JPS6013038A - 低熱膨張性銀パラジウム合金 - Google Patents
低熱膨張性銀パラジウム合金Info
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- JPS6013038A JPS6013038A JP58120936A JP12093683A JPS6013038A JP S6013038 A JPS6013038 A JP S6013038A JP 58120936 A JP58120936 A JP 58120936A JP 12093683 A JP12093683 A JP 12093683A JP S6013038 A JPS6013038 A JP S6013038A
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- palladium
- alloy
- copper
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の利用分野]
未発明は低熱膨張性銀、<ラジウム合金に関する。
[従来技術の説明]
従来から、銀合金の一つとして銀ノくラジウム合金が知
られている。
られている。
銀とパラジウムとは全率固溶し、銀に対するノくラジウ
ムの添加は、耐硫化性の向上、抵抗率等の゛上気的特性
の向上、引張強度・硬度等の機械的特性の向」二に役立
つ。
ムの添加は、耐硫化性の向上、抵抗率等の゛上気的特性
の向上、引張強度・硬度等の機械的特性の向」二に役立
つ。
この合金は、歯科用としては陶材焼付、クラウン等に用
いられ、また、゛t11気用としてC±電流用接点等に
用いられる。
いられ、また、゛t11気用としてC±電流用接点等に
用いられる。
しかし、この合金には、熱膨張係数が大きいという欠点
がある。歯科用として用いられた場合を例として、この
欠点について詳しく説明する。
がある。歯科用として用いられた場合を例として、この
欠点について詳しく説明する。
歯科用の陶材焼付とは、自然歯の色合に近づけるために
、合金の表面に陶材を焼付けることである。陶材として
は、長石、アルミナ、石英などの金属酸化物の混合物が
用いられ、その熱膨張係数は銀パラジウム合金に比べか
なり小さい。焼料は、この混合物に水を加えて泥状にし
たものを、合金表面に塗布し、炉中で加熱することによ
って行なわれる。しかし、陶材の熱膨張係数が小さいの
に対し、銀パラジウム合金のそれは大きいので、焼付工
程における加熱、冷却により陶材には割れが発生してし
まう。
、合金の表面に陶材を焼付けることである。陶材として
は、長石、アルミナ、石英などの金属酸化物の混合物が
用いられ、その熱膨張係数は銀パラジウム合金に比べか
なり小さい。焼料は、この混合物に水を加えて泥状にし
たものを、合金表面に塗布し、炉中で加熱することによ
って行なわれる。しかし、陶材の熱膨張係数が小さいの
に対し、銀パラジウム合金のそれは大きいので、焼付工
程における加熱、冷却により陶材には割れが発生してし
まう。
一ブj、クラウンの場合は、=・般に鋳造によって作成
するが、合金の熱膨張係数が大きいと、鋳造後の収縮が
太きくなり、最終製品の寸法精度が悪くなってしまう。
するが、合金の熱膨張係数が大きいと、鋳造後の収縮が
太きくなり、最終製品の寸法精度が悪くなってしまう。
また、寸法精度を上げよう・とすると鋳造後の収縮を補
償するような鋳造設計を行なう必要が生じ、その作業が
煩雑である。また、たとえその作業を行なったとしても
必ずしも期待通りの補償はなされない。
償するような鋳造設計を行なう必要が生じ、その作業が
煩雑である。また、たとえその作業を行なったとしても
必ずしも期待通りの補償はなされない。
一力、銀パラジウム合金において、パラジウムの含有量
を多くすれば熱膨張係数は下がる。しかし、パラジウム
は高価な金属であり、その含有量を多くすることはコス
トアップになってしまう。のみならず、パラジウム含有
量が多いと合金の融点が上がるので、加工性が悪くなっ
てしまう。
を多くすれば熱膨張係数は下がる。しかし、パラジウム
は高価な金属であり、その含有量を多くすることはコス
トアップになってしまう。のみならず、パラジウム含有
量が多いと合金の融点が上がるので、加工性が悪くなっ
てしまう。
[発明の概要コ
