JPS60142268A - 流速センサ - Google Patents

流速センサ

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JPS60142268A
JPS60142268A JP58244964A JP24496483A JPS60142268A JP S60142268 A JPS60142268 A JP S60142268A JP 58244964 A JP58244964 A JP 58244964A JP 24496483 A JP24496483 A JP 24496483A JP S60142268 A JPS60142268 A JP S60142268A
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heat
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ロバート・ジー・ジヨンソン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気の流れ速度を測定する流速センサに関する
。市販されている空気の流れ速度に関するセンサは、一
般には、生気の流れの中にそう人する長いフ0ローブの
先に、1本の熱線かす〜ミスタを配置するものである。
これは、空気の流れによる冷却効果によって引き起こさ
れる温度低下と、それにともなう電気抵抗値の変化にょ
シ空気の流れ速度を測定するものである。こういうデバ
イス構成であるからセンサエレメノトは空気の流れにさ
らされるので、破損や汚れを受け易いのである。
しかもこの空冷による温度変化は全く直線性がないため
、得られる電気信号を電子回路により、リニアライズす
ることが必要となる。さらにこれらは高価であるため量
産には適さない。
本発明に関連しているものとして、次のような市販され
ている質量流量センサがある。このセンサは、空気やそ
の他の測定ガスが通シぬける金属管と、この金属管の1
区域を抵抗加熱する変圧器と、この区域に装着される2
ケの大きなヒートンツクと、この熱区域の中心とヒート
シンクの間の熱区域の中間に対称的に金属に取付けられ
る2ケの熱電対から構成される。金属管を通しての空気
の流れが、上流にある熱電対を冷やし、下流にある熱電
対を熱する。変圧器が一定の電力で駆動されているとき
、この熱電灯の出力電圧の差が質量流量の測定のめやず
となる。これはかなり電力を必要とする大きな装置−で
ある。大きなダクトの内や、屋外での流量測定には適さ
ないし、高価であり量産もできない。
すなわち、次のような特性を有する流速センサもしくは
質量流量センサと、これに関連する信号処理回路が必要
とされている。寿命が長く、メンテナンスフリーで、小
型で、低消費電力で、広範囲な分野へ簡単に適用でき、
大きな出方信号を有し、そして広い速度レンジにわたっ
てii1線性があるかあるいは容易に直線化できる出方
特性を有するようなものである。更に量産が可能で、低
価格なものでなければならない。
文献にはこれらの要求に関連して、流速センサを改善し
ようとしてなされたいくつかの試みが示されている。こ
れらの試みは、以下に述べるように、一般的には、焦電
材料か、ンリコー/とその半導体特性を利用しようとす
るものである。これらの試みはいくつかの点で技術的な
改善をもたらしたが、現在の流速センサとしてめられて
いる沢山の特性に関して、いまだ不/i11!i足なも
のである。
本発明は、いがなる、従来技術と比べても大1]にこれ
らの要求を満足するように、技術的に進歩している。次
に、よく知られている最も関連が深い従来技術について
述べることにする。
ヒュイノング(*1)らが発明した流速センサば、ンリ
コノチッデの両端近傍に埋め込まれた拡散型トランジス
タからなる同一の2ケの温度検知素子と、これらの中心
に配置され7リコンチ、プを空気温度より45℃熱する
だめの拡散型トランジスタからなるヒータ素子から構成
される。空気が流れると流れの上流に位置する温度検知
素子は、下流に位置する温度検知素子よりもわずかに冷
やされ、この2つの温度検知素子の温度差が電流の差に
なり、電圧に変換されて空気の流速が測定される。この
温度検知素子は、感知できる程度の温度差を実現するた
めに、チップの対向する両端に配置させなくてはならな
いが、それでも生ずる温度差は小さく、0〜50 QC
m、/秒の速度範囲で0〜02℃以下の温度変化にすぎ
ない。
* ] J、H,Huijsing、et al:IE
EE Transactionson Electro
n Devices、Vol、ED−29+NO1。
pp、]]33−136.January、1982バ
ッフ0ッテン*2)らが発明した流速セッサは、シリコ
ンチップの向い合う各4辺上に埋め適寸れた同一の拡散
型抵抗素子から構成される。すべての抵抗素子は自己発
熱し、これによシノリコンチッゾは流れてくる空気の温
度よシかなり熱せられる。抵抗素子は電気的な2重ブリ
ップ回路で駆動される。空気の流れがないとき、すべて
の抵抗素子は同一温度になるので、2重ブリ、ヂ回路は
電気的にバランスする。空気の流れがあるとき、流れに
対して垂直な上流及び下流の抵抗素子は、流れに対して
平行な両側の抵抗素子より冷やされることになる。この
温度差が2重ブリッヂのバランスをくずし、空気の流れ
速度が測定される。
* 2 A、F、p、Van Putten、et a
l:ElectronicsLetters、Vol、
1.O,N0921 、pp、425−426゜0ct
ober、1974 マリン(*3)らが発明した質量流量セッサは、大きな
ノリコン細片上の拡散型抵抗素子からなる2ケのセンサ
と、そのセッサの間の中心に配置される拡散型のヒータ
素子から構成される。この技術は、市販されている金属
管を熱するタイプの質量流量センサに類似している。空
気の流れにより、流れの下流に位置するセッサは熱せら
れ上流に位1置するセッサは冷やされるので、これらの
センサの温度の差がセンサ両端に生ずる電圧の差をもた
らし、質量流量が6(1]定される。
* 3 K、Malin、et al:IBM Tec
hnical DisclosureBulletin
、Vol、21.NO,8,January、 197
9ラハナマイ(*4)らは、結晶学的に配置される磨か
れた単結晶のタンタル酸リチウムの薄い板の背面全面に
金属薄膜を付着させ、表面中、シ・には簿膜状にイ」着
させたヒータ抵抗素子を配置し、これから同じ距離離れ
て配置される2つの薄膜電極とから構成されるセンサを
開示している。ここでタンタル酸リチウムの大きさは、
長さ811Im、[114111m %最小板厚に(1
,06mmである。文献に述べられているように、この
板の下を空気が流れるようにするために、この板の両端
を大きなネジ頭の上に支持させている。上流と下流に位
置する2つの電極は、背面の電極面との間で分離した同
一のコンデンサを構成し、温度検知用のコンデンサとし
て働く。動作は、例えば2〜10Hzのような低い周波
数の電圧でヒータ素子を駆動することで、ヒータ素子を
流れる空気の温度に対して周期的に熱する。センサ素子
も、タンタル酸すチウノ、を通しての熱伝導によシ、こ
れに対応して周期的に熱せられることになる。このタン
タル酸リチウムは焦電利料であることから温度に対応し
て分極を生ずることになるが、空気の流れがないときに
は、2つのセッサに発生する周期的な分極電圧は同一の
ものとなる。従って空気の流れがないときの2つのセッ
サの間の電圧の差は0となる。文献でも述べられている
ように、空気の流れがあるとき、上流に位置するセンサ
素子は下流に位置するセッサ素子よりも冷やされること
になるので、これらのセッサの温度の差が電圧の差をも
たらし流速が測定される。
* 4 H,Rahnamai、et al:pape
r presented atthe 1980 In
ternational ElectronDevic
es 5ociety of IEJE、Washin
gtonD、C,、pp、680−684.Decem
ber 8−10.1980前述したように、これらの
試みはいくつかの点で技術的な改善をもたらしだが、現
在のセンサとしてめられている沢山の特性に関して、い
寸だ不満足なものである。本発明は、これらの要求を十
分満足すべく技術を進歩させたものである。
本発明は1対の薄膜の熱感知センサ22,24と、薄膜
のヒータ26と、これらを浮かして保持する基板20と
から構成される。そしてこの2個の熱感知セッサ22と
24は、ヒータ26の両側面に対向して配置される。
本発明の具体的な実施例として、基板20は半導体、そ
の中でも特に精密なエツチング技術を応用できる点と。
チアゾの一生産性の高い点からシリコンが選択される。
そしてこの基板上に形成される格子形状をなす全く同一
の2個の測温抵抗素子は薄膜の熱感知セッサ22.24
として働き、この2個のセッサの中央部に配置される格
子形状をなす発熱抵抗累子は薄膜のヒータ26として働
く。
熱感知センサ22.24及びヒータ26としては、鉄と
二、ケルの合金、例えば80%のニッケルと20%の鉄
からなる・ぐ−マロイといったものを使うことが適して
いる。これら熱感知セッサ22゜24及びヒータ26I
/′i、例えば窒化シリコンからなる簿膜の絶縁層28
 、29により包捷れて、薄膜部材を形成する。第1図
及び第2図の実施例に示すように、セッサは、ヒータ2
6の半分と熱感知セッサ22からなる薄膜部材32と、
ヒータ26の半分と熱感知センサ24からなる薄膜部材
34とから構成され、巾15011長さ400μの大き
