JPS60136078A - テ−プカ−トリツジ - Google Patents

テ−プカ−トリツジ

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JPS60136078A
JPS60136078A JP24327283A JP24327283A JPS60136078A JP S60136078 A JPS60136078 A JP S60136078A JP 24327283 A JP24327283 A JP 24327283A JP 24327283 A JP24327283 A JP 24327283A JP S60136078 A JPS60136078 A JP S60136078A
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tape
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engaging
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Pending
Application number
JP24327283A
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English (en)
Inventor
Takashi Sumida
隅田 孝志
Shigeo Sasaki
佐々木 成雄
Takao Ketori
毛取 嵩夫
Ikuo Nishida
育雄 西田
Kenji Ogiji
荻路 憲治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Publication of JPS60136078A publication Critical patent/JPS60136078A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本体ケース内にテープが巻かれるハブを可回転に装着し
たテープカートリッジにおいては、不使用時にハブが遊
転するとテープがケース前方などに弛み出るので、ハブ
の回り止め手段を有する本のがある。この発明はかかる
形態のテープカートリッジにおいてハブの回り止め手段
に改良を加えたものである。
〔背景技術〕
第1図は代表的な従来例の概略説明図であり。
これでは本体ケース1の中央部後方に左右一対のブレー
キ片81・81を含むハブ回り止め手段80が設けられ
ている。その各ブレーキ片81・8Iは左右のテープ巻
回用ハブ3・3 (一般にはハブ部から連設された下フ
ランジの外周)にそれぞれ常に接当係合するようばね部
材で矢印a方向に揺動付勢されており、各ハブ3のテー
プ巻締め方向Aへの回転は許すが、テープ繰出し方向B
への回転は突っ掛かり状態の接当保合で阻止するものと
なっている。
この従来形態によるときはハブ3の回り止めこれ自体は
よく図れる。しかし1本体ケース1内において各ハブ3
は径方向にかなりの範囲で遊動自在に装着され、デツキ
に装填したときデツキ側の駆動軸がハブ3に正しく嵌係
合するよう融通性を付与されている。したがって、左右
のハブ3は完全に回り止めが図られていてもケース前方
側ないしはケース横外側方に移動可能であり、ハブ3が
これらの方向に移動するとテープ2が弛むことになる。
テープ弛みを防止するためにはd\ブ3がケース後方側
ないしはケース中央寄りに位置していて、かつ回り止め
が図られていなければならない。
しかるに、第1図の形態では左右のハブ3がテープ弛み
方向に遊動するのを積極的に許しており。
この点に問題があった。
この点を防止するために、ブレーキ片81を第2図に示
すように配置することが考えられる。これによるときは
、ブレーキ片81はハブ3をケース中央側ないしはケー
ス後方側に寄せるよう押圧接当する。しかし、現実には
テープ2が巻かれたハブ3の質量に打ち勝つようにブレ
ーキ片81の係合付勢力を設定することは不可能であり
、ハブ3はケース前方ないしはケース横外側方にも十分
に移動できる。
この第2図の従来例はハブ回り止め手段の配設位置も合
理的であり、ブレーキ片81が少なくともハブ3をテー
プ弛み防止方向に移動させるように接当作用する点で優
