JPS60141272A

JPS60141272A - たばこ製造装置

Info

Publication number: JPS60141272A
Application number: JP58244867A
Authority: JP
Inventors: 奥本　裕; 古川　孝雄; 小森　幹夫
Original assignee: Japan Tobacco and Salt Public Corp
Current assignee: Japan Tobacco Inc
Priority date: 1983-12-27
Filing date: 1983-12-27
Publication date: 1985-07-26
Also published as: EP0150467A1; DE3469340D1; US4671299A; EP0150467B1; JPS62670B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、たばこ刻を巻紙によって自動的に巻−１−げ
て紙巻たばこに仕上げるたばこ紙巻機などのたばこ製造
装置に関するものである。

最近、この種機械の高速運転化は目ざましく、１分間に
８０００本以上の紙巻たばこを製造するものも出現して
きている。ところが、このような高速運転化に伴い、た
ばこ紙巻機が運転中に発生する騒音が極めて大きくなり
、年々きびしくなる騒音規制の基準レベルを大きく越え
るようになってきている。

この対策として最も単純な方法は、機械全体をカバーで
覆うことであるが、この種機械では、運転中一時的に停
止してオペレータにより機械各部に対して種々の作業を
行うことが必要になるため、カバーには各部に対応して
開閉自在の扉を設けなければならない。

従来のたばこｉ巻機では、運転が停止したときなどにそ
の原因に応じてオペレータが判１ｔｌｒ　シて複数の扉
の所定のものを手で開放し、作業後再び閉じるようにな
っていた。このため、関係ない扉を誤って開放したりす
ることが多（、原因に対応した正しい扉を開けて所定の
作業を終了し、再び扉を閉めるまでに、オペレータが本
来行わなければならない作業以外に大変面例な余分な作
業が必要となり、作業性が悪いという欠点があった。

本発明は上述した従来のものの欠点を除去するためにな
されたもので、その目的とするところは、機械各部に対
応して動力源の作動により開閉される扉をそれぞれ設け
ると共に、機械各所に設りたセンサの出力に基き上記扉
のうち開放すべき扉を判断し、その結果によりその扉に
対応する−１−記動力源を作動することにより、作業を
行わなければならない機械各部に対応する扉を自動的に
開放できるようにし、オペレータによる扉の手動開放を
なくして作業性の向上を図ったたばこ製造装置を提供す
ることにある。

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明が適用されるたばこ紙巻機の正面図であ
る。図中１０は本機において巻紙で巻−ヒげるためのた
ばこ刻を供給するたばこ刻給送部であり、送風機によっ
て発生する風圧によってたばこ刻を図中矢印方向に舞い
上げる。舞い」二げられるたばこ刻が通る通路は後述す
る目的で開閉自在のカバー１０２によって覆われ、かつ
カバー１０ａには通路内を外から見ることができるよう
に透視窓１０ｂが設けられている。

１２はたばこ刻給送部１０によって舞い上げられたたば
こ刻を吸着して移送するたばこ刻移送部であり、動力源
によって回転駆動される一対の回転体１２ａ　、　Ｉ　
２ａ間に略水平に掛は回された、たばこバンドと称呼さ
れる多数の孔が穿たれたエンドレスベルト１２ｂの内側
を減圧することで、」二記孔を通して空気を吸い込み、
この吸い込み力によってベルＩ−１０ｂの表面に吸着し
たたばこ刻を図中右から左へ略水平に移送する。上記回
転体１、２　ａ　、　１２　ａは、一端の回動支点１２
ｃについて回動自在になっている支持枠１２ｄに回転自
在に支持されていて、支持枠１２ｄは後述する目的のた
め図中矢印方向に回動される。

１４はたばこ刻移送部１２のベル）１２ｂの表面に吸着
されて移送されてくるたばこ刻の量を後の巻紙による巻
上げに必要な量に調整すべく余分のたばこ刻をかき落す
トリミング部である。