さを有する。
更に本発明で開示するセンサは、熱感知センサ22.2
4及びヒータ26を効果的に囲む空気ス梨−ス30を有
する。この空気スペース30はシリコンの表面36に微
細構造をもって形成される。
すなわち熱感知セッサ22,24及びヒ−タ26は、約
0.08〜0.12μの厚さで線間に約5μの空間を有
する中511の縁からなり、しかもこれらは全体の厚さ
が約08μ以下になるような窒化シリコンの薄い膜によ
って包まれるように構成される。そしてエツチングによ
りくぼみである空気スペース30が、薄膜部材32.3
4の下の7リコンの基板20の中に] 25 ttの深
さで正確に形成される。薄膜部材32.34は、空気ス
ペース30の1つまたはそれ以上のエッヂにおいて、ノ
リコンの基板20の表面36の最上部に接続される。例
えば第3図に示すように、薄膜部材32゜3411−1
:、空気ス被−ス30を架橋するように、あるいは第3
A図に示すように片持ちばシで構成することもできる。
窒化ノリコンは非常に優れた熱的絶縁体である。
薄膜部材32.34を包む窒化ノリコンの膜が極めて薄
くかつ熱的絶縁もよいことから、窒化シリコン膜による
ヒータ26の熱の損失は極めて小さく、ヒータ26から
熱感知セッサ22,24に伝わる熱のほとんどがヒータ
26を取υ囲む空気を辿して伝えられることになる。す
なわち窒化シリコン膜の熱伝導率が小さいことから、熱
感知セッサ22と24をヒータ26に極めて隣接して配
置することができ、ヒータ26からの熱のほとんどは窒
化ノリコン膜を通らずにヒータ26を取シ囲む空気を通
して伝えられることになる。そして、ヒータ26近傍の
空気中に効果的に強固にささえられた熱感知センサ’2
2 、2 /Iは、ヒータ26を取り囲む空気とヒータ
26上の温度を測定するプローブとして働くことになる
空気の流速を検出するという本発明の原理?:第2図に
基いて説明する。ヒータ26は、基板20の温度よυ2
001:高くなる一定の温度に加熱される。このシリコ
ンの基板20の温度は流れている空気の温度とほとんと
同じものである。具体的には、シリコンの基板20がT
O−100タイゾのメタルへ、ドもしくはサーブイン0
ノぐ、ケーンようなヒートシンクに搭載されている場合
は、ノリコンの基板20の温度は流れている空気の温度
より0.5℃程度高くなるにすぎない。又、ヒータ26
の温度を流れる空気の温度より200℃高く保つといっ
ても001Wより小さな電力が要求されるにすぎない。
ヒータ26からの熱伝導の大部分は空気スに一ス30も
含んだ周囲の空気を通して行われるが、本発明の実施例
において空気の流れがないとき、熱感知センサ22と2
4は平均温度で約140℃(200℃の約70%)に熱
せられる。すなわち、図に示すように、熱感知センサ2
2と24はヒータ26に対して正確に対称に配置される
ので、空気の流速が0のときにはこの2つのセンサの温
度は同一になり、この2つのセンサの抵抗値に差は生じ
ない。従って01から]、、 07+IAの微小測定の
電流を流しても、この2つの熱感知センサに電圧の差は
発生しないことになる。
4デ気の流れがあるときには、この実施例において上流
に位置する熱感知センサ22はヒータ26へ向う空気の
流れにより熱が運び去られるので冷やされ、−力、下流
に位置する熱感知センサ24はヒータ26からの空気の
流れによって熱せられることになる。これによって生ず
る熱感知センサ22と24の間の抵抗値の差が電圧値の
差をもたらし流速が測定される。増巾しないときのこの
電圧の差は、”50 c!rt /秒の空気の流れ速度
において()1■程度のものである。
本発明においては、熱感知センサ22と24は定電流で
駆動され、前述したように空気が流れている状態のもと
ての温度のバランスの変化を検出するように構成されて
いる。なお、2つのセンサを定電圧モードで駆動すると
か、定温度モート゛で駆動するとか、定電力モードで駆
動するとかいうように、信号に差を生じさせるような方
法であればこれに替わる他の方法で構成しても実現は【
扛能である。
ヒータ26と熱感知センサ22,2/Iの熱>I l;
;が極めて小さいことと、基板への接続手段である窒化
ノリコン膜によシ与えられる熱的絶縁性と、空気スペー
ス30の存在により、本発明の応答性は測定結果によれ
ば時定数が0.005秒と非常に速いものとなる。すな
わち熱感知センサ22と24は空気の流れの変化に非常
に速く応答できることになる。
本発明において、ヒータ26は空気の温度に対して一定
の温度となるように、l駆動され、熱感知センサ22と
24は定電流で、駆動されることから、熱感知センサ2
2と24の温度変化は抵抗値の変化として検知されるこ
とになる。これらの機能を実現するだめの回路例を第4
図及び第5図に示す。
第4図に示された回路はヒータ26の温度を制御するだ
めのものであシ、第5図に示された回路は熱感知センサ
22と24の間の抵抗値の差に比例する信号電圧を得る
だめのものである。
本発明において周囲の空気の温度は、ノリコンの基板2
0をヒートシンクとして形成される比較抵抗38によっ
てモニタされる。比較抵抗38は、熱感知センサ22.
24及びヒータ26と同様に格子状の・や−マロイによ
って構成されかつ/リコノの表面36上に絶縁層28と
29に包1れて配置される。
絶縁Rri 28と29の厚さは合わせて08μと非′
1:;に薄い/こめ相対的に熱伝尋がよくなることから
、これらの絶縁層の垂直方向を通して、熱感知センサ2
2,24、ヒータ26、比較抵抗38にと熱が出入りす
ることになる。比較抵抗38は絶縁層に包まれて基板2
0の表面36に直接取υ例けられており、ヒータ26が
まわりの温度より200℃高く熱せられていても周囲の
空気の温度と05℃以内の範囲にある基板20の温度を
容易にモニタできることになる。すなわち比較抵抗38
は、基板20の温度を検知することにより、それとほと
んど一致する流れる空気の温度を検知することになる。
第4図に示される温度制御回路は、ヒータ2Gの温度を
、比較抵抗38によって検出される周囲rfilt度よ
りも高い一疋温1隻にイ呆つだめのホイストノプリ、ヂ
回路46により構成される。ここで前述したように本発
明の実施例では、この一定値は約200℃に設定されて
いる。ホイストノプリ、f″回路46は、ヒータ2Gと
抵抗40により一辺を、比較抵抗38と抵抗/12.4
4により一辺を構成している。アノゾ48と50からな
るU1分回路は、出力の電位を変化させることでブリ、
ヂ回路46がバランスするように動作し、ヒータ26に
よって消費される電力を一定に保つJ:うにする。
第5図に示す回路は、この実施例において空気の流れの
上流に位置する熱感知センサ22と、下流に位置する熱
感知セッサ24との間の抵抗値の差を検出するだめのも
のである。この回路は、アンプ°72からなる定電流電
源部52と、アンプ68(!ニア0からなる差動増巾部
54から構成される。定電流電源部52ば、1辺に高イ
ンピーダンス抵抗56.58と、他辺に零調用可変抵抗
60及び熱感知セッサ22,24を有するホイストンプ
リ、ヂ回路を駆動する。差動増巾部54の利得はDJ変
低抵抗62より調整される。出力端64(l−i熱感知
上7す22と24の間の抵抗値の差に比例する出力電圧
を出力する。
本実施例においては、アンニア’4−8 、50 、6
6゜72には4ケのアンプをもつLM 324の各々の
アンプ0f6:使用し、アンプ68と70には2ケのア
ンプをもつOP −,10の各々のアンプを使用してい
る。
本9b明で開示するセンサの特徴の1つとしては、広い
レンヂの空気の流れ速度に対して、熱感知セッサ22と
2・1の感知する温度の差が大きくとれるようにと+1
4成されている点があげられる。この結果、空気の流れ
速度の関数となる出力端64の出力が大きくとれるので
、流速測定の精度が著しく高められ測定も容易となる。
この温度の差が大きくとれることを、本発明の具体的実
施例によって得られる第6図に示す。すなわち、空気の
流れで冷やされる上、流に位置する熱感知セッサ22と
、ヒータ26からの熱により熱せられる下流に位置する
熱感知セッサ24という2つのセッサの出方を結ひつけ
ることで、大きな温度差の効果が得られるのである。こ
の熱することと冷やすことを結ひつけて大きな温度差を
得るためKは、(1) 熱感知センサ22.24を空気
に対して比較的強く熱的に結合させることが必要となる
すなわち熱感知セッサ22.24かシリコンの基板20
から実質的に熱的に絶縁されなくてはいけない。そして
これは、薄膜部月32゜34を包む窒化シリコン膜の長
手方向にeOっだ方向の熱伝導率が比較的小さいという
ことと、簿膜部材32.34と基板20の間に約125
μの深さで正確に形成される空気ス被−ス30により可
能となる。
(2) この実施例において空気の流れの上流に位置す
る熱感知セッサ22を大きく冷やすことが必要となる。
これには熱感知センサ22の温度を商く設定する必要が
ある。そしてこれは、空気スに一ス30f:介すること
で熱感知セッサ22をシリコンの基板2oがら熱絶縁す
ることと、薄膜部月32の長手に沿った方向の熱伝導率
が小さいということと、ヒータ26の温度を旨く設定す
ることによって可能となる。このヒータ26の温度が高
く設定できるためにも、空気ス被=ス3oを介してヒー
タ26をシリコンの基板20から熱的に絶縁することと
、−薄膜部材32.34の長手に71)っだ方向の熱伝
導率が小さいということが必要である。
(3) この実施例において空気の流れの下流に位置す
る熱感知セッサ24を、ヒータ26がらの熱を伝えるこ
