JPS60138093A - 高耐食性表面処理鋼板 - Google Patents
高耐食性表面処理鋼板Info
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- JPS60138093A JPS60138093A JP24644783A JP24644783A JPS60138093A JP S60138093 A JPS60138093 A JP S60138093A JP 24644783 A JP24644783 A JP 24644783A JP 24644783 A JP24644783 A JP 24644783A JP S60138093 A JPS60138093 A JP S60138093A
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- Japan
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- plating
- steel sheet
- alloy plating
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、耐食性に優れた積層型Zn系合金めっき鋼板
に関するものである。
に関するものである。
近年、自動車用鋼板は、冬期寒冷地で使用される凍結防
止剤としての岩塩や塩化カルシウムなどによる厳しい環
境下でも、所定の期間、赤錆や穴あきに酎える表面処理
鋼板が望まれるようになっている。
止剤としての岩塩や塩化カルシウムなどによる厳しい環
境下でも、所定の期間、赤錆や穴あきに酎える表面処理
鋼板が望まれるようになっている。
自動車用鋼板は、前記のような厳しい環境に酎える高耐
食性を伺与するために種々検討がなされてきたが、同時
に加工性や溶接性も要請されているため、薄くても耐食
性に優れた積層型Zn系合金電気めっき鋼板が111」
されている。
食性を伺与するために種々検討がなされてきたが、同時
に加工性や溶接性も要請されているため、薄くても耐食
性に優れた積層型Zn系合金電気めっき鋼板が111」
されている。
Zn系合金めっきとは、Zn−Fe、 Zn−Ni、
Zn −Go、 Zn−Fe−Ni、 Zn−N1−C
:oなどの合金めっきを意味する。さらに、このような
Zn系合金めっきを組合わせた積層型Zn系合金めっき
鋼板として1次のものが提案されているが、実験の結果
、それぞれ欠点を有していることを知見した。
Zn −Go、 Zn−Fe−Ni、 Zn−N1−C
:oなどの合金めっきを意味する。さらに、このような
Zn系合金めっきを組合わせた積層型Zn系合金めっき
鋼板として1次のものが提案されているが、実験の結果
、それぞれ欠点を有していることを知見した。
なお、近年、自動車メーカーから車体防錆用表面処理鋼
板として、板合わせ部あるいは袋構造部における裸耐食
性、さらに塗膜欠損部等における塗膜ふくれの抑制およ
び赤錆の抑制に優れたものが強く要求されており、これ
らの耐食性能を全て満足する表面処理鋼板の開発が望ま
れている。
板として、板合わせ部あるいは袋構造部における裸耐食
性、さらに塗膜欠損部等における塗膜ふくれの抑制およ
び赤錆の抑制に優れたものが強く要求されており、これ
らの耐食性能を全て満足する表面処理鋼板の開発が望ま
れている。
従来より種々の耐食性表面処理鋼板が開発されている。
その代表例は以下の通りであるが、前述の如く、また比
較例にも示すように十分な耐食性を発揮していない。
較例にも示すように十分な耐食性を発揮していない。
1)特公昭57−28754号
・第1層として5〜120g/rn’のZnまたは複合
Znめっき層、第2層としてZn−Feめっき層(Fe
含有率1〜60wt%)をもつ2層めっき鋼板である。
Znめっき層、第2層としてZn−Feめっき層(Fe
含有率1〜60wt%)をもつ2層めっき鋼板である。
拳電着塗装後、素地鋼に達するまでのクロスカットを入
