JPS626530Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS626530Y2
JPS626530Y2 JP11468281U JP11468281U JPS626530Y2 JP S626530 Y2 JPS626530 Y2 JP S626530Y2 JP 11468281 U JP11468281 U JP 11468281U JP 11468281 U JP11468281 U JP 11468281U JP S626530 Y2 JPS626530 Y2 JP S626530Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas detection
voltage
current
resistor
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11468281U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5819254U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11468281U priority Critical patent/JPS5819254U/ja
Publication of JPS5819254U publication Critical patent/JPS5819254U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS626530Y2 publication Critical patent/JPS626530Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、金属酸化物半導体を主成分とするガ
ス検知素子を用いた可燃性ガス検知装置に関す
る。
第1図は従来例を示す回路図で、商用電源AC
からトランスTを介して金属酸化物半導体を主成
分とするガス検知素子Sを加熱するためのヒータ
電圧Vhを作り出し、該電圧Vhにより検知素子S
の中のヒータ電極RH1が発熱し、検知素子S全体
が加熱されている。検知素子Sが可燃性ガスを検
知すると、上記ヒータ電極RH1ともう一方の電極
RH2(この電極RH2はヒータの役目はせず、単な
る電極としての役目をしているだけである)の間
にある金属酸化物半導体の抵抗Rsすなわちヒー
タ電極RH1と電極RH2の間の抵抗(以下素子抵抗
という)Rsが減少し、点aから点bを通り検知
素子Sの電極の役目も果すヒータ電極RH1から他
方の電極RH2を通り、更に抵抗Rlを通つて流れる
電流iが増加することになる。
そして、可燃性ガスの濃度が更に増えてくると
素子抵抗Rsは更に小さくなつて行く。この時、
b−c間にかかる電圧と抵抗Rlの両端にかかる
電圧が等しくなるまでは、検知素子Sで消費され
る電力は増加して行くが、その後は更にガスの濃
度が増し素子抵抗Rsの抵抗値が下つても、検知
素子Sで消費される電力は減少して行く。
一方、検知素子Sと直列に接続された抵抗Rl
が消費される電力はガス濃度が上つて行くと共に
増えて行く。この抵抗Rlで消費される電力は検
知素子Sにはあまり意味を持たない。この検出回
路でガス漏れ警報器を作る場合この抵抗Rlの両
端にかかる電圧がある値になつた時に警報を発す
るようにすることで構成される。その場合、警報
を発する値まで抵抗Rlの両端電圧が上るまでの
電流iの増加は意味があるが、それ以上の電流i
の増加は不必要である。
また、上記ガス検知素子Sを初めて通電して使
用しようとする場合、あたかもガスを検知したか
のような特性を一時的に示す特性がある(第2図
参照)。この場合、非常に高濃度のガスが存在す
るかのように素子抵抗Rsの抵抗値が異常なくら
い減少する。このため電流iは殆んど抵抗Rl′で
決まつてしまう値まで増える。
このような検出回路でガス検知をしようとする
場合、商用電源から直接電源を取る場合、左程の
問題はないが、たとえば第3図に示すようなバツ
テリーを電源として使用しようとする場合、バツ
テリー容量として非常に大きなものを必要とする
という欠点がある。また、バツテリーから供給す
べき電流が大きなものとなるため、バツテリーか
らインバータ、トランス、検知回路までの配線で
の電圧降下が大きくなり、長距離配線を必要とす
る大規模な集中監視システムを作ろうとすると、
1配線の長さを短くするか、1つの配線に取りつ
ける警報器を減らさねばならない欠点がある。
本考案はかかる欠点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、無駄な消費電力を低減し
た可燃性ガス検知装置を提供するにある。
以下、本考案を実施例に基づき説明する。第4
図は本考案の一実施例を示す回路図で、従来例と
異なる構成は検知素子Sと直列に定電流回路Pを
接続した点であり、その他の構成は従来例と同様
であるので同一符号を付して説明を省略する。な
お、図中Bは整流器を示す。
次にかかる検出装置の動作を説明すると、検知
素子Sの抵抗Rsが小さくなつて警報すべき電圧
以上に抵抗Rlの端子間電圧が上ると、定電流回
路Pが働き始め、それ以上素子抵抗Rsが小さく
なつても回路電流iが増えなくなる。第5図は定
電流回路の一実施例を示すもので、素子抵抗Rs
が大きい間は回路電流iが小さく、抵抗R2を通
つてトランジスタTrのベースからエミツタに流
れる電流によりトランジスタTrは完全に導通状
