JPS60141246A - 即席麺類の製造方法 - Google Patents
即席麺類の製造方法Info
- Publication number
- JPS60141246A JPS60141246A JP58248617A JP24861783A JPS60141246A JP S60141246 A JPS60141246 A JP S60141246A JP 58248617 A JP58248617 A JP 58248617A JP 24861783 A JP24861783 A JP 24861783A JP S60141246 A JPS60141246 A JP S60141246A
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- JP
- Japan
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- noodle strings
- noodles
- noodle
- noodle strips
- microwave heating
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、いわゆるノンフライ即席麺類の製造方法に関
するものである。 さらに詳細には、本発明は、麺線の
蒸熱後、その水分を約10〜15%に調整し、カリ、次
いで遠赤外線を麺線に照射した後にマイクロ波加熱処理
を施すことによって、膨化度が、大きく均一に分散して
発泡し復元時間が短くシがも食感かソフトで均一な弾力
を有するノンフライ即席麺類を製造する方法に関するも
のである。
するものである。 さらに詳細には、本発明は、麺線の
蒸熱後、その水分を約10〜15%に調整し、カリ、次
いで遠赤外線を麺線に照射した後にマイクロ波加熱処理
を施すことによって、膨化度が、大きく均一に分散して
発泡し復元時間が短くシがも食感かソフトで均一な弾力
を有するノンフライ即席麺類を製造する方法に関するも
のである。
従来のノンフライ即席麺類(以下、単にノンフライ麺と
吋ふ・)は、常法によって製造した蒸し麺を、単に熱j
虱乾燥又はマイクロ波加熱処理するが、あるいは、画処
理を同時に行なうものであった。 しかしなが呟熱風乾
燥した麺は、長時間の乾燥処理のために、麺線組織が収
縮を生し、そのため復元時間が長く、食感もゴム的なも
のとなり、しがも生産性が低い等の問題点を有し、また
一方、マイクロ波加熱処理した麺は、外観的には膨化度
合の天外い麺が得られるが、麺線内部から加熱膨化され
るために、麺線周辺部よりも中心部の発泡が大とくシが
ち層状にヒビ割れを形成するなど、その内部での膨化状
態は、極めて不均一なものである。 そのために、復元
性は良いが、湯のびが早くこしの弱い弾力のない麺とな
り、食感上米だに多くの問題点を有している。 しがも
、このマイクロ波加熱にょる膨化においては、麺線の品
温」二昇及び膨化に要するエネルギーを全てマイクロ波
加熱により得ているので、そのマイクロ波照射に長時間
を要しSそのため、消費電力が非常に犬とくなって、膨
化経費が多大なものになる、という生産」−の問題点も
大きな制約となっている。
吋ふ・)は、常法によって製造した蒸し麺を、単に熱j
虱乾燥又はマイクロ波加熱処理するが、あるいは、画処
理を同時に行なうものであった。 しかしなが呟熱風乾
燥した麺は、長時間の乾燥処理のために、麺線組織が収
縮を生し、そのため復元時間が長く、食感もゴム的なも
のとなり、しがも生産性が低い等の問題点を有し、また
一方、マイクロ波加熱処理した麺は、外観的には膨化度
合の天外い麺が得られるが、麺線内部から加熱膨化され
るために、麺線周辺部よりも中心部の発泡が大とくシが
ち層状にヒビ割れを形成するなど、その内部での膨化状
態は、極めて不均一なものである。 そのために、復元
性は良いが、湯のびが早くこしの弱い弾力のない麺とな
り、食感上米だに多くの問題点を有している。 しがも
、このマイクロ波加熱にょる膨化においては、麺線の品
温」二昇及び膨化に要するエネルギーを全てマイクロ波
