JPH0415326Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0415326Y2 JPH0415326Y2 JP1985014723U JP1472385U JPH0415326Y2 JP H0415326 Y2 JPH0415326 Y2 JP H0415326Y2 JP 1985014723 U JP1985014723 U JP 1985014723U JP 1472385 U JP1472385 U JP 1472385U JP H0415326 Y2 JPH0415326 Y2 JP H0415326Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission device
- casing
- transmission
- chemical spraying
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 30
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 20
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 14
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 9
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 9
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 6
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 3
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 3
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、薬剤散布装置を装架しかつ内燃機関
を搭載し、この内燃機関をクラツチ装置及び変速
装置を介して車輪に駆動上連結して構成された種
類の自走式薬剤散布車の伝動装置に関する。
を搭載し、この内燃機関をクラツチ装置及び変速
装置を介して車輪に駆動上連結して構成された種
類の自走式薬剤散布車の伝動装置に関する。
従来の技術
自走式薬剤散布車はいろいろな土地条件をもつ
た野外でいろいろな作物に薬剤を散布するために
運転者により操縦されながら使用される。この場
合作業によつては全輪駆動が必要とされたり、走
行駆動系と別個の外部回転装置、例えば河川から
水を吸上げるためのポンプや薬液噴霧用ポンプな
どのような外部回転装置をも駆動する必要がある
が、一般走行車両用の伝動装置でこのような装置
の動力源を得ることは困難であり、自走式薬剤散
布車用として専用の伝動装置が必要とされてい
た。
た野外でいろいろな作物に薬剤を散布するために
運転者により操縦されながら使用される。この場
合作業によつては全輪駆動が必要とされたり、走
行駆動系と別個の外部回転装置、例えば河川から
水を吸上げるためのポンプや薬液噴霧用ポンプな
どのような外部回転装置をも駆動する必要がある
が、一般走行車両用の伝動装置でこのような装置
の動力源を得ることは困難であり、自走式薬剤散
布車用として専用の伝動装置が必要とされてい
た。
考案が解決しようとする問題点
そこで、本考案は上記外部回転装置のための動
力を一般走行車両用の伝動装置から容易に取出す
ことができかつ構造が簡単で便利である自走式薬
剤散布車の伝動装置を提供することを目的とす
る。
力を一般走行車両用の伝動装置から容易に取出す
ことができかつ構造が簡単で便利である自走式薬
剤散布車の伝動装置を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段
上記目的を達成するために、本考案は薬剤散布
装置を装架しかつこの内燃機関を搭載し、この内
燃機関をクラツチ装置及び変速装置を介して車輪
に駆動上連結して構成された自走式薬剤散布車の
伝動装置において、一端において変速装置から突
出した回転軸に駆動上連結されかつ他端において
外部回転装置に連結されるように回転出力部を設
けるとともに変速装置のケーシングに外側より着
脱自在なケーシングに収容された動力取出装置を
有して構成されている。
装置を装架しかつこの内燃機関を搭載し、この内
燃機関をクラツチ装置及び変速装置を介して車輪
に駆動上連結して構成された自走式薬剤散布車の
伝動装置において、一端において変速装置から突
出した回転軸に駆動上連結されかつ他端において
外部回転装置に連結されるように回転出力部を設
けるとともに変速装置のケーシングに外側より着
