JPS6013795B2 - ブレ−ド - Google Patents

ブレ−ド

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JPS6013795B2
JPS6013795B2 JP11019576A JP11019576A JPS6013795B2 JP S6013795 B2 JPS6013795 B2 JP S6013795B2 JP 11019576 A JP11019576 A JP 11019576A JP 11019576 A JP11019576 A JP 11019576A JP S6013795 B2 JPS6013795 B2 JP S6013795B2
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JP
Japan
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cutting
blade body
cut
blade
line
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JP11019576A
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JPS5336095A (en
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正直 松波
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  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属、岩石、歯牙並びに骨片等の学問的研究
の試料薄片の作成、または水晶や半導体等の接合用切断
等に用いられるプレードーこ関するものである。
一般に、水晶や半導体等の接合用切断には切断面の平面
度がオングスト。
ーム単位で、また金属、岩石、歯牙並びに骨片等の学問
的研究の試料薄片の作成にはオングストローム単位の平
面度の他に切断厚が正確な平行度を有するミクロン単位
の薄切に精密切断しなければ、信頼性の高い水晶や半導
体等の産業成品および試料薄片を得ることやできないも
のであるが、斯る従来の精密切断作業にあっては、金属
製円盤よりなるブレード本体の周面に工業用ダイヤモン
ドの粉末を有するプレードを切断機に軸装して高速回転
させながら冷却用水を注ぐか、または冷却用水中で切断
することにより、切断時の磨濠熱の発生を極力抑止して
、切断局部の組成変化を阻止しようとしているが、切断
時のプレードが高速回転しているうえ、ブレード本体が
金属製薄状円板で、かつ工業ダイヤモンド粒子のブレー
ド本体周面からの突出量が極少であるために、切断面と
ブレード本体切込み表面間の近接状態による切断局部へ
の水の持回りが頗る悪く、組成変化を阻止するに充分な
程度に磨擬熱の発生を抑止することが困難であり、切断
局部の組成変化を誘起することなく、能率的な精密切断
作業を行うことができなかった。また、医学や歯学にお
ける歯牙や骨片のような硬組織の無機成分の研究におい
ては、中性ホルマリンで固定した硬組織標本を水洗し、
アルコールによる脱水を行ない、ポリエステル樹脂で包
埋した後、該ポリエステル樹脂で包埋した硬組織標本を
切断機で約100仏前後に薄切するが、この場合、上記
のようなブレードではポリエステル樹脂が原因で目詰り
を起して、切れ味が急速に低下すると共に、磨擦熱によ
る切断局部の組織に変質を来たし、信頼性の高い試料薄
片を得ることが困難であり、研究者の間では、切断局部
の組成または組織の変質を招来することなく、能率的な
切断作業を簡単かつ容易的確に行ないうるブレードの実
現が夙に熱望されていた。本発明は、上記のような実情
に鑑み、その欠点を一掃すべく創案されたものであって
、金属製薄状円板により形成したブレード本体の周面に
仮想放射線を描き、該仮想放射線よりブレード本体の回
転方向に対して一定の後退角を持った線上に一定長の切
溝を形成し、かつ、該切溝のブレード本体中心側を拡径
の湾曲状に切欠すると共に、前記ブレード本体の切溝間
周端面に所定間隔を存して仮想放射線よりブレード本体
の回転方向に対して一定の後退角を持った線上に切削用
溝を形成し、該切削用溝に工業用ダイアモンドの粉末を
圧着したことにより、切削用溝に圧着された工業用ダイ
ヤモンドの粉末の離脱現象を禾然に防止せしめるうえ、
注水された冷却用水を被切断物の切断局部に持回わり、
切削肩を除去して工業用ダイヤモンドの粉末の目詰り現
象を皆無ならしめ、切断面とブレード本体の切込み表面
に充分な冷却作用を施し、切削時の磨榛熱による切断局
部の組成または組織の変質と金属製薄状円板により形成
したブレード本体の歪との発生を確実に阻止し、しかも
切断局部の通過過程で生じたブレード本体の髭みを切断
局部の通過後に自動的に復旧せしめて、正確な平行度を