れた試験材の腐食試験において、クロスカット部で塗膜
ふくれを生じやすい欠点が 認められた。
れた試験材の腐食試験において、クロスカット部で塗膜
ふくれを生じやすい欠点が 認められた。
・なお、実施例において、第1層にZn一層系合金めっ
きが示されていない。
きが示されていない。
・本発明は第1層をZn−Ni系めっき層とするもので
あり、本発明と明らかに異なる。
あり、本発明と明らかに異なる。
2)特公昭57−56557号
・第1層として合金含有率が3〜15wt%のZn−N
iおよびZn−Fe合金めっき層、第2層として合金含
有率が0−15wt%のZn−NiおよびZn −Fe
合金めつき層をもつ2層めっき鋼板である。
iおよびZn−Fe合金めっき層、第2層として合金含
有率が0−15wt%のZn−NiおよびZn −Fe
合金めつき層をもつ2層めっき鋼板である。
・電着塗装後、素地鋼に達するまでのクロスカントを入
れた試験材の腐食試験において、クロスカット部で赤錆
発生と塗膜ふくれのいずれも生じやすい欠点が認められ
た。
れた試験材の腐食試験において、クロスカット部で赤錆
発生と塗膜ふくれのいずれも生じやすい欠点が認められ
た。
・なお、実施例において、第2層にZn−Go系合金め
っきが示されていない。
っきが示されていない。
・本発明は第2層をZn −Go系めっき層とするもの
であり、本発明とは明らかに異なる。
であり、本発明とは明らかに異なる。
3)特開昭56−142885号
・第1層(内層)として防食金属被覆層、第2層(表面
)としてFe系連続被覆層をもつ2層めっき鋼板である
。
)としてFe系連続被覆層をもつ2層めっき鋼板である
。
φ電着塗装後、素地鋼に達するまでのクロスカットを入
れた試験材の腐食試験において、クロスカット部で顕著
な赤錆発生が認められた。
れた試験材の腐食試験において、クロスカット部で顕著
な赤錆発生が認められた。
・なお、実施例において、第2層にZn−Go系合金め
っきが示されていない。
っきが示されていない。
・本発明は第2層をZn−Go系めっき層とするもので
あり、本発明とは明らかに異なる。
あり、本発明とは明らかに異なる。
4)特開昭58− 58294号
5)特開昭58−123892号
8)特開昭58−123893号
・上記3件の特許は、いずれも第1層として防食金属被
覆層、第2層としてFeまたはFe−Zn合金めっき層
をもつ2層めっき鋼板である。
覆層、第2層としてFeまたはFe−Zn合金めっき層
をもつ2層めっき鋼板である。
・電着塗装後、素地鋼に達するまでのクロスカントを入
れた試験材の腐食試験において、クロスカット部で顕著
な赤錆発生が認められた。
れた試験材の腐食試験において、クロスカット部で顕著
な赤錆発生が認められた。
・なお、実施例において、第2層にZn−Go系合金め
っきが示されていない。
っきが示されていない。
・本発明は第2層をZn−Go系めっき層とするもので
あり、本発明とは明らかに異なる。
あり、本発明とは明らかに異なる。
本発明は、第1層がめつき付着量3〜3087m′、N
i含有率3〜15wt%であるZn−Ni合金めっき、
第2層がめつき伺着量3〜30g/ゴ、CO含有率0.
1〜6wt%であるZn−Go金合金っきを少なくとも
一方の面に形成してなる高耐食性表面処理鋼板を提供す
るものである。
i含有率3〜15wt%であるZn−Ni合金めっき、
第2層がめつき伺着量3〜30g/ゴ、CO含有率0.
1〜6wt%であるZn−Go金合金っきを少なくとも
一方の面に形成してなる高耐食性表面処理鋼板を提供す
るものである。
本発明は、第1層がめつき付着量3〜30g/m′、N
1含有率3〜15wt%であるZn−Ni合金めっき、
t52層がめつき伺着量3〜30g/rn’、Go含有
=(40,1〜f1wt%、さらにクロム、アルミナ、
シリカおよびチタニアよりなる群より選ばれた1種以上
を0.01〜3wt%含有するZn−111;o系合金