とで大きく熱することが必要となる。これは空気スペー
ス3oを介することで熱感知セッサ24をシリコノの基
板2゜から熱的に絶縁することと、薄膜部利34の長手
に沿った方向の熱伝導率が小さいということと、ヒータ
26の温度を高く設定することによって可能となる。こ
のヒ〜り26の温度が高く設定できるためにも、空気ス
被−ス30を介してヒータ26をシリコンの基板20か
ら熱的に絶縁することと、薄;漠部拐32.34の長手
に沿っノこ方向の熱伝導率が小さいということが必要で
ある。
(4)熱感知セッサ22と24の中ノbと、ヒータ26
の工、ヂ部の間の距離を最適な値に選択する必要がある
第7図には、空気の流れ速度が0のときの理想化された
空気の温度力イ1」曲線74と、空気の流れ速度がある
任意な値のときの理想化された空気の温度分布曲線7G
と、理想的に狭ばめられだ熱感知セッサ22と24の最
も適切な配置距離を示す。
ヒータ26に対して流れの上流側は空気で冷やされるこ
とから、この温度分イ!J曲線はこの側で距離の関数で
ある△T1という値だけ下げられることになる。ここで
、この△1゛1はヒータ26の上域側のニップからD 
I l、1iIfれた位置で最も大きくなる。
一方、流れの下流側はこの流れによって伝わる熱で距離
の関数である△T2という値だけ温度が上がることにな
る。ここでこの△T2は、ヒータ26の下流側のエッヂ
からD2離れだ位置で最も大きくなる。DIとD2は等
しい値である必要ばないが、流れの速度がOのとき流速
セッサからの出力がOとなるようにするために、流れ速
度が0のときには熱感知セッサ22と24の温度は等し
くしなくてはならない。このだめ本発明の望ましい実施
例としては、熱感知セッサ22,2/Iが実際には「1
]をもっていることを考慮し、熱感知セッサ22の中心
までの距内1(DIと熱感知セッサ24の中心1での距
離D2を等しくとる必要がある。
これから、DIとD2が等しいという条件の下で、符号
を考えなければ流速セッサの出力は最大となるので、熱
感知セッサ22上にわたる△T1の平均値と、熱感知セ
ッサ24」二にわたる△T2の平均値の金側が最大とな
ることになる。以上のことはおる適当な位置で起こるこ
とがみつけられており、数百フィート/分の流れ速度の
速度レンヂにおいては、このDI(−D2)のf直はヒ
ータの巾のほぼ]/2の長さである。
従来技術による流速セッサではわずかな61Δ度差しか
得られなかったのに対し、本発明では具体的数値を示す
ならば、860crn/秒の流れ速度においては△Tl
の平均値と△T2の平均値の合劃が約50℃と比較的大
きくとれる。これtよ、長手方向の伝導率の小さい非常
に薄い窒化シリコンの膜で薄膜部材32.34を包んだ
ことと、熱感知セッサ22,24及びヒータ26を空気
で囲むように空気スペース30を設けたことで、熱感知
センサ22,24及びヒータ26をシリコンの基板20
から熱的に絶縁できるようになったことから可能になっ
たのである。熱感知センサ22,24及びヒータ26の
下に形成される空気スに一ス30の巾とくぼみの深さの
寸法を正確につくるには、後述する精密エツチング技術
により実現される。この空気ス被−ス30が精度よく形
成されることにより、センザチ、7″間の熱的絶縁性の
ばらつきを均一にすることができる。すなわち、センザ
チ、ゾ間の空気の流れに対する応答のばらつきを均一に
することができる。
従来技術では、これらのセッザエレメ71− u、シリ
コンチップのような基板に埋められるとか密着させられ
るとかいうような構成がとられていた。
このだめ、センサエレメントの有意な温度差を取り出す
りめに、センサエレメントをヒータの巾に比較して長い
雨期(だけヒータから離ず必要があった。しかしとのよ
うな従来技術で得られる温度差は、熱的な絶縁を基に構
成される本発明のそれに比べ、I/100程度の小さな
ものにすぎないのである。
う・・ナマイらの従来技術を例にとるならば、ヒータと
セッサのエレメントはタンタル酸リチウム板上に刺着さ
れている。(タノタル酸リチウムの固有伝導度はシリコ
ンのそれよりも小さいが、窒化ノリコノのそれよりも7
0%も大きな値を示す)。
ヒータとセッサのエレメントは少なくとも60μの厚さ
を有するタンタル酸リチウム板に密着されて取付けられ
ている。この60μという値は、本発明の薄膜部材32
.34を包む窒化シリコン膜の厚さである08μという
値に比ベア5倍も厚いものなのである。リチウム基板に
密着しだヒータエレメントと、そのニップから0〜50
0μの間の距離に広がって配置されるセンサエレメント
との間の熱の伝導は、センサとヒータとの間の空気を介
するものより、60μのリチウム基板を介するもので支
配されてしまうのである。すなわち、ヒータは空気によ
って効果的に取囲まれてはいないだめ、ヒータから七ノ
ザへの熱の大部分1rj ’Jチウム基板を通して伝わ
ってしまうことになる。この結果、この500μの巾を
有するセッサば、本発明に比べ、空気の流れに対してわ
ずかな温度のI[Ijしか変化できないことになる。こ
こで本発明のセンサは、ヒータのエッヂから0〜I 0
0 ttの間の距離に広がって配置される。
従来技術に対しての本発明のもう1つの長所は、熱感知
センサ2.2 、24及びヒータ26を7リコンの基板
20から効果的に熱絶縁させるために設けられる空気ス
綬−ス30である。これにより前述したように、シリコ
ンの基板20の温度はおおよそ05℃以下という、はと
んど無視できる温度上昇に押えることができることにな
る。このため、本発明では、流速に対する出力特性は、
シリコン基板とそれを支持する・・ウノノグといったも
のとの間の熱的接触に・全く依存しないということにな
る。これに対し従来技術では、士ンザの出力特性は取イ
マ]け本体との熱的接触に大きく影響されていた。事実
、ラハナマイらのセッサにおいても、出力特性は、取(
=Jけ構造の方法に大きく影響されている。ヒュイノノ
グらの従来技術においても、シリコンチップ0の固定台
か流速に対する出力特性を悪くしていることが述べられ
ている。・ぐメソ0フテンらの従来技術においても、シ
リコンチップの熱的なショートを最小にするだめにノリ
コンチノゾを普通に使われている200μから50μに
と薄くしているが、このために固定台からの熱伝導によ
り感度の低下を受け易くなる。マリンらの従来技術にお
いても、熱的もろさを防ぐために長い/リコンの細片が
用いられているが同様に固定台の影響を受けてしまうこ
とになる。
本発明の2番目の長所は、広い流速レンゲにわたって、
熱感知セッサ22と24の温度の差の直線性がよい点に
ある。従来技術においては、この温度の差は、流れ速度
の平方根に比例している。
この依存性のだめに、放物線的な出力特性として知られ
ているように、流れ速度がVのときに流速がある値変化
すると、2つのセッサの温度の差は増分特性であるから
、流速が速くなるほど変化は小さいものになってし甘う
。その結果、電子回路のノイズやドリフトによって誤差
を受け易くなるのである。本発明は流速の変化に対して
の出力特性の直線性が良好であるとともに、例えば0〜
1016cn1/秒あるいはそれ以上の流速領域で得ら
れる電気出力信号が増巾しないでも大きく取れるため、
速い流速測定においてもドリフト等による誤差をほとん
ど無視できる程度にまで減らすことができる。本発明に
よるセッサの、流速に対するこの温度差の典型的な出力
特性を第8図に示す。
この図には合わせて、ヒューイノングらのセッサのqJ
j性も比較のために示しである。
具体的な実施例として前述したように、本発明のセッサ
において、ヒータ26の全抵抗値ハ第4図に示した回路
により、任意の周囲〃1度において一定となるように1
駆動される。上述したような直線性のよい特性は、ヒー
タ26の近傍の温度分布に傾斜がある領域(第7図参照
)の大部分をカバーするように十分広くまだ適切に配置
されだ熱感知センソ゛22と24を用いることで得られ
る。
このような構成にあって、熱感知セッサ22の内F5V
sエッヂ76は、ヒータ26の近接エッヂ78に極めて
隣接(例えば5μのAdit +11 ) して配置さ
れている。空気の流れがないとき、近接工、デフ8から
この程度離れた近傍の空気温度はほとんど近接工、デフ
8の温度に一致する。具体的実施例として、熱感知セッ
サ22と24はおおよそ100/LのTl+を有してい
ることから、熱感知セッサ22の外部エッヂ80はヒー
タ26の近接工、デフ8からおおよそ100μ離れて配
置されている。空気の流れがないとき、この100μ程
度離れた位置での空気温度は、ヒータ26の温度より周
囲の空気温度すなわちノリコン基板の温度に近いものと
なる(第7図参照)。このため、熱感知セッサ22の外
部エッヂ80は、遅い空気の流れ速度でも簡単に/リコ
ンの基板20の温度近くに冷やされてしまう。一方、熱
感知セッサ22の内側部分はヒータ26により密接に熱
的に結合されているので、周囲の空気温度まで冷やされ
るまで、速い空気の流速に容易に応答する。熱感知セッ
サ22の各々の格子部からの温度変化効果が合成される
と、1)IIXれの上流に位置するこのセッサのθ花速
に対する温度特性は、広い流速レンゲにわたってより一
定なものとなる。この特性は、はぼ従来技術の場合に相
当するヒータの工、デから離れたいかなる位置にある1
つの点あるいは1つの線形素子による特性と、対照をな
すものである。本発明の望ましい具体例により実測され
た熱感知センサ22の、広い流速レンゲにわたってのこ
の直線性のある温度特性を第6図に示す。
流れの下流に位置する熱感知センサ24については、空
気の流れによる熱伝達により抵抗値の増加が発生ずるが
