JPS6012788Y2 - サスペンシヨンの組立装置 - Google Patents

サスペンシヨンの組立装置

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JPS6012788Y2
JPS6012788Y2 JP14598480U JP14598480U JPS6012788Y2 JP S6012788 Y2 JPS6012788 Y2 JP S6012788Y2 JP 14598480 U JP14598480 U JP 14598480U JP 14598480 U JP14598480 U JP 14598480U JP S6012788 Y2 JPS6012788 Y2 JP S6012788Y2
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JP
Japan
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pedestal
rod
shock absorber
boot
coil spring
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JP14598480U
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JPS5767806U (ja
Inventor
富久 桑井
Original Assignee
マツダ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車車体を懸架せしめるサスペンションの組
立装置に関するものである。
自動車のストラット式サスペンションは、ショックアブ
ソーバのロッド先端部に、このロッドとショックアブソ
ーバお本体とを被覆するダストブーツの上端部が密嵌さ
れ、かつロッドがダストブーツを囲繞するコイルスプリ
ングによって外方へ突き出すように付勢して組立てられ
ており、従来その組立てに際しては、ショックアブソー
バのロッドにダストブーツを嵌合して、ダストブーツの
上端面を押えながらロッドを外方へ抽き出す一方、自由
状態のコイルスプリングを圧縮してロッド先端部を突出
させ、このロッド先端部にスプリングシートおよびマウ
ンティングブロック等を嵌着してナツトで固定するのが
通例であるが、この場合は多くの手作業を要するために
作業性が極めて悪くなるという問題点があり、上記の各
部品を順序よく迅速に組み付けるための組立装置は、ま
だその例を見ていない。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであって、ダス
トブーツが嵌着されたロッドの抽き出し動作およびコイ
ルスプリングの圧縮動作等を自動化することにより、組
立て作業の能率改善を図ったサスペンションの組立装置
を提供することを目的とする。
以下、本考案装置の構成を一実施例について詳細に説明
する。
第1図ないし第9図に示すように、組立装置1は、受台
2、ソケット3、チャック部材4、ブーツ保持部材5、
爪機構6、当て金7および回り止めホルダ8を主要構成
要素として威り立っている。
前記受台2は基台11に立設された主柱12の下端部に
前方(第2図において右方)へ突出して設けられ、その
基端部13が主柱12の下半部両側に形成されたガイド
部14.14の下端部に上下方向へ摺動自在に係合され
、かつ基端部13の下側に空圧等による受台シリンダ1
5のピストンロッド16先端部が連設かれており、受台
2の先端部には、後述するショックアブソーバ24のス
プリングロアシート26をショックアブソーバ24本体
とともに支承するように、間隙18を具備せしめたU字
状断面の受座19が形成されている。
20はショックアブソーバ24本体の下端部を摺動自在
に保持するため受台基端部13から突設された振れ止め
部材である。
21はたとえば自動車22の前部23を緩衝、支持する
フロントサスペンションであり、該フロントサスペンシ
ョンはショックアブソーバ24本体および該本体内に往
復動自在に嵌挿されたロッド25と、本体24の中間部
に固着されたスプリングロアシート26と、ロッド25
および本体24の外周を囲繞して砂塵等の侵入ご防止す
るように、上半部が前記ロッド25の先端部27を密嵌
せしめる硬質の筒部28に、下半部が軟質の蛇腹部29
に形成されたゴム製等のダストブーツ30と、コイルス
プリング31と、ラバーシート32と、ロッド先端部2
7に連設した係合部33に嵌着するスプリングアッパー
シート34と、マウンティングブロック35と、座金3
6と、ロッド25のねじ部37に螺合するナツト38と
の各部品を接続して組立てられている。
前記ソケット3はその外径がロッド25外径に匹敵して
形成され、ロッド係合部33に遊嵌する内孔41とロッ
ドねじ部37に螺合せしめるねじ孔42とが連設して穿
設され、かつ柄部43が上方に連設されている。
前記チャック部材4は、受台2の上下方向に対向して該
受台より上方位置に配置され、ソケット3の柄部43を
着脱自在につかむとともに、主柱12の後側(第2図に
おいて左側)上端部に固設した牽引シリンダ44により
、ロッド25の軸心上に昇降自在に設けられている。
45は牽引シリンダのピストンロッド、46は該ピスト
ンロッドとチャック部材4とを連結して往復動する牽引
ロッド、47,47はガイドローラである。
前記主柱ガイド部14.14の中間部にスライドベース
50が上下方向に摺動自在に配置され、該スライドベー
スには、下端部い前方(第5図において左方)へ突出せ
しめたアーム51.51゜52.52が、上端部に後述
