JPS60138669A - 日本語文書作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、学習機能を持ったカナ漢字変換辞書を内蔵す
る日本語文書作成装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

日本語文書の入力方式としてカナ漢字変換が良く知られ
ている。このカナ漢字変換入力において必須構成とする
ものにカナ漢字変換辞書（以下、単に辞書と称する）が
ある。辞書を作成するにあたシ、語句選択のための美大
な人手とデータ処理のために大型計算機を必要とするた
め、例えば、事務用、科ｌ学技術用、医用等全ての用途
に使用可能な汎用辞書として作成し、多数の装置で共用
し、装置１台当シの辞書作成に要するコストを低く押さ
えざるを得ないのが現状である。

ところが、非常に特殊な用途、例えば専門用語を多数使
用する学術文書等においては、上記汎用辞書では充分な
カナ漢字変換率を得ることが出来ない。この様なケース
において上記と同様、大型計算機を用い辞書を作成すれ
ば上記不具合は解決されるものの、作成コストの面で難
点が生じる。又、専門用語のみを使用者が後に登録する
ことも行なわれているが、この場合。

使用者が積極的に辞書登録することが必要であること、
そして、汎用目的で既に登録されている単語が同音異議
語候補として多数抽出されるため、その選択が煩わしい
といつた欠点を有していた。

〔発明の目的〕

本発明は上述した事情に基づいてなされたものであシ、
文書作成を行なうと同時にカナ漢字変換用辞書を作成す
る日本語文書作成装置を実現し、専用目的で使用する装
置において、廉価構成にて高いカナ漢字変換率を得る日
本語文書作成装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、上述した様に文書作成を行ないながらカナ漢
字変換用辞書を作成する構成とした。

従ってこの種日本語文書作成装置が従来よシ持つコンポ
ーネントに更にカナ漢字変換処理の成否が記憶されるフ
ラグ情報部と、このフラグ情報部に対するデータ設定と
同時に指定された文字の読みが保持されるレジスタと、
フラグ情報がセットされているときに起動され、入力部
を介して人力された見出し情報と上記レゾスタとを参照
することによシカナ漢字変換辞書に対する単語登録を行
なう辞書登録部とを付加した。

このことによシ特殊用語の使用頻度が高い使用者にとっ
て変換率の向上が期待される。特に未変換文字の訂正を
行なうと同時に辞書登録が行なわれるため使用者にとっ
て煩わしさがなくなる。

〔発明の実施例〕

以下、図面を使用して本発明実施例につき詳述する＠ 第１図は本発明の実施例を示すブロック図である。図に
おいて１は人力部、２は制御部、１は内部メモリ、４は
表示部、５は辞書メモリである。人力部１は例えばキー
ボードユニットであり、このキーが−ドユニットを介し
文書作成のための文字及び編集・構成のための制御指示
情報が入力される。入力部１は制御部２へ接続される。

制御部２は本日本語文書作成装置の制御中枢となるもの
で、上記入力部１から入力文字及び制御指示を受付は装
置全体の制御を行なう。

内部メモリュは、カナ漢字変換部３１．辞書登録部３２
、レジスタ３３．レジスタ３４２文書パッツァ３５゜フ
ラグメモリ３６等、各機能ブロック毎に区分され、それ
ぞれマツピングされている。本発明によシ付加される特
徴的なブロックのみ、ここで説明を付加し、従来よシ存
在する各ブロックの機能動作について後述する。１つは
、カナ漢字変換部３１によるカナ漢字変換処理に失敗し
たときセットされるフラグメモリ、３６であシ、他の１
つはこのフラグセットと同時にそのときの読みを保持す
るレジスタ３３、そして単語の見出しを保持する見出し
レジスタ３４である。辞書登録部３２は後述する様に、
制御部２によるコントロールの下、フラグセットがなさ
れたことにより起動され、上記各レジスタ３３．３４の
内υを参照し辞書登録を行なうものである。

表゛示部４は例えばＣＲＴモニタであル、制御部２によ
るコントロールの下、文書バッファ３５に格納されたデ
ータを表示する。辞書メモリ５は例えばフロッピーディ
スク、磁気ディスクであシ、初期状態においては辞書が
準備されていないため、文書入力の都度辞書登録がなさ
れる。

