JPS6013098A - シ−ム溶接缶用表面処理鋼板の製造方法 - Google Patents
シ−ム溶接缶用表面処理鋼板の製造方法Info
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- JPS6013098A JPS6013098A JP12093583A JP12093583A JPS6013098A JP S6013098 A JPS6013098 A JP S6013098A JP 12093583 A JP12093583 A JP 12093583A JP 12093583 A JP12093583 A JP 12093583A JP S6013098 A JPS6013098 A JP S6013098A
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- Japan
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- plating
- alloy
- steel sheet
- chromate
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- Electrochemical Coating By Surface Reaction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
シーム溶接により接胴される食缶を土たる使途とする表
面処理鋼板の製造方法に関してこの明細会で以下に開示
する技術内容は、冷延鋼板に1Ji−1i’6合金めつ
き後、Tずめつきを施し、グ1き続きクロメート処理T
る方法、および、Snめつきを行なった後に溶錫処理ご
行ない引き続きクロメート皮膜を形成させる方法により
、シーム溶接による接胴の施工を容易ならしめることの
開発成果であり、いわゆる表面処理鋼板の製造に関連T
る技術の分野に位置づけられる。
面処理鋼板の製造方法に関してこの明細会で以下に開示
する技術内容は、冷延鋼板に1Ji−1i’6合金めつ
き後、Tずめつきを施し、グ1き続きクロメート処理T
る方法、および、Snめつきを行なった後に溶錫処理ご
行ない引き続きクロメート皮膜を形成させる方法により
、シーム溶接による接胴の施工を容易ならしめることの
開発成果であり、いわゆる表面処理鋼板の製造に関連T
る技術の分野に位置づけられる。
(問題点)
従来、食缶(飲料缶を含む以下同じ)を製造丁る際にお
けるぶりきの終局は、半田によって行われてきた。しか
しながら半田に含まれている有害な鉛が缶内容物中に溶
出Tることかあり、食品衛生上問題となる。
けるぶりきの終局は、半田によって行われてきた。しか
しながら半田に含まれている有害な鉛が缶内容物中に溶
出Tることかあり、食品衛生上問題となる。
このため近年半田による終局にかわって、シーム浴接な
かでも、スードロニツク溶接法による終局法が普及しつ
つある。
かでも、スードロニツク溶接法による終局法が普及しつ
つある。
スードロニツク溶接法では缶胴接合部の重i2合せ部分
が0.8〜0.5間程度の著しく狭い喝であるために鋼
板の表面処理法の如何によって接合の良否が大き−く左
右される。
が0.8〜0.5間程度の著しく狭い喝であるために鋼
板の表面処理法の如何によって接合の良否が大き−く左
右される。
ここに溶接缶は全て内面塗装を施して使用されることか
ら、耐食性の面からはずT付NfJiを少なくしても良
いと考えられるところ、丁ずの高価格面より缶用材料の
