JPS60127244A - 鉄−ビスマス系非晶質化合物材料及びその製造法 - Google Patents

鉄−ビスマス系非晶質化合物材料及びその製造法

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JPS60127244A
JPS60127244A JP58234725A JP23472583A JPS60127244A JP S60127244 A JPS60127244 A JP S60127244A JP 58234725 A JP58234725 A JP 58234725A JP 23472583 A JP23472583 A JP 23472583A JP S60127244 A JPS60127244 A JP S60127244A
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oxide
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Takeshi Masumoto
健 増本
Kenji Suzuki
謙爾 鈴木
Shuji Masuda
増田 修二
Yukihiro Oota
進啓 太田
Yoshitaka Ookubo
美香 大久保
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Shingijutsu Kaihatsu Jigyodan
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Shingijutsu Kaihatsu Jigyodan
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な鉄−ビスマス系非晶質化合物材料及び
その製造法に関する。
近年エレクトロニクス及びその関連技術の発展に伴って
、酸化鉄(Feast)を主とする酸化物系セラミクス
及びその単結晶の研究が活発に行なわれており、特に光
−電気、音−電気、雰囲気ガス−電気、光音偏光、X線
分光等の分野における変換素子材料として、又触媒材料
等として研究が行なわれている。Fe30iとBi20
aとの安定な化合物としては、数種の結晶体について2
〜3の文献に記載されているのみで、これ等の単結晶化
の研究はさかんに行なわれているものの、非晶質化合物
についての研究は行なわれていない。
本発明は、従来全く知られていない鉄−ビスマス系非晶
質酸化物を提供するものである。即ち、本発明は、 (F133 Oh )+−x ・(B12 Os )x
 (但し0.25≦X≦0.75)なる組成を有する新
規な鉄−ビスマス系非晶質化合物材料、及び5− (F630t )+−x ・ (Bi2Os )x (
但しXは上記に同じ)に相当する酸化鉄と酸化ビスマス
との混合物を不活性雰囲気中又は真空中で加熱融解した
後、不活性雰囲気中又は真空中で超急冷することを特徴
とする鉄−ビスマス系非晶質化合物材料の製造方法に係
るものである。
本発明の鉄−ビスマス系非晶質酸化物は、磁性材料、光
応答性磁性素子、温度応答性磁性素子、磁気メモリ材料
、イオン伝導材料、磁気テープ、触媒、光透過性導電材
料、誘電体材料、光−電気スイッチング素子、熱−電気
スイッチング素子等として有用である。
本発明は、更に、 <Fe a Ot ) +−x ・(812Os )x
 (但し0.25≦X≦0.75)なる組成を有する鉄
−ビスマス系非晶質化合物材料をその結晶化温度以下で
加熱処理することを特徴とする配向性多結晶薄膜材料の
製造法をも提供するものである。
この様にして得られる配向性多結晶薄膜材料は、光メモ
リー材料、光−磁気メモリー材料、光導波6− 路素子、光学ミラー、表面波デバイス、光音響デバイス
、圧電トランスジューサー、焦電素子、光電素子、透明
