JPS6012772Y2 - 車輌用油圧ポンプ駆動装置 - Google Patents
車輌用油圧ポンプ駆動装置Info
- Publication number
- JPS6012772Y2 JPS6012772Y2 JP1977085710U JP8571077U JPS6012772Y2 JP S6012772 Y2 JPS6012772 Y2 JP S6012772Y2 JP 1977085710 U JP1977085710 U JP 1977085710U JP 8571077 U JP8571077 U JP 8571077U JP S6012772 Y2 JPS6012772 Y2 JP S6012772Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic pump
- clutch housing
- pump
- drive device
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は車輛用油圧ポンプの駆動装置に係り、特に、
インテグラル型パワーステアリング用のポンプ駆動装置
として必要かつ十分な容量を確保できると共に、配管が
簡便で車輛の外観美麗を約束したことを目的とする。
インテグラル型パワーステアリング用のポンプ駆動装置
として必要かつ十分な容量を確保できると共に、配管が
簡便で車輛の外観美麗を約束したことを目的とする。
小型・中型トラクタにパワーステアリング等のための油
圧インブルメントを装着した場合、油圧ポンプの容量不
足や強度不足又は油量の分散により動作かにふくなる傾
向があった。
圧インブルメントを装着した場合、油圧ポンプの容量不
足や強度不足又は油量の分散により動作かにふくなる傾
向があった。
そこで、補助ポンプをフロントPTOに装着して補助し
ているが、これでも容量不足が生じ、かつ、配管も面倒
であった。
ているが、これでも容量不足が生じ、かつ、配管も面倒
であった。
本考案者は上記のような実状に鑑みて、鋭意研究の結果
、オイルを内有したミッションケース内に炉蓋を設け、
該炉蓋に連通した油圧ポンプをクラッチハウジング内に
設け、このポンプとエンジンクランク軸又はフライホイ
ールとの間に伝動手段を設け、更に、前記油圧ポンプの
上方におけるクラッチハウジングにコントロールバルブ
を有するステアリングボックスを設け、該バルブと油圧
ポンプを連通ずる油路をクラッチハウジング内に設けた
ことを特徴とする車輛用油圧ポンプ駆動装置を開発して
、上記従前例の問題点を一掃したのである。
、オイルを内有したミッションケース内に炉蓋を設け、
該炉蓋に連通した油圧ポンプをクラッチハウジング内に
設け、このポンプとエンジンクランク軸又はフライホイ
ールとの間に伝動手段を設け、更に、前記油圧ポンプの
上方におけるクラッチハウジングにコントロールバルブ
を有するステアリングボックスを設け、該バルブと油圧
ポンプを連通ずる油路をクラッチハウジング内に設けた
ことを特徴とする車輛用油圧ポンプ駆動装置を開発して
、上記従前例の問題点を一掃したのである。
以下、図面を参照して本考案の具体例を詳述すると、第
1図および第2図において、1はトラクタ機体、2は前
輪、3は後輪である。
1図および第2図において、1はトラクタ機体、2は前
輪、3は後輪である。
4はエンジンで、機体1の前部寄りに搭載され、ボンネ
ット5で覆被されている。
ット5で覆被されている。
6はミッションケースで、図ではこの中にギヤ変速装置
7が内蔵され、このケース6と一体のクラッチハウジン
グ8を介してエンジン4の後壁に連設されて車体を構成
している。
7が内蔵され、このケース6と一体のクラッチハウジン
グ8を介してエンジン4の後壁に連設されて車体を構成
している。
エンジン4として図では3気筒を示し、9はエンジンク
ランク軸で、この軸端にはフライホイール10が固設さ
れている。
ランク軸で、この軸端にはフライホイール10が固設さ
れている。
フライホイール1oはクラッチハウジング8内に臨出し
、同ホイール10にエンジンクラッチ11が具備され、
このクラッチ11の嵌脱で変速装置7の入力主軸12を
断続する。
、同ホイール10にエンジンクラッチ11が具備され、
このクラッチ11の嵌脱で変速装置7の入力主軸12を
断続する。
13は油圧ポンプで、クラッチハウジング8の底壁内面
又はミッションケース6の前壁下部等の要するにクラッ
チハウジング8内に定置され、その吸込側にフィルタ又
はストレナー等の波器14を有し、少なくともこの波器
14がオイルを内有したミッションケース6内にセット
されている。
又はミッションケース6の前壁下部等の要するにクラッ
チハウジング8内に定置され、その吸込側にフィルタ又
はストレナー等の波器14を有し、少なくともこの波器
14がオイルを内有したミッションケース6内にセット
されている。
15はスプロケット又はギヤ等の回転駆動体で、クラン
ク軸9に固設されている。
ク軸9に固設されている。
この駆動体15としてフライホイール10の外周りング
10aが利用でき、このときはクランク軸9上の駆動体
15は不要である。
10aが利用でき、このときはクランク軸9上の駆動体
15は不要である。
16はスプロケット又はギヤ等による伝動手段で、回転
駆動体15の動力を受けてその伝動軸16aが駆動すべ
くしてクラッチハウジング8内の底壁に支持されている
。
駆動体15の動力を受けてその伝動軸16aが駆動すべ
くしてクラッチハウジング8内の底壁に支持されている
。
そして、伝動軸16aとポンプ軸13aとをカップリン
グ17で結合している。
グ17で結合している。
18はステアリングハンドル、19はステアリングボッ
クスで、クラッチハウジング8の上部に設けられ、この
ボックス19の中にはコントロールバルブが内蔵され、
油圧ポンプ13とをクラッチハウジング8内の油路20
を介して連通せしめている。
クスで、クラッチハウジング8の上部に設けられ、この
ボックス19の中にはコントロールバルブが内蔵され、
油圧ポンプ13とをクラッチハウジング8内の油路20
を介して連通せしめている。
以上のように構成された本考案の実施例によると、エン