れている。
ただ問題は、ブレーキ片81の先端爪部84は第3図に
示すごとくハブ3側の係合歯85に対してハブ3の先端
爪部84がテープ繰出し方向Bに回転しないように引っ
掛かり係合する形態となるため、依然としてハブ3がケ
ース前方ないしはケース横外側方に移動することを許し
5 しかもこの移動時に第3図(イ)の状態から第3図
(ロ)の状態になって該係合歯85に対するハブ3の先
端爪部84の係合角度が甘くなり、ついにはブレーキ片
81が係合歯85から抜は外れてハブ3がテープ繰出し
方向Bに回転するのを許す点にある。
〔発明の目的〕
そこで、この発明は基本的には第2図の従来例を発展改
良したものであり、ブレーキ片でハブがテープ繰出し方
向に回転するのを確実に阻止するとともに、ハブがテー
プ弛みを招くケース前方やケース横外側方に必要以上に
移動することも接当規制し、以て不使用時におけるテー
プ弛みを完璧に防止することを目的とする。
(発明の概要〕 本発明は大要、ブレーキ片の先端爪部が主係合爪と補助
係合爪とを有し、主係合爪は基本的に第2図の従来例に
おけると同様にハブ側の係合歯に接当保合する。但し、
主係合爪が係合歯から外れる事態を招くと、補助係合爪
が係合歯に突っ掛かり係合し、この補助係合爪でハブの
テープ繰出し方向への回り止めを図るとともに、ハブ全
体のテープ弛み方向への移動をも接当阻止するようにし
たものである。
〔実施例〕
第4図ないし第16図は本発明に係るテープカートリッ
ジの第1実施例を示しており、具体的にはディジタル記
録再生方式のオーディオ用テープカートリッジが例示さ
れている。
基本構成 第4図ないし第6図において、lは本体ケースである。
本体ケース1はプラスチック製の上下ケース1a・1b
を蓋合わせ状にねじ結合してなり。
内部左右にチー12が巻かれるハブ3・3を有する。こ
らのハブ3・3は本体ケース1の底壁4に透設した左右
の各駆動軸挿入孔5・5上にあって回転する。
具体的には第16図に示すごとく各駆動軸挿入孔5の周
縁から内向きに突設した円環状のリブ7の外側に各ハブ
3の下端が遊嵌する状態でケース底壁4上に受け止め支
持されており、各ハブ3は径方向の全方位方向に一定範
囲だけ遊動自在である。デツキに装填すると、デツキ側
の駆動軸が各挿入孔5を介して各ハブ3のハブ穴8に嵌
係合する。
本体ケース1の前方左右にはテープガイド部材9・9を
有し、これらガイド部材9・9を介してテープ2は一方
のハブ3.がらケース前面に導出されて他方のハブ3に
巻き取られる。なお、第4図において符号10はケース
上壁6に設けた透明窓であり、この透明窓10を介して
各ハブ3へのテープ巻き量が外部から視認できる。
上下ケースのねし止め形態 第4図において、上下ケース1a・1bは前方の左右2
箇所でテープガイド部材9・9を利用してねし締結され
、また後方の左右2箇所においてもねじ締結される。こ
のうち、前方の各ねじ締結箇所においては、第8図およ
びg149図に示すごとく各テープガイド部材9よりも
ケース内方寄り部位にケース底壁4の内面からねじ下穴
11を有する円形のボス12をケース上壁6の内面に達
する高さで立設し、ケース上壁6にねじ挿通孔13をね
じ下穴11と対向状に透設し、上ケース内方寄からタッ
ピンねじ15を該挿通孔13に挿通してねじ下穴11に
それぞれねじ込んである。
また、後方左右の各ねじ締結箇所においては。
第15図に示すごとくケース底壁4の内面からねじ下穴
16を有する円形のボス17を立設し、ケース上壁6に
ねじ挿通孔18を透設し、上ケース1a側からタッピン
ねじ15をねじ挿通孔18に挿通してねじ下穴16にそ
れぞれねじ込んだものとなっている。
前蓋 本体ケース1には旦れの前面を閉合するテープ保護用の
前蓋20が開閉操作可能に枢着されている。第4図およ
び第5図において、この前蓋20は本体ケース1の前面
を左右間に亘って閉合する前面板21と、前面板21の
左右両端から後方に連出した連結片22・22と、連結
片22・22の内面に対向状に突設した枢軸23・23
とを有するプラスチック成形品である。本体ケースlの
左右側壁25・25の前端部に蓋取付壁24・24がケ
ース内方側に位置して形成されており、第8図に示すご
とく左右の連結片22・22が蓋取付壁24・24に外