加熱により得ているので、そのマイクロ波照射に長時間
を要しSそのため、消費電力が非常に犬とくなって、膨
化経費が多大なものになる、という生産」−の問題点も
大きな制約となっている。
本発明者らは、」二連の如き従来のノンフライ麺の製造
方法が有する問題点を解消し、短時間の膨化処理によっ
て、膨化度合が大で、かつ麺線の中心部周辺部問わず膨
化状態が均一なノンフライ麺を得ることかでき、しかも
その復元性が良く適度の弾力性を持ち、湯のびが抑制さ
れた麺質を有するところのノンフライ麺を得ることを目
的として研究を行なった結果、本発明を完成するに至っ
た。 すなわち、本発明は、常法によって麺線をつくり
、該麺線を蒸熱処理した後、予備乾燥により、麺線水分
を約】0〜15%に水分調整を行ない、次いで遠赤外線
照射を行なった後、マイクロ波加熱処理を行なうことを
特徴とする即席麺類の製造方法である。
方法が有する問題点を解消し、短時間の膨化処理によっ
て、膨化度合が大で、かつ麺線の中心部周辺部問わず膨
化状態が均一なノンフライ麺を得ることかでき、しかも
その復元性が良く適度の弾力性を持ち、湯のびが抑制さ
れた麺質を有するところのノンフライ麺を得ることを目
的として研究を行なった結果、本発明を完成するに至っ
た。 すなわち、本発明は、常法によって麺線をつくり
、該麺線を蒸熱処理した後、予備乾燥により、麺線水分
を約】0〜15%に水分調整を行ない、次いで遠赤外線
照射を行なった後、マイクロ波加熱処理を行なうことを
特徴とする即席麺類の製造方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明においては、公知の製麺原料を使用することがで
きる。
きる。
すなわち、小麦粉、又はそば粉を主体とし、これに他の
穀粉(米粉等)、澱粉(馬鉛薯澱粉、コーンスターチ、
ワキシーコーンスターチ、タピオカ澱粉″4)を適宜選
択して混合し、これに水、食塩などの調味料、麺質改良
剤等を適宜使用する。 その他に、ソルビット、マルチ
トール等の糖アルコール類、全卵、卵白等の卵類などを
添加することによって、マイクロ波加熱の際の麺線の発
熱効率訃よI)向上させ、膨化の度合を犬ぎく均一にし
、しかも異常発泡を防止することに効果があるので、こ
れらを単独又は適宜組み合わせて使用することが好まし
い。 さて、」−配装麺原料をミキサー等によって均一
に混捏し、常法によって麺帯をつくり、さらに切刃等で
麺線に切り出す。 このように製造された麺線に蒸熱処
理を施し、澱粉のα化を行なう。 この蒸熱処理は、従
来使用されているスチーム式蒸熱処理磯等によって行な
うことがでとる。 また、澱粉のα化が達成されるなら
ば、茹(煮熱)処理等の池のα化処理を適用することも
できる。 次いで、前記蒸熱処理された1線を予備乾燥
により水分含有率約10〜15%(重量%、以下同様)
に水分調整する。 乾燥の方法としては、通常の熱風乾
燥、赤外線加熱乾燥等を適宜使用できる。 この水分調
整について、水分含有率が約9%以下の場合は、マイク
ロ波加熱において発泡が不充分で、膨化状態が不均一と
なり、そのため、復元性が悪く、滑らかな食感が得られ
ない。 また、水分含有率が約15%よI)も大きくな
ると、マイクロ波加熱において発泡が麺線中心部に集ま
り周辺部の発泡が少なくなる。 しかも、発泡孔自体が
大型となる反面、膨化度は小さく、各発泡の大小の不均
一が着しくな1)、約25%以上になると、麺線中心部
の発泡が大きく、層状のヒビ割れを生ずるようになる。
穀粉(米粉等)、澱粉(馬鉛薯澱粉、コーンスターチ、
ワキシーコーンスターチ、タピオカ澱粉″4)を適宜選
択して混合し、これに水、食塩などの調味料、麺質改良
剤等を適宜使用する。 その他に、ソルビット、マルチ
トール等の糖アルコール類、全卵、卵白等の卵類などを
添加することによって、マイクロ波加熱の際の麺線の発
熱効率訃よI)向上させ、膨化の度合を犬ぎく均一にし
、しかも異常発泡を防止することに効果があるので、こ
れらを単独又は適宜組み合わせて使用することが好まし
い。 さて、」−配装麺原料をミキサー等によって均一