脱自在なケーシングに収容された動力取出装置を
有して構成されている。
作 用
上記本考案の構成によれば、動力取出装置を変
速装置の回転軸に着脱自在に連結したので、外部
回転装置用の動力を簡単に取り出すことができ
る。
速装置の回転軸に着脱自在に連結したので、外部
回転装置用の動力を簡単に取り出すことができ
る。
実施例
第１図及び第２図は本考案を適用した自走式薬
剤散布車を示しており、この薬剤散布車は車体１
を前輪２及び後輪３で走行可能に支持し、前輪２
及び後輪３は後述するようにして車体１の前部に
取付けられた内燃機関４からクラツチ装置５、変
速装置６を介し、更に前輪駆動用動力取出装置
７、前輪駆動軸８及び後輪駆動軸９を介して回転
駆動され、内燃機関４、変速装置６等の薬剤散布
車の走行制御装置（図示せず）の作動及び制御は
通常知られているようにして運転席１０にいる運
転者によつて行なわれる。更に、薬剤散布車は運
転席１０の後方に、薬液タンク１１、送風機１２
及びこの送風機１２の風圧を利用して薬剤タンク
１１からの薬剤を周囲に噴霧拡散散布する複数個
の噴霧ノズル１３を有する薬剤散布装置を設けて
いる。
剤散布車を示しており、この薬剤散布車は車体１
を前輪２及び後輪３で走行可能に支持し、前輪２
及び後輪３は後述するようにして車体１の前部に
取付けられた内燃機関４からクラツチ装置５、変
速装置６を介し、更に前輪駆動用動力取出装置
７、前輪駆動軸８及び後輪駆動軸９を介して回転
駆動され、内燃機関４、変速装置６等の薬剤散布
車の走行制御装置（図示せず）の作動及び制御は
通常知られているようにして運転席１０にいる運
転者によつて行なわれる。更に、薬剤散布車は運
転席１０の後方に、薬液タンク１１、送風機１２
及びこの送風機１２の風圧を利用して薬剤タンク
１１からの薬剤を周囲に噴霧拡散散布する複数個
の噴霧ノズル１３を有する薬剤散布装置を設けて
いる。
変速装置６はクラツチ装置５に連結されて内燃
機関４の回転駆動力を受ける回転入力軸１４と、
回転入力軸１４に歯車を介して連結された中間回
転軸１５と、変速レバーによつて摺動されて選択
係合する変速歯車段１６と、この変速歯車段１６
を介して中間回転軸１５に連結された変速回転軸
１７とを有し、変速回転軸１７は後輪駆動軸９及
び前輪駆動用動力取出装置７に連結されており、
変速レバーの操作によつて選択された速度で前輪
２及び後輪３を駆動する。
機関４の回転駆動力を受ける回転入力軸１４と、
回転入力軸１４に歯車を介して連結された中間回
転軸１５と、変速レバーによつて摺動されて選択
係合する変速歯車段１６と、この変速歯車段１６
を介して中間回転軸１５に連結された変速回転軸
１７とを有し、変速回転軸１７は後輪駆動軸９及
び前輪駆動用動力取出装置７に連結されており、
変速レバーの操作によつて選択された速度で前輪
２及び後輪３を駆動する。
変速装置６のケーシング１８の後方端に前輪駆
動用動力取出装置７のケーシング２６が着脱自在
に配設されている。動力取出装置７はそのケーシ
ング２６内において変速装置６のケーシング１８
の後方端から後方へ突出した変速回転軸１７の突
出端部２０に挿入・嵌着されたスリーブ付歯車２
１と、前記ケーシング２６に回転可能に取付けら
れて前記歯車２１とかみ合う中間歯車２７と、前
記ケーシング２６に軸受２９及び３０を介して回
転可能に支持された出力軸３１に固定されかつ前
記中間歯車２７とかみ合う歯車２８とを有する。
出力軸３１はその回転出力部２３がケーシング２
６の前方端より外方へ突出しており、この前方端
部分２３に前輪駆動軸８を介して外部回転装置で
ある前輪駆動装置３２を連結して駆動するための
動力を取出すことができる。
動用動力取出装置７のケーシング２６が着脱自在
に配設されている。動力取出装置７はそのケーシ
ング２６内において変速装置６のケーシング１８
の後方端から後方へ突出した変速回転軸１７の突
出端部２０に挿入・嵌着されたスリーブ付歯車２
１と、前記ケーシング２６に回転可能に取付けら
れて前記歯車２１とかみ合う中間歯車２７と、前
記ケーシング２６に軸受２９及び３０を介して回
転可能に支持された出力軸３１に固定されかつ前
記中間歯車２７とかみ合う歯車２８とを有する。
出力軸３１はその回転出力部２３がケーシング２
６の前方端より外方へ突出しており、この前方端
部分２３に前輪駆動軸８を介して外部回転装置で
ある前輪駆動装置３２を連結して駆動するための
動力を取出すことができる。
なお、後から全輪駆動式とする場合には、後輪
駆動軸９のジヨイントヨーク２５を変速回転軸１
７の突出端部２０から一度外し、スリーブ付歯車
２１を挿入・嵌着し、次いで変速装置６のケーシ
ング１８に前輪駆動用動力取出装置７のケーシン
グ２６を固着せしめて再びジヨイントヨーク２５
を取着すれば、簡単に全輪駆動用の動力を取り出