嵌した状態で枢軸23・23が該蓋取付壁24・24に
透設の枢支孔26・26にそれぞれ嵌合枢支されており
、前蓋2Oは枢軸23まわりに本体ケース1の前面を閉
じる姿勢と上向きの開き姿勢とにわたって回動自在であ
り。
図上左側の枢軸23に装着した捩りばね27で閉じ姿勢
に回動付勢されている。
テープカートリッジの不使用時に前M20は閉じられて
いて、テープ2の前面外側をカバーして保護し5テープ
カートリツジをデツキに装填すると、前蓋20が開いて
テープ2がケース前方に引き出し可能なスタンバイ状態
になる。
テープローディング用ポケット 第6図および第7図において1本体ケース1の前方中央
部位には前方および下方が開口するテープローディング
用ポケット29をケース内方に向けて入り込み状に凹設
形成してあり、デツキ例のテープローディング部材がケ
ース下方から該ポケット29に突入して来てテープ2を
ケース前方に引き出す。
ダストカバー このようにポケット29が大きく開口していると、左右
のテープガイド部材9・9間に張られたテープ2は、不
使用時に前面外側が前蓋2Oでカバーされているが、ポ
ケット29の開口下面は開放状態のままなので、ここか
ら塵埃が侵入してチー12に付着するおそれがある。そ
こで、不使用時に該ポケット29の開口下面を閉じるダ
ストカバー30を備えている。
第7図ないし第10図において、ダストカバー30は前
端部30aがポケット29の平面形状にほぼ合致するプ
ラスチック製の平板状部材であって、ケース底壁4の内
面上に前端部30aがポケット29の開口下面を全面的
に閉じる前方への突出姿勢と、ポケット29の開口下面
を全面的に開放状態にする後方への進入姿勢とにわたっ
て水平姿勢で前後方向に進退摺動自在に装着される。図
ではポケット29の左右の隔壁31・31の後端縁にダ
ストカバー30の一部が接当することにより、ダストカ
バー30の前方進出限界が規制されている。
このダストカバー30の前後幅は前方限界まで摺動した
状態において後端がポケット29の内奥端面32よりケ
ース後方に残り、後方限界まで摺動した状態においても
後端縁が前記ハブ3・3に接当干渉しないように設定さ
れている。但し、ダストカバー30は各ハブ3に巻かれ
たテープ2の巻き層やテープ走行領域にまで至るので、
ケース底壁4の内面上においてテープ2の下端エツジよ
りも下方に沈ませである。
ケース底壁4の内面上をダストカバー30がスムーズに
前後摺動するように1両者4・3Oの対向面間には摺動
抵抗の低減を第一義に図るための突起を有する。具体的
には第7図に示ずごとくケース底壁4側にポケット29
の内奥端面32の近傍1図では直上に線状突起33を該
内奥端面32に沿って突設し、ダストカバー30の平坦
下面にも同じく線状突起34を前記突起33と平行にな
るように突設してあり1両突起33・34はそれぞれ先
端が互いに相手方に接当する。そして、ダストカバー3
0を前方限界にまで突出摺動させた状態において、カバ
ー30側の線状突起34がケース底壁4側の線状突起3
3の内側に近接対向若しくは接当する。かくして、とく
にケース底壁4例の綿状突起33でポケット29の内奥
端面部分の強度を十分に確保するとともに、ケース底壁
4とダストカバー30との間に生じる隙間を介して塵埃
がケース内に侵入するのを防止している。
第9図において、ポケット29の左右には左右隔壁31
・31の内方側にケース底壁4に繋がる棚35・35が
張り出し形成されていて、ダストカバー30の前端部3
0aは左右端縁部分が該棚35・35に水平姿勢で受け
止め支持される。
ダストカバー30の摺動時のガタ止めを図るために、ダ
ストカバー30の上面左右端からは後方に延びてケース
左右側壁25・25に近接して沿うガイドプレート37
・38が一体連設されている。各ガイドプレート37・
3Bは十分な上下幅を有し、第11図に示すごとく上端
縁がケース上壁6に、下端縁がケース底壁4にそれぞれ
摺接するとともに、横外側面がケース左右側壁25・2
5に摺接する。各ガイドプレート37・3Bの上端縁の
前後端には、第10図に示すごとく上下方向に弾性変形
可能な薄肉弾性部39・39を有し。
この弾性部39・39がケース上壁6の内面に接当して
上下方向ガタを吸収する。
また3第8図および第11図に示すごとくケース上壁6
