JP3624808B2 - 空気調和装置の化粧パネル、吹出口ユニット、及び空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置の化粧パネル、吹出口ユニット、及び空気調和装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和装置の化粧パネル、吹出口ユニット、及び空気調和装置に関し、特に、空調空気の吹き出し方向を調整するために空気吹出口に設けられる水平羽根の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば天井埋込型やダクト方式の空気調和装置の空気吹出口には、空調空気の吹き出し方向を上下に変更可能な水平羽根が設けられている。そして、この水平羽根により空調空気の吹き出し方向を暖房運転時には相対的に下向きにする一方、冷房運転時には天井面に対し平行に近くなるよう相対的に上向きにすることで(いわゆる水平吹き出し)、各運転状態において室内の温度分布の均一化を図り、空調効率を高めるようにしている。
【0003】
ところが、上記の水平吹き出し状態では、吹き出される空調空気中に含まれる微粒子状の塵埃が天井面に付着して、該天井面が部分的に汚れてしまうことがある。詳しくは、図10に示すように空気調和装置を水平方向から見たとき、水平吹き出し状態で空気吹出口(a) から吹き出された気流は、その流れに沿って見て略V字状になる。ここで、空気吹出口(a) の長手方向中央部分では空気の吹き出し流速が速いため、負圧が強くなるが、流速が速くて強い気流であるために空気は吹出口の近くで天井面(b) には付着しない。
【0004】
一方、空気吹出口(a) の端部からの空気は吹き出し流速が遅いため、中央部の負圧に引っ張られて、吹出口(a) に近いところで天井面(b) に付着する。そして、このとき空気吹出口(a) の端部から吹き出される遅い気流中の塵埃(空気吹出口(a) の端部からの遅い気流の中に含まれる塵埃と、遅い気流が室内の塵埃を巻き込んだものを含む)が天井面(b) に付着する。このため、天井汚れは、空気吹出口(a) から遠くなるにつれて空気吹出口(a) の両端部から中央部に向かうように、ほぼV字状でかつ空気吹出口(a) の両側部に近接した領域(D) (図2参照)に多く分布する。
【0005】
このような汚れを回避するために、特開平3−160266号公報には、水平羽根に、吹き出し方向を天井面側に移行させる補助フィンを着脱自在に設け、この補助フィンを天井汚れの発生し易さに応じて着脱する技術が提案されている。この公報に記載の空気調和装置では、例えば、室内空気に塵埃が多くて天井汚れの発生し易い環境や、或いは病院のように特に汚れ防止の要求が高い場所では補助フィンを外して、水平羽根を下向きにする一方、天井汚れが発生し難い環境や汚れ防止の要求の低い場所では補助フィンを取付けて、水平吹き出しを行えるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例のような補助フィンを設けたとしても、この補助フィンは天井汚れの発生し易い環境等では外さざるを得ず、結局、このときには空気吹出口から空調空気が常に下向きに吹き出されることになるので、本来、水平吹き出しを行うべき冷房運転時において空調効率の低下を招くばかりでなく、冷風が室内の人に直接吹付けられることによる違和感(いわゆるドラフト感)の問題も生じる。
【0007】
本発明は、このような問題点に鑑みて創案されたものであり、その目的とするところは、空気吹出口に設けられる水平羽根の形状を改良することにより、空気調和装置の運転状態に応じた適切な吹き出し方向の設定を可能としながら、天井面の汚れも防止できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、空気吹出口の長手方向両側部分からの空調空気の吹き出し方向が、長手方向中央部分における吹き出し方向よりも下向きになるように、水平羽根の形状を改良したものである。
【0009】
具体的に、本発明が講じた解決手段は、天井面から室内空間に向かって空調空気を吹き出す空気吹出口(16)を備え、該空気吹出口(16)に、空調空気の吹き出し方向を調整する水平羽根(18)が設けられた空気調和装置の化粧パネル及び吹出口ユニットと、上記化粧パネル(14)が天井面に沿って取り付けられる空気調和装置と、上記吹出口ユニット(51)が天井面に取り付けられるとともに送風ダクト(52)を介して空気調和装置本体(53)に接続される空気調和装置を前提としている。
【0010】
