JPS60140619A - 連装リ−フスイツチの密封兼回動自在型カバ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 近時、コンピューター、電子音響機器その他の各種電気
機器のスイッチ作動を必要とする部分に、極めて多数個
の各種マイクロスイッチ及び本発明におけるスイッチに
類するリーフスイッチが使用されておシ、その使用数は
将来に向って飛躍的に増大しつＸあΣ。

而して、現在の各種マイクロスイッチは各種の接点機構
をプラスチック等のケース内に封入した構成で、防塵性
に優れるが、スイッチ機構を極めて小型のケース内に封
入したものをケース外から操作する必要性から構造が複
雑となり、ために脆弱となって耐久性に欠ける欠点があ
り、コストも高価なものとなっていた。

その点、リーフスイッチは接点部のばね片からなるスイ
ッチ機構が単純な上にそれらを露出して構成したもので
あシ、マイクロスイッチに比し耐久性、機能性に優れ、
またコストも格段に安価な特徴があるが、反面、特に接
点部分が露出しているために核部に塵埃が付着しやすく
、接点開閉作用によって電圧がか５るのでこれが集塵作
用を惹起して、々おのこと接点部分の塵埃付着を助長し
、為に、接点の接触不良や導電不良による抵抗の発生な
どの問題が現われ、特に近時のコンピューターなどにお
ける微弱電流の接点作用においてはそれが大きな欠点と
な多つ＼ある。

そこで出願人は、先に、特願昭５６−２０２９７４号、
発明の名称「リーフスイッチの密封型カバー」及び、特
願昭５７−４１５７５号、発明の名称「リーフスイッチ
の密封兼回動自在型カバー」をもって、リーフスイッチ
のスイッチ機構全体、即ち、絶縁基台に平行埋設した複
数枚の接点ばね片の、他側に突出した端子部を除き、−
側に突出したスイッチ機構の全体を、外部からの接点開
閉作動は可能な状態で、密封兼回動自在型カバーをもっ
て覆ってしまい、もって、上記の特に接点部分に対する
防塵作用を行わしめ、しかも、スイッチ操作（接点の開
閉操作）自体は従来同様に何ら支障なく行いうるように
したものを発明し出願し、更に、特願昭５８−１７３６
８７号、発明の名称「連装リーフスイッチの密封兼回動
自在型カバー」を出願したのであるが、本発明は上記第
１１第２出願発明の技術を発展させた第３出願発明に改
良を加えたものである。

即ち、本発明の構成をその実施例につき説明すれば、 共通絶縁基台／ａに、平行した複数枚の接点ばね片コａ
％２ｂ、２ｃｍ・・からなるスイッチ機構Ｓを複数並列
埋設（例えば、絶縁基台ｌをプラスチックの成形加工で
設けるときにインサート成形加工によって埋設。）して
構成した連装リーフスイッチＡ、若しくは、個々の絶縁
基台／ｂに平行した複数枚の接点ばね片コａ、２ｂ、：
ｌｃ・・・からなるスイッチ機構Ｓを埋設して個々のリ
ーフスイッチＡ′を設け、該リーフスイッチＡ′複数個
を共通基台／ｃに並列設置して構成した連装リーフスイ
ッチＡの、 各並列スイッチ機構Ｓ全部（共通絶縁基台ｌａ若しくは
絶縁基台ｌｂの反対側に突出した端子部２ａ′、２ｂ′
、ユＣ′・・・を除いて）を−緒に覆う扁平箱状等の絶
紗性素材（例、プラスチックの成形品）からなる密封兼
回動自在型カバーＢ（以下単元カバーＢと略記する）で
あり、該カバーＢは内部に各スイッチ機構Ｓ全部を一緒
に収納する大きさと形状の空間Ｃを設は該空間Ｃ内面に
適宜の係合突起（または突条）Ｄｌを突設すると共に、
その後端開口部３の両測部付近３ａを共通絶縁基台／、
ａ若しくは共通基台／ｃに回動自在に適宜枢着（例、枢
軸弘と軸孔５の嵌合によって）したものであシ、 また、カバーＢ外部からの押圧力Ｐ乃至牽引力等の外力
操作によって、各スイッチ機構Ｓの灸接点ｂａ、Ａｂ、
Ａｃ・・・が開、閉動作するように、各スイッチ機構Ｓ
の接点ばね片２ａ、、２ｂ、２ｃ・・・の内の可動側接
点ばね片（例１．２ｂ）の一部Ｄ２が、前記押圧力Ｐ等
によってカバーＢを枢軸≠（枢着点）を支点として回動
したとき、該カバーＢの前記係合突起１）Ｉと係合する
ようにし、該保合作用によって各対向接点ばね片（固定
側ばね片、例えば２ａ”Ｊたはユｂ）の各接点（例、Ａ
ａまだはｘｂ）と−斉に接離して、各スイッチ機構を一
斉に開閉作動するようにしたものである。