電極材料、バイパスコンデンサー、光スィッチ、エレク
トロクロミック素子、光変調素子、湿度センサー、温度
センサー、化学センサー、触媒等として有用である。
本発明は、更に (Fe 30t ) I−X−V ・(Bi 2 03
 )X ”(M)y(但しMはC0、N1、Mn、Zn
及びBaの酸化物の少なくとも1種を示し、0.30≦
×≦0.70、O<y≦0.50である)なる組成を有
する鉄−ビスマス系非晶質化合物材料及びその製造方法
、並びに該非晶質化合物材料をその結晶化温度以下で加
熱処理する配向性多結晶薄膜材料の製造法を提供する。
この様な鉄−ビスマスに対して第三成分を含有する材料
は、鉄−ビスマスのみからなる材料に比して、特にその
磁気的性質が著るしく改善されており、上記各用途にお
ける有用性が一段と高められる。
尚、本発明においては、“鉄−ビスマス系非晶質化合物
”とは、非晶質単独の場合のみならず、非晶質中に多結
晶相を含む場合をも包含するものとする。
本発明の鉄−ビスマス系非晶質酸化物は、以下の様にし
て製造される。
本発明において使用する原料は、酸化鉄と酸化ビスマス
との混合物或いはこれに更に酸化コバルト、酸化ニッケ
ル、酸化マンガン、酸化亜鉛及び酸化バリウムの少なく
とも1種を加えた混合物である。後者の第三成分源とし
ては、加熱により分解して酸化物となり得る炭酸塩等を
使用しても良い。これ等混合物の組成割合は、 (Fe30m)+−x(Bi20a)x (但し0.2
5≦×≦0.75)となる量比又は(Fea Ot )
+−x−y ・(Bl 20a )x ・(M)y(但
しMはGo、Ni、Mn、Zn及びBaの酸化物の少な
くとも1種を示し、0.30≦X≦0.70、o<y≦
0.50’t’あル)トなる量比である。上記組成比の
原料混合物を不活性雰囲気中で又は真空中で加熱溶融し
、これを不活性雰囲気中で又は真空中で超急冷する。加
熱溶融は、これ等原料混合物が充分に溶融する温度以上
で行なえば良く、好ましくは溶融温度よりも50〜20
0℃程度高い温度範囲特に好ましくは80〜150℃程
度高い温度で加熱する。加熱時の雰囲気は、不活性雰囲
気又は真空であり、通常はN2又はAr雰囲気とするの
が良い。次いで原料混合物の融液を超急冷する。超急冷
は、本発明方法の必須の要件であって、これによりはじ
めて非晶質新規化合物を収得することが出来る。超急冷
は通常104〜b う。この超急冷は、上記冷却速度で冷却出来る手段であ
れば広い範囲で各種の手段が採用出来、高速回転中のロ
ール表面上に原料混合物の融液を噴射して液体状態の原
子配置にて固化せしめる方法を代表例として挙げること
が出来る。
以下図面を参照しつつ本発明方法の実施に際し使用され
る融解原料混合物の急冷装置の一例を説明する。
9− 第1図は、架台(1)上に設置された急冷装置本体(3
)の正面図を示す。急冷装置は、誘電加熱用コイル(5
)、(5)・・・・、原料加熱用チューブ(7)、該チ
ューブ(7)の支持体(9)、融解原料噴出用のノズル
<11)、急冷用ロール(13)、ノズル(11)の冷
却用ノズル(15)、渦流防止エアノズル(17)、ノ
ズル(11)の微調整機構(19)、エアシリンダー(
21)、冷却された材料の受け箱(23)、冷却材料取
出口(25)等を主要構成部としている。
冷却用ロール(13)の内部に該ロール冷却用のファン
を設置し且つロール表面側端部にN2、Ar等の不活性
ガス吹込み口を設けることにより、融解原料の急冷を安
定して行なうことが出来る。
第2図は、支持体(9)の詳細を示す。第2図において
、支持体(9)は、バルブ(27)を備えた冷却水導入
路(29)、冷却水排出路(31)、ニードルバルブ(
33)を備えたブローエア導入路(35)、ロール(1
3)の表面とノズル(11)との間隔微調整機構(37
)及び原料融10− 液を均一に押出す為の整流用目皿(39)を備えている
第1図及び第2図に示す急冷装置(3)を使用して本発