そして、上記水平羽根(18)は、長手方向両端部の気流上流側端縁部に、空調空気の通過する開口部(18c) を備えている。
【0011】
この構成において、開口部(18c) は、水平羽根(18)の長手方向両端部の気流上流側端縁部に形成された切り欠きにより構成することができる。
【0012】
また、上記水平羽根(18)を、長手方向中央部から両端部に向かって気流上流側端縁部が漸次立ち上がるように3次元的に捻った形状に形成することにより、水平羽根(18)の両端部に上記開口部(18c) に相当する部分を設けてもよい。
【0013】
さらに、水平羽根(18)の気流上流側端縁部を、長手方向中央部よりも両端部において、該水平羽根(18)の負圧面側に流れる気流が多くなるように形成することにより、上記開口部(18c) に相当する部分を設けてもよい。
【0014】
また、上記水平羽根 (18) を、略鉛直下向きに流れてきた空調空気の流れ方向を変更するように構成すると共に、その長手方向両端部の気流上流側端縁部に空調空気の通過する開口部 (18c) を設けてもよい。
【0015】
以上のように構成すれば、空気吹出口(16)から室内に向かって空調空気が吹き出されるとき、冷房運転時には、吹き出し流速が比較的速い空気吹出口(16)の中央部分では空調空気がほぼ水平に近い方向へ案内されるのに対して、吹き出し流速が比較的遅い空気吹出口(16)の長手方向両端部では、空調空気の一部は水平羽根(18)の両端部の開口部(18c) などを通って中央部よりも下向きに吹き出される。このため、水平羽根(18)の両端部において該水平羽根(18)の負圧面側に流れる気流が多くなるので、空気吹出口(16)の両端部で吹き出し初速度の遅い空調空気が天井面に沿って流れる流量が少なくなる。また、暖房運転時には、水平羽根(18)を下向きに調整することにより、空調空気は空気吹出口(16) の全体から室内へ下向きに吹き出される。
【0016】
また、上記構成においては、水平羽根(18)を、吹き出し気流の上流側から下流側に位置するにしたがって、空気吹出口(16)の短手方向の一方の側の壁面に向かって湾曲した形状とし(下側に凸状の形状)、空気吹出口(16)の前記一方の側の壁面を水平羽根(18)と同じ方向に湾曲するように形成することが好ましい。なお、一方の側の壁面は必ずしも湾曲した形状に限るものではなく、水平羽根(18)に沿った形状となっていればよい。また、他方の側の壁面は、一方の側の壁面よりも緩やかに湾曲した形状としたり、まっすぐな形状としたりできる。
【0017】
このように構成すれば、水平羽根(18)が、その両端部において該水平羽根(18)の負圧面側に流れる気流(背面側(気流上流側端縁部)の下向き気流)が多くなるように構成されていることと相まって、水平羽根(18)の中央部において水平吹き出しを確実に行い、両端部において空気が確実に下向きに吹き出される。
【0018】
また、本発明の空気調和装置においては、空気吹出口(16)が、長手方向の開口長さが室内空間に面する部分で拡大する拡大部(16L) (図9参照)を有する場合、水平羽根(18)の開口部(18c) を、空気吹出口(16)の拡大部(16L) に対応した領域に形成するとよい。このことは、水平羽根(18)の長手方向中央部側から両端部に向かって気流上流側端縁部が漸次立ち上がるように形成する場合や、水平羽根(18)の負圧面側に流れる気流が多くなるように水平羽根(18)の気流上流側端縁部を形成する場合も同様であり、それぞれ、これらの部分を、空気吹出口(16)の拡大部(16L) に対応した領域に形成するとよい。
【0019】
このように空気吹出口(16)に拡大部(16L) がある場合、開口部(18c) またはそれに対応する構成を設けない場合などには、水平羽根(18)の両端部で吹き出し空気が滞留しやすくなるが、切り欠きなどの開口部(18c) を空気吹出口(16)の拡大部(16L) に対応する長さに形成すると、水平羽根(18)に沿って流れる気流がその長手方向の両端部で下向きになるため、水平羽根(18)の内面側に滞留する風量が低減される。
【0020】
【発明の効果】
上記解決手段によれば、空調空気の水平吹き出しが要求される冷房運転時において、空気吹出口(16)の長手方向中央部において空気を水平方向に吹き出しながら、長手方向両端部では空気の一部を下向きに吹き出すようにしたために、その長手方向両端部からの空気が天井に沿って流れにくくなる。したがって、天井面の汚れを防止でき、しかも全体としては水平吹き出しを確保できる。このため、空気調和装置の運転状態に応じた吹き出し方向を確保しながら、天井面の汚れの発生を回避することができる。
