JPS60129292A - 画像形成材料及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成材料及び画像形成方法

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JPS60129292A
JPS60129292A JP58239291A JP23929183A JPS60129292A JP S60129292 A JPS60129292 A JP S60129292A JP 58239291 A JP58239291 A JP 58239291A JP 23929183 A JP23929183 A JP 23929183A JP S60129292 A JPS60129292 A JP S60129292A
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Sadanobu Kawasaki
河崎 定信
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沓掛 正樹
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    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/30Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はサーマルヘッド等の熱記録手段を用いて熱を印
加することにより画像を得るための画像形成材料及び画
像形成方法に関する。
(従来技術) サーマルヘッド等の熱記録手段を用いて熱を印加するこ
とにより行なう感熱記録法は、その記録の高速性、装置
のコンパクトな事、騒音の少ない事、メンテナンスの容
易な事等の利点を生かし、コンピュータをはじめとする
坤々の機器の出力に利用されている。
特に近年、画像を磁気記録媒体に記録させてオdいてC
RT上に呼び出して編集したり、或いはコンピュータを
利用して新たな画面を構成することも行なわれているの
で、CrtT上の画像を固定画像(ハードコピー)化し
たいという必要性が増している。更に商業放送のテレビ
ジョンの画面を直接、或いは一旦録画して後、ハードコ
ピー化1−るニーズも増している。
CRT上の画像をノ・−トコピー化する方策としては感
熱記録法以外にインキジェットや電子写真も考えられる
が、インキジェットにだいては未だカラー写真調の画像
を形成するには至って居もず、電子写真においては画像
の形成は可能だが装置が複雑かつ大型のものになるため
一般向きとは言えずサーマルヘッドを利用した感熱記録
法が、インキジェット・電子写真の欠点を克服しうるも
のとして注目されている。
ところで感熱記録法において使用する感熱記録媒体とし
ては、一般的な熱転写型のものがあり、これは、例えば
黄、赤、藍の3色及び必要により黒の色料を熱溶融型の
結合材中に分散して設けた感熱転写紙である。しかし、
このよ5な一般的な感熱転写紙を用いて感熱記録を行な
うど、準備した各色やそれらの中間色の再現は出来ても
、転写する物質の量を規制出来ない、0N−OFF的な
転写であるため、階調(各色の組み合わせによる濃度、
色相等)の表現は出来す、不充分である。
感熱記録法において使用する他の感熱記録媒体としては
昇華性の着色剤を結合材中に分散させた転写層を有する
昇華転写紙がある。昇華転写紙に印加する熱エネルギー
の大小をコントロールすることにより昇華して転写1−
る着色剤の量がコントロール出来るから階調の表現が可
能になる。しかし、昇華転写紙を使用して感熱記録を行
なう際には、大きなエネルギーを要するだけでな(、着
色剤が転写層を拡散して昇華転写するまでの拡散時間を
要し、例えば現在のサーマルヘッドの印加時間である数
/ (7msec程度の時間内ではかなりの高温にしな
ければ昇華転 1写させることが困難である。勿論、感
熱記録媒体を予め加温することも考えられるが、予熱の
手段を付加することによる装置の複雑化、装置の始動時
