JPH0552595B2 - - Google Patents
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- JPH0552595B2 JPH0552595B2 JP58238426A JP23842683A JPH0552595B2 JP H0552595 B2 JPH0552595 B2 JP H0552595B2 JP 58238426 A JP58238426 A JP 58238426A JP 23842683 A JP23842683 A JP 23842683A JP H0552595 B2 JPH0552595 B2 JP H0552595B2
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- tape
- case
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Links
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Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、本体ケースの前面にテープローデ
イング用のポケツトを有するテープカートリツ
ジ、更に詳しくは不使用時に該ポケツトの開口下
面から侵入して来る塵埃がケース前面に導出した
テープ部分に付着するのを防止するダストカバー
を備えたテープカートリツジにおいて、このダス
トカバーの装着方に改良を加えたものである。
イング用のポケツトを有するテープカートリツ
ジ、更に詳しくは不使用時に該ポケツトの開口下
面から侵入して来る塵埃がケース前面に導出した
テープ部分に付着するのを防止するダストカバー
を備えたテープカートリツジにおいて、このダス
トカバーの装着方に改良を加えたものである。
デツキに装填したとき本体ケースの前面からテ
ープが前方に引き出される形態のビデオ用やオー
デイオ用のテープカートリツジにおいては、本体
ケースの前面に前方および下方が開口するテープ
ローデイング用のポケツトが入り込み状に凹設形
成されている。そして不使用時にケース前面に導
出したテープの前面外側をカバーして保護する前
蓋が本体ケースに枢着され、更に該ポケツトの開
口下面から塵埃や他物が侵入してくることからテ
ープを保護するためにダストカバーを付設するこ
とが知られている。
ープが前方に引き出される形態のビデオ用やオー
デイオ用のテープカートリツジにおいては、本体
ケースの前面に前方および下方が開口するテープ
ローデイング用のポケツトが入り込み状に凹設形
成されている。そして不使用時にケース前面に導
出したテープの前面外側をカバーして保護する前
蓋が本体ケースに枢着され、更に該ポケツトの開
口下面から塵埃や他物が侵入してくることからテ
ープを保護するためにダストカバーを付設するこ
とが知られている。
この種のテープカートリツジでは、デツキに装
填したとき前蓋は前方に揺動して上向きに開く
が、ダストカバーもポケツトにこれの開口下面か
らデツキ側のテープローデイング部材の突入を許
してテープが引き出し可能なように閉じ姿勢から
開き姿勢へ退避しなければならない。問題はこの
ダストカバーをいかに作動させるかである。
填したとき前蓋は前方に揺動して上向きに開く
が、ダストカバーもポケツトにこれの開口下面か
らデツキ側のテープローデイング部材の突入を許
してテープが引き出し可能なように閉じ姿勢から
開き姿勢へ退避しなければならない。問題はこの
ダストカバーをいかに作動させるかである。
この点に関して、ポケツトの存在箇所において
前蓋の内面にダストカバーをこれがテープの内側
をカバーするように一体連設することが考えられ
る。しかし、前蓋が前方上向きに開き作動すると
き、これと一体に動くダストカバーがテープに接
当干渉しないように配慮する必要があり、そのた
めにダストカバーの上下幅の寸法が短くなり、前
蓋とダストカバーとの間のテープ挿通空間は依然
として下面が開放状態のままであるなど、防塵効
果が不十分にある。それに前蓋が開いたときダス
トカバーがケース前方や上方に大きく突出する不
利もある。
前蓋の内面にダストカバーをこれがテープの内側
をカバーするように一体連設することが考えられ
る。しかし、前蓋が前方上向きに開き作動すると
き、これと一体に動くダストカバーがテープに接
当干渉しないように配慮する必要があり、そのた
めにダストカバーの上下幅の寸法が短くなり、前
蓋とダストカバーとの間のテープ挿通空間は依然
として下面が開放状態のままであるなど、防塵効
果が不十分にある。それに前蓋が開いたときダス
トカバーがケース前方や上方に大きく突出する不
利もある。
そこで、前蓋とダストカバーを別体に形成して
別々に装着する。つまり、ダストカバーはその左
右端にカムフオロアを設けて前記ポケツトの左右
側面に形成せるカム溝に該カムフオロアを案内係
入し、そのうえで前蓋とダストカバーとを別に連
動連結しておき、前蓋が開くとこれに連動してダ
ストカバーがテープに接当干渉することなく、ケ
ースの後ろ側上方に開くようにしたものが提案さ
れている。これによればダストカバーのテープへ
の接当干渉、並びにケース上方への突出を抑える
ことができ機能的には問題がない。しかし、特に
テープカートリツジの小型化を図る場合にダスト
カバーを前蓋と連動するように同時一体的に組み
付ける作業が極めて面倒であるところに最大の欠
点がある。また本体ケースにカム溝を高精度に形
成する必要があつてケース成形上、およびケース
強度確保の点で不利が生じ、更にカム溝でのカム
フオロアの円滑な滑り効果を確保するのが困難で
ある。
別々に装着する。つまり、ダストカバーはその左
右端にカムフオロアを設けて前記ポケツトの左右
側面に形成せるカム溝に該カムフオロアを案内係
入し、そのうえで前蓋とダストカバーとを別に連
動連結しておき、前蓋が開くとこれに連動してダ
ストカバーがテープに接当干渉することなく、ケ
ースの後ろ側上方に開くようにしたものが提案さ
れている。これによればダストカバーのテープへ
の接当干渉、並びにケース上方への突出を抑える
ことができ機能的には問題がない。しかし、特に
テープカートリツジの小型化を図る場合にダスト
カバーを前蓋と連動するように同時一体的に組み
付ける作業が極めて面倒であるところに最大の欠
点がある。また本体ケースにカム溝を高精度に形
成する必要があつてケース成形上、およびケース
強度確保の点で不利が生じ、更にカム溝でのカム
フオロアの円滑な滑り効果を確保するのが困難で
ある。
この発明は、かかる事実に着目し、ダストカバ
ーがテープの内側ではなくポケツトこれ自体の開
口下面を閉じる形態にして、不使用時には防塵効
果の完璧が図れ、デツキ装填時にはポケツトの下
面を開放状態にしてテープローデイングを一切の
支障なく行なえるようにすることを第1の目的と
する。そして、本体ケースと前蓋との間にわたつ
てダストカバーを連動連結する従来の複雑な開閉
機構を止め、本体ケースに対してダストカバーを
簡単な摺動機構で簡単に組み付けられるようにす
ることを第2の目的とする。更に、ダストカバー
が開き作動するときにテープに接当干渉したり、
本体ケース外にはみ出し突出するといつたことも
皆無にし、併せて作動の確実性を期すことを第3
の目的とするものである。
ーがテープの内側ではなくポケツトこれ自体の開
口下面を閉じる形態にして、不使用時には防塵効
果の完璧が図れ、デツキ装填時にはポケツトの下
面を開放状態にしてテープローデイングを一切の
支障なく行なえるようにすることを第1の目的と
する。そして、本体ケースと前蓋との間にわたつ