需要家からは薄目付ぶりきないしは、これに代りうる低
価格の新材料の要求が強い。
ら、耐食性の面からはずT付NfJiを少なくしても良
いと考えられるところ、丁ずの高価格面より缶用材料の
需要家からは薄目付ぶりきないしは、これに代りうる低
価格の新材料の要求が強い。
このようなすう勢によってNiめっき鋼板や薄いsnめ
つきの上にクロムめっき、または厚いクロメート皮膜を
形成させた表面処理鋼板の試作ちるいは、実用化が進め
られている。
つきの上にクロムめっき、または厚いクロメート皮膜を
形成させた表面処理鋼板の試作ちるいは、実用化が進め
られている。
これら新材料は耐錆性、塗装性には優れているが、以下
のような欠点が看過され得ない。
のような欠点が看過され得ない。
まずHiめつき鋼板は、NiとB’eの電位差が大きい
ために、取扱い中にめっき層に微細なきすがついた場合
にはきすの部分で鉄が急激に腐食、酸化され、その部に
穴があくことがあり、このために塗装、製缶、缶詰工程
では取扱いに細心の注意を要する。もちろん溶接缶は普
通内外面ともに塗装して使用されるが、塗膜にW、細な
きずがついたU=めっき缶に内容物を充填した場合には
、短期nlTで水素ガスが発生して膨張缶となる。
ために、取扱い中にめっき層に微細なきすがついた場合
にはきすの部分で鉄が急激に腐食、酸化され、その部に
穴があくことがあり、このために塗装、製缶、缶詰工程
では取扱いに細心の注意を要する。もちろん溶接缶は普
通内外面ともに塗装して使用されるが、塗膜にW、細な
きずがついたU=めっき缶に内容物を充填した場合には
、短期nlTで水素ガスが発生して膨張缶となる。
−万博目付けのsnめつき上にクロムあるいは、厚いク
ロメート皮膜を施した鋼板は、溶接性が悪くて、ちり(
スパッター)を起し、また非溶接部分が発生することも
あり、最適溶接1荘流のコントロールが雌かしい欠点が
ある。加えこの鋼板は溶接性を向上させようとしてクロ
ムめっき、あるいはクロメート皮膜量を下けると、耐錆
性が悪くなt)%製缶メーカーで塗装を経て製缶が行な
われるまでに錆が発生するうれいがある。
ロメート皮膜を施した鋼板は、溶接性が悪くて、ちり(
スパッター)を起し、また非溶接部分が発生することも
あり、最適溶接1荘流のコントロールが雌かしい欠点が
ある。加えこの鋼板は溶接性を向上させようとしてクロ
ムめっき、あるいはクロメート皮膜量を下けると、耐錆
性が悪くなt)%製缶メーカーで塗装を経て製缶が行な
われるまでに錆が発生するうれいがある。
(発明の目的)
発明者らは、上記問題の打開を目指して、めっき面さら
には、塗装面に微細な欠陥を生゛じた場合にも耐錆性、
耐食性が実質的に損われることなくして、塗料密着性と
溶接性に優れた溶接缶用葉材たるべき表面処理鋼板を手
中にするため鋭意研究を重ねた結果、清浄な冷延鋼板表
面にまずmi−Fe合金めつきを施し、これに重ねて極
く薄いsnめつきを行ない、さらにクロメート皮膜を形
成させる方法、および、snめっきを行なった後に溶鍋
処理を行ない、す[き続きクロメート皮膜を形成させる
方法によって上記の諸要請が有利に満足され得ることを
見出した。
には、塗装面に微細な欠陥を生゛じた場合にも耐錆性、
耐食性が実質的に損われることなくして、塗料密着性と
溶接性に優れた溶接缶用葉材たるべき表面処理鋼板を手
中にするため鋭意研究を重ねた結果、清浄な冷延鋼板表
面にまずmi−Fe合金めつきを施し、これに重ねて極
く薄いsnめつきを行ない、さらにクロメート皮膜を形
成させる方法、および、snめっきを行なった後に溶鍋
処理を行ない、す[き続きクロメート皮膜を形成させる