のウオーミングアツプの必要性などの問題も生じる。
加えて昇華転写紙では、色相が三原色に近いものを選定
し、しかも昇華転写後の堅牢度をも同時に満足するもの
を選択′1−ることは困難である。
(発明の目的) 従って本発明は上記従来技術の欠点を克服し、諧調の表
現が出来、使用する装置が簡便で、しかも得られる画像
の色ムラがなく、長期の保存も可能な感熱記録媒体を提
供することを目的とする0 (発明の構成) 本発明は、ロイコ体及び酸性顕色剤のいずれか一方の成
分を含む結合材樹脂からなる発色層と合成樹脂被覆層と
が基体シートの表面に順次積層された発色シートと、透
明基体シートの裏面にロイコ体及び酸性顕色剤のうち前
記発色シートの発色層に含まれない方の成分を含む粘着
剤層からなる現像層を有する現像シートの組み合わせか
らなる画像形成材料に関するものであり、又、本発明は
、ロイコ体及び酸性顕色剤のいずれか一方の成分を含む
結合材樹脂からなる発色層と合成樹脂被覆層とが基体シ
ート表面に順次積層された発色シートの前記合成樹脂被
覆層表面を画像状に加熱して加熱部分の合成樹脂被覆層
を破壊することにより加熱部分において発色層を露出さ
せ、その後、発色シートの合成樹脂被覆層面に、透明基
体シートの裏面にロイコ体及び酸性顕色剤のうち前記発
色シートの発色層に含まれない方の成分を含む粘着剤か
らなる現像層を有する現像シートの現像層側を接触させ
るようにして両シートを貼り合わせろことにより前記発
色シートの発色層露出部において両シートのロイコ体及
び酸性顕色剤の反応による発色を行なわせることを特徴
とする画像形成方法に関するものである。
一両像形成材料 第1図は本発明の画像形成材料の典型例を示1−断面図
であって、シートAは発色シートであり、基体シートl
の表面に発色層コ、合成樹脂被覆層3とが順次積層され
た構造になっており、シート、Bは現像シートであって
透明基体シートjの下面に現像層である粘着剤層ケを設
けた構造になっている。
ここで発色層コは結合材樹脂中に発色成分としてコ成分
発色系である染料ロイコ体及びビス7エ/−#A等の酸
性顕色剤のうちのいずれかを含むものであり、2成分の
うち発色層λに含めなかった方の成分を現像層ダに適用
し、粘着剤中に含める。
合成樹脂被覆層3は発色シートへの発色層−を記録前ま
で保護するためと、サーマルヘッド等の画像状加熱手段
により溶融開孔して画像状に発色層3を露出させるため
疋形成されており、従って画像状加熱手段による加熱に
支障がなく、現像層qと接するときには発色層未露出部
では発色1’ltと現像層とにそれぞれ含まれろ発色成
分の接触を妨げるものである。
基体シートlとしては、まず、基体シートとしては紙や
プラスチックフィルム等の、通常、感熱記録紙に使用さ
れるものが、いずれも使用できる。基体シートの色や光
透過性については、本発明の画像形成材料を単色の記録
媒体とするときは、隠蔽性の高い、白色のものを使うこ
とができる。単色の記録媒体であっても透過光で観察し
たいときは基体シートは透明のものを使用′1−る。又
、後述するように、本発明の画像形成材料を、数枚の色
を違えたものとして準備し、それぞれに記録を行なって
互いに重ねて多色記録とする場合、最下層の画像形成材
料として隠蔽性の高い白色の基体シートを使用したもの
を用いると共に上層の感熱記録媒体の基体シートは透明
のものとづ−るのがよいし、多色記録の場合でも、透過
光で観察したいときは、すべての画像形成材料の基体シ
ートを透明なものとするのがよい。なお、透明な基体シ
ートとしては、透明なプラスチックフィルムを使うとよ
(、゛このうち、耐熱性、強度、寸法女定性、コストを
考慮スると、ポリエステルフィルムを使うとよい。透明
な基体シートを用いろ際、その厚みとしては28711
以上であれば使用できるが、厚みが過大となると透明度
が低下するので50μm以下とするのがよい。
など着色層、及び°消色材層の引張強度や剛性が充分得
られるときは基体シートlを省くことも可能である。こ
のように基体シートlを省いてお(と記録後、他の適宜
な基材に貼る際に、記録媒体の厚みを薄(することがで
き同時に基体シートlによる光吸収を回避しうる効果も