態になつている。この時のトランジスタTrのベ
ース―エミツタ間電圧をVBEとすると、ツエナー
ダイオードZDのツエナー電圧VZD抵抗R1の端子
間電圧i1R1の間の関係は次の様になつている。
ZD>VBE+i1R1 素子抵抗Rsが小さくなつて来て回路電流iが
増えて来ると、抵抗R1の端子間電圧i1R1が大きく
なり VZD=VBE+i1R1 が成立するようになつた時点からトランジスタ
Trは電流がそれより増えない様に半導通状態に
なつて来る。従つて、ある電流値までは特別の働
きをしないが、ある電流値以上にはしない定電流
回路としての働きをする。
本考案は上記のように、金属酸化物半導体を主
成分とするガス検知素子を用いた可燃性ガス検知
装置において、上記ガス検知素子と直列に定電流
回路を接続し、ガス検知素子に流れる電流を所定
値以上にならないようにしたので、検知素子に必
要以上に流れる電流による無駄な消費電力を削減
できる。また、消費電力の低減により集中監視シ
ステムとしてのガス漏れ警報器に使用した場合、 電力供給の配線の長さを大きくとれる。
1配線当りの警報器の数を増やすことができ
る。
電源をバツテリーとした場合、バツテリーの
小型化が図れる。
等の効果を奏する。更に、検知素子に初めて通電
した時に流れる大きな電流が制限でき、通電開始
時の消費電力を削減できる効果をも有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図は検知素
子に初めて通電した時の抵抗Rlの両端電圧を示
す特性図、第3図はバツテリー電源を使用した場
合のブロツク図、第4図は本考案の一実施例を示
す回路図、第5図は同上に使用する定電流回路の
一実施例を示す回路図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属酸化物半導体を主成分とするガス検知素子
    を用いた可燃性ガス検知装置において、上記ガス
    検知素子と直列に定電流回路を接続し、ガス検知
    素子に流れる電流を所定値以上にならないように
    したことを特徴とする可燃性ガス検知装置。
JP11468281U 1981-07-31 1981-07-31 可燃性ガス検知装置 Granted JPS5819254U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11468281U JPS5819254U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 可燃性ガス検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11468281U JPS5819254U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 可燃性ガス検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5819254U JPS5819254U (ja) 1983-02-05
JPS626530Y2 true JPS626530Y2 (ja) 1987-02-14

Family

ID=29908955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11468281U Granted JPS5819254U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 可燃性ガス検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5819254U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59182585U (ja) * 1983-05-24 1984-12-05 立山アルミニウム工業株式会社 引戸の自動閉鎖装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5819254U (ja) 1983-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS626530Y2 (ja)
JP2840652B2 (ja) ガス検知装置
JPH0213966Y2 (ja)
JPS6025016U (ja) 温度制御装置
JPS62222311A (ja) 温度制御装置
JPH07101106B2 (ja) 電気暖房器の温度監視装置
JPS6372484A (ja) ガスセンサの製造方法
JPS6347016Y2 (ja)
JPH0424283Y2 (ja)
JPS6013254Y2 (ja) 蓄電池充電装置
JPH05227674A (ja) 車両用発電機の制御装置
JPS596292U (ja) ガス警報装置
JPH0213965Y2 (ja)
JPS5915230Y2 (ja) 充電装置
JPS639979Y2 (ja)
JPS6178272U (ja)
JPS6056248A (ja) ガス検出装置
JPH0641396U (ja) モータ制御回路
JPS63173943A (ja) ガス検知素子
JPS6257537U (ja)
JPH0546261A (ja) 交流安定化電源
JPS6324311A (ja) 温度制御装置
JPS61115291U (ja)
JPH05145435A (ja) 電源投入時の突入電流低減回路
JPH0830990B2 (ja) 温度制御装置