JPS6013712A - 抗アレルギ−薬剤 - Google Patents
抗アレルギ−薬剤Info
- Publication number
- JPS6013712A JPS6013712A JP12189383A JP12189383A JPS6013712A JP S6013712 A JPS6013712 A JP S6013712A JP 12189383 A JP12189383 A JP 12189383A JP 12189383 A JP12189383 A JP 12189383A JP S6013712 A JPS6013712 A JP S6013712A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- activity
- compound
- drug
- acid
- active ingredient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Pyrane Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、カフェー酸メチルエステルを有効成分とする
抗アレルギー薬剤に関するものである。
抗アレルギー薬剤に関するものである。
近年、生体機能、特に呼吸器系並びに炎症、免疫につい
てグロスタグランジン(PG)及びその関連物質の関与
が明らかにされている。PG及びその関連物質は、アラ
キドン酸から特定の酵素によって作られ、アラキドン酸
カスケードと呼ばれる代謝系を構成している。そこで、
アラキドン酸代謝異常を来たすと、脈管系、呼吸器系、
免疫系等の諸疾患を惹起することも知られている。
てグロスタグランジン(PG)及びその関連物質の関与
が明らかにされている。PG及びその関連物質は、アラ
キドン酸から特定の酵素によって作られ、アラキドン酸
カスケードと呼ばれる代謝系を構成している。そこで、
アラキドン酸代謝異常を来たすと、脈管系、呼吸器系、
免疫系等の諸疾患を惹起することも知られている。
本発明者は、アラキドン酸功スケートの酵素系に作用す
る化合物を追求し、その薬効がアラキドン酸カスケード
の調節に基づいて発現する可能性を研究した結果、カフ
ェー酸、ニーバチリン及びq′−デメチルニーバチリン
の各化合物が抗アレルギー薬剤として有用であることを
見出した。
る化合物を追求し、その薬効がアラキドン酸カスケード
の調節に基づいて発現する可能性を研究した結果、カフ
ェー酸、ニーバチリン及びq′−デメチルニーバチリン
の各化合物が抗アレルギー薬剤として有用であることを
見出した。
PGは、羊の精のり腺に多量に含まれ、この発見を契機
にPGE□、E2、E3、F工。、F2a、F3aの乙
種のPGが抽出、単離され、その化学構造も明らかにさ
れた。これらのPGは、平滑筋の収縮及び弛緩に対する
作用、血小板凝集に対する作用、アデニル酸シクラーゼ
に対する作用、胃酸分泌に対する作用、生殖生理に対す
る作用等の生理活性を有する脂溶性物質で、安定である
ため、比較的作用の強いPGE工、E、及びF2a等が
すでに製剤化され、末梢血管拡張剤、抗血栓薬剤及び分
娩促進剤として用いられている。
にPGE□、E2、E3、F工。、F2a、F3aの乙
種のPGが抽出、単離され、その化学構造も明らかにさ
れた。これらのPGは、平滑筋の収縮及び弛緩に対する
作用、血小板凝集に対する作用、アデニル酸シクラーゼ
に対する作用、胃酸分泌に対する作用、生殖生理に対す
る作用等の生理活性を有する脂溶性物質で、安定である
ため、比較的作用の強いPGE工、E、及びF2a等が
すでに製剤化され、末梢血管拡張剤、抗血栓薬剤及び分
娩促進剤として用いられている。
また、不安定なエンドイルオキシド(PGG2及びPG
H2)が単離され、その化学構造も解明されて、PGの
生合成経路が明らかにされるに至った。
H2)が単離され、その化学構造も解明されて、PGの
生合成経路が明らかにされるに至った。
更に、生理活性物質として知られるトロンボキサンA2