明方法を実施する場合、まず所定組成の原料混合物を融
液吹出し用ノズル(11)を有するチューブ(7)内に
収納する。このチューブ(7)は、高温非酸化雰囲気状
態で充分耐久性のある材質で作られ、たとえば白金−ロ
ジウム、イリジウム、窒化ケイ素、窒化ボロン等で作ら
れたものが好ましい。尚、原料融液と直接接触しない部
分の材質は、高融点のセラミクス、ガラス、金属でも良
い。ノズル口の形状は、目的製品に応じて適宜に決定さ
れ、たとえば細い線状材料の場合は円い形状で、巾の広
い製品の場合はスリット状の形状のものを使用する。ノ
ズル口の形状は、楕円形その他の形状であっても良い。
チューブ(7)内に収納された原Fl混合物は、次いで
その融点以上の湿度に加熱され、融液とされた後、ノズ
ル(11)の口部から高速回転しているロール(13)
の面上に一定ガス圧の不活性ガス(N2、A「等)にて
吹出され、ロール表面上で急冷せしめられる。ノズル口
とロール面における原料融液の吹出し角度は、目的化合
物の巾が約3111m以下の場合はロール面に対して垂
直で良く、またその巾が約3mm以上の場合はロール面
垂線に対して0゜〜45″である。これ等の吹出し角度
調整機構は、装置自体に所定の角度を設定可能な機構と
して組み込むことも出来るが、好ましくはノズル自体を
加工しておくのが良い。
原料混合物の加熱方法は、特に制限されないが、通常発
熱体を有する炉、誘電加熱炉または集光加熱炉で行う。
原料融液の温度は、その融点より50〜200℃好まし
くは80〜150℃程度高い温度とするのが良い。この
際融点にあまり近過ぎると、融液をロール面上に吹き出
している間にノズル附近で冷却固化する恐れがあり、逆
にあまりにも高くなりすぎると、ロール面上での急冷が
困難となる傾向がある。
ロール面上に融液を吹き出すために使用する加圧用ガス
としては、融液原料を所定の酸化状態に維持する為に不
活性ガスが好ましく、たとえばアルゴン、窒素、ヘリウ
ム等が良い。ガス圧は、ノズル口の大きさにもよるが、
通常0.1〜2.0k(+/ cw2好ましくは0.5
〜1.0kQ/C12程度である。また原料融液を吹き
出す際のノズル口とロール面間の距離は、0.01〜1
.On++e程度が良く、より好ましくは0.05〜0
.5mm程度である。0.0111よりも小さな場合、
パドル量が非常に少なくなり、均一な材料が得られず、
一方1.0IIllよりも大きい場合、パドル量が過剰
になったり、又組成融液の界面張力により形成されるパ
ドル厚さ以上の場合には、パドルが形成され難くなる傾
向が生ずる場合がある。
ロールの材質は、熱伝導性の良い銅及びその合金、硬質
クロムメッキ層を有する上記材料、さらには鋼、ステン
レススチール等である。ロールの周速度を5m/秒〜3
51/秒、好ましくは101/秒〜2On/秒とし、原
料融液を急冷することにより目的とする良質の非晶質化
合物材料が得られる。この際ロール周速度が5m/秒以
下の場13− 合には、非晶質化し難い傾向が生じるので、あまり好ま
しくない。ロール周速度が351/秒よりも大きくなる
と、得られる目的物材料の形状が非常に薄膜化し、すべ
て鱗片状もしくは細粉状となるが、材料構造的にはやは
り本発明の非晶質化合物材料である。
融液原料を回転ロール面上へ吹き出す雰囲気として減圧
下乃至高真空下、又は不活性ガス雰囲気中で本発明化合
物の製造を行なう。
原料混合物をチューブ内で加熱溶融せしめるに際しては
、該混合物をすべて完全に融液化することが必要である
。しかし乍ら、該混合物が完全に融液化する前に、一部
数液化したものが、ノズル先端から流出してしまう恐れ
があるため、ノズル先端を局部的に冷却して融液の流出
を防止することが好ましい。ノズルを局部的に冷却する
代表的手段は、ノズル先端に冷却用ガスを吹きつける手
段であり、ガスとしてはアルゴン、ヘリウム、窒素等の
不活性ガスが良い。