、上流に位置する熱感知セッサ22の空冷による抵抗変
化よりは小さいものである。しかし本発明では、熱感知
センサ24の内部エッヂ8’lとヒータ26の近接エッ
ヂ86との間隔id 5 /l 、熱感知センサ24の
外部エッヂ88とヒータ26の近接エッヂ86との11
」]隔はおおよそ100μと、(iL来技術に比べて近
接しているので、ヒータ26から熱感知セッサ24への
空気の流れによる熱伝導は広い流速レンゲにわたって効
果的なものとなっている。主に?と気スイース;う0に
よるこの効果的な熱伝達と熱感知センサ24の熱的絶縁
により、広い流速レンゲにわたって、6ii;速の増加
とともに熱感知センサ24の温度が太きく」ニガ、する
ことになる。本発明の望捷しい具体例により実測された
、下流に位置する熱感知セッサ2・1の流れ速度に対し
ての7副度変化を第6図に示す。
上流に位置する熱感知センサ22と、下流に位置する熱
感知センサ24の流速に対する特性を合成すると、第8
図に示す特性が得られる。この図から、ヒュイノングら
の従来技術の特性カーブと比較して、広い流速レンゲに
わたって直線性がある点、そして大きな信号レベルが得
られる点がわかる。
本発明のセッサの流れ速度に対して大きな出力特性を有
するという利点の1つとしては、+ノサ寿命を長くし乱
流の影響からのがれるために01[、れ速度を減するこ
とが望1れているような分野への適用を促進させるとい
う点がある。また本セッザでは、空気の流れがノリコン
基板面に乎行となることと、シリコン基板面上に流れの
遅い表面層が形成されるので空気の流れの速い領域は実
質上この表面層から離れることになることから、薄膜の
熱感知センサ22.24及び薄膜ヒータ26は、空気に
含まれる粒子の衝突による損傷からまぬがれることがで
きるという利点もある。
第2図において図式的に表わした熱感知セッサ22.2
4及びヒータ26を、一実施例である第9図に詳細に示
す。開口部82ば、後述するエツチングを容易とするた
めに窒化ノリボン内に刻まれる。す〜ド部92と・ぐ−
マロイ板90は、フィルム部月32と34上における対
称的な熱伝達特性を保証するために対称的に作られる。
この実施例では、薄膜部材32と34の大きさは、おお
よそ中150μ、長さ300μである。熱感知セッサ2
2.2/I及びヒータ26の厚さは008μであり、熱
感知セッサ22,24の抵抗値は740Ωで、ヒ〜り2
6の抵抗は840Ωである。熱感知セッサ22.24の
大きさは、おおよそ+1] 100μ、長さ175μで
ある。前述したように、熱感知セッサ22と24はヒー
タ26から1ライン巾(5lL)分、離れている。すな
わち、熱感知セッサ22の内部工、デフ6はヒータ26
の近接工。
デフ8から511.熱感知セッサ24の内部エッヂ離れ
ている。本発明の他の実施例については、特に述べない
ならば熱感知セッサ22.24及びヒータ26の厚さは
008μであり、格子を形成する線の巾は5μで線間の
距離は511であり、この格子は80%の二、ケルと2
0係の鉄からなるパーマロイで構成されているものとす
る。本発明に述べられている他の寸法と同様に、これら
の値は実際のデバイスにおいて使われた適切なものでは
あるが、アゾリケー/ヨンに応じて変えるべきものであ
るからして、これに限定するものではない。
本発明の他の実施例を第10図に示す。第9図に示され
る実施例と同様に、第10図に示す実施例も、空気スペ
ース30f:架橋する32A、3/IAとラベル千jけ
された2つの薄膜部材から構成される。そして、分割さ
れたヒータ26Aが用いられておす、薄膜部材32Al
にこのヒ、−夕26Aの半分が薄膜部材34. A上に
このヒータ26Aの残り半分が配置される。セッサ22
A、24Afd、前述した熱感知センサ22.24より
狭く、その大きさは、おおよそrlJ90μ、畏さ17
5μである。その上、セッサ22Aと24Aは、ヒータ
26Aから25μと、前述した実施例よりも離れて配置
される。すなわち、セッサ22Aのエッヂ76Aはヒー
タ26Aのエッヂ78Aから25tt。
セッサ27IAのエッヂ84Aはヒータ26Aの工7ヂ
86Aから25μだけ離れて配置されている。
この実施例では、薄膜部月32A、34Aの大きさは訃
およそ中150μ、長さ350μであり、セッサ22A
、2/IAの抵抗値は670Ωで、ヒータ2(3Aの抵
抗値は840Ωである。史に第10図の実施例において
は、薄膜部′At 32 Aと、34Aは、・ぐ−マロ
イ板96によって強化された連結部94により連結され
る。この連結部94は、薄膜部4A 32 Aと34A
を同一平面」二に保つだめの役割を果す。ソー1゛部9
2Aは、勤膜部月32A。
:3 lI Aの中心部の強度を増すために、薄膜部利
32A、34Aの中心線に沿って配置される。
T’ (Ii!i実験によれば、同じ流れ速度について
みるならば、第10図の実施例の出力は、第9図の実施
例の出力より約100%も太きいものであった。
しかしながら、これらの実験において、第9図の実施例
は第1図に示すようにチ、〕の中心位置に配置させたが
、一方第1.0図の実施例はヂ、ノの、7#Aに配置さ
せた。そのため、第11図に示すように空気スペース3
0Aの上流部分が開かれるが、あるいは第12図に示す
ように空気スに一ス30AAの下流部分が開かれること
になり側壁により遮られないので、空気がより流れ易く
なってしまうことになる。第11図の配置例と第12図
の配置例ては、とちらもチップの中心に配置する第9図
の配置6゜例より出力特性は大きくなるのであるが、第
11図の方が第12図よりもかなり大きな出力を示した
。第10図の実施例が第9図の実施例より大きな出力を
/]ミした点について、配置4位置の違いからきている
のか、設言1」二の違いからきているのか、あるいはそ
の両方が関与しているのか、いまだ判明していない。第
11図の実施例においては、基板2OAの先端エッヂの
少なくとも一部分を取り除くという変更ができることを
古き留めておく。
すなわち、例えば基板2OAの部分118を線120の
ところまで取り除くことで、1’−4I膜部利32Aの
先端エッヂの露出を大きくさゼでいくといったことであ
る。そして、第11図の実施例が、チップの中心に配置
された第9図の実施例よりがなり大きな出力」も性を示
したことについては、少なくとも以下に示す2つの観点
から説明され得ることを届き留めておく。第1の点は、
ii」述したように第1I図の実施例では空気ス綬−ス
30Aの上流部分が開かれるので、側壁によって遮られ
ない流れを受けることになるからである。このように、
この薄膜部月32Aと34A、特に32Aの先端エッヂ
部はより流れを受け易くなることになる。吊2の点は、
第19図に示すように、/リコノ基板20Aの先端エッ
ヂから始まる自由流速包絡線37Aが、第18図に示す
/リコノ基板20の先端エッヂから始まる自由流速包絡
線37より、薄膜部拐32 A 、 :34Aを高速の
流速に近く置いていることがわかる。包絡n涙37の場
合、第18図に示す薄膜部層32.34は、第19図に
示す薄膜部層32 A 、 34 Aに比べ速い流れ速
度に対して速くなることから、速い流速に露出されるこ
え とも少なくなる。
第13図に示す実施例では、セッサ22c。
24Cとヒータ26Cば、空気スに一スを架橋する別々
の薄膜部材上に配置されている。この実Mj例では、ヒ
ータ26cはセッサ22C,2/lc’の近い方のエッ
ヂから50μ離れて配置される。すなわち、ヒータ26
Cの工、デフ8Cはセッサ22Cの工、デフ6Cから5
0 /4、L−タ26cのエッヂ86Cはセッサ24C
のエッヂ84Cがし50μシフ111れて配置される。
この実施例では、セッサ22C,2/IC及びヒータ2
0Cの抵抗値Q;11000Ωで、大きさはおおよそr
l」I 35μ、長さ150μである。そして;3つの
架4g @1(の人ささばおおよそ+1] 150μ、
長さ3GOμである。・ぞ−マロイ板90Cは薄膜部利
の強;シtζ゛ j〜だめと、リード部92Cからみて
架橋部の両端の熱伝達特性をほぼ同じものとするために
加えられる。
第13図に示すセンサの出力特性tよ、第9図及びPA
IO図に示すセッサの出力特性よりかなり小さなもので
あった。これは、ヒータ26Cとセンサ22C,24C
との間を50μと広げたことと、セッサの11]を大き
くしたことでセンサとヒータとの中心線の距断1が広が
ったことに起因していると考えられる。従って第13図
の実施例と関連づけて第7図を参照するならば、セッサ
22Cと24Cの中心線は適切な距離D1.D2よシか
なシ離れて配置されることになり、その結果、一定の流
れ速IWにおいてセッサ22Cと24Cとの間で得うれ
る平均的温度差はかなり小さくなってし捷うのである。
第7図に関連して前述したように、1つのセッサ全体に
わたっての△T1の平均値と、1[1方のセッサ全体に
わたっての△T2の平均値の合剖値を最大にするように
することが重重しい。これは理想的には、抵抗値は非常
に小さなものとなるが非常に狭いセッサエレメントを使
うことで、最も適切に実行できるであろう。しかしなが
ら実用的な回路的考堅から、センサの抵抗値は少なくと
も100Ω以上は要求され、700Ωから100.0Ω
の間にあることが望ましいのである。この要求と、薄膜
部相構造の長さにかかる実際的制限と、電流密度上の制
限と、これらと関連する抵抗素子の薄膜の厚さとを結び
つけると、適当な抵抗値を実現するために、セッサ格子
の巾は少なくとも75μは必要であるということになる
。これらのことから、重重しい実施例のセッサの巾はそ
れ程狭くできなくて、多少の[IJを有することになる
