JPS60127122A - レンズ成形方法 - Google Patents

レンズ成形方法

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Publication number
JPS60127122A
JPS60127122A JP23667483A JP23667483A JPS60127122A JP S60127122 A JPS60127122 A JP S60127122A JP 23667483 A JP23667483 A JP 23667483A JP 23667483 A JP23667483 A JP 23667483A JP S60127122 A JPS60127122 A JP S60127122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
resin material
lens barrel
molded
barrel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23667483A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Nakamura
正二 中村
Isamu Yano
矢野 勇
Kaoru Shimizu
薫 志水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP23667483A priority Critical patent/JPS60127122A/ja
Publication of JPS60127122A publication Critical patent/JPS60127122A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lens Barrels (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光学機器に使用される、例えばレーザー集光レ
ンズ、カメラレンズ拡大鏡といった種々のレンズと該レ
ンズを保持するための鏡胴とを一体化した成形レンズに
関するもので、高精度のレンズ形状でかつレンズと鏡胴
の組立を不要にした成形レンズを提供するレンズ成形方
法に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、レンズと鏡胴は個別の部品として製作されて後、
レンズ本来の性能をそこなうことなく、鏡胴内部にビス
止め、接着といった方法でレンズを固定する作業がなさ
れていた。例えば樹脂材料を用いた射出成形レンズでは
、レンズ成形後金型内より取り出し、成形ゲートの切断
、レンズ面に反射防止膜のコーティング、ノ・−トコ−
ティングさらに鏡胴内への組み込み、固定といった工程
を経て初めてレンズと鏡胴とが一体化される。一般的な
樹脂材料を用いたレンズの欠点は、その拐料が持つ硬度
が軟かいためレンズ成形以後、鏡胴への組み込み過程に
おいてレンズ面にキズをつけ易く、成形されたレンズ本
来の性能を劣化させるだけでなく、製品としての価値を
も低下させる。さらに鏡胴への組み込み時の問題として
基本的にレンズ光軸と鏡胴の中心軸をいかに合致させ、
位置決め精度よく固定するかである。これはレンズを使
用する機器への取付精度とも関係がありどちらか一方の
精度が悪いと、機器とレンズ間で光軸の調整をするため
のアジャスト機構が必要となる。
特に2枚以−1−の組合せレンズの場合には、さらに難
しくレンズ間の光軸も精度よく同軸上に合致させなくて
はならない。以下従来の欠点を図面とともに説明する。
第1図〜第3図は従来のレンズと鏡胴との関係を示す要
部断面図であり、第1図に示すような円筒状からなる鏡
胴1の内面5にレンズ位置決め用凸部2を設け、レンズ
3は前記凸部2と1引R]6で接着あるいは軽圧入、ネ
ジ締結(図示せず)等の手段で支持され、固定される。
この場合レンズ光軸6と鏡胴1の中心軸7はほぼ一致し
ている。しかしながらレンズ3の外径寸法バラツギや、
鏡胴1の特に内面5の寸法バラツキ、さらに凸部2の中
心軸7に対する直交性が悪いと、レンズ光軸6と中心軸
7の関係は第2図のように一致しない。
又上述したようにレンズ3および鏡胴1の形状精度が悪
いと第3図のごとくレンズ3および3 ’j8i3のレ
ンズ光軸6,6′の関係はさらにばらつくことになりこ
のような場合組合せレンズとしての機能を有さないもの
となる。第2図は前述したように機器側に設けられたア
ジャスト機構により、機器とレンズ光軸6との調整は可