方法によって上記の諸要請が有利に満足され得ることを
見出した。
この知見に基いて、シーム溶接缶の使途でとくに有用な
、表面処理鋼板を安価に提供することを可能にすること
がこの発明の目的である。
、表面処理鋼板を安価に提供することを可能にすること
がこの発明の目的である。
(発明の構成)
この発明の上記目的は、次の事項からなる処理過程を経
ることによって適切に成就されるO脱脂、酸洗した冷延
鋼板に、重量比でNi / Nl+F eO060〜0
.95の範囲となる合金組成のNi−Fe合金めつきを
0.01〜0.20μmの厚さに施した後、0.05〜
1.09/iのsnめつきを施し、さらにクロメート処
理によりクロム換算量が8〜80■/ばの範囲にて水和
酸化クロム上体のクロメート皮膜を重ねて形成させる方
法、および、3nめっき後溶錫処理を行ない、引続きク
ロメート皮膜を形成させる方法からなり、耐錆性、耐食
性および塗料密着性ならびに溶接性に優れるシーム溶接
缶用表面処理鋼板の製造方法0 ここに第1層のmi−Fe合金めつき層は、母材のli
’6との電位差をN1とBreの電位差よりも極端に小
さくすることができ、めっき欠陥部での局部電池に基〈
腐食を有効に抑制Tるのに役立つ0第2層の3nめっき
は、下層の1re 、 lJi −pe合金層に対し、
犠牲防食作用を呈して耐食性を着しく向上するとともに
、とくに、Snめっき層を有することにより、スードロ
ニツク溶接法による溶接性が格段に改善される0 第8層のクロメート皮膜は、めっき皮膜の封孔処理とし
てめっき欠陥部の補修に役立って耐錆性を向上させ、同
時に塗膜密着性の向上にも着しい寄与を呈する。
ることによって適切に成就されるO脱脂、酸洗した冷延
鋼板に、重量比でNi / Nl+F eO060〜0
.95の範囲となる合金組成のNi−Fe合金めつきを
0.01〜0.20μmの厚さに施した後、0.05〜
1.09/iのsnめつきを施し、さらにクロメート処
理によりクロム換算量が8〜80■/ばの範囲にて水和
酸化クロム上体のクロメート皮膜を重ねて形成させる方
法、および、3nめっき後溶錫処理を行ない、引続きク
ロメート皮膜を形成させる方法からなり、耐錆性、耐食
性および塗料密着性ならびに溶接性に優れるシーム溶接
缶用表面処理鋼板の製造方法0 ここに第1層のmi−Fe合金めつき層は、母材のli
’6との電位差をN1とBreの電位差よりも極端に小
さくすることができ、めっき欠陥部での局部電池に基〈
腐食を有効に抑制Tるのに役立つ0第2層の3nめっき
は、下層の1re 、 lJi −pe合金層に対し、
犠牲防食作用を呈して耐食性を着しく向上するとともに
、とくに、Snめっき層を有することにより、スードロ
ニツク溶接法による溶接性が格段に改善される0 第8層のクロメート皮膜は、めっき皮膜の封孔処理とし
てめっき欠陥部の補修に役立って耐錆性を向上させ、同
時に塗膜密着性の向上にも着しい寄与を呈する。
以上の成案は、冷延鋼板の耐錆性がN= −Fe合金め
っき法により改善できることに加えて、耐食性、塗膜密
着性ならびに溶接性の一層の向上が、さらにBnめっき
、クロメート皮膜からなる多層めっきの方法によって実
現できることの究明に由来している。
っき法により改善できることに加えて、耐食性、塗膜密
着性ならびに溶接性の一層の向上が、さらにBnめっき
、クロメート皮膜からなる多層めっきの方法によって実
現できることの究明に由来している。
この発明に従ってシーム浴接缶用表面処理鋼板の製造に
供するめつき原板、Tなわち素材に用いる鋼板は、造塊
材、連続鋳造材のいずれでもよいが、これらを通常の方