【0021】
また、水平羽根(18)の長手方向両端部の開口部(18c) を切り欠きにしたり、水平羽根(18)を、長手方向中央部から両端部に向かって気流上流側端縁部が漸次立ち上がるように形成すると、簡単な構成で天井汚れの防止を実現できる。さらに、開口部(18c) などの大きさを適宜設定しておけば、空調空気を空気吹出口(16)の両端部から適度な割合で下向きに吹き出すことが可能となり、全体としては水平吹き出しを行いながら天井汚れも確実に防止できる構成を容易に実現できる。
【0022】
また、従来の水平羽根を用いる場合、水平羽根の端部で気流が剥離しやすく、その結果、周囲の暖気を巻き込んで水平羽根に結露する場合があるが、水平羽根(18)を長手方向中央部から両端部に向かって気流上流側端縁部が漸次立ち上がるように形成すると、空気吹出口(16)を向きに流れる空気の進行方向と水平羽根(18)の両端部の方向がほぼ一致するので、剥離が起こりにくくなって結露も生じにくくなる。
【0023】
また、空気吹出口(16)の長手方向の端部に拡大部(16L) がある場合に、水平羽根(18)の開口部(18c) 等をこの拡大部(16L) に対応した領域に形成すると、水平羽根(18)の長手方向の両端部で水平羽根(18)の内面側に滞留する風量が低減されるため、水平吹き出しを行いながら天井汚れも防止できる構成を実現できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0025】
図1は本実施形態に係る天井埋込型空気調和装置(1) の構成を示す縦断面図である。同図に示すように、この空気調和装置(1) はケーシング(10)内にファン(20)と熱交換器(30)とを収納してなり、天井板(天井面)(70)に開口する設置用開口(71)に埋め込まれて、天井裏空間に据え付けられている。
【0026】
上記ケーシング(10)は、下方に向かって開口する箱形の本体ケーシング(11)と、該本体ケーシング(11)の底面開口部を覆う化粧パネル(14)とによって構成され、図示しないが、吊り金具によって上方の梁等に吊り下げられて固定されている。詳しくは、上記本体ケーシング(11)は、正方形の四隅を面取り状に切り欠いて八角形状(図示せず)とした天板(12)と、該天板(12)の外縁部から下方へ延びる側板(13)とから構成されている。上記化粧パネル(14)は略正方形の板状で、上記本体ケーシング(11)の側板(13)の下端部に取付けられている。化粧パネル(14)は、周縁部が天井板(70)の下面に当接するように、該天井板(70)に沿って取り付けられている。
【0027】
また、空気調和装置(1) を天井に設置した状態の斜視図である図2にも示すように、上記化粧パネル(14)の略中央部には正方形状に開口するように空気吸込口(15)が形成されるとともに、該空気吸込口(15)の四辺のすぐ外側にそれぞれ沿うように細長い長方形状の4つの空気吹出口(16)が形成されている。そして、上記空気吸込口(15)には、その全面に亘って室内空気に含まれる微粒子状の塵埃等の浮遊物を除去するためのエアフィルタ(17)が設けられ、そのエアフィルタ(17)の下面全体が格子状のフィルタカバーによって支持されている。
【0028】
また、上記空気吹出口(16)には、空調空気の吹き出し方向を上下に調整可能な水平羽根(18)が配設されている。詳しくは、図3及び図4に拡大して示すように、化粧パネル(14)の空気吹出口(16)に連通する空気通路のパネル外周側(図の右側)の側壁である外側案内面は、ほぼ鉛直下方に延びる第1外側案内面(16a) と、該第1外側案内面(16a) の下端から化粧パネル(14)の下面までパネル外周側に向かって斜め下方へ傾斜する第2外側案内面(16b) とから構成され、両外側案内面(16a,16b) は互いに滑らかに連接している。
【0029】
第2外側案内面(16b) は、空気吹出口(16)の長手方向の中央部分に位置する中央部(16b-c) の傾斜が比較的大きく(約60度)設定される一方、空気吹出口(16)の長手方向の両端部に位置する両端部(16b-s) の傾斜が比較的小さく(約30度)設定されている。第2外側案内面(16b) は、中央部(16b-c) から両端部(16b-s) に向かって傾斜が徐々に変化している。そして、空気吹出口(16)を下方から見た斜視図である図5に示すように、第2外側案内面(16b) の下端縁(16b-e) は円弧状に形成されている。
【0030】
