JPS60194028A - 金貧有の歯科用合金 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、金２０〜５５重ｉ％及びパラジウム４５〜６
５重！ｉ１％からなる、殊に歯科用磁器を焼付けるため
の全貧有の歯科用合金に関する。

従来技術 歯科学におい℃は、金属性芯材を有しかつ歯牙の色のセ
ラミックで被覆され℃いる歯冠及びＬリッジが久しく使
用されている。このような複合材料は、純粋な金属性の
歯冠及びプリツシに比して美的にも物理的にもセラミッ
クの少ない熱伝導率から得られる利点を有する。このた
めの合金としては、金約６０〜９０重Ｉ１％、白金約１
〜１５重量％、パラジウム約１〜１５重量％、ならびに
銀、錫、インジウム、ガリウム、鉄及び精練の際に副産
物として得られる粒状元素、例えばルテニウム、イリジ
ウム又はレニウムを含有する高金含有合金が有効である
ことが証明された。過去に高騰した貴金属価格のために
、この高金含有合金は、極めて値上りした。

従つ℃、この理由のため及び保鍵制度に沿いて一般に必
要となった費用の低減のために、最近、歯科用セラミッ
クでの被覆に好適である一連の。

安価なｆ金属合金が開発された。これは、金約４５〜５
５１ｍ％を有する金−パラジウムなｉしは金−パラジウ
ム−銀をベースとする全含量の減少した合金ならびに金
を全（含有しないか又は数重量％のみの金を含有するパ
ラジウム及びバラジクムー銀をベースとする合金である
。

歯科用磁器を焼付けるための合金は、例えば良好な鋳造
可能性、十分な強度及び延性、合金の弾性係数及び熱膨
張係数と、市販の歯科用セラミック材料の弾性係数及び
熱膨張係数との相容性、ならびに十分ではあるが高すぎ
ない硬度のような多数の要件を満足させなければならな
い。更に、この種の合金は、セラミックの焼付温度で十
分な強度を有しなけれはならない。更に５　セ：７きツ
クと、合金の酸化物層との間の望ましくない反応、殊に
変色及び気泡の形成は、趨こってはならない。

高金含有合金は、前記要件を概ね満足させるけれども、
実際には全部の公知の金含皺の減少した貴金属−焼付合
金及び全不含の貴金属−焼付合金は、多少とも有害な欠
陥を有する。すなわち、全含量４５〜５５重量ｔｓを有
する金−パラジウムをベースとする市販の合金は、殆ん
ど例外なく著しく高い溶融時間を有し、このことは、部
分的に市販の鋳造装置の工率に不当な快求をすることで
ある。も５１つの、歯科用セラミック作業の一成果を危
くする、この型の合金の弱点は、概して一部は１４．０
．・１０−６　Ｋ−１未満の極めて低い熱膨張係数であ
り、このことは、復原の際の不都合な形づ（ワ、ないし
は残っている金属−セラミック部分の事後のロク付は作
業の際にセラミックの亀裂ならび忙爆ＩＪ＆を導き５る
。しかし、この合金の最も有害な欠点は、溶融後に黒鉛
るつぼ中で金属とセラミックとの間の境界面で気泡を形
成するとｉ５傾向にある。

この気泡形成の主な原因は、溶融液から黒鉛るつぼに吸
収される炭素がセラミックの焼付けの際に合金の酸化物
又はセラミックと一緒に燃焼′　して−酸化炭素に変わ
り、この−酸化炭素が気泡として境界面に残留すること
にある（ｆｌｌえはＪＦ、スパニナー（５ｐｅｒｎｅｒ
　）　、’デンタルーレイバー（ｄｅｎｔａｌ−１ａｂ
ｏｒ　）　”　ＸＸＸ　ｓ第１２／１９８２号、第１７
５６頁）。