てダストカバーを連動連結する従来の複雑な開閉
機構を止め、本体ケースに対してダストカバーを
簡単な摺動機構で簡単に組み付けられるようにす
ることを第2の目的とする。更に、ダストカバー
が開き作動するときにテープに接当干渉したり、
本体ケース外にはみ出し突出するといつたことも
皆無にし、併せて作動の確実性を期すことを第3
の目的とするものである。
本発明は大要、本体ケースの底壁にダストカバ
ーを前後方向に進退摺動自在に装着し、不使用時
にはダストカバーがテープローデイング用ポケツ
トの開口下面を常に閉じるように前方へ移動付勢
されていてポケツトに塵埃が侵入するのを防止
し、デツキに装填したときにはダストカバーが後
方に退入することにより、ポケツトの開口下面を
開放状態にして円滑なテープローデイングを図れ
るようにしたものである。具体的には、本体ケー
ス1の底壁4の内面上にダストカバー30を装着
し、ダストカバー30の上面の左右端には、本体
ケース1の左右側壁25,25の内面にそれぞれ
前後摺動自在に沿うガイドリブ41,42を設け
てあり、各ガイドリブ41,42は、その上端縁
が本体ケース1の上壁6の内面にそれぞれ摺接す
るよう立ち上げ形成してある。
ーを前後方向に進退摺動自在に装着し、不使用時
にはダストカバーがテープローデイング用ポケツ
トの開口下面を常に閉じるように前方へ移動付勢
されていてポケツトに塵埃が侵入するのを防止
し、デツキに装填したときにはダストカバーが後
方に退入することにより、ポケツトの開口下面を
開放状態にして円滑なテープローデイングを図れ
るようにしたものである。具体的には、本体ケー
ス1の底壁4の内面上にダストカバー30を装着
し、ダストカバー30の上面の左右端には、本体
ケース1の左右側壁25,25の内面にそれぞれ
前後摺動自在に沿うガイドリブ41,42を設け
てあり、各ガイドリブ41,42は、その上端縁
が本体ケース1の上壁6の内面にそれぞれ摺接す
るよう立ち上げ形成してある。
第1図ないし第16図は本発明に係るテープカ
ートリツジの第1実施例を示しており、具体的に
はデイジタル記録再生方式のオーデイオ用テープ
カートリツジが例示されている。
ートリツジの第1実施例を示しており、具体的に
はデイジタル記録再生方式のオーデイオ用テープ
カートリツジが例示されている。
基本構成
第1図ないし第3図において、1は本体ケース
である。本体ケース1はプラスチツク製の上下ケ
ース1a,1bを蓋合わせ状にねじ結合してな
り、内部左右にテープ2が巻かれるハブ3,3を
有する。こらのハブ3,3は本体ケース1の底壁
4に透設した左右の各駆動軸挿入孔5,5上にあ
つて回転し、デツキに装填したときデツキ側の駆
動軸が各挿入孔5を介して各ハブ3のハブ穴8に
嵌係合する。本体ケース1の前方左右にテープガ
イド部材9,9を有し、これらガイド部材9,9
を介してテープ2は一方のハブ3からケース前面
に導出されて他方のハブ3に巻き取られる。そし
てケース上壁6に設けた透明窓10を介して各ハ
ブ3へのテープ巻き量が外部から視認できる。
である。本体ケース1はプラスチツク製の上下ケ
ース1a,1bを蓋合わせ状にねじ結合してな
り、内部左右にテープ2が巻かれるハブ3,3を
有する。こらのハブ3,3は本体ケース1の底壁
4に透設した左右の各駆動軸挿入孔5,5上にあ
つて回転し、デツキに装填したときデツキ側の駆
動軸が各挿入孔5を介して各ハブ3のハブ穴8に
嵌係合する。本体ケース1の前方左右にテープガ
イド部材9,9を有し、これらガイド部材9,9
を介してテープ2は一方のハブ3からケース前面
に導出されて他方のハブ3に巻き取られる。そし
てケース上壁6に設けた透明窓10を介して各ハ
ブ3へのテープ巻き量が外部から視認できる。
上下ケースのねじ止め形態
第2図において、上下ケース1a,1bは前方
の左右2箇所でテープガイド部材9,9を利用し
てねじ締結され、また後方の左右2箇所において
もねじ締結されている。このうち、前方の各ねじ
締結箇所においては、第5図に示すごとくケース
底壁4の内面からねじ下穴11を有するテープガ
イド部材9をケース上壁6の内面に達する高さで
立設し、ケース上壁6にねじ挿通孔12をねじ下
穴11と対向状に透設し、上ケース1a側からタ
ツピンねじ13を該挿通孔12に挿通してねじ下
穴11にそれぞれねじ込んである。そして、テー
プ2はテープガイド部材9の部分円形の外周面に
案内され、ケース前面においてテープ2は両テー
プガイド部材9,9間に巻き掛けられている。
の左右2箇所でテープガイド部材9,9を利用し
てねじ締結され、また後方の左右2箇所において
もねじ締結されている。このうち、前方の各ねじ
締結箇所においては、第5図に示すごとくケース
底壁4の内面からねじ下穴11を有するテープガ
イド部材9をケース上壁6の内面に達する高さで
立設し、ケース上壁6にねじ挿通孔12をねじ下
穴11と対向状に透設し、上ケース1a側からタ
ツピンねじ13を該挿通孔12に挿通してねじ下
穴11にそれぞれねじ込んである。そして、テー
プ2はテープガイド部材9の部分円形の外周面に
案内され、ケース前面においてテープ2は両テー
プガイド部材9,9間に巻き掛けられている。
また、後方左右の各ねじ締結箇所においては、
第14図に示すごとくケース底壁4の内面からね
じ下穴14を有する円形のボス15を立設し、ケ
ース上壁6の内面からねじ挿通孔16を有するボ
ス17を垂設し、上ケース1a側からタツピンね
じ13をねじ挿通孔16に挿通してねじ下穴14
にそれぞれねじ込んだものとなつている。
第14図に示すごとくケース底壁4の内面からね
じ下穴14を有する円形のボス15を立設し、ケ
ース上壁6の内面からねじ挿通孔16を有するボ
ス17を垂設し、上ケース1a側からタツピンね
じ13をねじ挿通孔16に挿通してねじ下穴14
にそれぞれねじ込んだものとなつている。
前 蓋
本体ケース1にはこれの前面を閉合するテープ
保護用の前蓋20が開閉操作可能に枢着されてい
る。第1図および第2図において、この前蓋20
は本体ケース1の前面を左右間に亘つて閉合する
前面板21と、前面板21の左右両端から後方に
連出した連結片22,22と、連結片22,22
の内面に対向状に突設した枢軸23,23とを有
するプラスチツク成形品である。本体ケース1の
左右側壁25,25の前端部に蓋取付壁24,2
4がケース内方側に位置して形成されており、左
右の連結片22,22が蓋取付壁24,24に外
嵌した状態で枢軸23,23が該蓋取付壁24,
24に透設の枢支孔26,26にそれぞれ嵌合枢
支されており(第10図参照)、前蓋20は枢軸
23まわりに本体ケース1の前面を閉じる姿勢と
上向きの開き姿勢とにわたつて回動自在であり、
図上左側の枢軸23に装着した捩りばね27で閉
じ姿勢に回動付勢されている。テープカートリツ
ジの不使用時に前蓋20は閉じられていて、テー
プ2の前面外側をカバーして保護し、テープカー
トリツジをデツキに装填すると、前蓋20が開い
てテープ2がケース前方に引き出し可能なスタン
バイ状態になる。
保護用の前蓋20が開閉操作可能に枢着されてい
る。第1図および第2図において、この前蓋20
は本体ケース1の前面を左右間に亘つて閉合する
前面板21と、前面板21の左右両端から後方に
連出した連結片22,22と、連結片22,22
の内面に対向状に突設した枢軸23,23とを有
するプラスチツク成形品である。本体ケース1の
左右側壁25,25の前端部に蓋取付壁24,2
4がケース内方側に位置して形成されており、左
右の連結片22,22が蓋取付壁24,24に外
嵌した状態で枢軸23,23が該蓋取付壁24,
24に透設の枢支孔26,26にそれぞれ嵌合枢
