JPS6014021A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、天井埋込型空気調和機に関するものである。

（従来技術） 第１図及び第２図には従来の天井埋込型空気調和機の一
例（例えば実開昭３ｒ−乙７．２３号公報）が示されて
いる。この空気調和機ｚ６は、本体ケーシンググ内にフ
ァンＳと熱交換ｇｌ乙を取付けてなる空気Ｗ和機本体ｌ
と、その内部に吸込通路ｔ／と第１吹出通路乙２と第２
吹出通路６３を有する矩形筒状のチャンバー乙Ｏと、そ
の中央部に吸込口２１をまた該吸込口２／の両側部に第
１吹出口１９と第２吹出口２ｏを形成するとともに、該
吸込０．２／にエアフィルターｒを取付けてなるパネル
３とでＷｇ成されており、該パネル３を天井下面側に、
また空気調和機本体／とチャンバー２を天井内に夫々重
置した状態で天井部分に取付けられる。この空気調和ｍ
ｚｏは、ファンｊによってパネル３の吸込口２／からチ
ャンバー２の吸込通路乙ｌを介して空気調和機本体ｌの
、吸込側空気通路２ｇ内に吸込んだ吸入空気を吹出側空
気通路２９内の熱交換器乙において熱交換し、冷風ある
いは温Ｍ（以下、冷・温風という）とし、この冷・温風
の一部を吹出側空気通路コワに連通するチャンバー２の
第１吹出通路６ノを介してパネル３の第１吹出口１９か
ら、また他の一部を第１吹出通路乙２から吹出分岐通路
乙グ、乙ｔを介して第り吹出通路乙３に導き該第２吹出
通路６３に連通するパネル３の第２吹出口２０から夫々
室内側に吹出すようになっている。

ところが、この従来の天井埋込型空気調和機ｚ、。

においては、下記する如き問題があった。

（１）　第２図に示す如くチャンバー６０の吸込通路６
１の両端部寄り上方位置にファンｊの各吸込口３　ａ　
ｔりＣが位置している作り、該吸込通路６１を通ってフ
ァン！に吸入される空気の流れが矢印Ｗで示す如く大き
く折れ曲がり、空気の流通抵抗が増大してファン３の吸
入効率が低下する。

（，２）　吸込通路／３／の周囲に第１１第２吹出通路
乙λ、乙３及び吹出分岐通路６ｇ、ｇ４！を形成してい
るため、チャンバー乙Ｏの外形寸法の割に吸込通路乙／
の通路血清（換言すればエアフィルターとの装督面槍）
が小さくなり、空気の流通抵抗が増大してファン３の吸
入効率が低下する。

（３）　吸込通路乙／の通路面積を大きくしてファンＳ
の吸入効率の向上を図ろうとすれば必然的にチャンバー
ｔＯの外形寸法が大きくなり、延いては製置全体が大型
大重量化する。

（弘）　チャンバー乙Ｏの第１吹出通路６２の全域が吹
出分岐通路乙グ、乙ｌを介して第１吹出通路乙３に連通
せしめられているため、第１吹出通路乙！側に流入した
冷・温風は吹出分岐通路６ｔ。

乙ｌの通路抵抗分だけ流通抵抗の大きい第２吹出通路乙
３側へはあまり流れず大部分がそのまま第１吹出通路乙
２を通ってパネル３の第１吹出口ｌワから室内に吹き出
され、このため、パネル３の第１吹出口／ｑと第２吹出
口２０から吹き出される冷・温乙の風量がアンバランス
となり、室内温度に偏りができ快適性が損なわれる。

（発明の目的） 本発明は、ファンの吸入抵抗を可及的に減少せしめるこ
とにより装置の小形ａｆｆｌ化を図るとともに、各吹出
口から吹出される風量を可及的に均等ならしめて快適な
空気調和作泪を行なわしめるようにした天井埋込型空気
調和機を提供することを目的としてなされたものである
。