１６は上記たばこ刻移送部１２によって移送されてくる
たばこ刻をその上に受ける巻紙を管状に巻上げる巻管部
であり、ガーニチュアテープと称される布製のエンドレ
スベルト１６ａ十に後述する巻紙供給部から連続した巻
紙を連続供給すると共に、その巻紙上にたばこ刻を乗せ
、この状態でベル）　１．６　ａを管状成形型に通すこ
とによりヘルド１６ａに倣って巻紙も一緒に変形して中
にたばこ刻を包み込むように巻管を形成する。

１８は上記巻管部１６における最終段階で、巻紙の両側
縁を互に接合するためののりを巻紙の縁に付与するのり
付は部であり、こののり付けは巻紙が管状に変形される
途中の過程で行われる。

２０はのりによる巻紙の接合部を乾燥して接合を完全な
ものにするヒータ部、２２は連続した巻管を所定長さに
切１１７する切断部である。

２４ば」二記巻管部１６において巻上げる巻紙を供給す
る巻紙供給部であり、一対の巻紙ボビン２４ａ、２４ａ
を有し、通常の巻紙供給は左側のボビン２４．　ａに装
着された巻紙ロール２５から行う。

該ロール２５の巻径が所定値以下となったとき、ロール
２５をボビン２４．８と一緒に図示方向に移動して右側
のボビン２４．２の位置に位置させ、その位置で巻紙の
供給を継続させる。そして、この右側のボビン２４ａの
巻紙ロールの巻紙がなくなったときにその終端に続けて
新しい巻紙を供給できるように、左側のボビン位置に新
しい巻紙ロールを装着したボビン２４ａをセットしでお
く。

２６は上記右側の小径の巻紙ロールがなくなったとき、
その終端に上記左側の新しい巻紙ロールからの巻紙の始
端を自動的に接続して上記巻管部１６への巻紙の供給を
途切れなく行えるようにする巻紙自動接続部である。

旧述した構成のたばこ紙巻機においては、機械各部が所
定の状態となったときオペレータによる作業を行うこと
が必要になる。

その１つは、たばこ刻給送部１０からのたばこ刻の供給
量がたばこ刻移送部１２によるたばこ刻の移送量よりも
多く、ベル）１２ｂの表面に吸着されているたばこ刻の
量が所定レベル以上となった状態となったときである。

このような状態となったときたばこ刻の移送がスムーズ
に行えなくなるため、機械を一時的に停止してから通路
のカバー１０８を開き、通路に詰まったたばこ刻をかき
落す作業が必要となる。このため、たばこ刻給送部１０
の通路には、その上方の部分にたまったたばこ刻量が所
定レベルに達したことを検出する詰まり検出センサ３０
が設けられている。このセンサ３０として反射型ホトカ
プラが用いられる。

第２には、巻紙供給部２４から巻管部１６へ供給してい
る巻紙が途中で切断した状態のときであり、このような
状態となったときには巻紙の供給が行えなくなるため、
機械を一時的に停止して切断した巻紙を巻管部１６に至
る各種のローラに新たに掛は回し、その先端を巻管部１
６の入口にセントする作業が必要になる。このため、巻
管部１６に至る巻紙の供給路には巻紙の切断を検出する
切断検出センサ３２が設けられている。このセンサ３２
としては、巻８１Ｅ供給路を挾んで対向して位置された
発光素子と受光素子とからなるホトカプラが使用される
。

第３は、巻紙供給部２４の左側の巻紙ボビン２４ａに装
着している巻紙ロールの巻径が所定値以下の状態となっ
たときであり、このような状態となったときには、小径
となったロールを右側へ移動した上で新しい巻紙ロール
を左側に装着し、小径のロールの巻紙がなくなったとき
その終端に新しいロールの始６．＋：＋を自動的に接続
させるための所定のセント作業を行う必要がある。この
ため、左側の巻紙ロールの巻径が所定値以下となったこ
とを検出する巻径検出センサ３４が設けられている。

このセンサ３４としては、図示のように可動接点レバー
３０ａをロールの外周にならって移動するように設けた
りミントスイッチの他、ボビン２４ａと共に回転してボ
ビンの回転数からロール巻径を検出するようにした回転
エンコーダなどが使用される。