パラジウムをベースとする合金は、同様に多数の不完全
さをもっている。この合金の場合には、例えば溶融時間
を必要な値に減少させる合金成分の曜加により許容しえ
ない硬さの上昇な導（０また更に、パラジウムをベース
とする合金の場合、この合金は、その高いパラジウム含
量のため及びそれと結び付いた炭素吸収性のために決し
て黒鉛るつぼ中で溶融させてはならない。炭素の吸収は
、さらにこの合金の場合に発生する脆性を劇烈に上昇さ
せ、その上歯科用セラミックでの気泡なしの被覆を不可
能にする℃あろう。

西ドイツ国特許公開公報第２９４４７５５号には、金約
６２〜６５％及びパラジウム２９〜５８％を有する多数
の焼付合金が記載されており、この焼付合金は、ざら忙
なおインジウムを含有しかつ数パーセントま゛でガリウ
ム、錫、銅、ニッケル、アルミニウム、チタン及び銀を
６加することができる。銅含量は、この合金の場合に最
高５％である。しかし、このよ５な合金は、それが金約
４０％未満を含有する場合、著しく藁い液相線温度を有
することが判明した（一部は−１４００℃を越える）。

残りの株加剤の変性による液相線温度の減少は、許容し
えない硬度値を導く。

発明が解決しようとする問題点 従つ℃、本発明の課題は、金２０〜６５重量％及びパラ
ジウム４５〜６５１ｊＬｉ１％からなり、金言量が明ら
かに普通の金−パラジウム焼付合金よりも低（、簡単に
加工することかでき、熱膨張係数が公知の歯科用磁器に
相当し、磁器の変色も気泡形成も溶融後に黒鉛るつぼ中
で起こらず、かつ公知の金−焼付合金に比してなかんず
く減少した硬度及び減少した溶融時間を有する、殊に歯
科用磁器を焼付けるための全貧有の歯科用合金ヲ得るこ
とであった。

問題点を解決するだめの手段 この課題は、本発明によれは、この合金が付加的に、 ａ）銅６〜１５重量％及びニッケル０〜１０重Ｍ％、 ｂ）インジウム０〜１２重量％、錫Ｏ〜１２重賦チ及び
ガリウム０〜４重蓋チ、但し、ガリウム含液の２．５倍
で鑑別されるインジウム及び錫の含量の合計は、５〜１
５重量％の値にならなければならないものとし、 Ｃン　イリジウム及び／又はレニウム及び／又はルテニ
クム０．１〜１重ｆチ及び ｄ）選択的になおアルきニウムＱ〜ｉｉｔ＊、タンタル
０〜１重１に％、チタンＯ〜１重蓋チ及び／又は銀０〜
５重ｔ％を含有することによって解決された。

意外なことに、銅６〜１５重瀘チ及び場合によつ℃はニ
ッケル１０％までの使用により溶融時間の必鮫な減少が
生じ、同様に合金の熱膨張係数が上昇するが、この場合
この葎の添加剤で既に僅かな濃度で通常現われる劇烈な
硬度の増大は生じないことが判明した。同様に、意外な
ことに、セラミックでの被覆九対し℃支障あることが旺
明されている、このように高い鋼含有の合金の場合に予
想することができる酸化物の黒色の呈色は、本発明によ
る合金の場合には起こらず：むしろ灰色の固着する酸化
物がＶＩＩ察され、この酸化物は、同時に金属と焼付け
た１科用セラミックとの間の取分は良好な接着を生せし
める。しかし、銅及びニッケルの添加量は、１６ｉ量％
を越えてはならない。

更に、屑異的な効果としては、６重量％よりも多い銅を
胃する銅含有合金の場合に錫を加えて合金にすることに
よって黒鉛るつぼからの溶融液の炭素吸収を減少させる
ことが観察された。