支されており(第10図参照)、前蓋20は枢軸
23まわりに本体ケース1の前面を閉じる姿勢と
上向きの開き姿勢とにわたつて回動自在であり、
図上左側の枢軸23に装着した捩りばね27で閉
じ姿勢に回動付勢されている。テープカートリツ
ジの不使用時に前蓋20は閉じられていて、テー
プ2の前面外側をカバーして保護し、テープカー
トリツジをデツキに装填すると、前蓋20が開い
てテープ2がケース前方に引き出し可能なスタン
バイ状態になる。
テープローデイング用ポケツト
第3図および第4図において、本体ケース1の
前方中央部位には前方および下方が開口するテー
プローデイング用ポケツト29をケース内方に向
けて入り込み状に凹設形成してあり、デツキ側の
テープローデイング部材がケース下方から該ポケ
ツト29に突入して来てテープ2をケース前方に
引き出す。
前方中央部位には前方および下方が開口するテー
プローデイング用ポケツト29をケース内方に向
けて入り込み状に凹設形成してあり、デツキ側の
テープローデイング部材がケース下方から該ポケ
ツト29に突入して来てテープ2をケース前方に
引き出す。
ダストカバー
このようにポケツト29が大きく開口している
と、左右のテープガイド部材9,9間に張られた
テープ2は、不使用時に前面外側が前蓋20でカ
バーされているが、ポケツト29の開口下面は開
放状態のままなので、ここから塵埃が侵入してテ
ープ2に付着するおそれがある。そこで、本発明
は不使用時に該ポケツト29の開口下面を閉じる
ダストカバー30を備えており、これの装着方に
特徴を有する。
と、左右のテープガイド部材9,9間に張られた
テープ2は、不使用時に前面外側が前蓋20でカ
バーされているが、ポケツト29の開口下面は開
放状態のままなので、ここから塵埃が侵入してテ
ープ2に付着するおそれがある。そこで、本発明
は不使用時に該ポケツト29の開口下面を閉じる
ダストカバー30を備えており、これの装着方に
特徴を有する。
すなわち、第2図、第4図および第6図におい
て、ダストカバー30は前端部30aがポケツト
29の平面形状にほぼ合致するプラスチツク製の
平板状部材であつて、ケース底壁4の内面上に前
端部30aがポケツト29の開口下面を全面的に
閉じる前方への突出姿勢と、ポケツト29の開口
下面を全面的に開放状態にする後方への退入姿勢
とにわたつて水平姿勢で前後方向に進退摺動自在
に装着してある。
て、ダストカバー30は前端部30aがポケツト
29の平面形状にほぼ合致するプラスチツク製の
平板状部材であつて、ケース底壁4の内面上に前
端部30aがポケツト29の開口下面を全面的に
閉じる前方への突出姿勢と、ポケツト29の開口
下面を全面的に開放状態にする後方への退入姿勢
とにわたつて水平姿勢で前後方向に進退摺動自在
に装着してある。
このダストカバー30の前後幅は前方限界まで
摺動した状態において後端がポケツト29の内奥
端面31よりケース後方に残るように設定されて
いて、後端縁の左右に半円形の切欠き凹部32,
32を有し、この切欠き凹部32,32の存在で
後方限界まで摺動した状態においても後端縁が前
記ハブ3,3に接当干渉しない。但し、ダストカ
バー30は各ハブ3に巻かれたテープ2の巻き層
やテープ走行領域にまで至るので、ケース底壁4
の内面上においてテープ2の下端エツジよりも下
方に沈ませてある。
摺動した状態において後端がポケツト29の内奥
端面31よりケース後方に残るように設定されて
いて、後端縁の左右に半円形の切欠き凹部32,
32を有し、この切欠き凹部32,32の存在で
後方限界まで摺動した状態においても後端縁が前
記ハブ3,3に接当干渉しない。但し、ダストカ
バー30は各ハブ3に巻かれたテープ2の巻き層
やテープ走行領域にまで至るので、ケース底壁4
の内面上においてテープ2の下端エツジよりも下
方に沈ませてある。
ケース底壁4の内面上をダストカバー30がス
ムーズに前後摺動するように、両者4,30の対
向面間には摺動抵抗を低減するための突起を有す
る。この突起はケース底壁4とダストカバー30
の少なくとも一方に部分的に突出形成してあれば
足りるが、図示例ではとくに両方に設けて特有の
機能を与えている。
ムーズに前後摺動するように、両者4,30の対
向面間には摺動抵抗を低減するための突起を有す
る。この突起はケース底壁4とダストカバー30
の少なくとも一方に部分的に突出形成してあれば
足りるが、図示例ではとくに両方に設けて特有の
機能を与えている。
すなわち、第4図においてケース底壁4側には
ポケツト29の内奥端面31の近傍、図では直上
に線状突起33を該内奥端面31に沿つて突設
し、ダストカバー30の平坦下面にも同じく線状
突起34を前記突起33と平行になるように突設
し、両突起33,34はそれぞれ先端が互いに相
手方に接当するよう高さ設定する。そして、ダス
トカバー30を前方限界にまで突出摺動させた状
態において、カバー30側の線状突起34がケー
ス底壁4側の線状突起33の内側に近接対向若し
くは接当するよう位置させる。かくして、とくに
ケース底壁4側の線状突起33でポケツト29の
内奥端面部分の強度を十分に確保するとともに、
ケース底壁4とダストカバー30との間に生じる
隙間を介して塵埃がケース内に侵入するのを防止
する。
ポケツト29の内奥端面31の近傍、図では直上
に線状突起33を該内奥端面31に沿つて突設
し、ダストカバー30の平坦下面にも同じく線状
突起34を前記突起33と平行になるように突設
し、両突起33,34はそれぞれ先端が互いに相
手方に接当するよう高さ設定する。そして、ダス
トカバー30を前方限界にまで突出摺動させた状
態において、カバー30側の線状突起34がケー
ス底壁4側の線状突起33の内側に近接対向若し
くは接当するよう位置させる。かくして、とくに
ケース底壁4側の線状突起33でポケツト29の
内奥端面部分の強度を十分に確保するとともに、
ケース底壁4とダストカバー30との間に生じる
隙間を介して塵埃がケース内に侵入するのを防止
する。
更に図示例ではケース底壁4側の線状突起33
はとくに先端が斜め前方に突出する形状にし、好
ましくはポケツト29に臨むケース外方側を内奥
端面31に連続する傾斜面35に形成し、この傾
斜面35でケース内に塵埃が侵入することを積極
的に防止している。そして、該突起33のケース
内方側も下り傾斜面36に形成し、またダストカ
バー30側の線状突起34はケース外方側を垂直
面37に、ケース内方側を上り傾斜面38にそれ
ぞれ形成してあり、塵埃がケース底壁4側の線状
突起33を乗り越えて侵入して来ても、ダストカ
バー30側の線状突起34でケース内部に引き込
まれ難くするとともに、ケース内に侵入した塵埃
が外に掃き出され易くしてある。尤も、前述の防
塵効果を得るためには、ケース底壁4とダストカ
バー30の一方にのみ、好ましくはケース底壁4
側にのみ線状突起を設け、他方の突起はこれを線
状にしないで部分突起にするを以て十分である。
はとくに先端が斜め前方に突出する形状にし、好
ましくはポケツト29に臨むケース外方側を内奥
端面31に連続する傾斜面35に形成し、この傾
斜面35でケース内に塵埃が侵入することを積極
的に防止している。そして、該突起33のケース
内方側も下り傾斜面36に形成し、またダストカ
バー30側の線状突起34はケース外方側を垂直
面37に、ケース内方側を上り傾斜面38にそれ
ぞれ形成してあり、塵埃がケース底壁4側の線状
突起33を乗り越えて侵入して来ても、ダストカ
バー30側の線状突起34でケース内部に引き込
まれ難くするとともに、ケース内に侵入した塵埃
が外に掃き出され易くしてある。尤も、前述の防
塵効果を得るためには、ケース底壁4とダストカ