第２図はたばこ紙巻機の運転中の騒音を軽減するため機
械全体を覆うカバーの構成を示す斜視図である。

カバーには、たばこ刻移送部１２とこの移送部１２の左
側に隣接して設けられた巻管部１６との下方にそれぞれ
設けられたたばこ刻給送部１０と巻紙供給部２４とにそ
れぞれ対応して、左右引き戸式の第１及び第２の扉４２
　、４４が設けられている。また、該第１及び第２の扉
４．２　、４．４の上方には、扉、１２　、４４の境目
の延長線上で分割されてたばこ刻移送ｒ＋Ｂ１２と巻管
部１６とにほぼ対応するように一］二方開き戸式の第３
及び第４の扉４６．４８がそれぞれ設けられている。上
記第１乃至第４の扉４２〜４８の主要部は、扉４２〜４
８が閉じている状態で、その内側の対応する各部を外部
からのぞき見ることができるように、例えば透明アクリ
ル樹脂板を嵌め込んでなる透視窓４２ａ〜４８ａとなっ
ている。

ト記扉４２〜４８の開閉構成の詳細を第３図〜第１３図
を参照して以下説明する。

第３図において、５０は扉４．２　、４．４の下端を左
右に案内する第１のガイドレールで、床面に固定された
マスク部材５１に取付けられている。ガイドレール５０
の−に面には、扉４．２　、４４の下端にそれぞれ取付
けられた転子４２　ｂ　、　４．４　ｂがそれぞれ嵌入
している２条の案内溝５０ａ、５０ｂが形成されている
（第４図、第５図）。またガイドレール５０の下方には
、扉４．２　、４４を開閉する動力源としての２つの駆
動シリンダ５２．５４が前後に並んで配されている。駆
動シリンダ５２の可動片５２ａは、案内溝５０ａ、５０
ｂ間に形成された長孔５０ｃに挿ｉｍシた連結片５２ｂ
を介して４２の下端に連結されている（第６図）。一方
駆動シリンダ５４の可動片５４ａは、連結片５４ｂを介
して扉４４の下端に連結されている（第７図）。

第８図において、６０ば扉４２．４４の上６１ｊｌを左
右に案内する第２のガイトレールで、巻管部１６に沿っ
て取付けられている。ガイドレール６０には、扉４２．
４４の上端左側にそれぞれ設げられたボール４．２　Ｃ
、４４，Ｃがそれぞれ嵌入しているＶ字溝６０ａ　、６
０ｂが形成されている（第９図、第１０図）。以上によ
り、扉４．２　、４４は、駆動シリンダ５２．５４の作
動によるその可１１ｉＪ＋片５２ａ　、５４ａの移動に
伴って左側、右側にそれぞれ移動されて開放される。

七記扉４６　、４．８はその」二０１１１がそれぞれヒ
ンジ４６　ａ　、　４８　ｂによってカバーの固定部分
に取付けられて開閉自在となっていて、その内面には、
機械の任意の部分に回動自在に取付ＤＪられた動力源と
しての駆動シリンダ６６．６８の可動片６６ａｙ６８ａ
が回動自在に連結されている（第１１図、第１２図）。

従って、シリンダ６６．６８の作動により、扉４６．４
８は」二方に開かれる。

上記４つの扉４２〜４８が交わっている部分には、各部
に対応するシリンダを作動して各部、を手動により独立
に開閉する４つの開閉操作ボタンスイッチア２〜７８と
、自動開放となった扉の全てを同時に閉しる閉操作ボタ
ンスイッチ７９とが設けられている。

第１３図は、センサ３０〜３４、操作ボタンスイッチ７
２〜７９からの入力によって扉４２〜４８にそれぞれ対
応するシリンダ５２，５４，６６゜６８を作動する信号
を発生ずる制御回路を示し、以下この回路により動作を
説明する。

今、センサ３２が巻紙の切断を検出してその出力に■］
レベルの信号を発生すると、その立上りに応じてＲ，Ｓ
フリップフロップ（ＦＦ）８１がセットされてその出力
Ｑが■７からＨレベルになる。

