JPS60131235A - 収縮スリ−ブ形成用シ−ト - Google Patents

収縮スリ−ブ形成用シ−ト

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JPS60131235A
JPS60131235A JP58241581A JP24158183A JPS60131235A JP S60131235 A JPS60131235 A JP S60131235A JP 58241581 A JP58241581 A JP 58241581A JP 24158183 A JP24158183 A JP 24158183A JP S60131235 A JPS60131235 A JP S60131235A
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Japan
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sheet
shrinkable
layer
sleeve
shrinkage rate
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匡泰 坪根
敏正 伊藤
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Sekisui Kaseihin Kogyo KK
Sekisui Kasei Co Ltd
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Sekisui Plastics Co Ltd
Sekisui Kaseihin Kogyo KK
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  • Laminated Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は収縮スリーブ形成用シートに関し、炭酸飲・
料等の内圧が加わる液体の収納に用いるガラス瓶等に対
して被覆保護するための収縮性スリーブの素材として好
適のものを提供しようとしている。
−2− 従来、ガラス瓶の外面に熱収縮性を有する熱可塑性樹脂
シートからなるスリーブを被せ、加熱によって該スリー
ブを収縮させ、ガラス瓶の外面形状に沿って密着するよ
う被覆し、ガラス瓶の輸送保管時における緩衝保護を図
ることが行なわれている。
そして、特に炭酸飲料のような内圧の加わるものを収納
するガラス瓶の場合、破損時における瓶破片の飛散を防
止することが、安全上重要な問題となる。
そこで、上記安全−1−の基準としてJIS−8230
6(炭酸飲料用ガラス瓶の飛散防止性能試験方法)を適
用し、保護スリーブとしての適性を判断している。
特に破瓶の際にガラス瓶自体が破壊されてもスリーブが
破断しなければ、ガラス瓶の破片が飛散せず、安全上非
常に好ましいとともに、瓶破片の始末も容易になる。
そして、上記破損時の安全性を高めるには素材シートの
伸び率と引張強度を向上させるとともに、−3= 両者のバランスも重要になる。
また、保護スリーブとしては、破損時の安全性だけでな
く、ガラス瓶の輸送時等における振動や衝撃力に対する
耐久性も必要とされる。
さらに、素材シートからスリーブへの巻回形成や瓶への
被覆作業を機械化もしくは自動化するには、取扱い中に
シートが局部的に変形したり折れ曲らないよう、適度の
剛性または腰の強さが必要となる。
従来ス1ノ一ブの素材として使用されている各種合成樹
脂シートのうち、ポリ塩化ビニルシートや延伸ポリスチ
レンシート等の非発泡シートは衝撃吸収等の緩衝保護性
に劣り、発泡ポリスチレンシートは引張強度や伸び率が
悪く、破瓶時の安全性に劣り、また発泡ポリオレフィン
系シートは柔軟性があり過ぎて、自動瓶巻機等での取扱
いが困難であった。
そこで、この発明においては、上記従来のスリーブ形成
用シートの欠点を解消し、緩衝性、破損時の安全性ある
いは取扱いの容易性等の何れにも−4− 優れたものを開発したものであり、その構成どしては、
内層となる収縮性ポリスチレン系シートまたはフィルム
と、中間層となるエチレン−酢酸ビニル共重合体による
収縮性発泡シート、または酢酸ビニル分を2.5重量%
以上含有する収縮性ポリオレフィン系発泡シート、およ
び外層となるポリスチレン系非発泡フィルムとが積層さ
れてあり各層の収縮率は、内層が中間層および外層より
大きく形成されてあり、積層されたシートは流れ方向の
収縮率が60%以下、幅方向の収縮率が10%以下で、
目つ流れ方向の収縮率が幅方向の収縮率より大きく、内