第7図に示された理想的な温j(カーブ上のΔ′Nの平
均値と△T2の平均値の合計を最大にするためには、[
1]が75μかそれ以上という結果となったが、センサ
のエッヂをヒータのエッヂに近つけなくてはならないた
め、第9図の実施例において、窒化シリコンの空間を通
してヒータからセッサのエッヂに伝わる重重しくない熱
は無視できるものではなくなる。従って出力特性も最大
となろうというものよりは小さくなってしまう。5μと
いうわずかなスペースにしたことにより、実4川された
出力特性は従来技術の3〜5倍であったが、第10図の
実施例の出力特性とはほとんど同じかむしろいく分小さ
なものであった。これらの考察の結果から次の結論が導
き出される。実施例において、他の寸法を等しいま捷に
して窒化シリコン膜の厚さ08μを厚くすると、流速に
対する出力特性が大きく低下することになる。これは、
厚さを増すと、これを通しての熱伝導が増加することで
、セッサはヒータにより密接に熱的に結合されてし甘う
ことになるからである。
第13図の実施例の考えられる欠点としては、ヒータと
2つのセンサが空気ス4−スを架橋する別々の薄膜部利
上にあることから、製造過程を通しての色々外線類の物
理的変形といっだもので、ヒータとセッサの1部が同一
平面でなくなりがちになることにある。この欠点に、第
9図及び4410図の実施例では実質上無視てきるもの
であることに11慈しておく。すなわち、各々のセッサ
はI■接同−薄膜部利上にあるヒータの一部にl!+’
i (/Aするので、ヒータとセンサはほぼ同一平面上
にあることが保証されるのである。
第14図に示す実施例において、連結部94I〕によっ
て連結された薄膜部月32D、34Dは、各々その上に
ヒータ26Dとセッサ22D、24Dの半分ずつを直列
に配置して、空気ス被−ス上に架橋されている。センサ
22Dと24Dの1.4b 的バランスを保証するため
に、・や−マロイ(D格子22 D。
2、ID、26Dと)e −マaイ板90D、90DD
及びリード部92Dは、1800の回転対称を有してい
る。ノe−マロイ板90Dは、薄膜部拐の中lシ・線に
沿った強度を増すために設けられ、・p−マロイ板90
DDld薄膜部利の中心線に沿った強度を増すとともに
、対称的な熱伝達特性を惟えるだめのものである。この
実施例において、空気の流れは、今まで述べた薄膜部材
の横方向に沿って合わされる実施例とは異なり、典型的
にはlし1膜部利の長さ方向に合わされる。セッサ22
D、24Di”;II。
比1.&的狭く、各セッサの半分の大きさは+i> 7
5μ、Iuさ+35μである。ヒータ26Dのエッヂと
セッサ22D、24Dは25μ離されている。各薄膜部
材上に、セッサ22D、24D及びヒータ26Dの半分
ずつをもたすことが、同一平面を保証することを助けて
いる。第14図の実施例において、各薄膜部材の大−き
さけ中150μ、長さ480ノtてあシ、ヒータ26D
の抵抗値は]300Ωで、−Lン+J−22D 、 2
4 Dty)抵抗値UI050Ωである。この実施例の
流れに対する出力特性は、前述した実施例に比べて小さ
なものである。これば、7(47膜部拐の下の空気の流
れが比較的小さいことと、センサが空気ス被−スの壁に
ょシ近いためシリコン基板と熱的により密接に結合され
ていることに起因している。
第15図に示す実施例では、空気スに一スを架橋する薄
1模部月Qi1つにより構成されていて、流、f′Lは
典型的+/Cは薄膜部利の長さ方向に合わされる。
この薄1厘部月の太きさはおおよそ)l’J ] 50
μ、長さ480μであり、ヒータ25Eの抵抗値は71
0Ω、センサ22E、24Bの抵抗値は440Ωである
。抵抗値が小さい点と、エレメントが1つの薄膜部利上
に配置されている点を除けば、この実施例は実質的に第
14図の実施例と同一のものであり、ノ9−マロイ板9
0Eとリード部92EEは薄膜部旧の中心線に沿った強
度を増し、リード部92Eと92 g FJは180°
の熱的な対称性を与える。
今捷でに述べた実施例では、ヒータと2つのセンサは互
いに分離された電気エレメントであった。
これに対して、第16図と第17図に示される流速セン
サは、単一の抵抗格子から構成されている。
そしてこの格子は、これから述べるように、ヒータとし
てばかりでなく2つのセッサとしても丁a能するのであ
る。すなわち、第16図に示す実施例は、電圧取出し口
98,100を有する′電気的抵抗性の格子26Fから
構成され、この電圧取出し口は、全抵抗の各々の終端と
における抵抗区間の電圧の測定f:可能としている。図
示されている′電圧取出し口98 、1.00は、14
本からなる格子の各々の両端の4本の格子線を取り出し
ているが、これに限らず望む倒木の格子線数を取出すこ
とも可能である。史に、取出し部分と非取出し部分(中
火部分)との間の空間も、斥されている1本線「1]の
空間から変更することも可能である。
図に示されているように、電気的抵抗性の格子26Fは
、薄膜部月32Fの中央の面積のほとんどを占めている
。格子26Fの格子線は、薄膜部拐32Fの長手方向に
対して平行に配置される。
格子2 (i Fの全抵抗値は151OΩで、電圧取出
し1コ98.+00id、全抵抗値の両終端とにより区
切られる330Ωの抵抗区間の測定を可能とならしめて
いる。格子26Fを空気スペース30の上に支持する薄
膜部4′A’ 32 Fの大きさは、図示された実施例
においては、おおよそIt−J ] 50μ、長さ40
07cである。パーマロイ板106と108は電気的に
絶縁されていて、薄1戻部利32Fを強化するために使
われている。
第14図、第15図、1g17図に示された実施例にお
いては、ヒータと士ノザは薄膜部制の長手方向に?L)
って配置されており、空気の流れも図示されているよう
に典型的には薄膜部制の長手方向と平行になるように配
置される。空気の流れが励膜部月の4.7.li方向に
合わされたとき表面の形状で小さな乱流が発生ずるri
丁化性があるのに対して、これらの実施例の長所は、こ
の小さな乱流を引き起こさない連続的な表面を保証する
ということにある。第14図の実施例に関連して述べた
ように、空気の流れを薄膜部材の長手方向に合わせる実
施例の考えられる欠点としては、空気の流れを薄膜部月
の横方向に合わせる実施例と比べ、薄膜部利の下の空気
の流れが小さくなることである。
ソー88部102.104を第4図に示すような回路に
接続することで、格子26Fは、周囲より約200℃高
い温度にと自己加熱されることになる。そのような温度
においては、格子2 Gf=”の全抵抗値はおおよそ2
500Ωになる。空気の流れは典型的には博1摸部材3
2FのIi4方向に向けられるため、下流側よりも」二
煎、側をより冷やすことになる。2つの電圧取出しロス
間が同一であるとするならば、空気の流れがないときは
、電圧の差は0である。空気の流わがちるときに!・よ
、2つの電圧取出しロス間に温度差が生じるためflr
c抵抗1直に差か4Lじ、電圧差がづ1ζ生ずる。この
14辺E差が空気の流れ速度に対応するセッサの出力と
なる。
417図に示される実施例は、抵抗性の格子26 Gの
格子線が薄膜部月32Gの中ノし) 14i1に対して
直交するように配置されている点と、空気の流れが典型
的には薄膜部拐32 Gの中上・線に対して平行に向け
られている点を除けば、第16図の実施例と実質的に同
一のものである。第17図の実施1夕11において格子
26Gの全抵抗値は1420Ωで、電圧取出し1198
 G 、 100 Gと全抵抗値の各終端との抵抗区間
の抵抗IlO′はll 20Ωである。
・J’y 、10図及び4λ171ン1の実施例の格子
の全抵抗値は、典型的には約25℃において、おお」:
そ500Ωから2 +) 00ΩのψL1.Iノlの値
にある。全抵抗値の各終yii:と電圧取出し11との
1!(抗区間の]」(抗値は、典型的にケよ格子の全抵
抗値のおおよそ20%から40%の・1(1χ囲の値に
ある。この実施1夕11に71ミされたその他の・やラ
メータと同様に、これらの・やラメータの値も一例にす
きず、これに限定するものではない。
こitに竹わる流床センサのイ1へ成としては、空気ス
波−ス30を横切る1つあるいは複数の薄膜部月に吊ら
される、2つの自己発熱性の抵抗素子を有するものが考
えられる。ここで1つの抵抗素子は他の抵抗素子に対し
て下流に置かれ、どちらの抵抗素子もヒータ及びセンサ
として交互に働くように構成される。すなわち、上jt
i:の抵抗素イが周囲に対して一定温度置くなるように
熱せられると、下流の抵抗素子の温度が検出される。そ
して2つの抵抗素子はその哉能を交代し、その1)11
にセンサとして働いた抵抗素子が今度は周囲に対して一
定l晶度高くなるように熱せられ、残りのもう1つの抵
抗素子の温度が検出されることになる。このように2つ
の抵抗素子は各々、自己発熱モー1・゛と温度検出モー
ドを交互に切換えていく。すなわち、抵抗素子が温度検
出モー1゛にあるときは、自らの発熱によって熱せられ
ることQまなく、自己発熱モードにある他の抵抗素子に
よって熱せられることになる。自己発熱モードで同じ温
度に熱せられるようにされているならば、空気の流れが
ないとき、温度検出モードにおける各々の抵抗素子は、
はとんど同一の温度に熱せられることになるであろう。
このように、空気の流れがないという状態のもとでCよ
、2つのi+ルス化された温度信号の差はほとんど0に
なる。そして空気の流れがあるときには、下流の抵抗素
子は上流の抵抗素子よりも熱せられることになることか
ら、2つの抵抗素子の温度信号に有意な差が生じ、その
