JP2657884B2 - スイッチ付きコネクタ - Google Patents
スイッチ付きコネクタInfo
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- JP2657884B2 JP2657884B2 JP5107218A JP10721893A JP2657884B2 JP 2657884 B2 JP2657884 B2 JP 2657884B2 JP 5107218 A JP5107218 A JP 5107218A JP 10721893 A JP10721893 A JP 10721893A JP 2657884 B2 JP2657884 B2 JP 2657884B2
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- connector
- movable
- piece
- fixed connection
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/70—Structural association with built-in electrical component with built-in switch
- H01R13/703—Structural association with built-in electrical component with built-in switch operated by engagement or disengagement of coupling parts, e.g. dual-continuity coupling part
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチ付きコネクタに
係り、特に超高周波帯、例えば数百MHz〜数GHz帯
において通信機器本体へアンテナを接続したり、電子機
器内の伝送線路途中で別のコネクタ等を接続する際に使
用されるとともに、その接続によって信号切換えが可能
なスイッチ付きコネクタに関する。
係り、特に超高周波帯、例えば数百MHz〜数GHz帯
において通信機器本体へアンテナを接続したり、電子機
器内の伝送線路途中で別のコネクタ等を接続する際に使
用されるとともに、その接続によって信号切換えが可能
なスイッチ付きコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタとしては、ケース内に
固定接続片とこれに接続可能な可動接続片を配置し、別
の雄コネクタをそのケースに挿入することによってその
可動接続片を変位させて固定接続片に圧接させたり、予
め圧接させた可動接続片を固定接続片から離してスイッ
チ動作させる構成が知られている。
固定接続片とこれに接続可能な可動接続片を配置し、別
の雄コネクタをそのケースに挿入することによってその
可動接続片を変位させて固定接続片に圧接させたり、予
め圧接させた可動接続片を固定接続片から離してスイッ
チ動作させる構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スイッチ付きコネクタは、可動接続片に沿って外部から
雄コネクタを挿入することによってそれを変位させてス
イッチ動作させる構成であるが、搭載する電子機器によ
っては接続する雄コネクタを可動接続片に向って交差す
る方向から挿入する構成が必要な場合がある。特に、電
子機器の回路基板にフラットボンディング接続されるコ
ネクタについては、一般に回路基板に沿って位置する固
定接続片や可動接続片をケースの両側面から平面的に突
出させる構成となり、内部の可動接続片に向って雄コネ
クタを上方から下方に向けて挿入する構成となり易く、
構成が簡単でそのような使い方のできるスイッチ付きコ
ネクタの提供が望まれていた。
スイッチ付きコネクタは、可動接続片に沿って外部から
雄コネクタを挿入することによってそれを変位させてス
イッチ動作させる構成であるが、搭載する電子機器によ
っては接続する雄コネクタを可動接続片に向って交差す
る方向から挿入する構成が必要な場合がある。特に、電
子機器の回路基板にフラットボンディング接続されるコ
ネクタについては、一般に回路基板に沿って位置する固
定接続片や可動接続片をケースの両側面から平面的に突
出させる構成となり、内部の可動接続片に向って雄コネ
クタを上方から下方に向けて挿入する構成となり易く、
構成が簡単でそのような使い方のできるスイッチ付きコ
ネクタの提供が望まれていた。
【0004】さらに、超高周波帯信号を切換えるスイッ
チ付きコネクタでは、固定接続片と可動接続片とを確実
な接触状態に保つ必要があり、単なる圧接に加えて特別