生じる。
次に発色層2は、例え′ばロイコ体が結合材樹脂中に溶
解して構成されている。
ロイコ体としては、通常の状態では淡色、望ましくは無
色であつk、次記酸性顕色剤により発色し、塩基性物質
により消色1−る、可逆的発消色可能なタイプのもので
あればいずれも使用でき、具体的には次のようなもので
ある;フルオラン系 3−ジアルキルアミノ−7−アルキルフルオラン、3−
ジアルキルアミノ−4−りo o −7−アルキルフル
オラン、3−ジアルキルアミノ−6−アルキル−7−ク
ロロフルオラン、3−ジアルキルアミノ−7−アニリノ
フルオラン、3−ジアルキルアミノ−7−(2’−クロ
ロアニリノ)フルオラン、3−ジアルキルアミノ一り−
(3’−クロロアニリノ)フルオラン、 、?−レジア
ルキルアミノ−6−アルキル7−アニリノフルオラン、
3−ジアルキルアミノ−7、g−ベンズフルオラン、3
−ジアルキルアミノ一タ、7−ジアルキルフルオラン、
3−ジアルキルアミノ−?−クロロフルオラン、3−ジ
アルキルアミノ−?−(J−フルオロアルキル)フェニ
ルアミノフルオラン、 3−ピロリジノ−乙−アルキル−7−アニリノフルオラ
ン、3−ピペリジノ−3−アルキル−クーアニリノフル
オラン1.?−(N、N−ジアルキルアミノ)−5−ア
ルキル−?−(N。
N′−ジベンジルアミノ)フルオラン、J−(N−アル
キル−p−)ルイジノ)−6−アルキル−7−アニリノ
フルオラン、3−(N−アルキルシクロへキシルアミノ
)−3−アルキル−7−アニリノフルオラン、3−(N
−p−)IJルーN−エチルアミノ)−6−アルキル−
7−(N−フェニルアミノ)フルオラン、 コー〔3,’b−ビス(ジアルキルアミノ)−ター(0
−Iロルアニリノ)キサンチ゛ル安息香酸ラクタム、5
−(N−(J−)リフルオロメチルフェニル)アミン〕
−6−ジアルキルアミツアミノフルオラン、 6−ジアルキルアミツーコーアルキルフルオラン、6−
ジアルキルアミノ−3−アルキルフルオラン、6−ジア
ルキルアミノ−2−ジベンジルアミノフルオラン、6−
ジアルキルアミノ−3−アルキルーコーアリールアミノ
フルオラン、6−ジアルキルアミツーコーアルキルアミ
ノフルオラン、乙−ジアルキルアミノーコーアリールア
ミノフルオラン、 6−ビロリドノーコーアリールアミノフルオラン、 フータリド系 3.3−ビス(p−ジアルキルアミノフェニル)フタリ
ド、3,3−ビス(p−ジアルキルアミノフェニル)−
6−ジアルキルアミノフタリド、3,3−ビス(p−ジ
アルキルアミノフェニル)−6−クロロフタリド、 3.3−ビスインドリルフタリド、3−(アミノフェニ
ル)−3−インドリルフタリド1.7− (2’−ヒド
ロキシ−q’−ジアルキルアミノフェニル−、y−(2
’−アルコキシー、F pロロフェニル)フタリド1.
?−(2′−ヒドロキシ−q’−ジアルキルアミノフェ
ニル−< 、/−アルコキシ−5′−ニトロフェニル)
フタリド、< 21−ヒドロキシ−q’−ジアルキルア
ミノフェニル−J < sl−アルコキシ−5′−アル
キルフェニル)フタリド、J−(2’−メトキシ−ti
’−ジアルキルアミノフェニル)’ −3−(2’ =
ヒドロキシーq′−クロロー51−アルキルフェニル)
フタリド、 スピロピラン系 3−フエニ)v−7−ジアルキルアミツーコ。
コーシスピロベンン°ビラン、6′−クロロ−gl−ア
ルコキシ−ベンゾインドリノピリロスピラン、6′−プ
ロモーg′−アルコキシーベンゾインドリノビリロスビ
ラン、/、3.3−)リアルキル−6′−クロロ−g′
−メトキシインドリノベンゾスピロビラン、 その他 ビス−(アミノフェニル)−フェニルメタン、ビス−(
アミノフェニル)−フリルメタン、ビス−(アミノフェ
ニル)−カルバゾリルメタン、ベンゾイル−ジアルキル
アミノ−フェノチアジン、ベンゾイル−ジアルキルアミ
ノ−フェノキサジン、ビス−ジアルキルアミノベンジド
ロールアリールスルフォネート、ベンゾイルロイコメチ
レンブルー、安息香酸ラクタム、J−(J。
6−ビス(ジアルキルアミノ)−ター(0−クロロフタ
リド)キサンチル〕。