（発明の購成） 本発明は、天井内に配置される本体ケーシング内を吸込
側空気通路と吹出側空気通路に区画して該吸込側空気通
路に適数個のファンをまた前記吹出側空気通路内に熱交
換器を夫々配置してなる空気調和Ｑ本体と、中央部に吸
込口をまた該吸込口の両側部に第１吠出口と第２吹出口
を夫々有し且つ天井下面に配置されるパネルと、前記パ
ネルの吸込口を前記空気調和機本体の吸込側空気通路に
連通せしめる吸込通路を中央部に、また前記パネルの第
１吹出口と前記空気調和機本体の吹出側空気通路とを相
互に連通せしめる第１吹出通路及び前記パネルの第λ吹
出口に連通ずる第２吹出通路を前記吸込通路の両側部に
夫々形成してなるチャンバーとを備え、前記空気″ＩＪ
Ｉ和機本体とパネルとを前記チャンバーによって接続し
てなる天井埋込型空！５測和機において、前記チャンバ
ーの吸込通路内に、上方に向ってＶ字状に拡［＋＆する
ように少なくとも一対の仕切板を前記吸込通路と前記第
１吹出通路を摺所する如く設＆−１、該各社切板を前記
パネルの吸込口から吸込通路を経て前記空気調和機本体
の吸込側空気ｆＬ路側に吸込まれる吸入空気を１１ｉ前
記フアンの各吸込口に向けて案内する案内板として作用
せしめる一方、該各仕切板間に形成されるＶ形通路を前
記熱交換器通過後の吹出空気の一部をワら前記第！吠出
通路側へ向けて分流させる分流専用の吹出分岐通路とし
たことを特徴とするものである。

咳１例） 第ψ図及び第５図には本発明実施例に係る天井埋込型空
鍋刺和ｉ５ｚ、が示されている。この空気調和機２．は
、吊りボルト！０．夕０により天井内に吊り下げられた
本体ケーシングｌＩ内を、第１仕切板３１とシール材及
びクツシロン材としても作用する第２仕切部材３３によ
って吸込側空気通路２ｇと吹出側空気通路、２９とに区
画して吸込側空気通路２ｒ内に両吸込方式のファン（シ
ロッコファン）３をまた吹出側空気通路２ワ内に熱交換
器ｔを夫々配置してなる空気ＷＩ和和本本体と、中央部
に吸込０．２１をまた該吸込０．２／の両側に第１吹出
口／９と第２吠出口２ｏを夫々その長手方向に列状に形
成するとともに、該吸込口２／にグリル７とエアフィル
ターｔを取付けて溝成され且つ天井グ０の下面１１０ａ
側に酊ｕされるパネル３と、前記空気調和機本体／と前
記パネル３の間を接続する本発明の主体をなすチャンバ
ー２（後に詳述する）とで棉成され、これらの空偲ｉ和
１ＱＡ本体／とパネル３とチャンバー２を本体ケーシン
グゲと図参照）によって上下方向に一体的に結合されて
いる。

チャンバー２は、第グ因ないしｆＨ７［ＩＨに示す如く
一対の長尺の第１側板／ＩＡと第２側板／２Ｂ及び短尺
の第３側板／２Ｃと第１側板／２Ｄにより長方形置状に
形成された枠体１２を有している。

