JPH0528905Y2 - - Google Patents

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JPH0528905Y2
JPH0528905Y2 JP18331086U JP18331086U JPH0528905Y2 JP H0528905 Y2 JPH0528905 Y2 JP H0528905Y2 JP 18331086 U JP18331086 U JP 18331086U JP 18331086 U JP18331086 U JP 18331086U JP H0528905 Y2 JPH0528905 Y2 JP H0528905Y2
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  • Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、発電機の冷時最大出力を熱時のそ
れに抑制する界磁電流制限器の機能を必要に応じ
て解除するようにした車両用交流発電機の制御装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は、交流発電機が冷状態のときの駆動ト
ルクを制限して機関への負担を軽減すべく、未公
開の先願である特願昭60−244553号(特開昭62−
104500号公報)にて提案された車両用交流発電機
の制御装置の回路図である。この第2図におい
て、1は車両に装着された図示しない機関により
駆動される交流発電機であり、電機子コイル10
1と界磁コイル102で構成されている。
整流器2は上記交流発電機1の交流出力を全波
整流するようにしている。この整流器2は出力端
子201,202,203を有している。出力端
子201はメイン出力を出力するメイン出力端子
であり、出力端子202は界磁コイル102の励
磁と後述する電圧調整器3に交流発電機1の整流
出力電圧を印加する補助出力端子であり、出力端
子203は接地端子である。
電圧調整器3は交流発電機1の出力電圧を所定
値に制御する電圧調整器であり、次の各部により
構成されている。
すなわち、整流器2の補助出力端子202から
の出力電圧を分圧抵抗301,302で分圧し、
その分圧点はツエナーダイオード303によつて
交流発電機1の出力電圧を検出するようにしてお
り、このツエナーダイオード303の導通、不導
通によりトランジスタ304が断続されるように
なつている。
出力トランジスタ305はトランジスタ304
により断続制御され、界磁コイル102の界磁電
流を制御するものである。
出力トランジスタ305は界磁電流検出用抵抗
308を介してアースされ、トランジスタ304
のエミツタは直接アースされている。トランジス
タ305のベースはベース抵抗306を介してダ
イオード307のカソードに接続されている。
出力トランジスタ305のコレクタはこのダイ
オード307を介して整流器2の補助出力端子2
02に接続されている。すなわち、ダイオード3
07は界磁コイル102に並列に接続されてい
る。
このダイオード307は界磁コイル102に発
生する断続サージを吸収するためのものである。
一方、蓄電池5と並列に電気負荷7が接続され
ており、この蓄電池5の正極はキースイツチ6、
初期励磁用抵抗8を介して整流器2の補助出力端
子202に接続されている。
キースイツチ6と初期励磁用抵抗8との接続点
は電源端子4aとなつており、この電源端子4a
とアース間には、定電圧源を作るツエナーダイオ
ード401と抵抗402の直列回路が接続されて
いる。
ツエナーダイオード401に並列に分圧抵抗4
04,405の直列回路が接続されており、この
分圧抵抗404,405はツエナーダイオード4
01による定電圧を分圧するためのもので、この
分圧抵抗404と405との接続点はコンパレー
タ403の(−)入力端に接続されている。
コンパレータ403の(+)入力端は抵抗40
7を介して出力トランジスタ305のエミツタに
接続されている。コンパレータ403の出力端と
(+)入力端間にはコンデンサ406が接続され
ており、抵抗407はこのコンデンサ406の充
電時定数を決定するためのものである。
コンパレータ403の出力端は抵抗409とダ
イオード410を介してトランジスタ304のベ
ースに接続されている。また、コンパレータ40
3の出力端はコンパレータ403の出力がローレ
ベルになつたときの電流を制限するため抵抗40
8を介して抵抗402とツエナーダイオード40
1との接続点に接続されている。
かくして、抵抗402,405,407〜40
9、ツエナーダイオード401、コンデンサ40
6、ダイオード410、コンパレータ403とに
より界磁電流制限器4が構成されている。
また、上記電源端子4aは表示ランプ9を介し
て整流器2の補助出力端子202に接続されてい
る。
さらに、整流器2のメイン出力端子201は蓄
電池5の正極と電気負荷7の一端に接続されてい
る。
第3図は従来装置における交流発電機1の回転
速度に対する最大出力電流と駆動トルクを表わす
特性グラフであり、破線は冷時状態で界磁電流制
限器有りの場合を示し、一点鎖線は冷時状態はあ
るが、界磁電流制限器なしの場合を示し、さらに