有するミクロン単位の薄切りと、オングストローム単位
の平面度を保持し、もって能率的な精密切断を簡単かつ
容易的確に行わしめることができるブレードを提供しよ
うとするものである。
本発明の構成を図面に示された一実施例について説明す
れば、1は切断機のテーブルであって、該テープルー上
には金属や岩石およびポリエステル樹脂に包埋された歯
牙や骨片等の被切断物aが方力(図示せず)を介して戦
直固定され、該テーブル1上方にはモー夕等の駆動源に
連結されて駆動回転する主軸2が水平状に架設され、か
つ上記テープルーと主軸2のいずれか一方が他方に対し
て上下動調節されてその対向間隔を一定間隔に保持し、
主軸2の鞠心方向と直交方向bに往復移動されるように
なっている。
3は金属製薄状円板により形成したブレード本体であっ
て、該ブレード本体3はその中心oに同心状に穿設され
た取付孔3aを介して前記主軸2に着脱自在に固着され
、主軸2の鞠心方向と直交方向bに沿わされた周面3b
が主軸2の駆動回転により矢印C方向に同心円状に回転
されるようになっており、上記ブレード本体3の周面3
bには一定長の切溝4,4,・・・・・・が仮想放射線
m,m,・・・・・・を描き、該仮想放射線m,m,・
・・・・・よりブレード本体3の回転方向Cに対して一
定の後退角B,Bを持った線m,m…・・・上に一定長
の切溝4,4,・・・・・・形成され、かつ該切溝4,
4,・・・・・・のブレード本体3中心o側が拡径の湾
曲状に切欠されている。
そして、前記ブレード本体3の切溝4,4,・・・・・
・間周端面3b′‘こは所定間隔を存して仮想中心線〆
,そ,…・・・を描き、該仮想中心線そ,そ,・・・・
・・よりプレード本体3の回転方向Cに対して一定の後
退角Q,Q,・・・・・・を持った線〆′,そ′,…・
・・上に切削用溝5,5,・・・・・・が形成され、該
切削用溝5,5,・・・・・・には工業用ダイヤモンド
の粉末6,6,・・・…がブレード本体3の外表面より
僅少な突出状態で圧着されている。次に、上記のように
構成した本発明の作用について説明する。今、切断機の
テープルーに敦置固定した被切断物aは主軸2の駆動回
転によりブレード本体3は矢印C方向に高速回転し、か
つ被切断物aに対して矢印b方向に移動して該切削局部
において注水作用を施こされながら、フレード本体3に
形成した切削用溝5,5,・・・・・・に圧着された工
業用ダイヤモンドの粉末6,6,…・・・で切削作用を
受けて、切断されるが、この場合、工業用ダイヤモンド
の粉末6,6,・・・・・・を圧着する切削用溝5,5
,……はブレード本体3の切藩4,4,・・・・・・間
周端面3Mこ所定間隔を存して仮想中心線〆,ク,・・
・・・・を描き、該仮想中心線〆,夕,…・・・よりブ
レード本体3の回転方向Cに対して−定の後退角Q,Q
,・・・・・・を持った線〆′,そ′,・・・・・・上
に形成されているので、切断局部から受ける力の分力に
よって切削用溝5,5,・…・・に圧着された工業用ダ
イヤモンドの粉末6,6,・・・・・・に作用する切削
時の衝撃力が緩衝された状態で作用し、工業用ダイヤモ
ンドの粉末6,6,・・・・・・の離脱現象を禾然に防
止することができると共に、ブレード本体3の周面3b
には一定長の切溝4,4,…・・・がブレード本体3の
周面3bに描いた仮想放射線m,m,・・・・・・より
ブレード本体3の回転方向cに対して一定の後退角3を
持った線m′,m′、上に形成されているため、上記一
定長の功溝4,4,・・・・・・が被切断物aの切断局
部の掘削周面に対して一定の角度8を有しながら通過さ
れるので、冷却用水の持回り作用が一層向上され被切断
物aの切断面とブレード本体3の切込み表面間が上記持
込まれる冷却用水で充分な冷却作用を受けると共に、上
記特出される冷却用水で切削肩が除去され、工業用ダイ
ヤモンドの粉末6,6,・・・・・・の目詰りを誘起す
ることなく、切断局部の磨嫁熱の発生が禾然に防止され
て、被切断物の切断局部の組成または組織が変質されず
、しかもブレード本体3が金属製薄状円板により形成さ
れていても、磨濠熱による歪の発生が確実に阻止され、
さらに、ブレード本体3に形成された一定長の切溝4,
4,・・・・・・のブレード本体3の中心o側が拡径の
湾曲状に切欠されてブレード本体3の筒面3bを単体構
成しているので、切断局部のブレード本体3の周面に操
みが生じたとしても、ブレード本体3の単体構成された
各周面3b部が被切断物aの切断局部を通過後に自動的
に復旧され、正確な平行度をミクロン単位の薄切りと、
オングストローム単位の平面を保持しながら精密切断さ
れる。これを要するに、本発明は、金属製薄状円板によ
り形成したブレード本体の周面に仮想放射線を描き、該
仮想放射線よりブレード本体の回転方向に対して一定の
後退角を持った線上に一定長の切溝を形成し、かつ、該
切溝のプレード本体中心側を拡径の湾曲状に切欠すると
共に、前記ブレード本体の切溝間周端面に所定間隔を存