からリブ41をケース側壁25と平行に垂設し、このリ
ブ41で左右のガイドプレート37・38をガタつくこ
となく摺動案内している。
つまり1組み付は状態においてガイドプレート37・3
8はケース側壁25・25と該プレート41・41との
間に挟まれた状態で摺動する。更に。
ダストカバー30の前端部30aの左右中央部位には左
右および前後方向に走る一連の丁字形補強リブ44を低
く突設し、該リブ44でカバー前端部30aの補強を図
るとともに、ケース上壁6から垂設の押えリブ45 (
第5図参照)が該補強リプ44に近接対向してカバー前
端部30aの浮き上がりを接当規制している。
ポケット29の開口下面は不使用時にダストカバー30
で常に閉じておく必要がある。そこで。
ダストカバー30を前方の突出限界にまで摺動付勢する
ための一対のばね部材46を有する。
図示例のばね部材46は、第5図および第8図に示すご
とく捩りコイルばねであり、カバー前端部30aの上面
の左右に丸ピン状のばね受け47・47を突設しである
。この各ばね部材46は中間コイル部46aが前記隔壁
31に設けた切欠き48を介してねし止め用ボス12の
下端部に上方から嵌装され、一端がポケット29の左右
の各隔壁31に、他端が各ばね受け47にそれぞれ受け
止め支持される。尤も、このばね手段としてはケース底
壁4とダストカバー30との間に圧縮コイルばねや板ば
ねなどからなるばね部材を掛は渡した形態でもよく、こ
のばね部材46がダストカバー30から一体に連出した
弾性舌片であってもよい。
なお、前記ばね受け47は第9図の仮想線に示すごとく
上端がケース上壁6の内面にほぼ達する高さにしておけ
ば、不使用時に下方からカバー前端部30aが押圧され
てもケース上壁6にばね受け47が突き当たることでカ
バー前端部30aの損傷防止が図れる。
テープカートリッジが不使用状態にあるときは。
前蓋20はテープ2の前面外側を閉じており、ダストカ
バー30は、ばね部材46で常に前方に移動付勢され、
カバー前端部30aがポケット29の開口下面を全面的
に閉じている。ダストカバー30は前方への移動限界が
接当規制されていて。
カバー前端縁が前蓋20の前面板21の下端部内面に接
当する状態にある。実際には設計上の余裕を考えて、第
7図に示すごとくカバー前端縁が前面板21に僅かな隙
間を以て近接対向し、ポケット29の存在箇所において
該前面板21の下端から後ろ向きに連出した突出片49
がダストカバー30の下方に位置し、前記隙間を介して
塵埃が内部に侵入することを防止している。
テープカートリッジをデツキに装填したときはダストカ
バー30をばね部材46に抗して後方に退入させ、ポケ
ット29の開口下面を開放状態にしなければならない。
そのために1本体ケース1の左右の各側壁25には、第
7図に示すごとく上下のほぼ中央部に前後方向のスリッ
ト50が形成される。このスリット50の前端部50a
は前方下り傾斜の案内面51を有する前方法がり状に形
成されている。そして、前記ガイドプレート37・38
から突設のノブ52・52がそれぞれ該スリット50・
5Oに前後動自在に臨んでいる。
いま、テープカートリッジをデツキに装填すると、未だ
前蓋20が閉じた状態においてデツキ側の部材が左右の
スリット50・50に係入案内されてノブ52・52に
接当作用し、ダストカバー30これ全体をばね部材46
に抗して後方に摺動変位させる。これでポケット29の
開口下面が全、面的に開放状態になり、デツキ側のテー
プローディング部材が下方からポケット29に突入して
来るのを許す。
前蓋の閉蓋ロック機構 前M20は前記ばね27で閉じ勝手に回動付勢されては
いるが、なお不使用時に開き回動じないように作動ロッ
クする必要がある。
そのために、ダストカバー30の左側のガイドプレート
37が利用される。すなわち、第7図に示すごとくダス
トカバー30を前方に進出さセた状態において、このガ
イドプレート37の前端部は前蓋20の連結片22とケ
ース側の蓋取付壁24との間に割り込むよう長さ設定し
、該プレート37の前端部の上面54を段付き状に形成
し、前蓋2Oが閉じ姿勢にあるとき前記連結片22の内
面に突出形成した下向き端面55が、該段付き上面54
に枢軸23の中心より後方位置において対向するよう位
置設定しである。
