JPH04147719A - 板材加工装置 - Google Patents
板材加工装置Info
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- JPH04147719A JPH04147719A JP27243690A JP27243690A JPH04147719A JP H04147719 A JPH04147719 A JP H04147719A JP 27243690 A JP27243690 A JP 27243690A JP 27243690 A JP27243690 A JP 27243690A JP H04147719 A JPH04147719 A JP H04147719A
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- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 claims abstract description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
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- Control Of Presses (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は板材加工装置に関する。
(従来の技術)
プレスブレーキや形鋼加工機など板材加工装置には、板
材を工具に対してサーボ位置決めするための位置決めゲ
ージが設けられている。
材を工具に対してサーボ位置決めするための位置決めゲ
ージが設けられている。
例えば、プレスブレーキでは、上金型としてのパンチ及
び下金型としてのダイの後方側に、前後に位置決め自在
のバックゲージが設けられ、位置決めされたバックゲー
ジの先端ストッパに被加工板材の先端を突き当て位置決
めするようになっている。
び下金型としてのダイの後方側に、前後に位置決め自在
のバックゲージが設けられ、位置決めされたバックゲー
ジの先端ストッパに被加工板材の先端を突き当て位置決
めするようになっている。
ここに、バックゲージは、被加工板材の加工形状に応じ
て予め工程毎に作成された目標位置に対して自動的に位
置決めされ、工程指令に応じて所定の目標位置へ移動(
前進)するものである。
て予め工程毎に作成された目標位置に対して自動的に位
置決めされ、工程指令に応じて所定の目標位置へ移動(
前進)するものである。
ところが、このように構成されるバックゲージにあって
は、バックゲージが前進方向に移動している際にパンチ
、ダイに衝突する可能性がある。
は、バックゲージが前進方向に移動している際にパンチ
、ダイに衝突する可能性がある。
これは、パンチ、ダイの形状、あるいはストッパの高さ
により、前進可能な位置がまちまちであり、バックゲー
ジの最大前進可能位置は最小金型によって設定されてい
るからである。
により、前進可能な位置がまちまちであり、バックゲー
ジの最大前進可能位置は最小金型によって設定されてい
るからである。
従来、バックゲージが金型に衝突した際は、サーマルト
リップにより、バックゲージを停止させている。また、
サーマルトリップによりバックゲージを停止させること
とすると、停止までにある程度の時間がかかるので、こ
の間に非常停止ボタンで停止させていた。
リップにより、バックゲージを停止させている。また、
サーマルトリップによりバックゲージを停止させること
とすると、停止までにある程度の時間がかかるので、こ
の間に非常停止ボタンで停止させていた。
さらに、最近では、金型の手前に近接スイッチを設け、
ストッパが金型に向って移動しているときに、この近接
スイッチでストッパを検出することにより、高速から低
速へ減速し、金型との衝突を緩和している。また、スト
ッパの先端に近接スイッチを設け、この近接スイッチで
金型を検出し、即座にバックゲージを停止させることも
行われている。
ストッパが金型に向って移動しているときに、この近接
スイッチでストッパを検出することにより、高速から低
速へ減速し、金型との衝突を緩和している。また、スト
ッパの先端に近接スイッチを設け、この近接スイッチで
金型を検出し、即座にバックゲージを停止させることも
行われている。
(発明が解決しようとでする課題)
しかしながら、バックゲージが高速で金型に衝突すると
、バックゲージの破損の原因になり、破損に至らぬまで
もユーザに対して恐怖感を与えるという問題点がある。
、バックゲージの破損の原因になり、破損に至らぬまで
もユーザに対して恐怖感を与えるという問題点がある。
また、金型やストッパに近接スイッチを設けた場合には
、ハードウェアによるコスト高を招くと共に、例えばダ
イの肩上部にストッパ先端が乗るまでバックゲージを移
動させなければならないような特殊の作業にあっては近
接スイッチの回路を遮断しておかねばならないような場
合が生じ、結局使い勝手が悪いという問題点があった。
、ハードウェアによるコスト高を招くと共に、例えばダ
イの肩上部にストッパ先端が乗るまでバックゲージを移