この結果、オアゲート８４．　、８５　、８６　、８９
の出力がＨｌ／ベルとなって、オアゲート８６．８９の
出力により制御されるシリンダ５４　、６８が開方向に
作動され、扉４．４　、　Ａ８が同時に自動的に開放さ
れるようになる。従って、オペレータは切断した巻紙を
巻紙供給路中の各種ローラなどにｔ４）け回してその先
端を巻管部１６の所定位置にセットする作業を即座に行
うことができる。この巻紙の所定位置へのセント後再運
転したときはたばこ紙巻機は低速となり、この間に機械
の調子を誘因べ、問題がないという段階で高速運転操作
ボタンスイッチ７９を操作する。このボタンスイッチ７
９の操作により、ＦＦ８１がリセットされてその出力Ｑ
が■、レベルになると、それまでト［レベルであったオ
アゲート８６．８９の出力が■、レベルとなり、シリン
ダ５４．６８は元の閉状態に戻り、扉４４゜４８が同時
に閉じられるようになる。

次に、たばこ刻がたばこ刻給送路に詰まり、センサ３０
の出力が１ルベルになると、Ｒ−３ＦＦ８２がセットさ
れてその出力Ｑはｒ−Ｔレベルになる。

この結果、オアゲート８５．８７，８８．８９の出力が
Ｈレベルとなって、オアゲー１−８７．８８゜８９の出
力により制御されるシリンダ５２＋６６＋６８が開方向
に作動され、扉４２，４６．４８が同時に自動的に開放
される。従って、たばこ刻移送部１２の支持枠］、　２
　ｄを支点１２Ｃについて図示矢印方向乙こ回動してヘ
ルｌ−１２ｂやたばこ刻供給路に詰ったたばこ刻のかき
落し作業を即座に行うことを可能にする。かき落し作業
後再運転を開始し、しばらく様子を見てから高速運転操
作ボタンスイッチ７つを操作すると、ＦＦ８２がリセッ
トされてその出力ＱがＬレベルとなり、このことによっ
てシリンダ５２，６６．６８が扉４２，４６．４８を閉
じる方向に作動する。

更に、巻紙供給部２４の巻紙ロール径が所定値以下とな
ったことがセンサ３４によって検出されると、これに応
じてＲ−３ＦＦ８３がセットされてその出力が１ルベル
となる。この結果、オアゲート８４．８６の出力がＨレ
ベルとなって、オアゲート８６の出力により制御される
シリンダ５４が開方向に作動されて扉４４が自動的に開
放される。従って、オペレータは小径となった巻紙ロー
ルの位置変更、新しい巻紙ロールのセント及び巻紙の自
動接続のためのセントを即座に行うことができる。この
とき、機械は運転停止していることは必ずしも必要なく
、低速運転状態ｔこあればよいが、所定の作業後高速運
転操作ボタンスイッチ７９を操作すれば、ＦＦ８３がリ
セットされ、これに応じてシリンダ５４により扉４４が
自ｆｉｉｌ＋的に閉じられる。

なお、ボタンスイッチ７２〜７８は例えば１度の抑圧に
より一方に、更にもう１度の押ｍにより他方にそれぞれ
切換わる切換スイッチにより構成されていて、各ボタン
スイッチの操作状！占によって対応する各部の開閉が行
われる。

上述した実施例では、たばこ刻移送部１２とを管部１６
るこ対して扉４６　、４８をそれぞれ対応させて設けて
いるが、この画部分に対する扉を１１囚にしても実際」
−問題となることはない。