法で0.15〜0.a5I+1111ノ冷延板とし、焼
なまし後調質圧延を行うことがまず必要である。
供するめつき原板、Tなわち素材に用いる鋼板は、造塊
材、連続鋳造材のいずれでもよいが、これらを通常の方
法で0.15〜0.a5I+1111ノ冷延板とし、焼
なまし後調質圧延を行うことがまず必要である。
次ニこの原板は、めっきをするために通常の脱る合金組
成のHl−He合金めつきご行なう。
成のHl−He合金めつきご行なう。
酸塩浴、塩化物浴、スルファミン酸塩浴、ビロリン酸塩
浴などご適宜に使用Tることができるが。
浴などご適宜に使用Tることができるが。
そのめっき厚さは0.01〜0.20μmとすることが
必要である。
必要である。
由来している。
(1) Fe含有量を異にTるNi−Fe合金鋼薄板お
よび純Ni薄板をそれぞれ8%食塩水中で純鉄板とカッ
プルさせ、4時間JJi装置した後に、一定面積から溶
出したFeイオンを測定した実験結果を第1図に示TO ルではFeイオンの溶出が極端に少なくなった。
よび純Ni薄板をそれぞれ8%食塩水中で純鉄板とカッ
プルさせ、4時間JJi装置した後に、一定面積から溶
出したFeイオンを測定した実験結果を第1図に示TO ルではFeイオンの溶出が極端に少なくなった。
(2ン 冷延鋼板を通常の脱脂、酸洗に供した後、スル
ファミツm塩系Ni−he金合金っき浴のFelイオン
割合、電流密度を変化させて、合金組成が種々に異るH
i−Fe合金めっきを施し、めっき厚さは全て0.2μ
mとした。
ファミツm塩系Ni−he金合金っき浴のFelイオン
割合、電流密度を変化させて、合金組成が種々に異るH
i−Fe合金めっきを施し、めっき厚さは全て0.2μ
mとした。
これら合金組成の異るH= −BreFe合金き鋼板耐
錆性が良くなった。
錆性が良くなった。
なお同図のたて軸にとった5段階耐錆評価試験は、乾湿
繰り返しく条件は後述)を行って一日経過後の発錆状況
の目視観察で判定した。
繰り返しく条件は後述)を行って一日経過後の発錆状況
の目視観察で判定した。
前記(1) 、 (2)の結果が下地めっき合金組成を
”(Ni+Fe) −o、e〜0.95とした理由であ
る。
”(Ni+Fe) −o、e〜0.95とした理由であ
る。
Tなわち0.6未満ではめつき欠陥部での電気化学的な
腐食に対しては有効であっても、耐錆性が充分でなく、
”/ −0,95−より多くTると(Hi+Fe) 耐錆性に対しては有利である反面、地鉄とのm位差が大
きくなり、電解液中に浸漬したときに、めっき欠陥部で
の腐食が促進されて、Feイオンの溶出が急激に多くな
ることから、 Fe溶出と耐錆性の両立する0、6〜0
.95の範囲が必要である。
腐食に対しては有効であっても、耐錆性が充分でなく、
”/ −0,95−より多くTると(Hi+Fe) 耐錆性に対しては有利である反面、地鉄とのm位差が大
きくなり、電解液中に浸漬したときに、めっき欠陥部で
の腐食が促進されて、Feイオンの溶出が急激に多くな
ることから、 Fe溶出と耐錆性の両立する0、6〜0
.95の範囲が必要である。
次に下地めっき厚さを0.01〜0.2μmに規定した
理由は、次のとおりである。
理由は、次のとおりである。
0.01μm未満では鋼板表面の被覆が不完全になるお
それがあって耐錆性、また塗装後の耐食性が悪くなり、
下地めっきなしない原板の″耐錆性、塗装後の耐食性に
対する目立った区別がなくなる。
それがあって耐錆性、また塗装後の耐食性が悪くなり、
下地めっきなしない原板の″耐錆性、塗装後の耐食性に
対する目立った区別がなくなる。
しかし0.2μmJ:り厚くすると耐錆性は向上するが