しかるときは、不使用時に前蓋20を閉じ姿勢から前方
上向きに開き作動させようとしても、前述の下向き端面
55が段付き上面54に接当して前蓋2Oは開かない。
しかし、デツキにテープカートリッジを装填したときに
、デツキ例の部材が前記スリット50に係入してダスト
カバー30を後方に摺動変位させると1段付き上面54
が下向き端面55の下方から逃げるので、前蓋20の回
動ロックが解除される。その後に、デツキ例の別の部材
が前蓋20の前面板21の下端適所に接当作用して前蓋
20をばね27に抗して上向きに開くことになる。
テープ端検出手段 第5図および第8図において、デツキにテープカートリ
ッジを装填したとき、テープ2の始端と終端とを光学的
に検出するために、ケース底壁4の前方左右部位にテー
プ端検出用の透孔60・60を明け、左右のケース側壁
25・25には前記スリット50・50に通じる通孔6
1・61をそれぞれ内外貫通状に明けである。
不使用時には第5図に示すごとく左右の透孔60・60
はダストカバー30で閉じられ、また通孔61・61も
ダストカバー30のガイドプレート37・38で閉じら
れており、内部に塵埃の侵入することが防止されている
。しかし、テープカートリッジをデツキに装填してダス
トカバー30を後方に退入させると1第8図に示すごと
く透孔60・6Oおよび通孔61・61が開き、デツキ
側のランプ62・62が透孔60・60に下方から突入
して来て、該ランプ62からの光がテープ2の両端に接
続した透明リーダーテープ部分を透過して左右の各通孔
61・61を通り抜け、デツキ例のセンサー63・63
に受光される。図中。
符号りはそのセンサー光路を示す。尤もデツキ側からの
検出光を本体ケース1の左右外側から通孔61・61を
介して本体ケース内に投射し、透孔60・60に突入し
て来たデツキ側のセンサーで投射検出光を受けてもよい
テープ端検出手段 第5図および第6図において、ケース底壁4の後方には
中央部に3個、右隅部に1個1合計で4個のテープ種類
検出孔65をそれぞれ透設してあり、これらの検出孔6
5を選択的に塞ぐことでデツキにテープカートリッジを
装填したとき、内蔵のテープ種類が各検出孔65に対応
するデツキ例の検出子で光学的に又は機械的な接当によ
り自動的に検出される。例えば、第1の検出孔65では
メタルテープか蒸着テープかといったテープの性状を、
第2・第3の検出孔65ではテープ長さを。
第4の検出孔65ではテープ厚さをそれぞれ検出するの
に供される。
誤消去防止手段 第5図において本体ケースlの後方の左隅部には誤消去
防止手段66が組付けられている。すなわち、第12図
において、ケース底壁4に円形の開口67を内外貫通状
に透設し、ケース後側壁73に窓口68を透設する。そ
して、ケース底壁4から立設のガイド壁69とケース後
側壁73との間にスライドピース70を左右方向に摺動
自在に装着し、該ピース70から突設のノブ71を窓口
68に臨ませである。
しかるときは、スライドピース70が左方にシフトされ
ているとき、開口67がスライドピース70の下面で閉
塞されており、窓口68を介してノブ71に指の爪を掛
け、スライドピース70を右方に摺動操作してシフトす
ると、前記開口67−が開放状態に切り換わる。スライ
ドピース70が開口67を閉じる左方にシフトされてい
るときは一般に消去可能状態に設定される。したがって
スライドピース70が開口69を開放する右方にシフト
されているときは消去不能状態ということになる。
ハブ回り止め手段 第5図において1本体ケース1内の後方の左右隅部には
1両ハブ3・3にそれぞれ個別に作用する一対のハブ回
り止め手段80・80を有する。
第12図ないし第16図はこの各ハブ回り止め手段80
を例示しており1組み付は部材としてプラスチック製の
ブレーキ片81が用意され、前述のねし止め用ボス17
が利用される。
そのブレーキ片81は上下方向の肉厚が薄い扁平状で、
平面視で2字形状を呈しており、上下を反転させること
により左右のハブ回り止め手段80・80に共用でき、
基端ボス部82から舌片状のばね片83が一体に片持ち
連出され、先端に各ハブ3側に接当保合する爪部84を
有する。
各ハブ3にはこれの下端外周にブレーキ片81の先端爪
部84が係合する角形の係合歯85を周回状に連続形成
しである。