結果、流れ速度信号が得られることになる。
他のこれに替わる速度センサの構成としてば、空気ス被
−ス30を横切る1つあるいは複数の薄膜部拐に吊らさ
れる、3つの抵抗素子を有するものが考えられる。ここ
で中央の抵抗素子は自己発熱され、隣接する抵抗素子は
自己発熱しないようにしておき、しかも中央の抵抗素子
は、自己発熱の温度パルスの増加と減少が電流・ξルス
の也」二と底において熱的な平衡に近づくようなパルス
中と間隔を有する電流・ξルスによって発熱されるよう
構成される。ここで典型的には、この・ξシス11]と
・Pルス間隔は等しく設定される。センサとして働く2
つの抵抗素子は、空気を介しての熱伝達により発熱・や
ルスに対応するものを感知する。すなわち、先に述べた
ように空気の流りに影響されて、発熱パルスυよセンサ
素子内に対応する発熱・ぐルスを引き起こす。抵抗素子
をパルスで発熱させるだめの回路は、一定の温度で発熱
させるいわばDCモードに要求される回路よりはかなり
複雑となるが、応用上いくつかの利点が得られる。例え
ば、この構成の流速センサの出力は、実際−ヒ、2つの
セ7ザ累子によって感知される温度・ぐルスに対応する
電圧・ξルスを引き算することによって得られる。すな
わち、2つの交流パルスの差が出力されることになる。
このような交流成分の出力は、流速センサと信号処理回
路との間に電圧絶縁が要求されるようなときには、都合
がよい。他の利点としては、センサとして働く2つの抵
抗素子の抵抗値のわずかな変化の違いにより引き起こさ
れる流速測定の誤差を小さくすることができるという点
がある。この抵抗値の変化の違いは、例えばセンサの汚
れとか酸化の違いにより引き起こされる。
2つのセンサの交流電圧の差をとることによって、こう
いう誤差はなくすことはできないが小さくすることはで
きることになる。なぜなら1.差をとることによって、
酸化とか?5れとかによるセンサの抵抗値の変化は、抵
抗値そのものの変化としてではなくて交流・ぞルスのわ
ずかな変化としてとらえられることになるからである。
これから、出力の電比誤差の大きさは、おおよそ、セン
サの・ぐルス抵抗値に対する抵抗値の比と等しくなる因
子寸で減少させられることになる。この因子の大きさは
調べたところでは、第9図の実施例のおおよそ2の値か
ら他の実施例のおおよそ1oの直重で広がっている。−
Pルスモ−1゛の使い方は応用上望ましいのであるが、
信号処理回路が複雑になることから、本発明の実施例に
おいては必ずしも必要なものではないし典型的には用い
られていない。なお・ξルスモードの動作では、・モル
ス的に熱するプこめにヒユーレッド・クッカー1゛社の
3310というノア/クン、ンノエネレータを用いた。
そのような回路は、ノリコノのj、l>板20上、すな
わち領域116において集AJIi化させることがり能
である。
本センザを製造するプロセスには、(100)の結晶面
を有するノリコンウニ・・−が用いられ、これの表面3
6には窒化シリコンの絶縁層29が形成される。この絶
縁層29は典型的には、+ooo;jの厚さであり、普
通の低圧ガス放電のスバ、タリング技術によりイ」着さ
れ形成される。次に、典型的には80%の二、ケルと2
0%の鉄からなるパーマロイの一様な層を、800Xの
厚さをもって窒化シリコン膜上に、ス・や、タリングに
ょ9伺尤させる。
適当なフォトマスクとフォトレノストトエッヂンダ液を
使うことにより、第2図の22 、24 。
26.38に示すような・ぐ−マロイのユレメノトが描
かれる。
そして2番目の窒化7リコノの絶縁層28が、ス・やツ
タにより付着される。この層の厚さは典型的には4oo
oXであり、抵抗素子を酸化から防ぐために形成される
薄膜部材32 、3 llを形成するだめに、開1−1
部82(他の実施例でd二82A、)i2C,82D。
etcとラベル付されている)が、窒化シリコンを通し
て(100)結晶面の7937表面寸で工。
チングされる。開口部82の大きさは、はとんど股引上
の選択の問題である。破線114(他の実施例てtま1
14A、II/IC,]、]、4D、etcとラベル刊
されている)が空気ス被−ス3oのおお上その形状を表
わしている。
最後に、窒化ノリコノをいためない異方性の工7チノダ
液を使い、制御された方法により、薄膜部+A’ :3
2 、34の下のシリコンをエツチングする。
工、チンダ液としてu、KOHとイノプロノ々ノールア
ルコールを混合したものが適している。空気スに一ス3
0の傾斜面は、エノチンダ液に対して抵抗性のある(1
.1+)あるいは他の結晶面により四重れている。空気
スペース3oの底面は、工。
チンダ液に対してほとんど抵抗性のない(100)結晶
面であり、薄膜部A’A 32 、34から一定の距離
すなわち125μの深さの位置におかれている。
この深さは、エツチングの時間を加減することで実現さ
れる。空気ス4−スの深さを制御するだめに、ホウ素を
ドープしたようなエツチングを停止させるスト7ブ層を
用いることもできるが、本発明の形成には特に必要では
ない。エツチングの時間を加減することで、空気ス投−
ス30の深すは約3μの精度もしくは約2%で制御でき
ることになる。この精度が、薄膜部材を取り囲む空気ス
綬−スの熱伝達特性と、空気の011.れ速度に71す
るも性の正確な再現性を導き出すことになる。
第3A図に示されるような片持ちば−りの薄膜部材の下
や、第3図に示されるような架橋する薄膜部材の下を有
効的に削りとるために、第2図に110として示される
薄膜部月34の[α線エッヂは、シリコンの[+、 I
 O]結晶軸に対して0でない角度112をもって配置
される。(本発明においては、薄膜部月の直線エッヂも
しくは軸を、シリコンの[110]結晶軸に対しである
角度で配置するという内接も含んでいるが、A’f I
反部月の工7ヂを直線に形成しない、もしくは軸が容易
に決定で@ないような形に薄膜部相を形づくることもあ
りうる。しかしながらこれから述べるように、薄膜部H
の配置は、このアンダーカットを最小時間で実現するよ
うな角度をもって配置される。)角度112をほぼ45
°とすることによって、薄膜部利の下を削シとる時間は
最小とすることができる。す」に角度を0°としないこ
とで、第3図に示されるような両端が接続しているブリ
、ヂの製作がi’jJ能となるのである。すなわちこの
ような架橋する薄膜部旧ば、薄膜部旧の直線エッヂをほ
ぼ[] 10 ] 11N+1方向に配置させだのでは
形成することができない。これは薄膜部旧の直線エッヂ
が[: 、+ 10 ] :111+方向に配置されて
いると、この直線エッヂに沿ってさらされる(++])
結晶面に対して、異方性のエッヂノブ液が削りとってい
かないことからきている。
角度112を/I 5°にすると、半導体と畜膜部旧と
の支持境界面をすばやく丸め、平たんにすることになる
。これにより、45°に角度を持たない場合に発生する
窒化シリコンの絶縁層29の下の2つの(II+)結晶
面の交差点における応力集中点をなくすことができる。
前述したように、いくつかの応用例においては、2つの
薄膜部4Aを連結手段を用いて連結することが望ましい
。(この連結手段としては、例えば第10図の連結部9
4や第14図の連結部94. Dを参照)。第10図に
おいて、連結部94は、各々の蔭膜部制と空気スペース
30の底との間のス(−スを一様に保つように働く。す
なわちこれらの間の熱伝達特性の一様性を保つとともに
、デバイス内での特性の均一性を補助するのである。同
様な理由により、前述したように1つの薄膜部4J上に
は、抵抗素子を1つもしくはそれ以上の素子を配置する
か、1つの素子と他のエレメントの一部を同時に配置さ
せた方が好都合である。(第1゜2.9,10.11,
12,14.15図参照)。
第9図の薄膜部材32と34の架搗部の両終瑞にみられ
る小さな工、チング用の長方形の開I」部82は、薄膜
部旧32と34の下の/リコンの基&20のアンダーカ
ッl’tより形成しやすくするために設けられる。しか
しながら、このような小さなエッヂング用の長方形の開
1」部82がなくても、セッサの性能はMini足され
る。
第3図及び第3A図には、第11図及び第5図に示され
るような回路の集積化のだめの領域116も示されてい
る。これらに示された実施例において、薄膜部旧の典型
的な大きさは、r’lJ ] 27μ〜178μ、長さ
25 lf It〜508μ、厚さ08μ〜12μであ
る。典型的には・ぐ−マロイからなる、熱感知セッサ2
2,24、ヒータ26、比較抵抗38は、おおよそ80
0人(典型的には800Xから] 600 Xの間にあ
る)の厚さで、その抵抗1直は室t!Mす寿わち20〜
25℃において、おおよそ200Ω〜2000Ωの1t
11にある。なおノぐ−マ[1イの抵抗値は、flir
t度が(i温から400℃になると、おおよそ3倍の値
に上昇する。パーマロイ格子の線11]は約5μで線間
も約5μとすることができる。空気スペース:30の深
さは典型的には125μであるが、この深さはおおよそ
25μから250μの間で容易に変えることができる。
7リコノの基板20の厚さは、典型的には200μであ
る。
以上に示したこれらの値は一例にすぎず、これに限定す
るものではない。
薄膜部旧の大きさが」二連の典型的なものであると、熱
’IJ−’ltcは非常に小さなものとなる。薄膜部旧
とヒータと熱感知セッサの熱容量が極めて小さい点と、
これらが窒化シリコン層という薄い絶縁手段により基板
に支持されることで熱的に絶縁されている点と、これら
を取り囲む空気スに一部の存在により、応答時間は非常
に短いものとなる。実測されたところでは時定数は0.
