JPS6013550B2 - 固体撮像装置の雑音除去回路 - Google Patents
固体撮像装置の雑音除去回路Info
- Publication number
- JPS6013550B2 JPS6013550B2 JP52006657A JP665777A JPS6013550B2 JP S6013550 B2 JPS6013550 B2 JP S6013550B2 JP 52006657 A JP52006657 A JP 52006657A JP 665777 A JP665777 A JP 665777A JP S6013550 B2 JPS6013550 B2 JP S6013550B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory
- memory element
- solid
- circuit
- crystal defect
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
CCD等のように半導体を用いた固体猿像装置が提案さ
れている。
れている。
CCDの場合には構造としてはシリコンの半導体基体の
一面にSiQ層を形成し、その上に電極を一定間隔に形
成し、この電極被着側或いはこれとは反対側より像を光
学的に投影して半導体素子の各電極下の部分に電荷を蓄
積しこの蓄積された信号を電極に与えるクロツクパルス
によって順次転送して読み出すようになっている。
一面にSiQ層を形成し、その上に電極を一定間隔に形
成し、この電極被着側或いはこれとは反対側より像を光
学的に投影して半導体素子の各電極下の部分に電荷を蓄
積しこの蓄積された信号を電極に与えるクロツクパルス
によって順次転送して読み出すようになっている。
このような半導体を用いた固体撮像装置では半導体の結
晶を一定の面積に亘つて均一に形成することが一般に難
しく局部的に結晶欠陥が生じ、この結晶欠陥がある部分
では熱的な原因によって露荷が発生し易くなるので、階
電流がこの部分で他の部分に比べて異常に大きくなる煩
向がある。
晶を一定の面積に亘つて均一に形成することが一般に難
しく局部的に結晶欠陥が生じ、この結晶欠陥がある部分
では熱的な原因によって露荷が発生し易くなるので、階
電流がこの部分で他の部分に比べて異常に大きくなる煩
向がある。
このため像を投影して上述のように信号を読み出したと
き暗電流が異常に大きい所ではノイズが発生する。従っ
て、第1図で示すように映像信号So中に白レベルより
も大きなノイズNが混入し再生画面上に写し出したとき
にはこのノイズNが目につき易いものとなる。ノイズN
を除去する一つの方法としては半導体基体の結晶欠陥部
分を予めメモリ回路に記憶させておき、このメモリ出力
にて園体撮像体から得られる撮像出力を制御すればよい
。
き暗電流が異常に大きい所ではノイズが発生する。従っ
て、第1図で示すように映像信号So中に白レベルより
も大きなノイズNが混入し再生画面上に写し出したとき
にはこのノイズNが目につき易いものとなる。ノイズN
を除去する一つの方法としては半導体基体の結晶欠陥部
分を予めメモリ回路に記憶させておき、このメモリ出力
にて園体撮像体から得られる撮像出力を制御すればよい
。
第2図はその一例を示すものであって、端子3に供給さ
れる駆動パルスにてメモリ回路2をCCDIと同期して
駆動するように成し、メモリ出力SNを用いて撮像出力
Soの伝送路上に介在されたサンプリングホールド回路
4に供給されるサンプリングパルスPsを制御すればよ
い。
れる駆動パルスにてメモリ回路2をCCDIと同期して
駆動するように成し、メモリ出力SNを用いて撮像出力
Soの伝送路上に介在されたサンプリングホールド回路
4に供給されるサンプリングパルスPsを制御すればよ
い。
この例ではアンド回路5を設け、メモリ出力SMとサン
プリングパルスPsとのアンド出力Ps。にてサンプリ
ングホールド回路4を駆動するようにしている。結晶欠
陥のある部分に対応したメモリ出力SMを例えば論理“
0”とした場合、このメモリ出力SMが得られたときに
はサンプリングパルスPsoは得られず、結局その前の
サンプリング値がそのまま引続きホールドされた出力が
端子7に得られることになる。従ってノイズレベルはサ
ンプリングされずその間の雑音Nが除去されるものであ
る。‐ところで、上述のメモリ回路2には結晶欠陥の有