動させなければならないような特殊の作業にあっては近
接スイッチの回路を遮断しておかねばならないような場
合が生じ、結局使い勝手が悪いという問題点があった。
そこで、本発明は、特別のI\−ドウエアを必要とせず
、位置決めゲージが工具に衝突するのを防止でき、位置
決めゲージを安全に作動させることができる板材加工装
置を提供することを目的とする。
、位置決めゲージが工具に衝突するのを防止でき、位置
決めゲージを安全に作動させることができる板材加工装
置を提供することを目的とする。
[発明の構成〕
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するための本発明は、被加工板材を突き
当てゲージのストッパに突き当て位置決めし、位置決め
された被加工板材に板金加工を施す板材加工装置におい
て、 前記突き当てゲージを、前記被加工板材に板金加工を施
す工具に対してサーボ位置決めするゲージ位置決め装置
と、 該ゲージ位置決め装置の指令量と帰還量の差であるエラ
ー量を監視しつつ、前記ストッパが前記工具に対して予
め設定された減速領域に入ったとき前記突き当てゲージ
の移動速度を強制的に減速させ、次いで前記ストッパが
前記金型に近接させて設定したエラー量検出領域に入っ
てから前記エラー量を基準値と比較し、検出エラー量が
前記基準値を上回ったとき前記突き当てゲージをその場
停止させ、アラームを出力するエラー量監視装置、を備
えたことを特徴とする。
当てゲージのストッパに突き当て位置決めし、位置決め
された被加工板材に板金加工を施す板材加工装置におい
て、 前記突き当てゲージを、前記被加工板材に板金加工を施
す工具に対してサーボ位置決めするゲージ位置決め装置
と、 該ゲージ位置決め装置の指令量と帰還量の差であるエラ
ー量を監視しつつ、前記ストッパが前記工具に対して予
め設定された減速領域に入ったとき前記突き当てゲージ
の移動速度を強制的に減速させ、次いで前記ストッパが
前記金型に近接させて設定したエラー量検出領域に入っ
てから前記エラー量を基準値と比較し、検出エラー量が
前記基準値を上回ったとき前記突き当てゲージをその場
停止させ、アラームを出力するエラー量監視装置、を備
えたことを特徴とする。
(作用)
上記構成による本発明の板材加工装置では、前記ゲージ
位置決め装置のエラー量を監視するエラー量監視装置が
設けられ、前記ストッパが予め設定された減速領域に入
ったとき前記突き当てゲージの移動速度を強制的に減速
させ、次いて前記ストッパが前記金型に近接させて設定
したエラー量検出領域に入ってから前記ゲージ位置決め
装置の指令量と帰還量の差であるエラー量を基準値と比
較し、検出エラー量が前記基準値を上回ったとき前記突
き当てゲージをその場停止させ、アラームを出力する。
位置決め装置のエラー量を監視するエラー量監視装置が
設けられ、前記ストッパが予め設定された減速領域に入
ったとき前記突き当てゲージの移動速度を強制的に減速
させ、次いて前記ストッパが前記金型に近接させて設定
したエラー量検出領域に入ってから前記ゲージ位置決め
装置の指令量と帰還量の差であるエラー量を基準値と比
較し、検出エラー量が前記基準値を上回ったとき前記突
き当てゲージをその場停止させ、アラームを出力する。
したがって、本発明では、減速された領域内でエラー量
を基準値と比較することにより、ストッパが工具等に軽
く接触した状態で位置決めゲージを即停止させることが
でき、重度の衝突を防止できる。
を基準値と比較することにより、ストッパが工具等に軽
く接触した状態で位置決めゲージを即停止させることが
でき、重度の衝突を防止できる。
(実施例)
本発明を実施する板材加工機の一例としての折曲げ加工
機を示す第2図において、両サイドに備えられたフレー
ム上部にはパンチ1が配置され、下部にはダイ2が配置
されている。上下に配置されたパンチ1及びダイ2の後
方側には前後(図において紙面と直交する方向)に移動
自在のバックゲージ3が配置されている。
機を示す第2図において、両サイドに備えられたフレー
ム上部にはパンチ1が配置され、下部にはダイ2が配置
されている。上下に配置されたパンチ1及びダイ2の後
方側には前後(図において紙面と直交する方向)に移動
自在のバックゲージ3が配置されている。
図において、機械本体4の右方には制御ボックス5が固
定され、このボックス5の上方には操作パネルを備えた
ペンダント部6が設けられている。
定され、このボックス5の上方には操作パネルを備えた
ペンダント部6が設けられている。
また、前記機械本体4の前面側で下方には、前記パンチ
1及びダイ2を相対的に接近・離反させる指令を行うた
めの一対のフットペタルアが設けられている。
1及びダイ2を相対的に接近・離反させる指令を行うた
めの一対のフットペタルアが設けられている。
第3図は、第2図の右側面拡大図としてバックゲージ3
部分のみを取り出して示す説明図である。
部分のみを取り出して示す説明図である。
図示のように、バックゲージ3はサーボモータMLの駆
動により前後(L)方向に移動自在のナツト部材8と、
このナツト部材8に固定され、モータM2の駆動により
上下(Z)方向に移動自在のストッパ保持体9と、この