一方、上記図3及び図4に示すように、空気吹出口(16)に連通する空気通路のパネル内周側(図の左側)の側壁である内側案内面は、ほぼ鉛直下方に延びる第1内側案内面(16c) と、該第1内側案内面(16c) の下端からパネル外周側に向かって緩やかに斜め下方へ傾斜する第2内側案内面(16d) とから構成され、両内側案内面(16c,16d) が互いに滑らかに連接している。
【0031】
外側案内面(16a,16b) は化粧パネル(14)の外側部材(14a) に形成され、内側案内面(16c,16d) は化粧パネル(14)の内側部材(14b) に形成されている。また、水平羽根(18)の気流下流側に位置する外側部材(14a) の外側案内面(16a,16b) は、水平羽根(18)の断面形状とほぼ同じように湾曲する(湾曲する形状に限らず、水平羽根(18)に概ね沿った形状であればよい)一方、水平羽根(18)の気流上流側に位置する内側部材(14b) の内側案内面(16c,16d) は、外側部材(14a) の外側案内面(16a,16b) よりも鉛直下方向に向かって延びるように形成され、空気吹出口(16)は、これらの外側案内面(16a,16b) と内側案内面(16c,16d) との間に形成されている。内側案内面(16c,16d) は、形状を任意に選択できる。
【0032】
そして、以上のような形状の互いに対向する2つの壁面(外側案内面(16a,16b) と内側案内面(16c,16d) )が、空気吹出口(16)の長手方向(紙面に直交する方向)の全長に亘って形成されていて、両壁面(16a,16b)(16c,16d)に挟まれた空気通路は、空気吹出口(16)に向かう空調空気の流れを整えながらその流れの向きを変更させる助走路の機能を有している。
【0033】
上記水平羽根(18)は、図6に示すような長尺の板部材であり、その幅方向に亘って僅かに湾曲している。水平羽根(18)の長手方向両端部には、それぞれ、該水平羽根(18)の内面側に突出するアーム(18a,18a) が一体的に設けられ、該各アーム(18a) の端部には、それぞれ水平羽根(18)の長手方向に沿って外方へ延びる連結ピン(18b,18b) が形成されている。水平羽根(18)は、上記空気吹出口(16)に、この連結ピン(18b,18b) を中心として揺動可能に取り付けられている。具体的に、この水平羽根(18)は、図示しないモータによって該連結ピン(18b,18b) を回動中心として揺動可能に構成されている。以上の構成において、空調空気を最も下向きに吹き出させるときには、図4に示すように水平羽根(18)を下向きに設定する一方、いわゆる水平吹き出し状態とするときには、図3に示すように水平羽根(18)を上向きに設定する。
【0034】
本実施形態の特徴として、水平羽根(18)の長手方向両端部の気流上流側端縁部には、空調空気の通過する開口部として、切り欠き(18c) が形成されている。この切り欠き(18c) は、水平羽根(18)の長手方向長さの略4分の1の長さで、その長手方向両端部の気流上流側端縁部に形成されている。この切り欠き(18c) を設けることにより、水平羽根(18)は、中央部(18d) に比べて両端部(18e) の幅が約3分の2程度に狭い形状に形成されている。水平羽根(18)の具体的な寸法は、例えば、全長を約480mm、幅(中央部(18d) の幅)を約37mmとして、両端部(18e) の幅を約25mm、切り欠き(18c) の長さを約120mmにすることができる。
【0035】
一方、上記ファン(20)は、本体ケーシング(11)の内部における略中央位置に設けられている。このファンは、シュラウド(21)とハブ(22)との間にブレード(23)が保持されたいわゆるターボファンである。このファン(20)のハブ(22)には、本体ケーシング(11)の天板(12)に取り付けられたファンモータ(25)の駆動軸(26)が挿入固定されていて、該ファンモータ(25)の駆動力によりファン(20)が回転駆動されることで、このファン(20)の下方から吸い込んだ空気を径方向側方に送り出すようになっている。また、ファン(20)の下方には、空気吸込口(15)からケーシング(10)内に流入した空気をファン(20)へと案内するベルマウス(27)が設けられている。
【0036】
上記熱交換器(30)は、互いに平行に設けられた多数のプレート状のフィン(31)と、該フィン(31)を貫通して設けられる伝熱管(32)とからなるいわゆるクロスフィン熱交換器である。この熱交換器(30)は、上記ファン(20)の周囲を囲うように平面視が矩形の筒状に構成され、図示しない冷媒配管を介して室外機に接続されている。該熱交換器(30)は、冷房運転時は蒸発器として、また暖房運転時は凝縮器として機能し、ファン(20)から送り出されてきた空気の温度状態を調節する。そして、この熱交換器(30)の下方にはドレン水を受けるドレンパン(33)が配設されている。