無に対応した内容が記憶されているものであるが、この
メモリ内容は通常絵素毎における結晶欠陥の有無である
。
プリングパルスPsとのアンド出力Ps。にてサンプリ
ングホールド回路4を駆動するようにしている。結晶欠
陥のある部分に対応したメモリ出力SMを例えば論理“
0”とした場合、このメモリ出力SMが得られたときに
はサンプリングパルスPsoは得られず、結局その前の
サンプリング値がそのまま引続きホールドされた出力が
端子7に得られることになる。従ってノイズレベルはサ
ンプリングされずその間の雑音Nが除去されるものであ
る。‐ところで、上述のメモリ回路2には結晶欠陥の有
無に対応した内容が記憶されているものであるが、この
メモリ内容は通常絵素毎における結晶欠陥の有無である
。
従って、今仮に第3図で示すように水平方向にNHの絵
素数を有し、垂直方向にはNvの絵素数を有するような
CCDIを考えた場合、NH・Nv(ビット)のメモリ
容量を有したメモリ回路2を必要とする。通常のテレビ
画像と同一の画像を得ようとするにはN一が300〜5
0の固Nvが200〜30の固程度必要であるから、従
釆例では大容量のメモリ回路2を必要とする。そのため
、このように構成した場合にはメモリ回路2が高価とな
り、この種固体撮像装置を安価に提供し得ない欠点を有
する。
素数を有し、垂直方向にはNvの絵素数を有するような
CCDIを考えた場合、NH・Nv(ビット)のメモリ
容量を有したメモリ回路2を必要とする。通常のテレビ
画像と同一の画像を得ようとするにはN一が300〜5
0の固Nvが200〜30の固程度必要であるから、従
釆例では大容量のメモリ回路2を必要とする。そのため
、このように構成した場合にはメモリ回路2が高価とな
り、この種固体撮像装置を安価に提供し得ない欠点を有
する。
本発明はこのような点に鑑み、特に小容量のメモリ回路
を使用しても充分実用に供せしめ得るようにしたもので
ある。
を使用しても充分実用に供せしめ得るようにしたもので
ある。
即ち、本発明に於いてはメモリ回路2を第1のメモリ素
子Mvと第2のメモリ素子MMとで構成し、半導体素子
の垂直方向に存在する結晶欠陥部分の有無をこの第1の
メモリ素子Mvにて記憶すると共に、この結晶欠陥部分
を記憶した垂直方向に於けるその水平方向の結晶欠陥位
置を第2のメモリ素子MHにて記憶し、これら両メモリ
出力にて猿像出力S。
子Mvと第2のメモリ素子MMとで構成し、半導体素子
の垂直方向に存在する結晶欠陥部分の有無をこの第1の
メモリ素子Mvにて記憶すると共に、この結晶欠陥部分
を記憶した垂直方向に於けるその水平方向の結晶欠陥位
置を第2のメモリ素子MHにて記憶し、これら両メモリ
出力にて猿像出力S。
を制御するようにしたものである。つまり第1のメモリ
素子Mvに複数の水平走査線上に対応する水平走査線位
置に結晶欠陥が有るか無いかを記憶させる。これに対し
、第2のメモリ素子MHには第1のメモリ素子Mvで記
憶された出力のうちで特に結晶欠陥のある水平走査線と
して記憶された水平走査線に於ける欠陥情報を絵素毎に
記憶させるようにしたものである。そのため第1のメモ
リ素子MHは水平走査線の数だけビット数が要る。
素子Mvに複数の水平走査線上に対応する水平走査線位
置に結晶欠陥が有るか無いかを記憶させる。これに対し
、第2のメモリ素子MHには第1のメモリ素子Mvで記
憶された出力のうちで特に結晶欠陥のある水平走査線と
して記憶された水平走査線に於ける欠陥情報を絵素毎に
記憶させるようにしたものである。そのため第1のメモ
リ素子MHは水平走査線の数だけビット数が要る。
即ちMvビットのメモリ素子である。これに対し、第2
のメモリ素子MHは製品(固体カメラ)として許容し得
る最大結晶欠陥数Noにて決まる。つまりMHビットの
単位メモリがN。本必要となる。ただし同一水平走査線
に数個の結晶欠陥が存在する場合にはそれだけ単位メモ
リの数Moは少なくなるが、実際の結晶欠陥数とは係り
なく最大結晶欠陥数Noだけ単位メモリとして用意して
おいても勿論差し支いない。以下本発明による雑音除去
回路の一例を詳細に説明するも、説明の便宜上本例では
第4図で示すようなCCDIを考える。即ち説明の便宜
上水平方向には7個の絵素数が存在し垂直方向は5個の
絵素が存在するようなCCDを考慮する。そして図に示
す符号“1’’は結晶欠陥が存在する個所を便宜的に示
してある。又以下説明する例では奇数、偶数フィールド