めっきを少なくとも一方の面に形成してなる高耐食性表
面処理鋼板を提供するものである。
1含有率3〜15wt%であるZn−Ni合金めっき、
t52層がめつき伺着量3〜30g/rn’、Go含有
=(40,1〜f1wt%、さらにクロム、アルミナ、
シリカおよびチタニアよりなる群より選ばれた1種以上
を0.01〜3wt%含有するZn−111;o系合金
めっきを少なくとも一方の面に形成してなる高耐食性表
面処理鋼板を提供するものである。
本発明は、第1層がめつき伺着量3〜30g/m′、N
i含有率3〜15wt%、さらにクロム、アルミナ、シ
リカおよびチタニアよりなる群より選ばれた1種以上を
0.01〜3wt%含有するZn−Ni系合金めっき、
第2層がめつき千1着量3〜30g/ゴ、Go含有率0
.1〜8wt%であるZn−Go金合金っきを少なくと
も一方の面に形成してなる高耐食性表面処理鋼板を提供
するものである。
i含有率3〜15wt%、さらにクロム、アルミナ、シ
リカおよびチタニアよりなる群より選ばれた1種以上を
0.01〜3wt%含有するZn−Ni系合金めっき、
第2層がめつき千1着量3〜30g/ゴ、Go含有率0
.1〜8wt%であるZn−Go金合金っきを少なくと
も一方の面に形成してなる高耐食性表面処理鋼板を提供
するものである。
本発明は、i1層がめつき付着量3〜30g/m′、N
i含有率3〜15wt%、さらにクロム、アルミナ、シ
リカおよびチタニアよりなる群より選ばれた1種以上を
0.01〜3wt%含有するZn−Ni系合金めっき、
第2層がめつき付着量3〜30g/rn’、Go含有率
0.1〜6wt%、さらにクロム、アルミナ、シリカ、
チタニアの1種以上を0.01〜3wt%含有するZn
−Go系合金めっきを少なくとも一方の面に形成してな
る高耐食性表面処理鋼板を提供するものである。
i含有率3〜15wt%、さらにクロム、アルミナ、シ
リカおよびチタニアよりなる群より選ばれた1種以上を
0.01〜3wt%含有するZn−Ni系合金めっき、
第2層がめつき付着量3〜30g/rn’、Go含有率
0.1〜6wt%、さらにクロム、アルミナ、シリカ、
チタニアの1種以上を0.01〜3wt%含有するZn
−Go系合金めっきを少なくとも一方の面に形成してな
る高耐食性表面処理鋼板を提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
第1層のZn−旧合金めっきのNi含有率は3〜15w
t%が望ましい。3wt%未満では耐食性向上効果が認
められず、15wt%を超えるとめっき層が硬くなり、
めっき密着性が低下するので望ましくない。Zn−Ni
合金めっきの付着量としては3〜30g/m’が望まし
い。3g/m’未満では耐食性向上効果が認められず、
30g/m’を越えると溶接性、加工性が低下し、また
コスト上からも望ましくなくなる。Zn−Ni合金めっ
きにさらにクロム、アルミナ、シリカおよびチタニアよ
りなる群より選ばれた1種以上を0.01〜3wt%含
有させると、より一層耐食性が向」ニしたが、 0.0
1 wt%未満では耐食性向上効果が認められず、3w
t%を超えると、めっき密着性の低下を生じるので望ま
しくない。
t%が望ましい。3wt%未満では耐食性向上効果が認
められず、15wt%を超えるとめっき層が硬くなり、
めっき密着性が低下するので望ましくない。Zn−Ni
合金めっきの付着量としては3〜30g/m’が望まし
い。3g/m’未満では耐食性向上効果が認められず、
30g/m’を越えると溶接性、加工性が低下し、また
コスト上からも望ましくなくなる。Zn−Ni合金めっ
きにさらにクロム、アルミナ、シリカおよびチタニアよ
りなる群より選ばれた1種以上を0.01〜3wt%含
有させると、より一層耐食性が向」ニしたが、 0.0
1 wt%未満では耐食性向上効果が認められず、3w
t%を超えると、めっき密着性の低下を生じるので望ま
しくない。
第2層のZn−11:o合金めっきのGO含有率は0.