層側を内面にして流れ方向の両端を接合することを特徴
としている。
次いで、この発明の実施態様について図を参照しながら
以下に例示する。
収縮スリーブ形成用シート(S)は、内層(1)、中間
層(2)および外層(3)の3つの層が順に積層された
積層シートからなり、各層(11(21(31は何れも
加熱によって収縮する、いわゆる熱収縮性を有している
= 5 − なお、上記熱収縮性(以下単に収縮性と称する)は、各
層(11+21 (3)を押出成形にて製造する際の延
伸1、あるいは成形後の事後的な延伸加工等にて付与さ
れるものである。
内層(1)としては、収縮性ポリスチレン発泡シートま
たは収縮性ポリスチレン非発泡フィルム等の収縮性ポリ
スチレン系シートまたはフィルムからなる。そして、そ
の素材となるポリスチレン系樹脂としては、スチレン、
ビニルトルエン、イソプロピルスチレン、α−メチルス
チレン、核メチルスチレン、クロロスチレン、第三ブチ
ルスチレン等のビニル芳香族モノマーの重合により得ら
れるスチレン重合体、あるいはスチレンモノマーと、1
・3−ブタジェン、アクリル酸ブチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル等のアクリル酸アル
キル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸ブチル、メタ
クリル酸2−エチルヘキシル等のメタクリル酸アルキル
、アクリロニトリル。
ビニルアセテート、α−メチルエチレン、ジビニルベン
ゼン、ジメチルマレエート、ジエチルマレ−6− ニー1へとの共重合により得られる、スチレンモノマー
をその50重量%以上含有するスチレン共重合体が使用
される。また、上記樹脂に1〜25重量%のゴム分を含
有させれば、後)ホする引張強度や伸びの改善調整に好
適である。
また、発泡シートの場合には、上記樹脂にプロパン、ブ
タン、イソブタン、ペンタン、ネオペンタン、イソペン
タン、ヘキサン、ブタジエン等の脂肪族炭化水素類、シ
クロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン等の環式
脂肪族炭化水素類及びメチルクロライド、メチレンクロ
ライド、ジクロロフル1ロメタン、クロロトリフルオロ
メタン。
ジクロロジフルオロメタン、クロロジフルオロメタン、
トリクロロフルオロメタン等のハロゲン化炭化水素類等
の発泡剤を、例えば押出機中で加えて加熱混練後人気圧
中に押出光取させることにより発泡シートを形成する。
本発明にお(プる発泡シートの厚みは0.1 〜0.5
5mmのものが使用できるが、好ましくは0.1〜0.
15mmで実施される。
−7− なお、厚みが1 mm以上になるとロール状に巻回する
のが困難であることと、折れシワ発生の原因となるので
スリーブ形成できず好ましくない。
なお、発泡シー1〜または非発泡フィルムの何れの場合
も、展着剤、可塑剤その他の添加剤を配合することがで
きる。また、ゴム分やエチレン−酢酸ビニル共重合体を
含有させれば、伸び率や引張強度が向上し、成形時の延
伸コントロールが行ない易くなる。
次に中間層(2)としては、エチレン−酢酸ビニル共重
合体による収縮性発泡シート、または酢酸ビニル分を2
.5重量%以上含有する収縮性ポリオレフィン系発泡シ
ートである。発泡シートを構成するポリオレフィン系樹
脂としては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブ
テン−1゜エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレ
フィン系樹脂の単独または共重合体、あるいは混合樹脂
が使用できる。
なお、中間層(2)がエチレン−酢酸ビニル共重合−8
一 体樹脂以外のポリオレフィン系樹脂からなる場合には、
酢酸ビニル分を25重石%含有するエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体樹脂を10重量%以上配合して実施する。
そして、かかる樹脂に、前記ポリスチレン系樹脂に加え
た発泡剤の他に、重曹、クエン酸等の反応型発泡剤、ア
ゾビスイソブチロニトリル、ジニトロソペンタメチレン
テトラミン、アゾジカルボン酸アミド等の分解型発泡剤
を使用して発泡シートを得る。
こうして得られた発泡シートの厚みは01〜0.411
1n1程度で発泡倍率が1.3〜3.0倍のものが好適
に実施できる。
また、中間層(2)にも内層(1)と同様に適宜添加剤
を配合しておくことができる。
次に外層(3)としては、収縮性ポリスチレン系非発泡
フィルムからなるものであり、その素材となるポリスチ
