JPS6014206Y2 - ガス検知制御器 - Google Patents

ガス検知制御器

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JPS6014206Y2
JPS6014206Y2 JP4567780U JP4567780U JPS6014206Y2 JP S6014206 Y2 JPS6014206 Y2 JP S6014206Y2 JP 4567780 U JP4567780 U JP 4567780U JP 4567780 U JP4567780 U JP 4567780U JP S6014206 Y2 JPS6014206 Y2 JP S6014206Y2
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JP
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detection
gas
transistor
switching element
resistance
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JP4567780U
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JPS55148638U (ja
Inventor
博 堀井
明 松田
継治郎 森
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松下電器産業株式会社
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス検知制御器に関するものである。
従来から、ガス漏れ検知器として、金属酸化物特に酸化
スズを主成分とする検知素子を用いガスが漏れたとき、
警報を発する安全装置が開発され市販されている。
ガス漏れによる事故は特に、室内でガス漏れが発生する
と、はぼ100%死に到るか、爆発による損害が極めて
大きい危険性を含み、この種の安全、アラーム装置は高
信頼性、フェールセーフ性が要求される。
しかしながら、現在市販されているこの種の装置、検知
器は殆んどが2値制御すなわち1つの検出レベルで制御
するため、ガス検知素子など破壊したときフェールセー
フ構造テナく、動作信頼度に欠けるものである。
従って装置故障が発生して、ガス漏れ事故が有ると、死
に到る可能性を含んでいる。
第1図は、周知の回路で、トランスaの2次巻線でガス
漏れ検知素子すのヒータCを加熱し、ガスが検知素子d
に接触することで素子dの抵抗が減じ、ブザーeが動作
する。
この回路において、電源を投入すると、ガス漏れ検知素
子すの検知素子dはヒータCによって加熱されるが、電
源投入の直後からの検知素子dの抵抗値の挙動は、■ま
ず抵抗値が非常に大。
■その後ガス検知時と同様な低い抵抗値を数分間ぐらい
持続する。
■上記時間の後抵抗値が上昇していき定常値に達し安定
となる。
これらはヒータCによって加熱される一連のプロセスで
あり、ブザーeは上記■の期間鳴り続ける。
生ガスを検出する定常状態は■を含む以降の時間である
これら一連の初期動作が完了したのち、もし、生ガスの
漏れる事故が発生した時、生ガスが検知素子dに触れる
と検知素子dの抵抗値が減じ、ブザーeが作動し警報等
を発するものである。
これら従来の周知の回路は、一連の初期動作が完了した
のち、仮に、検知素子dの断線故障、ヒータCの断線故
障(ヒータCの断線により、検知素子dが加熱されない
ため、ヒータ断線があると、ガス漏れが生じても検知素
子dの抵抗は変らず、検知できない)および、ブザーe
の断線故障が発生すると、警報器しての機能を失い安全
性、フェールセーフ性に欠けるものである。
本考案の意図するところは、一連の初期動作が完了した
後ガス漏れを常時検出する定常時において、ガス検知素
子などが故障しても常に安全側に動作するよう3値フ工
−ルセーフ回路を構成し、しかも、ガス濃度の変化によ
る動作感度、安全性を高める方法に関するものである。
以下本考案の一実施例を示す図面に基づき、その構成、
動作の説明を行う。
第2図において、1は電源、2はガス検知素子で、ヒー
タ2aと検知素子2bで構成され、ガスと接触すること
で検知素子2bの抵抗値R2bは第3図の如く変化する
3はトランスで、通常1〜2W程度必要であるヒータ2
aの加熱用端子3at3bを有し、かつ検知閾値端子3
Cを有する。