な工夫が必要である。本発明はこのような従来の欠点を
解決するためになされたもので、接続するコネクタを可
動接続片に向けて挿入させることが可能で、その挿入し
たコネクタによってスイッチ動作させる簡単なスイッチ
付きコネクタの提供を目的とする。また、本発明は固定
接続片と可動接続片の間で確実な接触状態が得られるス
イッチ付きコネクタの提供を目的とする。
チ付きコネクタでは、固定接続片と可動接続片とを確実
な接触状態に保つ必要があり、単なる圧接に加えて特別
な工夫が必要である。本発明はこのような従来の欠点を
解決するためになされたもので、接続するコネクタを可
動接続片に向けて挿入させることが可能で、その挿入し
たコネクタによってスイッチ動作させる簡単なスイッチ
付きコネクタの提供を目的とする。また、本発明は固定
接続片と可動接続片の間で確実な接触状態が得られるス
イッチ付きコネクタの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、固定接続片をケースに支持し、この
ケースに可動接続片を開放端側が変位可能に支持させて
その固定接続片に圧接させ、この可動接続片には外部の
コネクタの接続される分岐接続片をその固定接続片との
圧接面側に立上げ屈曲されて立設させるとともに、その
分岐接続片に沿った外部からの押圧がない状態でその開
放端側をその固定接続片に弾性的に圧接するとともに、
その外部からの押圧によってその弾性力に抗してその開
放端側が その分岐接続片に沿って押し下げられてその固
定接続片から離されるよう上記可動接続片を形成したも
のである。また、本発明は、その固定接続片を付勢する
ようにその分岐接続片の立上げ方向にその可動接続片を
湾曲形成すると良い。
るために本発明は、固定接続片をケースに支持し、この
ケースに可動接続片を開放端側が変位可能に支持させて
その固定接続片に圧接させ、この可動接続片には外部の
コネクタの接続される分岐接続片をその固定接続片との
圧接面側に立上げ屈曲されて立設させるとともに、その
分岐接続片に沿った外部からの押圧がない状態でその開
放端側をその固定接続片に弾性的に圧接するとともに、
その外部からの押圧によってその弾性力に抗してその開
放端側が その分岐接続片に沿って押し下げられてその固
定接続片から離されるよう上記可動接続片を形成したも
のである。また、本発明は、その固定接続片を付勢する
ようにその分岐接続片の立上げ方向にその可動接続片を
湾曲形成すると良い。
【0006】
【作用】そのような手段を備えた本発明では、この外部
コネクタを分岐接続片に接続させて直接又は間接的にそ
の可動接続片を押せば、この外部接続コネクタが接続さ
れた状態でその可動接続片の開放端側がその分岐接続片
に沿って押し下げられ固定接続片から離れ、外部コネク
タを外せば可動接続片が元の状態に戻って固定接続片を
圧接して導通する。また、その可動接続片を分岐接続片
の立上げ方向に湾曲形成させた構成では、固定接続片へ
の圧接時に可動接続片には固定接続片上を摺動するよう
な応力が働く。
コネクタを分岐接続片に接続させて直接又は間接的にそ
の可動接続片を押せば、この外部接続コネクタが接続さ
れた状態でその可動接続片の開放端側がその分岐接続片
に沿って押し下げられ固定接続片から離れ、外部コネク
タを外せば可動接続片が元の状態に戻って固定接続片を
圧接して導通する。また、その可動接続片を分岐接続片
の立上げ方向に湾曲形成させた構成では、固定接続片へ
の圧接時に可動接続片には固定接続片上を摺動するよう
な応力が働く。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係るスイッチ付きコネクタの一実施
例を示す断面図である。図1において、ケース1は偏平
な絶縁性基板3に導電性カバー5を被せて一体化されて
なり、基板3に形成した凹部7内には後述する固定接続
片9および可動接続片11からなるスイッチ機構が形成
されている。固定接続片9は、細長い弾性的導電片を途
中で階段状に屈曲するとともに、その屈曲部を基板3で
支持させ、一方の先端側を基板3の側面下部から突出さ
せて外部接続端子9aとし、他方の先端側を凹部7内の
上部へ突出させて固定接点9bとしている。
る。図1は本発明に係るスイッチ付きコネクタの一実施
例を示す断面図である。図1において、ケース1は偏平
な絶縁性基板3に導電性カバー5を被せて一体化されて
なり、基板3に形成した凹部7内には後述する固定接続
片9および可動接続片11からなるスイッチ機構が形成
されている。固定接続片9は、細長い弾性的導電片を途
中で階段状に屈曲するとともに、その屈曲部を基板3で
支持させ、一方の先端側を基板3の側面下部から突出さ
せて外部接続端子9aとし、他方の先端側を凹部7内の
上部へ突出させて固定接点9bとしている。