を区別せず説明してある。そして水平走査線をVo〜V
4で表わし、同様に水平方向に於ける絵素の位置を比〜
日6で表わす。第4図に示すCCDの場合では合計3個
の結晶欠陥が存在する場合である。従ってこの結晶欠陥
の状態を記憶させるには次のようにすればよい。先ず第
5図Aで示すように第1のメモリ素子(この例ではRO
M)Mvとして水平走査線数だけのビット数のメモリ素
子を用意する。この例に於いては5ビットである。結晶
欠陥がある部分は論理“1”として記憶させるものとす
ればVo〜V4の各水平走査線に対応したメモリ内容は
同図Aの如くなる。一方第2のメモリ素子(ROM)M
Hは結晶欠陥の存在する部分の欠陥情報のみ記憶させる
ものであるから、この例に於いては第2水平走査線V,
と、第4水平走査線V3に夫々結晶欠陥が存在するため
合計2個の単位メモリM,,M2を用意すればよい。
のメモリ素子MHは製品(固体カメラ)として許容し得
る最大結晶欠陥数Noにて決まる。つまりMHビットの
単位メモリがN。本必要となる。ただし同一水平走査線
に数個の結晶欠陥が存在する場合にはそれだけ単位メモ
リの数Moは少なくなるが、実際の結晶欠陥数とは係り
なく最大結晶欠陥数Noだけ単位メモリとして用意して
おいても勿論差し支いない。以下本発明による雑音除去
回路の一例を詳細に説明するも、説明の便宜上本例では
第4図で示すようなCCDIを考える。即ち説明の便宜
上水平方向には7個の絵素数が存在し垂直方向は5個の
絵素が存在するようなCCDを考慮する。そして図に示
す符号“1’’は結晶欠陥が存在する個所を便宜的に示
してある。又以下説明する例では奇数、偶数フィールド
を区別せず説明してある。そして水平走査線をVo〜V
4で表わし、同様に水平方向に於ける絵素の位置を比〜
日6で表わす。第4図に示すCCDの場合では合計3個
の結晶欠陥が存在する場合である。従ってこの結晶欠陥
の状態を記憶させるには次のようにすればよい。先ず第
5図Aで示すように第1のメモリ素子(この例ではRO
M)Mvとして水平走査線数だけのビット数のメモリ素
子を用意する。この例に於いては5ビットである。結晶
欠陥がある部分は論理“1”として記憶させるものとす
ればVo〜V4の各水平走査線に対応したメモリ内容は
同図Aの如くなる。一方第2のメモリ素子(ROM)M
Hは結晶欠陥の存在する部分の欠陥情報のみ記憶させる
ものであるから、この例に於いては第2水平走査線V,
と、第4水平走査線V3に夫々結晶欠陥が存在するため
合計2個の単位メモリM,,M2を用意すればよい。
単位メモリM,には第2水平走査線V.に相当する水平
走査方向に於ける絵素毎の結晶欠陥の有無が第1のメモ
リ素子Mvに記憶したと同様の方法にて記憶される。こ
の例では2番目の絵素H,に結晶欠陥が存在するため単
位メモリM,には第5図Bで示すような内容が記憶され
る。同様に次の単位メモリM2は水平走査方向に向って
合計2個の結晶欠陥が存在するため図のような内容で順
次記憶されるものである。第6図はこのように構成され
た第1及び第2のメモリ素子Mv,MHを夫々駆動する
ための回路系である。
走査方向に於ける絵素毎の結晶欠陥の有無が第1のメモ
リ素子Mvに記憶したと同様の方法にて記憶される。こ
の例では2番目の絵素H,に結晶欠陥が存在するため単
位メモリM,には第5図Bで示すような内容が記憶され
る。同様に次の単位メモリM2は水平走査方向に向って
合計2個の結晶欠陥が存在するため図のような内容で順
次記憶されるものである。第6図はこのように構成され
た第1及び第2のメモリ素子Mv,MHを夫々駆動する
ための回路系である。
図に於て2は被写体、3は光学系である。そして10は
第1のメモリ素子Mvを駆動するためのアドレスカウン
タ、同様に11は第2のメモリ素子MHを駆動するため
のアドレスカウンタである。アドレスカウンタ10はそ
のカウントアップ/ぐルスとして水平同期信号HDに同
期した駆動パルスPH(第7図B参照)が供給されると
共に、リセットパルスとして垂直同期信号VD(第7図
A)が夫々供給される。
第1のメモリ素子Mvを駆動するためのアドレスカウン
タ、同様に11は第2のメモリ素子MHを駆動するため
のアドレスカウンタである。アドレスカウンタ10はそ
のカウントアップ/ぐルスとして水平同期信号HDに同
期した駆動パルスPH(第7図B参照)が供給されると