.ゾロスタサイクリン及びロイコトリエン等のPG関連
物質は前記PGと共にすべて細胞膜の燐脂質中に蓄えら
れているアラキドン酸から生合成されており、アラキド
ン酸の生体機能の調節に果す役割は極めて大きい。アラ
キドン酸の一部は、リポキシrナーゼ(Llpoxyg
enase)にヨッてヒドロペロキシエイコサテトラエ
ンp(Hydro−peroxyelcosatetr
aenolc aclcl ) (HPETE )を経
てヒドロキシエイコサテトラエン酸(HydrOXy−
elcosatetraenolc acld ) (
HETE)と称される生理活性物質へと変換され、その
うち、S−Vポキシダナーゼによって、!−−HPE丁
Eを介してロイコトリエン群が作られる。ロイコトリエ
ン(Leukotrlθnθ)は、喘息の発作時に肺で
作られ、肺、気管支筋を強く収縮する活性がある他に、
血管透過性の九進作用、白血球遊送作用等の炎症反応と
深い係りをもつ生理活性があり、実際に炎症組織にロイ
コトリエンの生成活性があることも知られている。この
ようにロイコトリエンと喘息、炎症との関係が明らかに
なっている。従って、末梢循環促進作用及び動脈硬化予
防、治療作用等のあるPG合成酵素活性を抑制すること
なく、S−リポキシダナーゼ活性を阻害する5 1Jボ
キシグナーゼの特異的阻害剤を見出すことは、喘息、炎
症等のアレルギー性疾患の原因療法にりなカ玉る重要な
事柄である。
.ゾロスタサイクリン及びロイコトリエン等のPG関連
物質は前記PGと共にすべて細胞膜の燐脂質中に蓄えら
れているアラキドン酸から生合成されており、アラキド
ン酸の生体機能の調節に果す役割は極めて大きい。アラ
キドン酸の一部は、リポキシrナーゼ(Llpoxyg
enase)にヨッてヒドロペロキシエイコサテトラエ
ンp(Hydro−peroxyelcosatetr
aenolc aclcl ) (HPETE )を経
てヒドロキシエイコサテトラエン酸(HydrOXy−
elcosatetraenolc acld ) (
HETE)と称される生理活性物質へと変換され、その
うち、S−Vポキシダナーゼによって、!−−HPE丁
Eを介してロイコトリエン群が作られる。ロイコトリエ
ン(Leukotrlθnθ)は、喘息の発作時に肺で
作られ、肺、気管支筋を強く収縮する活性がある他に、
血管透過性の九進作用、白血球遊送作用等の炎症反応と
深い係りをもつ生理活性があり、実際に炎症組織にロイ
コトリエンの生成活性があることも知られている。この
ようにロイコトリエンと喘息、炎症との関係が明らかに
なっている。従って、末梢循環促進作用及び動脈硬化予
防、治療作用等のあるPG合成酵素活性を抑制すること
なく、S−リポキシダナーゼ活性を阻害する5 1Jボ
キシグナーゼの特異的阻害剤を見出すことは、喘息、炎
症等のアレルギー性疾患の原因療法にりなカ玉る重要な
事柄である。
このような背景から、S−リポキシダナーゼ阻害活性及
びロイコ) IJエン生成阻害活性を有する化合物を探
索した結果、本発明者らは、先に下記化学構造式の化合
物、カフェー酸、ニーバチリン及びダ′−デメチルニー
バチリンが前記阻害活性を示すことを明らかにし、特許
出願を行なった。
びロイコ) IJエン生成阻害活性を有する化合物を探
索した結果、本発明者らは、先に下記化学構造式の化合
物、カフェー酸、ニーバチリン及びダ′−デメチルニー
バチリンが前記阻害活性を示すことを明らかにし、特許
出願を行なった。
(カフェー酸)
0H3
(ニーバチリン)
(t′−デメチルニーバチリン)
本発明者らは、鋭意研究の結果、下記化学構造式の化合
物、カフェー酸メチルエステル(以下、「前記化合物」
という。)がこれらの化合物に比し、更に選択的に3−
リポキシダナーゼ活性のみを阻害するすぐれた生理活性
を有することを新たに見出し、こ\に本発明を完成する
に至った。
物、カフェー酸メチルエステル(以下、「前記化合物」
という。)がこれらの化合物に比し、更に選択的に3−
リポキシダナーゼ活性のみを阻害するすぐれた生理活性
を有することを新たに見出し、こ\に本発明を完成する