【0008】可動接続片11は、固定接続片9より長い
弾性的導電片の途中を固定接続片9とは対向する位置に
て基板3で支持させ、一方の先端側を基板3の側面下部
から突出させて外部接続端子11aとし、他方の先端側
を凹部7内へ突出させている。可動接続片11は、凹部
7内に位置する部分で、長手方向に沿って形成されたコ
字状のスリット13によって区画された分岐接続片15
を有しており(図2参照)、この分岐接続片15は図3
のように立上げ屈曲させて立設されるとともに先端が若
干湾曲している。
弾性的導電片の途中を固定接続片9とは対向する位置に
て基板3で支持させ、一方の先端側を基板3の側面下部
から突出させて外部接続端子11aとし、他方の先端側
を凹部7内へ突出させている。可動接続片11は、凹部
7内に位置する部分で、長手方向に沿って形成されたコ
字状のスリット13によって区画された分岐接続片15
を有しており(図2参照)、この分岐接続片15は図3
のように立上げ屈曲させて立設されるとともに先端が若
干湾曲している。
【0009】可動接続片11は、凹部7内において分岐
接続片15の立上げ方向に膨出するように湾曲形成さ
れ、先端部が凹部7内で固定接続片9(固定接点9b)
の図中下面に圧接している。すなわち、可動接続片11
は、凹部7内にて固定接続片9との圧接面側(図1中上
側面)へ湾曲形成されているので、その先端部が固定接
続片9の下面に圧接するとともに固定接続片9(固定接
点9b)の下面を摺動するよう応力が加わることにな
る。ケース1を形成するカバー5は分岐接続片15を囲
むような筒部17を一体的に有しており、筒部17の先
端内側が小径部19となっている。
接続片15の立上げ方向に膨出するように湾曲形成さ
れ、先端部が凹部7内で固定接続片9(固定接点9b)
の図中下面に圧接している。すなわち、可動接続片11
は、凹部7内にて固定接続片9との圧接面側(図1中上
側面)へ湾曲形成されているので、その先端部が固定接
続片9の下面に圧接するとともに固定接続片9(固定接
点9b)の下面を摺動するよう応力が加わることにな
る。ケース1を形成するカバー5は分岐接続片15を囲
むような筒部17を一体的に有しており、筒部17の先
端内側が小径部19となっている。
【0010】筒部17内には分岐接続片15を囲む押圧
筒21がはめられている。この押圧筒21は絶縁材料か
らなり、一方の先端外径が小径となって筒部17の小径
部19にはまって外れ出ないようになっている一方、他
方の先端が可動接続片11まで延びており、後述する雄
型コネクタ25の絶縁層27による押圧によって変位し
て可動接続片11を押し下げようになっているが、通常
は可動接続片11の弾性力によって小径部19方向に付
勢されている。押圧筒21の中空部21aは、図1およ
び図4に示すように、雄型コネクタ25の中心導体27
が先端側から挿入される挿入孔となっているが、押圧筒
21の片側(図1中の右側)が薄くなって分岐接続片1
5が外部接続端子11a側へ開くように変位可能な遊び
がある。なお、押圧筒21は、後述する図6に示すよう
に、軸方向に沿って形成された凹条23に筒部17がは
まって回転しないようになっている。
筒21がはめられている。この押圧筒21は絶縁材料か
らなり、一方の先端外径が小径となって筒部17の小径
部19にはまって外れ出ないようになっている一方、他
方の先端が可動接続片11まで延びており、後述する雄
型コネクタ25の絶縁層27による押圧によって変位し
て可動接続片11を押し下げようになっているが、通常
は可動接続片11の弾性力によって小径部19方向に付
勢されている。押圧筒21の中空部21aは、図1およ
び図4に示すように、雄型コネクタ25の中心導体27
が先端側から挿入される挿入孔となっているが、押圧筒
21の片側(図1中の右側)が薄くなって分岐接続片1
5が外部接続端子11a側へ開くように変位可能な遊び
がある。なお、押圧筒21は、後述する図6に示すよう
に、軸方向に沿って形成された凹条23に筒部17がは
まって回転しないようになっている。
【0011】次に、上述した本発明に係るスイッチ付き
コネクタの使用例を、例えば図5に示すように、導電カ
バー29内に絶縁層31を介して中心導体27を支持さ
せ、その導電カバー29の先端面(図中下端面)から絶
縁層31を突出させるとともに、これより長く中心導体
27を突出させた雄型コネクタ25を接続する場合を例
にして説明する。導電カバー29から突出する中心導体
27を押圧筒21の中空部21aへ挿入して分岐接続片
15と押圧筒21自体の間に圧入すると、中心導体27
が分岐接続片15の先端部と摺動接触してこれを押し広
げるとともに、挿入途中で絶縁層31の先端が押圧筒2
1に当ってこれを押し下げるから、押圧筒21によって
