JP4371359B2 - 走行作業機における作業機への動力伝達装置 - Google Patents

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本発明は、農作業に使用されるトラクター又は土木作業に使用されるホィルローダ等の走行作業機において、その後部に連結される耕うん機等の各種作業機に動力伝達するための装置に関するものである。
一般に、前記したトラクター又はホィルローダ等の走行作業機において、その後部に連結される耕うん機等の各種作業機に動力伝達するに際しては、前記走行作業機における走行機体の前部に搭載したエンジンから動力伝達されるPTO軸を、当該走行作業機における後端面より後ろ向きに突出して、このPTO軸から各種作業機に対して出力するように構成している。
この場合、従来の走行作業機においては、例えば、特許文献1等に記載されているように、その走行機体の後部にミッションケースを配設し、このミッションケースの内部に、前記走行変速機構と左右両後車輪に対する差動歯車機構を設けて、前記ミッションケースの前端面に前記エンジンからの動力の入力軸を設ける一方、前記ミッションケースの後端面に、前記PTO軸を後向きに突出するように設けて、前記入力軸から前記走行変速機構及び差動歯車機構を介して両後車輪に動力伝達するとともに、前記PTO軸に動力伝達するという構成にしている。
特開平7−117500号公報
このような構成の場合、前記ミッションケースにおける入力軸の動力を前記PTO軸に動力伝達することのために前記ミッションケース内に走行方向に延びるように設けられるPTO軸用動力伝達軸は、同じく前記ミッションケース内に設けられている後車輪用差動歯車機構を避けるように構成することが必要であるが、前記後車輪用差動歯車機構には、比較的大きい直径のデフ用リング歯車を備えていることにより、前記PTO軸用動力伝達軸は、この大きい直径のデフリング歯車に干渉しないように、後車輪の車軸よりも可成り高い部位又は可成り低い部位に配設するようにしなければならない。
しかし、前記PTO軸用動力伝達軸を、前者のように、後車輪の車軸よりも可成り高い部位に配設することは、前記PTO軸の地面からの高さが高くなり過ぎるから、このPTO軸と、走行作業機の後部に連結されている耕うん機等の作業機との間を屈曲自在な動力伝達軸にて連結する場合に、前記PTO軸に対する動力伝達軸の折れ角度が大きくなるという問題がある。
また、前記PTO軸用動力伝達軸を、後者のように、後車輪の車軸よりも可成り低い部位に配設することは、前記PTO軸の地面からの高さが低くなり過ぎるから、この場合においても、前記PTO軸に対する屈曲自在な動力伝達軸の折れ角度が大きくなるという問題がある。
本発明は、この問題を解消することを技術的課題とするものである。
この技術的課題を達成するため本発明の請求項1は、
「走行機体の後部にミッションケースを配設し、このミッションケースの内部に、油圧・機械式変速機構と左右両後車輪に対する差動歯車機構を設けて、前記ミッションケースの前端面に、前記走行機体に搭載したエンジンからの動力の入力軸を設ける一方、前記ミッションケースの後端面に、前記PTO軸を後向きに突出するように設けて、前記入力軸からの動力を、前記油圧・機械式変速機構及び前記差動歯車機構を介して左右両後車輪に伝達するとともに、前記ミッションケース内に走行方向に延びるように配設したPTO軸用動力伝達軸を介して前記PTO軸に伝達するように構成して成る走行作業機において、
前記ミッションケース内に後車輪の車軸に被嵌するように設けられて、前記差動歯車機構におけるデフ用リング歯車を回転自在に支持する筒型ブラケット部材には、当該ブラケット部材のうち前記車軸から偏芯した部位に、走行方向に延びる貫通孔を穿設する一方、
前記ミッションケースにおける後側面に、前記差動歯車機構にのぞむ開口部を設けるとともに、前記開口部を塞ぐ後側面板を着脱可能に装着し、この後側面板に前記PTO軸を、当該後側面板を貫通するように軸支し、
前記後側面板の内側には内蓋板を設け、この内蓋板と前記後側面板との間に、前記PTO軸に対するクラッチ機構付き歯車式変速機構を設け、前記クラッチ付き歯車式変速機構に、前記PTO軸用動力伝達軸の後端を、前記PTO軸用動力伝達軸と前記PTO軸とが同一軸線上に位置するように連結し、
前記PTO軸用動力伝達軸を前記ブラケット部材の前記貫通孔内に通し、前記ミッションケース内のうち前記ブラケット部材より前方において、前記PTO軸用動力伝達軸の前端を、前記入力軸の後端に、着脱自在な軸継ぎ手を介して着脱自在に連結した。」