に至った。
U
このような生理活性を示す前記化合物は、強力な喘息治
療薬剤、抗炎症薬剤、免疫賦活剤等の抗アレルギー薬剤
として、その安全性と相まって極めて有用である。
療薬剤、抗炎症薬剤、免疫賦活剤等の抗アレルギー薬剤
として、その安全性と相まって極めて有用である。
前記化合物は既知物質であり、王な理化学的性質は、次
のとおりである。
のとおりである。
本発明の薬剤の製剤化については後に詳述するが、注射
用、点滴用、経口用の用途によってそれぞれ剤型を決定
すればよい。即ち、水溶剤の場合は、前記化合物を有効
成分として通常の製剤化方法により注射用、点滴用水溶
剤、油剤等とする他、経口用としてカプセル剤、錠剤、
顆粒剤、細粒剤、散剤、エアゾール剤等とするには、通
常の製剤化方法で製剤化すればよい。
用、点滴用、経口用の用途によってそれぞれ剤型を決定
すればよい。即ち、水溶剤の場合は、前記化合物を有効
成分として通常の製剤化方法により注射用、点滴用水溶
剤、油剤等とする他、経口用としてカプセル剤、錠剤、
顆粒剤、細粒剤、散剤、エアゾール剤等とするには、通
常の製剤化方法で製剤化すればよい。
次に、前記化合物の抗アレルギー作用及び急性毒性につ
いて記載する。
いて記載する。
(1) 抗アレルギー作用
試験例1 (5−リポキシゲナーゼ阻害活性)/)左−
リポキシゲナーゼ活性のアッセー帰化肥満細胞腫のマス
トサイトーマ (Mastocytoma ) P −g / A;細
胞をIn VltrOの浮遊培養の系に移し、クローニ
ングを行って得たS−リポキシゲナーゼ活性の高い細胞
株、コーE−乙株[KaWamura、M、 at a
l :ProstaglandIns、/9 : b
3 q(/ 9 g O)参照〕を、グ0時間、n−酪
酸処理してS−リポキシゲナーゼ活性を顕著に増大させ
た〔にoshlhara、Y、 et al : J、
Blol、 Chem、 。
リポキシゲナーゼ活性のアッセー帰化肥満細胞腫のマス
トサイトーマ (Mastocytoma ) P −g / A;細
胞をIn VltrOの浮遊培養の系に移し、クローニ
ングを行って得たS−リポキシゲナーゼ活性の高い細胞
株、コーE−乙株[KaWamura、M、 at a
l :ProstaglandIns、/9 : b
3 q(/ 9 g O)参照〕を、グ0時間、n−酪
酸処理してS−リポキシゲナーゼ活性を顕著に増大させ
た〔にoshlhara、Y、 et al : J、
Blol、 Chem、 。
237.73θコ、(19g2)参照〕。
第1図(a)に示すように、前記癌化肥満細胞腫の場合
は、S−リポキシゲナーゼ(S−)−IETE )活性
よりも/2−リポキシゲナーゼ(/2−+−+EvE)
活性がはるかに高いが、第1図(El)のように、前記
2−E−1,株ではその比が完全罠逆転している。
は、S−リポキシゲナーゼ(S−)−IETE )活性
よりも/2−リポキシゲナーゼ(/2−+−+EvE)
活性がはるかに高いが、第1図(El)のように、前記
2−E−1,株ではその比が完全罠逆転している。
2)5−リポキシゲナーゼ阻害活性
n−酪酸処理した前記2−E−1,株から得た5θmM
燐酸緩衝液(pH24L)、/mMEDTA及び0.7
%ゼラチンのホモジネートの10.0θ0×2上清を酵
素源として用い、その5− IJポキシグナーゼ活性に
対する前記化合物の薬効を、カフェー酸を対照化合物と
して比較し、調べたところ、前記化合物は、広範囲の濃
度依存的に5−リポキシゲナーゼ活性を顕著に阻害した
。
燐酸緩衝液(pH24L)、/mMEDTA及び0.7
%ゼラチンのホモジネートの10.0θ0×2上清を酵
素源として用い、その5− IJポキシグナーゼ活性に
対する前記化合物の薬効を、カフェー酸を対照化合物と
して比較し、調べたところ、前記化合物は、広範囲の濃
度依存的に5−リポキシゲナーゼ活性を顕著に阻害した
。
第2図(a)は、前記化合物のS−リポキシゲナーゼに
対する阻害効果を、対照化合物のカフェー酸の効果と比
較して示すグラフであり、! −IJポキシグナーゼ活