本発明者は、上記の従来の合金の欠点を改良するために
研究を続け、本発明を提案するに至った。
研究を続け、本発明を提案するに至った。
すなわち、本発明の合金は、パラジウム10〜70wt
%、酸化銅1〜10wt%、酸化亜鉛1〜15wt%、
残部が銀からなることを特徴とする低熱膨張性合金であ
る。
%、酸化銅1〜10wt%、酸化亜鉛1〜15wt%、
残部が銀からなることを特徴とする低熱膨張性合金であ
る。
次に本発明合金の成分を限定した理由について述べる。
パラジウムは、10〜70.w t%である。
銀は大気中の水分と亜硫酸ガスまたは硫化水素により硫
化して黒くなるが、パラジウムはこれらに対する銀の抵
抗性 (#硫化性)を改善する。また、パラジウムは銀
の機械的性質たとえば引張強度・硬度等を向上させる。
化して黒くなるが、パラジウムはこれらに対する銀の抵
抗性 (#硫化性)を改善する。また、パラジウムは銀
の機械的性質たとえば引張強度・硬度等を向上させる。
10wt5未満では。
耐硫化性および機械的性質が低下する。また、70wt
%を越えるとその効果は飽和し、材料費が高価になる。
%を越えるとその効果は飽和し、材料費が高価になる。
のみならず、融点が高くなり、加工性が悪くなってしま
うや 酸化銅は1〜10wt%である。
うや 酸化銅は1〜10wt%である。
酸化鋼は銀パラジウム合金の熱膨張係数を下げる。また
、銀パラジウムに対して固溶度がほとんどないため、高
温でも安定な粒子として存在する。このため、酸化銅は
高温における機械的強度を与える。しかし、1wt%以
下では高温における機械的強度は期待できない。一方、
10wt%を越えると粒子は粒界に凝集し、粒界割れの
原因となる。従って1〜10wt%とした。
、銀パラジウムに対して固溶度がほとんどないため、高
温でも安定な粒子として存在する。このため、酸化銅は
高温における機械的強度を与える。しかし、1wt%以
下では高温における機械的強度は期待できない。一方、
10wt%を越えると粒子は粒界に凝集し、粒界割れの
原因となる。従って1〜10wt%とした。
なお、酸化銅にはCuOとCu、Oの2種類があるが、
本発明においてはどちらの酸化物を使っても良い。また
両者を同時に含むものであっても良い。ただ、本明細書
においては説明の便宜上CuOで表わす。
本発明においてはどちらの酸化物を使っても良い。また
両者を同時に含むものであっても良い。ただ、本明細書
においては説明の便宜上CuOで表わす。
酸化亜鉛は、1〜15wt%である。
酸化亜鉛は、銀パラジウム合金の熱膨張係数を下げるの
に有効な化合物である。酸化亜鉛は、銀−パラジウムに
対して固溶度がほとんどないため、高温でも安定な粒子
として存在する。このため、高温における機械的強度を
与える。1wt%未満では、高温における機械的強度が
期待できない。15wt%を越えると粒子は粒界に凝集
し。
に有効な化合物である。酸化亜鉛は、銀−パラジウムに
対して固溶度がほとんどないため、高温でも安定な粒子
として存在する。このため、高温における機械的強度を
与える。1wt%未満では、高温における機械的強度が
期待できない。15wt%を越えると粒子は粒界に凝集
し。
粒界割れの原因となる。なお、陶材の熱膨張係数に近づ
けるためには5wt%以上が好ましい。
けるためには5wt%以上が好ましい。
なお、銀パラジウム合金の機械的性質、耐食性、耐熱性
向上のために・、金、白金、インジウム、スズ、アンチ
モン、ニッケル、炭素、タングステン、モリブデン、シ
リコン、マンガン、イリジウム、マグネシウム、アルミ
ニウム等が通常添加されるが、本発明においてもこれら
の元素の添加は可能である。
向上のために・、金、白金、インジウム、スズ、アンチ
モン、ニッケル、炭素、タングステン、モリブデン、シ
リコン、マンガン、イリジウム、マグネシウム、アルミ
ニウム等が通常添加されるが、本発明においてもこれら
の元素の添加は可能である。
本発明合金よりなる製品の製造方法としては、内部酸化
法、粉末混合法、還元法、共沈法その他の方法があるが
、どの方法を使ってもよい、特に内部酸化法が好ましい
。
法、粉末混合法、還元法、共沈法その他の方法があるが
、どの方法を使ってもよい、特に内部酸化法が好ましい
。
内部酸化法にはさらに2つの方法がある。
第1の内部酸化法方法ではまず、銀、パラジウム、銅、