実線は熱時状態を表わしている。
次に動作について説明する。機関の始動に際し
てキースイツチ6が閉じられると、蓄電池5から
キースイツチ6を介して表示ランプ9と初期励磁
用抵抗8の並列回路を介して界磁コイル102に
初期励磁電流が流れ、交流発電機1は発電可能な
状態となると同時に、表示ランプ9が点灯し、非
発電状態を表示する。
次に機関が始動されると、交流発電機1が発電
を開始し整流器2の補助出力端子202の電圧が
上昇すると同時に、表示ランプ9の両端の電位差
が減少し、ついには同電位となり、表示ランプ9
が消灯し、交流発電機1が正常に発電したことを
表示する。
一方、電圧調整器3は整流器2の補助出力端子
202の出力電圧を分圧抵抗301,302とツ
エナーダイオード303で検出しており、補助出
力端子202の出力電圧が上記分圧抵抗301,
302とツエナーダイオード303とで設定した
所定値を越えると、ツエナーダイオード303が
導通し、トランジスタ304が導通する。
逆に補助出力端子202の出力電圧が所定値以
下となると、ツエナーダイオード303が不導通
となり、トランジスタ304が不導通となる。
以上のようにしてトランジスタ304の断続に
より、出力トランジスタ305が断続され、界磁
コイル102に流れる界磁電流を断続制御して、
交流発電機1の出力電圧を所定値に調整してい
る。
また、界磁電流制限器4は界磁電流を界磁電流
検出用抵抗308にて検出しており、コンパレー
タ403の(+)入力端に入力されている。コン
パレータ403の(−)入力端には交流発電機1
の定格出力として保証している熱時最大出力時に
相当する界磁電流値が分圧抵抗404,405に
よる分圧電圧で基準電圧として入力されている。
これにより、前述の交流発電機1の運転状態に
おいて交流発電機1の電気負荷7が軽く、界磁電
流値が熱時最大出力時の界磁電流値以下の場合、
コンパレータ403の出力は“ロー”レベルであ
り、電圧調整器3の界磁電流制御には何んら影響
を及ぼさない。
次に冷時において、交流発電機1の電気負荷7
が増大し、界磁電流値が熱時最大出力時の界磁電
流値を越えた場合、コンパレータ403の出力は
“ハイ”レベルとなり、電圧調整器3のトランジ
スタ304が導通し、出力トランジスタ305は
不導通となり、界磁電流が遮断される。
したがつて、上記の動作により界磁電流を定格
出力である熱時最大出力時の界磁電流値に制限す
ることにより、第3図に示すように冷熱時の出力
特性、駆動トルク特性を同一にすることができ、
冷時において、界磁電流制限器4が無い場合に比
べ、駆動トルクを熱時並に抑制できる。すなわ
ち、機関への負担を抑制できるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このように構成された従来装置
においては、常に界磁電流制限器4は動作する状
態にあることから、以下のような不都合がある。
たとえば、交流発電機1の量産メーカにおい
て、製品の出荷検査をする場合、出力特性の判定
に当たつて1台1台定格出力である熱時出力特性
を測定することは製造時間上できない。そこで、
短時間測定が可能な冷時出力特性でもつて判定す
る方法が一般的である。
ところが、従来装置の場合、冷時出力特性の測
定時には界磁電流制限器4が動作し、熱時出力に
相当する出力となり、正確な判定ができない。ま
た、界磁電流制限器4の機能を容易に解除するこ
とができない。
従来装置は以上のように構成されているため、
前述の説明でも明らかなように、発電機メーカの
出荷検査において、冷時出力特性の測定時、界磁
電流制限器が動作するので、出力特性の正確な判
定ができない。
また、一時的に界磁電流制限器の機能を解除す
ることができないなどの問題点があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、交流発電機の出荷検査において、
正確に出力特性の判定ができるとともに、通常運
転においては、冷時に界磁電流を抑制し、駆動ト
ルクを熱時並に抑制でき、機関への負担を抑制で
きる交流発電機の制御装置を得ることを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る車両用交流発電機の制御装置
は、交流発電機の界磁電流が所定値を越えないよ
うに制限する界磁電流制限器と、界磁電流制限器
の動作を必要に応じて手動にて禁止する禁止手段
を設けたものである。
〔作用〕
この考案においては、出荷検査における出力特
性の測定時など、必要なときに界磁電流制限器の
動作を手動にて禁止できる。
〔実施例〕
以下、この考案の車両用交流発電機の制御装置
の実施例を図について説明する。第1図はその一
実施例の回路図である。この第1図において、第
2図と同一部分には同一符号を付すのみにとど
め、第2図とは異なる部分を主体に述べる。
この第1図では、第2図の構成に新たに逆流防
止ダイオード10と外部スイツチ11とが増加し
たものであり、キースイツチ6と初期励磁用抵抗
8との接続点は表示ランプ9とこの逆流防止ダイ
オード10を介して整流器2の補助出力端子20
2に接続されている。
また、この表示ランプ9と逆流防止ダイオード
10との接続点は界磁電流制限器4の電源端子4
aとなつており、この電源端子4aとアース間に