即チ、ノーマルクローズ型連装リーフスイッチ（第１図
）においては可動側接点ばね片（例１．２ｂ）の接点４
ｂが、接点６ａから離隔して接点が開となるものであシ
、 逆にノーマルオープン型連装リーフスイッチ（第５図）
においては可動側接点ばね片（例、Ｊａ）の接点６ａが
接点６ｂに接触して接点が閉となる。

また、第７図示の連装リーフスイッチではカバーＢの抑
圧下降で当初離隔して開となっていた可動側接点ばね片
、２ａの接点６ａが接点６ｂに接触して閉となシ、つい
で、同接点６ｂと接点ｂｃが離隔して開となるものであ
る。

連装リーフスイッチにおいては、その各スイッチ機構の
全体をカバー′Ｂで覆っているものであるから、当然に
上記係合作用に伴うスイッチ開閉は一斉に行われるが、
上記の如く同一構成のスイッチ機構を連装した場合と異
なシ、例えば、異種のスイッチ機構を混在構成した場合
には、共働作用に伴う各スイッチ機構の作動は開または
閉、まちまちに行われる。

また、可動側接点ばね片とカバーＢとの保合構成や位置
等を適宜変更して、各スイッチ機構の作動を時間的にず
らすことなども可能である。

第７．８図は、本発明の他の実施例を示すものであシ、 共通基台／ｃの左端部に等間隔に列設゛した凹孔にと端
子嵌合孔９に、個々のり−フスイノチＡ′の絶縁基台／
ｂと端子部２ａ’、コｂ／、コＣ′を各嵌合して、該共
通基台／ｃに複数のリーフスイッチＡ′を並列設置して
連装リーフスイッチＡを構成し、一方、設置した各リー
フスイッチＡ′の各スイッチ機構Ｓ全部を収納する大き
さと形状の空間Ｃを内部に設け、該空間Ｃを各スイッチ
機構Ｓ毎に仕切板１３で仕切り、該仕切板１３の側面に
係合突起（または突条）Ｄｌ）を突設した扁平箱状のカ
バーＢを、各スイッチ機構Ｓ上に套嵌して、その開口部
３の両測部付近３ａを共通基台ＩＣの両側部に、例えば
、共通基台／ｃ側の枢軸ψとカバーＢ側の軸孔Ｓの嵌合
によって、回動自在に適宜枢着し、また、各スイッチ機
構Ｓの可動側接点ばね片２ａ、ユＣの一部Ｄ２にカバー
Ｂの回動で前記係合突起（または突条）Ｄｒが係合する
保合片Ｄ　ｚ／　を設け、また、共通基台／ｃの左端部
とカバーＢの一部の間にコイルばねｌＯを張設し、その
収縮力によってカバーＢの先端を上方に付勢して、共通
基台／ｃの右側延長板ｌｌの端部両側に突設したストッ
パーノコの下面に常時当接せしめ、 押圧力Ｐによって適宜カバーＢを下方へ押圧し、また、
抑圧を解くことによシ、コイルばね１０を伸縮してカバ
ーＢを枢軸ψ（枢着点）を支点として回動せしめ、該カ
バーＢの保合突起（捷たは突条）ｐｌを各スイッチ機構
Ｓの可動側接点ばね片２’ａ、２ｃの係合突片Ｄ　２　
／と係合１だは離隔して、カバーＢと可動側接点ばね片
２ａ、２ｃを共働して、−斉に、各スイッチ機構Ｓの接
点を開閉操作するようにしたものである。

上記の構成において、本発明は、 カバーＢの空間Ｃ内面に設ける係合突起（または突条）
Ｄｌと、カバーＢの回動によって該係合突起（または突
条）ＤＩと衝突係合する可動側接点ばね片の一部Ｄ２（
係合突片Ｄ２′　）との間のクリアランスを、例えば、
保合突起（または突条）ＤＩの設置位置、寸法の大小調
節及び係合突片Ｄ　２　／の寸法の２大、Ｊ−調節など
によって、広狭自在に設定し得る特長がある。