ブレーキ片81はボス部82が前記ボス17に上方から
嵌合され、ケース底壁4の凹設内面に受け止め支持され
て、テープ2の下方で該ボス17まわりに水平揺動する
。ばね片83の連出端はケース底壁4から突設のばね受
け86で受け止め支持され、このばね片83でブレーキ
片81は常に矢印aの一方向に回動付勢されている。
ケース底壁4には左右のボス17・17の近傍にブレー
キ解除用操作口87・87が透設されていて、各ブレー
キ片81の中間部が各操作口87上の一部を跨いでいる
。この操作口87・87は左右の一方が小判形で他方が
円形の異形になっており、デツキ装填時における位置決
め用基準孔も兼ねている。
さて、ブレーキ片81の先端爪部84であるが。
この先端爪部84には共にノ\ブ3側の係合歯85に接
当係合するふたつの爪、すなわち主係合爪90と補助係
合爪91とを有する。この両保合爪90・91は共にハ
ブ3がテープ巻締め方向Aに回転することを許す形状で
ある。
このうち、主係合爪9Oはハブ3のテープ繰出し方向B
側、つまり前方側に位置していて、係合歯85に引っ掛
る状態で係合することにより、ハブ3がテープ繰出し方
向Bに回転するのを阻止する。すなわち、主係合爪90
はハブ3がケース後方の中央寄り方向に移動するよう接
当作用しているが、前記ばね片83の押圧力に抗してハ
ブ3をテープ繰出し方向B側に回転させると、主係合爪
90は係合歯85から外れる余地を残した係合関係にあ
る。
補助係合爪91はハブ3のテープ巻締め方向A側、つま
り後方側に位置していて十分な長さを有し、係合歯85
に突っ掛かり状態で係合することにより、ハブ3がテー
プ繰出し方向Bに回転するのを完全にロックする。
ブレーキ片81に対して先端爪部84はU字形に屈曲す
る弾性変形可能な細幅のばね部92を介して一体に連設
されており2このばね部92の弾性変形で先端爪部84
は主係合爪9Oが補助係合爪91よりも先に係合歯85
に引っ掛かり係合して補助係合爪91が係合歯85から
離れた状態にある標準姿勢(第13図の状!@)と、主
係合爪9Oが係合歯85から離れて補助係合爪91が係
合歯85に突っ掛かり係合する回転ロック姿勢(第14
図の状態)とにわたって水平に揺動変位可能であり、ば
ね部92の弾性で常に標準姿勢に戻るよう揺動付勢され
ている。
本体ケースl内には底壁4からリプ状のストッパー93
を突設し、このストッパー93でブレーキ片8工これ全
体のブレーキ解除方向への揺動限界を接当規制し、以て
補助係合爪91が正しく係合歯85に突っ掛かり係合す
ることを保証している。
すなわち1通常の不使用状態においては、ばね片83の
弾発力を受けて各ブレーキ片81これ全体が対応する各
ハブ3側に寄せ付けられており。
先端爪部84も前述の標準姿勢にあって、主係合爪90
のみがハブ3の係合歯85に接当係合している。
しかし、この状態から主係合爪90と係合歯85との係
合力に打ち勝ってハブ3がテープ繰出し方向Bに回転す
ると、主係合爪90と係合歯85との係合点の移動に伴
い、該係合点を支点にして先端爪部84がばね部92の
弾性変形で時針回り方向に揺動し、これで主係合爪90
が係合歯85から外れる直前に少なくとも補助係合爪9
1の先端が係合歯85に突っ掛かる状態で接当保合する
更にハブ3がテープ繰出し方向Bに回転すると。
主係合爪90は係合歯85から完全に外れてブレーキ片
81これ全体がばね片73に抗してブレーキ解除方向に
揺動するが、ブレーキ片81はストッパー93で受け止
められて揺動限界が規制されている。従って、ブレーキ
片81がストッパー93で受け止められた状態において
は、ブレーキ片81の先端面81aに先端爪部84も受
け止められてそれ以上の弾性変形が阻止され、補助係合
爪91が係合歯85に完全に突っ掛かった状態になり、
ハブ3のテープ繰出し方向Bへの回転を確実にロックす
る。ハブ3がテープ弛みを招くケース前方側ないしはケ
ース横外側方に移動したときも間しようにハブ3の回転
をロックするとともに。
それ以上ハブ3が移動して来ることを阻止する。
そのうえで2両係合爪90・91はハブ3がテープ巻締
め方向Aに回転することを許し、むしろ積極的に促進し
、これら和項って不使用時にテープ弛みの生じることを
防止する。
テープカートリッジをデツキに装填したとする。