加土性が悪くなり、実際使用に不適となる。
加土性が悪くなり、実際使用に不適となる。
従ってNi −Fe合金めつきJ¥ f: 0,01〜
0.2 pmの範囲とした。
0.2 pmの範囲とした。
上記H1−Fe合金めつきを、上記厚さに施したのみで
も、同一のめつき厚さのsnめっきに比し、鋼板の耐錆
性能は数倍も改善されるが、溶接性についてはsnめつ
き鋼板にはるかに及ばない。
も、同一のめつき厚さのsnめっきに比し、鋼板の耐錆
性能は数倍も改善されるが、溶接性についてはsnめつ
き鋼板にはるかに及ばない。
そこで溶接性の向上−を図るように、N1−F9合金め
つきに重ねて0.05〜1,0り/げのSnめつきを施
し、必要により溶鍋処理を施こすこととした0H1−1
re合金めつき上のsnめつき量を0.05〜1.0
g/I11”と規定した理由は、次のことからである。
つきに重ねて0.05〜1,0り/げのSnめつきを施
し、必要により溶鍋処理を施こすこととした0H1−1
re合金めつき上のsnめつき量を0.05〜1.0
g/I11”と規定した理由は、次のことからである。
Bnめっき量を0.05g/−より少なくTると。
溶接性の向上およびsnのF13 、 N= −re合
金暦に対Tる犠牲防食作用に基〈耐食性の向上効果がほ
とんどみられなくなり、また1、0り/ピより多くして
も、その効果が飽和して経済的にも損失となるからであ
る。
金暦に対Tる犠牲防食作用に基〈耐食性の向上効果がほ
とんどみられなくなり、また1、0り/ピより多くして
も、その効果が飽和して経済的にも損失となるからであ
る。
Ni −Fe合金めつき上のSnめっきを溶錫処理する
理由は次のことからである。snめつき層を溶錫処理す
ることにより平滑な錫層となると同時に、下地のHl−
Fe合金と一部が緻密な合金層を形成するために、耐食
性がより一層向上する。特に、塗装後の耐食性の向上が
顕著である。
理由は次のことからである。snめつき層を溶錫処理す
ることにより平滑な錫層となると同時に、下地のHl−
Fe合金と一部が緻密な合金層を形成するために、耐食
性がより一層向上する。特に、塗装後の耐食性の向上が
顕著である。
次に水利酸化クロムを生体とするクロメート皮膜は、溶
接性、塗膜密着性の点でとくに重要である。クロメート
皮膜量はQr換算量にて8〜80my/♂の範囲が最も
優れた効果を呈Tる0すなわち8■/♂未満では耐錆性
が不十分であり、塗膜缶着性能の向上効果も得られない
。80mg/lr?をこえると前記効果は良好であるが
、溶接時にちりを生じ、溶接部の補修塗装を困難にTる
ばかりでなく、溶接強度が低下し、溶接不良を起こしや
Tくなるからである。
接性、塗膜密着性の点でとくに重要である。クロメート
皮膜量はQr換算量にて8〜80my/♂の範囲が最も
優れた効果を呈Tる0すなわち8■/♂未満では耐錆性
が不十分であり、塗膜缶着性能の向上効果も得られない
。80mg/lr?をこえると前記効果は良好であるが
、溶接時にちりを生じ、溶接部の補修塗装を困難にTる
ばかりでなく、溶接強度が低下し、溶接不良を起こしや
Tくなるからである。
以下この発明の実施例を比較例および参考例と対比し具
体的に説明する。
体的に説明する。
めっき原板は、厚さ0.22m’ll+で同一ロットの
調質圧延した冷延鋼板を用い5通常の脱脂、0先処理を
施した後、下記の条件の範囲で合金組成を変化させてめ
っきを行なったO Ni −Fe合金めつき組成は、重量比にて、Nj−7
・ −0,5〜0.95でそのめっき厚さは、(Nl+
Fe) 0.01〜0.2μmの範囲になるようにめっき液組成
