JPS601352Y2 - プレスブレ−キにおける安全装置 - Google Patents

プレスブレ−キにおける安全装置

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Publication number
JPS601352Y2
JPS601352Y2 JP17774879U JP17774879U JPS601352Y2 JP S601352 Y2 JPS601352 Y2 JP S601352Y2 JP 17774879 U JP17774879 U JP 17774879U JP 17774879 U JP17774879 U JP 17774879U JP S601352 Y2 JPS601352 Y2 JP S601352Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
reflector
light sensor
apron
lower mold
safety device
Prior art date
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Expired
Application number
JP17774879U
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English (en)
Other versions
JPS5695696U (ja
Inventor
弘史 大成
英明 高橋
Original Assignee
株式会社 アマダ
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Publication date
Application filed by 株式会社 アマダ filed Critical 株式会社 アマダ
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Publication of JPS5695696U publication Critical patent/JPS5695696U/ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、プレスブレーキにおける光線式安全装置に
係わり、更に詳しくは、上部エプロンの両側部にライト
センサと、第1リフレクタを夫々対向して設けるととも
に、下部エプロンのライトセンサ側に、第2リフレクタ
を設けて、下部金型が光線を遮光するのを防止腰かつテ
ーブルのストローク全体は、光線で保護するようにした
プレスブレーキにおける安全装置に関するものである。
一般に、油圧プレス等において、加工の途中、すなわち
、順次加工が進行するに従い、板材が上方向、または下
方向に回動するような如き加工の場合(折曲げ以外でも
板押えを行ない加工することの不可能な加工、例えば深
絞り等)、板材を加工中、手等で保持する必要がある。
またケガキ線に合せて加工を行なう場合には、上部金型
と、下部金型を板材のケガキ線に合わせるべく、ごく近
くに接近する必要があり、その間、板材を手にて保持す
る必要がある。
このように、作業中に、上部金型と下部金型との間に、
作業者の手等が入る場合大怪我の原因となり、また極め
て危険であるため、作業中に上部金型、下部金型の間に
手等が入って場合、装置自体停止させたり、また手等が
入るのを未然に防止する安全装置が設けられていた。
従来、この種の安全装置は、数多く提案されており、例
えば特開昭52−36264号公報で開示されている如
く、上型と、下型との間に、複数の光電管を設け、順次
安全距離の範囲を限定する安全装置の場合は、各光軸ご
とに光軸を合わせる調整が必要であり、また安全無効の
為(光軸をさえぎっても安全装置が働かなく、安全距離
を限定する為)の信号が、光軸とは別の部分にあたるた
め、その位置調整が、前記各光軸と共に調整する必要が
あって、調整操作がきわめて困難であった。
また、実開昭53−73239号公報、実開昭53−7
3240号公報、及び実開昭52−10108涛公報等
に開示されている安全装置の場合は、長い上型を交換し
た場合に、無効信号(リミットスイッチ)と、光軸とに
非安全範囲が生ずるため、外部信号(リミットスイッチ
)にてラム停止、この他の非安全信号を出すものである
この場合は、下型の交換により下型の高さが低くなる場
合の考慮がなく、また通常上型の交換より、下型の交換
の方が大部分であり、安全装置としては不十分てあった
この考案は、かかる従来の諸問題に鑑み、これを有効に
解決したもので、上部エプロンにライトセンサと、第1
リフレクタと夫々対向して設けるとともに、下部エプロ
ンのライトセンサ側に、第2リフレクタを設けることに
より、安全範囲の調整が極めて容易なプレスブレーキに
おける安全装置を提供するものである。
また、この考案の他の目的は、上記のように構成するこ
とにより、安全装置は上部金型交換に無関係であり、ま