【0037】
以上の構成により、空気調和装置(1) の本体ケーシング(11)内には化粧パネル(14)の空気吸込口(15)からエアフィルタ(17)、ベルマウス(27)、ファン(20)及び熱交換器(30)を経て空気吹出口(16)に至る空気流通路(W) が形成されている。そして、空調運転時にファン(20)を駆動すると、空気吸込口(15)からエアフィルタ(17)を介してケーシング(10)内に取り込まれた室内空気がベルマウス(27)、ファン(20)及び熱交換器(30)の順に空気流通路(W) を流れ、該熱交換器(30)において冷媒との間で熱交換を行って温度調節(冷房運転にあっては冷却、暖房運転にあっては加熱)された後、空調空気として空気吹出口(16)から室内空間に吹き出されて、該室内空間の空気調和を行うようになっている。
【0038】
ここで、まず暖房運転時等のように空調空気を比較的下向きに吹き出させる要求があるときには、上記図4に示すように水平羽根(18)を略鉛直下向きにして、空調空気を空気吹出口(16)のパネル外周側の側壁(16a,16b) とパネル内周側の側壁(16c,16d) の間で水平羽根(18)に沿わせて、同図に矢印Sで示すように下向きに吹き出させる。
【0039】
一方、冷房運転時等にいわゆる水平吹き出し状態とするときには、上記図3に示すように、水平羽根(18)を上向きに回動させて、該水平羽根(18)の内面(18f) を、空気吹出口(16)の第2外側案内面(16b) の中央部(16b-c) と略平行にさせる。こうすることで、空調空気は、空気吹出口(16)の中央部では水平羽根(18)の中央部(18d) に沿うように湾曲して流れ、その流線の方向が大きくかつ滑らかに変化して、同図に矢印S1で示すように、空気吹出口(16)のパネル外周側の第2外側案内面(16b) と水平羽根(18)との間を通って、空気吹出口(16)から天井板(70)の下面に平行に近い角度(例えば、天井板(70)下面となす角度が略30°〜35°)で吹き出される。
【0040】
また、空気吹出口(16)の両端部では、空気流通路(W) を下向きに流れてきた空調空気の一部が水平羽根(18)の両端部(18e) の切り欠き(18c) を通過して、図3に矢印S2で示すように下向きに吹き出される。このため、空気吹出口(16)の両端部において、矢印S1の方向へ流れる空気の流量が少なくなり、天井面に沿って空気が流れにくくなる。なお、第2外側案内面(16b) の両端部(16b-s) を中央部(16b-c) よりも立てた形状(傾斜の少ない形状)としているため、空気吹出口(16)の両端から吹き出される空気は矢印S1の方向へより流れにくくなっている。
【0041】
したがって、従来から、例えば天井埋込型の空気調和装置において空気の吹き出し速度が低い部分(空気吹出口(16)の両端部分)では、空気流が天井板(70)の下面に付着し易いため、冷房運転時に水平羽根(18)により空調空気の吹き出し方向を相対的に上向けて、天井板(70)の下面に対し例えば30〜35°くらいにすると、空気流が天井板(70)の下面に沿って流れるようになり、図2に仮想線で示すような領域(D) に天井汚れが発生し、各空気吹出口ごとに天井汚れがほぼV字状に分布することになっていたが、この実施形態に係る空気調和装置(1) によれば、特に空調空気の水平吹き出しが要求される冷房運転時において、空気吹出口(16)の両端部分からの吹き出し空気が天井板(70)の下面に沿って流れにくくなるため、該空気吹出口(16)からの空調空気の吹き出し方向を空気吹出口の中央部で水平羽根(18)により天井板(70)下面に対し例えば30〜35°くらいまで近づけても、天井汚れの発生を防止することができる。
【0042】
また、本実施形態では、水平羽根(18)の切り欠き(18c) を、水平羽根(18)の両端部(18d) の約4分の1程度の領域にのみ形成しているので、天井汚れを防止しながら、全体としては十分に水平吹き出しを満足できる。
【0043】
したがって、この実施形態の空気調和装置(1) によれば、特に空調空気の水平吹き出しが要求される冷房運転時において、天井の汚れを防止しながら、空調空気の吹き出し方向を従来までと比べて水平方向に近づけることができ、これにより、空調効率を確保しかつ室内居住者の違和感(ドラフト感)を解消できる。
【0044】
【発明のその他の実施の形態】
尚、本発明は上記実施形態に限定されず、その他の種々の実施形態を包含するものである。
【0045】
