JPH05227674A - 車両用発電機の制御装置 - Google Patents

車両用発電機の制御装置

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JPH05227674A
JPH05227674A JP2649192A JP2649192A JPH05227674A JP H05227674 A JPH05227674 A JP H05227674A JP 2649192 A JP2649192 A JP 2649192A JP 2649192 A JP2649192 A JP 2649192A JP H05227674 A JPH05227674 A JP H05227674A
Authority
JP
Japan
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temperature
battery
voltage
characteristic
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2649192A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kuriyama
茂 栗山
Keiichi Masuno
敬一 増野
Nobuo Inoue
信男 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】バッテリ液にほぼあった温度を簡単なセンサで
検出し、発電電圧特性を3ケの折線特性にして車種によ
っても同じ制御でやれるようにすること。 【構成】バッテリ温度センサをバッテリ外部端子に設け
た穴に挿入する。温度対発電電圧特性を3ケの折線にな
るようある規定値以下の温度で、またある規定値以上の
温度で比例ゲインが小さくなる値をとるよう温度特性回
路を追加する。 【効果】バッテリ液に接しなくとも良いので、構成が簡
単なセンサで良いことや、車種によって調整値を変えて
いた方が変えなくとも良くなった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】車両用発電機の電圧調整装置に関
し、特にバッテリの温度により発電電圧を調整すること
に関しての制御用センサと、制御特性および構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の装置として、温度特性を得るもの
として特開昭60−102826号のようになっていた。ここで
用いられているツエナダイオード及びとトランジンスタ
ベース,エミッタ間の温度特性を利用するものであっ
た。このため温度特性はほぼ一直線の特性を示し、車両
用負荷の高電圧,低電圧に対してあまり考慮していなか
った。また、温度は発電機の温度であり、バッテリその
ものの温度ではなかった。このためバッテリの保護とい
う点であまり考慮していなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(1)バッテリ液の温
度を検出するのに、センサを容易に取り付けられること
と、液が外部へ漏れないような構成にすることである (2)常時使用する範囲ではバッテリの液温に適した発
電電圧特性にすると共に、冷時あるいは熱時における増
加,減少の特性を小さくし、外部負荷電圧が、過大にな
るとか過小になることを防止する。
【0004】
【課題を解決するための手段】(1)センサ取付けは、
バッテリの(−)極のターミナル部に穴を開けた点にセ
ンサを埋める。例えば、サーミスタを絶縁していれると
か、熱電対を挿入する。
【0005】(2)温度がある値以下では、電圧増加率
を小さくする回路と温度がある値以上では、電圧減少率
を小さくする回路を追加する(あるいはマイコンのソフ
トに追加する)。
【0006】
【作用】(1)バッテリ液に触れると、耐酸あるいは耐
アルカリの処置をし、かつ液が入らないよう密閉する必
要がある。しかしバッテリの鉛でできている極は、液温
とほぼ同じ程度あり電極に開けた穴が液近くになればさ
らに液温に近づく。
【0007】そして、(−)電極であるため、センサの
一方を(−)に接しても検出に致命的なものとならな
い。
【0008】(2)温度特性を図3(b)のようにする
ことができるので、温度T4,T5間は、ほぼバッテリ
特性を考慮した発電電圧にすることができるため寿命が
増加する。
【0009】またT1以下,T2以下では増加あるいは
減少の度合いを小さくし、まれにしか生じない過冷時あ
るいは過熱時以外はバッテリにも外部負荷電圧も許容で
きるようになった。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図2により説明す
る。
【0011】バッテリ1の(+)外部端子2,(−)外
部端子3の上部より見た図を図2の(a)に、(−)外
部端子3の一点鎖線部をSから(横から)詳細に見た図
