JPH0138709Y2 - - Google Patents

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JPH0138709Y2
JPH0138709Y2 JP1982056632U JP5663282U JPH0138709Y2 JP H0138709 Y2 JPH0138709 Y2 JP H0138709Y2 JP 1982056632 U JP1982056632 U JP 1982056632U JP 5663282 U JP5663282 U JP 5663282U JP H0138709 Y2 JPH0138709 Y2 JP H0138709Y2
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gas
temperature
alarm
concentration
detection
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JP1982056632U
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JPS58159091U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、火災に伴う熱又はガス漏れを検出し
て警報する複合型警報装置に関し、特に雰囲気の
検出温度に応じてガス漏れの検出感度を切換える
ようにした複合型警報装置に関する。
従来、一般家庭用として考えられたこの種の複
合型警報装置としては、同じハウジング内に火災
用の熱検出器とガス漏れ用のガス検出器を組み込
み、各検出器が独立して熱あるいはガス漏れを検
出したときに、ブザーを鳴動して警報を発するよ
うに構成しており、機能の異なる検出器を1つの
ハウジングに納めているにすぎなかつた。
ところで、このような複合型警報装置は、ガス
漏れ及び火災の両方の検知を必要とする台所のよ
うな場所に設置する場合が多く、調理の際に醤油
や油が熱で気化し、この気化ガスによりガス検出
器が作動して誤報を生じ易くなるという問題があ
つた。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、雰囲気中の被検知ガスの検出ガス
濃度が所定の閾値に達したときにガス漏れを警報
するガス警報回路と、雰囲気の検出温度が所定の
火災温度に達したときに火災を警報する火災警報
回路とを備えた複合型警報装置に於いて、台所等
に設置した場合に雰囲気温度が高いときにガス検
出の誤報が生じ易い点に着目し、雰囲気温度が所
定温度以上のときに、ガス警報回路の閾値を高濃
度(低感度)に切換えると共に、雰囲気温度が上
記所定温度を下回つたときにガス警報回路の閾値
を低濃度(高感度)に切換えることにより、信頼
性の高い複合型警報装置を提供することを目的と
する。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
図は、本考案の一実施例を示した回路図であ
る。
まず、構成を説明すると、1は温度検出回路で
あり、サーミスタ、半導体温度センサ等により雰
囲気温度に比例した温度検出電圧を出力する。2
はガス濃度検出回路であり、ガスセンサにより所
定の被検知ガスの雰囲気中に於けるガス濃度を検
出し、ガス濃度に応じたガス濃度検出電圧を出力
する。温度検出回路1の出力は火災検出用の比較
器3のプラス入力端子に接続されるとともに、雰
囲気温度に応じたガス検出濃度の閾値を切換え制
御するための比較器4のマイナス入力端子に接続
される。比較器3,4に対する基準電圧は、抵抗
R1,R2,R3を直列接続した分圧回路で作り出さ
れ、例えば比較器3による火災検出温度を60℃比
較器4に於けるガス濃度検出の閾値切換え温度を
30℃とすると、比較器3のマイナス入力端子には
温度検出回路1の出力する60℃に対応した検出電
圧に一致する閾値電圧Vr1が入力され、又、比較
器4のプラス入力端子には30℃の検出電圧に対応
した閾値電圧Vr2が入力されている。比較器3の
出力は逆流阻止用のダイオードD1及び抵抗R4
介してトランジスタTrのベースに接続され、ト
ランジスタTrはコレクタ負荷として警報ブザー
13を接続している。
一方、ガス濃度検出回路2の出力は、比較器5
のプラス入力端子に接続され、比較器5のマイナ
ス入力端子は抵抗R5,R6の直列回路で分圧され
た所定の閾値電圧が入力しており、又、抵抗R5
と並列に抵抗R7がトランジスタTr2を介して接続
され、このトランジスタTr2のベースには比較器
4の出力が抵抗R8を介して接続され、トランジ
スタTr2のオン、オフにより比較器5に於けるガ
ス濃度検出の閾値を切換えるようにしている。
ここで比較器5に設定するガス濃度検出の閾値