このときブレーキ片81が第13図の状態であれば、第
16図に示す如くデツキ側のブレーキ解除部材95が前
記操作口87に下方から突入してブレーキ片81の一部
に接当作用し、ブレーキ片81をばね片83の弾発力に
抗してブレーキ解除方向に揺動させるので、主係合爪9
Oは問題なく係合歯85から外れる。問題はブレーキ片
81がストッパー93で揺動限界にまで揺動していてな
お補助係合爪91が係合歯85に突っ掛かり係合してい
る第14図の状態にあるときである。このときはデツキ
側のブレーキ解除部材95は空振りになるが、デツキ例
の駆動軸が駆動軸挿入孔5を介してハブ3のハブ穴8に
下方から嵌入係合すると。
ハブ3は自動的にハブ中心が駆動軸挿入孔5の中心に合
致するよう移動し、これで第13図の位置に戻る。する
と操作口87に突入しているブレーキ解除部材95がこ
のハブ3の移動に追随してブレーキ片91がブレーキ姿
勢に揺動するのを阻止するから、第13図の標準姿勢に
戻るよう先端爪部84は揺動付勢されていることも和項
って補助係合爪91が係合歯B5から外れ、この場合も
ハブ3のブレーキは正しく解除される。
なお2ケース上壁6からは第12図および第15図に示
すごとく壁状の押えリブ88をこれの下端が各ブレーキ
片81の上面に近接する位置にまで垂設してあり、該リ
ブ88で各ブレーキ片81の浮き上がりを接当規制する
とともに、不使用時に各操作口87を介してケース内の
隅部に侵入した塵埃が更にケース内の中央にまで至るの
を防止している。
〔変形例〕
図示例の全容は以上の通りであるが1本発明はこれに限
られるものではない。例えば5第17図は本発明の第2
実施例を示しており、これではブレーキ片81と先端爪
部84とが別体であって。
ブレーキ片81の先端に先端爪部84が縦軸95まわり
に水平回動自在であって、ばね部材96で先端爪部84
をこれが回り止め部97に当たる前述の標準姿勢に常に
戻るように揺動付勢し、先端爪部84がばね部材96に
抗して標準姿勢から前述の回転ロック姿勢に揺動変位可
能であるようにしたものとなっており、これにても第1
実施例と同様に機能する。
また1図示例ではハブ回り止め手段80をテープ走行の
邪魔にならない後方の左右隅部にそれぞれ配置したが2
例えば先端爪部84が図の位置でボス17の位置がハブ
3の後方にあってもよいし。
先端爪部84がハブ3の構外側方、後方および前方に位
置する形態も必要に応じて変更できるところである。
また、ハブ3というも、テープ2が巻かれる/”tブ部
の下端から下フランジが連設されていて、この下フラン
ジの外周に係合歯85が形成されている形態も当然に予
測するところである。
更に、前記ばね片83はブレーキ片、81をブレーキ姿
勢に揺動付勢するための手段の一例に過ぎず、別体の捩
りばねや板ばねであってもよく、前述のばね受け86に
代えてケース側壁25その他の部位で受け止め支持する
ようにしてもよいことは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によればブレーキ片81
の先端に揺動変位可能な先端爪部84を有し、この先端
爪部84に主係合爪90と補助係合爪91のふたつを設
け、不使用時の常態では主係合爪90のみがハブ3側の
係合歯85に引っ掛かり係合してハブ3のテープ繰出し
方向Bへの回転を阻止する。この点は従来と同様である
が3本発明ではハブ3がテープ繰出し方向Bへ強力に回
転したり、ハブ3これ全体がテープ弛みを招く径方向に
移動したとき、主係合爪90が係合歯85から外れよう
とすると入り代わりに補助係合爪91が係合歯85に接
当係合する。とくに補助係合爪91は突っ張り棒の原理
よろしく係合歯85に突っ掛かり係合し、しかもこの係
合状態がストッパー93によるブレーキ片81の揺動規
制で確実に保証されるものとした。したがって、いかな
る過酷な状態に置かれてもテープ2が不使用時に弛むこ
とを確実に防止できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の概略平面図、第2図は更に異なる従来
例の概略平面図、第3図(イ)・ (ロ)は第2図の例
における作動状態を説明する拡大平面図である。 第4図ないし第16図は本発明に係るテープカートリッ
ジの第1実施例を示しており、第4図は全体の斜視図、