共に、リセットパルスとして垂直同期信号VD(第7図
A)が夫々供給される。
駆動パルスPHの供給によって第1のメモリ素子Mvは
1水平走査婦間毎に順次その内容が出力されるから、第
T図Cで示すような内容の出力が順次得られる。結晶欠
陥が存在する部分に対応したメモリ出力SMvは上述し
たように論理“1”として書き込まれている関係上この
第1のメモリ素子Mvかち得られるメモリ内容を信号的
に書き表わしたならば第7図Dで示すようになる。ここ
でアドレスカウンタ10を駆動するパルスPHとメモリ
出力SMvとの間にはヶvなる時間遅れがある。
1水平走査婦間毎に順次その内容が出力されるから、第
T図Cで示すような内容の出力が順次得られる。結晶欠
陥が存在する部分に対応したメモリ出力SMvは上述し
たように論理“1”として書き込まれている関係上この
第1のメモリ素子Mvかち得られるメモリ内容を信号的
に書き表わしたならば第7図Dで示すようになる。ここ
でアドレスカウンタ10を駆動するパルスPHとメモリ
出力SMvとの間にはヶvなる時間遅れがある。
メモリ出力SNvと駆動パルスPHとはアンド回路12
に供給され、そのァンド出力P?(第7図E)は第2の
メモリ素子MHに設けられたアドレスカウンタ11に対
するトリガパルス(カウントアップパルス)として供給
される。
に供給され、そのァンド出力P?(第7図E)は第2の
メモリ素子MHに設けられたアドレスカウンタ11に対
するトリガパルス(カウントアップパルス)として供給
される。
従って第2のメモリ素子MHに設けられたシフトレジス
タ14にはトリガパルスPTの供給によって、その内容
が変わる。最初のトリガパルスP7が得られればそれよ
り応答時間7日だけ遅れて第7図Fで示すようなメモリ
内容がシフトレジスタ14に供V給されるものである。
従ってシフトレジスタ14に対し、CCD2の水平シフ
トレジス外こ供給されるサンプリングパルスに同期した
パルスPsを供給すれば、そのサンプリングパルスPs
の供給状態に応じてメモリ出力SMHが順次読み出され
るものである。続いて、第1のメモリ素子Mvのメモリ
出力SNvの供給されているナンド回路16にはメモリ
出力SMHが供給され、それがためメモリ出力SMHは
第7図で示すように期間T・,Lのみ出力される。
タ14にはトリガパルスPTの供給によって、その内容
が変わる。最初のトリガパルスP7が得られればそれよ
り応答時間7日だけ遅れて第7図Fで示すようなメモリ
内容がシフトレジスタ14に供V給されるものである。
従ってシフトレジスタ14に対し、CCD2の水平シフ
トレジス外こ供給されるサンプリングパルスに同期した
パルスPsを供給すれば、そのサンプリングパルスPs
の供給状態に応じてメモリ出力SMHが順次読み出され
るものである。続いて、第1のメモリ素子Mvのメモリ
出力SNvの供給されているナンド回路16にはメモリ
出力SMHが供給され、それがためメモリ出力SMHは
第7図で示すように期間T・,Lのみ出力される。
メモリ出力SMは第5図Bの論理内容であり、期間T,
に於ては第7図日で示すようなメモリ出力SM,となる
。同様に期間T2に於いてはSM2のメモリ出力が得ら
れるからナンド出力は第7図1のようになる。このナン
ド出力SMHはサンプリングパルスPsを遅延回路17
にて所定時間だけ遅延したパルスPs′と共に第2図で
示したアンド回路5に供給される。そのため第7図1で
示すように論理化0”のメモリ出力SN,又はSM2が
得られた時点に於いてはサンプリングパルスPsoが得
られず、その時点ではサンプリング動作が行われない。
結局従来と同様結晶欠陥の存在する部分に対応した撮像
出力中より雑音パルスNを除去することができるもので
ある。以上説明したように本発明に於いてはメモリ回路
として第1及び第2のメモリ素子Mv,MNを用意し一
方のメモリ素子Mvには水平走査線上に対応する水平走
査位置の結晶欠陥の有無を記憶させると共に、第2のメ
モリ素子MHに於いては結晶欠陥の存在する水平走査線
上の欠陥情報のみを記憶させるようにしたものであるか
ら、メモリ容量の大中な削減を図りうる大なる特徴を有
する。
に於ては第7図日で示すようなメモリ出力SM,となる
。同様に期間T2に於いてはSM2のメモリ出力が得ら
れるからナンド出力は第7図1のようになる。このナン
ド出力SMHはサンプリングパルスPsを遅延回路17
にて所定時間だけ遅延したパルスPs′と共に第2図で