に混捏し、常法によって麺帯をつくり、さらに切刃等で
麺線に切り出す。 このように製造された麺線に蒸熱処
理を施し、澱粉のα化を行なう。 この蒸熱処理は、従
来使用されているスチーム式蒸熱処理磯等によって行な
うことがでとる。 また、澱粉のα化が達成されるなら
ば、茹(煮熱)処理等の池のα化処理を適用することも
できる。 次いで、前記蒸熱処理された1線を予備乾燥
により水分含有率約10〜15%(重量%、以下同様)
に水分調整する。 乾燥の方法としては、通常の熱風乾
燥、赤外線加熱乾燥等を適宜使用できる。 この水分調
整について、水分含有率が約9%以下の場合は、マイク
ロ波加熱において発泡が不充分で、膨化状態が不均一と
なり、そのため、復元性が悪く、滑らかな食感が得られ
ない。 また、水分含有率が約15%よI)も大きくな
ると、マイクロ波加熱において発泡が麺線中心部に集ま
り周辺部の発泡が少なくなる。 しかも、発泡孔自体が
大型となる反面、膨化度は小さく、各発泡の大小の不均
一が着しくな1)、約25%以上になると、麺線中心部
の発泡が大きく、層状のヒビ割れを生ずるようになる。
この上うな膨化状態は復元は早いが、麺に弾力がなく
、しかも湯のびも早いという麺質悪化の原因となるので
、好ましくない。 しすこがって、水分含有率約10〜
15%に調整しておかねば、本発明の目的とするノンフ
ライ麺は得られず、中でも、約11〜14%に水分調整
した麺線は、後続のマイクロ波加熱処理によって、その
内部の中心部、周辺部を問わず、一様な大きさの微細発
泡孔が均1に分散し、そのために復元性がよく、しかも
弾力性のある食感を有し、湯のびも極めて遅いものとな
るので、特に好ましいものである。
、しかも湯のびも早いという麺質悪化の原因となるので
、好ましくない。 しすこがって、水分含有率約10〜
15%に調整しておかねば、本発明の目的とするノンフ
ライ麺は得られず、中でも、約11〜14%に水分調整
した麺線は、後続のマイクロ波加熱処理によって、その
内部の中心部、周辺部を問わず、一様な大きさの微細発
泡孔が均1に分散し、そのために復元性がよく、しかも
弾力性のある食感を有し、湯のびも極めて遅いものとな
るので、特に好ましいものである。
前記水分調整した麺線は、次いで型詰されて、遠赤外線
を照射され、続いて速やかにマイクロ波加熱処理を施さ
れる。 本発明において使用される遠赤外線の波長は、
格別限定されるものではなく、約4μm11〜j、 h
imの範囲で適宜使用でべろが、例えば、セラミック遠
赤外線ヒーター、面状放射素子、シーズヒータ等によれ
ば、波長的4〜30μIl+のものが使用できる。 遠
赤外線照射によって、麺線の品温を約85〜95℃に昇
)扁させるが、麺線の水分含有率、遠赤外線発生装置の
種類等に応じて、照射時間、放射照度等の条件は、適宜
調節することができる。遠赤外線])(1則して別温さ
ぜた麺線には、速やかに、マイクロ波加熱処理を施す。
を照射され、続いて速やかにマイクロ波加熱処理を施さ
れる。 本発明において使用される遠赤外線の波長は、
格別限定されるものではなく、約4μm11〜j、 h
imの範囲で適宜使用でべろが、例えば、セラミック遠
赤外線ヒーター、面状放射素子、シーズヒータ等によれ
ば、波長的4〜30μIl+のものが使用できる。 遠
赤外線照射によって、麺線の品温を約85〜95℃に昇
)扁させるが、麺線の水分含有率、遠赤外線発生装置の
種類等に応じて、照射時間、放射照度等の条件は、適宜
調節することができる。遠赤外線])(1則して別温さ
ぜた麺線には、速やかに、マイクロ波加熱処理を施す。
この使用マイクロ波の周波数は、特には限定されない
か、通常、27I50Hllzのものが用いられる。
また、マイクロ波加熱の処)11時間は、麺線の予備乾
燥の程度によっても異なるが、20秒〜60秒程度で、
麺線の水分含有率約8〜10%の膨化乾燥麺とすること
ができる。 また麺線のマイクロ波加熱処理への速やか
な移行のために、マイクロ波加熱装置?゛1の被加熱本
導入部に遠赤外線jjjt射装置全装置込んで設置して
おけば、はとA、と麺線品温の底下がなく、エネルギー
