JPS6013454Y2 - 口腔洗浄器におけるポンプの圧力調整機構 - Google Patents

口腔洗浄器におけるポンプの圧力調整機構

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JPS6013454Y2
JPS6013454Y2 JP8597980U JP8597980U JPS6013454Y2 JP S6013454 Y2 JPS6013454 Y2 JP S6013454Y2 JP 8597980 U JP8597980 U JP 8597980U JP 8597980 U JP8597980 U JP 8597980U JP S6013454 Y2 JPS6013454 Y2 JP S6013454Y2
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JP
Japan
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pump
valve body
liquid
storage tank
valve seat
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JP8597980U
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JPS5710815U (ja
Inventor
邦幸 塚本
秀美 加藤
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リコーエレメックス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、口腔に害を及ぼすことのな液体を貯留する貯
留槽と、その液体を吸引して付勢するポンプと、そのポ
ンプの吐出口にチューブを介して接続し、ポンプでの付
勢液を口腔に向けて噴出するノズルとからなる口腔洗浄
器におけるポンプの圧力調整機構に関する。
従来の口腔洗浄器およびそれに用いるポンプは第1図に
示すようになっていた。
まず、口腔洗浄器について説明すると、この口腔洗浄器
は貯留槽A1本体BおよびノズルCから構成される。
貯留槽Aは、口腔に害を及ぼすことのない液体を貯留す
るための碗部1を有し、碗部1の底面1aには液体の排
出部1bを設けている。
排出部1bは円筒状を有し、底面1aから下向き外方に
突設したもので、排出部1bの端部には弾性を有すシー
ル部材2を嵌め込んであり、そのシール部材2は排出部
1b内に弁体3を保持するとともに、弁体3とで液体の
排出を遮断する。
このような排出部1bは、本体Bのカバ−4上面に突設
した環状の接続部4aに挿着される。
接続部4aには、さらにゴム等の弾性材でできた継手5
の一端接手部5aを嵌め合わせ、他端の吸入接続部5b
をポンプ6の吸入口6aに接続して液体をポンプ6に導
入する。
ポンプ6で付勢された液体は、吐出口に接続するコイル
状の可撓性チューブ7を介してノズルCから口腔に向け
て噴出される。
次に、ポンプ6をさらに説明する。
このポンプ6はピストン8の往復動によって脈動を発生
させるもので、モータ9の回転運動を直線運動に変える
運動変換機10を介してピストン8はシリンダ11のシ
リンダ室12内を往復動する。
吸入口6aからは、シリンダ室12に通じる液体の吸入
路13を穿設し、その中間部に弁体14を設置してピス
トン8の吐出行程時に液体が貯留槽Aに戻るのを阻止す
る。
さらに、吸入路13と平行させてシリンダ室12と貯留
槽Aとを通じるバイパス路15を設け、このバイパス路
15中に圧力調整用の弁棒16を設置してこれと接離す
る弁座11aとの間隙によって圧力調整をする。
すなわち、弁棒16の先端部は切頭円錐形の弁部16a
を形成し、この弁部16aが密接するようにバイパス路
15に弁座11aを皿状に設ける。
そして、弁棒16をシリンダ11に螺合してその他端を
カバー4の外方に突出させ、つまみ17を外部で回転さ
せることにより弁棒16を移動する。
この際の弁部16aと弁座11aとの開度によって液体
の逃がし量を定め、圧力調整をする。
しかしながら、従来の口腔洗浄器によれば、ポンプ6と
ノズルCを結ぶチューブ7は、ノズルCを使用しやすく
するために可撓性のものを用いているので液体の温度、
外気温度または経時変化などの条件によってチューブ7
の硬度は変化する。
その結果、ポンプの吐出圧は、第2図に示すように、チ
ューブ7の硬度に比例させて大きくしなければノズルの
噴出圧が一定しなくなる。
そこで、本考案は上記欠点を解消するために提供するも
のであり、使用条件の変化にかかわらず常に一定の圧力
で液体を口腔に向けて噴出するための口腔洗浄器におけ
るポンプの圧力調整機構である。
第3図は、本考案の実施例を示すポンプの断面図である
本考案は、基本的には第1図における口腔洗浄器と同様
であるが、ポンプの圧力調整機構について相違するので
ここではポンプについて詳述することにする。
ポンプ18は、シリンダ室19内にピストン20を摺動
可能に設け、このピストン20はロッド21を介して第
1図と同様にモータ(図示省略)に接続する。
シリンダ室19からは貯留槽に通じる吸入路22を設け
て吸入路22の中間部にボール弁23を配置し、ピスト
ン20が吐出行程になった際に液体を貯留槽に逆流させ