可動接続片11がその付勢力に抗して押し下げされる。
コネクタの使用例を、例えば図5に示すように、導電カ
バー29内に絶縁層31を介して中心導体27を支持さ
せ、その導電カバー29の先端面(図中下端面)から絶
縁層31を突出させるとともに、これより長く中心導体
27を突出させた雄型コネクタ25を接続する場合を例
にして説明する。導電カバー29から突出する中心導体
27を押圧筒21の中空部21aへ挿入して分岐接続片
15と押圧筒21自体の間に圧入すると、中心導体27
が分岐接続片15の先端部と摺動接触してこれを押し広
げるとともに、挿入途中で絶縁層31の先端が押圧筒2
1に当ってこれを押し下げるから、押圧筒21によって
可動接続片11がその付勢力に抗して押し下げされる。
【0012】そのため、可動接続片11の先端部が固定
接続片9から離れて下がり、可動接続片11と固定接続
片9との接続が断たれるが、その過程では雄型コネクタ
25の中心導体27と分岐接続片15との接続状態を経
て可動接続片11と固定接続片9との接続が断たれるこ
とになる。すなわち、図7に示すように、固定接続片9
をA端子、可動接続片11をB端子、分岐接続片15を
C端子とすると、A端子およびB端子の接続状態からA
端子、B端子およびC端子の接続状態を経てA端子とB
端子間の接続状態が切られ、B端子およびC端子の接続
状態となる。
接続片9から離れて下がり、可動接続片11と固定接続
片9との接続が断たれるが、その過程では雄型コネクタ
25の中心導体27と分岐接続片15との接続状態を経
て可動接続片11と固定接続片9との接続が断たれるこ
とになる。すなわち、図7に示すように、固定接続片9
をA端子、可動接続片11をB端子、分岐接続片15を
C端子とすると、A端子およびB端子の接続状態からA
端子、B端子およびC端子の接続状態を経てA端子とB
端子間の接続状態が切られ、B端子およびC端子の接続
状態となる。
【0013】このように本発明のスイッチ付きコネクタ
では、可動接続片11に対して交差するような方向でコ
ネクタ25を差込む構成となり、例えば図5に示すよう
に、回路基板33上にフラットボンディング接続する構
成においても、簡単にコネクタ25を上方から挿入接続
してスイッチ動作可能である。しかも、スイッチ機構は
単に固定接続片9、可動接続片11およびこれから立設
形成した分岐接続片15で形成されるから、構成が極め
て簡単で安価かつ小型化が容易である。
では、可動接続片11に対して交差するような方向でコ
ネクタ25を差込む構成となり、例えば図5に示すよう
に、回路基板33上にフラットボンディング接続する構
成においても、簡単にコネクタ25を上方から挿入接続
してスイッチ動作可能である。しかも、スイッチ機構は
単に固定接続片9、可動接続片11およびこれから立設
形成した分岐接続片15で形成されるから、構成が極め
て簡単で安価かつ小型化が容易である。
【0014】また、可動接続片11が凹部7内にて固定
接続片9側(図中上側)へ湾曲形成されているので、そ
の先端部が固定接続片9の下面を摺動するようにして圧
接し、固定接続片9と可動接続片11との接触状態が極
めて確実かつ安定である。さらに、中心導体27が分岐
接続片15に接触してから押圧筒21を押し下げるよう
なコネクタ25を用いれば、そのコネクタ25が分岐接
続片15すなわち可動接続片11および固定接続片9に
導通した状態を経て固定接続片9との接続が断たれるか
ら、コネクタ25によるスイッチ動作中に可動接続片1
1が開放状態となることがない。
接続片9側(図中上側)へ湾曲形成されているので、そ
の先端部が固定接続片9の下面を摺動するようにして圧
接し、固定接続片9と可動接続片11との接触状態が極
めて確実かつ安定である。さらに、中心導体27が分岐
接続片15に接触してから押圧筒21を押し下げるよう
なコネクタ25を用いれば、そのコネクタ25が分岐接
続片15すなわち可動接続片11および固定接続片9に
導通した状態を経て固定接続片9との接続が断たれるか
ら、コネクタ25によるスイッチ動作中に可動接続片1
1が開放状態となることがない。
【0015】従って、例えば可動接続片11側を負荷と
して固定接続片9側から超高周波信号を加えた場合、コ
ネクタ25によるスイッチ動作中に固定接続片9側から
みた負荷の変動を小さく抑えることが可能となり、信号
の反射やスプリアス放射を少なく抑えることができる。
そのため、図8に示すように、電子機器の回路素子3
7、39の途中に本発明のスイッチ付きコネクタ41を
直列挿入し、スイッチ付きコネクタ41の分岐接続片
(C端子)15からテスト信号を切換え印加する構成で
も、テスト信号の切換え印加時に回路が開放とならない
から、常に安定した動作状態でテスト信号に基づく検査
ができる。