ストッパ保持体9の前面側に上方に跳ね上げ自在のスト
ッパ10を固定して成り、モータMzの駆動によりスト
ッパ10の高さ調整をしつつ、サーボモータMLの駆動
により前後方向に移動してストッパの先端が金型位置に
対して所定の位置へ来るよう位置決め制御を行う。
動により前後(L)方向に移動自在のナツト部材8と、
このナツト部材8に固定され、モータM2の駆動により
上下(Z)方向に移動自在のストッパ保持体9と、この
ストッパ保持体9の前面側に上方に跳ね上げ自在のスト
ッパ10を固定して成り、モータMzの駆動によりスト
ッパ10の高さ調整をしつつ、サーボモータMLの駆動
により前後方向に移動してストッパの先端が金型位置に
対して所定の位置へ来るよう位置決め制御を行う。
第1図は、前記制御ボックス5内に位置する制御装置1
1のブロック図である。
1のブロック図である。
図示のように、折曲げ加工機の制御装[11は、曲げデ
ータ入力部12と、該入力部12より入力された板厚、
形状に基いて曲げデータベース13を参照し、パンチ1
及びダイ2の相対的な移動距離を規定するためのデプス
軸の制御位置り。を演算すると共に、各工程毎のバック
ゲージの目標位置し。を求める目標位置演算部14を備
えている。
ータ入力部12と、該入力部12より入力された板厚、
形状に基いて曲げデータベース13を参照し、パンチ1
及びダイ2の相対的な移動距離を規定するためのデプス
軸の制御位置り。を演算すると共に、各工程毎のバック
ゲージの目標位置し。を求める目標位置演算部14を備
えている。
目標位置演算部14で演算された目標位fW L Oは
バックゲージ駆動部15に出力され、ここで前記のサー
ボモータMLを目標位置し。へ移動させるよう所定のサ
ーボ制御信号が出力される。モータM、に付属させて示
すEは移動量を検出するためのエンコーダを示す。
バックゲージ駆動部15に出力され、ここで前記のサー
ボモータMLを目標位置し。へ移動させるよう所定のサ
ーボ制御信号が出力される。モータM、に付属させて示
すEは移動量を検出するためのエンコーダを示す。
前記バックゲージ駆動部15には、パラメータ設定部1
6で設定された領域にて位置決めエラー量を監視するエ
ラー量監視部16が設けられている。
6で設定された領域にて位置決めエラー量を監視するエ
ラー量監視部16が設けられている。
パラメータ設定部16は、金型1,2に対し金型衝突防
止領域A及びエラー量検出領域Bを距離値で設定するも
のである。両パラメータは高さの関数として設定されて
も良い。また、金型形状や加工内容に応して自動設定さ
れても良い。
止領域A及びエラー量検出領域Bを距離値で設定するも
のである。両パラメータは高さの関数として設定されて
も良い。また、金型形状や加工内容に応して自動設定さ
れても良い。
金型激突防止領域Aとは、高速位置決めを行うバックゲ
ージ3を、金型接近に応じて強制的に減速させるための
領域であり、通常の位置決め動作では、この領域Aに入
ることがないよう、例えば金型端部から10〜30mm
位離れた位置までの間に設定される領域である。
ージ3を、金型接近に応じて強制的に減速させるための
領域であり、通常の位置決め動作では、この領域Aに入
ることがないよう、例えば金型端部から10〜30mm
位離れた位置までの間に設定される領域である。
エラー量検出領域Bは、バックゲージ3が前記金型衝突
防止領域Aで減速されても、まだなお金型に近接してく
る場合に位置決め装置のエラー量を検出する領域で、例
えば金型端部から5mm位離れた位置までの間に設定さ
れる領域である。
防止領域Aで減速されても、まだなお金型に近接してく
る場合に位置決め装置のエラー量を検出する領域で、例
えば金型端部から5mm位離れた位置までの間に設定さ
れる領域である。
第4図はエラー量監視部7の処理方式を示すフローチャ
ート、第5図はエラー量監視方式を示す説明図である。
ート、第5図はエラー量監視方式を示す説明図である。
第4図において、ステップ401でバックゲージ3が金
型激突防止領域Aに侵入したのが確認されるとステップ
402へ移行し、ここでバックゲージ3を高速値V1か
ら低速値V2へ減速する。
型激突防止領域Aに侵入したのが確認されるとステップ
402へ移行し、ここでバックゲージ3を高速値V1か
ら低速値V2へ減速する。
減速値V2は、ストッパ10がこの減速値v2で金型1
,2へ接触しても即停止させればストッパ10や金型1
,2に破損を与えることのない0゜5〜3m/min程
度の速度値である。
,2へ接触しても即停止させればストッパ10や金型1
,2に破損を与えることのない0゜5〜3m/min程
度の速度値である。
例えば、停止に要する時間をΔを秒、低速値をv2 m
m7秒とすれば、この間の移動距離Δ更は、 Δ更−■2 倫 Δ t/2 と表わせるので、Δt−0,1、V2’−15とすれば
、ΔIL−0.75mmであり、仮に人の手の挾み込み
であっても、安全に検出できる。
m7秒とすれば、この間の移動距離Δ更は、 Δ更−■2 倫 Δ t/2 と表わせるので、Δt−0,1、V2’−15とすれば
、ΔIL−0.75mmであり、仮に人の手の挾み込み
であっても、安全に検出できる。