ないようにする。
さらに、シリンダ室19からは吐出路24およびバイパ
ス路25を設け、吐出路24はその末端の吐出口に可撓
性のコイル状チューブを接続してノズルにつなげ、付勢
液をノズルから口腔に向けて噴出する。
一方、バイパス路25は、吸入路22と平行に設けてあ
って吸入路22と同様に貯留槽に通じている。
バイパス路25の中間部には皿状の弁座25aを有し、
この弁座25aに密接するように先端を切頭円錐形に形
成した主弁体26を配置する。
この主弁体26は、外部からの操作によってその先端の
弁部26aを弁座25aに接離可能にする。
すなわち、主弁体26の後端にバッキング27を介して
外部操作部材28を螺着し、外部操作部材28はシリン
ダブロック29に螺合してその回転操作によって主弁体
26を移動させる。
さらに、主弁体26は、弁部26aの突端からバイパス
路25の貯留槽側に通じる逃げ通路30を穿設し、かつ
内部を中空状にして皿状の弁座26bを設けてそこに幅
弁体31の弁部31aを接離可能に配置する。
幅弁体31は、主弁体26の内側に螺着する調整部材3
2の支持穴33に弁支え部31bを摺動可能に挿入して
支持され、弁支え部31bに螺施するとともに調整部材
32と弁部31aとの間に介在するコイルばね34で弁
座25aに押圧される。
而して、主弁体26と幅弁体31はそれらの位置調整が
できるので、弁座25aまたは26bとの隙間を増減す
ることによってポンプ18の吐出圧力が調整できる。
すなわち、外部操作部材28を回転させて主弁体26と
弁座25aとの間隙を開け、ピストン20の吐出行程時
にその間隙からバイパス路25を通って圧力を逃がす。
同時に、幅弁体31は、ポンプ18の吐出圧がコイルば
ね34のばね力以上に大きくなった際は弁座26bとの
間に間隙を生じさせて圧力を減じさせる。
このようにして働くコイルばね34は調整部材32のね
じ込み量の加減でばね力が調整される。
従って、本考案によれば、通常時のポンプ吐出圧の調整
は主弁体26の調整によって行ない、ピストン20での
付勢液は主弁体26と弁座25aとの間隙を通ってバイ
パス路25に流れて貯留槽に戻される。
このとき幅弁体31は、コイルばね34のばね力によっ
て弁座26bをふさいで逃げ通路30に液体を通さない
次に、外気温が下がってチューブが硬化すると、チュー
ブ内圧が上るために負荷がかかつてシリンダ室19の内
圧も上る。
この際、シリンダ室19の内圧は、予め適宜に設定しで
あるコイルばね34のばね力に抗して幅弁体31を押し
込み、液体は弁部31aと弁座26bとの隙間を通って
逃げ通路30からバイパス路25へと流出して圧力が調
整される。
つまり、第4図に示すように、チューブの硬度が大きく
なっても、成る硬度以上においてコイルスプリングの圧
力値を決めておけばポンプの吐出圧は自動的に調整され
て一定になる。
本考案は、以上の説明から明らかなように、ノズルから
の噴出圧も一定になるので使用しやすい口腔洗浄器が得
られ、吐出圧の大きなポンプを使用しなくてもよいので
ポンプ駆動源であるモータの出力が小さくて済み、消費
電力が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の口腔洗浄器の内部構造図、第2図はその
ポンプ吐出圧とチューブ硬度との関係を示すグラフ、第
3図は本考案の実施例を示すポンプの断面図、第4図は
そのポンプとチューブ硬度との関係を示すグラフである
。 18・・・・・・ポンプ、19・・・・・・シリンダ室
、25・・・・・・バイパス路、25a・・・・・・弁
座、26・・・・・・主弁体、26a・・・・・・弁座
、30・・・・・・逃げ通路、31・・・・・・幅弁体
、32・・・・・・調整部材、34・・・・・・コイル
ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体の貯留槽と、その貯留槽の液体を吸引して付勢する
    ポンプと、そのポンプを収納保持する本体と、前記ポン
    プに接続するチューブを介して付勢液を口腔に向けて噴
    出するノズルとからなる口腔洗浄器において、前記ポン
    プのシリンダ室から前記貯留槽に通じる液体のバイパス
    路中に設けた弁座に外部から接離可能に設置され、前記
    シリンダ室から前記貯留槽に貫通する逃げ通路を設けて
    その逃げ通路中に弁座を設ける主弁体と、その主弁体の
    弁座に接離可能とする幅弁体と、その幅弁体を前記弁座
    に押圧するばねと、前記幅弁体に押圧するばねと、前記
    幅弁体を支持するとともに該幅弁体とで前記ばねを挾持
    しながら移動可能とし、ばね力を可変できる調整部材と
    かなる口腔洗浄器におけるポンプの圧力調整機構。
JP8597980U 1980-06-19 1980-06-19 口腔洗浄器におけるポンプの圧力調整機構 Expired JPS6013454Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5710815U JPS5710815U (ja) 1982-01-20
JPS6013454Y2 true JPS6013454Y2 (ja) 1985-04-30

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