能であるが、第3図の様に組合せレンズにおいては、レ
ンズ3およびレンズ3′、さらに鏡胴1の3つの部品精
度と組立精度とを向上させる以外に満足な性能のレンズ
システムを得ることは出来ない。上述した種々の欠点を
有することは、例えばレーザー集光用レンズ等では性能
上からもレーザー光が所定の寸法範囲に集光しないとい
った致命的なものもある。又レンズ3の外径が小型化さ
れるにつれて組立ておよび固定する作業も難しく、性能
、生産面の両面から改善が望まれていた。
発明の目的 本発明は上述した種々の問題を解決するため、レンズと
該レンズを保持する鏡胴との関係において、前記鏡胴内
部においてレンズ成形を行なうことにより、前記レンズ
と前記鏡胴との中心軸が一致した状態で一体化せしめる
ことで、高精度で安価な成形レンズを提供するレンズ成
形方法である。
発明の構成 本発明のレンズ成形方法は鏡胴の側面にレンズと鏡胴と
を固定させるための複数個の貫通孔を設け、前記鏡胴内
での成形時において所定のレンズ形状容積よりも若干多
く供給したレンズ拐料の一部が加熱軟化されて、前記貫
通孔に流入したのち、冷却固化させることによって前記
鏡胴および前記成形レンズが一体なることを特徴とする
レンズ成形力法に関するものである。
実施例の説明 第4図は本発明の一実施例におけるレンズ成形時の要部
断面図を示すもので、11は上パンチ12は下パンチを
示す。円柱状の金属部材からなる」下バンチ11および
下バンチ12ばそれぞれ一方の端面にパンチ中心軸と直
交した形で精度よく所定の成形レンズ形状を構成する成
形金型面13.14をイ)し、金型面は所定の鏡面に仕
上げである。
本発明の実施例では、凸レンズを得るため、パンチの金
型面形状をそれぞれ凹面とした。
円筒状スリーブ等の形状からなるアルミニュウム製鏡胴
16の側面には貫通孔17が等間隔に複数個設けてあり
内径は成形金型面13.14を有する上パンチ11およ
び下パンチ12の外径と摺動可能にしっくりはめ合う様
所定の精度に製作している。鏡胴16はすなわち粉末成
形時において、成形されるべき粉末の外径を規制するダ
イスの役割をはたすことになる。
16は前記上パンチ11.下パンチ12.鏡胴16によ
って構成された内部空間に配置されたアクリル、スチロ
ール、ポリカーボネート等の部材からなる樹脂材料であ
り、所定の成形レンズ形状容積よりも若干多く所定量に
計量されている。
木実施例では球形状をした樹脂拐刺16を供給している
が、これは所定の凸レンズ形状を得るには、パンチの成
形金型面13.14が両方共凹面であるがために、上下
パンチ11.12で樹脂材料16を抑圧成形した際前記
内部空間内にある空金型面13.14が両方共面形状の
場合は単なる円板上の樹脂材料を供給すればよいが、メ
ニスカスレンズの様に片側凸面9片側凹面の場合には本
実施例のごとく球形状の樹脂材料を供給する方が望まし
い。
なおスペーサ19は成形レンズの厚み寸法を制御するも
ので上パンチ11の矢印方向移動量を所定に規制する役
割を果す。
第4図のごとく成形ブロック全体、すなわち上バンチ1
1.’F/Z7チ12およびこれら上下パンチと鏡胴1
eとによって構成された内部空間に配置した樹脂材料1
6およびスペーサー19の全体を所定温度に加熱した後
、上パンチ11および下パンチ12の成形金型面13.
14を介して圧力Pを加え、所定のレンズ面形状を軟化
した樹脂材料15に転写させる。上パンチ11がスペー
サー19に当接する状態にまで加圧状態を保持し、その
後、成形ブロック全体を、冷却せしめると第5図のごと
くとなり、成形されたレンズ18はスペーサ−19によ
って所定のレンズ厚みが保たれる。
上パンチ11がスペーサー19に当接した状態において
、樹脂材料15は所定形状のレンズ18を形成するとと
もに、レンズ18の形状に必要な容積以外の樹脂材料1
5は貫通孔1了の中にも流入し固化することになる。し
たがって、レンズ面形状、レンズ厚さは常に高精度に成
形され、供給樹脂材料の容量バラツキは貫通孔への流入
樹脂量のバラツキとなって吸収される。樹脂材料15が
、加熱、加圧、冷却、同化の各工程を経たのち、上パン
チ11.下パンチ12を取りはづすと第6図の様に、本
発明の目的とする鏡胴16およびレンズ18が貫通孔1
了に流入した樹脂材料16を介して一体となった形状で
レンズ成形を完了する。
ここで、加熱温度、成形圧力P1および貫通孔17の関
係は重要であり、レンズ18に加える圧力を考えて、そ
れぞれの条件を設定しなければならない。又樹脂材料1
6の供給は所望するレンズ18形状の容積よりも若干多
くする理由としては、る。
(2)鏡胴と成形レンズとを一体的に係止する。
ことを目的としたものである。