示したアンド回路5に供給される。そのため第7図1で
示すように論理化0”のメモリ出力SN,又はSM2が
得られた時点に於いてはサンプリングパルスPsoが得
られず、その時点ではサンプリング動作が行われない。
結局従来と同様結晶欠陥の存在する部分に対応した撮像
出力中より雑音パルスNを除去することができるもので
ある。以上説明したように本発明に於いてはメモリ回路
として第1及び第2のメモリ素子Mv,MNを用意し一
方のメモリ素子Mvには水平走査線上に対応する水平走
査位置の結晶欠陥の有無を記憶させると共に、第2のメ
モリ素子MHに於いては結晶欠陥の存在する水平走査線
上の欠陥情報のみを記憶させるようにしたものであるか
ら、メモリ容量の大中な削減を図りうる大なる特徴を有
する。
このように小容量のメモリ素子にても充分裏用になると
いうことはこの種固体綾像装魔を極めて安価に礎成し得
る実益を伴うものである。特にこの種団体撮像装置をカ
ラーの綾像菱魔として構成する場合に於いては例えばR
、G、8の3色に夫々対応して同機な回路構成をとる必
要があるため、その場合に於いては結晶欠陥を記憶する
ためのメモリ回路も当然3個必要とする。依ってこのよ
うなカラー固体撮像装置に於いて本発明の雑音除去回路
を適用したならばその効果は顕著に現われるものである
。ところで上述した実施例に於いて第2のメモリ素子M
けには水平方向の結晶欠陥に対応して絵素毎にその有無
を記憶させるようにした場合であるが、水平方向の位置
をコ−ド化し、結晶欠陥の存在する番地を記憶させるよ
うにしても勿論差支えない。
いうことはこの種固体綾像装魔を極めて安価に礎成し得
る実益を伴うものである。特にこの種団体撮像装置をカ
ラーの綾像菱魔として構成する場合に於いては例えばR
、G、8の3色に夫々対応して同機な回路構成をとる必
要があるため、その場合に於いては結晶欠陥を記憶する
ためのメモリ回路も当然3個必要とする。依ってこのよ
うなカラー固体撮像装置に於いて本発明の雑音除去回路
を適用したならばその効果は顕著に現われるものである
。ところで上述した実施例に於いて第2のメモリ素子M
けには水平方向の結晶欠陥に対応して絵素毎にその有無
を記憶させるようにした場合であるが、水平方向の位置
をコ−ド化し、結晶欠陥の存在する番地を記憶させるよ
うにしても勿論差支えない。
水平絵素数NHが50M固程度のものを仮りに想定した
場合には、これら50の固の水平走査位置をコード化す
るに必要なビット数は9ビット程度になる。この構成に
よれば最大結晶欠陥数Noを例えば20風こした場合で
も、全容量は卵。ビット程度であるから、上述の実施例
よりも更にメモリ容量の大中な低減を図ることができる
。又、上述した実施例は第1のメモリ素子MvをCCD
に於ける水平走査線に対応した水平走査位置の結晶欠陥
の有無を記憶するための素子として使用した例であるが
、これとは全く逆に構成しても勿論可能である。
場合には、これら50の固の水平走査位置をコード化す
るに必要なビット数は9ビット程度になる。この構成に
よれば最大結晶欠陥数Noを例えば20風こした場合で
も、全容量は卵。ビット程度であるから、上述の実施例
よりも更にメモリ容量の大中な低減を図ることができる
。又、上述した実施例は第1のメモリ素子MvをCCD
に於ける水平走査線に対応した水平走査位置の結晶欠陥
の有無を記憶するための素子として使用した例であるが
、これとは全く逆に構成しても勿論可能である。
即ち水平走査方向に於ける各給素に対応してその結晶欠
陥の有無をこの第1のメモリ素子Mvにて記憶し、同様
に垂直走査方向に於ける結晶欠陥の位置を第2のメモリ
素子MHにて記憶するようにしても勿論可能である。又
、上例では1ワ−ドNHビットの単位メモリをNo個用
いて第2のメモリ素子MHを構成したが、1ワードNo
ビットの単位メモリをNH個使用して第2のメモリ素子
MHを構成してもよい。メモリ素子MH, Mvは揮発
性、不揮発性を問わない。
陥の有無をこの第1のメモリ素子Mvにて記憶し、同様
に垂直走査方向に於ける結晶欠陥の位置を第2のメモリ
素子MHにて記憶するようにしても勿論可能である。又
、上例では1ワ−ドNHビットの単位メモリをNo個用
いて第2のメモリ素子MHを構成したが、1ワードNo
ビットの単位メモリをNH個使用して第2のメモリ素子
MHを構成してもよい。メモリ素子MH, Mvは揮発
性、不揮発性を問わない。
