JPS60133840A - アイスクリーム等の食料品の製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、アイスクリーム及び同類の食ね品の製造装
置に関し、特に、冷却チャンバ中に着脱可能な冷凍コン
テナと、互いに周方向に隔離して、間に通路を規定する
２個のマニホールド部材に夫々連結され、互いに軸方向
に並べられた複数のパイプにより、構成された略円筒型
の冷却コイルと、前記通路に対応する母線に沿った切れ
目を有し、前記冷却コイルを囲んでいる略円筒型の弾性
シートと、前記冷却コイルと前記弾性シートとの間に配
設され、断熱効果のある弾性部材から形成された層とを
有するアイスクリーム等の食料品の製造装置に関する。

［発明の背景Ｊ 公知のアイスクリームの製造装置において、冷凍コンテ
ナが移動可能であることが、重要であり、そして、移動
可能な冷凍コンテナを反転させて、アイスクリーム製造
の迅速な処理を容易にし、かつ清掃を容易にしかも効果
的にできるので、連続的なアイスクリームの製造を行な
うとき、その製造時間を大幅に引下げることができる。

しかし、冷凍コンテナを移動させると、最初に熱効率の
問題を解決しなくていけない。この問題に対して従来の
装置では、冷凍コンテナが水、氷及び塩からなる塩水に
浸し、次に、コイルにより冷却されたコンテナに移動さ
れる。しかし、この技術は、従来から使用されているよ
うに、構造が非常に複雑である。

他の従来の装置において、冷凍コンテナが円錐状に形成
され、コイルに形成された円錐状のバスケットに挿入す
ることができる。この場合、コイルと冷凍コンテナ間の
接触が不正確なので、熱効率は低く、実際上では、使用
しずらい。

本出願人による日本国の特許出願の番号　特願昭５９１
−１７２０９号に記載された、別の種類の他の装置に、
ｌＩ３いて冷凍コンテナが、円筒型の冷却チャンバに挿
入可能であり、かつ冷却チャンバから移動可能であり、
この冷却チャンバは、冷凍゛コンテナを収納するために
開くことができ、かつ冷凍コンテナの周辺で閉じること
ができる２個の半シェルを有する。冷却チャンバを形成
する冷却コイルは、冷却チャンバに対して半怪方向に弾
性的に曲げられる。この装置は、従来の装置と比較して
優れていて、冷却コイルと冷凍コンテナとの間の接触状
態もよく、かつ装置の熱効率も優れている。

本出願人による日本国の特許出願の番号　特願昭５９−
９７６８７に記載された装置において、上記の種類の装
置の製造効率が、より改良されている。この装置におい
て、円筒型の冷却チャンバの横断面は、周辺に沿って延
びるスリットのために、完全に閉じられない。冷却チャ
ンバの側面には、弾性的な外シートが設けられ、かつシ
ートを構成する弾性部材に対してスリットを開くことに
より、チャンバを広げることができる手段が設けられて
いる。そしてこの装置では、冷却コイルと冷凍コンテナ
との接触状態がより改良され、がっ熱効率もより優れて
いる。

［発明が解決しようとする問題点］ この発明の目的は、熱効率がより優れたアイスクリーム
等の食料品の製造装置を提供することにある。

［問題点を解決する手段］ この発明は、マニホールド部材の夫々に装着され、かつ
互いに通路中に延びる２個のプレート状のシールドを有
し、層が、前記シールドとシートとの間の前記通路に延
びる略蛇腹形状の部分を有することを特徴とする。

［実施例］ 以下、この発明の一実施を図面に基づいて説明する。

この実施例に係るアイスクリーム等の食料品の製造装置
は、冷凍装置（図示しない）と、一般の冷却用具（図示
しない）を回転させる駆動部材とを備えた箱型のボディ
１を有する。このボディ１は、さらにこの装置の主要部
材が支持され、収納される箱型の台座３を有する。台座
３上には、平行６面体であるベース５が固定され、この
ベース５の上壁７には円形の開口部８が形成されている
。このベース５は、弾力性があり、かつ断熱効果のある
部材例えばゴム等から形成されたブロック６を有する。

さらに、ベース５上には、円形の断面を有する円筒型の
冷却チャンバ１０が保持され、この冷却チャンバ１０は
、後述するように母線に沿つて延びる通路９により完全
に閉じられず、かつ前記開口部に対して同心的に配設さ
れている。

第２図において、冷却チャンバ１Ｏは、通路９に対応す
る母線に沿った切れ目を備え、かつ弾力性があり変形可
能な弾性シート１２を有し、このシート１２は、支持部
材１３と垂直方向に延びるビン１６とによるヒンジ結合
によりベース５に装着されている。冷却チャンバ１Ｏも
またこのビン１６によりベース５に取着されている。

冷却チャンバ１０は、冷媒を循環させるためのダクトを
有する。特にダクトは、冷却チャンバ１Ｏの底面に対応
するコイル１９と、冷却チャンバ１０の内壁に対応する
冷却コイル２Ｏとを有する。

冷却コイル２０は、互いに上下方向に接する複数の所定
のパイプ２１を有する。これらパイプ２１は互いに端部
が対向し、これら端部には、複数のパイプ２１に接する
平行６面体のマニホールド部材２２．２３が連結され、
マニホールド部材２２、マニホールド部材２３とは互い
に接し、かつ前記通路９を規定する。

第４図に示すように、マニホールド部材２２．２３には
、縦方向に延びる複数の空洞２４が形成され、これら空
洞２４により、各マニホールド部材２２．２３の一側壁
が開口している。各空洞２４には、−組のパイプ２１の
一端部が挿入され、これら空洞２４により各パイプ２１
が連結されている。パイプ２１は、従来の低温用シーラ
ントを介して各空洞２４に連結されることが好ましい。

第５図に示すよづに、マニホールド部材２３の対向する
両端部には、空洞２５．２６が形成されることが好まし
い。空洞２５には、最初のパイプ２１ａが挿入され、空
洞２Ｇには最後のパイプ２１ｂが挿入され、この空洞２
５と空洞２６とは、ボディ２３内の長手方向のホール２
７を介して連通されている。この状態で、複数のパイプ
２１は、同軸的に積層されて維持されるので、この製造
装置には有利である。マニホールド部材２２とマニホー
ルド部材２３とは、一般の方法例えばスクリュー２８に
より、通路９に接する弾性シー１〜１２に連結今れる。

弾力性がありかつ変形可能な層２９が、弾性シート１２
と冷却コイル２０との間に挿入されている。マニホール
ド部材２２とマニホールド部材２３の間に＠着するため
に、層２９が前記スクリュー２８により弾性シー１・１
２と冷却コイル２０とに保持されている。通路９に対応
・させるために、層２９は不連続であり、かつ通路９を
拡大させるために略蛇腹形状部分３０を有する。第３図
に示すように、この蛇腹形状の部分３０は、ひだ面を有
する。マニホールド部材２２及びマニホールド部材２３
は、夫々スクリュー２８によりプレー１・状のシールド
１７及びシールド１８に固定され、このシールド１７及
びシールド１８は、夫々互いに対向する側面３１及び側
面３２を有し、これら側面３１及び側面３２によりスリ
ット３３が規定される。

第３図に示すように、通路９と対応させるために、弾性
シート１２は、半径方向外側に延び、かつ接線方向の支
持を形成するフランジ３４．３５を有する。フランジ３
４．３５は、弾性シート１２に設けられる弾性部材によ
り互いに対向するように、かつ弾性シート１２を閉じる
方向に押圧され、必要があれば、フランジ３４．３５を
引張る補助スプリング３６を設けてもよい。ベース５に
は、ビン１６に対向するフレーム３７が固定され、かつ
このフレーム３７は弾性シート１２のフランジ３４とフ
ランジ３５の間に配置される。フレーム３７は、各弁座
に収納され、かつフランジ３４．３５の前後方向に弁座
内に案内される複数の小さなピストンを支持する。

第７図に示すように、例えばフレーム３７は、弁座（ｓ
ｅａｔ）４０及び弁座４１の夫々に収納され、かつフラ
ンジ３４の前後方向に移動可能なピストン３８及びピス
トン３つと、弁座４４及び弁座４５に夫々収納され、か
つフランジ３５０前後方向に移動可能なピストン４２及
びピストン４３とを有する。さらにフレーム３７により
、各ピストンに係合されるカムが横ビンに、支持される
。

第７図に示すように横ビン４６により、ピストン３８、
ピストン３９、ピストン４２及びピストン４３の夫々に
配置されたカム４７、カム４８、カム４９及びカム５０
が支持される。この横ビン４６は、制御部材、例えば横
ビン４６と一体的に成型された手動可能なレバー５１の
作動により、フレーム３７に対して回転可能である。参
照符号３７〜５１までの部材は、弾性シート１２又は及
び補助スプリング３６の弾性動作に対して、スリット３
３を拡げることによりチャンバ１ｏを拡大させる手段を
構成する。

コイル１９の上面は、厚さの薄い銅製のプレート５２に
より覆われることが好ましい。冷却コイル２Ｏの表面は
、厚さの薄い銅製のプレート５３により覆われている。

このプレート５３は、複数のタブ５４を有し、これらの
タブ５４を曲げることによりプレー１〜５３はシールド
１７．１８と冷却コイル２Ｏに固定される。コイル１つ
、冷却コイル２０．プレート５２及びプレート５３０間
には、これらの部材間を十分に充填する従来の熱伝導性
のシーラントペーストが挿入されている。冷却コイル２
０、シート１２及び層２９は、２個の環状フランジによ
り１個の小型の溝造体に保持される。即ち、第１のフラ
ンジ５５は層２９上に位置し、第２の閉鎖フランジ５８
は第１のフランジ５５上に位置する。

最後に、この発明のアイスクリーム等の食料品の製造装
置には、略円形の冷凍コンテナ５９が使用されている。

この冷凍コンテナ５９の外径は、拡大しないときの冷却
チャンバ１０の内径と拡大したときの冷却チャンバ１Ｏ
の内径の間に位置する。この結果、冷却チャンバ１０が
拡大しないとき、冷却コイル２Ｏは冷凍コンテナ５９を
押圧し、かつ締付け、冷却チャンバ１Ｏが拡大したとき
、冷却コイル２Ｏと冷凍コンテナ５９との間には、一定
の空間が生じるので、コンテナ５９を移動させたり、挿
入させたりすることができる。　更にパイプ２１は、断
面が略４角形である部分を有し、この部分は冷却コイル
２０加工することにより得ることができる。

以下、この発明のアイスクリーム等の食料品の製造装置
の動作について説明する。

初期状態において冷却チャンバ１Ｏが拡大している。こ
の状態では、レバー５１を移動させて横ビン４６が回転
し、この結果カム４７、カム４８、カム４９及びカム５
０は、夫々ピストン３８、ピストン３９、ピストン４２
及びピストン４３を押圧して、シフト３３が開き、かつ
冷却チャンバ１Ｏが拡大する。

このとき冷凍コンテナ５９が、冷却チャンバ１０に容易
に挿入され、そして十分に挿入されたとき、冷凍コンテ
ナ５９がプレート５２に当接し、かつ冷凍コンテナ５９
の側面は、実質的にプレート５３に接触しない。この冷
凍コンテナ５つの挿入が完全に行われたとき、レバー５
１を再び作動させて、スリット３３が閉じられる。冷却
チャンバ１Ｏの内壁の径は、冷凍コンテナ５９の外径よ
り大きいので、拡大されない状態で、この冷却コイル２
Ｏにより冷凍コンテナ５９が囲まれる。さらに、冷却コ
イル２０が装着される弾性部材の層２９のために、弾性
シート１２及び又は補助スプリング３６の弾性反応が、
冷却コイル２０を構成する各パイプ２１に均一に伝達さ
れ、即ち、プレート５３を介してパイプ２１と冷凍コン
テナ５９との接触状態を確保する。

Ｍ２９の蛇腹形状の部分３Ｏの大きな弾力性のために、
スリット３３の開閉が容易であり、同様にして、シール
ド１７及びシールド１８への断熱効果が確保される。冷
却コイル２０のパイプ２１は、実質的に断面が４角形で
ある部分を有するので、熱の交換率が最高になる。さら
に、冷却コイル２Ｏの内面が平面であるほど、冷凍コン
テナ５つがより適宜に装着される。プレー１−５３によ
り部材間の接触状態が、改良された。また、チャンバ１
Ｏの清掃のとき、このプレート５３は有益であり、かつ
このプレート５３により平らな連続的な内面が形成され
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すアイスクリーム等の
食料品の製造装置の一部を断面した概略図、第２図は第
１図に示すアイスクリーム等の食料品の製造装置の一部
の拡大図、第３図はこの発明の一実施例を示すアイスク
リーム等の食料品の製造装置の一部の平面図、第４図は
第１図に示すアイスクリーム等の食料品の製造装置の一
部を詳細にした斜視図、第５図は第３図のＶ−Ｖ線に沿
った断面図、第６図は第３図のｖｒ　−Ｖｌ線に沿った
断面図、第７図は第３図の矢印■方向の側面図である。 ９・・・通路、１０・・・冷却チャンバ、１２・・・弾
性シート、１７．１８・・・シールド、２０・・・冷却
コイル、２１・・・パイプ、２２．２３・・・マニホー
ルド部材、２９・・・層、３Ｏ・・・蛇腹形状の部分、
５９・・・冷凍コンテナ。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）冷却チャンバ中に着脱可能な冷凍コンテナと、 互いに周方向に隔離して、問に通路を規定する２個のマ
   ニホールド部材に夫々連結され、互いに軸方向に並べら
   れた複数の所定のパイプにより、構成された略円筒型の
   冷却コイルと、 前記通路に対応するｆｆｌ線に治った切れ目を有し、前
   記冷却コイルを囲んでいる略円筒型の弾性シートと、 前記冷却コイルと前記弾性シートとの間に配設され、断
   熱効果のある弾性部材から形成された層とを有するアイ
   スクリーム等の食料品の製造＠置において、 前記マニホールド部材の夫々に装着され、かつ互いに前
   記通路中に対向するように延びる２個のプレート状のシ
   ールドを有し、前記層が、前記シールドと前記弾性シー
   トとの間の前記通路中に延びる略蛇腹形状の部分を有す
   ることを特徴とするアイスクリーム等の食料品の製造装
   置。 （２）前記マニホールド部材は、前記層と共に前記弾性
   シートに連結されていることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載のアイスクリーム等の食料品の製造装置。 （３〉前記冷却コイルのパイプは、断面が略４角形であ
   る部分を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項
   又は第２項に記載のアイスクリーム等の食料品の製造装
   ＠。 （４）前記冷却コイル及び前記シールドが金属製のプレ
   ートに接していることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項ないし第３項のいずれか１項に記載のアイスクリーム
   等の食料品の製造装置。