としては、通常、ガス漏れによる爆発限界が5〜
15%範囲にあり、これに対応して一般のガス漏れ
警報器では爆発限界の下限値5%の1/200以下の
低濃度では作動せず、且つ爆発限界の下限5%の
1/4となる濃度以上では確実に作動するように閾
値を定めており、通常爆発限界の下限値5%の1/
10(0.5%)〜1/20(0.25%)に閾値を設定して
いる。これに対し、本考案では雰囲気温度に応じ
てガス漏れ検出の感度を低感度と高感度に切換え
る制御を行なうことから、雰囲気温度が30℃以上
となる時の高濃度検出の閾値を例えば0.5%に設
定し、一方、雰囲気温度30℃を下回つている時の
低濃度検出(高感度)については0.1%のガス濃
度に対応した閾値を設定する。すなわち、抵抗
R5,R6による分圧電圧で低濃度0.1%に対応した
閾値Vr3を設定し、一方、抵抗R5と抵抗R5,R7
の並列抵抗値による分圧電圧により高濃度0.5%
に対応した閾値Vr4(Vr4>Vr3)を設定するよう
に抵抗R5,R6及びR7の抵抗値を定める。閾値電
圧Vr3又はVr4に基づいてガス濃度を判別する比
較器5の出力は、ダイオードD2を介して取り出
され、ダイオードD1を介して得られる比較器3
の出力とともにトランジスタTr1のベースに抵抗
R4を介して接続され、ガス漏れを検出する比較
器5の出力によりトランジスタTr1をオンして警
報ブザー13を鳴動するようにしている。
次に作用を説明する。
まず、本考案の複合型警報装置を設置している
場所の雰囲気温度が30℃以下、すなわち台所等に
設置した場合に調理を行なつていない状態では、
温度検出回路1の検出信号は比較器4に設定して
いる基準電圧Vr2以下にあるので比較器4はHレ
ベル出力を生じ、このためトランジスタTr2はオ
フ状態にあり、比較器5のマイナス入力端子に対
するガス漏れ検出の閾値電圧は、抵抗R5とR6
分圧電圧で定まる0.1%の低濃度に対応した閾値
電圧Vr3となつており、ガス漏れを高感度で監視
している。この状態で、ガス漏れによる雰囲気中
の被検知ガスのガス濃度が0.1%を上回ると、ガ
ス濃度検出回路2の検出電圧は比較器5に設定し
ている閾値電圧Vr3を上回り、比較器5の出力が
Hレベルに立ち上り、ダイオードD2及び抵抗R4
を介してトランジスタTr1をオンし警報ブザー6
の鳴動によりガス漏れ警報を発する。
尚、火災検出用の比較器3は温度検出回路の検
出温度が30℃以下であることからLレベル出力を
生じた状態にある。
次に料理等によるガスの使用で雰囲気温度が上
昇して温度検出回路1の検出温度が30℃以上を
上回つたとする。このように雰囲気温度が30℃を
上回ると、温度検出回路1の検出電圧は、検出温
度30℃に対応して設定している比較器4の閾値電
圧Vr2を上回り、比較器4の出力がLレベルに反
転する。比較器4の出力がLレベルに反転すると
トランジスタTr2にベース電流が流れてオンし、
抵抗R7を抵抗R5に並列接続する。このため、ガ
ス濃度検出用の5のマイナス入力端子に設定して
いる閾値電圧は、抵抗R5,R7の並列接続による
抵抗R6に対する直列抵抗値の低下によりそれま
での閾値電圧Vr3から高濃度0.5%に対応して定め
た閾値電圧Vr4に上昇し、比較器5によるガス濃
度の検出が低感度検出に切換わる。従つて、料理
の際の熱により、醤油や油が気化して、この気化
ガスによるガス濃度の誤検出が行なわれても、比
較器5に於ける閾値電圧を高濃度0.5%に対応し
た閾値電圧Vr4に切換えて感度を下げているので
醤油や油の気化により被検知ガスの誤検出が行な
われることが確実に防止され、調理中にガス漏れ
の誤警報が発せられることが確実に防止される。
更に、火災等により温度検出回路1の検出温度
が60℃以上となつた場合には、温度検出回路1の
検出温度が火災検出温度60℃に対応して設定して
いる比較器3の閾値電圧Vr1を上回つて比較器3
がHレベル出力を生じ、トランジスタTr1のオン
により警報ブザー13を鳴動して火災警報を発す
るようになる。
尚、上記の実施例では火災検出用の比較器3及
び、ガス漏れ検出用の比較器5の出力により同じ
警報ブザー13を駆動して音響警報を発するよう
にしているが、ガス漏れ警報であるか火災警報で
あるかを知らせるため警報表示についてはガス漏
れ用の警報ランプと火災警報用の警報ランプとを
個別に設け、各警報ランプを比較器3,4のそれ
ぞれにより点灯して警報内容を表示することが望
ましい。
以上説明してきたように、本考案によれば、雰
囲気中の被検知ガスの検出ガス濃度が所定の閾値
に達した時にガス漏れを警報するガス警報回路
と、雰囲気の検出温度が所定の火災温度に達した
時に火災を警報する火災警報回路とを備えた複合
型警報装置に於いて、雰囲気の検出温度が所定温
度以上の時には、ガス警報回路の閾値を高濃度に
切換え、検出温度が所定温度を下回つた時にはガ