バー30の一方にのみ、好ましくはケース底壁4
側にのみ線状突起を設け、他方の突起はこれを線
状にしないで部分突起にするを以て十分である。
第7図において、ポケツト29の左右にはケー
ス底壁4から一体に張り出す棚39,39が形成
されていて、ダストカバー30の前端部30aは
その左右端縁部分が棚39,39に水平姿勢で受
け止め支持され、棚39,39に向けてケース上
壁6から垂設した押えリブ40,40でダストカ
バー30の浮き上がりが接当規制されている。
ス底壁4から一体に張り出す棚39,39が形成
されていて、ダストカバー30の前端部30aは
その左右端縁部分が棚39,39に水平姿勢で受
け止め支持され、棚39,39に向けてケース上
壁6から垂設した押えリブ40,40でダストカ
バー30の浮き上がりが接当規制されている。
また、ダストカバー30の摺動時におけるガタ
止めを図るために、ダストカバー30の上面左右
端からは後方に延びて本体ケース1のケース左右
側壁25,25の内面に近接して沿うガイドリブ
41,42が一体に立ち上げ連設されている。各
ガイドリム41,42は十分な上下幅を有し、第
8図に示すごとく上端縁が本体ケース1の上壁6
の内面に、下端縁がケース底壁4にそれぞれ摺接
するとともに、横外側面がケース左右側壁25,
25に摺接する。各ガイドリブ41,42の上端
縁の前後端には、第6図に示すごとく上下方向に
弾性変形可能な薄肉弾性部43,43を有し、こ
の弾性部43,43がケース上壁6の内面に接当
して上下方向ガタを吸収する。更にケース上壁6
から垂設のリブ45でダストカバー30の前方中
央部分も上方への浮き上がりが接当規制されてい
る。更に、第8図に示すごとくケース上壁6から
垂設したケース側壁25と平行なリブ48で左右
のガイドリブ41,42をガタつくことなく摺動
案内している。つまり、組み付け状態においてガ
イドリブ41,42はケース側壁25,25と該
リブ48,48との間に挟まれた状態で摺動す
る。
止めを図るために、ダストカバー30の上面左右
端からは後方に延びて本体ケース1のケース左右
側壁25,25の内面に近接して沿うガイドリブ
41,42が一体に立ち上げ連設されている。各
ガイドリム41,42は十分な上下幅を有し、第
8図に示すごとく上端縁が本体ケース1の上壁6
の内面に、下端縁がケース底壁4にそれぞれ摺接
するとともに、横外側面がケース左右側壁25,
25に摺接する。各ガイドリブ41,42の上端
縁の前後端には、第6図に示すごとく上下方向に
弾性変形可能な薄肉弾性部43,43を有し、こ
の弾性部43,43がケース上壁6の内面に接当
して上下方向ガタを吸収する。更にケース上壁6
から垂設のリブ45でダストカバー30の前方中
央部分も上方への浮き上がりが接当規制されてい
る。更に、第8図に示すごとくケース上壁6から
垂設したケース側壁25と平行なリブ48で左右
のガイドリブ41,42をガタつくことなく摺動
案内している。つまり、組み付け状態においてガ
イドリブ41,42はケース側壁25,25と該
リブ48,48との間に挟まれた状態で摺動す
る。
ポケツト29の開口下面は不使用時にダストカ
バー30で常に閉じておく必要がある。そこで、
ダストカバー30を前方の突出限界にまで摺動付
勢するためのばね手段を有する。図示例のばね手
段としては、第2図に示すごとく平面視において
V字形のばね部材46が使用される。このばね部
材46は本体ケース1内の後方中央部位に装着さ
れ、両自由端が本体ケース1の後側壁47の内面
に左右方向へ摺動自在に受け止さされ、山形頂部
がダストカバー30の後端中央部に接当してい
る。尤も、このばね手段としてはケース底壁4と
ダストカバー30との間に圧縮コイルばねや板ば
ねなどからなる部材を掛け渡した形態でもよく、
このばね部材46がダストカバー30から一体に
連出した弾性舌片であつてもよい。
バー30で常に閉じておく必要がある。そこで、
ダストカバー30を前方の突出限界にまで摺動付
勢するためのばね手段を有する。図示例のばね手
段としては、第2図に示すごとく平面視において
V字形のばね部材46が使用される。このばね部
材46は本体ケース1内の後方中央部位に装着さ
れ、両自由端が本体ケース1の後側壁47の内面
に左右方向へ摺動自在に受け止さされ、山形頂部
がダストカバー30の後端中央部に接当してい
る。尤も、このばね手段としてはケース底壁4と
ダストカバー30との間に圧縮コイルばねや板ば
ねなどからなる部材を掛け渡した形態でもよく、
このばね部材46がダストカバー30から一体に
連出した弾性舌片であつてもよい。
いま、テープカートリツジが不使用状態にある
ときは、前蓋20がテープ2の前面外則を閉じて
おり、ばね部材46で前方に移動付勢されている
ダストカバー30は、これの前端部30aがポケ
ツト29の開口下面を全面的に閉じている。ダス
トカバー30は後述する壁部材65で前方への移
動限界が接当規制されていて、カバー前端縁が前
縁20の前面板21の下端部内面に接当する状態
にある。実際には設計上の余裕を考えて、第4図
に示すごとくカバー前端縁が前面板21に僅かな
隙間を以て近接対向するものとし、ポケツト29
の存在箇所において該前面板21の下端から後ろ
向きに連出した突出片49がダストカバー30の
下方に位置して前記隙間を介して塵埃が内部に侵
入することを防止している。
ときは、前蓋20がテープ2の前面外則を閉じて
おり、ばね部材46で前方に移動付勢されている
ダストカバー30は、これの前端部30aがポケ
ツト29の開口下面を全面的に閉じている。ダス
トカバー30は後述する壁部材65で前方への移
動限界が接当規制されていて、カバー前端縁が前
縁20の前面板21の下端部内面に接当する状態
にある。実際には設計上の余裕を考えて、第4図
に示すごとくカバー前端縁が前面板21に僅かな
隙間を以て近接対向するものとし、ポケツト29
の存在箇所において該前面板21の下端から後ろ
向きに連出した突出片49がダストカバー30の
下方に位置して前記隙間を介して塵埃が内部に侵
入することを防止している。
テープカートリツジをデツキに装填したときは
ダストカバー30を後方に退入させてポケツト2
9の開口下面を開放状態にしなければならない。
そのために、本体ケース1の左右の各側壁25に
は、第4図に示すごとく上下のほぼ中央部に前後
方向のスリツト50が形成されている。このスリ
ツト50の前端部50aは前方下り傾斜の案内面
51を有する前方広がり状に形成されており、前
記ガイドリブ41,42から突設のノブ52,5
2がそれぞれ該スリツト50,50に前後動自在
に臨む。
ダストカバー30を後方に退入させてポケツト2
9の開口下面を開放状態にしなければならない。
そのために、本体ケース1の左右の各側壁25に
は、第4図に示すごとく上下のほぼ中央部に前後
方向のスリツト50が形成されている。このスリ
ツト50の前端部50aは前方下り傾斜の案内面
51を有する前方広がり状に形成されており、前
記ガイドリブ41,42から突設のノブ52,5
2がそれぞれ該スリツト50,50に前後動自在
に臨む。
したがつて、テープカートリツジをデツキに装
填すると、未だ前蓋20が閉じた状態においてデ
ツキ側の部材が左右のスリツト50,50に係入
案内されてノブ52,52に接当作用し、これで
ダストカバー30これ全体がばね部材46に抗し
て後方に摺動変位し、ポケツト29の開口下面が
前面的に開放状態になり、デツキ側のテープロー
デング部材が下方からポケツト29に突入して来
るのを許す。
填すると、未だ前蓋20が閉じた状態においてデ
ツキ側の部材が左右のスリツト50,50に係入
案内されてノブ52,52に接当作用し、これで