例えば、上記実施形態では、水平羽根(18)の両端部(18e) に開口部として切り欠き(18c) を形成しているが、切り欠き(18c) の代わりに水平羽根(18)に貫通穴などを設けてもよく、水平吹き出しの際に空気吹出口(16)の両端部から下向きに空気を吹き出す構成になっていればよい。
【0046】
また、水平羽根(18)等の形状及び寸法や、切り欠き(開口部)(18c) の形状や寸法は単なる一例であり、実施品の形状等に合わせて適宜変更することは当然可能である。
【0047】
開口部(18c) を切り欠きとする場合、この切り欠き(18c) は例えば図7(a)〜図7(c)に水平羽根(18)の端部を示すような形状にすることができる。図7(a)は、水平羽根(18)の長手方向両端部の気流上流側端縁部を円弧状に形成した例、図7(b)はその気流上流側端縁部を直線状に斜めに形成した例、図7(c)はその気流上流側端縁部を図7(a)とは逆向きの円弧状に形成した例である。
【0048】
さらに、開口部(18c) の代わりに、水平羽根(18)の端部を図7(d)に示すように、水平羽根(18)の長手方向中央部から両端部に向かって気流上流側端縁部が漸次立ち上がるように、3次元的に捻られた形状としてもよい。この場合には、水平羽根(18)の端部において空気が剥離しにくくなるため、水平羽根(18)の端部に周囲の暖気を巻き込みにくくなり、結露が生じにくくなる利点もある。
【0049】
以上のように、本発明において、水平羽根(18)は、長手方向中央部よりも両端部において、水平羽根(18)の負圧面側に流れる気流(水平羽根(18)の背面側(空気吹出口(16)の内側案内面(16c,16d) 側、つまり吹き出し方向内側)の下向き気流(図3(S2)参照))が多くなるような形状に気流上流側端縁部が形成されたものであればよい。
【0050】
また、上記実施形態では、本発明を、ターボファンを備えて4方向に空調空気を吹き出す、いわゆる天井埋込4方吹き型の空気調和装置(1) に適用したが、これに限らず、例えば、2方向に空調空気を吹き出すいわゆる天井埋込2方吹き型の空気調和装置にも適用することができる。
【0051】
さらに、本発明は、天井埋込型の空気調和装置に限らず、ダクト方式の空気調和装置にも適用できる。図8に示すように、ダクト方式の空気調和装置(50)は、天井板(70)に取り付けられる吹出口ユニット(51)が、送風ダクト(52)を介して、ビルの屋上などに設置される空気調和装置本体(53)に接続された空気調和装置である。この空気調和装置(50)の吹出口ユニット(51)においても、空気吹出口(16)に配置される水平羽根(18)の長手方向両端部に、例えば図7(a)から図7(d)に示すような開口部(18c) を設けることにより、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0052】
また、図9に示すように、例えば天井埋込型空気調和装置では、本体ケーシング(11)内の隅角部に配管や電装品ボックスが配置される一方、化粧パネル(14)は外観上の理由から吹き出し開口形状を4つとも同じにする必要があるため、空気通路の長手方向の開口長さが本体ケーシング(11)側と化粧パネル(14)側とで異なる場合がある。このような場合、空気吹出口(16)には、長手方向の端部に、空気通路の開口長さを室内空間に面する部分で該空気吹出口(16)の長手方向に拡大する拡大部(16L) が形成されることになる。また、拡大部(16L) の長さは、空気吹出口により様々である。
【0053】
そこで、水平羽根(18)の長手方向両端部の気流上流側端縁部に形成される切り欠きなどの開口部(18c) または開口部(18c) に相当する部分は、空気吹出口(16)の拡大部(16L) に対応する長さに形成するとよい。開口部(18c) などがない場合や短い場合には水平羽根(18)の両端部で吹き出し空気が滞留しやすくなるが、拡大部(16L) に対応するようにすると水平羽根(18)に沿って流れる気流がその長手方向の両端部で下向きになるため、水平羽根(18)の内面側に滞留する風量を低減でき、水平吹き出しを行いながら天井汚れも防止できる。なお、このことはダクト方式の空気調和装置(50)でも同様である。
【0054】
さらに、上記実施形態では空気吹出口(16)の第2外側案内面(16b) の傾斜を、中央部(16b-c) よりも両端部(16b-s) が鉛直に近い角度になるように設定しているが、必ずしもこのように形成する必要はなく、第2外側案内面(16b) は、例えば空気吹出口(16)の全域に亘って上記実施形態の中央部(16b-c) の傾斜に揃えてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る天井埋込型空気調和装置の概略断面図である。