ことを特徴としている。
前記請求項1に記載したように、ミッションケース内におけるPTO軸用動力伝達軸を、差動歯車機構におけるデフ用リング歯車を回転自在に支持する筒型ブラケット部材のうち車軸から偏芯した部位に穿設の貫通孔内に通すことにより、このPTO軸用動力伝達軸を、前記車軸に近い高さ位置にできるから、このPTO軸用動力伝達軸から動力伝達されるPTO軸における地面からの高さ位置を、作業機との間を連結する屈曲自在な動力伝達軸における折れ角度を小さくするように最適にすることが、前記差動歯車機構にて妨げられることが少ない状態のもとで、至極簡単に、且つ、的確にできるのである。
また、前記請求項1のように構成することにより、後側面板を、ミッションケースから至極容易に取り外すことができ、そして、この後側面板を取り外すことで、前記ミッションケースの後面における開口部が開放され、この開口部から、両後車輪に対する差動歯車機構の点検等のメンテナンスを行うことができるから、前記差動歯車機構の点検等のメンテナンスに要する手数を大幅に低減できる。
更にまた、前記請求項1に記載した構成によると、前記後側面板を、前記PTO軸に対するクラッチ機構付き歯車式変速機構を設けることに利用できるから、その構造の簡単化及び小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、走行作業機としてのトラクターに適用した場合の図面について説明する。
図1及び図2は、トラクター1を示し、このトラクター1は、走行機体2を左右一対の前車輪3と同じく左右一対の後車輪4とで支持し、前記走行機体2の前部に搭載したエンジン5にて前記両後車輪4及び両前車輪3を駆動することにより、前進走行するように構成され、前記走行機体2の上面には、操縦座席6と、前記両前車輪3を左右に動かすことによってかじ取りするようにした操縦ハンドル7とが設けられ、また、前記走行機体2の後部には、前記エンジン5の回転を適宜変速して前記両後車輪4及び両前車輪3に伝達するためのミッションケース8が搭載されている。
この場合、前記両後車輪4は、前記ミッションケース8に対して、当該ミッションケース8の外側面から外向きに突出するように着脱可能に装着される車軸ケース9、及びこの車軸ケース9の外側端に後方に延びるように装着されるギャーケース10を介して取付けられており、前記両車軸ケース9内には、前記両後車輪4に対する車軸4aが挿入されている。
前記エンジン5の後側面には、当該エンジン5側における駆動軸5aを覆う歯車ケース11を取付け、この歯車ケース11の下部には、前記駆動軸5aから歯車ケース11内の歯車列機構12を介して動力伝達される主動軸13が後ろ向きに突出するように設けられ、更に、前記歯車ケース11の後側面には、以下に述べる作業機用昇降機構15及び作業機用油圧モータ等に対して油圧を供給するための作業用の油圧ポンプ14が、前記駆動軸5aに直結するように取付けられている。
前記ミッションケース8の後部における上面には、前記走行機体2の後部に連結される耕うん機等の作業機(図示せず)を昇降動するための油圧式の作業機用昇降機構15が着脱可能に取付けられている。更に、前記ミッションケース8の後側面8aに、前記耕うん機等の作業機に対するPTO軸16を、当該PTO軸16が後向きに突出するように設けられている。
図示していないが、前記油圧ポンプ14と、前記作業機用昇降機構15との間には、油圧ポンプ14で加圧した作動油を昇降機構15に供給し、昇降機構15から排出される作動油を前記油圧ポンプ14に戻すというように構成した油圧回路を設けており、もちろん、この油圧回路中には、前記昇降機構15を、上げ、下げ及び昇降停止の三段に切り換えるための油圧切換弁等が設けられていることはいうまでもない。
前記歯車ケース11から後ろ向きに突出する主動軸13と、前記ミッションケース8において、その前面から前向きに突出する入力軸18との間を、両端に自在軸継ぎ手を備えた伸縮式の動力伝達軸19を介して連結して、前記エンジン5の回転を、その駆動軸5aから前記歯車ケース11内の歯車列機構12、主動軸13及び動力伝達軸19を介して前記ミッションケース8における入力軸18に伝達し、次いで、前記ミッションケース8における油圧・機械式変速機構(HMT)にて適宜変速して、前記後車輪4及び両前車輪3に伝達する。
この油圧・機械式変速機構(HMT)は、以下に述べるように、変速用油圧ポンプ20及びこの油圧ポンプ20にて作動する変速用油圧モータ21による油圧式無段変速機構(HST)22と、クラッチ23にて変速操作される歯車式変速機構24とを遊星歯車機構25にて併用して成る構成である。