性を3μ間の濃度で37%、/θμHの濃度で9乙チ阻
害した。
対する阻害効果を、対照化合物のカフェー酸の効果と比
較して示すグラフであり、! −IJポキシグナーゼ活
性を3μ間の濃度で37%、/θμHの濃度で9乙チ阻
害した。
図中、0−−−−−−−う 前記化合物対照化合物
即ち、対照化合物であるカフェー酸の5−リポキシゲナ
ーゼ活性に対する阻害率は、6 10 Hの濃度で3θ%であり、濃度が高くなるにした
がって順次上昇し、10−’xの濃度で9左俤を示すの
に対し、前記化合物のS−リポキシゲナーゼ活性に対す
る阻害率は、3X10 M+7)濃1f”C−&/%、
10 ’Mノ濃度で96チである。
ーゼ活性に対する阻害率は、6 10 Hの濃度で3θ%であり、濃度が高くなるにした
がって順次上昇し、10−’xの濃度で9左俤を示すの
に対し、前記化合物のS−リポキシゲナーゼ活性に対す
る阻害率は、3X10 M+7)濃1f”C−&/%、
10 ’Mノ濃度で96チである。
なお、前記化合物及び対照化合物以外のそのメチルエス
テル誘導体について、S−リポキンゲナーゼ活性を調べ
た結果は第1表のとおりであり、前記化合物の極めて強
い阻害活性が明らかにされた。
テル誘導体について、S−リポキンゲナーゼ活性を調べ
た結果は第1表のとおりであり、前記化合物の極めて強
い阻害活性が明らかにされた。
第 / 表
注:前記化合物を加えない場合の酵素活性な100%と
した。
した。
なお、上記の実数では、標準アツセー
<10tl>により、上清θ91をθコμC1〔14C
〕アラキドン酸、10 mM Caα2及び2×10
M濃度のインドメサシンで3りC1S分間攪拌してイン
キュベートした。
〕アラキドン酸、10 mM Caα2及び2×10
M濃度のインドメサシンで3りC1S分間攪拌してイン
キュベートした。
また、前記化合物の存在下でn−酪酸処理した前記、2
−E−4株のPG合成酵素活性を調べてみると、Axl
o M濃度まではPGの産生な全く阻害せず、むしろ促
進活性があった(第2図(b) ) 。
−E−4株のPG合成酵素活性を調べてみると、Axl
o M濃度まではPGの産生な全く阻害せず、むしろ促
進活性があった(第2図(b) ) 。
第2図(a)、O))の結果より、前記化合物はPG合
成酵素を阻害することなく、リポΦシrナーゼ活性のみ
を完全に阻害した。
成酵素を阻害することなく、リポΦシrナーゼ活性のみ
を完全に阻害した。
即ち、前記化合物は、5−リポキシダナーゼ活性の特異
的阻害剤であることが明らかにされた。
的阻害剤であることが明らかにされた。
前記化合物の5θチ阻害濃度(ID50 )は、’Ag
X10 Mであり、対照化合物の3.qxlo’l<に
比しはるかに強い阻害活性がみられた。
X10 Mであり、対照化合物の3.qxlo’l<に
比しはるかに強い阻害活性がみられた。
なお、前記化合物の細胞におけるロイコトリエン産生の
阻害活性は、対照化合物が10 ’M濃度で完全な阻害
活性を示すことから、同等以上の阻害活性効果が当然に
見込まれる。
阻害活性は、対照化合物が10 ’M濃度で完全な阻害
活性を示すことから、同等以上の阻害活性効果が当然に
見込まれる。
以上の実験舶来から、前記化合物は喘息治療薬剤及び抗
炎症薬剤等の有効成分として用い得ることが確認された
。
炎症薬剤等の有効成分として用い得ることが確認された
。
(2)急性毒性
前記化合物の急性毒性は、LD5oで> 、:240w
qAyであり、低毒性である。
qAyであり、低毒性である。
次に、前記化合物の投与量及び投与方法について述べる
。本発明の薬剤は、錠剤、カプセル剤、エアゾール剤等
の経口投与剤として、又注射(静脈内、皮下)、点滴用
製剤、座薬製剤等の非経口投与剤として投与され、有効
量は、症状、投与経路、剤型、投与回数等によって変え
得るが、成人の治療に用いられる場合の有効量は、通常
、経口投与剤では7日当松、有効成分の前記化合物とし
てはyθ00!?−100〜/体重Kgの範囲で、好ま
しくはa2〜左Oq/体重Kg、更に好ましくは0、!