4はスイッチング素子、例えばサイリスタで、トランス
3C端子にカソードを、アノード端子にアラーム等の駆
動手段5が接続される。
またゲートは後述する検知部11に接続される。
5はアラーム等の駆動手段でブザーまたは、ガス器具等
における電磁弁、換気扇等を駆動するリレー、フリッカ
信号を発する警報器などで構成される。
6はサイリスタ4のゲートとカソード間の抵抗、7は電
源回路で、この実施例では抵抗8と抵抗9で分割された
電圧が、検知部11の電源Eとなる。
検知部11は抵抗12、トランジスタ13のコレクタ・
エミッタ、抵抗14の直列回路と、さらにトランジスタ
13のベース13aと抵抗12の他端12bの間に検知
素子2bを接続して構成される。
この実施例はトランジスタ13としてNPN )ランジ
スタを使用したものであり、検知素子2bのガスとの接
触による抵抗変化は端子12aの電圧変化として取り出
される。
15はダイオード、16は平滑用のコンデンサで、トラ
ンス3の端子3cの電圧をダイオード15とコンデンサ
16で整流平滑し、この電圧vsが検知閾値電圧となる
17は表示灯で、駆動手段5と直列に接続される。
18は表示灯17の電流制限抵抗である。
尚10は検知素子2bの周囲温度による特性変化がある
場合の温度補償回路であり、サーミスタ等を含む回路で
ある。
第3図は、ガス検知素子2にヒータ2aを通電し、正常
に検知素子2bを加熱し、初期動作が完了した後、定常
状態に達した場合のガス濃度と検知素子2bの抵抗変化
の特性を示す。
図でA領域は約0.1%濃度以上の抵抗域で、警報領域
を示し、Bは大気中〜0.1%濃度域で警報を発すると
いけない領域を示す。
また、ヒータ2aが断線した時、従って検知素子2bの
温度が抵いときあるいは検知素子2bが断線すると検知
素子2bの抵抗はC領域にあり数百にΩから数MΩにな
り警報を発するよう構成されている。
第4図は検知部11の検知素子2bの抵抗R2bが変化
することによる接続点12aの出力電圧Vの特性である
第4図でEは第2図における検知部11の電源電圧で、
VSはトランス3の端子3c整流平滑電圧である。
この電圧VSが検知閾値電圧となり、サイリスタ4で接
続点12aの電圧Vと比較され、3駆動作を構成してい
る。
この部分の動作説明を加えると、検知部11の接続点1
2aの電圧Vはトランジスタ13のベース、エミッタ間
電圧VBEを無視し、かつトランジスタ13が飽和状態
(検知素子2bの抵抗が第4図のRh以下)のときほぼ で表わされる。
すなわち抵抗12の値R12と検知素子2bのR2bの
並列抵抗分Rxに抵抗14の値R,が直列に接続された
構成と等価となる。
上記の式に基づき検知素子2bの抵抗R1以下のトラン
ジスタ13が飽和しているときの接続点12aすなわち
、検知部11の出力電圧Vを計算し図示したのが第4図
のAとa領域である。
すなわち第4図の抵抗R1値までは、検知素子2bの抵
抗R2bが増加すると、接続点12aの電圧Vは単調に
低下して行く。
そしてRh値を越えて、抵抗R2bが増加して行くと、
トランジスタ13のベース13aに流れる電流が減るた
め、トランジスタ13は不飽和領域になり、コレクタ電
圧、すなわち接続点12aの電圧Vは単調に上昇して行
く。
従ってサイリスタ4がスイッチングする検知閾値電圧を
v8とすると、第4図のv > v gなる抵抗R2b
の値R8以下のA領域とR0以上のC領域でサイリスタ
4が導通し、アラーム等の駆動手段5を作動する構成で
ある。
以上の構成、動作を検知素子2bの抵抗値のとりうる値
についてまとめると下記となる。
I A区間(ガス漏れが規定値以上あるとき)。
ガス検知素子2の検知素子2bの抵抗は、R1値以下で
ある。
第4図から検知部11の出力電圧Vは検知閾値電圧v8
よりもv>vsとなり、サイリスタ4が導通し駆動手段
5が動作し、安全動作を行う。
2 B区間(ガス漏れが規定値以下から室内空気まで)
検知素子2bの抵抗R&値以上からRc値以下の範囲に
あり、V、>Vとなってサイリスタ4は動作せず、駆動
手段5も不動作である。
30区間(ガス検知素子2の検知機能、感度が低下した
とき)。
検知素子2bの抵抗はRc値以上になり第4図からv>
vsとなってサイリスタ4で駆動手段5を駆動する。
この場合ガス漏れを検知して動作するのではなく装置の
、特に検知素子2bの機能低下を事前に報知し、部品の
点検、交換をうながす、安全動作を行うものである。
次に部品の故障時のフェールセーフ性の説明を加える。
検知素子2bの断線事故が有ると、従来はガス漏れが発