すなわち、図3に示すように、前記変速用油圧ポンプ20及び前記変速用油圧モータ21は、前記ミッションケース8の前面に、当該ミッションケース8内に軸支した油圧入力軸26及び油圧出力軸27に連結するように取付ける一方、前記入力軸18上に固着した歯車28を、前記遊星歯車機構25におけるサンギャ軸29上に回転自在に被嵌した入力用歯車30に噛合する。この入力用歯車30に固着したキャリア31には、複数個の遊星歯車32を支持軸33を介して回転自在に軸支し、この各遊星歯車32を、前記サンギャ軸29上に固着した太陽歯車34と、前記サンギャ軸29上に回転自在に被嵌した内周リング歯車35との両方に噛合している。
次に、前記内周リング歯車35に固着した歯車36を、前記油圧入力軸26上に固着した歯車37に噛合することにより、前記変速用油圧ポンプ20を回転駆動する一方、前記油圧出力軸27上に固着した歯車38を、前記サンギャ軸29上に固着した歯車39に噛合することにより、前記変速用油圧モータ21の回転を、前記サンギャ軸29に伝達する。
一方、前記ミッションケース8内には、後車輪用推進軸40を軸支して、この推進軸40の後端を、前記両後車輪4に対する従来周知の差動歯車機構41に連結することにより、この後車輪用推進軸40にて前記両後車輪4を回転駆動するように構成する一方、この推進軸40上に固着した歯車42を、前記ミッションケース8内に軸支した前車輪用推進軸43上に回転自在に被嵌した歯車44に噛合し、前記前車輪用推進軸43と、前記両前車輪3に対する従来周知の差動歯車機構45との間を、両端に自在軸継ぎ手を備えた伸縮式の動力伝達軸46を介して連結し、更に、前記前車輪用推進軸43上には、クラッチ47を設けて、このクラッチ47を、前記歯車44を推進軸43に対して固定するように操作したとき、前記後車輪用推進軸40にて前記両前車輪3を回転駆動し、前記クラッチ47を、前記歯車44を推進軸43に対して固定しないように操作したとき、前記両前車輪3を回転駆動しないように構成する。
前記歯車式変速機構24において、前記後車輪用推進軸40上に回転自在に被嵌した二つの変速歯車48,49のうち一方の小径変速歯車48を、前記サンギャ軸29上に固着した歯車39に、他方の大径変速歯車49を、前記サンギャ軸29上に固着した歯車50に各々噛合し、前記歯車式変速機構24におけるクラッチ23を、当該クラッチ23にて一方の小径変速歯車48を推進軸40に対して固定するように操作したとき、前記推進軸40を高速回転し、前記クラッチ23を、当該クラッチ23にて他方の大径変速歯車49を推進軸40に対して固定するように操作したとき、前記推進軸40を低速回転し、そして、前記クラッチ23を、前記の中間、つまり、両変速歯車48,49のいずれも推進軸40に対して固定しないように中立に操作したとき、前記推進軸40への回転伝達を遮断するようにし、更に、一方の小径変速歯車48による高速回転と、前記他方の大径変速歯車49による低速回転との間を、前記油圧式無段変速機構(HST)22にて、無段に変速するように構成している。
また、前記後車輪用推進軸40には、当該推進軸40に対するブレーキ機構51を設けている。
一方、前記後車輪用差動歯車機構41には、前記後車輪用推進軸40におけるピニオン40aが噛合する大径のデフ用リング歯車41aを備えて、このデフ用リング歯車41aは、前記車軸4aに被嵌するように筒型に構成したブラケット部材41bを介して前記ミッションケース8に回転自在に支持されている。
そして、前記ミッションケース8の後側面8aに、当該ミッションケース8内に設けられている前記後車輪用差動歯車機構41をのぞむことができるようにした開口部8bを設けるとともに、この開口部8bを塞ぐようにした後側面板52を、その周囲において複数本のボルト53にて締結することによって着脱可能に装着し、この後側面板52に、前記PTO軸16を、当該後側面板52を貫通するように軸支し、この後側面板52の内側には、内蓋板53を設けて、この内蓋板53と前記後側面板52との間に、前記PTO軸16に対するクラッチ機構54付き歯車式変速機構55を設けて、この変速機構55へのPTO軸用動力伝達軸56を、走行方向に沿って前方に延長して、その前端を、前記入力軸18の後端に、着脱自在な軸継ぎ手57を介して着脱自在に連結する。