が有効しこ吸収される。
か、通常、27I50Hllzのものが用いられる。
また、マイクロ波加熱の処)11時間は、麺線の予備乾
燥の程度によっても異なるが、20秒〜60秒程度で、
麺線の水分含有率約8〜10%の膨化乾燥麺とすること
ができる。 また麺線のマイクロ波加熱処理への速やか
な移行のために、マイクロ波加熱装置?゛1の被加熱本
導入部に遠赤外線jjjt射装置全装置込んで設置して
おけば、はとA、と麺線品温の底下がなく、エネルギー
が有効しこ吸収される。
ところで、麺線のマイクロ波加熱においては、これが誘
電体損失による加熱であるところか呟釦成中の水分が優
先的に加熱され蒸散されることになり、その結果、麺線
の品温」二重、及び多孔質化、そして膨化乾燥が達成さ
れるものであるが、本発明者らは、このマイクロ波加熱
の初」υ1においてはそのエネルギーの大部分が水分及
び麺線品温の士別、のために消費され、しかも、その麺
線か実際に発泡膨化な開始するのは、f;A′#、の水
分含有率が゛約12・−14%となってからであるとい
う新知見を得た。マイクロ波加熱(・x燥には、大量の
電力を消費し、従来の如外製法におい′Cは、このマイ
クロ波加熱に要する経費か多大となるため、実際に製品
を生産する際の大量な制約となっていたが、本発明にお
いては、」−述の新知見に基づき、(1)予(iiii
※2燥によって麺線水分含有率を予め約10・〜15%
にしておくこと、(2)マイクロ波加熱に先だち予め麺
線晶)晶を約85〜95°Cに層温させておくこと、こ
の両構成要1′トをマイクロ波加熱に結合させることに
よって、i’+ii記マイクロ波加熱の初期作用効果に
代(+シ得ることを可能としたものであり、その結果、
マイクロ波加熱に際して、そのJネルギーが、内部から
の多孔質膨化という本来的な作用効果のために、その:
1:よイi効に使用され、マイクロ波加熱処理時間のに
宿)1・臥ひいては、経費の節減を実現できるものであ
る。([第1表1及び1第1−・1図1参照) また、
従来のマイクロ波加熱によるノン7ライ膨化麺は、外観
」二は大きく膨化しているように見えるが、これは、[
第3図1に示される如く、麺線内部、特に中心部で発泡
が大とく空洞化し、層状のヒビ割れをも形成しているこ
とに由来するもので、肌面、未膨化部分も多く残され、
膨化状態が不均一であることがM明した。 これらが弾
力性の不足などの食感悪化及び早い湯のびなどの原因と
なっていたものと思われる。 これに対して、本発明に
おいては、予備乾燥して約10〜15%に水分調整して
おくことによって、[第2表1及び[第1図]、[第5
〜8図1に示す如く、麺線の中心部周辺部問わず細かい
発泡孔が一様に分散して膨化状態が極めて良好な膨化麺
をイ:することかで終る。 しがも、この膨化麺におい
ては、前記膨化状1゛ルであるので復元性が良好で食感
的にも適度の弾力を有し「こし」があり湯のびもしにく
いという作用効果も得ることがでべろ6 また、本発明
においては、麺線品温を予め約85〜95°Cに昇温さ
せるのに、遠赤外線照射によって行なう。 熱風による
層温は、エネルギ゛−効率が悪く長時間要するので、生
産性が低く、しかも、麺線表面部m識の硬化を生じ、ま
た、近赤外線照射では麺線表面の加熱に限られるために
昇温よりも表面の乾燥が先行するので、いずれも好まし
くない。 これにメJして、遠赤外線照射では、有機物
の赤外線吸収特性に合った波I(で照射するため、この
遠赤外線が照射開始と同時に麺線に吸収され、分子振動
を起こして加熱が開始される。 それ故にエネルギー4
i1夫が極めで少なく、しがも麺線表面と同時に内部加
熱も行なわれるので、極めて速やかに昇温か実施でとる
。
電体損失による加熱であるところか呟釦成中の水分が優
先的に加熱され蒸散されることになり、その結果、麺線
の品温」二重、及び多孔質化、そして膨化乾燥が達成さ
れるものであるが、本発明者らは、このマイクロ波加熱
の初」υ1においてはそのエネルギーの大部分が水分及
び麺線品温の士別、のために消費され、しかも、その麺
線か実際に発泡膨化な開始するのは、f;A′#、の水