本発明に係る新規なる非晶質化合物材料は、通14− 常50〜10μm程度の厚さであり、非常にもろい材料
である。このためロール面で急冷され、固体化された後
、できる限り材料に応力が加えられない状態にすること
が好ましい。応力付加となる原因の一つに大気中でのロ
ール回転により発生する風切り現象からくるロール表面
空気層の大きな乱流がある。この乱流を防止するととも
に急冷却すべき溶融原料混合物とロール面との密着性を
より良好とするために、風切り防止用向流吹出しノズル
即ち第1図に示す渦流防止ノズル(17)を設置するか
、ロール内部にファンを固定設置する。
後者の場合は、ロールの自転によりロール表面側端部に
設けられた口径可変式のガス導入口よりロール内部へ発
生する乱流をすい込み、ロール軸正面より排出し、ロー
ル表面上ガスをロール内部へ移動せしめ、これにより溶
融物をロール面へより押しつけ密着させ、さらにガスの
吹込み移動によりロール自体をも冷却することが出来る
。また得られる材料の寸法均一性を保持させるために、
ロール表面に回転方向とは直角に材料切断用の溝を設け
ておけば、一定寸法で切断された材料が得られる。
本発明の鉄−ビスマス系化合物は、その原料混合比によ
り化合物の原子配列構造が大きく変化し、具体的には以
下の如くに大別される。先ず、(Fe a Ot ) 
+−x ・(Bi 203 ) xにおいて0.30≦
×≦0.70の場合には非晶質化合物100%のものが
得られ、0.25≦×〈0.30及び0.70<x≦0
.75の範囲ではFe50を結晶相及びB12O3結晶
相を夫々含む配向性多結晶混在非晶質化合物が得られ、
又X<0.25及び0.75<XではFeast結晶相
及びBI203結晶相を夫々主体とする材料が得られる
。第三成分としてCo、N+%Mn。
Zn及び8aの酸化物の少なくとも1種を含む場合には
全ての組成域において非晶質化合物材料が得られる。第
3図に鉄及びビスマスのみからなる本発明材料の生成範
囲を示す。
使用する急冷装置の急冷用ロールの周速度が、5■/秒
〜35−/秒の範囲内では、各組成域において得られる
材料の構造自体には大きな変化は認められない。
本発明の配向性多結晶薄膜材料は、上述の様にして得ら
れた (Fe 304 ) +−x ・(Bi 2 Os )
x (但し0.25≦X≦0.75)なる組成の鉄−ビ
スマス系非晶質化合物材料又は更に第三成分を含む非晶
質化合物材料を熱分析に供してその結晶化温度(Tc 
)をめた後、該化合物材料を結晶化温度以下の温度で所
定時間熱処理することにより得られる。尚、結晶化温度
以下においても、熱処理時間が長過ぎる場合には、非配
向性の多結晶体となるので、この点に関する留意が必要
である。
例えば、 (Fe a Oa ) +−x ’ (Bi 20a 
) xにおいてx=0.67なる鉄−ビスマス系非晶質
化合物材料の結晶化温度は、425℃であり、これを大
気中で熱処理すると、条件によって下記の如き材料が得
られる。
1、 420℃×10分:配向性多結晶体17− 2、 420℃×30分:多結晶体 3、 390℃×10分:非晶質体 4、 390℃×30分:配向性多結晶体5、 390
℃×60分:多結晶体 更に、 (FesOt )t−x−y ・(Bi 2Os )x
 ・(COaOa)yにおいて、X−0,57、V−o
、14なる組成の非晶質化合物材料の結晶化温度は、4
10℃であり、これを大気中で熱処理すると、条件によ
って下記の如き材料が得られる。
1、 400℃×10分:配向性多結晶体2、 400
℃×30分:多結晶体 3、 380℃×10分:非晶質体 4、 380℃×30分:配向性多結晶体5、 380
℃×60分:多結晶体 尚、本発明材料の構造の同定に際しては、X線回折及び
偏光顕微鏡により結晶性の有無の確認及び構造解析を行
ない、走査型電子顕微鏡により極少部分の観察を行なっ
た。
以下実施例により本発明の特徴とするところを18− より一層明らかにする。
