぼ完全燃焼させるように燃焼部形状・燃焼空気量
を設定する時と異なり、燃焼が必ず燃焼芯１の直上部で
行なわれるから石油ガス量の変動がなく、空気整流カバ
ー３の空気孔１０や炎筒４下部などに設けた新鮮空気流
入口９から供Ｖ給する空気量を石油ガス量に完全に一致
させることができ、燃焼状態が格段によくなるものであ
る。
第１図はこの発明となる燃焼器の正面図、第２図は平断
面図、第３図及び第４図は縦断面図である。 １…・・・燃焼芯、２・・・・・・燃焼筒、３・・・・
・・空気整流カバー、４・・・…炎筒、９・・・・・・
新鮮空気流入口。 第２図第３図 第１図 第４図
面図、第３図及び第４図は縦断面図である。 １…・・・燃焼芯、２・・・・・・燃焼筒、３・・・・
・・空気整流カバー、４・・・…炎筒、９・・・・・・
新鮮空気流入口。 第２図第３図 第１図 第４図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 石油蒸気もしくは石油可燃ガスにスピードのおそい
多量の空気を供給せしめ、石油を白黄炎にて燃焼せしめ
る燃焼器に於て、直線状または環状に配設した燃焼芯も
しくは燃焼筒を挾んで空気整流カバーを設け、かつ空気
整流カバーの上部に複数個の炎筒を連続して並べたこと
を特徴とする白黄炎石油燃焼器。 ２ 複数個の炎筒は耐熱性熱透過物質にて形成した特許
請求の範囲第１項記載の白黄炎石油燃焼器。 ３ 複数個の炎筒下部もしくは空気整流カバー上部に炎
筒への新鮮空気流入口を設けた特許請求の範囲第１項ま
たは第２項記載の白黄炎石油燃焼器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12149880A JPS6014247B2 (ja) | 1980-09-02 | 1980-09-02 | 白黄炎石油燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12149880A JPS6014247B2 (ja) | 1980-09-02 | 1980-09-02 | 白黄炎石油燃焼器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5747113A JPS5747113A (en) | 1982-03-17 |
| JPS6014247B2 true JPS6014247B2 (ja) | 1985-04-12 |
Family
ID=14812660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12149880A Expired JPS6014247B2 (ja) | 1980-09-02 | 1980-09-02 | 白黄炎石油燃焼器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6014247B2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-02 JP JP12149880A patent/JPS6014247B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5747113A (en) | 1982-03-17 |
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