レン系樹脂としては、前記内層(1)の説明において例
示した各種ポリスチレン系樹脂が使用できる。
−〇 − 上記外層(3)となる収縮性非発泡フィルムの厚さは0
.01〜0.15mm、好ましくは0.02〜0,07
mmのものが好適に使用できる。また、外層(3)には
、チタンホワイト等の白色顔13+を含有させれば、0
度を出し印刷時の発色を良くできる。さらにその他消剤
、耐候剤、ヤ電防止剤等の添加剤も必要に応じて配合さ
れる。
以上に説明した、3つの層(1,) [2) (3)を
積層してスリーブ形成用シート(S)を製造するには、
予め別個に押出成形された各層を熱接着等の手段で積層
一体化させてもよいが、同時押出にて各層の成形と同時
に積層するのが能率的である。 同時押出法では、3台
の押出機にて別々に溶融混練された各閣用の原わ1樹脂
を、押出金型内で結合一体化させて同時に押出し、延伸
をかけながら引取用プラグまたはロールを経て、引取機
で積層されたシートを引取る。そして、この際に、冷却
エアーを積層されたシートの内面、即ち、内層(1)側
のみにかけるか、もしくは内層(1)側の冷却エアーを
外面即ち外層(3)側に比べて強くすることによって、
内−10− 外画面の冷fJ]度合に差をつけて延伸させる。
上記延伸によってスリーブ形成用シート(S)の各層(
11(21+31に収縮性が生じるのであるが、冷却度
合の大きい内面側が外面側よりも大きな収縮率を示すこ
とになる。従って3層のうち、内層(1)の収縮率が中
間層(2)、および外層(3)より大きくなる。
また、上記延伸時の引取り速度とブローアツプ比を適当
に設定して流れ方向と幅方向の延伸間をコントロールす
ることによって、両方向の収縮率を調整する。その結果
、製造されたスリーブ形成用シート(S)の流れ方向の
収縮率が60%以下、幅方向の収縮率が10%以下で、
且つ流れ方向の収縮率よりも大きくなるように調整する
なお、スリーブ形成用シート(S)の製造方法として、
予め別個に成形した3つの層(1) (2] (3)を
熱接着等にて積層する場合には、予め各層を押出成形す
る際に延伸量をコントロールして、流れ方向と幅方向の
収縮率を調整するとともに、内層(1)が中間層(2)
および外層(3)より収縮率が大きくなるようにする。
−11− 特に、予め内層(1)および中間層(2)の押出成形時
に、表裏両面で冷却度合を変え、収縮率に差をつけてお
き、積層する際には外層(3)に近い側の面に内m(1
)または中間層(2)の収縮率が小さい方の面が配置さ
れるようにして積層すれば、より好適となる。
以上のようにして製造されたスリーブ形成用シート(S
)のうち、内層(1)および中間層(2)の発泡シート
に含まれていた発泡剤による残存ガス量を、後述する使
用時即ちスリーブの加熱収縮時点において0.3mol
/ka以下にしておく。これはスリーブが収縮する際に
残存ガス量が多いと、加熱による膨張でスリーブの厚み
増加が大きくなって外層(3)の非発泡フィルムの印刷
面が剥離したり亀裂がはいるのを防ぐためであり、上記
残存ガスは押出成形後、自然放置しておいても経時と共
に徐々に発散するが、熱ロール等で加熱押圧して積極的
に発散させて調整してもよく、また予め発泡シートに含
有させる発泡剤の量を加減して調整することもできる。
−12− 以上のごとく形成されたスリーブ形成用シート(S)に
は、外層(3)の非発泡フィルム表面に印刷を施した後
、適宜大きさに裁断されて円筒状のスリーブ(A)に形
成される。このときスリーブ形成用シート(S)のうち
内層(1)側を内面にすると共に、シートの流れ方向が
スリーブ(A)の円筒方向になるようにして筒状に捲回
し、その流れ方向の両端を熱接着等の手段で接合してス
リーブ(A)を形成するものである。
そして、このスリーブ(A>を炭酸飲料用等のガラス瓶
(G)に被せた後、加熱することによってスリーブ(A
)を収縮させ、ガラス瓶(G)にぴったり密着させて被
覆し、ガラス瓶(G)の保護を果すものである。なお、
上記スリーブ(A>の大きさは、スリーブ(A)をガラ
ス瓶(G)に被せたとぎに、スリーブ(A)の径からガ
ラス瓶(G)の径を差引くと、0.6〜1.2mm程度
の隙間がスリーブ(A)とガラス瓶(G)との間に生じ
るように形成されたものが、収縮したときのガラス瓶(
G)への密着性あるいは外観上の観点から−13− 好ましいものである。また、スリーブ(A>は円周方向
に収縮すると同時に厚み方向には厚くなるが、この厚み
変化が極端になると、内層(1)または中間層(2)と
外層(3)の非発泡フィルムとの収縮度合の違いによっ
て、印刷面が盛り上がったり、表面に亀裂が入るおそれ