;−10q/体重匂が適当であり、また非経口投与剤で
は/1轟り、有効成分の前記化合物としてはソθ002
〜20011/体重Vgの範囲で、好ましくはθθコ〜
/θ0R97体重Kg、更に好ましくはθノル20ui
/体重Kgが適当である。
。本発明の薬剤は、錠剤、カプセル剤、エアゾール剤等
の経口投与剤として、又注射(静脈内、皮下)、点滴用
製剤、座薬製剤等の非経口投与剤として投与され、有効
量は、症状、投与経路、剤型、投与回数等によって変え
得るが、成人の治療に用いられる場合の有効量は、通常
、経口投与剤では7日当松、有効成分の前記化合物とし
てはyθ00!?−100〜/体重Kgの範囲で、好ま
しくはa2〜左Oq/体重Kg、更に好ましくは0、!
;−10q/体重匂が適当であり、また非経口投与剤で
は/1轟り、有効成分の前記化合物としてはソθ002
〜20011/体重Vgの範囲で、好ましくはθθコ〜
/θ0R97体重Kg、更に好ましくはθノル20ui
/体重Kgが適当である。
前記化合物を注射、点滴用製剤とするときは、単位投与
量アングル或いは添加剤と共に投与量の容器中で供し得
る。この製剤は、懸濁液、溶液、油性又は水性ビヒクル
中の乳液の如き形態でもよく、懸濁化剤、安定化剤又は
分散剤の如き処方剤を含有させることも可能である。
量アングル或いは添加剤と共に投与量の容器中で供し得
る。この製剤は、懸濁液、溶液、油性又は水性ビヒクル
中の乳液の如き形態でもよく、懸濁化剤、安定化剤又は
分散剤の如き処方剤を含有させることも可能である。
懸濁化剤としては、グルコース、ゼラチン、ステアリン
酸アルミニウムグル等、安定化剤としては、レシチン、
リノール酸、モノオレイン酸ンルビタン等、非水性ビヒ
クルともてアーモンド油、ココナツト油、精製ゴマ油、
油性エステル等、防腐剤としては、P−ヒドロキシ安息
香酸メチル、ソルビン酸等が用いられる。
酸アルミニウムグル等、安定化剤としては、レシチン、
リノール酸、モノオレイン酸ンルビタン等、非水性ビヒ
クルともてアーモンド油、ココナツト油、精製ゴマ油、
油性エステル等、防腐剤としては、P−ヒドロキシ安息
香酸メチル、ソルビン酸等が用いられる。
前記化合物を経口投与用製剤とする場合は、カプセル剤
のように腸管からの吸収に好適な形態で投与されること
が望ましい。
のように腸管からの吸収に好適な形態で投与されること
が望ましい。
経口投与用のカプセルでは、結合剤、例えばゼラチン、
ソルビット等、賦形剤、例えば乳糖、砂糖、澱粉、グリ
シン等、安定剤、例えばステアリン酸マグネシウム、ア
スコルビン酸等、崩壊剤として馬鈴薯澱粉等を適宜含有
させることができる。
ソルビット等、賦形剤、例えば乳糖、砂糖、澱粉、グリ
シン等、安定剤、例えばステアリン酸マグネシウム、ア
スコルビン酸等、崩壊剤として馬鈴薯澱粉等を適宜含有
させることができる。
前記化合物の経口投与製剤の調製に当っては、更に医薬
用に許容し得る腸溶性皮膜形成物質を用いて皮膜を施す
ことができる。この皮膜形成物質としては、セルロース
、糖類等の炭水化物誘導体として酢酸フタル酸セルロー
ス(CAP)、又アクリル酸系共重合体、二塩基酸モノ
エステル類等のポリビニル誘導体としてアクリル酸メチ
ル・メタアクリル酸共重合体、メタアクリル酸メチル・
メタアクリル酸共重合体が挙げられる。
用に許容し得る腸溶性皮膜形成物質を用いて皮膜を施す
ことができる。この皮膜形成物質としては、セルロース
、糖類等の炭水化物誘導体として酢酸フタル酸セルロー
ス(CAP)、又アクリル酸系共重合体、二塩基酸モノ
エステル類等のポリビニル誘導体としてアクリル酸メチ
ル・メタアクリル酸共重合体、メタアクリル酸メチル・
メタアクリル酸共重合体が挙げられる。
本発明の有効成分の崩壊、溶出を良好ならしめるために
、界面活性剤、例えばアルコール、エステル類、ポリエ
チレングリコール誘導体、ソルビタン脂肪酸エステル類
等の1種又は2種以上を添加することができる。また、
賦形剤として、例えハli 糖、乳糖、澱粉、結晶セル
ロース、マンニツト、軽質無水珪酸、アルばン酸マグネ
シウム、メタ珪酸アルばン酸マグネシウム、炭酸カルシ
ウム、炭酸水素ナトリウム等の1種又は、2種以上を組