して固定接続片9側から超高周波信号を加えた場合、コ
ネクタ25によるスイッチ動作中に固定接続片9側から
みた負荷の変動を小さく抑えることが可能となり、信号
の反射やスプリアス放射を少なく抑えることができる。
そのため、図8に示すように、電子機器の回路素子3
7、39の途中に本発明のスイッチ付きコネクタ41を
直列挿入し、スイッチ付きコネクタ41の分岐接続片
(C端子)15からテスト信号を切換え印加する構成で
も、テスト信号の切換え印加時に回路が開放とならない
から、常に安定した動作状態でテスト信号に基づく検査
ができる。
【0016】ところで、上述した実施例では、外部から
分岐接続片15に沿って押圧筒21で可動接続片11を
間接的に押し下げる構成であったが、本発明ではこれに
限定されない。例えば、分岐接続片15自体を押し下げ
て可動接続片11を押し下げる構成であっても良いし、
可動接続片11を間接的に押し下げる構成であっても押
下部材は押圧筒21に限定されず、外部から分岐接続片
15に沿って可動接続片11を押し下げる部材であれば
良い。
分岐接続片15に沿って押圧筒21で可動接続片11を
間接的に押し下げる構成であったが、本発明ではこれに
限定されない。例えば、分岐接続片15自体を押し下げ
て可動接続片11を押し下げる構成であっても良いし、
可動接続片11を間接的に押し下げる構成であっても押
下部材は押圧筒21に限定されず、外部から分岐接続片
15に沿って可動接続片11を押し下げる部材であれば
良い。
【0017】もっとも、上述したように雄型コネクタ2
5の中心導体27を分岐接続片15に摺動接触させるよ
うに構成すれば、互いの電気的接触状態が確実となる。
さらに、本発明における分岐接続片15は可動接続片1
1にスリット13を設けて切り起こすように立設形成す
る必要はなく、別個のものを可動接続片11に立設させ
ても良いが、上述した実施例のように可動接続片11か
ら屈曲させて立設させれば、部品点数が少なく製造も容
易で安価である。なお、本発明のスイッチ付きコネクタ
に対して挿入接続するコネクタは、種々の構成で実施可
能であり、狭義のコネクタ以外に例えばアンテナの一部
をコネクタとして使用する構成も含むものである。
5の中心導体27を分岐接続片15に摺動接触させるよ
うに構成すれば、互いの電気的接触状態が確実となる。
さらに、本発明における分岐接続片15は可動接続片1
1にスリット13を設けて切り起こすように立設形成す
る必要はなく、別個のものを可動接続片11に立設させ
ても良いが、上述した実施例のように可動接続片11か
ら屈曲させて立設させれば、部品点数が少なく製造も容
易で安価である。なお、本発明のスイッチ付きコネクタ
に対して挿入接続するコネクタは、種々の構成で実施可
能であり、狭義のコネクタ以外に例えばアンテナの一部
をコネクタとして使用する構成も含むものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスイッチ付
きコネクタは、ケースに固定接続片を支持させ、そのケ
ースに可動接続片を開放端側が変位可能にかつ固定接続
片に圧接するように支持させ、この可動接続片には外部
コネクタの接続される分岐接続片をその固定接続片側で
立上げ屈曲されて立設させるとともに、その分岐接続片
に沿った外部からの押圧がない状態でその開放端側をそ
の固定接続片に弾性的に圧接するとともにその外部から
の押圧によってその弾性力に抗してその開放端側がその
分岐接続片に沿って押し下げられてその固定接続片から
離されるようその可動接続片を形成したので、接続する
コネクタを可動接続片に向って挿入させスイッチ動作さ
せることが可能であり、フラットボンディング接続構成
に好適する。しかも、実質的に1枚の固定接続片と可動
接続片で構成可能であるから、構成が簡単で安価であ
る。また、可動接続片を分岐接続片の立上げ方向に湾曲
させた構成では、固定接続片への押圧時に可動接続片に
固定接続片上を摺動するような応力が働くから、固定接
続片と可動接続片との間で確実かつ安定した接触状態が
得られる。
きコネクタは、ケースに固定接続片を支持させ、そのケ
ースに可動接続片を開放端側が変位可能にかつ固定接続
片に圧接するように支持させ、この可動接続片には外部
コネクタの接続される分岐接続片をその固定接続片側で
立上げ屈曲されて立設させるとともに、その分岐接続片
に沿った外部からの押圧がない状態でその開放端側をそ
の固定接続片に弾性的に圧接するとともにその外部から
の押圧によってその弾性力に抗してその開放端側がその
分岐接続片に沿って押し下げられてその固定接続片から
離されるようその可動接続片を形成したので、接続する
コネクタを可動接続片に向って挿入させスイッチ動作さ
せることが可能であり、フラットボンディング接続構成