を図2の(b)に示す。
【0012】バッテリ1のケース4から密閉されて
(−)外部端子3が外部に出ており、通常ターミナルを
固定して電極となる。
【0013】ターミナル固定に支障なく、かつケース4
に近くした穴5を開けておく。
【0014】この穴に温度検出用のサーミスタ5を挿入
し絶縁性の接着剤で固定する。もちろんサーミスタ5の
センシング部分はコーテングあるいは薄いチューブなど
で絶縁しそして温度が伝わるようになっている。
【0015】ここで、サーミスタ5の代わりに熱伝対が
用いられることもある。
【0016】ここで取り出された温度信号線7の一方を
(−)電源線9に接続しても良く、検出用の信号線7は
1本でも構わない。
【0017】この温度検出用の信号線は図1のように接
続される。
【0018】図1は発電電圧の温度特性を改善する制御
回路ブロック図である。
【0019】車両用発電機はステータコイル10で発電
され、全波整流ダイオード11を介してバッテリ1の
(+)電源線8,(−)電源線9に接続されて、バッテ
リ1の充電を行なうとか、バッテリ1と並列に接続され
た負荷に電力を供給している。界磁コイル12の初期励
磁はキースイッチ13,ランプ14,ダイオードD1を
直列にして印加し、パワートランジスタTR1をオンに
して行なわれる。発電電圧が生じたのちは補助ダイオー
ド15を介して界磁コイル12に印加されると共に、制
御用電源線16となって発電電圧制御回路の電源として
用いられる。
【0020】ダイオードD2はフリーホイールダイオー
ドと呼ばれており界磁コイル12の印加電圧がオン,オ
フしているオフ時間に循環電流を流し電流の脈動を小さ
くしている。
【0021】(+)電源線8よりダイオードD3,抵抗
R1,R2を直列にして(−)電源線9に接続する。制
御用電源線16から抵抗R3,ダイオードD4を直列に
して抵抗R12に接続する。抵抗R2と並列にリップル
吸収用のコンデンサC1を接続する。
【0022】抵抗R2には、バッテリ電圧に比例した電
圧がつまり発電電圧に比例した電圧が生じる。
【0023】抵抗R3,ダイオードD4は、もしダイオ
ードD3の結線がはずれても、発電電圧を検出できるよ
うにしている。
【0024】このように、検出された発電電圧は、要求
された温度特性になるように、発電電圧の指令回路17
の出力電圧を比較するためコンパレータCOMの入力端
子に接続される。
【0025】このコンパレータの出力は、抵抗R6を介
してトランジスタTR2のベースに接続され、コレクタ
に接続した抵抗R7とパワートランジスタTR1のベー
スに接続される。
【0026】発電電圧の検出値が指令回路17の出力電
圧より大きくなるとトランジスタTR2をオンにし、パ
ワートランジスタTR1をオフとして、励磁電流を減ら
し発電電圧を低下させる。このように、指令回路17の
指令値にあうようにフィードバック制御されている。
【0027】図3は温度特性による発電電圧特性を示し
ている。
【0028】(a)は従来方式を示す。
【0029】通常点線あるいは一点鎖線のようにほぼ直
線を示しエンジンルーム内の温度範囲が小さい場合は、
点線の特性が用いられる。これは、発電電圧がバッテリ
の充電特性にあわせた方がより良いが、電気負荷側から
みて最大電圧はV1にならないように最低電圧はV2以
下にならないようにしたい。それで実線のような特性が
用いられるが、車種が変わり、温度T3まで特性を良く
したいということに対しては不満足である。
【0030】車種が変わっても、1個の特性で満足でき
るようにしたのが(b)に示した特性である。
【0031】2点鎖線で示した特性が理想の特性である
が温度TO1からT3までの使用範囲において、発電電
圧がV1からV2になるよう制限したのだが実線の特性
である。
【0032】この特性を持たせた指令回路の詳細図を図
4に示す。
【0033】抵抗R17,ツエナダイオードZD3は低
電圧回路20を構成し、一定電圧を電子回路及びコンパ
レータCOM,演算増幅器OPAの電源として用いられ
る。抵抗R10,サーミスタ6,抵抗R11でバッテリ
の温度に比例した電圧が、演算増幅器OPAの非反転入
力端子に印加される。
【0034】抵抗R8,R9はサーミスタ6と抵抗R1
0で検出される温度対電圧特性に合わせ図3の(b)に
おける温度T5の点を決める。
【0035】抵抗R12とR15は、図3の(b)にお
けるT5からの勾配つまりT4の溶きの発電電圧を決め
る。
【0036】温度がT5より上昇すると、サーミスタ6
の電圧が低下し演算増幅器OPAの出力電圧が低下し
て、発電電圧温度特性回路(A)18が動作し始める。
これはダイオードD5ツエナダイオードZD1による。
そして比例ゲインは抵抗R13とR15の並列抵抗をR
12の値で割った値となり、図3の(b)における温度
T3の点を決める。
【0037】一方温度がT4より低下しサーミスタ6の
電圧が増大し演算増幅器OPAの出力電圧が増加して来
ると、発電電圧温度特性回路(B)19が動作し始め