ダストカバー30これ全体がばね部材46に抗し
て後方に摺動変位し、ポケツト29の開口下面が
前面的に開放状態になり、デツキ側のテープロー
デング部材が下方からポケツト29に突入して来
るのを許す。
前蓋の閉蓋ロツク機構
前蓋20は前記ばね27で閉じ勝手に回動付勢
されてはいるが、なお不使用時に開き回動しない
ように作動ロツクすることが望まれる。
されてはいるが、なお不使用時に開き回動しない
ように作動ロツクすることが望まれる。
そのために、ダストカバー30の左側のガイド
リブ41が利用される。すなわち、第9図に示す
ごとくダストカバー30を前方に進出させた状態
において、このガイドリブ41の前端部は前蓋2
0の連結片22と該連結片22が枢結されるケー
ス側の蓋取付壁24との間に割り込むよう長さ設
定し、該リブ41の前端部の上面54を段付き状
に形成し、前蓋20が閉じ姿勢にあるとき前記連
結片22の内面に突出形成した下向き端面55
が、該段付き上面54に枢軸23の中心より後方
位置において対向するよう位置設定してある。
リブ41が利用される。すなわち、第9図に示す
ごとくダストカバー30を前方に進出させた状態
において、このガイドリブ41の前端部は前蓋2
0の連結片22と該連結片22が枢結されるケー
ス側の蓋取付壁24との間に割り込むよう長さ設
定し、該リブ41の前端部の上面54を段付き状
に形成し、前蓋20が閉じ姿勢にあるとき前記連
結片22の内面に突出形成した下向き端面55
が、該段付き上面54に枢軸23の中心より後方
位置において対向するよう位置設定してある。
しかるときは、不使用時に前蓋20を閉じ姿勢
から前方上向きに開き作動させようとしても、前
述の下向き端面55が段付き上面54に接当して
前蓋20は開かない。しかし、デツキにテープカ
ートリツジを装填したときはデツキ側の部材が前
記スリツト50に係入してダストカバー30を後
方に摺動変位させると、段付き上面54が下向き
端面55の下方から逃げるので、前蓋20の回動
ロツクが解除される。その後に、デツキ側の別の
部材が前蓋20の前面板21の下端適所に接当作
用して前蓋20をばね27に抗して上向きに開く
ことになる。
から前方上向きに開き作動させようとしても、前
述の下向き端面55が段付き上面54に接当して
前蓋20は開かない。しかし、デツキにテープカ
ートリツジを装填したときはデツキ側の部材が前
記スリツト50に係入してダストカバー30を後
方に摺動変位させると、段付き上面54が下向き
端面55の下方から逃げるので、前蓋20の回動
ロツクが解除される。その後に、デツキ側の別の
部材が前蓋20の前面板21の下端適所に接当作
用して前蓋20をばね27に抗して上向きに開く
ことになる。
なお、テープカートリツジを前面側から正規の
姿勢でデツキに装填すると、デツキ側の部材は前
記スリツト50に支障なく入つて行くが、テープ
カートリツジを前後逆向き、又は上下逆向きの誤
つた姿勢でデツキに装填しようとすると、デツキ
側の前記部材がテープカートリツジの他の部位に
接当干渉してテープカートリツジの誤装填を防止
することになる。
姿勢でデツキに装填すると、デツキ側の部材は前
記スリツト50に支障なく入つて行くが、テープ
カートリツジを前後逆向き、又は上下逆向きの誤
つた姿勢でデツキに装填しようとすると、デツキ
側の前記部材がテープカートリツジの他の部位に
接当干渉してテープカートリツジの誤装填を防止
することになる。
テープ端検出手段
第2図において、デツキにテープカートリツジ
を装填したとき、テープ2の始端と終端とを光学
的に検出するために、ケース底壁4の前方左右部
位にテープ端検出用の透孔60,60を明け、左
右のケース側壁25,25には前記スリツト5
0,50に通じる通孔61,61をそれぞれ内外
貫通状に明けてある。
を装填したとき、テープ2の始端と終端とを光学
的に検出するために、ケース底壁4の前方左右部
位にテープ端検出用の透孔60,60を明け、左
右のケース側壁25,25には前記スリツト5
0,50に通じる通孔61,61をそれぞれ内外
貫通状に明けてある。
不使用時には第10図に示すごとく左右の透孔
60,60はダストカバー30で閉じられてお
り、また通孔61,61もダストカバー30のガ
イドリブ41,42で閉じられており、内部に塵
埃が侵入することを防止する。しかし、テープカ
ートリツジをデツキに装填してダストカバー30
を後方に退入させると、第11図および第12図
に示すごとく透孔60,60および通孔61,6
1が開き、デツキ側のランプ62,62が透孔6
0,60に下方から突入して来て、該ランプ62
からの光がテープ2の両端に接続した透明リーダ
ーテープ部分を透過して左右の各通孔61,61
を通り抜け、デツキ側のセンサー63,63に受
光される。図中、符号Lはそのセンサー光路を示
す。尤もデツキ側からの検出光を本体ケース1の
左右外側から通通61,61を介して本体ケース
内に投射し、透孔60,60に突入して来たデツ
キ側のセンサーで投射検出光を受けてもよい。
60,60はダストカバー30で閉じられてお
り、また通孔61,61もダストカバー30のガ
イドリブ41,42で閉じられており、内部に塵
埃が侵入することを防止する。しかし、テープカ
ートリツジをデツキに装填してダストカバー30
を後方に退入させると、第11図および第12図
に示すごとく透孔60,60および通孔61,6
1が開き、デツキ側のランプ62,62が透孔6
0,60に下方から突入して来て、該ランプ62
からの光がテープ2の両端に接続した透明リーダ
ーテープ部分を透過して左右の各通孔61,61
を通り抜け、デツキ側のセンサー63,63に受
光される。図中、符号Lはそのセンサー光路を示
す。尤もデツキ側からの検出光を本体ケース1の
左右外側から通通61,61を介して本体ケース
内に投射し、透孔60,60に突入して来たデツ
キ側のセンサーで投射検出光を受けてもよい。
センサー光路Lに外光が入つて誤作動しないよ
うに、図の例では各透孔60の内側外周に一部を
切り欠いた遮光筒が設けられている。この遮光筒
としては前端側に位置してケース底壁4から立設
された壁部材65と、ダストカバー30の前後動
を許すためにケース上壁6から垂設された壁部材
66とで円形状に形成されている。
うに、図の例では各透孔60の内側外周に一部を
切り欠いた遮光筒が設けられている。この遮光筒
としては前端側に位置してケース底壁4から立設
された壁部材65と、ダストカバー30の前後動
を許すためにケース上壁6から垂設された壁部材
66とで円形状に形成されている。
ダストカバー30の前方への摺動限界はこの前
方の壁部材65で接当規制されている。
方の壁部材65で接当規制されている。
図ではダストカバー30を利用して各透孔60
を開閉するものとしたが、ダストカバー30と実
質的に同様の動き方をするスライド部材で各透孔
60を開閉するようにしてもよい。もちろん、前
記透孔60がケース底壁4の例えば前方中央部の
一箇所にのみ形成されていてもよい。
を開閉するものとしたが、ダストカバー30と実
質的に同様の動き方をするスライド部材で各透孔
60を開閉するようにしてもよい。もちろん、前
記透孔60がケース底壁4の例えば前方中央部の
一箇所にのみ形成されていてもよい。
また、透孔60の遮光筒には光路Lを得るため
の切欠き67が設けられる。この切欠き67は第
12図の実線図に示すごとく上下間にわたつて形
成されていてもよいが、これでは検出光が乱反射
して誤作動を招くおそれがある。そこで、第10
図ないし第12図の仮想線図で示すようにケース
底壁4から立設される壁部材65とケース上壁6