005秒であった。
したがって熱感知セッサが空気の流れの変化に対して非
常にすばやく応答できる。また、望むならばヒータを5
0 Hzもしくはそれ以上の周波数で・ぐルス的に駆動
させることも用油となる。
ヒータ26の動作温度は、典型的には100℃〜400
℃の間に設定されるが、望ましい動作温度としては周囲
に対しておおよそ2 (l O℃高く設定する。パーマ
ロイ素子を用いるならば、これはわずか2〜3 mWの
電力にて実現できる。こういう電力レベルであれば集積
回路で対応できるので、前述したように望むならばセッ
サとともに同じブリコン基板上に製作することも1丁能
である。
25℃において600Ωから1000ΩのI+41の抵
抗を有するヒータ抵抗素子を使うならば、2〜3Vの電
圧、2〜3 mkの電流を用いることで適切な動作温度
になるための電力消費を与えることになる。父、本実施
例において、パーマロイのヒータ素子の抵抗値を600
Ωから1000Ωの間に選択したのは、エレクトロマイ
グレーンヨノによる素子の損傷という因子もあるからで
ある。エレクトロマイグレーンヨンとは、電流密度があ
る臨界値を越えるとき、物質の移動によって引き起こさ
れる導電体内部の損傷メカニズムであり、温度に依存し
ている。・や−マロイに関してのこの臨界1直は25℃
において]、OX]OA/cmのオーダである。望まし
い実施例として、ヒータ素子の抵抗値は典型的には60
0Ω〜1000Ω、線d]ば5μ、そして厚さは0.0
8μに設定されているので、電流密度は実質的に約0.
6 X ] O17cmより小さなものとなる。この程
度の電流密度では、エレクトロマイグレーショノは有害
な因子ではない。
工業上で用いられている標偲の温度セッサのインピーダ
ンスは100Ω程度である。しかしながら本発明の目的
からして、そのような小さい抵抗値のセッサは、本発明
の実施例において用いられている25℃で(う00Ω〜
1000Ωの抵抗値を有し厚さがおおよそ0.08μの
ものに比べて、望ましいものではない。例えば、製造す
る上で、上流と下流に位置する2つの熱感知セッサの抵
抗値は01係の程度の精度で一致させることが望ましい
。この一致は、より高い抵抗値を使うことでより容易と
なる。その上より高い抵抗値のセッサを用いれば、ノリ
コンチアゾ上のリード部に関係する抵抗値の違いといっ
た重重しくない影響も減することができる。更に、空気
の流れがわずかに変化したことによる電圧の変化を、小
さな電流で正確に得るようにするだめには、より高1/
−1抵抗を使うことが必要となってくる。加えるに、小
さな電流を使えば、熱感知セッサ自身の自己発熱を避け
ることができる。この場合、この熱感知セッサの自己発
熱は、ヒータの熱の場を変化させ、空気の流れに対する
温度感度を減少させるのであるが、そうひどい影響とは
ならない。加えるに、熱感知センサに流れる電流が大き
くなると、空気の流れかないときの2つのセッサの間の
色々な不一致といった望ましくない影響を大きくしてし
まうことになる。
製造上の目的からすれば、ヒータと熱感知セッサの両方
の・ぞ−マロイの厚さを同じに選べば、より+vjjt
Wになり、より経済的になる。この観点から、前述した
ように本実施例でも、ヒータと熱感知セッサの抵抗値は
、典型的には008μ厚の・ぐ−マロイにより似たよう
な値であるとともに容易に実現できる値となっている。
沢山の4画中の応用に関しても、本発明の望寸しい素子
は、前述してきたように、)e−マロイの抵抗素子であ
る。薄膜部制32.3/lが薄い窒化シリコン層に包ま
れているので、ノξ−マロイ素子は空気による酸化から
防がれて、4(10℃を越す温度のヒータ素子としても
用いることが円曲となる。このパーマロイ素子の抵抗の
温度依存性は白金と類似しており、どちらも0℃におい
て400(1ppmの抵抗l晶度係敬をイ1している。
しかしながら、本発明の構造に対しては白金よりも・ぐ
−マロイの方が優れている。白金も温度検知用の抵抗素
子として普通に使われているが、パーマロイは白金のお
およそ2倍の抵抗値を有するという利点がある。
しかも、薄膜状でみるならば、・ぐ−マロイの抵抗(m
+度係数は800〜1600Xの厚さで最大をとるが、
一方、白金は少なくとも3500Xの厚さになってしま
う。が−マロイの抵抗温度係dはおおよそ1600xの
厚さで最大となるが、本発明で800Xf:選んだのは
、抵抗値が2培になる点と、抵抗温度係数も1600X
の値かられずかに小さいにずきないからである。従って
800Xの厚さの・ξ−マロイ素子を用いることで、白
金に要求されるわすか1/8の表面積で同じ抵抗値を実
現できることになる。すなわち、・ぐ−マロイを使うこ
とでヒータとセッサの熱効率を増せるとともに、要求さ
れる表面積を小さくできるので価格も下けられることに
なる。
すなわち、本発明においては、開示したように、・ξ−
マロイ素子は微小構造の温度変化検出セッサ素子とヒー
タ素子の両方に用いられる。
史に・ξ−マロイからなるヒータとセッサを1μイ々度
の1ソさの窒化シリコンの絶縁層中に包み込むことで、
特に高い温度で問題となる酸化の現象に対しての保強膜
を提供している。窒化シリコンの絶縁層は、ノリコン基
板からパーマロイ素子を熱的に絶縁する機能も有する。
そして窒化シリコンは、エツチングに対して高い抵抗性
を有していることから、薄膜部利32 、34の=J−
法を精度よ〈コントロールすることもできる。咀に、こ
の窒化ソリコノのイ1しているエツチングに対して高い
抵抗性の特注から、突気スに一部30の深さを工。
チノグにより25〜250μといったように深くできる
ことになる。この空気ス綬−スは、最も重要である熱伝
達因子を決定する。
以上のように、本発明の望ましい実施例としては、開j
J:、 Lだような微小構造とのかね合いから、・Q−
マロイで熱感知センサとヒータを形1jkする。
窒化/リコノの絶縁層は支持用材料として、寸だ望む構
造を形成するために必要なエツチング時間を実現するだ
めの保護的拐刺として用いられる。
更に前述したように、薄膜部材を/リコノ結晶面に対し
て適切に配向させることで、人工的な工。
チノグ停止手段を便りことなく望む+14造を形成でき
るとともに、最小時間で削りとることがてき妬ことにな
る。史に、異方性のエツチングを用いることで25〜2
50μといった深い空気ス被−スを形成することにより
、抵抗素子を集積化半導体デバイスに普通に配置する方
法に比へて、大きな熱的絶縁か実現されることになる。
本発明の要旨は、実施例に述へてきたものに限定される
ものではない。例えは、熱感知セッサ素子やヒータ素子
はパーマロイに限きるものでIiなく、適切なものであ
れば何でもよい。他の例としては、酸化亜鉛膜のような
焦電型拐料や、薄いフィルム状の熱電対や、半導体材料
のサーミスタ膜や、パーマロイ以外の好捷しい抵抗71
1□h度係敬をもつ金属膜があるであろう。注意しなく
ではいけないことは、本文では時々、測定される流れの
媒体としては空気であることを述べてきだが、本発明は
他の沢山のガス性の物質に対して応用できるものである
ことを加えておく。すなわち、本発明の応用上の目的か
らして、゛′空気″と使われる言葉の意味は、一般的な
ガス性の物質を含んでいると定義することにする。
【図面の簡単な説明】
第1.2,3.3A図と第9〜17図には、本ざ9明の
実施例を示す。第4図と第5図には、本発明に使う回路
例を示す。第6.7,8,18゜19図には、本発明の
l侍性図を示す。 20 一基板、22.24・熱感知セッサ、26・ヒー
タ、28.29・−絶縁層、30 空気ス被−ス、32
.34 薄膜部制。 特許出ノ舶人 ・・ネウェル・インコ−ポレーテ、ド代
理人 弁理士松 下 義治 第3図 2R 第3図△ 第5図 第15図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空気中に保持される薄膜のヒータと、空気中に保
    持されるとともに上記ヒータの対向する両側面に配;ξ
    される1対の薄膜の熱感知センサからなる流速−トノサ
  2. (2) 薄膜のヒータと、1対の薄膜の熱感知セッサと
    、半導体基板からなる流速七/ヴであって、上記半導体
    基板は、上記ヒ−りと上記熱感知セッサのほとんど大部