ステップ403,404では、その後バックゲージ3が
目標位置し。に到達したか否かを検出しつつ、エラー量
検出領域Bへ入ったか否かを検出する。
目標位置し。に到達したか否かを検出しつつ、エラー量
検出領域Bへ入ったか否かを検出する。
ステップ403で、この間に目標位置し。に到達すれば
これで処理を終了する。
これで処理を終了する。
ステップ404でエラー量検出領域に入ったことが検出
されると、ステップ405へ移行し、位置決めエラーε
を検出し、ステップ406を介してステップ407で基
準値と。と比較する。即ち、位置決め装置では、全移動
量に相当する指令パルスが微小量づつ出力され、出力パ
ルスから帰還パルスが減算されているので、帰還パルス
が小さい場合には位置決めエラー量εが大となる。そこ
で、このエラー量εを基準値と。と比較することにより
、ストッパ10が金型1,2に当接したことを迅速、正
確に検出できる。
されると、ステップ405へ移行し、位置決めエラーε
を検出し、ステップ406を介してステップ407で基
準値と。と比較する。即ち、位置決め装置では、全移動
量に相当する指令パルスが微小量づつ出力され、出力パ
ルスから帰還パルスが減算されているので、帰還パルス
が小さい場合には位置決めエラー量εが大となる。そこ
で、このエラー量εを基準値と。と比較することにより
、ストッパ10が金型1,2に当接したことを迅速、正
確に検出できる。
ステップ406では、この間にバックゲージ3が目標位
置し。に到達したか否かを検出し、目標位置し。に到達
した場合には、これで処理を終了する。
置し。に到達したか否かを検出し、目標位置し。に到達
した場合には、これで処理を終了する。
一方、ステップ407で、バックゲージ3が目標位置し
。に到達するまでにエラー量εが基準値ε。以上となっ
たことが検出された場合には、ストッパ10の金型1,
2への接触を検知し、ステップ408へ移行して即停止
処理を行い、アラーム出力する。本例では、エラー量ε
を低速のエラー量検出領域Bてのみ検出し、基準値ε。
。に到達するまでにエラー量εが基準値ε。以上となっ
たことが検出された場合には、ストッパ10の金型1,
2への接触を検知し、ステップ408へ移行して即停止
処理を行い、アラーム出力する。本例では、エラー量ε
を低速のエラー量検出領域Bてのみ検出し、基準値ε。
と比較しているので、基準値ε。をパルス複数個分、例
えば5パルス程度に設定でき、ストッパ10が金型1,
2に軽く接触した状態を高精度に、かつ高速に検出する
ことができる。
えば5パルス程度に設定でき、ストッパ10が金型1,
2に軽く接触した状態を高精度に、かつ高速に検出する
ことができる。
以上の処理により、ストッパ10が目標位置し。に到達
するまでに金型1,2に接触した場合には、ステップ4
07でその接触を検知し、即停止処理することができる
ので、バックゲージ3や金型1,2を損傷することがな
く、見た目にも危険性がない。因みに、ステップ407
の比較処理により、仮に金型2とストッパ10との間に
人の手を挾み込んだような状態でも、バックゲージ3を
停止可能とすることができるものである。
するまでに金型1,2に接触した場合には、ステップ4
07でその接触を検知し、即停止処理することができる
ので、バックゲージ3や金型1,2を損傷することがな
く、見た目にも危険性がない。因みに、ステップ407
の比較処理により、仮に金型2とストッパ10との間に
人の手を挾み込んだような状態でも、バックゲージ3を
停止可能とすることができるものである。
特に、人の手の挾み込みについて考慮する(このような
事態はほとんど生じないが)と、接触検知後にバックゲ
ージを数mm程度後退させてから停止させると、より安
全である。
事態はほとんど生じないが)と、接触検知後にバックゲ
ージを数mm程度後退させてから停止させると、より安
全である。
また、このように、人の手で強く押圧した程度でバック
ゲージを停止させることができるので、機械の安全装置
として用いることができるものである。位置決め後は、
エラー量εの検出は行わないこととすれば、被加工板材
の突き当て操作によってアラームが出力されることはな
い。または、位置決め要後もエラー量の基準値ε。を変
化させて比較することにより、非常停止装置として利用
することもできる。
ゲージを停止させることができるので、機械の安全装置
として用いることができるものである。位置決め後は、
エラー量εの検出は行わないこととすれば、被加工板材
の突き当て操作によってアラームが出力されることはな
い。または、位置決め要後もエラー量の基準値ε。を変
化させて比較することにより、非常停止装置として利用
することもできる。
[発明の効果〕
以上の通り、本発明は特許請求の範囲に記載の通りの板
材加工装置であるので、特別のハードウェアを必要とせ
ず、位置決めゲージが工具に激突するのを防止でき、位
置決めゲージを安全に動作させることができる。
材加工装置であるので、特別のハードウェアを必要とせ
ず、位置決めゲージが工具に激突するのを防止でき、位
置決めゲージを安全に動作させることができる。
第1図は本発明の一実施例に係る折曲げ加工機の制御装
置のブロック図、第2図は上記折曲げ加工機の正面図、