の当て金7を連設せしめる枢支シリンダ53が固設され
、該枢支シリンダの上端には、枢支シリンダ53の上方
位置で主柱12に固設された昇降シリンダ54のピスト
ンロッド55を連結して、該昇降シリンダによってスラ
イドベース50が昇降自在に設けられており、前記記ブ
ーツ保持部材5は、受台2とチャック部材4との間に位
置するように、アーム51゜51の外側面に連設したブ
ラケット56.56に橋架状に配置され、基端(第6図
において右端)部がピン57により水平動(第6図の矢
符a。
b)自在に枢支され、他端(第6図において左端)をブ
ラケット56に支承せしめ、かつブーツ保持部材5の中
間部にソケット3を遊嵌せしめるU字溝58が主柱12
側に開口して形成され、ソケット3の上昇動作時にダス
トブーツ30の筒部2B上端面をU字溝下側の外周端@
59に当接させてダストブーツ30の上動を制止するよ
うに設けられている。
前記爪機構6は、チャック部材4とブーツ保持部材5の
間に位置するように、アーム51.51前端部に相互に
高低差を存し水平方向に穿設して偏心状に相対向せしめ
た短形断面の透孔60,60に進退(第7図の矢符c、
d)自在に嵌挿され、かつ先端部に傾斜した掛止段部6
1.61を具備する挟持爪62.62と、該挟持爪の基
端面に連着され、下端部にストッパ部63.63を具備
する連結板64.64と、該連結板の上端部でアーム5
1側へ突設したボルト65.65に圧縮スプリング66
.66を外嵌めし、該圧路スプリングとボルト65.6
5を保持孔67.67に嵌挿して連結板64.64とと
もに挟持爪62,62を常に外側方へ付勢する弾発手段
68.68と、各挟持爪62,62の中間部に等間隔で
穿設した係合孔69,69・・・に係合ピン70,70
を進退(第5図の矢符e、 f)自在に設け、かつ該
係合ピンに圧縮スプリング71.71を外嵌めして係合
ピン70,70を係合方向(矢符f)に付勢せしめると
ともに、保合ピン70.70の基端部72,72を揺動
可能なるレバー73,73の中間部に枢支してなる爪解
除手段74.74とで構成され、挟持爪の掛止段部61
.61をコイルスプリング31の自由長方向における中
間の外周部上面に掛止せしめて該コイルスプリングの外
周を挾持し、昇降シリンダ54の下降動作によってコイ
ルスプリング31を圧縮するように設けられている。
前記当て金7は、爪機構6より上方位置でロッド25の
軸心上に出入可能に配置され、当て金7に連設された回
動アーム76の基端部77を枢支シリンダ53に連設し
て当て金7が水平方向へ回動自在に懸吊されている。
前記回り止めホルダ8は、爪機構6と当て金7の間に位
置するように、アーム52.52の前端部に水平方向に
穿設して対向せしめた短形状の透孔78.78に、進退
(第7図の矢符g*h)自在に嵌挿され、先端部に掛止
部79.79が形成された挟持爪80.80と、該挟持
爪を進退せしめるために前記爪機構6の場合と同様の構
造に形成された連結板81,81、ボルト82.82お
よび圧縮スプリング83.83とを具備してなる弾発手
段84.84と、係合孔85,8 5・・・、ピン86,86、圧縮スプリング87.87
およびレバー88.88を具備してなる爪解除手段89
.89とで構成され、前記ナツト38をロッド25のね
じ部37に螺合する際に、挟持爪の掛止部79.79を
スプリングアッパーシート34の外周端縁に掛止せしめ
て、該スプリングアッパーシートおよびロッド25を固
定するように設けられている。
次に、本考案装置の作用について説明する。
まず、ショックアブソーバ24本体に固着されたスプリ
ングロアシート27を受台2の受座19上に載置して、
ショックアブソーバ24本体下端部を振れ止め部材20
に保持せしめ、該ショックアブソーバ本体にダストブー
ツ30を外嵌めしく矢符A)、つぎに、ダストブーツ筒
部28上方にソケット3を挿入して該ロッドねじ部にソ
ケット3を螺着する。
次に、牽引シリンダ44の駆動源を遮断して自由状態と
なし、チャック部材4を引き下げて、該チャック部材に
ソケット3の柄部43を嵌挿して固定したのち、ブーツ
保持部材5をスイングさせて第5図の状態にし、昇降シ
リンダ54を下降駆動してブーツ保持部材5をダストブ
ーツ筒部28の上端面に当接する。
続いて牽引シリンダ44を駆動してチャック部材4を上
昇させロッド25をコイルスプリング31およびその他
の組付けに適した上方位置まで抽き出したのち、ブーツ
保持部材5およびソケット3とそれぞれダストブーツ3
0およびロッド25から取り外したのち、スプリングロ
アシート27上にコイルスプリング31を載置する。
このとき、ロッド25下端部はダストブーツ30の筒部
28で密に保持されているので自重でショックアブソー
バ24本体内に降下するおそれがない。
次に、コイルスプリング31の自由長さの中間部(たと
えばスプリング上端から下方へ2〜3巻目)の外周部に
、爪機構3の挟持爪62.62を掛止し昇降シリンダを
下降駆動し、コイルスプリング31上面がロッド先端部
27の下方に位置する圧縮高さになるまで圧縮したのち
、ロッド25にラバーシート32、スプリングアッパー
シート34、マウンティングブロック35および座金3
6を嵌合して回り止めホルダ8でスプリングアッパーシ
ート34を掛止し、ナツト38を螺合して固定する。
次に、回り止めホルダ8および爪機構6の掛止を解除し
て昇降シリンダ54を上昇駆動し、原姿勢に復帰させて
コイルスプリング31上面をスプリングアッパ−シート
34下面に当接(矢符B)せしめてのち、当て金7をマ
ウンティングブロック35上に位置させ、受台シリンダ
15を上昇駆動してダストブーツ30の筒部28上端部
をスプリングアッパ−シート34下面に当接(矢符C)