第1図は欠陥ノイズを含む映像信号の説明図、第2図は
固体撮像装置の雑音除去回路の一例を示す系統図、第3
図はCCDの要部の一例を示す構成図、第4図は本発明
の説明に供する図、第5図は本発明に於いて使用する第
1及び第2のメモリ素子の一例を示す構成図、第6図は
本発明による固体綾像装置の雑音除去回路の一例を示す
系統図、第7図はその動作説明に供する波形図である。 1は固体撮像体(CCD)、4はサンプリングホールド
回路、2はメモリ回路、Mvは第1のメモリ素子、MH
は第2のメモリ素子である。第1図 第2図 第3図 第4図 第5図A 第5図B 第6図 第7図
固体撮像装置の雑音除去回路の一例を示す系統図、第3
図はCCDの要部の一例を示す構成図、第4図は本発明
の説明に供する図、第5図は本発明に於いて使用する第
1及び第2のメモリ素子の一例を示す構成図、第6図は
本発明による固体綾像装置の雑音除去回路の一例を示す
系統図、第7図はその動作説明に供する波形図である。 1は固体撮像体(CCD)、4はサンプリングホールド
回路、2はメモリ回路、Mvは第1のメモリ素子、MH
は第2のメモリ素子である。第1図 第2図 第3図 第4図 第5図A 第5図B 第6図 第7図
Claims (1)
- 1 半導体素子よりなる固体撮像体と、上記半導体素子
の結晶欠陥部分を記憶するメモリ回路とを有し、このメ
モリ回路は第1及び第2のメモリ素子からなり、上記半
導体素子の垂直方向(又は水平方向:以下同じ)に存在
する上記結晶欠陥部分の有無を上記第1のメモリ素子に
て記憶し、上記結晶欠陥部分を記憶した位置に於けるそ
の水平方向の結晶欠陥位置を上記第2のメモリ素子にて
記憶し、これら両メモリ出力にて上記固体撮像体より得
られる撮像出力を制御することにより上記撮像出力中よ
り上記結晶欠陥に基づく雑音成分を除去するようにした
ことを特徴とする固体撮像装置の雑音除去回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52006657A JPS6013550B2 (ja) | 1977-01-24 | 1977-01-24 | 固体撮像装置の雑音除去回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52006657A JPS6013550B2 (ja) | 1977-01-24 | 1977-01-24 | 固体撮像装置の雑音除去回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5391623A JPS5391623A (en) | 1978-08-11 |
JPS6013550B2 true JPS6013550B2 (ja) | 1985-04-08 |
Family
ID=11644439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52006657A Expired JPS6013550B2 (ja) | 1977-01-24 | 1977-01-24 | 固体撮像装置の雑音除去回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013550B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS638742U (ja) * | 1986-07-04 | 1988-01-21 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6070880A (ja) * | 1983-09-27 | 1985-04-22 | Sharp Corp | 固体撮像素子の欠陥補償回路 |
-
1977
- 1977-01-24 JP JP52006657A patent/JPS6013550B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS638742U (ja) * | 1986-07-04 | 1988-01-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5391623A (en) | 1978-08-11 |
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