第5図はテープローディング用ポケットをダストカバー
で閉じた状態における内部構造の全体平面図、第6図は
底面図、第7図は一部を破断した左側面図2第8図はダ
ストカバーが開いた状態での要部の拡大平面図、第9図
は第2図におけるA−A線断面図、第10図はダストカ
バーの斜視図、第11図は第2図におけるB−B線断面
図である。 第12図ないし第16図はハブ回り止め手段を例示して
おり、第12図は要部の平面図2第13図と第14図と
は要部を更に拡大した作動状態を説明する平面図、第1
5図は第12図におけるC−C線断面図、第16図は第
12図におけるD−D線断面図である。 第17図は本発明に係るハブ回り止め手段の別実施例を
示す要部の平面図である。 ■・・・・・・本体ケース。 4・・・・・・本体ケースの底壁。 6・・・・・・本体ケースの上壁。 17・・・・・ボス。 80・・・・・ハブ回り止め手段。 81・・・・・ブレーキ片。 82・・・・・ブレーキ片のボス部。 83・・・・・ばね片。 84・・・・・先端爪部。 85・・・・・ハブ側の係合歯。 87・・・・・ブレーキ解除用操作口。 90・・・・・主係合爪。 91・・・・・補助係合爪。 92・・・・・ばね部。 93・・・・・ストッパー。 95・・・・・デツキ側のブレーキ解除部材。 特 許 出願人 日立マクセル株式会社ヘ の 報 耘

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11本体ケース1にテープ2が巻かれるハブ3を可回
    転に内蔵したテープカートリッジにおいて。 本体ケース1内にブレーキ片81をこれの先端爪部84
    がハブ3側の係合歯85に接当係合するブレーキ姿勢と
    該係合歯85から離れるブレーキ解除姿勢とにわたって
    水平揺動自在に装着しであること。 ブレーキ片81を常にブレーキ姿勢に揺動付勢するため
    のばね手段を備えていること。 ブレーキ片81の先端爪部84に、共にハブ3側の係合
    歯85に接当係合するが、ハブ3がテープ巻締め方向A
    に回転することは許す形状の主係合爪90と補助係合爪
    91とを有すること。 主係合爪90はハブ3のテープ繰出し方向B側に位置し
    てハブ3がテープ繰出し方向Bに回転するのを阻止すべ
    く前記係合歯85に引っ掛かり係合するものであること
    。 補助係合爪91はハブ3のテープ巻締め方向A側に位置
    してハブ3がテープ繰出し方向Bに回転するのを阻止す
    べく前記係合歯85に突っ掛がり係合するものであるこ
    と。 ブレーキ片81に対して先端爪部84は主係合爪90が
    前記係合歯85に引っ掛がり係合する標準姿勢と、主係
    合爪90が該係合歯85がら離れて補助係合爪91が該
    係合歯85に突っ掛がり係合する回転ロック姿勢とにわ
    たって変位可能に連結されていること。 ブレーキ片81は先端爪部84を常にこれが前記標準姿
    勢にあるように維持する付勢手段を備えていること。 本体ケース1内に、ブレーキ片81のブレーキ解除方向
    への揺動限界を接当規制して先端爪部84を前記回転ロ
    ック姿勢に保持するストッパー93を備えていること。 を特徴とするテープカートリッジ。
JP24327283A 1983-12-22 1983-12-22 テ−プカ−トリツジ Pending JPS60136078A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6056224A (en) * 1997-09-11 2000-05-02 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic tape cassette

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6056224A (en) * 1997-09-11 2000-05-02 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic tape cassette

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