に好適する。しかも、実質的に1枚の固定接続片と可動
接続片で構成可能であるから、構成が簡単で安価であ
る。また、可動接続片を分岐接続片の立上げ方向に湾曲
させた構成では、固定接続片への押圧時に可動接続片に
固定接続片上を摺動するような応力が働くから、固定接
続片と可動接続片との間で確実かつ安定した接触状態が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチ付きコネクタの一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】図1中の可動接続片の形成過程を説明する平面
図である。
図である。
【図3】図1中の可動接続片を示す側面図である。
【図4】図1のスイッチ付きコネクタの平面図である。
【図5】図1のスイッチ付きコネクタの使用例を説明す
る断面図である。
る断面図である。
【図6】図5のVI−VI間の断面図である。
【図7】本発明のスイッチ付きコネクタの回路図であ
る。
る。
【図8】本発明のスイッチ付きコネクタの使用例を示す
ブロック回路図である。
ブロック回路図である。
1 ケース 3 基板 5、29 カバー 7 凹部 9 固定接続片 9a、11a 外部接続端子 9b 固定接点 11 可動接続片 13 スリット 15 分岐接続片 17 筒部 19 小径部 21 押圧筒 21a 中空部 23 凹条 25 コネクタ 27 中心導体 31 絶縁層 33 回路基板 35、37 回路素子 41 スイッチ付きコネクタ
Claims (2)
- 【請求項1】 ケースに支持された固定接続片と、 開放端側が変位可能に前記ケースに支持され前記固定接
続片に圧接された可動接続片と、 前記固定接続片と圧接する面側に前記可動接続片から立
上げ屈曲されて立設され外部のコネクタの接続される分
岐接続片と、 を具備するスイッチ付きコネクタであって、 前記可動接続片は、前記分岐接続片に沿った外部からの
押圧がない状態で前記開放端側が前記固定接続片に弾性
的に圧接するとともに、外部からの押圧によって前記弾
性力に抗し前記開放端側が前記分岐接続片に沿って押し
下げられて前記固定接続片から離されるよう形成されて
なることを特徴とするスイッチ付きコネクタ。 - 【請求項2】 前記可動接続片は前記固定接続片を付勢
するように前記分岐接続片の立上げ方向に湾曲形成され
てなる請求項1記載のスイッチ付きコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5107218A JP2657884B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | スイッチ付きコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5107218A JP2657884B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | スイッチ付きコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06295770A JPH06295770A (ja) | 1994-10-21 |
JP2657884B2 true JP2657884B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=14453489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5107218A Expired - Fee Related JP2657884B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | スイッチ付きコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2657884B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6028980A (ja) * | 1983-07-26 | 1985-02-14 | Daiichi Rajio Isotope Kenkyusho:Kk | クラウン化テバイン |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP5107218A patent/JP2657884B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06295770A (ja) | 1994-10-21 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |