JPS60132795A - 記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高密度エネルギー光の照射により熱度、形を起
す記録媒体に関するものである。

、　従来薄一体の記録媒体にレーザー光な、どの高密度
エネルギービームを照射して、照射部分に分解、融解、
蒸発、凝集などの熱変形を起こさせ、その変形した部分
寮光学的特性の変化を利用して、情報が記録される熱的
（、ヒートモード）記録材料による記録材料が知られて
いる。例えば無機化合物系記録媒体としては、特公昭４
６−４０４７９のまりにゲルマニウム、ビスマス、テル
ルの三層か、ら構成されるものがある。また特開昭５６
−２７８９５のようにテルル−２硫化炭素の混合系で得
られる薄膜を用いたものなどがある。有機化合物系記録
媒体としては、特開昭５５−１０８９４４のように窒化
硫黄（ＳＮ）ｘポリマーよりなる薄膜を記録媒体とする
方法や、特開昭５６−４６２２１のようにスクアリリウ
ム色素を記録媒体として用いる方法や、特開昭５５−９
７０８８のようなフタロシアニン化合物や特鮨昭５６−
１６９４８のようにローダミン６Ｇを記録媒体として用
いる方法などが知られている。

しかしながら、従来の薄膜は、無機化合物。

のように真空蒸着法あるいはスパッタリング法等によっ
てしか薄膜が得られなかったり、あるいは有機化合物−
でも溶媒に対する溶解度が低くて、真空蒸着法を用いな
ければ均一な薄膜が得られないことが多く、有機溶媒に
溶解させて溶液塗布法で均一薄膜をえる方法はあまり知
られそいな□い１．。殊″に半導体しｌ　もミのように
、長４辣＼吋なわ、ち、７．、、　ｏ　’：ｏ〜９００
”″０波長域□′１．大き“光吸収′）４ｓｊ化合物１
．・有機溶媒に均一溶解させて薄膜を形成させる化合物
はあま゛す□知られていない。・溶媒に均一。

溶解させて、薄膜を形成させる・方法は経済的゛、・−
メリットが大きいのでかかる化合物の薄膜月利としての
提供は産業１利するところが太きい。

本発明者はかかる状況に鑑み、溶媒に均一溶解させて記
録層としての薄膜を形成させるに適した有機化合物を鋭
意探索した結果本発明を完成したものである。

即ち本発明は高密度エネルギー光の照射により熱的変形
を受ける記録層として、一般式（１）（０＝　ｎｌ　＝
　８である整数を表わす。　〕で表わされるアズレジ誘
導体の□塩を含′む薄膜を基板上に設けた記録媒□体に
′関するものである。　′・□ 本発明で記録媒体として用いる□アズレジ誘導体の塩は
、有機溶媒に均−溶解可゛能な場合には、単独で′爾い
てもよいし、バイシダーとともに混合して荀いる□こと
も°もきる□。また必要な場合には上記化合物を溶媒塗
布法以外の島膜形成法例えば真空蒸着法□を用い□ても
よい。