電気量ご変化させてスルファミン酸塩浴法により下地め
っきを行った。
調質圧延した冷延鋼板を用い5通常の脱脂、0先処理を
施した後、下記の条件の範囲で合金組成を変化させてめ
っきを行なったO Ni −Fe合金めつき組成は、重量比にて、Nj−7
・ −0,5〜0.95でそのめっき厚さは、(Nl+
Fe) 0.01〜0.2μmの範囲になるようにめっき液組成
電気量ご変化させてスルファミン酸塩浴法により下地め
っきを行った。
Ni−Fe合金めつき後のSnめっきは、/)ロゲン浴
で0.05〜1.0り7m1の範囲にめっきを行った。
で0.05〜1.0り7m1の範囲にめっきを行った。
3nめっき後の溶錫処理は通電加熱で行なった0クロメ
ート処理は重クロム酸ナトリウム溶液中で陰極処理を行
なった。なおりロメート皮膜を20■/ハ(クロム換に
量)以上にクロメート処理な施す時には無水クロム酸溶
液で陰極処理を行なった0 各処理条件は実施例、比較例とも次のとおりで・ある0 (1) Ni −Fe合金めつき条件 スルファミン酸ニッケル: (Ni”)50〜150り
/を硫酸第1鉄(FeSO,−7H,0) :l O〜
100 g/lはう酸二 δ09/1 サッカリンナトリウム: 0.6g/lラウリル硫酸ナ
トリウム: 75tn9/、7jスルファミンe/:5
〜809/I P、H,1,0〜4.0 温度 25〜60℃ 電流密度 0,5〜aoA/d♂ めつき厚 0.01〜0,2 ttm (g) Snめっき条件(ハロゲン/浴)塩化第1錫:
60g/l 酸性ふつ化ナトリウム: zog/l ぶつ化ナトリウム: 50’;l/1 塩化ナトリウム: 609/ 1 添加剤 少々 温度 60℃ 電流密度 5ム/d♂ めつ八属 0.05〜x、o9/げ (8)クロメート処理 A:重クロム醗ナトリウム: δ0り/l温度 45℃ 電流密度 5A/drf B:無水クロム酸: 60 g/I HB80. : 0.129/を 温度 45℃ 電流密度 5A/dげ 参考例についても同様の前処理を行い、次の表面処理を
行った。
ート処理は重クロム酸ナトリウム溶液中で陰極処理を行
なった。なおりロメート皮膜を20■/ハ(クロム換に
量)以上にクロメート処理な施す時には無水クロム酸溶
液で陰極処理を行なった0 各処理条件は実施例、比較例とも次のとおりで・ある0 (1) Ni −Fe合金めつき条件 スルファミン酸ニッケル: (Ni”)50〜150り
/を硫酸第1鉄(FeSO,−7H,0) :l O〜
100 g/lはう酸二 δ09/1 サッカリンナトリウム: 0.6g/lラウリル硫酸ナ
トリウム: 75tn9/、7jスルファミンe/:5
〜809/I P、H,1,0〜4.0 温度 25〜60℃ 電流密度 0,5〜aoA/d♂ めつき厚 0.01〜0,2 ttm (g) Snめっき条件(ハロゲン/浴)塩化第1錫:
60g/l 酸性ふつ化ナトリウム: zog/l ぶつ化ナトリウム: 50’;l/1 塩化ナトリウム: 609/ 1 添加剤 少々 温度 60℃ 電流密度 5ム/d♂ めつ八属 0.05〜x、o9/げ (8)クロメート処理 A:重クロム醗ナトリウム: δ0り/l温度 45℃ 電流密度 5A/drf B:無水クロム酸: 60 g/I HB80. : 0.129/を 温度 45℃ 電流密度 5A/dげ 参考例についても同様の前処理を行い、次の表面処理を
行った。
04例−l
ワット浴中で0.2μmのHlめつきご施した後前記ク
ロメート処理条件Aでクロメ−ト皮膜な、10■/W?
(クロム換算量)付着させた。
ロメート処理条件Aでクロメ−ト皮膜な、10■/W?