から垂設される壁部材66とを上下の中間部で対
向させ、両壁部材65,66間に上下細幅の切欠
き67が形成されるようにすることも考えられ
る。
の切欠き67が設けられる。この切欠き67は第
12図の実線図に示すごとく上下間にわたつて形
成されていてもよいが、これでは検出光が乱反射
して誤作動を招くおそれがある。そこで、第10
図ないし第12図の仮想線図で示すようにケース
底壁4から立設される壁部材65とケース上壁6
から垂設される壁部材66とを上下の中間部で対
向させ、両壁部材65,66間に上下細幅の切欠
き67が形成されるようにすることも考えられ
る。
ハブ回り止め手段
本体ケース1内の後方の左右隅部には、第2図
に示すごとく両ハブ3,3にそれぞれ個別に作用
する一対のバブ回り止め手段70,70を有す
る。第13図ないし第15図において、この各バ
ブ回り止め手段70は組み付け部材としてプラス
チツク製のブレーキ片71を備えており、前述の
ねじ止め用ボス15が利用される。
に示すごとく両ハブ3,3にそれぞれ個別に作用
する一対のバブ回り止め手段70,70を有す
る。第13図ないし第15図において、この各バ
ブ回り止め手段70は組み付け部材としてプラス
チツク製のブレーキ片71を備えており、前述の
ねじ止め用ボス15が利用される。
そのブレーキ片71は上下方向の肉厚が薄い扁
平状で、平面視L字形状を呈しており、上下を反
転させることにより左右のハブ回り止め手段7
0,70に共用でき、基端部に円形の筒ボス72
を有し、該筒ボス72から舌片状のばね片73が
一体連出され、先端に係合爪74を有する。図の
係合爪74はふたつのパレツトを有するガンギ爪
になつている。
平状で、平面視L字形状を呈しており、上下を反
転させることにより左右のハブ回り止め手段7
0,70に共用でき、基端部に円形の筒ボス72
を有し、該筒ボス72から舌片状のばね片73が
一体連出され、先端に係合爪74を有する。図の
係合爪74はふたつのパレツトを有するガンギ爪
になつている。
ブレーキ片71は筒ボス72が前記ボズ15に
上方から嵌合され、ケース底壁4の凹設内面に受
け止め支持されて、テープ2の下方で該ボス15
まわりに水平回動する。ばね片73はケース側壁
25に受け止め支持され、ブレーキ片71は常に
矢印の一方向に回動付勢される。ここで、ばね片
73をブレーキ片71から一体に連出したのは、
組み付け部品を単一にするためであり、ブレーキ
片71を一方向に回動付勢するについて、別体の
捩りコイルばねその他のばね部材を利用してもよ
いことは言うまでもない。
上方から嵌合され、ケース底壁4の凹設内面に受
け止め支持されて、テープ2の下方で該ボス15
まわりに水平回動する。ばね片73はケース側壁
25に受け止め支持され、ブレーキ片71は常に
矢印の一方向に回動付勢される。ここで、ばね片
73をブレーキ片71から一体に連出したのは、
組み付け部品を単一にするためであり、ブレーキ
片71を一方向に回動付勢するについて、別体の
捩りコイルばねその他のばね部材を利用してもよ
いことは言うまでもない。
各ハブ3にはこれの下端外周に係合歯75が周
回状に連続形成されており、ブレーキ片71の先
端係合爪74が該係合歯75に常に係合する関係
にある。
回状に連続形成されており、ブレーキ片71の先
端係合爪74が該係合歯75に常に係合する関係
にある。
ケース底壁4には左右のボス15,15の近傍
にブレーキ解除用操作口76,76が透設されて
いて、各ブレーキ片71の中間部が各操作口76
上の一部を跨いでいる。この操作口76,76は
左右の一方が小判形で他方が円形の異形になつて
おり、デツキ装填時における位置決め用基準孔を
兼ねる。
にブレーキ解除用操作口76,76が透設されて
いて、各ブレーキ片71の中間部が各操作口76
上の一部を跨いでいる。この操作口76,76は
左右の一方が小判形で他方が円形の異形になつて
おり、デツキ装填時における位置決め用基準孔を
兼ねる。
不使用時には各ブレーキ片71の先端係合爪7
4が対応する各バブ3の係合歯75に接当係合し
ており、これで各ハブ3の回り止めを図つてい
る。係合爪74が図のようにガンギ爪になつてい
ると、係合時にバブ3をテープ巻き締め方向に回
転させるよう作用して有利できる。デツキにテー
プカートリツジを装填すると、第15図に示すご
とくデツキ側の位置決め用基準ピンを兼ねたブレ
ーキ解除部材77が、下方から各操作口76に係
入して来て各ブレーキ片71の中間部に接当作用
し、これでブレーキ片71が第13図の仮想線で
示すごとくばね片73のばね圧に抗してブレーキ
解除位置に揺動退避し、各ハブ3を自由回転状態
にする。
4が対応する各バブ3の係合歯75に接当係合し
ており、これで各ハブ3の回り止めを図つてい
る。係合爪74が図のようにガンギ爪になつてい
ると、係合時にバブ3をテープ巻き締め方向に回
転させるよう作用して有利できる。デツキにテー
プカートリツジを装填すると、第15図に示すご
とくデツキ側の位置決め用基準ピンを兼ねたブレ
ーキ解除部材77が、下方から各操作口76に係
入して来て各ブレーキ片71の中間部に接当作用
し、これでブレーキ片71が第13図の仮想線で
示すごとくばね片73のばね圧に抗してブレーキ
解除位置に揺動退避し、各ハブ3を自由回転状態
にする。
なお、ケース上壁6からは第13図および第1
4図に示すごとく壁状の押えリブ79をこれの下
端が各ブレーキ片71の上面に近接する位置にま
で垂設してあり、該リブ79で各ブレーキ片71
の浮き上がりを接当規制するとともに、不使用時
に各操作口76を介してケース内の隅部に侵入し
た塵埃が更にケース内の中央にまで至るのを防止
している。
4図に示すごとく壁状の押えリブ79をこれの下
端が各ブレーキ片71の上面に近接する位置にま
で垂設してあり、該リブ79で各ブレーキ片71
の浮き上がりを接当規制するとともに、不使用時
に各操作口76を介してケース内の隅部に侵入し
た塵埃が更にケース内の中央にまで至るのを防止
している。
テープ種類検出孔
第2図および第3図において、ケース底壁4の
後方には中央部に3個、右隅部に1個、合計で4
個のテープ種類検出孔80をそれぞれ透設してあ
り、これらの検出孔80をそれぞれ透設してあ
り、これらの検出孔80を選択的に塞ぐことでデ
ツキにテープカートリツジを装填したとき、内蔵
のテープ種類が各検出孔80に対応するデツキ側
の検出子で光学的に又は機械的な接当により自動
的に検出される。例えば、第1の検出孔80では
メタルテープか蒸着テープかといつたテープの性
状を、第2・第3の検出孔80ではテープ長さ
を、第4の検出孔80ではテープ厚さをそれぞれ
検出するのに供される。図中、符号82は塵埃の
侵入を防止する隔壁である。
後方には中央部に3個、右隅部に1個、合計で4
個のテープ種類検出孔80をそれぞれ透設してあ
り、これらの検出孔80をそれぞれ透設してあ
り、これらの検出孔80を選択的に塞ぐことでデ
ツキにテープカートリツジを装填したとき、内蔵
のテープ種類が各検出孔80に対応するデツキ側
の検出子で光学的に又は機械的な接当により自動
的に検出される。例えば、第1の検出孔80では
メタルテープか蒸着テープかといつたテープの性
状を、第2・第3の検出孔80ではテープ長さ
を、第4の検出孔80ではテープ厚さをそれぞれ
検出するのに供される。図中、符号82は塵埃の
侵入を防止する隔壁である。
誤消去防止手段
第2図において本体ケース1の後方の左隅部に
は誤消去防止手段90が組付けられている。すな
わち、第13図において、ケース底壁4の円形の
開口91を内外貫通状に透設し、ケース後側壁4
7に窓口92を透設する。そして、ケース底壁4
から立設のガイド壁93とケース後側壁47との