この枠体／２内の第１側板／コＡと第２側板／２Ｂから
夫々所定寸法だけ枠体中央寄り位置には、枠体７．２の
長手方向に向けて長尺の第１仕切板ｌｌｌ。

と築２仕（ｉＵ板／夕が夫々その上部を枠体中央寄りに
適寡角度だけ傾斜させ且つ第３側板／２Ｇと第を側板／
２Ｄにまたがって取付けられており、該第１、第２仕切
板／Ｉ／、、／３によって枠体／、２内部に三つの空気
通路即ち、該各社切板ｌグ、ｌｊ間（枠体／、２の中央
）に位置し且つ上方に向ってその通路面積が漸減する吸
込通路２２と、笛ｌ側板／ＩＡ側に位置し且つ上方に向
ってその通路面口が漸増する第１吹出通路２ｔと、第２
側板１２Ｂ側に位置し且つ上方に向ってその通路前項が
漸増する第１吹出通路２夕とが形成されている。さらに
、枠体／２の長手方向中央部には、前記吸込通路、２２
とｇ／吠出出通路２１１ともに横断するようにして一対
の第３仕切板／３Ａと第１仕切板３１が、吸込通路２２
の長手方向中央部を頂点として上方に向けてＶ字状にＫ
Ｍするようにして取付けられており、該ｔＰＪ３、第を
仕切板／３Ａ＊／３Ｂによフて吸込通路２２は第１吸込
分通路２２Ａとｆ１５２Ｗ込分ｉｍ　Ｆ１１５．２．２
Ｂ　ニ、＊　ｆＣｆＨ／　ｖＣ出通路２ヶは第１吹出分
通路２≠Ａと第λ吹出分通ＶｔＩＪ４！ＩＩに夫々分が
されている。尚、この８３、ｆａｌｌ仕切板／３Ａ　、
／３ＢをＶ字状に一体結合してなる結合体を以下におい
てはＶ形仕切板１３という。このＶ形仕ｇＪ板／３内に
形成されるＶ形通路コアは、第２吹出通路λ夕に連通せ
しめられており、後述する如く熱交換器６通過後の吹出
空気の一部を専ら落λ吠出通路２夕側に分流せしめる分
岐通路として作用するものであり、以下、このＶ形通路
２７を吹出分岐通路２７という。

枠体／２の上面／Ｊ　ｂ（ｌ［ＩＩにおいては、上記各
空気通路のうち、第１１第λ吸込分通路２λΔ。

２．２Ｂと第７、第２吹出分通路２１１／５２１１ｎ及
び吹出分岐通路、２７の前記第１吹出通路２１１に対応
する部分のみが開口し、他の部分は蓋板Ｉｔによって閉
塞されている。この各空気通路の枠体上面７．２ｂ側の
凹目端のうち、箇／、第２吸込分通路２２Ａｊ２２１３
は前記空気調和棚本体／の吸込側空処通路２ｇに、また
第１、第２ｖＣ出分通路２１１Ａ、２／／−Ｂと吹出分
岐通路２７は空気調和機本体ｌの吹出側空気通路２ｑに
夫々連通せしめられる。又、前記パネル３との関係にお
いては、吸込３ｆｆｌ路、、ｚ、：ｚはパネル３の吸込
口２／に、第１吹出通路、２１１はパネル３の第７吠出
ロ／りに、また第２吹出通路２夕はパネル３の第２吹出
口２０に夫／連通せしめられる。

続いて、図示実施例の空気調和機ｚ１の作用を説明する
と、該空気調和機ｚ１が運転されると室内空気は第ψ図
ないし第３図において矢Ｂｏｗで示す如くパネル３のエ
アフィルターｒを通過後チャンバー２の５Ｓ／、第２吸
込分通路、２．２Ａ、２２Ｂを通って空気調和棚本体ｌ
の吸込側空気通路２ｒ内に導かれ、ファン５円に吸入さ
れる。この際、第ψ図及び第３図に示す如くファン３の
吸込ロタΦ。

夕Φが夫々チャンバー６２の各吸込分通路、２．２Ａ。

２２Ｂ上に位置しており、しかも各吸込分通路２．２Ａ
、２２Ｂの中心部に向って、傾斜した汀／、第２仕切板
／’１．／夕及びＶ形仕切板／３の外側面が夫々吸入空
気をファンＳの吸込口Ｓａ、ＳΦに案円する案内板とし
て作用するため、吸入空気は矢印Ｗでボす如く大きく迂
回偏向することなく各吸込分通路２２１．２２Ｂから最
短距ｍでしかもスムーズにファンタの吸込ロタの、５Φ
内に吸入される。従って、空気の流通抵抗が少なく、そ
れだけりアンＳの吸入効率が向上することになる。