すことができる。さらに、中間回転軸１５の突出
端部２２を利用して補助動力取出装置１９を同様
に取着し、その出力部２４から動力を取り出して
ポンプ等を駆動することもできる。
駆動軸９のジヨイントヨーク２５を変速回転軸１
７の突出端部２０から一度外し、スリーブ付歯車
２１を挿入・嵌着し、次いで変速装置６のケーシ
ング１８に前輪駆動用動力取出装置７のケーシン
グ２６を固着せしめて再びジヨイントヨーク２５
を取着すれば、簡単に全輪駆動用の動力を取り出
すことができる。さらに、中間回転軸１５の突出
端部２２を利用して補助動力取出装置１９を同様
に取着し、その出力部２４から動力を取り出して
ポンプ等を駆動することもできる。
考案の効果
以上説明した本考案の構成により、着脱自在な
動力取出装置を付加するだけで外部回転装置を駆
動するための動力を一般走行車両用の伝動装置か
らも容易に取出すことができ、高価な専用の伝動
装置を用意する必要もなく、仕様変更が容易に行
なえる自走式薬剤散布車を提供することができ
る。
動力取出装置を付加するだけで外部回転装置を駆
動するための動力を一般走行車両用の伝動装置か
らも容易に取出すことができ、高価な専用の伝動
装置を用意する必要もなく、仕様変更が容易に行
なえる自走式薬剤散布車を提供することができ
る。
第１図は本考案による伝動装置を組込んだ自走
式薬剤散布車の概略側面図であり、第２図は第１
図に示した伝動装置の拡大破断図である。 １……車体、２……前輪、３……後輪、４……
内燃機関、５……クラツチ装置、６……変速装
置、７……前輪駆動用動力取出装置、１１……薬
剤タンク、１２……送風機、１３……噴霧ノズ
ル、１５……中間回転軸、１７……変速回転軸、
１９……補助動力取出装置、３２……前輪駆動装
置。
式薬剤散布車の概略側面図であり、第２図は第１
図に示した伝動装置の拡大破断図である。 １……車体、２……前輪、３……後輪、４……
内燃機関、５……クラツチ装置、６……変速装
置、７……前輪駆動用動力取出装置、１１……薬
剤タンク、１２……送風機、１３……噴霧ノズ
ル、１５……中間回転軸、１７……変速回転軸、
１９……補助動力取出装置、３２……前輪駆動装
置。
Claims (1)
- 薬剤散布装置を装架しかつ内燃機関を搭載し、
この内燃機関をクラツチ装置及び変速装置を介し
て車輪に駆動上連結して構成された自走式薬剤散
布車の伝動装置において、一端において前記変速
装置から突出した回転軸に駆動上連結されかつ他
端において外部回転装置に連結されるように回転
出力部を設けるとともに前記変速装置のケーシン
グに外側より着脱自在なケーシングに収容された
動力取出装置を有することを特徴とする自走式薬
剤散布車の伝動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985014723U JPH0415326Y2 (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985014723U JPH0415326Y2 (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61132076U JPS61132076U (ja) | 1986-08-18 |
| JPH0415326Y2 true JPH0415326Y2 (ja) | 1992-04-07 |
Family
ID=30499907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985014723U Expired JPH0415326Y2 (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0415326Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0728868Y2 (ja) * | 1988-06-06 | 1995-07-05 | ヤンマー農機株式会社 | 薬液散布機を搭載した駆動車 |
| JPH0538857Y2 (ja) * | 1989-04-24 | 1993-09-30 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6115987Y2 (ja) * | 1980-12-12 | 1986-05-17 |
-
1985
- 1985-02-06 JP JP1985014723U patent/JPH0415326Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61132076U (ja) | 1986-08-18 |
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