亜鉛を溶解する。ついで、この銀−パラジウム−銅−亜
鉛の溶湯を所定の製品形状に鋳込む、このようにして得
た銀−パラジウム−銅−亜鉛の合金よりなる鋳塊を、大
気中あるいは酸素雰囲気中で500℃〜850℃の温度
範囲で適当な時間(たとえば、600℃〜700℃では
5〜50時間、800℃では1時間以上)加熱する。
亜鉛を溶解する。ついで、この銀−パラジウム−銅−亜
鉛の溶湯を所定の製品形状に鋳込む、このようにして得
た銀−パラジウム−銅−亜鉛の合金よりなる鋳塊を、大
気中あるいは酸素雰囲気中で500℃〜850℃の温度
範囲で適当な時間(たとえば、600℃〜700℃では
5〜50時間、800℃では1時間以上)加熱する。
この加熱によりこの合金中の銅と亜鉛は選択的に酸化さ
れ、銀−パラジウム母相中に銅と亜鉛の酸化物が均一に
分散する。
れ、銀−パラジウム母相中に銅と亜鉛の酸化物が均一に
分散する。
なお、この第1の内部酸化法により銅、亜鉛の酸化を行
なう場合、母相の酸化を防ぎ、母相中での酸素の拡散を
容易たらしめ、しかも溶質である銅および亜鉛を酸化す
るためには、母相は銀の固溶体であることが好ましい、
したがって、この方法を用いる場合、銀の含有量は50
wt%以上であることが好ましい。
なう場合、母相の酸化を防ぎ、母相中での酸素の拡散を
容易たらしめ、しかも溶質である銅および亜鉛を酸化す
るためには、母相は銀の固溶体であることが好ましい、
したがって、この方法を用いる場合、銀の含有量は50
wt%以上であることが好ましい。
また、この第1の内部酸化法を用いる場合、亜鉛の添加
策が10wt%を越えると、表面に酸化亜鉛の被膜が形
成され、合金中への酸素の拡散が妨げられる場合がある
。それゆえ、第1の内部酸化法においては、酸化亜鉛の
量は10wt%以下にすることが好ましい。また、特に
1〜5wt%にすることが、引張強度の低下がなく好ま
しい。
策が10wt%を越えると、表面に酸化亜鉛の被膜が形
成され、合金中への酸素の拡散が妨げられる場合がある
。それゆえ、第1の内部酸化法においては、酸化亜鉛の
量は10wt%以下にすることが好ましい。また、特に
1〜5wt%にすることが、引張強度の低下がなく好ま
しい。
さらに、この第1の内部酸化法においては、酸化亜鉛が
合金表面に微細に分散する。このような微細な分散には
酸化鋼の存在が寄与しているものと考えられる。
合金表面に微細に分散する。このような微細な分散には
酸化鋼の存在が寄与しているものと考えられる。
第2の内部酸化法でもまず、銀、パラジウム。
銅、亜鉛を溶解する。ついで第2の内部酸化法では、こ
のようにして得た銀−パラジウム−銅−亜鉛の溶湯を粉
化して粗大な合金粉となし、こバを酸素、空気、過熱水
蒸気などの酸化雰囲気で700℃−800℃程度で酸化
処理して銀−パラジウム−酸化銅−酸化亜鉛複合粉に変
化させる。
のようにして得た銀−パラジウム−銅−亜鉛の溶湯を粉
化して粗大な合金粉となし、こバを酸素、空気、過熱水
蒸気などの酸化雰囲気で700℃−800℃程度で酸化
処理して銀−パラジウム−酸化銅−酸化亜鉛複合粉に変
化させる。
そして、この複合粉を圧縮成形、熱間押出、冷間圧延な
どの加工をして本発明の合金よりなる製品を得ることが
できる。
どの加工をして本発明の合金よりなる製品を得ることが
できる。
[発明の実施例]
以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
本発明の実施例に係る合金は、パラジウム10〜70w
t%、酸化銅l〜10wt%、酸化亜鉛1〜l 5wt
%、残部が銀からなることを特徴とする低熱膨張性合金
である。
t%、酸化銅l〜10wt%、酸化亜鉛1〜l 5wt
%、残部が銀からなることを特徴とする低熱膨張性合金
である。
本実施例に係る合金は、市販の陶材と同程度の低熱膨張
係数をもつ。この低熱膨張係数は、従来の銀パラジウム
合金に比べて、パラジウム含有量が半分以下でも得るこ
とができるので、本実施例に係る合金は、安価であり、
加工が容易である。
係数をもつ。この低熱膨張係数は、従来の銀パラジウム
合金に比べて、パラジウム含有量が半分以下でも得るこ
とができるので、本実施例に係る合金は、安価であり、
加工が容易である。
また1本実施例に係る合金は、合金中に酸化物粒子が安
定的に分散しているので引張強度・硬さ等の機械的性質