がある。従って、上記厚みの変化が収縮前後で2.0倍
以下になるように、ガラス瓶(G)に対するスリーブ(
A)の大きさを調整して実施する。
なお、この発明の収縮スリーブ形成用シート(S)は、
炭酸飲料用のガラス瓶(G)のばか各種のガラス瓶や陶
磁器製品あるいは合成樹脂製バイブ等の被覆保護用にも
使用できる。
以上のごとく構成された、この発明の収縮スリーブ形成
用シート(S)によれば、内層(1)、中間層(2)、
および外層(3)の3種の異なる性質を備えた素材を組
合せて積層していることによって、収縮スリーブに要求
される諸性質を完全に満足できることになる。
即ち、中間層(2)となる発泡ポリオレフィン系シー 
14 − −1〜は、柔軟性に優れ、伸び率も高いので、ガラス瓶
の輸送時等における振動や衝撃に対する緩衝性に優れた
ものになり、破瓶時の安全性も非常に良好なものとなる
、に記破瓶時の安全性向上について詳しく説明すると、
落下衝撃等によってスリーブで保護されたガラス瓶が破
損する際には、まずガラス瓶(G)に割れ目または亀裂
が入って瓶の破壊が起る。そして、この破壊エネルギー
が内層(1)から中間層(2)を経て外層(3)まで伝
達されることになる。
そのうち、内層(])のポリスチレン系シートまたはフ
ィルムについては、上記破壊エネルギーによって破断が
生じる。しかし、中間層(2)に伝わった破壊エネルギ
ーは柔軟性のよいポリオレフィン系発泡シートと外層(
3)の伸びにて分散吸収され、内側のポリオレフィン系
発泡シートでは部分的に伸びたり変形し、局部的には破
れも生じる。
しかし、外層(3)のポリスチレン系非発泡フィルムま
で伝わる単位面槓当りの破壊エネルギーは小さくなり、
非発泡フィルムの破断は起り難くなる。
−15− そして、外層(3)の破断が起らなければ、スリーブ(
A)全体の破断、およびガラス瓶破片の飛散は生じず、
破瓶時の安全性は非常に高いものになる。
なお、仮りに上記中間層(2)としてポリスチレン発泡
シートを使用したとすれば、柔軟性が少ないので破壊エ
ネルギーを中間層(2)で充分吸収できず、外層(3)
側に大きな破壊エネルギーが加わり、外層の非発泡フィ
ルムに破断が生じ易くなり、不適当である。
上記のように中間層(2)となるポリオレフィン系発泡
シートは、破瓶時の安全性向上には大きな効果があるが
、柔軟性があり過ぎてスリーブの巻回形成やガラス瓶へ
の被覆作業等の取扱いが行ない難い。
そこで、この発明では中間層(2)の内外両面に、剛性
の良いポリスチレン系シートまたはフィルムからなる内
層(1)と同じくポリスチレン系の非発泡フィルムから
なる外層(3)とを積層することによって、スリーブ(
A)全体の剛性を高め、取扱い中にスリーブ(A>の一
部が折れ曲がったり、変形−16− する不都合を無くすことができる。
また、外層(3)のポリスチレン系非発泡フィルムは、
スリーブ(A)外表面の平滑性および印刷性を良好にで
き、外観性を高めるとともに、キズもつき難くなるので
強度も向上する。なお、上記非発泡フィルムにてスリー
ブ(A)表面の滑性がよくなる為、ガラス瓶(G)の振
動コンベアやシュートによる移送もスムーズに行なえる
さらに、上記内層(1)、中間層(2)、および外層(
3)を積層する際に、中間層(2)がエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体からなるものであれば、内層(1)および
外層(3)のポリスチレン系シートまたはフィルムとの
接着性が良好で一体性良好に積層できる。また。
中間層(2)がポリオレフィン系発泡シートの場合にも
、酢酸ビニル分を含有しているので、上記内層(1)お
よび外層(3)との接着性を良好にできる。
従って、上記何れの場合にも、積層された収縮性スリー
ブ形成用シート(S)の積層性は非常に良好で、スリー
ブ(A)の使用時における各層の剥離の心配はない。
−17− 従って、この発明によれば、従来の各種シート累月の欠
点を何れも解消し、破損時の安全性、緩衝性能、および
取扱い易さ等の諸性能に優れたスリーブ形成用シートを
提供できることになる。
次に、この発明の効果を具体的な実施例について詳しい
データとどもに下表に示す。
−18− 表 ■ 表 ■ 19− (シートの構成) 各略号は以下の樹脂名を示す。
PSP・・・・・・ポリスチレン発泡樹脂PS・・・・
・・ポリスチレン樹脂 EVA・・・・・・エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂
PP・・・・・・ポリプロピレン樹脂 ゴム・・・・・・ブタジェン等のゴム分樹脂名の後の無
単位数値は配合比率を表し、%数値は配合重量%を表し