ジン4が起動されると、クラッチ11の嵌脱で主軸12
が断続されて変速装置7を介して適宜変速下で走行系、
PTO系エフェンジン動力導される。
ジン4が起動されると、クラッチ11の嵌脱で主軸12
が断続されて変速装置7を介して適宜変速下で走行系、
PTO系エフェンジン動力導される。
一方、油圧ポンプ13はクランク軸9に設けた回転駆動
体15、伝動手段16の連動を介して駆動され、ミッシ
ョンケース6内のオイルを波器14で濾過しつつ油路2
0を通じてステアリングボックス19内のバルブに送油
し、ステアリングハンドル18の操作で前輪2を操向す
るのである。
体15、伝動手段16の連動を介して駆動され、ミッシ
ョンケース6内のオイルを波器14で濾過しつつ油路2
0を通じてステアリングボックス19内のバルブに送油
し、ステアリングハンドル18の操作で前輪2を操向す
るのである。
本考案は以上の通りであって、油圧ポンプ13をクラッ
チハウジング8内に設け、該ポンプ13に連通した酒器
14をオイルを内布したミッションケース6内に設け、
該ポンプ13をエンジン4のクランク軸9から伝動手段
16で駆動するものであるから、ポンプ13として大容
量のものでも利用でき、かつ、駆動できる。
チハウジング8内に設け、該ポンプ13に連通した酒器
14をオイルを内布したミッションケース6内に設け、
該ポンプ13をエンジン4のクランク軸9から伝動手段
16で駆動するものであるから、ポンプ13として大容
量のものでも利用でき、かつ、駆動できる。
従って、ポンプの容量不足はなく、油量の分散もない。
また、オイルはミッションケース6のオイルを利用する
ので、充分なオイル量があり、従って、ポンプ13とし
て大型を利用しても支障はない。
ので、充分なオイル量があり、従って、ポンプ13とし
て大型を利用しても支障はない。
又、油圧ポンプはクラッチハウジングに内蔵されている
から、オイルにさらされることもなく、その組付けが容
易で、飛沫オイルもかからないので、取扱いも容易であ
る。
から、オイルにさらされることもなく、その組付けが容
易で、飛沫オイルもかからないので、取扱いも容易であ
る。
さらに、油圧ポンプ13をクラッチハウシング8内に設
け、該ポンプ13上方のクラッチハウジング8にコント
ロールバルブを有するステアリング19を設け、ポンプ
13とバルブをクラッチハウジング8内の油路20で連
通したので、配管も短くて済み、管路抵抗も少となるし
、外観美もよくなる等の利点がある。
け、該ポンプ13上方のクラッチハウジング8にコント
ロールバルブを有するステアリング19を設け、ポンプ
13とバルブをクラッチハウジング8内の油路20で連
通したので、配管も短くて済み、管路抵抗も少となるし
、外観美もよくなる等の利点がある。
第1図はトラクタの外観側面図、第2図は内部を示す側
断面図である。 4・・・・・・エンジン、6・・・・・・ミッションケ
ース、9・・・・・・クランク軸、13・曲・油圧ポン
プ、14・・曲波器、15・・・・・・回転駆動体、1
6・・・・・・伝動手段。
断面図である。 4・・・・・・エンジン、6・・・・・・ミッションケ
ース、9・・・・・・クランク軸、13・曲・油圧ポン
プ、14・・曲波器、15・・・・・・回転駆動体、1
6・・・・・・伝動手段。
Claims (1)
- オイルを内有したミッションケース内に’F 器を設け
、該炉蓋に連通した油圧ポンプをクラッチハウジング内
に設け、このポンプとエンジンクランク軸又はフライホ
イールとの間に伝動手段を設け、更に、前記油圧ポンプ
の上方におけるクラッチハウジングにコントロールバル
ブを有するステアリングボックスを設け、該バルブと油
圧ポンプを連通ずる油路をクラッチハウジング内に設ケ
たことを特徴とする車輛用油圧ポンプ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977085710U JPS6012772Y2 (ja) | 1977-06-27 | 1977-06-27 | 車輌用油圧ポンプ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977085710U JPS6012772Y2 (ja) | 1977-06-27 | 1977-06-27 | 車輌用油圧ポンプ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5411436U JPS5411436U (ja) | 1979-01-25 |
JPS6012772Y2 true JPS6012772Y2 (ja) | 1985-04-24 |
Family
ID=29009603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977085710U Expired JPS6012772Y2 (ja) | 1977-06-27 | 1977-06-27 | 車輌用油圧ポンプ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012772Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60171254U (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-13 | 株式会社 清建社 | スクイジ− |
JPS61157465U (ja) * | 1985-03-22 | 1986-09-30 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5027055Y2 (ja) * | 1971-04-05 | 1975-08-12 |
-
1977
- 1977-06-27 JP JP1977085710U patent/JPS6012772Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5411436U (ja) | 1979-01-25 |
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