合せて添加することができる。滑沢剤としては、例えば
ステアリン酸マグネシウム、メルク、硬化油等を1種又
はコ種以上添加することができ、また矯味剤又は矯臭剤
として、食塩、サッカリン、糖、マンニット、オレンジ
油、カンゾウエキス、クエン酸、ブドウ糖、メントール
、ユーカリ油、リンゴ酸等の甘味剤、香料、着色剤、保
存料等を含有させてもよい。懸濁剤、湿潤剤の如き佐剤
としては、例えばココナツト油、オリーブ油、ゴマ油、
落花生油、乳酸カルシウム、ベニバナ油、大豆燐脂質等
を含有させることができる。
、界面活性剤、例えばアルコール、エステル類、ポリエ
チレングリコール誘導体、ソルビタン脂肪酸エステル類
等の1種又は2種以上を添加することができる。また、
賦形剤として、例えハli 糖、乳糖、澱粉、結晶セル
ロース、マンニツト、軽質無水珪酸、アルばン酸マグネ
シウム、メタ珪酸アルばン酸マグネシウム、炭酸カルシ
ウム、炭酸水素ナトリウム等の1種又は、2種以上を組
合せて添加することができる。滑沢剤としては、例えば
ステアリン酸マグネシウム、メルク、硬化油等を1種又
はコ種以上添加することができ、また矯味剤又は矯臭剤
として、食塩、サッカリン、糖、マンニット、オレンジ
油、カンゾウエキス、クエン酸、ブドウ糖、メントール
、ユーカリ油、リンゴ酸等の甘味剤、香料、着色剤、保
存料等を含有させてもよい。懸濁剤、湿潤剤の如き佐剤
としては、例えばココナツト油、オリーブ油、ゴマ油、
落花生油、乳酸カルシウム、ベニバナ油、大豆燐脂質等
を含有させることができる。
本発明の薬剤を経口投与する場合は、懸濁剤、軟・硬カ
ッセル剤又は錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、エアゾール
剤として投与され、非経口投与する場合は、固体状又は
懸濁粘稠液状として持続的な粘膜吸収が維持できるよう
に投与される。
ッセル剤又は錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、エアゾール
剤として投与され、非経口投与する場合は、固体状又は
懸濁粘稠液状として持続的な粘膜吸収が維持できるよう
に投与される。
次に、本発明の薬剤の製剤例を挙げる。
製剤例/、(注射・点滴剤)
前記化合物500ηを含有するように粉末ブドウ糖5v
を加えてバイアルに無菌的に分配し、密封して保存する
。使用前に、ags%生理的食塩水Sθ0rILlを添
加して静脈内注射剤とし、1日、1O−500dを症状
に応じて静脈内注射剤をi点滴で投与する。
を加えてバイアルに無菌的に分配し、密封して保存する
。使用前に、ags%生理的食塩水Sθ0rILlを添
加して静脈内注射剤とし、1日、1O−500dを症状
に応じて静脈内注射剤をi点滴で投与する。
製剤例、2.(錠剤)
以下の成分組成で大人用錠剤100個を調製した。
前記化合物 ioy
乳 糖 9.9’lf
ヒドロキシプロビルセ 0.04 f
ルロース
BE
酢酸フタル酸セルロース o、tpt
Aの成分をとり、よく混合し、これを直接加圧するか、
又はよく練合した後、押し出し型製粒機のスクリーンを
通して顆粒成形を行い、十分乾燥した後、加圧して錠剤
を調製した。
又はよく練合した後、押し出し型製粒機のスクリーンを
通して顆粒成形を行い、十分乾燥した後、加圧して錠剤
を調製した。
更に、必要に応じ、成形した錠剤によく溶解した8の基
材を被覆して腸溶性錠剤とする。
材を被覆して腸溶性錠剤とする。
製剤例3.(カプセル剤)
以下の成分で大人用カプセル剤100個を調製した。
前記化合物 /θ2
乳 糖 、2.4LA グ
CB)
酢酸フタル酸セルロース 19
上記のへ成分をとり、よく混合した後、常法に従って粒
状に成形し、これをよく乾燥して篩別し、カプセル用に
適した顆粒剤とし、これをカプセルに充填してカプセル
剤を調製した。更に、必要に応じ、この顆粒剤を浮遊流
動させながら溶解したBの基材を被覆し、腸溶性の顆粒
剤として、これをカプセルに充填して腸溶性カプセル剤
とする。
状に成形し、これをよく乾燥して篩別し、カプセル用に
適した顆粒剤とし、これをカプセルに充填してカプセル
剤を調製した。更に、必要に応じ、この顆粒剤を浮遊流