分含有率が゛約12・−14%となってからであるとい
う新知見を得た。マイクロ波加熱(・x燥には、大量の
電力を消費し、従来の如外製法におい′Cは、このマイ
クロ波加熱に要する経費か多大となるため、実際に製品
を生産する際の大量な制約となっていたが、本発明にお
いては、」−述の新知見に基づき、(1)予(iiii
※2燥によって麺線水分含有率を予め約10・〜15%
にしておくこと、(2)マイクロ波加熱に先だち予め麺
線晶)晶を約85〜95°Cに層温させておくこと、こ
の両構成要1′トをマイクロ波加熱に結合させることに
よって、i’+ii記マイクロ波加熱の初期作用効果に
代(+シ得ることを可能としたものであり、その結果、
マイクロ波加熱に際して、そのJネルギーが、内部から
の多孔質膨化という本来的な作用効果のために、その:
1:よイi効に使用され、マイクロ波加熱処理時間のに
宿)1・臥ひいては、経費の節減を実現できるものであ
る。([第1表1及び1第1−・1図1参照) また、
従来のマイクロ波加熱によるノン7ライ膨化麺は、外観
」二は大きく膨化しているように見えるが、これは、[
第3図1に示される如く、麺線内部、特に中心部で発泡
が大とく空洞化し、層状のヒビ割れをも形成しているこ
とに由来するもので、肌面、未膨化部分も多く残され、
膨化状態が不均一であることがM明した。 これらが弾
力性の不足などの食感悪化及び早い湯のびなどの原因と
なっていたものと思われる。 これに対して、本発明に
おいては、予備乾燥して約10〜15%に水分調整して
おくことによって、[第2表1及び[第1図]、[第5
〜8図1に示す如く、麺線の中心部周辺部問わず細かい
発泡孔が一様に分散して膨化状態が極めて良好な膨化麺
をイ:することかで終る。 しがも、この膨化麺におい
ては、前記膨化状1゛ルであるので復元性が良好で食感
的にも適度の弾力を有し「こし」があり湯のびもしにく
いという作用効果も得ることがでべろ6 また、本発明
においては、麺線品温を予め約85〜95°Cに昇温さ
せるのに、遠赤外線照射によって行なう。 熱風による
層温は、エネルギ゛−効率が悪く長時間要するので、生
産性が低く、しかも、麺線表面部m識の硬化を生じ、ま
た、近赤外線照射では麺線表面の加熱に限られるために
昇温よりも表面の乾燥が先行するので、いずれも好まし
くない。 これにメJして、遠赤外線照射では、有機物
の赤外線吸収特性に合った波I(で照射するため、この
遠赤外線が照射開始と同時に麺線に吸収され、分子振動
を起こして加熱が開始される。 それ故にエネルギー4
i1夫が極めで少なく、しがも麺線表面と同時に内部加
熱も行なわれるので、極めて速やかに昇温か実施でとる
。
以下に本発明による実施例を示す。
実施例1
小麦粉1,000.に、予め食塩158、カンスイ38
、ソルビット58を溶解させた水350 を加えて常法
によって製麺し、 これを18@(丸)の切刃で切I)
出し、麺厚1.,25mmの麺線とした。 次にこの麺
線を2分間蒸煮してα化し、水分含有率33%の蒸し麺
を得た。 この蒸し麺を約20分間熱風乾燥して、水分
含有率約13%に水分調整し、次いでセラミック遠赤外
線ヒーターで10秒間、遠赤外線(波長30μm11)
照射を行ない、麺線を90°Cに昇温させ、続いてマイ
クロ波加熱(周波数2450Mtlz)を25秒間行な
って、乾燥膨化させ、水分含有率8%の即席@(ラーメ
ン)をイ(また。
、ソルビット58を溶解させた水350 を加えて常法
によって製麺し、 これを18@(丸)の切刃で切I)
出し、麺厚1.,25mmの麺線とした。 次にこの麺
線を2分間蒸煮してα化し、水分含有率33%の蒸し麺
を得た。 この蒸し麺を約20分間熱風乾燥して、水分
含有率約13%に水分調整し、次いでセラミック遠赤外
線ヒーターで10秒間、遠赤外線(波長30μm11)
照射を行ない、麺線を90°Cに昇温させ、続いてマイ
クロ波加熱(周波数2450Mtlz)を25秒間行な
って、乾燥膨化させ、水分含有率8%の即席@(ラーメ
ン)をイ(また。
実施例2
小麦粉700g、そば粉300gに食塩158、やまの