このように発色層3にロイコ体を用いるときは現像層ゲ
に酸性顕色剤を用いるが、発色層3に酸性顕色剤を用い
るときは現像層’IKロイコ体を用いる。
酸性顕色剤としては上記したロイコ体に01逆的に発色
作用を及ぼすことのできるものであればいずれも使用で
きる。酸性顕色剤としては、低分子化合物以外にも、高
分子物質のものも使用でき、高分子物質のものは結合材
樹脂の一部として使用することもでき、具体的には次の
ようなものである; 有機又は無機の酸 ホウ酸、シュウ酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、コ
ノ・り酸、安息香酸、ステアリン酸、没食子酸、サリチ
ル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、l−ヒドロキ
シーコーナフトエ酸、0−ヒドロキシ安息香酸、m−ヒ
ドロキシ安息香酸、コーヒドロキシーp−)ルイル酸、
フマル酸、フタル酸、マロン酸、及び上記酸の無水物、
水和物、コ価又は3価の金属塩、 フェノール性化合物 α−ナフトール、β−ナフトール、グーアルキルフェノ
ール、グーフェニルフェノール、グーヒドロキシフエノ
キシド、q−ヒドロキシアセトフェノン、メチルーダ−
ヒドロキシベンゾエート、カテコール、レゾルシン、ヒ
ドロキノン、II−tert−オクチノール、ピロガロ
ール、フロロクルシン、フロログルシンカルボ/酸、3
.5−キシレノ、−ル、チモール、コア2−ビス(p−
ヒドロキシフェニル)プロパン、ユ。
コービス(p−ヒドロキシフェニル)ブタン、λ、2′
−ジヒドロキ゛シジフェニル、コ、−′−メチレンービ
ス(4I−アルキル−乙−アルキルフェノール)、<<
、lI−イソプロピリデン−ビス(2−アルキルフェノ
ール)、II 、 II −see −ブチリデンジフ
ェノール% 9. 、9’−シクロヘキシリデンジフェ
ノール、コツ2−ビス(2,S−シフロムーグーヒドロ
キシフェニル)フロノ(ン、コア2′−メチレンービス
(グークロロフェノール)、t、t’−7クロへキシリ
デンジフェノール、コツクージアルキルフェノール、+
−ヒドロキシ安息香酸エステル。
発色層コに2いてロイコ体もしくは酸性顕色剤を溶解す
る結合材樹脂としては種々のものが使用できる。結合材
樹脂としてはロイコ体と酸性顕色剤とが反応して発色す
ることを抑制jる作用が小さいものを用いるのがよく、
この観点では、電子供与性の大きい官能基若しくは電子
吸引性の官能基を持だないものがよい。
ロイコ体もしくは酸性顕色剤を溶解する結合材樹脂の具
体例は次の通りである; スチレン/ブタジェン共重合体、ビニルトルル酸エステ
ル、ビニルトルエン/アクリル酸エステル、或いは以・
上の1種の2成分共重合体に更に成分として酢酸ビニル
を添加した3成分の共重合体、ポリメチル(メタ)アク
リレート、ポリブチル(メタ)アクリレ−1・等のポリ
(メタ)アクリル酸エステル、シリコーン/ブタジェン
共重合体、ケトン樹脂、エポキシ樹脂、・/リコーン樹
脂、アルキッド樹脂等。
上記以外でも、ロイコ体及び酸性顕色剤の発色を著しく
抑制しないものであれば使用できる。
なが、ここで著しく抑制しない程度とは相対的なもので
あるが、一つの目安として、ロイコ体と酸性顕色剤の合
計:結合態樹脂−1−0,5(重量比)として厚みがl
θμ7n程度の層を形成したときにその層の光学濃度が
o、S未満のものは経験的に言って消色効果を有してお
り、光学濃度が0.5以上になるものがよい。
以上のロイコ体もしくは酸性顕色剤、および結合材樹脂
を用いて発色層コを形成するには、各成分をいずれも溶
解する溶剤を用いて溶解して塗料とし、得られた塗料を
用いて基体シート/上に塗布し乾燥する方法によって行
なう。塗料を調!!する際の各成分の組成比は、ロイコ
体もしくは酸性顕色剤:結合材樹脂=/:(7,/〜/
 : / 0.好ましくはt:o、s−/:5である(
以上の比はいずれも重量比)。発色層コの厚みはθ、l
〜50μm、好ましくは/−10μmとするとよい。
又、発色層には発色層の特性を損なわない限り、種々の
添加剤を添加してもよく、こ9ような添加剤としては軟