つまり、前記PTO軸16を備え且つ内蓋板53との間にクラッチ機構54付き歯車式変速機構55を組み立てて成る後側面板52を、前記ミッションケース8に対して取り付けると同時に、前記PTO軸用動力伝達軸56を前記入力軸18の後端に連結するように構成している。この場合において、前記PTO軸用動力伝達軸56を前記入力軸18に対して着脱不能に連結しておき、このPTO軸用動力伝達軸56を、着脱自在軸継ぎ手を介してクラッチ機構54付き歯車式変速機構55に着脱自在に連結するという構成にしても良い。
そして、前記後車輪用差動歯車機構41における筒型のブラケット部材41bには、当該ブラケット部材41bのうちその内部の車軸4aの軸線から適宜寸法Eだけ偏芯した位置に、貫通孔58を、当該貫通孔58が走行方向に延びるように穿設して、この貫通孔58内に、前記PTO軸用動力伝達軸56を通すように構成する。
この構成において、ミッションケース8内におけるPTO軸用動力伝達軸56を、後車輪用差動歯車機構41におけるデフ用リング歯車41aを回転自在に支持する筒型ブラケット部材41bのうち車軸4aから適宜寸法Eだけ偏芯した部位に穿設した貫通孔58内に通すことにより、このPTO軸用動力伝達軸56を、前記車軸4aに近い高さ位置にできるから、このPTO軸用動力伝達軸56から動力伝達されるPTO軸16における地面17からの高さ位置Hを、前記走行機体2の後部に連結される耕うん機等の作業機との間を連結する屈曲自在な動力伝達軸における折れ角度を小さくするように最適にすることが、前記後車輪用差動歯車機構41にて妨げられることが少ない状態のもとで、至極簡単に、且つ、的確にできる。
また、前記PTO軸16及びこれに対するクラッチ機構54付き歯車式変速機構55は、ミッションケース8に対して着脱自在に取付く後側面板52に装着されているので、この後側面板52を、ミッションケース8から至極容易に取り外すことで、前記ミッションケース8の後側面8aにおける開口部8bが開放され、この開口部8bから、前記後車輪用差動歯車機構41に対する点検等のメンテナンスを行うことができるとともに、前記クラッチ機構54付き歯車式変速機構55に対する点検等のメンテナンスを行うことができる。
本発明の実施の形態を適用したトラクターを示す側面図である。 図1の平面図である。 動力伝達のスケルトン図である。 図1のIV−IV視拡大平断面図である。 図4のV−V視拡大断面図である。
符号の説明
1 トラクター
2 走行機体
3 前車輪
4 後車輪
4a 車軸
5 エンジン
8 ミッションケース
8a ミッションケースの後側面
8b 開口部
16 PTO軸
18 入力軸
41 差動歯車機構
41a デフ用リング歯車
41b ブラケット部材
56 PTO軸用動力伝達軸
58 貫通孔

Claims (1)

  1. 走行機体の後部にミッションケースを配設し、このミッションケースの内部に、油圧・機械式変速機構と左右両後車輪に対する差動歯車機構を設けて、前記ミッションケースの前端面に、前記走行機体に搭載したエンジンからの動力の入力軸を設ける一方、前記ミッションケースの後端面に、前記PTO軸を後向きに突出するように設けて、前記入力軸からの動力を、前記油圧・機械式変速機構及び前記差動歯車機構を介して左右両後車輪に伝達するとともに、前記ミッションケース内に走行方向に延びるように配設したPTO軸用動力伝達軸を介して前記PTO軸に伝達するように構成して成る走行作業機において、
    前記ミッションケース内に後車輪の車軸に被嵌するように設けられて、前記差動歯車機構におけるデフ用リング歯車を回転自在に支持する筒型ブラケット部材には、当該ブラケット部材のうち前記車軸から偏芯した部位に、走行方向に延びる貫通孔を穿設する一方、
    前記ミッションケースにおける後側面に、前記差動歯車機構にのぞむ開口部を設けるとともに、前記開口部を塞ぐ後側面板を着脱可能に装着し、この後側面板に前記PTO軸を、当該後側面板を貫通するように軸支し、
    前記後側面板の内側には内蓋板を設け、この内蓋板と前記後側面板との間に、前記PTO軸に対するクラッチ機構付き歯車式変速機構を設け、前記クラッチ付き歯車式変速機構に、前記PTO軸用動力伝達軸の後端を、前記PTO軸用動力伝達軸と前記PTO軸とが同一軸線上に位置するように連結し、
    前記PTO軸用動力伝達軸を前記ブラケット部材の前記貫通孔内に通し、前記ミッションケース内のうち前記ブラケット部材より前方において、前記PTO軸用動力伝達軸の前端を、前記入力軸の後端に、着脱自在な軸継ぎ手を介して着脱自在に連結したことを特徴とする走行作業機における作業機への動力伝達装置。
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