に優れている。この酸化物粒子は高温においても母相に
固溶しない、すなわち、高温においても安定に分散して
いる。従って本実施例に係る合金は、高温引張強度・ク
リープ特性等の高温における機械的特性にも優れている
。
定的に分散しているので引張強度・硬さ等の機械的性質
に優れている。この酸化物粒子は高温においても母相に
固溶しない、すなわち、高温においても安定に分散して
いる。従って本実施例に係る合金は、高温引張強度・ク
リープ特性等の高温における機械的特性にも優れている
。
また、酸化物粒子が分散しているため、他の酸化物たと
えば陶材との焼付性がよい さらに、この酸化物粒子の存在により局部電池をつくり
にくいので従来の銀パラジウム合金より耐食性が良い。
えば陶材との焼付性がよい さらに、この酸化物粒子の存在により局部電池をつくり
にくいので従来の銀パラジウム合金より耐食性が良い。
なお、第1の内部酸化法により製造した場合には、合金
表面に酸化物粒子が微細に分散するため、常温および高
温硬度が一層増し、耐摩耗性がきわめてよくなる。
表面に酸化物粒子が微細に分散するため、常温および高
温硬度が一層増し、耐摩耗性がきわめてよくなる。
以−トの性質からして、本実施例の材料は、歯科用、バ
イメタル、電気接点材料、触媒などに利用できる。
イメタル、電気接点材料、触媒などに利用できる。
特に歯科用の陶材焼付、あるいはクラウンに用いると、
本実施例の材料の熱膨張係数は陶材の熱膨張とほとんど
一致するために、焼付時の加熱および冷・却に伴なう熱
膨張および収縮によっても陶材に割れは生じない、また
クラウンに使用した場合には、鋳造時の熱収縮が小さい
ため、寸法精度を正確に作成できる。また鋳造温度も高
くないので鋳造加工が容易である。さらに口腔内でも局
部電池をつくりにくいので腐食されず、したがって変色
もしない、なお、本実施例の材料は、従来の銀パラジウ
ム合金とその表面光沢には変化はない。
本実施例の材料の熱膨張係数は陶材の熱膨張とほとんど
一致するために、焼付時の加熱および冷・却に伴なう熱
膨張および収縮によっても陶材に割れは生じない、また
クラウンに使用した場合には、鋳造時の熱収縮が小さい
ため、寸法精度を正確に作成できる。また鋳造温度も高
くないので鋳造加工が容易である。さらに口腔内でも局
部電池をつくりにくいので腐食されず、したがって変色
もしない、なお、本実施例の材料は、従来の銀パラジウ
ム合金とその表面光沢には変化はない。
本発明のより具体的な実施例を以下に説明する。
実施例1〜8
第1表に示す成分を持つ試験片を次のようにして作成し
た。
た。
すなわち、銀パラジウム、銅および亜鉛の各金属を、真
空高周波誘導炉で500gに溶解し、鋳造する。この様
にして作成した鋳塊を850°Cの真空中で25時間均
一化処理し、これらの鋳塊から直径5mm、長さ20m
mの棒状試験片を採取した。その後、第2表に示す各条
件にて内部酸化処理を施し、銀−パラジウム中の銅およ
び亜鉛をそれぞれ酸化銅、酸化亜鉛に変えたやこれらの
試験片を用いて、陶材を焼付けた時の割れの発生の有無
の確認、硬度測定、熱膨張係数、引張強度の測定を行な
った。
空高周波誘導炉で500gに溶解し、鋳造する。この様
にして作成した鋳塊を850°Cの真空中で25時間均
一化処理し、これらの鋳塊から直径5mm、長さ20m
mの棒状試験片を採取した。その後、第2表に示す各条
件にて内部酸化処理を施し、銀−パラジウム中の銅およ
び亜鉛をそれぞれ酸化銅、酸化亜鉛に変えたやこれらの
試験片を用いて、陶材を焼付けた時の割れの発生の有無
の確認、硬度測定、熱膨張係数、引張強度の測定を行な
った。
試験片の暦均熱膨張係数は、理学電機(株)の微小定荷
重熱膨張計を用いて、室温から800°Cまでの試験片
とアルミナとの熱膨張の差いわゆる示差熱膨張を測定す
ることによってめた。なお、昇温速度は5°C/min
とした。
重熱膨張計を用いて、室温から800°Cまでの試験片
とアルミナとの熱膨張の差いわゆる示差熱膨張を測定す
ることによってめた。なお、昇温速度は5°C/min
とした。
試験片の硬度は、試験片の表面を鏡面上に研磨した後、
松沢精機(株)のビッカース微小硬度計を用いて、JI
’5Z2244に従い表面硬度を測定し、これを試験片
の硬度とした。なお、硬度測定における荷重は100g
、保持時間は30秒とした。