この錫のグラスの影響は、アルミニウム及び／又はチタ
ンＩＪｆｉ献チまでを寵児することによつ℃明らかに強
化することができる。しかし−１重量％を越えるアルは
ニウム及びチタンの濃度は、合金のＷｆ容しえない硬度
の増大を導く。これと関連して、炭素によって惹起され
る気泡が金属とセラミックとの間の境界面で起こること
なしに、この合金をその高いパツジクム含ｉ［：も伺ら
す黒鉛るつぼ中での融解後にもなお問題なしに歯科用セ
ラミックで被機し５ることが可能になる。会合工業的手
段によって黒鉛るつぼからの浴融液の炭素吸収を−ｊ烈
に減少させる前記方法は、これまで公知の研究により合
金のパラジウム含量が上昇するにつれて増大する、液状
で炭蝋な吸収する傾向が確認された場合には注目にｉｉ
ｊることである。これと関連して、公知の金含量の減少
した合金の場合には、この合金がＰｄ　５０〜４０重ｔ
％で本発明による合金よりも著しく　Ｐｄ−貧有である
とじ℃も、屡々セラミック中に気泡を導く。

黒鉛るつぼ中で融解してはならない合金の場合には、合
金成分の錫を全部又は一部インジウム及び／又はガリウ
ムによって代えることもできる。全部の合金は、問題な
しに加工することができ、かつ極めて良好な流出能力及
び鋳型充填能力を示す＠ 意外なことに、本発明による合金の場合、この合金は、
卑金属成分の高い宮−にも拘らず極めて良好な耐蝕挙動
を示し、この耐蝕挙動は、完全に高金含有合金と比較可
能であることが確認された。

銀の鑑別により責金槁−成科用合金の〃ｕ工可能性、殊
に鋳造可能性及びロウ付は可能性が改養されることは、
公知である。従って、本発明による合金は、銀０〜５ｆ
ｆｉ蓋％を含有することもできる。セラミックの変色は
、この濃度において観察することができなかった。

特に好ましくは、殊に合金の硬度、膨張係数及びｍｌ！
ｌ！１１時間に関連して、元素ニッケル、銅、インジウ
ム、錫、ガリウム及び金の重ｔ％の合計が２６〜２８の
間になるような合金であることが判明し、この場合ガリ
ウム含量は、係数２゜５で乗じることができ、かつ全含
量は、係数０゜６で乗じることができる。この場合には
、鋼７〜１２重鼠％を有するニッケル不含の合金が特に
有効であることが証明された。

実施例 次表には、本発明による若干の合金の性質が記載され℃
いる。この場合、硬度値“熱処理１は、７００℃で１５
分４…の焼鈍後に測定された。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、金２０〜６５重蓋％及びパラジウム４５〜６５重量
   ％からなる全貧有の歯科用合金におい℃、該歯科用合金
   が付加的に１ ａ）銅６〜１５重瀘チ及びニッケル０〜１０ｘｍ％、 ｂ）インジウム０〜１２重１％、錫Ｏ〜１２Ｊ１ｔ％及
   びガリウム０〜４重量％、但し、ガリウム含量の２．５
   倍で添カロされるインジウム及び錫の含量の合計は、５
   〜１５重緻。 チの値にならなければならないものとし、Ｃ）イリジウ
   ム及び／又はレニウム及び／又はルテニウム０．１〜１
   重ｔｔｓ及び ｄ）選択的になおアタミニクム０〜１重緻チ、タンタル
   ０〜１重Ｉｔ％、チタン０〜１重蓋チ及び／又は銀０〜
   ５重ｉ１％ を含有することを特徴とする、全貧有の歯科用合金。 ２、元素ニッケル、銅、インジウム、錫、ガリウム及び
   金の重ｔ％の合計が２６〜２８になり、但し、ガリウム
   含量は、係数２．５で乗じることかでき、かつ全含量は
   、係数０．６で乗じることができる、特許請求の範囲第
   １項記載の歯科用合金。 ６、銅７〜１２重量％を含有しかつニッケル不含である
   、特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の歯科用合金
   。