た下部金型交換時の調整が極めて容易であるプレスブレ
ーキにおける安全装置を提供するものである。
更に、この考案の他の目的は、ワークの左右方向への横
抜きが容易であるプレスブレーキにおける安全装置を提
供するものである。
以下、添付図面に基づいて、この考案の好適一実施例を
説明する。
第1図、第2図は、プレスブレーキ1における概略正面
図と、側面図を示し、このプレスブレーキ1は、下部エ
プロン3上に立設されたサイドフレーム5,5に、上部
エプロン7が支持されている。
前記サイドフレーム5,5に沿って昇降自在な下部エプ
ロン3上には、金型支持部材9を介して下部金型11が
設けられ、また上部エプロン7の下部には、複数の金型
支持部材13を介して上部金型15が吊設されている。
前記上部エプロン7の両端部並びに、下部エプロン3の
一側部には、ライトセンサ17、第1リフレクタ19、
及び第2リフレクタ21等から構成されるこの考案の光
線式安全装置23が設けられている。
前記上部エプロン7の一側部に設けられたライトセンサ
17は、支持杆25に沿って昇降かつ、位置調整自在に
取付けられ、また支持杆25の上端部は、上部エプロン
7の側壁へ、回転自在に取付けられたブラケット27に
、一体的に取付けられている。
また前記上部エプロン7の他側部に、前記ライトセンサ
17と対向して設けられた第1リフレクタ19は、支持
杆29に沿って昇降かつ、位置調整自在に取付けられ、
支持杆29は、上部エプロン7の側壁へ回転自在に取付
けられたブラケット31に、一体的に取付けられている
また、前記下部エプロン3のライトセンサ17を設けた
側の側部には、前述のようにライトセンサ17に対向し
て第2リフレクタ21が設けられている。
第2リフレクタ21は、支持杆33に沿って昇降かつ、
位置調整自在に取付けられ、支持杆33の基端部は、下
部エプロン3の側壁へ回転自在に取付けられたブラケッ
ト35に一体的に取付けられている。
また第2リフレクタ21の上端には、第4図に示すよう
にこの第2リフレクタ21の高さを調整する位置調整治
具37が、回転かつ、着脱自在に取付けられ、この位置
調整治具37の当接面には弾性部材39(または回転体
)が設けられている。
第2リフレクタ21の上端の高さは、下部金型11の上
面から約8rnJn程度高くするのが望ましく、これは
、一般に作業者の手、指等の厚さ等に相当するものであ
る。
次に、上記のような構成から成るこの考案の操作方法及
び作用について説明する。
先ず、上部エプロン7に取付けられているライトセンサ
17及び、第1リフレクタ19の高さを、ストローク全
体をカバーするように調整する。
この調整方法は、支持杆25.29に沿って、ライトセ
ンサ17及び、第1リフレクタ19を昇降させて、互い
に対向するように、つまり、光軸Pが完全に反射する位
置に調整する。
また、これと同時に、ワークWの折り曲げ中心Xから光
軸Pまでの距shを調整する。
即ち作業者の指や手等がはさまれない距離を安全離隔距
離より大きく設定する。
次に、下部エプロン3に設けられている第2リフレクタ
21を、支持杆33に沿って上下位置を調整する。
この第2リフレクタ21の上端部の高さ位置は、前述の
ように、作業者等の手や指等の厚さに対応して、前記位
置調整治具37を介して、下部金型11の上面から約8
7ML程度高く設定する。
この第2リフレクタ21と、下部金型11との高さ調整
の場合に、下部金型11は、一般に横方向から挿入する
ものであるため、第2リフレクタ21の上部に回転かつ
固定自在に設けられた前記位置調整治具37を、下部金
型挿入時に、その下面の弾性部材39に接触または、跳
ね上げ挿入することにより、安全距離を正確に求めるこ
とができる。
また接触、跳ね上げの確認が困難な場合には、近接スイ
ッチ、その他の電気信号により下部金型交換安全距離設
定準備完了の信号を出力することも可能である。
以上のように、ライトセンサ17及び第1、第2リフレ
クタ19.21の各位置を調整することにより、下部エ
プロン3がいかなる位置にあろうとも、下部金型11上
の8rrrytの域を除いて、ストローク全体Hが常に
光軸Pでカバーされることになり、従って指や手等が光
軸Pを遮光すると、下部エプロン3は図示しない作動制
御装置を介して即時停止する。
次に、具体的な作用について説明する。
まず、下部金型11の上昇信号(例えばフートペタ゛ル
)が与えられるまでは、光線式安全装置23は無効(作
動しない)となり、光軸Pを遮光しても無関係であり、
この時に、下部金型11上にワークWを載置する。
このような状態から、図示しない作動制御装置を操作し
て、プレスブレーキ1に、下部金型11の上昇信号を出
力すると、光線式安全装置23は有効(作動する)とな
る。
そして、下部金型11の上昇に伴なって、第2リフレク
タ21も上昇し、下部金型11より、作業者の手や指等
が入る事の不可能な距離(安全距離)までは、常にライ
トセンサ17は第2リフレクタ21より光線を受けて、
危険信号を出すことがなく、作業が容易に行なえる。