第２図に、本発明にて使用される辞書の単語登録フォー
マットを示す。各単語は、その読み、見出し、そして頻
度情報をセットとして登録されている。

以下、本発明実施例の動作につき詳細に述べる。まず、
入力部１を介して入力さｔした文字列は、制御部２によ
シ分類され、数字等、カナ漢字変換不要のものについて
は文書バッファ３５へ直接蓄えられる。文書バッファ３
５内の文字列を表示部４にて表示すること、同音異議語
が存在する場合の選択方法及びこれらを外部メモリ５へ
保存す本等については従来よシ周知の技術と重複するた
めここでは述べない。

カナ漢字変換が必要な文字については、カナ漢字変換部
３１にてカナ漢字変換辞書５を参照することによシ漢字
変換が行なわれる。ここで目的とする単語が辞書５に存
在した場合には漢字変換が行なわれるが、存在しない場
合、カナ漢字変換部３１は制御部２に対しフラグセット
を指示する。制御部２はこの指示に基づきフラグメモリ
３６の該当箇所に“１＃をセットする。

この時、同時に指定された単語の読みをレジスタ３３に
保持しておく。制御部２は上記フラグ情報に基づきカナ
漢字変換に失敗したことを検出し辞書登録部３２を起動
する。このとき辞書登録部３２は使用者に対し、人力部
１を用いて目的とする語の見出しを入力することを促す
。

使用者は、本装置が例えばＪＩＳＣ６２２６コード体系
を採用していればその区点番号を直接指示することによ
シ見出し情報として入力する。この様にして人力された
見出しは、レジスタ３４に保持される。見出しの人力が
完了すると辞書登録部３２は、レジスタ３３．３４を参
照し、第２図にて示す辞書５の単語フォーマットに整形
し、辞書登録を行なう。同時に見出しの内容は制御部２
を介して文書バッファ３５へも蓄積され、一連の入力動
作が完了する。−坦、カナ漢字変換辞書５へ登録された
単語は、当然のことながら２度目の変換以降は自動変換
がなされる。尚、辞書５内に登録される単語は頻度情報
を有しておシ、登録時にある値（ここでは”工“とする
ンがセットされる。以降、カナ漢字変換が行なわれる際
に更新され、同音異議語に関しては最も頻度情報の値の
大きいものが優先表示されることとする。

尚、本発明実施例においては、文法処理を行なわない簡
易な力゛す漢字変換を例示し説明してきたが、文法処理
を行なシカナ渓字変換についても適用できることはいう
までもない。但し、この場合、文法情報を使用者が入力
する等の平文てが必要である。又、本発明実施例によれ
は辞書の内容は初期状態で空でおることを想矩している
が、単語が既登録であっても差しつ〃為え。

ない。

〔発明の効果〕

以上説明の如く本発明によれば文書作成を行ないながら
カナ漢字変換用辞書が作成されるため、特殊用語が多い
使用者にとってカナ漢字変換率の向上が期待される。特
に、未変換文字の訂正を行なうと同時に辞書登録が行な
われるため、使用者にとっては煩わしさのない点が最良
の効果であるといえる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は本
発明にて使用される辞書の単語登録フォーマットを示す
図である。 １・・・入力部、２・・・制御部、１・・・内部メモ１
ノ、５・・・辞書メモリ、３１・・・カナ漢字変換部、
３２・・・辞書登録部、３３．３４・・・レジスタ、３
５・・・文書バッファ、３６・・・フラグメモリ。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文書を構成する文字及び編集構成のための制御指示を人
   力する入力部と、この入力部を介し入力された文字のう
   ち、必要な文字のカナ漢字変換処理を辞書を用いて行な
   うカナ漢字変換処理部と、上記カナ漢字変換処理の成否
   が記憶されるフラグ情報部と、このフラグ情報部に対す
   るデータ設定と共に、指定された文字の読み情報が設定
   される記憶部と、上記フラグ情報部にデータ設定がなさ
   れた場合に起動され、上記入力部を介して入力された見
   出し情報と上記記憶部に設定された内容とを参照するこ
   とによシ、上記辞書に対する単鎖登録を行なう辞書登録
   部と、上記見出し文字おるいはカナ漢字弯換不要の文字
   やカナ漢字変換に成功した文字を文書バッファへ蓄積し
   表示を行なう制御部とを具備することを特徴とする日本
   語文書作成装置。