(クロム換算量)付着させた。
参考例−2
ハロゲン浴中で1.19/♂のsnめつきを施し、す7
0−処理後、前記クロメ7ト浴Aでクロメート皮膜を8
W9/I11″(クロム換算量)付着させた0参考例−
8 参考例−2と同様の処理でSnめっきを、とくに2.8
97−にかえた。
0−処理後、前記クロメ7ト浴Aでクロメート皮膜を8
W9/I11″(クロム換算量)付着させた0参考例−
8 参考例−2と同様の処理でSnめっきを、とくに2.8
97−にかえた。
前記条件で得られた各表面処理鋼板製品から・試験片を
切り出して特性調査を行なった。
切り出して特性調査を行なった。
特性調査項目および試験法の詳細は以下のとおりである
。
。
(IJ耐錆性の評価方法
乾湿繰り返し装置の試験槽内に試片を入れ、5゜”C,
98%(相対湿度)、80分、25°C,60%(相対
湿度)、80分の乾湿状態を繰り返して一定期間試験を
行い、錆の発生程度で評価した。
98%(相対湿度)、80分、25°C,60%(相対
湿度)、80分の乾湿状態を繰り返して一定期間試験を
行い、錆の発生程度で評価した。
評価は、JIS −Z−2912「錆発生度測定法」ニ
準拠し、◎(錆なし)、O1△、 x 、 xx (全
面錆)の5段階で行った。
準拠し、◎(錆なし)、O1△、 x 、 xx (全
面錆)の5段階で行った。
(2]溶接性の評価方法
溶接性試験は1B4.7X110wのに駒片を用いて次
の条件で行なった。
の条件で行なった。
溶接機 : スードロニツク社製全自動溶接機202径
用 オーバラック 0.4〜0.5朋 溶接電流 1000〜5000A 溶接性の評価は、ちりの出ない均一なナゲツト形成およ
び十分な溶接強度が得られる適正電流範囲の広さで行っ
た。
用 オーバラック 0.4〜0.5朋 溶接電流 1000〜5000A 溶接性の評価は、ちりの出ない均一なナゲツト形成およ
び十分な溶接強度が得られる適正電流範囲の広さで行っ
た。
Q: 150A以上、Δ:100〜150AX:IQO
A助下 最小溶接可能電流値は溶接部の強度、ちりの発生がなく
、良好な溶接が可能な電流値である。溶接可能電流値が
小さいほど、経済性に優れる。
A助下 最小溶接可能電流値は溶接部の強度、ちりの発生がなく
、良好な溶接が可能な電流値である。溶接可能電流値が
小さいほど、経済性に優れる。
適正電流範囲とは最小溶接可能電流値からの溶接可能電
流範囲を示した。
流範囲を示した。
なお、溶接部の強度は、試験円筒の一端にて溶接部をは
さんでV字型の切り込みを入れ、隅角部をプライヤーで
掴んで他端に向って引っ張るへインテストを行ない、途
中で溶1部が切断しないことを必要強度とした。
さんでV字型の切り込みを入れ、隅角部をプライヤーで
掴んで他端に向って引っ張るへインテストを行ない、途
中で溶1部が切断しないことを必要強度とした。
(8)塗装後の性能評価
エポキシフェノール系塗料量が45±5 my/ dゼ
となるように塗装し、210°C×10分間の焼付乾燥
を行ったものにつき次のような試験を行った。
となるように塗装し、210°C×10分間の焼付乾燥
を行ったものにつき次のような試験を行った。
(8−1)塗膜の二次密着性試験
1.5%Na04.1.5 %クエン酸ご含有Tる水溶
液中に96時間浸漬後、100個の基盤目をけがき、テ
ープによるはく喘個数で以下のとおり評価した〇◎:は
く離なし、021〜8個、△:4〜10個X:11〜8
0個、××:80個以上 (8−2)耐食性試験 塗装面にスクラッチを入れて上記溶液に96時B浸漬後
、スクラッチの腐食状態で評価した。
液中に96時間浸漬後、100個の基盤目をけがき、テ
ープによるはく喘個数で以下のとおり評価した〇◎:は
く離なし、021〜8個、△:4〜10個X:11〜8
0個、××:80個以上 (8−2)耐食性試験 塗装面にスクラッチを入れて上記溶液に96時B浸漬後
、スクラッチの腐食状態で評価した。
◎:非常に良好、O:良好、Δ:やや劣るX:者しく劣
る 以上の諸試験結果を次表に描けた。
る 以上の諸試験結果を次表に描けた。
(発明の効果)
この発明の方法で得られた鋼板は、比較例および参考例
のものに比して耐錆性、耐食性および塗装密着性ならび
に溶接性が優れていることがわかる0
のものに比して耐錆性、耐食性および塗装密着性ならび
に溶接性が優れていることがわかる0
第1図は、N1/ ・ 重量比とye溶出量との(Nl
+F6) 関係を示すグラフであり、 Ni。 第2図は /(N工+F6)重量比と耐錆性との関床を
示すグラフである。 特許出願人 川崎製鉄株式会社
+F6) 関係を示すグラフであり、 Ni。 第2図は /(N工+F6)重量比と耐錆性との関床を
示すグラフである。 特許出願人 川崎製鉄株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L 脱脂、酸洗した冷延鋼板に、重量比でNi/ (N
i +Fe) −0,60〜0.95 +7)範囲とな
る合金組成(7) Ni −Fe合金めっきを0.01