    分を上記半導体基板と非接触な状態にし、かつ上記熱感
    知センサを上記ヒータの対向する両1!!l而に配置す
    べく、上記ヒータと上記熱感知セッサを保持してなるこ
    とを特徴とする流速セッサ。
  3. (3) 薄膜のヒータと、1対の薄膜の熱感知センサと
    、空気ス波−スを有する半導体基板からなる流速七ノツ
    であって、上記空気スペースを架橋して上記ヒータ及び
    上記熱感知センサを上記半導体基板に接続させることで
    上記ヒータと上記熱感知セッサのほとんど大部分を上記
    半導体基板と非接触な状態にさせるとともに、上記熱感
    知センサを上記ヒータの対向する両1111面に配置さ
    せてなる手段を具備してなることを特徴とする流速セッ
    サ。
  4. (4) 薄膜の絶縁層に包まれた薄膜のヒータと、上記
    ヒータの対向する両側面に配置される刈膜の絶縁層に包
    捷れだ1対の薄膜の熱感知セッサと、柴気ス被−スを有
    する半導体基板からなる流速センサであって、上記ヒー
    タ及び上記熱感知七/−リは上記空気ス橡−スを架橋す
    る少なくとも1つの#膜部相を形成することで、上記ヒ
    ータ及び上記熱感知セッサのほとんど大部分を上記半導
    体基板と非接触な状態にしてなることを特徴とする流速
    セッサ。
  5. (5) 最上表面に形成される空気ス被−スを有する半
    導体基板と、薄膜の絶縁層に包捷れる薄膜のヒータと、
    上記ヒータの対向する両側面に配置される薄膜の絶縁層
    に包捷れる1対の薄膜の熱感知セッサからなる流速セッ
    サであって、上記ヒ−タ及び上記熱感知センサは少なく
    とも1つの薄膜部利を形成するとともに、上記薄膜部制
    は、上記ヒータ及び上記熱感知センサのほとんど大部分
    を上記空気スペース上に保持するために少なくとも1ケ
    所において上記半導体基板の最上表面に接続されてなる
    ことを特徴とする流速セフす。
  6. (6)上記半導体基板は(]、 0.0 )結晶面と[
    :110〕結晶軸を有するノリコンからなり、上記ヒー
    タ及び上記熱感知セッサは上呂己(100)結晶面に対
    してほぼ平行となる平面上に配置されるとともに、上記
    ヒータ及び上記熱感知センサを上記半導体基板に接続さ
    せる上記薄膜部利が、上記(1,10]結晶軸に対して
    0°と異なる角度をもって形成されてなることを特徴と
    する請求の範囲第4または第5項記載の流速センサ。
  7. (7) 上記0°と異なる角度は、はぼ45°であるこ
    とを特徴とする請求の範囲第6項記載の流速センサ。
  8. (8)上記ヒータは、被測定媒体の流れの有無にかかわ
    らず、周囲温度より一定の高い温度で駆動されてなるこ
    とを特徴とする請求の範囲第1.2゜3.4またけ第5
    項記載の流速センサ。
  9. (9) 上記ヒータは、パルスモードで駆動されてなる
    ことを特徴とする請求の範囲第]、2.3゜4または第
    5項記載の流速セッサ。
  10. (10) 上記熱感知セッサは、上記ヒータにびったシ
    と隣接させて配置されてなることを特徴とする請求の範
    囲第]、 、 2 、3 、4または第5項記載の流速
    セッサ。 (1υ 上記空気ス被−スは、その1部が1111壁を
    欠いていることを特徴とする請求の範囲第3.4捷たは
    第5項記載の流速セッサ。 0諺 上記薄膜部拐は2つからなり、かつ上記各薄膜部
    拐は上記1対の熱感知セッサの各1つと上記ヒータの1
    部から構成されてなることを特徴とする請求の範囲第4
    または第5項記載の流速セッサ。 03 全抵抗値を有する抵抗素子からなる流速セッサで
    あって、上記抵抗素子は2つの電圧取出し[]を有し、
    上記各電圧取出し口は全抵抗値の各終端との間で区切ら
    れるセッサ抵抗区間の電圧の測定を可能とならしめるよ
    うに構成されてなることを特徴とする流速セッサ。 0→ 全抵抗値を有する薄膜の抵抗素子と、半導体基板
    からなる流速セッサであって、上記抵抗素子は2つの電
    圧取出しに1を有し、上記各電圧取出し口は全抵抗値の
    各終端との間で区切られるセン型抵抗区間の電圧の測定
    をoJ能とならしめ、かつ上記セッサ抵抗区間を上記セ
    ッサ抵抗区間を除いた上記抵抗素子の対向する両側面に
    配置せしめるとともに、上記半導体基板は、上記抵抗素
    子のほとんど大部分を上記半導体ノ、(板と非接触な状
    態に保持してなることを特徴とする流速セッサ。 (IG 全抵抗値を有する薄膜の抵抗素子と、空気ス浸
    −スを有する半導体基板からなる流速セッサであって、
    上記抵抗素子は2つの電圧取出し口を有し、上記各電圧
    取出し口は全抵抗値の各終端との間で区切られるセッサ
    抵抗区間の電圧の測定を可能とならしめ、かつ上記セン
    サ抵抗区間を上記セッサ抵抗区間を除いた上記抵抗素子
    の対向する両側面に配置せしめるとともに、上記空気ス
    被−スを架橋して上記抵抗素子を上記半導体基板に接続
    させることで、上記抵抗素子のほとんと大部分を上記半
    導体基板と非接触な状態にせしめてなる手段を具備して
    なることを特徴とする流速セッサ。 00 全抵抗値を有する薄膜の抵抗素子と、半導体基板
    からなる流速セッサであって、上記抵抗素子は2つの電
    圧取出し口を治し、上記各電圧取出し]]は全抵抗値の
    各終端との間で区切られるセッサ抵抗区間の電圧の測定
    ’j: L】J能とならしめ、かつ上記セッサ抵抗区間
    を上記セッサ抵抗区間を除いた上記抵抗素子の対向する
    両側面に配置せしめるとともに、上記抵抗素子は尚膜の
    絶縁層に包捷れて少なくとも1つの薄膜部拐を形成し、
    上記半々f体基板は上記薄膜部拐のほとんど大部分を上
    記半導体基板と非接触に保持してなることを特徴とする
    流速セッサ。 0η 最上表面に形成される空気スに一スを有する半導
    体基板と、全抵抗値を有する薄膜の抵抗素子からなる流
    速セッサであって、上、J〔1抵抗素子は2つの電圧取
    出し口を有し、上記各電圧取出しI」は全抵抗値の各終
    端との間で区切られるセンサ抵抗区間の電圧の測定を用
    能とならしめ、かつl 1j12士ンサ抵抗区間を上記
    センサ抵抗区間を除いた上記抵抗素子の対向する両側面
    に配置せしめるとともに、上v己抵抗素子は薄膜の絶縁
    層に包まれて少なくども1つの薄膜部制を形成し、−1
    −記薄膜部利は、上記ヒータ及び上記熱感知センサのほ
    とんど大部分を」二記空気スペース上に保持するために
    少なくとも1ケ所において上6己半得体基板の最」二表
    面に接続されてなることを特徴とする流速七ノ@J。 (旧」二記半導体基板は(] 00 )結晶面とCll
    0:II結晶l′lll+を有する/リコンからなり、
    1−記抵抗素子は上Af(JOO)結晶面に対してほぼ
    モ行となる平面上に配置されるとともに、上1己抵抗累
    子を」二記半導体基板に接続させる上記薄膜部材が、上
    記[11,0]結晶軸に対して0°と異なる角度をもっ
    て形成されてなることを特徴とする請求の鴫囲第16ま
    たは第17項記載の流速センサ。 (1’) 上記00と異なる角度は、はぼ45°である
    ことを特徴とする請求の範囲第18項記載の流速センサ
    。 翰 上記センサ抵抗区間は、十記セッザ抵抗区間を除い
    た上記抵抗素子から、被4j11定媒体の(Af、速の
    ある与えられる変化に対して、」二記セッザ抵抗区間に
    運ばれる熱がより大きく変化するような所望の距離だけ
    離されて配置されてなることを特徴とする請求の範囲第
    13 、 ] l+ 、 ] 5 、 ] 6捷だに第
    17項記載の流速十ノν−0
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