化点調整剤もしくは融点調整剤、透明性向上剤などがあ
る。軟化点調整剤もしくは融点調整剤としては次のよう
なものがある; 動物性ワックスとして蜜ロウ、セラックロウ等、植物性
ワックスとしてカルナバロウ、レシチン等、鉱物性ワッ
クスとしてモンタンワックス等、石油系ワックスとして
パラフィンワックス、微晶ワックス等、合成ワックスと
して脂肪酸エステル、脂肪酸アミド、脂肪酸アミドのメ
ロ、−1−ルルム&h 偕肚酸Vけ羊禾詫酸の7タン縮
合物、高級アミン、高級脂肪e金属塩、合成パラフィン
、塩化ハラフィン。
合成樹脂被覆層3は前記したよ、うな性能を有するもの
であり、より具体的には、(イ)不対電子を有するN、
0、S等の元素を持つ化合物、(ロ)ケトンもしくはエ
ステル等のカルボニル基、ヒドロキクル基及びエーテル
基のいずれか、或1.・はこれらの基の0をSに置換し
た基を有するイし金物、(/→複素環式化合物、に)ラ
クトン化合物、(、+1ラクタム化合物等のいずれか1
種又は2棟以上を用いて構成すればよい。
上記の化合物には更に記録時の耐熱性向上σ)ため適量
のインシアネート、エポキシ化合物等を添加して硬化の
度合を高めたり、種々のワックス、シリコーン化合vl
類、もしくはフッ素イし合物の中から選ばれたスリップ
剤を添加して記録時の加熱手段のすべり性を改善しても
よ(・0合成樹脂被覆層3は上記した化合物乞適宜σ)
溶剤を用いて塗料とし、公知の塗布方法乞用(・て厚み
o、7〜1011m1好ましくは(15〜Sμmとなる
よう形成する。なお塗料化に際して塗布面である発色層
を溶解しないような溶剤を選択するとよい。
現像シートBの基体シート5としては透明のものを用い
た方がシートA及びBを接着して画像を形成したときに
シート5側から現像された画像が見られて好ましい。こ
のような基体シート5を構成する材料としては前記した
発色シートの基体であるシートlとして挙げたのと同様
なものであり、かつ、透明なものが使用できるが、第1
図に示すような場合にはシート5には熱が加わらないの
で耐熱性は必ずしも要しな〜・。
現像層qを構成する粘着剤は、現像の際にロイコ体と酸
性顕色剤の発色を妨げないものであればいずれのもので
も使用でき、例えば、SBR系、ポリイソブチレン系、
ポリブテン系、天然ゴム系、ネオプレン系、ブチルゴム
系、ポリアクリル酸ブチル系等のものが使用できる。或
いはこれらに、クマロン−インデン樹月旨、テルペン樹
脂及びその誘導体、キシレン樹脂、インペンテン樹B旨
、ニトロセルロース、ロジン、水添ロジン、水添ロジン
エステル、エステルガム、ダンマー、コーパル等の粘着
付与剤を混合したり、蒸気圧の小さい飽和又は不飽和の
炭化水素を可塑剤として混合してもよい。なお、粘着剤
を構成する成分としては電子を供与もしく番ま受容する
ような極性基を数多(持たないものを選択するのがよい
。又、以上のような粘着剤以外にも、発色層の結合材樹
脂として挙げた樹脂を上記可塑剤の混合により常温流動
するよう改質したものを用いてもよい。
粘着剤とロイコ体(もしくは酸性顕色剤)の比はl:o
、07−7:100O1好ましくはl:l〜l:10の
範囲であり、これらの比になるよう混練して通常の方法
により塗布することにより現像層とすることができ、現
像層の厚みとしてはo、7〜700μm1好ましくは1
〜Sθμmである。
画像形成方法 上記した画像形成材料を用いて画像を形成する方法を説
明すると、まず第1図Aで示した発色シートに、第2図
中6で示す加熱手段を用〜・て、合成樹脂被覆層3側よ
り画像状に加熱して、層3を画像状に破壊して発色層コ
を画像状に露出させる(第3図)。加熱手段6としては
熱ペンや熱板等が使用できるが、サーマルヘッドやレー
ザー光等の点状に高速に加熱する手段を用いるのがよい
。このようにして開孔した層3かも発色層が露出した露
出部分りが形成され、次いで現像シートBの粘着剤層(
現像層)ダを露出部分に圧着することにより、露出部分
において発色層と現像層とが接触してロイコ体と酸性顕
色剤が反応することによって生じた発色部gが得られる
以上、本発明の好ましい例を引用しつつ、本発明の基本