させ、再び受台シリンダ15を下降駆動して原姿勢に復
帰させて、フロントサスペンション21の組立てを完了
する。
本考案は上記の構成により、組立装置は主柱に昇降自在
に取り付けられた、ショックアブソーバを載置せしめる
ための受台と、ショックアブソーバのロッド端部に螺合
するためのソケットと、前記受台と上下方向に対向して
該受台より上方位置で主柱に昇降自在に設けられた、ソ
ケットをつかむためのチャック部材と、前記受台とチャ
ック部材の間で主柱に水平動自在に設けられた、ダスト
ブーツの上動を止めるためのブーツ保持部材と、前記チ
ャック部材とブーツ保持部材との間で主柱に昇降自在に
設けられた、コイルスプリングに掛止可能な爪機構と、
該爪機構より上方位置に水平動自在に設けられた当て金
等とを具備してなり、かつ受台、チャック部材、ブーツ
保持部材、爪機構および当て金等に駆動手段を連係せし
めているので、多くの工数を要する手作業が自動化され
てサスペンション組立ての作業性が著しく向上し、生産
能率も増進するという優れた効果をもつものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の実施態様を例示し、第1図は組立装
置の正面図、第2図は第1図の左側から見た中央縦断面
図、第3図はブーツ保持部材を除いて受台上部から当て
金まで拡大して示す組立装置の一部切断右側面図、第4
図は第3図のIV−IV線における断面図、第5図はブ
ーツ保持部材および書機構等の一部切断右側面図、第6
図は第5図のIV−IV線における平面図、第7図は第
5図を■−■線から見た正面図、第8図はフロントサス
ペンションを各部品い分解した外形斜視図、第9図はフ
ロントサスペンションを配置した自動車の概略斜視図で
ある。 1・・・・・・組立装置、2・・・・・・受台、3・・
・・・・ソケット、4・・・・・・チャック部材、5・
曲・ブーツ保持部材、6・・・・・・爪機構、7・・・
・・・当て金、12・・・・・・主柱、21・・・・・
・フロントサスペンション、24・・曲ショックアブソ
ーバ、25・・・・・・ロッド、26・・・・・・スプ
リングロアシート、30・・・・・・ダストブーツ、3
1・・・・・・コイルスプリング、34・・・・・・ス
プリングアッパーシート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ショックアブソーバ、コイルスプリング、ダストブーツ
    およびプリングシート等で構成され、そのダストブーツ
    がショックアブソーバのロッドに止められてなるストラ
    ット式サスペンションを組み立てるための装置であって
    、主柱に昇降自在に取り付けられた、ショックアブソー
    バを載置せしめるための受台と、ショックアブソーバの
    ロッド端部に螺合するためのソケットと、前記受台と上
    下方向に対向して該受台より上方位置で主柱に昇降自在
    に設けられた、ソケットをつかむためのチャック部材と
    、前記受台とチャック部材の間で主柱に水平動自在に設
    けられた、ダストブーツの上動を止めるためのブーツ保
    持部材と、前記チャック部材とブーツ保持部材の間で主
    柱に昇降自在に設けられたコイルスプリングに掛止可能
    な爪機構と、該爪機構より上方位置に水平動自在に設け
    られた当て金とを包含してなることを特徴とするサスペ
    ンションの組立装置。
JP14598480U 1980-10-13 1980-10-13 サスペンシヨンの組立装置 Expired JPS6012788Y2 (ja)

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JPS5767806U JPS5767806U (ja) 1982-04-23
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JP14598480U Expired JPS6012788Y2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13 サスペンシヨンの組立装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008246661A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Mitsubishi Motors Corp ストラットアッセンブリ組立装置
JP2010142919A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Mitsubishi Motors Corp ストラットアッセンブリ組立装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008246661A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Mitsubishi Motors Corp ストラットアッセンブリ組立装置
JP2010142919A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Mitsubishi Motors Corp ストラットアッセンブリ組立装置

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JPS5767806U (ja) 1982-04-23

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