ス警報回路の閾値を低濃度に切換えるようにした
ため、火災及びガス漏れの両方を検出する場所と
して通常設置される台所に複合型警報装置を設置
した場合に、調理の際に於ける熱により油もしく
は醤油等が気化しても温度検出によりガス漏れ検
出感度が自動的に低感度に切換えられているため
に醤油又は油の気化による被検知ガスの誤検出に
ついては、ガス漏れ警報の出力が行なわれず、一
方、ガスを使用していない雰囲気温度が室温程度
の低温度にある時には、検出温度の低下に応じて
ガス漏れ検出が高感度に切換えられてガス漏れを
監視することになり、ガス漏れが発生した場合に
は通常のガス漏れ警報器と同様にガス漏れを確実
に検出してガス漏れ警報を行なうことができ、火
災警報回路による温度検出を有効に利用してガス
漏れ警報回路に於ける信頼性を向上することがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示した回路図である。 1……温度検出回路、2……ガス濃度検出回
路、3,4,5……比較器、6……警報ブザー、
Tr1,Tr2……トランジスタ、R1〜R8……抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 雰囲気中の被検知ガスの検出ガス濃度が所定の
    閾値に達したときにガス漏れを警報するガス警報
    回路と、雰囲気の検出温度が所定の火災温度に達
    したときに火災を警報する火災警報回路とを備え
    た複合型警報装置に於いて、 雰囲気の検出温度が所定温度以上のとき、上記
    ガス警報回路の閾値を高濃度に切換え、検出温度
    が上記所定温度を下回つたときに、上記ガス警報
    回路の閾値を低濃度に切換える閾値切換回路を設
    けたことを特徴とする複合警報装置。
JP5663282U 1982-04-19 1982-04-19 複合型警報装置 Granted JPS58159091U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5663282U JPS58159091U (ja) 1982-04-19 1982-04-19 複合型警報装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5663282U JPS58159091U (ja) 1982-04-19 1982-04-19 複合型警報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58159091U JPS58159091U (ja) 1983-10-24
JPH0138709Y2 true JPH0138709Y2 (ja) 1989-11-20

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ID=30067148

Family Applications (1)

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JP5663282U Granted JPS58159091U (ja) 1982-04-19 1982-04-19 複合型警報装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5295197A (en) * 1976-02-06 1977-08-10 Nichicon Capacitor Ltd Thermosensitive control gas detecting warning device
JPS5295196A (en) * 1976-02-06 1977-08-10 Nichicon Capacitor Ltd Thermosensitive control gas detecting warning device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5295197A (en) * 1976-02-06 1977-08-10 Nichicon Capacitor Ltd Thermosensitive control gas detecting warning device
JPS5295196A (en) * 1976-02-06 1977-08-10 Nichicon Capacitor Ltd Thermosensitive control gas detecting warning device

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JPS58159091U (ja) 1983-10-24

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