【図2】天井に設置した空気調和装置を下方から見た斜視図である。
【図3】空気吹出口の拡大構造図であり、空調空気の吹き出し方向を水平吹き出しに設定した状態を示している。
【図4】図3において、空調空気の吹き出し方向を下方吹き出しに設定した状態を示す図である。
【図5】空気吹出口を下方から見た斜視図である。
【図6】水平羽根の斜視図である。
【図7】図7(a)から図7(d)は、水平羽根の開口部の形状を示す斜視図である。
【図8】ダクト方式の空気調和装置の概略構成図である。
【図9】空気吹出口に拡大部が設けられている場合の部分斜視図である。
【図10】従来例の空気調和装置を側方から見て、空気吹出口からの空調空気の吹き出し気流状態を示す説明図である。
【符号の説明】
(1) 空気調和装置
(10) ケーシング
(11) 本体ケーシング
(14) 化粧パネル
(15) 空気吸込口
(16) 空気吹出口
(18) 水平羽根
(18c) 切り欠き(開口部)
(20) ファン
(30) 熱交換機
(50) 空気調和装置
(51) 吹出口ユニット
(52) 送風ダクト
(53) 空気調和装置本体
(70) 天井板

Claims (18)

  1. 天井面から室内空間に向かって空調空気を吹き出す空気吹出口(16)を備え、該空気吹出口(16)に、空調空気の吹き出し方向を調整する水平羽根(18)が設けられた空気調和装置の化粧パネルであって、
    上記水平羽根(18)は、長手方向両端部の気流上流側端縁部だけに、空調空気の通過する開口部(18c) が設けられている空気調和装置の化粧パネル。
  2. 上記開口部(18c) は、水平羽根(18)の長手方向両端部の気流上流側端縁部に形成された切り欠きにより構成されている請求項1記載の空気調和装置の化粧パネル。
  3. 天井面から室内空間に向かって空調空気を吹き出す空気吹出口(16)を備え、該空気吹出口(16)に、空調空気の吹き出し方向を調整する水平羽根(18)が設けられた空気調和装置の化粧パネルであって、
    上記水平羽根(18)は、長手方向中央部から両端部に向かって気流上流側端縁部が漸次立ち上がるように形成されている空気調和装置の化粧パネル。
  4. 天井面から室内空間に向かって空調空気を吹き出す空気吹出口(16)を備え、該空気吹出口(16)に、空調空気の吹き出し方向を調整する水平羽根(18)が設けられた空気調和装置の化粧パネルであって、
    上記水平羽根(18)は、長手方向中央部よりも両端部において、該水平羽根(18)の負圧面側に流れる気流が多くなるように気流上流側端縁部が形成されている空気調和装置の化粧パネル。
  5. 天井面から室内空間に向かって空調空気を吹き出す空気吹出口 (16) を備え、該空気吹出口 (16) に、空調空気の吹き出し方向を調整する水平羽根 (18) が設けられた空気調和装置の化粧パネルであって、
    上記水平羽根 (18) は、略鉛直下向きに流れてきた空調空気の流れ方向を変更するように構成されると共に、その長手方向両端部の気流上流側端縁部に空調空気の通過する開口部 (18c) を備えている空気調和装置の化粧パネル。
  6. 天井面から室内空間に向かって空調空気を吹き出す空気吹出口(16)を備え、該空気吹出口(16)に、空調空気の吹き出し方向を調整する水平羽根(18)が設けられた空気調和装置の吹出口ユニットであって、
    上記水平羽根(18)は、長手方向両端部の気流上流側端縁部だけに、空調空気の通過する開口部(18c) が設けられている空気調和装置の吹出口ユニット。
  7. 上記開口部(18c) は、水平羽根(18)の長手方向両端部の気流上流側端縁部に形成された切り欠きにより構成されている請求項6記載の空気調和装置の吹出口ユニット。
  8. 天井面から室内空間に向かって空調空気を吹き出す空気吹出口(16)を備え、該空気吹出口(16)に、空調空気の吹き出し方向を調整する水平羽根(18)が設けられた空気調和装置の吹出口ユニットであって、
    上記水平羽根(18)は、長手方向中央部から両端部に向かって気流上流側端縁部が漸次立ち上がるように形成されている空気調和装置の吹出口ユニット。
  9. 天井面から室内空間に向かって空調空気を吹き出す空気吹出口(16)を備え、該空気吹出口(16)に、空調空気の吹き出し方向を調整する水平羽根(18)が設けられた空気調和装置の吹出口ユニットであって、