構成を示したが、更に不発明においては次のような改変
を行なうこともできる。
まず、以上の説明では発色シートと現像シートを別体の
シートとして説明したが、第5図中Cで示すように基体
シート/上に発色層−と合成樹脂被覆層3とを順次積層
しくここまでの構成は第1図中人と同じ)、基体シート
の下面に現像層ケを構成してもよい。このようにするこ
とにより、記録後、更に別の基材に貼り合わせることも
できろし、発色層の色相の異なる画像形成材料どうしを
重ね合わせて現像することもできる。最上層になるシー
トとしては第5図に示すような記録シー)Cをそのまま
加熱記録せずに用いるか、或いは第1図中Bで示したシ
ートを用いてもよい。なお、このように基体シート7枚
を用いて画像形成材料を形成するときは基体シートは透
明とするのがよい。この他の各層コ、3及び弘も透明な
方が望まし℃・が、シートCを単独で使う場合やシー)
A及びBY/枚ずつ使う場合のシートAは透明でな(て
もよく、所望の、例えば白色等の色でもよし・。
次に、複数枚の感熱記録媒体乞使用して記録を行な(・
、これらを重ねて多色記録と1−るときは、おのFのの
感熱記録媒体ケ所定の位置で重ね合わせる必要があるの
で、位置合わせ(見当合わせ)が容易になるような手段
を講じるとよい。例えば、赤・青や赤・黒の2色、黄・
赤・青の3色、或いは黄・赤・青・黒の9色などσ〕各
色の感熱記録媒体を(イ)予め一端をそろえて綴じてお
くか、(ロ)ビン穴や連続伝票におけるマージナルパン
チを設けておいて、それらの穴Z目標として位置合わせ
をするなどである。
更に本発明においては文字や記号等の記録もできるが、
画像の濃度を点の大小に変換することにより階調のある
画像を形成することもできる。
(発明の効果) 本発明によれば発色層と現像層が分離しているので、ロ
イコ体と顕色剤が共存もしくは接近して存在する場合に
くらべると無用な発色反応がなく、従って品質が一定し
ていて保存も容易であり、画像形成材料を構成する成分
や画像形成の各工程としてはいずれも公知のものを利用
できるので実施が容易であり、しかも、簡易ながら現像
を要するので現像前であれば記録した内容が目視できず
、内容の秘匿性もすぐれている。
(実施例) 以下、本発明をより具体的に説明するための実施例を掲
げる。
実施例1 厚み3gμmのポリエチレンテレフタレートフィルムの
表面に下記組成物(11を用いて厚み5μnLの発色層
を、更に下記組成物([1を用いて厚み28mの被覆層
を、いずれもワイヤーバーコーティング法により設けて
発色シートを作成した。
組成物(1) スチレン−アクリレート樹脂 10重量部(グツドイヤ
ー社製、[プライオライドBACJ)クリスタルバイオ
レットラクトン j 〃トルエン 、0,7 メ テルエ テルケ ト ン 、5−Q/1組成物(m
l ポリビニルピロリドン 70重量部 イソプロピルアルコール 70011mこれとは別に厚
み3ざμ7nのポリエチレンテレフタレートフィルムの
片面に下記組成物G11l wやはりワイヤーバーを用
いてコーティングし、厚み30μmの粘着層乞形成し、
現像シートとした。
組成物(IIII アクリル酸エステル系粘着剤 io重量部(東洋インキ
製造、「オリパイン#5ta7J)ビスフェノールA 
2o重量部 トルエン 3Q// メチルエチルケトン 50 “ 得られた発色シートの被覆層面に25θ℃の温度に加熱
したコテな7秒間押し当て、その後、被覆層面の全面に
現像シートの粘着層を貼り合わせたところ、コテな当て
た部分が鮮明な青色に゛発色した。
実施例コ 発色シートと現像シートとしては実施例1で得られたも
のを用い、発色シートの被覆層面にサーマルヘッド乞用
いてλ値画像による文字、及び76階調画像による写真
調絵柄を出力して印字し潜像を形成し、その後、実施例
1と同様に現像シートを貼り合わせて現像したところ、
光学反射濃度/、 J 0の文字と写真調絵柄が鮮明に
発色した。
実施例3 実施例1で得た発色シートの裏面に実施例1の組成物(
111)’&用いて厚み30μmの粘着層を形成して記
録シートを作成した。
作成した記録シートを2枚、別々にサーマルヘッドで印