又、吹出分岐通路２７が、頂点を吸込側に向けて取付け
たＶ形仕切板／３によって形成されているため、吸込通
路２２を横画する如く吹出分岐通路２７を形成したにも
狗わらず吸込通路、２２の吸込側通路面漬を大きくとる
ことができる。従って、エアフィルターｒを大きくする
ことができるので空気の流通抵抗が減少し、ファンタの
吸入効率が向上することになる。

一方、ファンタによって吹出側空気通路２ｑ内に吹き出
される吹出空気は、熱交換器乙を通過後チャンバー２側
に泌かれ、第１吠出通路２ＩＩの詔／、第２吹出分通路
２１１Ａ、、２１１Ｂと吹出分岐通路２７を介して第２
吹出通路、２５に分流せしめられたのち、夫々パネル３
の第１、第λ吹出口／ワ。

、２０から累日に吠き出される。この際、第１、第２吠
出通路２１１．２夕が空気調和機本体／の吹出側空気通
路λワ側において夫々独豆している（第２吹出通路２左
は吹出分岐通路２７を介して）ため、吹出空気は各吹出
通路２’ｌ　、２！；の開口画情あるいはファンタの吹
出口に対する形成位置等に応じて所定量づつ各吹出通路
、２１１．２夕に分流せしめられる。従って、各吹出通
路２’１．２！；相互間の通路抵鼾の相違にも向わらず
パネル３の各吹出口／９＊、：ｚｏから吹き出される重
量をほぼ均り化することができる（重量バランスの実現
）。

尚、第１図ないし第を図において符号３０は露受皿、３
２はシール材、３１／−は偏向板、３５は本体ケーシン
グｌの外面に発生した露を受ける露受溝、３ｇはチャン
バー２の枠体／ｌに形成した舌状の掛部材３７と本体ケ
ーシングを側に形成した穴付舌状の受部材３乙よりなる
仮止め装丁７である。

尚、上記説明においては、両級、込のファン５を７個だ
け装（（Ｒした全鋼■Ｗ和機Ｚ７について説明したが、
本発１１旧よファンｋを複数個装備した形式のものにも
適用できるものであり、例えばファンタを２個装イクＨ
した型式の空α調ｍＩ襄Ｚえのｊ合には第ｇ図に示す如
くチャンバーｌにＶ形仕切４Ｍ／３を２ヶ取付けて第１
、第２、第３吸込分通路２２Ａ。