第3図は第2図の右側面側から見たバ・ツクゲージの拡
大説明図、第4図はエラー量監視方式を示すフローチャ
ート、第5図はエラー量監視方式を示す説明図である。 3・・・バックゲージ 10・・・ストッパ 17・・・エラー量監視部 A・・・金型激突防止領域 B・・・エラー量検出領域
置のブロック図、第2図は上記折曲げ加工機の正面図、
第3図は第2図の右側面側から見たバ・ツクゲージの拡
大説明図、第4図はエラー量監視方式を示すフローチャ
ート、第5図はエラー量監視方式を示す説明図である。 3・・・バックゲージ 10・・・ストッパ 17・・・エラー量監視部 A・・・金型激突防止領域 B・・・エラー量検出領域
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 被加工板材を突き当てゲージのストッパに突き当て位置
決めし、位置決めされた被加工板材に板金加工を施す板
材加工装置において、 前記突き当てゲージを、前記被加工板材に板金加工を施
す工具に対してサーボ位置決めするゲージ位置決め装置
と、 前記ストッパが前記工具に対して予め設定された減速領
域に入ったとき前記突き当てゲージの移動速度を強制的
に減速させ、次いで前記ストッパが前記金型に近接させ
て設定したエラー量検出領域に入ってから前記ゲージ位
置決め装置の指令量と帰還量の差であるエラー量を基準
値と比較し、検出エラー量が前記基準値を上回ったとき
前記突き当てゲージをその場停止させ、アラームを出力
するエラー量監視装置、を備えたことを特徴とする板材
加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27243690A JP2907346B2 (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | 板材加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27243690A JP2907346B2 (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | 板材加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04147719A true JPH04147719A (ja) | 1992-05-21 |
JP2907346B2 JP2907346B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=17513890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27243690A Expired - Fee Related JP2907346B2 (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | 板材加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2907346B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0890110A (ja) * | 1994-09-19 | 1996-04-09 | Takada Kogyo Kk | 板材自動加工装置 |
JP2015044232A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 株式会社アマダ | 加工機におけるバックゲージの制御装置および方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6608153B2 (ja) * | 2015-03-30 | 2019-11-20 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | サーボプレス、制御方法およびプログラム |
JP7386306B1 (ja) * | 2022-10-13 | 2023-11-24 | 株式会社アマダ | 突き当て機構の動作制御方法、突き当て機構の動作制御プログラム及び突き当て機構の動作制御装置 |
-
1990
- 1990-10-12 JP JP27243690A patent/JP2907346B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0890110A (ja) * | 1994-09-19 | 1996-04-09 | Takada Kogyo Kk | 板材自動加工装置 |
JP2015044232A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 株式会社アマダ | 加工機におけるバックゲージの制御装置および方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2907346B2 (ja) | 1999-06-21 |
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