松沢精機(株)のビッカース微小硬度計を用いて、JI
’5Z2244に従い表面硬度を測定し、これを試験片
の硬度とした。なお、硬度測定における荷重は100g
、保持時間は30秒とした。
引張強一度は東洋ボールドウィンの引張試験機を用いて
JISZ2241に従った引張試験を行なうことによっ
てめた。なお、試験片はJISZ2201の4号試験片
を用いた。
JISZ2241に従った引張試験を行なうことによっ
てめた。なお、試験片はJISZ2201の4号試験片
を用いた。
その結果を第2表に示す。なお、熱膨張係数は、室温か
らgoo℃までの平均熱膨張係数である。また、陶材は
陶材はセラエイト(商品名:トーワ技研(株))を用い
た。
らgoo℃までの平均熱膨張係数である。また、陶材は
陶材はセラエイト(商品名:トーワ技研(株))を用い
た。
比較例
実施例1〜8と同様の方法により、第1表に示す成分を
持つ試験片を作成°し、測定を行なった。
持つ試験片を作成°し、測定を行なった。
その結果を第1表に示す。
第1表 (単位はwt%)
実施例9〜14
銀−パラジウム−亜鉛−銅合金の溶湯を粉化して粗大な
合金粉となし、これを800℃、1気圧の酸素圧の下で
50時間酸化処理して銀−パラジウム−酸化銅−酸化亜
鉛の複合粉に変化させた後、圧縮成形、熱間押出し、切
削加工を行ない。
合金粉となし、これを800℃、1気圧の酸素圧の下で
50時間酸化処理して銀−パラジウム−酸化銅−酸化亜
鉛の複合粉に変化させた後、圧縮成形、熱間押出し、切
削加工を行ない。
実施例1〜5と同様の試験片を作成した。この試験片の
成分を第2表に示す。
成分を第2表に示す。
これらの試験片を用いて実施例1〜5と同様の試験を行
なった。その結果を第4表に示す。
なった。その結果を第4表に示す。
比較例3〜4
実施例9〜14と同様にして、第2表に示す成分を持つ
合金を作成し、測定を行なった。その結果を第4表に示
す。
合金を作成し、測定を行なった。その結果を第4表に示
す。
第2表 (単位はwt%)
[発明の効果]
本発明によれば、従来の銀パラジウム合金に比べ、つぎ
のもろもろの効果がある。
のもろもろの効果がある。
■著しく熱膨張係数が低く、安価であり、かつ加工性が
良い。
良い。
■引張強度・硬度等の機械的性質に優れている。
(コ)高温における機械的特性に優れている。
■耐食性が良い。
■醇化物との焼付性に優れいる。
したがって、歯科用、バイメタル、電気接点材料、触媒
などにも利用できる。
などにも利用できる。
手続補正書
昭和58年8月 3日
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
1 事件の表示
特願昭58−120936号
2 発明の名称 低熱膨張性銀パラジウム合金3 補正
をする者 事件との関係 特許出願人 住所 山口県徳山市御影町1番1号 名称 (318) 徳山曹達株式会社 4 代理人 明細書の発明の詳細な説明の欄 6 補正の内容 1 明細書第7頁第10行ないし第12行の「また、特
に・・・・・・好ましい、」を削除する。
をする者 事件との関係 特許出願人 住所 山口県徳山市御影町1番1号 名称 (318) 徳山曹達株式会社 4 代理人 明細書の発明の詳細な説明の欄 6 補正の内容 1 明細書第7頁第10行ないし第12行の「また、特
に・・・・・・好ましい、」を削除する。
2 明細書第7頁第16行と第17行との間に「酸化銅
については、第3表からもわかるように、1〜5wt%
の範囲が引張強度の低下がなく好ましい。」を挿入する
。
については、第3表からもわかるように、1〜5wt%
の範囲が引張強度の低下がなく好ましい。」を挿入する
。
Claims (1)
- 1 パラジウム10〜70wt%、酸イヒ銅1〜10w
t%、酸化亜鉛1〜15.wt%、残部カー銀からなる
ことを特徴とする低熱膨張性合金
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58120936A JPS6013038A (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 低熱膨張性銀パラジウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58120936A JPS6013038A (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 低熱膨張性銀パラジウム合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6013038A true JPS6013038A (ja) | 1985-01-23 |