〜0.20μmの厚さに施した後、0.05〜1.0g
/m’のsnめつきを施し、さらにクロメート処理によ
りクロム換算ff18〜80mg/げの範囲にて水和酸
化クロム正体のクロメート皮膜を重ねて形成させること
から成り、耐錆性、耐食性°および塗料密着性ならびに
溶接性に優れることを特徴とTるシーム溶接缶用表面処
理鋼板の製造方法。 λ 脱脂、酸洗した冷延鋼板に、重量比でNi/(Ni
+Fe)−0,6o N009 sの範囲となる合金組
成のHl−Fe合金めっきを0.01〜0.20nm
(D厚すニ施Lf後、0.05〜1.0g/I11′の
43nめっきを行なった後溶錫処理し、さらにクロメー
ト処理によりクロム換Xflt8〜80 mgldの範
囲にて水和酸化クロム主体のクロメート皮膜を重ねて形
成させることから成り、耐錆性、耐食性および塗料密着
性ならびに溶接性に優れることを特徴とするシーム溶接
缶用表面処理鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12093583A JPS6013098A (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | シ−ム溶接缶用表面処理鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12093583A JPS6013098A (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | シ−ム溶接缶用表面処理鋼板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6013098A true JPS6013098A (ja) | 1985-01-23 |
Family
ID=14798605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12093583A Pending JPS6013098A (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | シ−ム溶接缶用表面処理鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013098A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6029484A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-14 | Nippon Steel Corp | シ−ム溶接性に優れた製缶用表面処理鋼板 |
JPS6240396A (ja) * | 1985-08-15 | 1987-02-21 | Kawasaki Steel Corp | 溶接性、耐食性に優れた缶用表面処理鋼板 |
JPS634091A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-09 | Kawasaki Steel Corp | 製缶用表面処理鋼板 |
JPH02156096A (ja) * | 1988-12-08 | 1990-06-15 | Nippon Steel Corp | シーム溶接性、塗料密着性および塗装後耐食性に優れた極薄溶接缶用材料 |
-
1983
- 1983-07-05 JP JP12093583A patent/JPS6013098A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6029484A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-14 | Nippon Steel Corp | シ−ム溶接性に優れた製缶用表面処理鋼板 |
JPS6217039B2 (ja) * | 1983-07-29 | 1987-04-15 | Nippon Steel Corp | |
JPS6240396A (ja) * | 1985-08-15 | 1987-02-21 | Kawasaki Steel Corp | 溶接性、耐食性に優れた缶用表面処理鋼板 |
JPH0434636B2 (ja) * | 1985-08-15 | 1992-06-08 | Kawasaki Steel Co | |
JPS634091A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-09 | Kawasaki Steel Corp | 製缶用表面処理鋼板 |
JPH02156096A (ja) * | 1988-12-08 | 1990-06-15 | Nippon Steel Corp | シーム溶接性、塗料密着性および塗装後耐食性に優れた極薄溶接缶用材料 |
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