動させながら溶解したBの基材を被覆し、腸溶性の顆粒
剤として、これをカプセルに充填して腸溶性カプセル剤
とする。
第1図は、癌化肥満細胞腫マストサイトーマP−gis
<a>及びそのクローン株培養細胞2−E−6株(1)
)のりポキシダナーゼ活性を示す薄層クロマトグラフィ
ーのラジオスペクトラムであり、第2図は、本発明の化
合物の3−リポキシダナーゼ阻害効果(a)とグロスタ
グランノン合成活性促進効果(1))をそれぞれ示すグ
ラフである。 特許出願人 理化学研究所 同 上 財団法人 東京都老人総合研究所CpmXiQ
’ (α) 第2図 東京都板橋区栄町35番地の2
<a>及びそのクローン株培養細胞2−E−6株(1)
)のりポキシダナーゼ活性を示す薄層クロマトグラフィ
ーのラジオスペクトラムであり、第2図は、本発明の化
合物の3−リポキシダナーゼ阻害効果(a)とグロスタ
グランノン合成活性促進効果(1))をそれぞれ示すグ
ラフである。 特許出願人 理化学研究所 同 上 財団法人 東京都老人総合研究所CpmXiQ
’ (α) 第2図 東京都板橋区栄町35番地の2
Claims (3)
- (1) カフェー酸メチルエステルを有効成分とする抗
アレルギー薬剤。 - (2)非経口投与形態による特許請求の範囲第1項記載
の抗アレルギー薬剤。 - (3)経口投与形態による特許請求の範囲第1項記載の
抗アレルギー薬剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12189383A JPS6013712A (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 抗アレルギ−薬剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12189383A JPS6013712A (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 抗アレルギ−薬剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6013712A true JPS6013712A (ja) | 1985-01-24 |
Family
ID=14822508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12189383A Pending JPS6013712A (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 抗アレルギ−薬剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013712A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6160609A (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-28 | Green Cross Corp:The | リポキシゲナ−ゼ阻害剤 |
WO1988004169A1 (en) * | 1986-12-01 | 1988-06-16 | Terumo Kabushiki Kaisha | Drug for nephritis |
EP0715857A3 (de) * | 1994-12-10 | 1997-05-28 | Rhone Poulenc Rorer Gmbh | Pharmazeutische, oral anwendbare Zubereitungen enthaltend als Zerfallbeschleuniger eine wasserlösliche Aminosäure |
-
1983
- 1983-07-05 JP JP12189383A patent/JPS6013712A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6160609A (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-28 | Green Cross Corp:The | リポキシゲナ−ゼ阻害剤 |