して仮想中心線よりブレード本体の回転方向に対して一
定の後退角を持った線上に切削用溝を形成し、該切削用
溝に工業用ダイアモンドの粉末を圧着したから、切削用
溝に圧着された工業用ダイヤモンドの粉末の離脱現象を
未然に防止することができるうえ、注水された冷却用水
が被切断物の切断局部に効率的に方遍なく持回され、こ
の冷却水によって切削屑を除去して工業用ダイヤモンド
の粉末の目詰りの現象を皆無ならしめ、切断面とブレー
ド本体の切込み表面に充分な冷却作用を施し、切削時の
磨擬熱による切断局部の組成または組織の変質とと金属
製薄状円板により形成したブレード本体の歪との発生を
確実に阻止することができる許りでなく、切断局部の通
過過程で生じたブレード本体の榛みを切断局部通過後に
自動的に復旧せしめることができ、正確な平行度を有す
るミクロン単位の薄切りと、オングストローム単位の平
面度を保持して、能率的な精密切断を簡単かつ容易的確
に行なうことができる等極めて有用な新規的効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るブレードの一実施例を示すものであ
って、第1図は全体説明図、第2図は拡大正面図である
。 図中、1はテーフル、2は主軸、3はブレード本体、3
aはその取付孔、3bはその周面、4は切溝、5は切削
用溝、6は工業用ダイヤモンドの粉末、aは被切断物、
bは移動方向、cは回転方向、れま仮想中心線、Q,8
は後退角、mは仮想放射線である。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属製薄状円板により形成したブレード本体の周面
    に仮想放射線を描き、該仮想放射線よりブレード本体の
    回転方向に対して一定の後退角を持った線上に一定長の
    切溝を形成し、かつ、該切溝のブレード本体中心側を拡
    径の湾曲状に切欠すると共に前記ブレード本体の切溝間
    周端面に所定間隔を存して仮想中心線よりブレード本体
    の回転方向に対して一定の後退角を持った線上に切削用
    溝を形成し、該切削用溝に工業用ダイアモンドの粉末を
    圧着したことを特徴とするブレード。
JP11019576A 1976-09-14 1976-09-14 ブレ−ド Expired JPS6013795B2 (ja)

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JP11019576A JPS6013795B2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 ブレ−ド

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JP11019576A JPS6013795B2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 ブレ−ド

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Publication Number Publication Date
JPS5336095A JPS5336095A (en) 1978-04-04
JPS6013795B2 true JPS6013795B2 (ja) 1985-04-09

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ID=14529449

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JP11019576A Expired JPS6013795B2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 ブレ−ド

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6192561U (ja) * 1984-11-26 1986-06-16
JPS6271109U (ja) * 1985-10-24 1987-05-07
JPS62100855U (ja) * 1985-12-17 1987-06-26
JPH0636881Y2 (ja) * 1986-07-30 1994-09-28 泰光 佐藤 曲刃カッター
JP2586678Y2 (ja) * 1992-06-09 1998-12-09 ノリタケダイヤ株式会社 切断砥石
JP6018816B2 (ja) * 2012-06-22 2016-11-02 株式会社ブリヂストン ホース切断装置、および、ホース切断方法

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JPS5336095A (en) 1978-04-04

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