る。
【0038】これはダイオードD6,ツエナダイオード
ZD2の電圧降下を利用している。そして比例ゲイン
は、抵抗R14とR15の並列抵抗をR12の値で割っ
たものとなり、図3の(b)における温度TO1の点を
決める。
【0039】演算増幅器OPAの出力は抵抗R16を介
してコンパレータCOMの反転入力端子に接続される。
それで図1に示した回路により発電電圧がフィードバッ
ク制御される。
【0040】
【発明の効果】(1)バッテリ液温度を検出するセンサ
を外部端子により埋め込むことよりバッテリの液温にせ
っすることなく、またバッテリケースのように絶縁物を
介していないため、バッテリ液で侵されることなく、ほ
ぼ正確な温度を検出することができた。
【0041】(2)温度対発電電圧特性を車種によって
変えていたが、その必要がなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明からなる発電電圧調整回路図である。
【図2】本発明からなる温度センサ取り付け図である。
【図3】温度対発電電圧特性図である。
【図4】図1の指令回路の詳細図である。
【符号の説明】
1…バッテリ、2…(+)外部端子、3…(−)外部端
子、4…ケース、5…穴、6…サーミスタ、7…信号
線、8…(+)電源線、9…(−)電源線、10…ステ
ータコイル、11…全波整流ダイオード、12…界磁コ
イル、13…キースイッチ、14…ランプ、15…補助
ダイオード、16…制御用電源線、17…指令回路、1
8…発電電圧温度特性回路(A)、19…発電電圧温度
特性回路(B)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用発電機の発電電圧調整装置におい
    て、バッテリ温度センサをバッテリ外部端子に設けた穴
    に挿入し、外部端子を(−)極としたことを特徴とする
    車両用発電機の制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、ある温度の規定値以下
    では、温度を下げるにつれて増加率をゆるやかにした発
    電電圧温度特性回路(A)とある温度の規定値以上では
    温度を上げるにつれて、低減率をゆるやかにした発電電
    圧温度特性回路(B)とを有したことを特徴とする車両
    用発電機の制御装置。
JP2649192A 1992-02-13 1992-02-13 車両用発電機の制御装置 Pending JPH05227674A (ja)

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JP2649192A JPH05227674A (ja) 1992-02-13 1992-02-13 車両用発電機の制御装置

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JP2649192A JPH05227674A (ja) 1992-02-13 1992-02-13 車両用発電機の制御装置

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JPH05227674A true JPH05227674A (ja) 1993-09-03

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JP2649192A Pending JPH05227674A (ja) 1992-02-13 1992-02-13 車両用発電機の制御装置

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JP (1) JPH05227674A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0665605A1 (de) * 1994-01-11 1995-08-02 DETA-Akkumulatorenwerk GmbH Temperatursensor für elektrochemische Akkumulatorenzellen
DE102017200893A1 (de) 2017-01-20 2018-07-26 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Batteriezelle mit Temperatursensor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0665605A1 (de) * 1994-01-11 1995-08-02 DETA-Akkumulatorenwerk GmbH Temperatursensor für elektrochemische Akkumulatorenzellen
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