WO1988004169A1 (en) * | 1986-12-01 | 1988-06-16 | Terumo Kabushiki Kaisha | Drug for nephritis |
EP0715857A3 (de) * | 1994-12-10 | 1997-05-28 | Rhone Poulenc Rorer Gmbh | Pharmazeutische, oral anwendbare Zubereitungen enthaltend als Zerfallbeschleuniger eine wasserlösliche Aminosäure |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU718052B2 (en) | Intestinal absorption of nicotine to treat nicotine responsive conditions | |
JP3522220B2 (ja) | 細胞媒介性免疫病の処置 | |
JP4365107B2 (ja) | 医薬組成物 | |
US6071959A (en) | Pharmaceutical products containing a complex of an amide-type local anesthetic and a polyacrylate | |
US5952383A (en) | Pharmaceutical composition for oral delivery | |
JP4021507B2 (ja) | プロリン含有医薬組成物 | |
JP2002537252A (ja) | 心血管事象を予防するための必須脂肪酸 | |
JPH03181422A (ja) | 炎症の治療方法及び炎症の治療用合成薬 | |
EP1485081B1 (en) | Ibuprofen solution for hard shell capsules | |
US5624682A (en) | Pharmaceutical formulations based on a ketoprofen solution in soft capsules, and processes for their preparation | |
JPS60115516A (ja) | 自律神経系用薬剤 | |
JP2006502083A (ja) | 高められた溶解速度を有する薬物混合物 | |
EP1604658A2 (en) | Pharmaceutical composition comprising ibuprofen and prochlorperazine | |
EP0263493A2 (de) | Pharmazeutische Präparate zur verbesserten gastrointestinalen Resorption | |
KR20000070823A (ko) | 이부프로펜 및 돔페리돈을 함유하는 편두통 치료용 약제학적조성물 | |
JPS6013712A (ja) | 抗アレルギ−薬剤 | |
CN102552143B (zh) | 含普伐他汀钠非诺贝特脂质体的药物组合物及其制备方法 | |
JPS59155314A (ja) | 抗アレルギ−薬剤 | |
JPS63218619A (ja) | 抗アレルギ−薬剤 | |
JP3156112B2 (ja) | 癌転移抑制剤ならびに制癌剤の副作用治療剤 | |
US3852454A (en) | Treatment of rheumatoid arthritis | |
JPS6323816A (ja) | 抗アレルギ−薬剤 | |
JPH0426676A (ja) | 新規ジテルペンアルカロイド及びジテルペンアルカロイド類を有効成分とする心疾患治療薬 | |
JPH0477426A (ja) | 血管平滑筋弛緩剤 | |
WO2011054301A1 (zh) | 丹参素、三七皂苷r1或其配伍在制备用于预防和治疗微循环障碍引发的疾病的药物中的应用 |