本発明に用いられる一般式ｆ１） で表わされる化合物の具体例、とじては例えば、１−エ
チリデンアズレニウムパルクロレート、１−シンナミリ
デンアズレニウムバークロレート、 １−ペンジリデンアズレニウムパ’−りｏｌｚ−卜、 １−Ｐ−（Ｎ、Ｎ−ジメチルアミノ）シンナミリデンア
ズレニウムパーク’ｏ　Ｌ／　−ト、ｌ−γ−Ｎ−メチ
ルアニリノプロパジエニリデンアズレニウムパ−兆−ト
、 １−ブテニリデンアズレニウムパー究−卜１−ヘキサ２
・、４−ジェニリデンアズレニウムパニメづ一卜、 １−オクタ−２，４，６−）リエニリデンアズレニウム
パー析も一卜、 １−デカ−２，４，６，８−テトラエニリデンアズレニ
ウムパークｏレ−）、 １−ドデカ−２、４、６、８、１０−ペンタ工ニリデン
アズレニウムバークロレ−ト、１−テトラデカ２　、４
　、６　、８　、１０　、１２−ヘキサエニリデンアズ
レニウムパークロレ−卜、 １−フルフリデンアズレニウムバークロレート、 １−（５−α−フリル−２，４−ペンタジエニリデン）
−アズレニウムバークロレート、■−（７−α−フリル
−２，４，６−へブタトリエニリデン）−アズレニウム
バークロレート、 １−（９−α−フリル−２，４，６，８−ノナテトラエ
ニリデン）−アズレニウムバークロレート、 １−エチリデン−４，６，８−トリメチルアズレニウム
バークロレート、 １−エチリデン−４，６，８−）ツメチルアズレニウム
パーアイオダイド、 １−シンナミリデン−４，６，８−）ツメチアズレニウ
ムパークロレート、 １−Ｐ−（Ｎ、Ｎ−ジメチルアミノ）−シンナミリデン
アズレニウムバークロレート、１−γ−Ｎ−メチルアニ
リノプロパジエニリデン−４，６，８−トリーメチルア
ズレニウムバークロレート、 １−ヘキサ−２，４−ジエニリデン−４，６゜８７トリ
メチルアズレニウムパークロレート、 １−（７−ａｌ−７リルー２．４．６−へブタトリエニ
リデン）−アズレニウムバークロレート、 １−シンナミリデン−４−メチル−６，８−ジフェニル
アズレニウムバークロレート、１−Ｐ−（Ｎ、Ｎ−ジメ
チルアミノ）−シンナミリデン−４−メチル−６，８−
ジフェ−・ニルアズルニウムパークロレート、１−ベン
ジリデン−５−イソプロピル−３゜８゛−ジメチルアズ
レニウムパー□りロレート、″　１−（２−シアノ−２
−フェニルビニル）−−５−イソプロピル−３，８−ジ
メチルアズレニウムパークらレート、 １−シンナミリデン−４，６−シメチルー８−クロルア
ズレニウムバークロレート、ｌ−ヘキサ−２，４−ジエ
ニリデンー３−クロル−４，６，８−１−リメチルアス
レニウムパークロレート、 １−ランナ１リデンー８−ニトロ−４，６゜８−トリメ
チルアズレニウムバークロレ−」・、 ｌ−シンナミリデン−８−ジメテルアしツメチル−４，
６，８−）ツメチルアズレニウムパークロレート、 １−シンナミリデン−４，６，８−１−ツメチルアズレ
ニウムパーアイオダイド、　□１−シンナミリデンー４
．６．８−１−ツメチルアズレニウムクロライド、 １−ヘキサ２．４−ジエニリデンー４−メチル−６，８
−ジフェニルアズレニウムアイオダイド、 ３−（Ｎ、Ｎ−ジメチルアミノシンナミリデン）−１，
４−ジメチル−７−イツブロピルアズレニウムパークロ
レート、 ８−（シンナミリデン）−１，４−ジメチル−７−イツ
プロビルアスレニウムパークロレート、 ８−（Ｎ−メチルアニリノプロパジエニリデン）−１，
４−ジメチル−７−イツプロピルアズレニウムパークロ
、レ−１、 などである。

本発明の記録媒体に用いられる基板としては、ポリメタ
クリレート、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリア
ミドなどのようなプラスチッ多類、紙、ガラス等従来よ
り知られている記録材料の基板と同様なものが用いられ
る。これらの基板は必要な場合には、基板の表面、裏面
あるいは中間層に金属反射層を設けることができる。金
属反射層としてはＡＩ。

”ｌ’ｉ　、Ｔｅ　、Ｂｉ　、Ｒｈ　、あるいはＡｇ　
の薄膜が使用され材料の選択は、価格、安定性、作業性
、物理的特性などによって決まる。

本発明に用いられる記録媒体の薄膜形成方法としては、
溶媒に溶解させて塗布する方法の他、スピンコード法、
キャスト法、ディッピング法、バーコード法、ロールコ
ート法などにより、行い溶媒を蒸発させて薄膜を形成さ
せる。また場合によっては真空蒸着法で薄膜を形成させ
ることもできる。溶媒に溶解させて塗布する場合には、
本発明の記録媒体を単独で溶解させてもよいし、またポ
リマーをバインダーとして用いてもよい。

溶媒としてはアセトン、メチルエチルケトンなどのケト
ン類、テトラヒドロフランのようなエーテル類、トルエ
ン、ベンゼン、キシレンナトの芳香総炭化水素類、クロ
ロホルム、ジクロルエタンなどのハロゲン化炭化水素類
、アセトニトリル、プロピオニトリルなどのニトリル化
合物、などが使用される。

バインダーとしては、ニトロセルロース、アセチルセル
ロース、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸エステル
、ポリアクリル酸エステル、ポリビニルブチラール、ポ
リスチレン、ポリイソブチレン、ポリ塩化ビニル、メラ
ミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂などである
。