、２２ｎ、２２Ｃを形成；すればよい。

（発明の効果） 本発明の天井埋込型空妬調和橙け、チャンバーの吸込通
Ｅ内に上方に臼フτＶ宇駄にに「ゴするように少な（と
も一対の仕切板を取付け、該仕切板によって吸入空気を
ファンの吸込側に渠内せしめるとともに、該仕切板の間
に形成されるＶ形通Ｐδを分流専用の吹出分岐通路とし
て作用ｖ・シめるようにしているので、 （１）　吸込通路を通ってファン側にルη入される吸入
空気が仕切板によって該ファンの吸込口に！ｆ：内され
るためその流通抵抗が少なく、それだけフアンの吸入薄
墨が向上せしめられる、 （，２）　吸込通路を槓断して形成される吹出分通路を
、頂点をパネルの吸込口側に向けたＶ形通路で溝成して
いるため、該吹出分岐通路を形成したにも拘わらず吸込
通路の吸込側の通路面積を可及的に大きくして該吸込通
路に装普されるエアフィルターを大型化し、吸入空気の
流通延払を減少させてファンの吸入薄墨の向上を図るこ
とができる、（３）　吹出分岐通路をＶ形通路で栂成し
た結果、限られたスペース内において吸込通路の通路前
項を十分に確保することができ、これによりチャンバー
の小形化延いては空銀調和扁の小型＠量化を図ることが
できる、 （／Ｉ）　分流専用の吹出分岐通路により吸込通路の一
方側に導入される吹出空気の一部を、該吸込通路をはさ
んでその他方側に形成される吹出通路側に分流せしめる
ようにしているため、各吹出通路の通路抵抗の如何に拘
わらす該６吹出通路の必要風量を確保してパネルの各吹
出口相互間の風量を均Ｃ化することができ、これにより
空調空間の温度分布がより均　化され、より快適な冷房
あるいは暖房が可能となる、 等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第７図は従来の天井埋込型空気調ｆＯＱの側面図、第２
図は第７図のｌ−１矢視図、第３図は第１図の空気ｆｆ
ｉ　ｆ［Ｔ　Ｌ５に装曽されたチャンバーの斜視図、第
を図は本発明実施例に係る天井埋込捜空気′ｗｌ和掘の
縦断面図、第３図は第１図の■−■要部断面図、第を図
は第１Ｉ図に示されたチャンバーの斜視図、第７図は第
を図の■−■縦断面図、常ｇ図は本発明の他の実施例に
係る天井埋込型空気調和樋の正面図である。 ／・・・・・空気調和機本体 λ・・・・・チャンバー ３目・ロバネル グ・・・・・本体ケーシング Ｓ・・・・・ファン ２・・・・・熱交換器 ／ワ・・・・・第１吹出口 ２０・・・・・爪２吹出０ ．２／・・・・・吸込口 ２２・・・・・吸込通路 ２１１・・・・・ゴ／吠出通路 ２夕・・・・・第λ吠出通路 ２７・・・・・吹出分岐通路 ２ｒ・・・・・吸込側空気通路 ２ｑ・・・・・吹出側空気通路 Ｉ／−０・・・・・天井 出　口　人　ダイキン工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ／・　天井内に配置される本体ケーシング（４’）内を
   吸込側空気通路（２ｒ）と吹出側空気通路（２ｑ）に区
   画して該吸込側空気通路（２に）に適数個のファン（り
   ）をまた前記吹出側空気通路（２ワ）内に熱交換器（乙
   ）を夫々配置してなる空気調和機本体（１）と、中央部
   に吸込口（２／）をまた該吸込口（２／）の両側部に第
   １吹出口（／９）と第２吹出口（２０）を夫々有し且つ
   天井下面（≠Ｏα）に配置されるパネル（３）と、前記
   パネル（３）の吸込口（２１）を前記空気調和機本体（
   １）の吸込側空気通路（２ｒ）に連通せしめる吸込通路
   （２２）を中央部に、また前記パネル（３）の第１吹出
   口（／ｑ）と前記空気調和機本体（１）の吹出側空気通
   路（２ｑ）とを相互に連通せしめる第１吹出通路＜２１
   Ｉ）及び前記パネル（３）の第コ吠出口（２０）に連通
   ずる第２吹出通路（２５）を前記吸込通路（，２２＞の
   両側部に夫々形成してなるチャンバー（２）とを備え、
   前記空気調和機本体（１）とパネル（３）とを前記チャ
   ンバー（２）によって接続してなる天井埋込型空気調和
   機であって、前記チャンバー（２）の吸込通路（２２）
   内に、上方に向ってＶ字状に拡開するように少なくとも
   一対の仕切板（／３Δ＋／Ｊｎ）を前記吸込通路（２２
   ）と前記第１吹出通路（２ｔ）を横断する如く設け、該
   各社切板（／３Ａ　、／３Ｂ＞を前記パネル（３）の吸
   込口（２／）から吸込通路（２２）を経て前記空気調和
   機本体（１）の吸込側空気道Ｖ１ｃ２１＞側に吸込まれ
   る吸入空気を前記ファン（５）の各吸込口（ＳΦ）に向
   けて案円する案内板として作用せしめる一方、該各社切
   板（／３Ａ　、７３Ｂ＞間に形成されるＶ形通路を前記
   熱交換器（乙）通過後の吹出空気の一部を専ら前記第λ
   吹出通路（２よ）側へ向けて分流させる分流専用の吹出
   分岐通路（２７）としたことを特徴とする天井埋込型空
   気調和樋。