外部スイツチ11が接続されている。その他の構
成は第2図と同様である。
次に動作について説明する。通常の運転動作に
ついては従来装置の場合と同様であり、ここでは
説明を省略する。
ところで、発電機メーカにおける出荷検査時、
一時的に外部スイツチ11を閉じることにより界
磁電流制限器4の電源端子4aが接地され、界磁
電流制限器4は機能不能となる。したがつて、第
3図に示す界磁電流制限器4の無い場合の出力特
性が測定可能となり、この特性により正確な判定
ができるものである。
これと同時に、表示ランプ9が点灯するため界
磁電流制限器4の機能を解除している旨を表示
し、報知することができる。
一方、外部スイツチ11を閉じる代わりに、表
示ランプ9の接続を外すことで上述と同様界磁電
流制限器4の機能を解除することができるが、こ
の場合、表示ランプ9が点灯しないので機能解除
の旨が報知されず、好ましくない。
また、上記実施例では、発電機メーカの出荷検
査における効果について説明したが、車両に装着
した場合においても走行条件、電気負荷条件によ
り一時的に界磁電流制限器4の機能を解除して交
流発電機の出力を増加させたい場合、車両の走行
条件、電気負荷条件により開閉され、外部スイツ
チ11に相当するコントロールスイツチを設ける
ことにより、その目的を達成することができる。
この場合、表示ランプ9を点灯することが不都
合であれば、表示ランプ9に直列にコントロール
スイツチを挿入し、このコントロールスイツチを
開路するようにすればよい。
なお、上記実施例では、表示ランプ9をキース
イツチ6と整流器2の補助出力端子202との間
に設けたものについて示したが、表示ランプ9を
補助出力端子202から独立分離した場合につい
ても同様の効果を奏する。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案においては、界磁電流制
限器の動作を必要に応じて手動にて禁止するよう
にしているので、交流発電機の出荷検査において
出力特性の判定を正確に行うことができるととも
に、通常運転時においては冷時に界磁電流を抑制
し、駆動トルクを制限して機関への負担を軽減す
ることができ、機関の回転が安定するとともに機
関の燃料消費も節約することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の車両用交流発電機の制御装
置の一実施例の回路図、第2図は従来の車両用交
流発電機の制御装置を示す回路図、第3図は従来
の車両用交流発電機の制御装置による発電機の特
性グラフである。 1……交流発電機、2……整流器、3……電圧
調整器、4……界磁電流制限器、4a……電源端
子、5……蓄電池、9……表示ランプ、10……
逆流防止ダイオード、11……外部スイツチ。な
お、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 界磁コイルを有する交流発電機の整流出力によ
    り充電される蓄電池、上記交流発電機の界磁電流
    を断続制御することにより上記交流発電機の出力
    電圧を所定値に調整する電圧調整器、上記交流発
    電機の界磁電流が所定値を越えないよう制限する
    界磁電流制限器、及び上記界磁電流制限器の動作
    を必要に応じて手動にて禁止する禁止手段を備え
    た車両用交流発電機の制御装置。
JP18331086U 1986-10-03 1986-11-27 Expired - Lifetime JPH0528905Y2 (ja)

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JP18331086U JPH0528905Y2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27
PCT/JP1987/000724 WO1988002566A1 (en) 1986-10-03 1987-09-30 Ac generator for vehicles
KR2019910700014U KR920005674Y1 (ko) 1986-10-03 1987-09-30 차량용 교류 발전기
DE3788222T DE3788222T2 (de) 1986-10-03 1987-09-30 Gleichstromdynamo für fahrzeuge.
US07/206,859 US5099189A (en) 1986-10-03 1987-09-30 Alternating current generator for vehicle
EP87906453A EP0289608B1 (en) 1986-10-03 1987-09-30 Ac generator for vehicles
KR1019880700627A KR880701991A (ko) 1986-10-03 1988-06-03 차량용 교류 발전기
HK97102558A HK1000928A1 (en) 1986-10-03 1997-12-23 Ac generator for vehicles

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