いも粉8g、マルチト−ル5g、及び水350 を混合
し、常法によって製麺し、これを20番(角)の切刃に
て切出し、麺厚]、、2On+mの麺線を得た。
いも粉8g、マルチト−ル5g、及び水350 を混合
し、常法によって製麺し、これを20番(角)の切刃に
て切出し、麺厚]、、2On+mの麺線を得た。
次に、この麺線を2分間蒸煮してα化し、水分含有率3
5%の蒸し麺を得た。 この蒸し麺を18分間熱風乾燥
して水分含有率約15%に水分調整し、次いで、セラミ
ック遠赤外線ヒーターで10秒間、遠赤外線(波長20
μ口1)照射を行ない麺線温度を95°Cに層温させ、
続いてマイクロ波加熱(周波数2450曲Z)を30秒
間行なって、(・2燥膨化させ、水分含有率10%の即
席麺(そは゛)を得た。
5%の蒸し麺を得た。 この蒸し麺を18分間熱風乾燥
して水分含有率約15%に水分調整し、次いで、セラミ
ック遠赤外線ヒーターで10秒間、遠赤外線(波長20
μ口1)照射を行ない麺線温度を95°Cに層温させ、
続いてマイクロ波加熱(周波数2450曲Z)を30秒
間行なって、(・2燥膨化させ、水分含有率10%の即
席麺(そは゛)を得た。
第1図は、本発明方法により製造されたノンフライ麺の
断面の電子顕微鏡写真(倍率30倍、以下同様)である
。 第2図は、本発明方法から遠赤外線照射処理のみ除
いて製造したノンフライ麺、第3図は、従来のマイクロ
被加熱IBj化によるノンフライ麺、第・1図は、従来
の熱風乾燥によるノンフライ麺の各々断面の電子顕微鏡
写真である。 第5.6、°7.8図は、本発明方法において、各々2
0.15.10.9%に水分調整した場合のノンフライ
麺の断面の電子顕微鏡写真である。 特許出願人 目清食品株式会社 Iq図] V1引 [埴3i目 114目] L鴨5図コ [第6図] [笛7図] 「警v8アコ 手続補正書(方式) 昭和59年5月29日差出 昭和59年 5月28日 特許庁長官 若杉 和夫殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第24861.7号
2、発明の名称 即席麺類の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 −(郵便番号:532) 4、補正命令の日付 昭和59年3月7日(発送日:同
年3月27日)5、補正の対象 明細書の図面の簡単な
説明の欄6、補正の内容
断面の電子顕微鏡写真(倍率30倍、以下同様)である
。 第2図は、本発明方法から遠赤外線照射処理のみ除
いて製造したノンフライ麺、第3図は、従来のマイクロ
被加熱IBj化によるノンフライ麺、第・1図は、従来
の熱風乾燥によるノンフライ麺の各々断面の電子顕微鏡
写真である。 第5.6、°7.8図は、本発明方法において、各々2
0.15.10.9%に水分調整した場合のノンフライ
麺の断面の電子顕微鏡写真である。 特許出願人 目清食品株式会社 Iq図] V1引 [埴3i目 114目] L鴨5図コ [第6図] [笛7図] 「警v8アコ 手続補正書(方式) 昭和59年5月29日差出 昭和59年 5月28日 特許庁長官 若杉 和夫殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第24861.7号
2、発明の名称 即席麺類の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 −(郵便番号:532) 4、補正命令の日付 昭和59年3月7日(発送日:同
年3月27日)5、補正の対象 明細書の図面の簡単な
説明の欄6、補正の内容
Claims (1)
- 常法によって麺線をつくり、該麺線を蒸熱処理した後、
予備乾燥により麺線水分を約10〜15%に水分調整を
行ない、次いで、遠赤外線照射を行なった後マイクロ波