実施例1 1”e30t(純度99.9%)及びBi20a(純度
99.9%)或いは更にGO203(純度99.9%)
又はN1p(純度99.9%)を所定の組成で配合し、
均一に混合した後、850℃で30分間仮焼して組成物
原料とした。得られた組成物原料を白金チューブ(直径
10■×長さ150u+)に充填し、誘電加熱コイル内
に設置して、発振管繊条電圧13v1陽極電圧10KV
、格子電流120〜15011A、陽極電流1.2〜1
.8Aの条件下に誘電加熱した。完全に融液化した原料
を急冷用回転ロール表面上に乾燥圧縮空気により吹き出
し、急冷させた。
第1表及び第2表に組成及び製造時の諸条件を示す。第
1表及び第2表中試料NO,1〜20.25及び29は
、リボン状の本発明の非晶質酸化物材料を示す。又、N
o、24は、ロールの回転速度が大きい為、薄片となっ
ているが、形状に制約がない触媒等の分野では使用可能
である。
尚、ノズル形状Aとあるのは、0 、2 mmx 4 
inのスリット状ノズルを示し、ノズル形状Bとあるの
は径0.21の円形ノズルを示す。
−21− 22− 実施例2 実施例1の試料No、3を空気中390℃で30分間熱
処理した後、X線回析を行なったところ、回折角(2θ
)に1本の鋭い回折ビークを示し、非晶質構造から配向
性多結晶構造への変化が確認された。
参考例1 (Fe a Ot )+−x ・(Bl 2O3)xに
おいてx−0,50に相当する上記実施例1の試料No
、8.10.12.13及び15についてのX線回折結
果を第4図に示す。急冷用ロールの周速度が5.18m
/秒(No、8)から34.54−/秒(No、15)
の範囲内で得られた材料の原子配列構造には、大きな変
化がないことが明らかである。
参考例2 (F1330A)l−X ・(BipOa)xにおいて
X−0,67に相当する上記実施例1の試料No、7の
示差熱分析結果を第5図に示す。
第5図において、Toは結晶化温度、Toはガラス転位
点、訃は融点を夫々示す。
参考例3 (Fe30m )+−x ・(Bi2Os )xにおい
てx−0,67に相当する上記実施例1の試料No、7
の外観を示す写真を参考図面■として示す。
参考例4 上記実施例1の試料No、7の走査型電子顕微鏡写真(
20000倍及び940倍)を夫々参考図面■及び■と
して示す。
参考例5 (F13sO4)+−x ・(Bi20s)xにおいて
X−0,67に相当する上記実施例1の試料No、3の
赤外線吸収スペクトルを第6図として示す。
参考例6 (Fea Oh )+−x ・(Bi2O3)xにおい
てXが変化した場合の室温下での磁化曲線を第7図とし
て示す。第7図において、曲線(A)、(B)及び(C
)は、夫々Fe 30t /Bi20a−1/1.2/
3及び1/2である非晶質材料についての結果を示し、
点(D)は1”e s Oh /Bi 20a =2/
3テある非晶質化合物材料をN2雰囲気中700’Cで
1時間加熱して得た結晶質化合物材料についての結果を
示す。
参考例7 (Fe s 04 ) 1−x ・(Bi 2Os )
xにおいてX−0,60に相当する上記実施例1の試料
No、17の磁場強度12900エルステツドにおける
温度に対する磁化量の変化を第8図に示す。
曲線(A)は非晶質化合物材料についての結果であり、
曲線(B)は結晶質化合物材料についての結果である。
参考例8 (Fea Oh )+−x ・(B12Os )xにお
いてX−0,67に相当する上記実施例1の試料No、
5の高圧水銀ランプ(250W)光照射による磁化応答
性を第9図に示す。第9図においては、照射開始時を0
分とし、4分俵に照射を終了した。
尚、試験時の諸パラメーターは、以下の通りで33− ある。
試料量:O,0057g、 磁場: 12000エルステツド、 温度=28℃、 波長:3022〜5770オングストローム、光源と試