生すると検知できず、不安全であったが、上記構成では
トランジスタ13が完全オフとなる。
第4図から理解できる通りC区間に属しv=E、v)v
sとなりサイリスタ4で駆動手段5を駆動する。
また検知素子2bのショート故障が発生すると第4図の
A区間に属しv>vmとなりサイリスタで駆動手段5を
駆動する。
また、ガス検知素子2のヒータ2aの断線、ショート故
障が発生すると検知素子2bは加熱されず、ガス検知機
能を失うものであり、この故障も危険である。
しかし、この種の現象が発生すると、検知素子2bの表
面温度は室温まで下がり、ガスの吸着効果は無くなり、
その抵抗値は極端に増加する。
そして、第4図のC区間の抵抗となる、従ってV〉v8
を満たしサイリスタ4で駆動予断5を駆動し安全動作を
行う。
このようにガス検知素子2を構成するいかなる部品の故
障も上記の如くA区間、B区間、C区間で示されるよう
に抵抗値変化による検知部11の出力電圧Vを検知閾値
電圧v3とで比較することで3値検出が可能であり完全
フェールセーフ化(いかなる故障も警報手段で安全動作
する)が達成できる。
また検知部11を構成するトランジスタ13.抵抗14
などの断線事故も同様にフェールセーフ化が可能である
さらに駆動手段5の断線による不動作事故も第2図に示
すように表示灯17を駆動手段5と直列に接続すること
で消灯し、表示灯でこの故障も表示できるものである。
また、第2図ではトランジスタで説明したが、同じ機能
を有するサイリスタで置換しても同様であり、またその
他の素子でも当然達成できるものである。
また電源回路7を省略し、検知部11を電源1の両端に
直接、接続しても同様の効果が得られるのは当然である
以上のように考案は検知閾値電圧vsと検知素子2bの
抵抗R2bの最小値から最大値に向う過程で検知部11
の出力電圧■が単調減少からある点を境として単調増加
に転する変換を実施し、かつ検知閾値電圧v8と比較す
る3値回路を構成することで従来の2値制御に比べ、フ
ェールセーフ化が達成でき、しかもサイリスタ等のスイ
ッチング素子で駆動手段を駆動することで安全性、信頼
性、精度とも安心して使用できるガス検知制御器を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガス検知制御器の回路図、第2図は本考
案の一実施例を示すガス検知制御器の回路図、第3図は
ガス検知素子のガス濃度と抵抗との関係特性図、第4図
は動作説明図である。 2b・・・・・・検知素子、 5・・・・・・駆動手段、 11・・・・・・ 検知部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源に接続されるトランスと、前記トランスに接続され
    るヒータ、およびガスとの接触で電気抵抗が減じ、この
    電気抵抗を検出の出力として取り出す一対の端子を有す
    る検知素子とで構成されるガス検知素子と、前記電源に
    接続される駆動手段とスイッチング素子とコンデンサと
    ダイオードとの直列接続回路と、上記駆動手段と上記ス
    イッチング素子との接続点と上記コンデンサと上記ダイ
    オードとの接続点との間に接続される抵抗分圧回路と、
    上記コンデンサと上記ダイオードとの接続点と上記抵抗
    分圧回路との間に抵抗を介して接続されるトランジスタ
    とを備え、上記トランジスタの出力端子は上記スイッチ
    ング素子の制御端子に接続し、上記検知素子の抵抗を検
    知する一対の端子のうち、一端子を上記トランジスタの
    制御端子に接続すると共に、他端子を上記抵抗分圧回路
    に接続し、上記トランスの巻線の中点を上記スイッチン
    グ素子と上記コンデンサとの接続点に接続すると共に、
    抵抗を介して上記スイッチング素子の制御端子に接続し
    、上記コンデンサの両端間に生じる検知閾値電圧と上記
    トランジスタの出力端子からの出力電圧とを比較して上
    記スイッチング素子を動作させるガス検知制御器。
JP4567780U 1980-04-03 1980-04-03 ガス検知制御器 Expired JPS6014206Y2 (ja)

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JPS55148638U JPS55148638U (ja) 1980-10-25
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