加熱処理を行なうことを特徴とする即席麺類の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58248617A JPS60141246A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 即席麺類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58248617A JPS60141246A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 即席麺類の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60141246A true JPS60141246A (ja) | 1985-07-26 |
JPS6320502B2 JPS6320502B2 (ja) | 1988-04-27 |
Family
ID=17180776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58248617A Granted JPS60141246A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 即席麺類の製造方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPS60141246A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62126946A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-09 | Toyo Suisan Kk | 即席めんの製造方法 |
JPS62158467A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-07-14 | キヤンベル ス−プ カンパニ− | インスタント加熱乾燥ヌ−ドルの製造方法 |
KR20000055723A (ko) * | 1999-02-09 | 2000-09-15 | 변봉화 | 마이크로파 또는 전자파를 이용하는, 면질이 개선된 삶은면류의 제조방법 |
JP2010130979A (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Nisshin Foods Kk | 乾麺類の製造方法 |
WO2010137982A1 (en) * | 2009-05-29 | 2010-12-02 | Csm Nederland B.V. | A method of preparing a fully cooked farinaceous product |
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JP2016106531A (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-20 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 即席熱風乾燥麺の製造方法及び即席熱風乾燥麺 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0267178U (ja) * | 1988-11-11 | 1990-05-21 |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP58248617A patent/JPS60141246A/ja active Granted
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KR20000055723A (ko) * | 1999-02-09 | 2000-09-15 | 변봉화 | 마이크로파 또는 전자파를 이용하는, 면질이 개선된 삶은면류의 제조방법 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6320502B2 (ja) | 1988-04-27 |
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