間にスライドピース94を左右方向に摺動自在に
装着し、該ピース94から突設のノブ95を窓口
92に臨ませてある。
は誤消去防止手段90が組付けられている。すな
わち、第13図において、ケース底壁4の円形の
開口91を内外貫通状に透設し、ケース後側壁4
7に窓口92を透設する。そして、ケース底壁4
から立設のガイド壁93とケース後側壁47との
間にスライドピース94を左右方向に摺動自在に
装着し、該ピース94から突設のノブ95を窓口
92に臨ませてある。
しかるときは、スライドピース94が左方にシ
フトされているとき、開口91がスライドピース
94の下面で閉塞されており、窓口92を介して
ノブ95に指の爪を掛け、スライドピース94を
右方に摺動操作してシフトすると、前記開口91
が開放状態に切り換わる。スライドピース94が
開口91を閉じる左方にシフトされているときは
一般に消去可能状態に設定される。したがつてス
ライドピース94が開口91を開放する右方にシ
フトされているときは消去不能状態ということに
なる。つまり、テープカートリツジをデツキに装
填したとき、デツキ側の検出子は開口91の下方
に対応して位置し、消去可能状態のときは検出子
がスライドピース94の下面に接当して内蔵のテ
ープ2が消去可能であることを検出する。そし
て、消去不能状態のときは検出子がスライドピー
ス94の下面に接当することなく開口91を介し
てケース内の挿入され、これで内蔵のテープ2が
消去不能に設定されていることを自動的に検出す
る。
フトされているとき、開口91がスライドピース
94の下面で閉塞されており、窓口92を介して
ノブ95に指の爪を掛け、スライドピース94を
右方に摺動操作してシフトすると、前記開口91
が開放状態に切り換わる。スライドピース94が
開口91を閉じる左方にシフトされているときは
一般に消去可能状態に設定される。したがつてス
ライドピース94が開口91を開放する右方にシ
フトされているときは消去不能状態ということに
なる。つまり、テープカートリツジをデツキに装
填したとき、デツキ側の検出子は開口91の下方
に対応して位置し、消去可能状態のときは検出子
がスライドピース94の下面に接当して内蔵のテ
ープ2が消去可能であることを検出する。そし
て、消去不能状態のときは検出子がスライドピー
ス94の下面に接当することなく開口91を介し
てケース内の挿入され、これで内蔵のテープ2が
消去不能に設定されていることを自動的に検出す
る。
なお、第16図は窓口92をケース後方側から
見た図であり、窓口92の外表面の左右には指掛
け用の凹部96,96が形成されていてスライド
ピース94のスライド操作が便利に行なえるよう
にしてある。
見た図であり、窓口92の外表面の左右には指掛
け用の凹部96,96が形成されていてスライド
ピース94のスライド操作が便利に行なえるよう
にしてある。
図示例の全容は以上の通りであるが、本発明は
これに限られるものではない。例えば、ダストカ
バー30を前方の突出限界まで進出付勢した状態
において、図示例のごとくダストカバー30の前
端縁がテープ2の下端エツジの下側を通つて前蓋
20の前面板21に接当又は近接対向するもので
あれば最も好ましいが、上下高さに余裕がない場
合などにはダストカバー30の前端縁がテープ2
の内側方に位置する形態でもよい。こうした場合
などにおいて、ダストカバー30の前端縁から上
向きに立壁を設け、この立壁でテープ2の内側を
カバーすることも考えられる。また、ダストカバ
ー30はポケツト29の開閉だけを行い、前蓋2
0のロツクやテープ端検出用透孔60の開閉など
はそれぞれ別々に行つてもよいことは言うまでも
ない。
これに限られるものではない。例えば、ダストカ
バー30を前方の突出限界まで進出付勢した状態
において、図示例のごとくダストカバー30の前
端縁がテープ2の下端エツジの下側を通つて前蓋
20の前面板21に接当又は近接対向するもので
あれば最も好ましいが、上下高さに余裕がない場
合などにはダストカバー30の前端縁がテープ2
の内側方に位置する形態でもよい。こうした場合
などにおいて、ダストカバー30の前端縁から上
向きに立壁を設け、この立壁でテープ2の内側を
カバーすることも考えられる。また、ダストカバ
ー30はポケツト29の開閉だけを行い、前蓋2
0のロツクやテープ端検出用透孔60の開閉など
はそれぞれ別々に行つてもよいことは言うまでも
ない。
また、テープカートリツジの小型化を図る場合
に、前記ポケツト29とは別にテープ端検出用透
孔60を設けようとすると、両者29,60の間
が近接していて、ケース底壁4の強度が部分的に
落ちるし、設計上の余裕もなくなる場合がある。
そうした場合には、第17図に示すごとくポケツ
ト29および両透孔60,60を一連に形成し
て、ダストカバー30もそれに見合う形状にする
ことが望まれる。
に、前記ポケツト29とは別にテープ端検出用透
孔60を設けようとすると、両者29,60の間
が近接していて、ケース底壁4の強度が部分的に
落ちるし、設計上の余裕もなくなる場合がある。
そうした場合には、第17図に示すごとくポケツ
ト29および両透孔60,60を一連に形成し
て、ダストカバー30もそれに見合う形状にする
ことが望まれる。
以上説明したように、この発明によれば本体ケ
ース1の底壁4にダストカバー30を前後方向に
進退摺動自在に装着し、不使用時には常にダスト
カバー30が前方に進出してポケツト29の開口
下面をほぼ全面的に閉じるものとした。したがつ
て、ポケツト29にこれの開口下面から塵埃が侵
入することを確実に防止でき、かつ指先や他物が
入つてテープを傷つけることもよく防止できる。
そして、デツキへの装填時にはダストカバー30
が後方に退入摺動するものとしたので、ダストカ
バー30がこの作動時にケース前面に導出せるテ
ープ2に一切接当干渉することがなく、またケー
ス外にはみ出し突出することもない。このよう
に、ダストカバー30を前後方向に直線摺動させ
る形態では揺動形式のものとなり、作動が確実で
機構も簡略化できる利点を有する。
ース1の底壁4にダストカバー30を前後方向に
進退摺動自在に装着し、不使用時には常にダスト
カバー30が前方に進出してポケツト29の開口
下面をほぼ全面的に閉じるものとした。したがつ
て、ポケツト29にこれの開口下面から塵埃が侵
入することを確実に防止でき、かつ指先や他物が
入つてテープを傷つけることもよく防止できる。
そして、デツキへの装填時にはダストカバー30
が後方に退入摺動するものとしたので、ダストカ
バー30がこの作動時にケース前面に導出せるテ
ープ2に一切接当干渉することがなく、またケー
ス外にはみ出し突出することもない。このよう
に、ダストカバー30を前後方向に直線摺動させ
る形態では揺動形式のものとなり、作動が確実で
機構も簡略化できる利点を有する。
とくにダストカバー30は本体ケース1の底壁
4の内面上に装着したうえで、ダストカバー30
の上面の左右端にガイドリブ41,42をそれぞ
れ立ち上け形成する。かくして該ガイドリブ4
1,42が本体ケース1の左右側壁25,25に
沿うようにしたので、この案内作用でダストカバ
ー30が前後摺動時に左右方向へ位置ずれするこ
とがない。しかも、各ガイドリブ41,42の上
端縁は本体ケース1の上壁6の内面に達して摺接
するようにしてあるから、本体ケース1の底壁4
上に装着したダストカバー30は上下方向にガタ
つくこともなく、これら相まつてダストカバー3
0を突つ掛かることなく前後方向へ円滑に摺動さ
せて、作動の確実性を期すことができる。
4の内面上に装着したうえで、ダストカバー30
の上面の左右端にガイドリブ41,42をそれぞ