而して、該クリアランスの調節によって、カバーＢの回
動角度及びそれに伴うｌ）１とＤ２の保合のタイミング
、該タイミングに関連した各接点の開閉のタイミングな
どを様々に設定し得るととＮなり、 よって、例えば、第７図示の連装リーフスイッチにおい
て、当初、コイルばねｉｏによって上方へ付勢されたカ
バーＢの保合突起（または突条）ＤＩが可動側接点ばね
片ユａの係合突片Ｄ　２　／に係合して該ばね片ユａを
押し上げ、従って、接点６ａと４ｂ［開、接点６ｂと６
０は閉となっているが、カバーＢを押圧力Ｐによって下
降すると、接点６ａが下降して６ｂに接するが、この時
、上記クリアランスの存在のためＤｌが可動側接点ばね
片６ｃの係合突片Ｄ　２／に末だ係合しないため、接点
６ｂと６ｃは閉のま５であり、よって、一時的に接点１
−ａ、６ｂ、６ｃの３者が閉状態となシ、続くカバーＢ
の回動でようや（１）ｌがばね片２ｃのＤ２′に係合し
てこれを押し下げ、接点ｘｂと６Ｃが開となる。

とれは、上記クリアランスの設定によシ、ショーテイン
グトランスファスイッチを構成したに外ならないもので
ある。また、例示はしないが、ノンショーテングトラン
スファスイノテを構成することも当然に可能である。

また、本発明の場合、各接点の開閉操作を上記の如く、
カバーＢ側の保合突起（または突条）ＤＩと可動側接点
ばね片の一部Ｄ２（係合突片Ｄ２′）との保合によって
行うものであるので、各スイッチ機構Ｓの個々の構成に
多少のばらつき（例、接点ばね片の曲成形状、弾発力及
び接点の位置などのばらつき）があっても、半ば強制的
に一斉反曲及び接点開閉が行われるため、スイッチング
作用が正確−斉に行われ、作用のばらつきや不正確接離
及び、震動や外力による接点の誤接離等が生じない優れ
た特長がある。

なお、以上説明した。ノーマルクローズ型（第１．２図
示）、ノーマルオーブン型（第５．６図示）及びその併
合型（第７．８図示）の連装リ−フスイッチは、連装リ
ーフスイッチＡの実施例として示したにすぎず、本発明
密封兼回動自在型カバーは、共通絶縁基台に複数組のス
イッチ機構を並列埋設した構成の連装リーフスイッチ、
若しくは共通基台に複数個のり−フスイノチを並列設置
した構成の連装リーフスイッチの全てを対象として、各
々細部を適宜構成することによって適用可能としたもの
である。

また、当然の享年ら、上記各種の連装リーフスイッチを
覆う本発明密封兼回動自在型カバーの構成も、上記側に
限定されるものではなく、要するに、カバー内に各スイ
ッチ機構の全部を収納する大きさと形状の空間を設は該
空間内面に適宜の保合突起（または突条）を形成すると
共に、その後端開口部伺近を基台の一部に回動自在に適
宜枢着したものであシ、また、密封兼回動自在型カバー
外部からの外力操作によって接点が開閉動作すべく、各
スイッチ機構の内の各可動側接点ばね片の一部が前記外
力操作による該、カバーの回動によって前記係合突起（
ｊたは突条）と係合するように設け、該保合作用によシ
各スイッチ機構の接点を一斉に開または閉作動するよう
に構成したものである。