1〜8 wt%が望ましい。0.1 wt%未満では耐
食性向上効果が認められず、8 wt%を超えると下層
のZn −Ni系合金めっきの影響をうけ、めっき密着
性が低下するので望ましくない。Zn 7Go合金めっ
きの付着量としては3〜30g/m’が望ましい。3g
/m’未満では耐食性向上効果が認められず、30g/
m’を超えると溶接性、加工性が低下し、またコスト上
からも望ましくない。Zn −Go金合金っきに、さら
にクロム、アルミナ、シリカおよびチタニアよりなる群
より選ばれた1種以上を0.01〜3wt%含有させる
と、より一層耐食性が向上したが、 0.01wt%未
満では耐食性向上効果が認められず、3 wt%を超え
るとめっき密着性の低下を生じるので望ましくない。
1〜8 wt%が望ましい。0.1 wt%未満では耐
食性向上効果が認められず、8 wt%を超えると下層
のZn −Ni系合金めっきの影響をうけ、めっき密着
性が低下するので望ましくない。Zn 7Go合金めっ
きの付着量としては3〜30g/m’が望ましい。3g
/m’未満では耐食性向上効果が認められず、30g/
m’を超えると溶接性、加工性が低下し、またコスト上
からも望ましくない。Zn −Go金合金っきに、さら
にクロム、アルミナ、シリカおよびチタニアよりなる群
より選ばれた1種以上を0.01〜3wt%含有させる
と、より一層耐食性が向上したが、 0.01wt%未
満では耐食性向上効果が認められず、3 wt%を超え
るとめっき密着性の低下を生じるので望ましくない。
Zn−Ni系合金めっきを第1層とし、Zn−Go系合
金めつきを第2層とする本発明の積層めっき鋼板が、耐
食性に優れる理由は必ずしも明らかでないが、次のよう
に考えられる。
金めつきを第2層とする本発明の積層めっき鋼板が、耐
食性に優れる理由は必ずしも明らかでないが、次のよう
に考えられる。
第2層(上層)のZn−Go系合金めっきは、CO含有
率が0.1〜6 wt%でZnリッチなめつき層である
ため、犠牲防食能が優れる。・従って、素地鋼板の腐食
による赤錆発生を防止するのに顕著な効果がある。また
、めっき層中のCOは、保護作用の優れた腐食生成物Z
n(OH)2の安定性を高めるため、腐食の進行を抑制
する。さらにクロム、アルミナ、シリカおよびチタニア
よりなる群より選ばれた1種以」二を少量含有すると、
腐食生成物Zn(OH)2の安定性をより一層高めると
ともに、めっき層あるいは腐食過程で存在するこれら微
粒子状の酸化物あるいは水酸化物の立体効果により、表
面における腐食生成物の保持と不活性化により耐食性が
顕著に向上すると考えられる。
率が0.1〜6 wt%でZnリッチなめつき層である
ため、犠牲防食能が優れる。・従って、素地鋼板の腐食
による赤錆発生を防止するのに顕著な効果がある。また
、めっき層中のCOは、保護作用の優れた腐食生成物Z
n(OH)2の安定性を高めるため、腐食の進行を抑制
する。さらにクロム、アルミナ、シリカおよびチタニア
よりなる群より選ばれた1種以」二を少量含有すると、
腐食生成物Zn(OH)2の安定性をより一層高めると
ともに、めっき層あるいは腐食過程で存在するこれら微
粒子状の酸化物あるいは水酸化物の立体効果により、表
面における腐食生成物の保持と不活性化により耐食性が
顕著に向上すると考えられる。
第1層(下層)のZn−Ni系合金めっきはNi含有率
が3〜15wt%と比較的高いため、犠牲防食能は若干
抑制されている。第1層のめつきは素地鋼板と直接接触
するため、鋼板との電位差は少ない方が望ましい。また
、クロスカット等により傷つけられためっき欠損部にお
いては、塩水が溜りやすく、さらに、そこを起点として
腐食が進行すると腐食生成物を生じ、その腐食生成物が
水分を保持するため、濡れた環境下におかれる時間が長
くなる。特にめっき欠損部の深部においてこの傾向が強
いため、本発明のごとく、第1層は3〜15wt%のN
iを含有するZn−Ni合金めっきが好適である。また
、めっき層中のNiは保護作用の優れた腐食生成物Zn
(OH)2の安定性を高めるのにも効果がある。さらに
クロム、アルミナ、シリカおよびチタニアよりなる群よ
り選ばれた1種以上を少量含有すると前述のごとき効果
を有するため、耐食性が顕著に向上する。
が3〜15wt%と比較的高いため、犠牲防食能は若干
抑制されている。第1層のめつきは素地鋼板と直接接触
するため、鋼板との電位差は少ない方が望ましい。また
、クロスカット等により傷つけられためっき欠損部にお
いては、塩水が溜りやすく、さらに、そこを起点として
腐食が進行すると腐食生成物を生じ、その腐食生成物が
水分を保持するため、濡れた環境下におかれる時間が長
くなる。特にめっき欠損部の深部においてこの傾向が強
いため、本発明のごとく、第1層は3〜15wt%のN