料間の距離:250ma+ 参考例9 実施例1の試料NO,30,31,32及び33並びに
実施例2試料についての室温下での磁化曲線を第10図
として示す。曲線(A)〜(E)及び点(D)で示され
る化合物の組成(モル比)と晶形は以下の通りである。
(A):FeaOt/Bi2O3/CO203−1/2
10.5 配向性多結晶材料(実施例2試料) (B):Fe5Ot/Bi20a/CO203=1/2
10.5 非晶質材料(No、31) (C) : l”e 30t /Bi 20a /Ni
 O−1/210.1 34− 非晶質材料(No、32) (D):Fe30t/Bi2O5/CO20a−1/2
10.1 非晶質材料(No、30) (E) : Fe a 0& /Bl 20a /Ni
 O−1/210.5 非晶質材料(No、33) (F): Fe 304 /Bi 2 Os −1/2
非晶質材料(NO,3) 参考例10 実施例1の試料No、30.31.32及び33並びに
実施例2試料の磁性体としての物性値を第3表に示す。
第 3 表 参考例11 (Fe301 )I−X−V ・ (Bi2Os )x
 ・(CO203)yにおいて、X−0,57、y=0
.14に相当する実施例1の試料No、31の示差熱分
析結果を第11図に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法において使用される融解原料の急
冷装置の一例の正面図、第2図は、第1図の急冷装置の
一部拡大詳細図面、第3図は、本発明材料の組成範囲を
示す図面、第4図は、本発明材料の若干のX線回折図面
、第5図は、本発明による一材料の示差熱分析図、第6
図は、本発明による他の一材料の赤外線吸収スペクトル
図、第7図は、(Fea O& )I−X ・(Bl 
20a )xにおいてXが変化した場合の磁化曲線を示
すグラフ、第8図は、本発明による一材料の温度に対す
る磁化量の変化を示すグラフ、第9図は、本発明による
一材料の磁化応答性を示すグラフ、第10図は、本発明
による数種の材料の磁化曲線を示すグラフ、第11図は
、本発明による一材料の示差熱分析図を夫々示す。 (1)・・・・・・架台、(3)・・・・・・急冷装置
本体、(5)、(5)・・・・・・誘電加熱用コイル、
(7)・・・・・・原料加熱用チューブ、(9)・・・
・・・原料加熱用チューブの支持体、(11)・・・・
・・融解原料噴出用ノズル、(13)・・・・・・急冷
用ロール、(15)・・・・・・ノズル(11)の冷却
用ノズル、(17)・・・・・・渦流防止エアノズル、
(19)・・・・・・ノズル(11)の微調整機構、(
21)・・・・・・エアシリンダー、(23)・・・・
・・冷却された材料の受け37− 箱、(25)・・・・・・冷却材料取り出口、(27)
・・・・・・バルブ、(29)・・・・・・冷却水導入
路、(31)・・・・・・冷却水排出路、(33)・・
・・・・ニードルバルブ、(35)・・・・・・ブロー
エア導入路、(37)・・・・・・ロール(13)とノ
ズル(11)との間隔微調整機構、(39)・・・・・
・整流用目皿。 (以 上) 土1.パ 38− 特開昭GO−127244(13)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ (Fea O4)+−x ・(81203)X (
    但bo、25≦×≦0.75)なる組成を有する鉄−ビ
    スマス系非晶質化合物材料。 ■ 0.30≦X≦0.70である特許請求の範囲第1
    項の鉄−ビスマス系非晶質化合物材料。 ■ 0.70<x≦0.75である特許請求の範囲第1
    項の鉄−ビスマス系非晶質化合物材料。 ■ 0.25≦x <0.30である特許請求の範囲第
    1項の鉄−ビスマス系非晶質化合物材料。 ■ 酸化鉄と酸化ビスマスとの混合物を不活性雰囲気中
    又は真空中で加熱融解した後、融解物を不活性雰囲気中