ている。
また、EVA中の酢酸ビニル(VA )含有量は全て2
5重量%である。
(伸び率および引張強度) ダンベル試験片を作成し、テンシロン試験機にてシート
の幅方向に沿って、50 mm / m i rlの引
取速度で引張ったときの、伸び率%と引張荷重に9を測
定した。
(落球衝撃値) サンプルサイズ 70 X 70 mmクランプ 45
 mmφ穴 鋼球 28.6mmφ 95(1 −20− 上記条件で試験を行ない破れが生じる高さを測定。
(クラッシュ強度) JIS P8126=1976に準拠 (飛散性能) JIS 82306に準拠して破瓶試験を行う。そして
、破瓶後に、スリーブの破断個所を測定覆る。
破断個所2ケ所以下・・・・・・○ 3ケ所以上・・・・・・× 上記試験結果において、落球衝撃値は衝撃に対する緩衝
性能を示し、957930強度はスリーブの取扱い容易
さを示し、飛散性能は破瓶の際の安全性を示J−もので
ある。
なお、実施例は比較例に比べて、伸び率は格段に向上し
ているが、引張強度はあまり差が無(′X0しかし、使
用性能に大きな影響を与える、落球衝撃値および飛散性
能は比較例よりも優れていると同時に、クラッシュ強度
についても、実用上充分な値を示している。
−21−
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施態様を例示ザるものであり、第1図
は断面図、第2図はスリーブの斜視図、第3図は使用状
態の断面図である。 (S)・・・・・・収縮スリーブ形成用シート、(1)
・・・・・・内層、 (2)・・・・・・中間層、 (3)・・・・・・外層、 (A>・・・・・・スリーブ、 (G)・・・・・・ガラス瓶。 特許出願人 積水化成品工業株式会社 −22− 第1図 第3図 5、補正命令の日付(自発) 手 続 補 正 書く自発) 昭和59年3月9日 昭和58年 特 許願 第241581号2、発明の名
称 収縮スリーブ形成用シート 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 代表者 川 本 貢 4、代理人 6、補正の対象 明細書中、発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1)明細書第2頁第19行「好適のもの」の記載を、
[好適なもの」と訂正する。 (21同書第6頁第2行〜第3行F延伸いあるいは」の
記載を[延伸、あるいは]と訂正する。 (3)同書第7頁第18行〜第8頁第3行の[厚みは・
曲・好ましくない。」の記載を以下の通り訂正する。 [厚みは0.1〜1mmのものが使用できるが、好まし
くは0.1〜0.5mmで実施される。 なお、厚みが1mm以上になると、本発明のスリーブ形
成用シート(S)をロール状に捲回することが困難であ
ることと折れシワ発生の原因となるので好ましくない。 」(4)同−第11員第12行〜第13行の[流れ方向
・・川・大きくなる」の記載を、「流れ方向の収縮率が
幅方向の収縮率よりも大きくなる」と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 内層となる収縮性ポリスチレン系シートまたはフ
    ィルムと、中間層となるエチレン−酢酸ビニル共重合体
    による収縮性発泡シート、または酢酸ビニル分を 2.5重鎖%以上含有する収縮性ポリオレフィン系発泡
    シート、および外層となる収縮性ポリスチレン系非発泡
    フィルムとが積層されてあり、各層の収縮率は、内層が
    中間層および外層より大きく形成されてあり、積層され
    たシートは流れ方向の収縮率が60%以下、幅方向の収
    縮率が10%以下で、且つ流れ方向の収縮率が幅方向の
    収縮率より大きく、内層側を内面にして流れ方向の両端
    を接合することを特徴とする収縮スリーブ形成用シート
    。 −1− 2、収縮性ポリスチレン系シートが収縮性ポリスチレン
    系発泡シートである上記時・ 許請求の範囲第1項記載
    の収縮スリーブ形成用シート。 3、 収縮性ポリスチレン系フィルムが収縮性ポリスチ
    レン系非発泡フィルムである上記特許請求の範囲第1項
    記載の収縮スリーブ形成用シート。 4、 中間層となるポリオリフイン系発泡シートが、酢
    酸ビニルを25重量%含有す、・ るエチレン−酢酸ビ
    ニル共重合体を10・ 重量%以上含有したものからな
    る上記特許請求の範囲第1項記載の収縮スリーブ形成用
    シート。
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