また真空蒸着法による薄膜形成法では、１０　〜１０　
Ｔｏｒｒで２００〜５００℃に加熱することにより、得
られる。

このようにして得られた記録媒体の薄膜上に保護層とし
て、透明な薄膜を形成させて用いてもよい。

このような＃、護層に用いられるポリマーとしては、透
明であれば、よく、前記のようなポリマニの薄層を上層
に形成させることにより、用いてもよい。

本発明の記録媒体に用いるレーザー光は、アズレン誘導
体の塩の吸収波長に適する波長が好ましく、それぞれの
化合物に応じてＮ２レーザー、Ｈｅ−Ｃｄレーザー、Ｈ
ｅ　−’Ｎ　ｅレーザー、ルビーレーザー、色素シー５
？半導体レーザーから１択される。

、以下に実施例を挙げて本発明の詳細な説明するが、本
発明の範囲はこれに限定されるものではない。

実施例１ 本発明の記録媒体として、 ８−（Ｎ、Ｎ−ジメチルアミノシンナミリデン）−１，
４−ジメチル−７−イソプロピルーでズレニウムバーク
ロレートを用いた。

この化合物の吸収スペクトルを測定するために、アセト
ニトリルを溶媒として溶解させ、紫外・可視吸収スペク
トル測定装置（高滓製作所：ＵＶ−２１ＯＡ）により測
定した。長波長領域における吸収スペクトルは、λＩｎ
ａＸが７１０ｎｍで、モル吸光係数が５．４８Ｘ１０’
であった。

メタクリル樹脂製円板（直径５０削、厚さ１　ｍ　）上
に塗布するために、上記媒体のジメチルホルムアミド溶
液を調製した。１０−のサンプルびんに１０〜の８−（
Ｎ、Ｎ−ジメチルアミノシンナミリデン）−１，４−ジ
メチル−７−イソプロピルアズレニウムパークロレート
を入れ、バインダーとしてシアノエチルヒドロキシエチ
ルセルロースの１５％ジメチルホルムアミド溶液６８．
５ｆｑを加えた。

さらにこの溶液を希釈するためにジメチルホルムアミド
８２９岬を加えた。

この溶液を充分かきまぜて均一溶液とした後に、クリー
ンルーム中でメタクリル樹脂製円板上に塗布した。この
均一溶液を０．２μのミリポアフィルタ−で濾過し、メ
タクリル樹脂製円板上に上記の液を薄く均一に手で塗り
スピナー上で５秒間５００ｒｐｍで回転し、次に４００
Ｏｒｐｍで２０秒間回転させた。

７０℃６０分間オーブンで乾燥後、膜厚測定すると０．
１５μｍの膜厚であった。７８０ｎｍにおける吸光度は
０．５０であった。

記録媒体としての性能は、７８０ｎｍの半導体レー古用
いて行った。出力は１０ｍＷ。

パルスの発振時間は１０μ秒、ビーム径は０．８０μｍ
であった。記録媒体を酷布した円盤をｔｉｃモーターで
５ｒｐｓの速度で回転させながら、上記の条件でレーザ
ー光を照射したところ、リードアウト信号にに化が起こ
り、信号が書きこまれたことが、確認された、実施例２ 、本発明の記録媒体として、 テ示される３−（Ｎ−メチルアニリノーペンタトリエニ
リデン）−４、６、８−トリメチルアズレニウムバーク
ロレートを用いた。

この化合物の吸収スペクトルをアセトニトリル中で測定
したところ、λｍａｘが８１０ｎｍでモル吸光係数が８
．６Ｘ１０’であった。

実施例１と同様な方法でメタクリル樹脂製円板上に塗布
し、０，１６μｍ（７）膜を形成させた。この円板の８
８０ｎｍにおける吸光度は０．３５であった、 記録媒体としての性能は、ｇ８０ｎｍの半導体レーイ用
いて行った。出力は１０ｍＷ、パルスの発振時間は１０
μ秒、ビーム径は０．８０μｍであった。この円板をＩ
）Ｃモーターで１０　ｒＴ？ｓ　の速度で回転させなが
ら、上記の条件でレーザー光を照射したところ、リード
アウト信号に変化が起こり、信号が書きこまれたことが
、確認された。

【図面の簡単な説明】

第１図は信号の書きこみと再生をチェックするための光
デイスク評価装置である。 １−レーザー光源、２−合焦レンズ、８−音暢一光学（
Ａ１０　）変調器、４−スリット、５−反射鏡、６．７
−ビームスプリッタ−，８一対物レンズ、９−記録媒体
面、１０．１１−レンズ、１２−合焦検出器、１８−フ
ォーカスサーボ、１４−光学検出器、１５−マイクロプ
ロセッサ、１６−レーザー光

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. □　高密度エネルギー光の照射により熱的変形を受ける
   記録層゛とし□て、一般式＋１’１で表わされるアズレ
   ン誘導体の塩を含む薄膜を基板上に設けた記録媒体。