    上記水平羽根(18)は、長手方向中央部よりも両端部において、該水平羽根(18)の負圧面側に流れる気流が多くなるように気流上流側端縁部が形成されている空気調和装置の吹出口ユニット。
  10. 天井面から室内空間に向かって空調空気を吹き出す空気吹出口 (16) を備え、該空気吹出口 (16) に、空調空気の吹き出し方向を調整する水平羽根 (18) が設けられた空気調和装置の吹出口ユニットであって、
    上記水平羽根 (18) は、略鉛直下向きに流れてきた空調空気の流れ方向を変更するように構成されると共に、その長手方向両端部の気流上流側端縁部に空調空気の通過する開口部 (18c) を備えている空気調和装置の吹出口ユニット。
  11. 天井面に沿って取り付けられる化粧パネル(14)を備えた空気調和装置であって、
    上記化粧パネル(14)が、請求項1ないし5の何れか1記載の化粧パネルにより構成されている空気調和装置。
  12. 天井面に沿って取り付けられる化粧パネル(14)を備えた空気調和装置であって、
    上記化粧パネル(14)が、請求項2記載の化粧パネルにより構成され、
    空気吹出口(16)は、長手方向の開口長さが室内空間に面する部分で拡大する拡大部(16L) を有し、
    水平羽根(18)の開口部(18c) が、空気吹出口(16)の拡大部(16L) に対応した領域に形成されている空気調和装置。
  13. 天井面に沿って取り付けられる化粧パネル(14)を備えた空気調和装置であって、
    上記化粧パネル(14)が、請求項3記載の化粧パネルにより構成され、
    空気吹出口(16)は、長手方向の開口長さが室内空間に面する部分で拡大する拡大部(16L) を有し、
    水平羽根(18)は、空気吹出口(16)の拡大部(16L) に対応した領域が、長手方向中央部側から両端部に向かって気流上流側端縁部が漸次立ち上がるように形成されている空気調和装置。
  14. 天井面に沿って取り付けられる化粧パネル(14)を備えた空気調和装置であって、
    上記化粧パネル(14)が、請求項4記載の化粧パネルにより構成され、
    空気吹出口(16)は、長手方向の開口長さが室内空間に面する部分で拡大する拡大部(16L) を有し、
    水平羽根(18)は、空気吹出口(16)の拡大部(16L) に対応した領域において、該水平羽根(18)の負圧面側に流れる気流が多くなるように気流上流側端縁部が形成されている空気調和装置。
  15. 天井面に取り付けられる吹出口ユニット(51)が、送風ダクト(52)を介して空気調和装置本体(53)に接続された空気調和装置であって、
    上記吹出口ユニット(51)が、請求項6ないし10の何れか1記載の吹出口ユニットにより構成されている空気調和装置。
  16. 天井面に取り付けられる吹出口ユニット(51)が、送風ダクト(52)を介して空気調和装置本体(53)に接続された空気調和装置であって、
    上記吹出口ユニット(51)が、請求項7記載の吹出口ユニットにより構成され、
    空気吹出口(16)は、長手方向の開口長さが室内空間に面する部分で拡大する拡大部(16L) を有し、
    水平羽根(18)の開口部(18c) が、空気吹出口(16)の拡大部(16L) に対応した領域に形成されている空気調和装置。
  17. 天井面に取り付けられる吹出口ユニット(51)が、送風ダクト(52)を介して空気調和装置本体(53)に接続された空気調和装置であって、
    上記吹出口ユニット(51)が、請求項8記載の吹出口ユニットにより構成され、
    空気吹出口(16)は、長手方向の開口長さが室内空間に面する部分で拡大する拡大部(16L) を有し、
    水平羽根(18)は、空気吹出口(16)の拡大部(16L) に対応した領域が、長手方向中央部側から両端部に向かって気流上流側端縁部が漸次立ち上がるように形成されている空気調和装置。
  18. 天井面に取り付けられる吹出口ユニット(51)が、送風ダクト(52)を介して空気調和装置本体(53)に接続された空気調和装置であって、
    上記吹出口ユニット(51)が、請求項9記載の吹出口ユニットにより構成され、
    空気吹出口(16)は、長手方向の開口長さが室内空間に面する部分で拡大する拡大部(16L) を有し、
    水平羽根(18)は、空気吹出口(16)の拡大部(16L) に対応した領域において、該水平羽根(18)の負圧面側に流れる気流が多くなるように気流上流側端縁部が形成されている空気調和装置。
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