また、扉４６，４Ｂを上方への開き月形式としているが
、扉面に沿って上方に移動する形式とした方が、自動開
放する扉が人にぶつかる心配をなくする上で好ましい。

以ヒ説明したように本発明によれば、機械全体を覆って
いるため高速運転中のたばこ製造装置が発生する騒音を
大中に低減することができ、しかもオペレータによる作
業を必要とする機械各部に対応する扉を自動的に開放す
る構成となっているため、作業時に開放すべき扉を判断
して手で開けるという煩わしい作業が必要なく、作業性
の優れたものが得られる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は本発明が適用さ
れるたばこ紙巻機の一例を示す正面図、第２図は第１図
示の紙巻機の全体をカバーで覆った状態を示す斜視図、
第３図は第２図の一部分の正面を示す一部破断拡大図、
第４図は第８図Ｘ−Ｘ線断面図、第５図は第８図Ｘ−Ｘ
線断面図、第６図は第３図中Ｖ［−Ｖｌ線断面図、第７
図は第８図Ｘ−Ｘ線断面図、第８図は第２図の他の部分
の正面を示す一部破断拡大図、第９図は第９図中ＩＸ−
ＩＸ線断面図、第１０図は第８図Ｘ−Ｘ線断面図、第１
１図は第８図中Ｘ［−ＸＩ線断面図、第１２図は第８図
中ＸＨ−ＸＩＩ線断面図、及び第１３図は制御回路の一
例を示す電気回路図である。１０・・・たばこ刻給送部、１２・・・たばこ刻移送部
、１２ｂ・・・エンドレスヘルド、１６・・・巻管部、
２４・・・巻紙供給部、２５・・・巻紙ロール、３ｏ・
・・詰まり検出センサ、３２・・・切１祈検出センザ、
３４・・・巻ＩＹ検出センザ、４２〜４Ｂ・・・即、５
２　、５４　、６６　。６８・・・駆動シリンダ、第１３図・・・制御回１２に
０特許出願人　目　本専売公社指定代理人　日本専売公社ω「究開発部１こ中　山　道
　夫第９１

Claims

【特許請求の範囲】ｏ＋　ｔｉｌｔ械全体を覆うカバーに、オペレータによ
り作業を行う必要のある機械各部に対応してそれぞれ設
けた開閉自在の複数の扉と、該扉の各々を開閉する動力
源と、機械各所にそれぞれ設けられ、扉の開放を必要と
する状態を検出して信号を発生ずる複数のセンサと、該
センサからの信号を論理処理して開放すべき扉に対応す
る動力源を作動する作動信号を発生ずる制御手段とを４
＋７ｆｉえることを特徴とするたばこ製造装置。（２）たばこ刻を舞い上げてたばこ刻供給路を介して供
給するたばこ刻給送部と、該たばこ刻給送部の上方に設
けられ、前記たばこ刻供給路を介して舞い」二げられて
くるたばこ刻をエンドレスの移動ベルト表面に吸着して
略水平方向に移送するたばこ刻移送部と、該たばこ刻移
送部によって移送されてくるたばこ刻をたばこ巻紙上に
受け、たばこ巻紙を略水平に移動しながら管状に巻上げ
て連続する巻管を形成する巻管部と、予めセントした巻
紙ロールから巻紙供給路を通じて前記巻管部に巻紙を連
続的に供給する巻紙供給部とを備え、前記たばこ刻供給
路にたばこ刻が詰まったことを検出する詰まり検出セン
サを、前記巻紙供給路に巻紙が切断したことを検出する
切断検出センサを、そして前記巻紙供給部にセットした
巻紙ロールの径が所定値以下となったことを検出するロ
ール径セン号をそれぞれ設けてなるたばこ紙巻機を具備
し、該たばこ紙巻機全体をカバーで覆うと共に、該カバ
ーに前記たばこ刻給送部及び前記巻紙供給部にそれぞれ
対応して開閉自在の扉を設け、かつ前記たばこ刻移送部
及び前記巻管部に対応して少なくとも１つの扉を設けて
なるたばこ製造装置において、前記たばこ刻供給部及び
前記巻紙供給部にそれぞれ対応する扉を左右引き戸構成
となすと共に、前記たばこ刻移送部及び前記を管部に対
応する扉を上方に開放する構成となし、かつ前記検山セ
ンザの出力により、各部に対応して設げた動力源を選択
的に作動して、前記複数の扉の所定のものを自動的に開
放するようにしたことを特徴とするたばこ製造装置。