JPS601319Y2 - 油圧駆動車の衝撃防止装置 - Google Patents

油圧駆動車の衝撃防止装置

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JPS601319Y2
JPS601319Y2 JP8822479U JP8822479U JPS601319Y2 JP S601319 Y2 JPS601319 Y2 JP S601319Y2 JP 8822479 U JP8822479 U JP 8822479U JP 8822479 U JP8822479 U JP 8822479U JP S601319 Y2 JPS601319 Y2 JP S601319Y2
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JP
Japan
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pressure
hydraulic
relief
valve
servo
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Expired
Application number
JP8822479U
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English (en)
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JPS567146U (ja
Inventor
賢治 小島
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は急停止時に発生する衝撃を緩和する油圧駆動
車の衝撃防止装置に関する。
従来この種油圧駆動車の油圧回路は第1図に示すように
、油圧ポンプaより吐出された油圧を閉回路す及びCを
介して油圧モータdへ供給し、この油圧モータdにより
足まわりを駆動して走行するようになっており、各閉回
路す及びCの間には、異常高圧が発生した場合に低圧側
へ逃すIJ IJ−フ弁が設けられていると共に、これ
らリリーフ弁は最大トルクを保証するために、最高圧力
でリリーフ弁するようリリーフ圧がセットされている。
このため油圧駆動車が急停止した場合、車体の慣性など
により低圧側の閉回路すまたはCに異常高圧が発生味こ
の異常高圧は最大トルクとほぼ同じ大きさの逆駆動力と
なって車体に衝撃を与えるため、車両の乗心地が著しる
しく損なわれたり、ときには運転者などに危険を及ぼす
不具合があった。
この考案はかかる不具合を改善する目的でなされたもの
で、低圧側となる閉回路のリリーフ圧を自動的に低くし
て、急停止時発生した高圧を低いうちにリリーフさせる
ようにした油圧駆動車の衝撃防止装置を提供して、車両
が急停止しても異常高圧により車体に衝撃が加わらない
ようにしたものである。
以下この考案を第2図に示す一実施例について詳述する
図において1は図示しない油圧駆動車に搭載された油圧
ポンプで、このポンプ1より吐出された油圧は閉回路2
及び3を介して油圧モータ4へと供給され、この油圧モ
ータ4により図示しない足まわりが駆動されて走行する
上記油圧ポンプ1の斜板1aにはサーボシリンダ5が、
また油圧モータ4の斜板4aにはサーボシリンダ6が夫
々接続されていて、コントロールポンプ7より各サーボ
弁8及び9を介して供給される油圧により斜板1a及び
4aが制御されると共に、各サーボ弁8及び9は管路1
0を介して供給される油圧により切換え制御される。
また油圧ポンプ1側のサーボシリンダ5には切換え弁1
1が連動されていて、この切換え弁11にコントロール
ポンプ7より管路12を介して油圧が供給されている。
上記切換え弁11は遮断ポジション11□と、前記閉回
路2及び3の間に設けたIJ IJ−フ弁13及び14
の一方13に油圧を供給して、このリリーフ弁13のリ
リーフ圧を低下させるポジション111及びリリーフ弁
14に油圧を供給してリリーフ圧を低下させるポジショ
ン113を夫々有している。
しかして車両を前進すべく管路10の一方10aに油圧
を供給する。
と、サーボ弁8の左側に油圧が供給されて、サーボ弁8
は右方へ移動味これによりサーボシリンダ5は左方へ移
動するため、切換え弁11は直ちにポジション113へ
切換わる。
これによって低圧側閉回路3に接続された一方のリリー
フ弁14へのみコントロールポンプ7より圧力が供給さ
れて、このリリーフ弁14のリリーフ圧が低下され、ま
た高圧側閉回路2に接続された他方のリリーフ弁13の
リリーフ圧は高いリリーフ圧に維持されるため、油圧モ
ータ4に加わる負荷に対してリリーフすることがないと
共に、この状態で車両を急停止した場合、低圧側の閉回
路3に車体の慣性などにより高圧が発生しても、リリー
フ圧の低下されたリリーフ弁14を介して閉回路2(急
停止によりこの回路の圧力は低くなっている)側ヘリリ
ーフされるため、異常高圧が発生して衝撃が車体側に加
わることがない。
また後進時には管路10の他方10b側が高圧となって
サーボ弁8は左方へ、サーボシリンダ5は右方へ移動す
るため、切換え弁11のポジション111を介してIJ
IJ−フ弁13へ油圧が導入され、このリリーフ弁1
3のリリーフ圧が低下される。
従って後進時急停止して低圧側の閉回路2に高圧が発生
してもIJ IJ−フ弁13を介して閉回路3側ヘリリ
ーフされるため、異常高圧により車体に衝撃が加わるこ
とがない。
この考案は以上詳述したように、車両の前後進時低圧側
となる閉回路のリリーフ弁にのみ油圧を供給してリリー
フ圧を低下させたことから、車両が急停止して車体の慣
性などにより低圧側に高圧が発生しても、これが異常に
高くなる前にリリーフされるため、異常高圧により車体
に衝撃が加わることがない。
これにより車両の乗心地が改善されると共に、急停止し
た際運転者に危険を及ぼす虞れも少なくできる。
また油圧ポンプの傾転角を制御するサーボシリンダと、
リリーフ弁のリリーフ圧を切換える切換え弁の間を機械
的に連動したため、切換え弁が中立になると同時に油圧
ポンプの斜板も中立となり、両者の間に時間的な遅れが
生じない。
これによって前進から後進に急激に切換えた場合でもピ
ーク圧が発生しないので、円滑に前進から後進へ移行す
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の油圧回路を示す回路図、第2図はこの考
案の一実施例になる油圧回路の回路図である。 1は油圧ポンプ、2及び3は閉回路、4は油圧モータ、
5はサーボシリンダ、11は切換え弁、13及び14は
リリーフ弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サーボ弁8により制御されるサーボシリンダ5により、
    油圧ポンプ1の斜板角を制御すると共に、上記油圧ポン
    プ1の吐出圧を閉回路2,3を介して油圧モータ4へ供
    給し、この油圧モータ4て足まわりを駆動して走行する
    油圧駆動車において、上記サーボシリンダ5に切換え弁
    11を機械的に連動し、かつサーボシリンダ5の動作と
    ともにこの切換え弁11を切換えて、上記閉回路2及び
    3の間に接続したリリーフ弁13及び14の低圧側回路
    に接続するリリーフ弁13または14に油圧を供給する
    ことにより、低圧側回路と接続するリリーフ弁13また
    は14のリリーフ圧を低下させることを特徴とする油圧
    駆動車の衝撃防止装置。
JP8822479U 1979-06-29 1979-06-29 油圧駆動車の衝撃防止装置 Expired JPS601319Y2 (ja)

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JP8822479U JPS601319Y2 (ja) 1979-06-29 1979-06-29 油圧駆動車の衝撃防止装置

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JPS567146U JPS567146U (ja) 1981-01-22
JPS601319Y2 true JPS601319Y2 (ja) 1985-01-16

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JP8822479U Expired JPS601319Y2 (ja) 1979-06-29 1979-06-29 油圧駆動車の衝撃防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820520A (ja) * 1981-07-25 1983-02-07 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 液圧伝動装置付き車輛における緩衝装置
JPS5983345U (ja) * 1982-11-29 1984-06-05 株式会社ボンビ 折畳み式の動物携帯用檻

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JPS567146U (ja) 1981-01-22

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