上記構成において、本発明密封兼回動自在型カバーは、
従来全く露出した状態にあった各種連装リーフスイッチ
の各スイッチ機構全部を一括して密封式に覆って、特に
接点部分が塵埃に汚染する、ことによる弊害を有効に防
御すると共に、スイッチ作用は外力操作によシカパーを
回動することによって全スイッチ機構の接点を一斉に開
閉操作し得るものであるので、本来耐久性に優れ、コス
トの安い特長のあるリーフスイッチに、マイクロスイッ
チの密封防塵性能を付加して、極めて優れた密封兼回動
自在型カバー付の連装リーフスイッチを提供しうる多大
の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は共通絶縁基台に複数のスイッチ機構を並列埋設
した構成の連装リーフスイッチの一例（ノーマルクロー
ズ型）に本発明カバーを装着した一部切断正面図、第２
図は第１図の一部切断平面図、第３図はカバーの一部切
断正面図、第４図は第３図の一部切断平面図、第５図は
共通基台に個々のり−フスイノチを並列設置した構成の
連装リーフスイッチの一例（ノーマルオープン型）に本
発明カバーを装着した一部切断ＬＩＥ面図、第６図は第
５図の一部切断平面図、第７図は同じく共通基台に個々
の）リーフスイッチを並列設置した構成の連装リーフス
イッチの一例（ノーマルクローズ、ノーマルオーブン併
合型）に本発明カバーを装着した一部切断正面図、第８
図は第６図の一部切断平面図、第９図は第７．８図のカ
バーの一部切断正面図、第１０図は第９図の一部切断平
面図である。 料量、Ａ・・・連装リーフスイッチ、Ａ′・・・単体リ
ーフスイッチ、Ｂ・・・カバー、Ｃ・・・空間、Ｉ）Ｉ
　・・保合突起（または突条）、Ｄ２・・・可動側接点
ばね片の一部、Ｄ　２　／　・・係合突片、Ｓ・・・ス
イッチ機構、ｌ）・・・押圧力、 ／ａ・・・共通絶縁基台、／ｂ・・・単体リーフスイッ
チの絶縁基台、／ｃ・・・共通基台、−ｉ！　ａ　−、
ｊ　ｂ　、、２ｃ・・・接点ばね片、コａ　’　、２　
ｂ　’、ｃ′川用子部、コ ３・・・開口部、３ａ・・・開口部の両側付近、ψ由枢
軸、Ｓ・・・軸孔、Ａ　ａｌ　６ｂｓ　４　ｃ・・・接
点、ｇ・・・凹孔、９・・・端子嵌合孔、１０・・・コ
イルばね、ｌｌ・・右側延長板、１２・・・ストッパー
、１３・・仕切板。 隼り図 第　／ｒＩＡ 第７図 第２図 第１θ図 宮

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ）、共通絶縁基台に、平行した複数枚の接点ばね片か
   らなるスイッチ機構を複数組並列埋設して構成した連装
   リーフスイッチ、若しくは、個々の絶縁台に平行した複
   数枚の接点ばね片からなるスイッチ機構を埋設して個々
   のリーフスイッチを設け、該リーフスイッチ複数個を共
   通基台に並列設置して構成した連装リーフスイッチの、
   各並列スイッチ機構全部を一緒に覆う密封型カバーであ
   り、該カバーはカバーの内部に各スイッチ機構全部を収
   納する大きさと形状の空間を設け、該空間内面に適宜の
   保合突起（または突条）を形成すると共に、その後端開
   口部付近を共通絶縁基台若しくは共通基台に回動自在に
   適宜枢着したものであり、また、密封型カバ７外部から
   の外力操作によって、各スイッチ機構の接点が同時に開
   閉動作すべく、各スイッチ機構の接点ばね片の内のする
   ように設け、該保合作用によシ対向接点ばね片の接点と
   接離してスイッチを開閉作動するように構成したととを
   特徴とする、連装リーフスイッチの密封兼回動自在型カ
   バー。 ２、特許請求の範囲第１項記載の連装リーフスイッチの
   密封兼回転自在型カバーにおいて、共通基台の左端部に
   等間隔に列設した凹孔と端子嵌合孔に、個々のり−フス
   イノチの絶縁基台と端子部を各嵌合して、該共通基台に
   複数のり−フスイノチを並列設置して連装リーフスイッ
   チを構成し、 一方、設置した各リーフスイッチ機構全部を収納する大
   きさと形状の空間を設け、該空間を各スイッチ機構毎に
   仕切板で仕切り、該仕切板側面に保合突起（または突条
   ）を突設したカバーを、各スイッチ機構上に套嵌して、
   その開口部両側付近を共通基台の両側に枢軸と軸孔の嵌
   合によシ回動自在に枢着し、各スイッチ機構の可動側接
   点ばね片の一部に係合突片を設け、 また、共通基台の左端部とカバーの一部の間にコイルば
   ねを張設し、その収縮力によってカバーの先端を上方に
   付勢して右側延長板のストッパー下面に常時当接せしめ
   、 適宜の押圧力によりカバーを下方へ押圧し、また、押圧
   を解くことによりコイルばねを伸縮しての保合片と保合
   または離隔して、カバーと可動側接点ばね片が共働し各
   スイッチ機構の接点を一斉に開閉するように構成した、
   連装リーフスイッチの密封兼回動自在型カバー。