iを含有するZn−Ni合金めっきが好適である。また
、めっき層中のNiは保護作用の優れた腐食生成物Zn
(OH)2の安定性を高めるのにも効果がある。さらに
クロム、アルミナ、シリカおよびチタニアよりなる群よ
り選ばれた1種以上を少量含有すると前述のごとき効果
を有するため、耐食性が顕著に向上する。
本発明は、それぞれ特徴を有する第1層と第2層を組合
わせた積層めっきの相乗効果により、薄くても耐食性に
優れ、溶接性と加工性の良好なZn系表面処理鋼板を提
供するものである。本発明のZn系合金めっきをベース
とする積層型めっき鋼板は第1層と第2層のめっき厚を
変えることにより、車体の内面と外面の腐食環境に比較
的容易に対応できる。すなわち、めっき厚は電流密度、
ラインスピードを変えることにより、容易に変えること
ができ、実生産上有利である。
わせた積層めっきの相乗効果により、薄くても耐食性に
優れ、溶接性と加工性の良好なZn系表面処理鋼板を提
供するものである。本発明のZn系合金めっきをベース
とする積層型めっき鋼板は第1層と第2層のめっき厚を
変えることにより、車体の内面と外面の腐食環境に比較
的容易に対応できる。すなわち、めっき厚は電流密度、
ラインスピードを変えることにより、容易に変えること
ができ、実生産上有利である。
Zn−Ni合金めっき浴、Zn−Go金合金っき浴は、
塩化物浴、硫酸塩浴、スルファミン酸塩浴等、あるいは
これら浴の混合浴を用いることができ、特定の浴組成に
限定されない。
塩化物浴、硫酸塩浴、スルファミン酸塩浴等、あるいは
これら浴の混合浴を用いることができ、特定の浴組成に
限定されない。
次に本発明を実施例に基づいて説明する。
冷延鋼板(SPCC)をアルカリ電解脱脂し、5%塩酸
で酸洗した後、水洗し、以下の条件により第1層のZn
−Ni系合金めっきを行い、つづいて第1層の上に第2
層のZn−Go系合金めっきを行なった。攪拌はポンプ
により行い、液流速は約60 Il/+ain 、電流
密度75A/da2で、液温は50℃とした。
で酸洗した後、水洗し、以下の条件により第1層のZn
−Ni系合金めっきを行い、つづいて第1層の上に第2
層のZn−Go系合金めっきを行なった。攪拌はポンプ
により行い、液流速は約60 Il/+ain 、電流
密度75A/da2で、液温は50℃とした。
(1) Zn−Ni系合金めっき条件
浴組成 塩化亜鉛 200 g/文
基塩化カリウム 300 g/文
基塩化ニッケル 1〜100 g/文
H3
Ni含有率の異なるZn−Ni合金めっき鋼板は浴中の
塩化ニッケル濃度を変えることにより作成した。また、
Zn−Ni合金めっき層中に共析させるクロム、アルミ
ナ、シリカ、チタニアは次のものを用い、添加濃度を変
えることにより所定の含有率を得た。
塩化ニッケル濃度を変えることにより作成した。また、
Zn−Ni合金めっき層中に共析させるクロム、アルミ
ナ、シリカ、チタニアは次のものを用い、添加濃度を変
えることにより所定の含有率を得た。
ク ロ ム: IIJ化第ニクロムをクロム金属として
0.1−15 g/見添加。
0.1−15 g/見添加。
アルミナ:1産化学工業■製、アルミナゾル#520
(Al2O2、20wt%)を5〜100m1/文添加
。
(Al2O2、20wt%)を5〜100m1/文添加
。
シ リ カニ日産化学工業■製、スノーテックス−O(
Si02 、 20wt%)、スノーテックス−AK(
Si02 、18wt%、Al103 、2wt%)を
5〜100m1/立添加。
Si02 、 20wt%)、スノーテックス−AK(
Si02 、18wt%、Al103 、2wt%)を
5〜100m1/立添加。
チタニア=チタニアゾル(Ti02 、9wt%)を5
〜50m1/立添加。
〜50m1/立添加。
(2) Zn−Go系合金めっき条件
浴組成 塩化亜鉛 200 g/文
基塩化カリウム 300 g/文
基塩化コバルト0.1〜75 g/文
PH2,5
Go含有率の異なるZn−Go金合金っき鋼板は、浴中
の塩化コバルト濃度を変えることにより作成した。また
、Zn−Go系合金めっき層中に共析させるクロム、ア
ルミナ、シリカ、チタニアは上記と同じものを用いた。
の塩化コバルト濃度を変えることにより作成した。また
、Zn−Go系合金めっき層中に共析させるクロム、ア
ルミナ、シリカ、チタニアは上記と同じものを用いた。
鋼板にめっきを施した供試材はJIS Z 2371に
よる塩水噴霧試験(SST)を行い、耐食性を調べた。
よる塩水噴霧試験(SST)を行い、耐食性を調べた。
SST用供試材の処理条件と耐食性評価方法は次のとお
りとした。
りとした。
棟材
■処理:そのまま
■評価: 5ST21 目抜の赤錆発生面積率塗装材
■処理:ポンデライト#3030(Dipタイプ)→カ
チオン電着塗装204(日本ペイント製パワートップU