字して潜像を形成し、第1の記録シートの印字面(被覆
層面)に第2の記録シートの粘着層ン重ね合わせ、更に
第コの記録シートの印字面には未印字の記録シートを重
ねて、3枚の記録シー)Y貼り合わせたところ、第1及
び第2のシー1・に記録された画像が重なって見えた。
実施例1 実施例3と同様に、但し、組成物(11中のクリスタル
バイオレットラクト/に変えて、下記のフルオラン系ロ
イコ染料を用いた組成物乞それぞれ準備して、3種類の
発色色相の異なる記録シートを作成した。
保土谷化学工業社製、TH/J59(黄色用)u 、T
)(/θlり(赤色用) H、TI(/ / 09 (青色用) 作成した記録シートにフルカラーの写真調画像のイエロ
ー、マゼンタ、シアンの各分色信号乞す−マルヘッド乞
用いて黄色用、赤色用、青色用の各記録シートに出力し
て潜像ン形成し、白地の紙の上に黄色用、赤色用、青色
用の各シートを重ね、最上層には発色層と被覆層を省い
た透明粘着フィルム!重ねることにより、各シートケい
ずれも発色させ、フルカラーの写真調画像を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第5図は本発明の画像形成材料の実施例を示
すいずれも断面図であり、第2図〜第グ図は本発明の画
像形成方法の各工程7示すためのいずれも断面図である
。 A・・・・・・・・・・・発色シート /・・・・・・・・・・・基体シート λ ・・・・・・・・・・・ 発 色 層3・・・・・
・・・・・・ 合成樹脂被覆層B・・・・・・・・・・
・現像シート q ・・・・・・・・・・・ 現 像 層5・・・・・
・・・・・・透明基体シート6・・・・・・・・・・・
加熱手段 り・・・・・・・・・・・露出部分 g・・・・・・・・・・・発 色 部 C・・・・・φ・・・・・記碌シート 第1図 第2図 第3図 第5図 −−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (110イコ体及び酸性顕色剤のいずれか一方の成分を
    含む結合材樹脂からなる発色層と合成樹脂被覆層とが基
    体シートの表面に順次積層された発色シートと、透明基
    体シー1・の裏面にロイコ体及び酸性顕色剤のうち前記
    発色シートの発色層に含まれない方の成分を含む粘着剤
    層からなる現像層を有する現像シートの組み合わせから
    なる画像形成材料。 (2)ロイコ体及び酸性顕色剤のいずれか一方の成分を
    含む結合材樹脂からなる発色層と合成樹脂被覆層とが基
    体シート表面に順次積層された発色シートの前記合成樹
    脂被覆層表面を画像状に加熱して加熱部分の合成樹脂被
    覆層を破壊することにより加熱部分に2いて発色層を露
    出させ、その後、発色シートの合成樹脂被覆層面に、透
    明基体シートの裏面にロイコ体及び酸性顕色剤のうち前
    記発色ノートの発色層に含まれない方の成分を含む粘着
    剤からなる現像層を有する現像シートの現像層側を接触
    させるようにして両シートを貼り合わせることにより前
    記発色シートの発色層露出部において両シートのロイコ
    体及び酸性顕色剤の反応による発色を行なわせることを
    特徴とする画像形成方法。
JP58239291A 1983-12-19 1983-12-19 画像形成材料及び画像形成方法 Granted JPS60129292A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011053329A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Taiyo Holdings Co Ltd 画像形成方法
JP2020118656A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 株式会社日立製作所 温度検知ラベルおよび温度検知インク

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