    又は真空中で超急冷することを特徴とする (Fe s Ot ) t−x ・(Bi 203 )
    X (但し0.25≦×≦0.75)なる組成を有する
    鉄−ビスマス系非晶質化合物材料の製3![法。 ■ 104〜10”’C/秒の冷却速度で超急冷する特
    許請求の範囲第5項の鉄−ビスマス系非晶質化合物材料
    の製造法。 ■ 原料融解物を固体に接触させることにより超急冷す
    る特許請求の範囲第5項又は第6項の鉄−ビスマス系非
    晶質化合物材料の製造法。 ■ スリット状、円形又は楕円形の吹出し口を設けたノ
    ズルを備えた加熱用チューブに原料混合物を投入し、該
    混合物の融点よりも50〜200℃高い温度で加熱溶融
    させた後、51/秒〜35■/秒の周速度で回転するロ
    ール表面上に上記ノズルを経て該融解物を吹き出して超
    急冷させる特許請求の範囲第5項乃至第7項のいずれか
    に記載の鉄−ビスマス系非晶質化合物材料の製造法。 ■ (FesOa)t−x(81QOs)x (但し0
    .25≦X≦0.75)なる組成を有する鉄−ビスマス
    系非晶質化合物材料をその結晶化温度以下で加熱処理す
    ることを特徴とする配向性多結晶薄膜材料の製造法。 ■ (Feast )I−X−V ・ (Bi 203
     )x ・(M)y(但しMはCo、Ni5Mn、Zr
    l及び3aの酸化物の少なくとも1種を示し、0.30
    ≦x ≦0.70、O<y≦095Oである)なる組成
    を有する鉄−ビスマス系非晶質化合物材料。 ■ 酸化コバルト、酸化ニッケル、酸化マンガン、酸化
    亜鉛及び酸化バリウムの少なくとも1種、酸化鉄及び酸
    化ビスマスからなる混合物を不活性雰囲気中又は真空中
    で加熱融解した後、融解物を不活性雰囲気中又は真空中
    で超急冷することを特徴とする( Fe s Ot )
     +−x−y・(Bi 20a )x ・(M)V (
    但しMはCo1Ni、Mn、Zn及びBaの酸化物の少
    なくとも1種を示し、0.30≦X≦0.70.0くy
    ≦0.50である)なる組成を有する鉄−ビスマス系非
    晶質化合物材料の製造法。 0104〜10”℃/秒の冷却速度で超急冷する特許請
    求の範囲第11項の鉄−ビスマス系非晶質化合物材料の
    製造法。 ■ 原料融解物を固体に接触させることにより超急冷す
    る特許請求の範囲第11項又は第12項の鉄−ビスマス
    系非晶質化合物材料の製造法。 [相] スリット状、円形又は楕円形の吹出し口を設け
    たノズルを備えた加熱用チューブに原料混合物を投入し
    、該混合物の融点よりも50〜200℃高い温度で加熱
    溶融させた後、5m/秒〜351/秒の周速度で回転す
    るロール表面上に上記ノズルを経て該融解物を吹き出し
    て超急冷させる特許請求の範囲第11¥4乃至第13項
    のいずれかに記載の鉄−ビスマス系非晶質化合物材料の
    製造法。 @ (Fes Oa )+−x−y ・(Bi 2 0
    a )x ・(M)y(但しMはCo、Ni、Mn、Z
    n及び3aの酸化物の少なくとも1種を示し、0.30
    ≦x ≦0.7010<V ≦0.501’ある)なる
    組成を有する鉄−ビスマス系非晶質化合物材料をその結
    晶化温度以下で加熱処理することを特徴とする配向性多
    結晶薄膜材料の製造法。
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JPS60158604A (ja) * 1984-01-27 1985-08-20 Ricoh Co Ltd 金属酸化物磁性体及び磁性膜

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