そして、更に、上下金型15.13がワークWを折り曲
げ始めると、圧力信号、その他の信号により前記作動制
御装置からの指令を受けて光線式安全装置23が無効と
なり、ワークWが折り曲がり、光軸を遮光しても無関係
に作業を推行することができる。
また、ワークWの曲げ加工完了後は、下部金型11の下
降信号により、元の状態に復帰する。
以上のような操作を繰返し行なうことによって、安全に
、しかも確実にプレス加工を行なうことができる。
またワークWをライトセンサ17側に横抜きする場合に
は、ライトセンサ17を、支持杆25、ブラケット27
を介して、電気的または油圧的手段により回転すること
により、ワークWの挿入位置と邪魔にならない位置に簡
単に回転することができる。
またこの場合は、ワークWが折り曲げられているため、
第2リフレクタ21に干渉することはない。
また第1リフレクタ19側に、ワークWを引き抜く場合
にも同様に回転することにより行なう。
更にワークWを横方向から挿入する場合に、第2)リフ
レクタ21が干渉する場合も同様に回転することにより
行なうものである。
なお、上記の実施例は、下部金型11が昇降する形式の
プレスブレーキ1について説明したが、上部金型15が
昇降する形式のプレスブレーキ11にも実施することが
できることは勿論である。
この考案は、上記のように、上部エプロン7の両側部に
、回転かつ上下位置調整自在なライトセンサ17と、第
1リフレクタ19とを夫々対向して設けるとともに、下
部エプロン3のライトセンサ17側に、第2リフレクタ
21を回転かつ上下位置調整自在に設けて構成したため
、以下のような優れた効果を奏するものである。
■ 従来装置のようにリミットスイッチ等を使用せずに
、安全範囲の調整を容易に行なうことができる。
■ ライトセンサ17、第1、第2リフレクタ19.2
1は、回転自在に構成されているため、下部金型交換時
の調整、並びに、横方向からのワークWの出し入れが極
めて簡単に行なうことができる。
■ また第2リフレクタ21がライトセンサ17と常に
対向腰下部金型11とともに常に昇降して、作業者の手
、指等を保護するために、プレス作業の安全性を著しく
高めることができる。
なお、この考案は、上記の実施例に限定されず他の実施
態様により行なうことも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はプレスブレーキの概略正面図、第2図は第1図
の側面図、第3図は第1図のI−III矢視拡大平面図
、第4図は位置調整治具の説明図、第5図は作用説明図
である。 図面中に表わされた主要な符号の説明、3・・・・・・
下部エプロン、7・・・・・・上部エプロン、17・・
・・・・うイトセンサ、 19・・・・・・第1リフレクタ、 21・・・・・・ 第2リフレクタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部エプロン7の両側部に、位置調整自在なライトセン
    サ17と、第1リフレクタ19とを、夫々対向して設け
    、前記上部エプロン7の下方に設けられた下部エプロン
    3の、前記ライトセンサ17側に、このライトセンサ1
    7と対向して、位置調整自在な第2リフレクタ21を設
    けたことを特徴とするプレスブレーキにおける安全装置
JP17774879U 1979-12-24 1979-12-24 プレスブレ−キにおける安全装置 Expired JPS601352Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17774879U JPS601352Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24 プレスブレ−キにおける安全装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17774879U JPS601352Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24 プレスブレ−キにおける安全装置

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Publication Number Publication Date
JPS5695696U JPS5695696U (ja) 1981-07-29
JPS601352Y2 true JPS601352Y2 (ja) 1985-01-16

Family

ID=29688318

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JP17774879U Expired JPS601352Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24 プレスブレ−キにおける安全装置

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