本実施例では鏡胴16の形状として円筒状スリーブの側
面に複数個の貫通孔17を等間隔に設けた例を述べたが
、鏡胴形状や貫通孔の形状、配置等については任意であ
るこ表はいうまでもなく第7図に示すような鏡胴16の
内面に樹脂の余剰分が流入するポケット20を有する構
造においても同じ効果が得られた。1だ第7図に示すよ
うに例えば鏡胴の外側面にねじ部21や外側面溝部22
を設けることにより、ねじ部21.昔部22がコーティ
ング時の取イマ1冶具としても利用することが可能であ
り、しかも機器本体への取付用としても利用出来る。さ
らに鏡胴材料についても任意でアルミニウム以外に、高
温下で成形可能で熱膨張係数がよく合ったセラミックス
材料や、熱硬化性の樹脂を所定形状に形成してよいこと
も同様である。
又本実施例ではレンズ18のH料として透明樹脂\ 、部材を用いた例を述べたが、供給される拐料がガ! ラス等レンズを構成する部材であれば任意であることも
同様である。
発明の効果 以上の説明からも明らかなように本発明は従来のように
鏡胴とレンズとを、個別の部品として製作して後、両者
を組合せて一体化するものでなくレンズ成形工程におい
て両者の一体化を行なうもので、従来の組立作業を排す
るだけでなく、後工程の作業性においても非常に簡単で
成形されたレンズも鏡胴内で保護されているため、キズ
の発生が皆無となるなど優れた効果を有している。さら
に両者一体径の形状精度は上バンチ、下パンチおよび鏡
胴の配置状態を適切に保つことで従来の組立法に較べば
らつきの少ない安定で高精度を有する一体成形レンズを
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は従来のレンズと鏡胴との関係
を示す要部断面図、第4図は本発明の実施例の方法にお
けるレンズ成形時を説明するため形完了時を説明する要
部断面図、第6図は同方法によるレンズ成形法で得られ
た成形レンズの断面図、第7図は本発明の他の実施例を
説明するための成形レンズの断面図である。 1・・・・・鏡胴、2・・・・・位置決め凸部、3,3
′・・・・・レンズ、5・・・・・鏡胴内面、6.6’
・・・・・・レンズ光軸、7・・・・・鏡胴中心軸、1
1・・・・・上パンチ、12・・・・・下パンチ、13
.13・・・・・・レンズ成形金型面、15・・−・・
・樹脂材料、16・・・・・・鏡胴、17・・・・・・
貫通孔、18・・・・成形レンズ、19・・・・・スペ
ーサー、20・・・・内面凹部、21・・・・・ねじ部
、22・・・・・外側面溝部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名菓 
1 図 ! 第2図 / 第3図 2’j?

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数個の貫通穴を側面に有してなるレンズ鏡胴内にレン
    ズ材料を配置し、前記レンジ材料を成形可能な所定温度
    に加熱した状態で、前記レンズ鏡胴内に配置したパンチ
    を介して前記レンズ材料の一部を前記複数個の貫通穴に
    も流入させ、その後前記レンズ拐料を冷却、固化するこ
    とにより前記レンズ鏡胴と前記レンズ材料とを一体的に
    係止したことを特徴とするレンズ成形方法。
JP23667483A 1983-12-15 1983-12-15 レンズ成形方法 Pending JPS60127122A (ja)

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JP23667483A JPS60127122A (ja) 1983-12-15 1983-12-15 レンズ成形方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61114822A (ja) * 1984-11-09 1986-06-02 Alps Electric Co Ltd 光学部品の製造方法
US7565725B2 (en) * 2005-08-31 2009-07-28 STMicroeectronics S.A. Method for forming a variable capacitor
US8450821B2 (en) 2009-03-26 2013-05-28 Micron Technology, Inc. Method and apparatus providing combined spacer and optical lens element

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