−30)→クロスカット(素地鋼板に達するまでの傷を
つける) ■評価:5ST71]後のクロスカット部の赤錆発生率
と塗膜ふくれ幅。
チオン電着塗装204(日本ペイント製パワートップU
−30)→クロスカット(素地鋼板に達するまでの傷を
つける) ■評価:5ST71]後のクロスカット部の赤錆発生率
と塗膜ふくれ幅。
赤錆発生率
@・・・赤錆発生率 10%以下
O・・・ 〃 10〜30%
Δ・・・ 〃 30〜50%
×・・・ ll 50%以上
塗膜ふくれ幅
0・・・塗膜ふくれ幅 1.5 +sm以下O・・・
//1.5〜3III11 Δ、、、 tt 3 〜6 mm ×・・・//8m+i以」二 〔めっき密着性〕 デュポン衝撃試験:撃心層インチ径、荷重IKg、高さ
50cm。
//1.5〜3III11 Δ、、、 tt 3 〜6 mm ×・・・//8m+i以」二 〔めっき密着性〕 デュポン衝撃試験:撃心層インチ径、荷重IKg、高さ
50cm。
O・・・めっき剥離なし
Δ・・・めっき剥離わずかにあり
第1表ないしfJS4表に各特許請求の範囲に対応させ
た試験結果を示す。これから明らかなように、本発明の
鋼板は、比較例に示す従来のものに比して耐食性が優れ
ていることがよくわかる。
た試験結果を示す。これから明らかなように、本発明の
鋼板は、比較例に示す従来のものに比して耐食性が優れ
ていることがよくわかる。
Claims (4)
- (1)第1層がめつき伺着量3〜30g/m’、Ni含
有率3〜15wt%であるZn−Ni合金めっき、第2
層がめつき(=J着量3〜30g/rn’、Go含有率
0.1〜11+wt%であるZn−Go金合金っきを少
なくとも一方の面に形成してなる高耐食性表面処理鋼板
。 - (2)第1層がめつき付着量3〜30g/rn’、Ni
含有率3〜15wt%であるZn−Ni合金めっき、第
2層がめつき付着量3〜30g/m’、GO含有率0.
1〜8 wt%、さらにクロム、アルミナ、シリカおよ
びチタニアよりなる群より選ばれた1種以上を0.01
〜3 wt%含有するZn−Go系合金めっきを少なく
とも一方の面に形成してなる高耐食性表面処理鋼板。 - (3)第1層がめつき付着量3〜30g/rrf、旧含
有率3〜15wt%、さらにクロム、アルミナ、シリカ
およびチタニアよりなる群より選ばれた1種以りを0.
01〜3wt%含有するZn−Ni系合金めっき、第2
層がめつき付着量3〜30g/m’、CO含有率0.1
〜But%であるZn−Go金合金っきを少なくとも一
方の面に形成してなる高耐食性表面処理鋼板。 - (4)第1層がめつき付着量3〜30g/ゴ、Ni含有
率3〜15wt%、さらにクロム、アルミナ、シリカお
よびチタニアよりなる群より選ばれた1種以上を0.0
1〜3wt%含有するZr1−Ni系合金めっき、第2
層がめつき付着量3〜30g/m’、Go含有率0.1
〜6wt%、さらにクロム、アルミナ、シリカ、チタニ
アの1種以上を0.01〜3 wt%含有するZn −
Go系合金めっきを少なくとも一方の面に形成してなる
高耐食性表面処理鋼板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24644783A JPS60138093A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 高耐食性表面処理鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24644783A JPS60138093A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 高耐食性表面処理鋼板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60138093A true JPS60138093A (ja) | 1985-07-22 |
Family
ID=17148579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24644783A Pending JPS60138093A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 高耐食性表面処理鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS60138093A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1983
- 1983-12-26 JP JP24644783A patent/JPS60138093A/ja active Pending
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