れ立ち上け形成する。かくして該ガイドリブ4
1,42が本体ケース1の左右側壁25,25に
沿うようにしたので、この案内作用でダストカバ
ー30が前後摺動時に左右方向へ位置ずれするこ
とがない。しかも、各ガイドリブ41,42の上
端縁は本体ケース1の上壁6の内面に達して摺接
するようにしてあるから、本体ケース1の底壁4
上に装着したダストカバー30は上下方向にガタ
つくこともなく、これら相まつてダストカバー3
0を突つ掛かることなく前後方向へ円滑に摺動さ
せて、作動の確実性を期すことができる。
第1図ないし第16図は本発明に係るテープカ
ートリツジの第1実施例を示しており、第1図は
全体の斜視図、第2図は上ケースを外した状態で
の内部構造を示す全体平面図、第3図は底面図、
第4図は一部を破断した右側面図、第5図は第2
図におけるA−A線断面図、第6図はダストカバ
ーの斜視図、第7図は要部の縦断正面図、第8図
は第2図におけるB−B線断面図、第9図は前蓋
のロツク手段を示す一部破断の右側面図である。
第10図ないし第12図はテープ端検出手段を示
しており、第10図はテープ端検出用透孔がダス
トカバーで閉じられている状態での部分拡大平面
図、第11図はテープ端検出用透孔が開いた状態
での部分拡大平面図、第12図は第11図におけ
るC−C線断面図である。第13図ないし第15
図はハブ回り止め手段を例示しており、第13図
は平面図、第14図は第13図におけるD−D線
断面図、第15図は第13図におけるE−E線断
面図である。第16図は誤消去防止手段を示す部
分拡大の後面図である。第17図は本発明の別実
施例を示す要部の平面図である。 1……本体ケース、4……本体ケースの底壁、
6……本体ケースの上壁、20……前蓋、29…
…ポケツト、30……ダストカバー。
ートリツジの第1実施例を示しており、第1図は
全体の斜視図、第2図は上ケースを外した状態で
の内部構造を示す全体平面図、第3図は底面図、
第4図は一部を破断した右側面図、第5図は第2
図におけるA−A線断面図、第6図はダストカバ
ーの斜視図、第7図は要部の縦断正面図、第8図
は第2図におけるB−B線断面図、第9図は前蓋
のロツク手段を示す一部破断の右側面図である。
第10図ないし第12図はテープ端検出手段を示
しており、第10図はテープ端検出用透孔がダス
トカバーで閉じられている状態での部分拡大平面
図、第11図はテープ端検出用透孔が開いた状態
での部分拡大平面図、第12図は第11図におけ
るC−C線断面図である。第13図ないし第15
図はハブ回り止め手段を例示しており、第13図
は平面図、第14図は第13図におけるD−D線
断面図、第15図は第13図におけるE−E線断
面図である。第16図は誤消去防止手段を示す部
分拡大の後面図である。第17図は本発明の別実
施例を示す要部の平面図である。 1……本体ケース、4……本体ケースの底壁、
6……本体ケースの上壁、20……前蓋、29…
…ポケツト、30……ダストカバー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 本体ケース1の前面にテープローデイング用
のポケツト29を有するテープカートリツジにお
いて、 本体ケース1の底壁4の内面上にダストカバー
30をこれがポケツト29の開口下面を閉じる前
方への突出姿勢とポケツト29の開口下面を開放
状態にする後方への退入姿勢とにわたつて前後方
向に進退摺動自在に装着してあり、 ダストカバー30の上面の左右端には、本体ケ
ース1の左右側壁25,25の内面にそれぞれ前
後摺動自在に沿うガイドリブ41,42を設けて
あり、 各ガイドリブ41,42は、その上端縁が本体
ケース1の上壁6の内面にそれぞれ摺接するよう
立ち上げ形成してあり、 ダストカバー30を突出姿勢に摺動付勢する手
段を備えていることを特徴とするテープカートリ
ツジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23842683A JPS60129985A (ja) | 1983-12-17 | 1983-12-17 | テ−プカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23842683A JPS60129985A (ja) | 1983-12-17 | 1983-12-17 | テ−プカ−トリツジ |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6754290A Division JPH02270179A (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | テープカートリッジ |
JP2067543A Division JPH0632188B2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | テープカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60129985A JPS60129985A (ja) | 1985-07-11 |
JPH0552595B2 true JPH0552595B2 (ja) | 1993-08-05 |
Family
ID=17030029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23842683A Granted JPS60129985A (ja) | 1983-12-17 | 1983-12-17 | テ−プカ−トリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60129985A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60187982A (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-25 | Sony Corp | テ−プカセット |
NL8401028A (nl) * | 1984-04-02 | 1985-11-01 | Philips Nv | Magneetbandcassette. |
JPS6148487U (ja) * | 1984-09-04 | 1986-04-01 | ||
JPH0718074Y2 (ja) * | 1984-10-01 | 1995-04-26 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気テ−プカセット |
JPS63100686A (ja) * | 1987-10-02 | 1988-05-02 | Sony Corp | テープカセット |
JP3606717B2 (ja) * | 1997-09-11 | 2005-01-05 | 富士写真フイルム株式会社 | テープカセット |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6017114Y2 (ja) * | 1981-03-09 | 1985-05-27 | ソニー株式会社 | テ−プカセツト |
-
1983
- 1983-12-17 JP JP23842683A patent/JPS60129985A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60129985A (ja) | 1985-07-11 |
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