JPH0413413B2 JPH0413413B2 (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=14798629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58120936A Granted JPS6013038A (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 低熱膨張性銀パラジウム合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013038A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6413449B1 (en) * | 1999-05-22 | 2002-07-02 | Degussa-Huls Aktiengesellschaft | Method of using catalyst for steam reforming of alcohols |
US7876017B2 (en) * | 2005-05-12 | 2011-01-25 | Mabuchi Motor Co., Ltd. | Commutator and brush materials for small electric motor, clad composite material, and small electric DC motor using the same |
US8511535B1 (en) * | 2010-04-19 | 2013-08-20 | Aegis Technology Inc. | Innovative braze and brazing process for hermetic sealing between ceramic and metal components in a high-temperature oxidizing or reducing atmosphere |
-
1983
- 1983-07-05 JP JP58120936A patent/JPS6013038A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6413449B1 (en) * | 1999-05-22 | 2002-07-02 | Degussa-Huls Aktiengesellschaft | Method of using catalyst for steam reforming of alcohols |
US7876017B2 (en) * | 2005-05-12 | 2011-01-25 | Mabuchi Motor Co., Ltd. | Commutator and brush materials for small electric motor, clad composite material, and small electric DC motor using the same |
US8511535B1 (en) * | 2010-04-19 | 2013-08-20 | Aegis Technology Inc. | Innovative braze and brazing process for hermetic sealing between ceramic and metal components in a high-temperature oxidizing or reducing atmosphere |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0413413B2 (ja) | 1992-03-09 |
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