JPS60124995A

JPS60124995A - 冷却装置

Info

Publication number: JPS60124995A
Application number: JP23284283A
Authority: JP
Inventors: 哲也谷口; 久明山蔭
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1983-12-12
Filing date: 1983-12-12
Publication date: 1985-07-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は、内部に蒸発と凝縮とを繰り返す熱媒体を密
封し、一端を加熱部（蒸発部）、そして他端を放熱部（
凝縮部）としたいわめる］ヒートパイプ」を用いて、た
とえば制御盤等の密閉箱内の冷却を行なう冷却装置に関
するものである。

〔従来技術〕

第１図は従来のこの種冷却装置を示す断面図で、（１）
は内部に電子部品あるいは遥気機器（図示せず）を収容
した例えば配電盤等の密閉箱である。この密閉箱（１）
の天井部に穿けられた開口（１ａ）を閉基する取付板（
４）には、内部にたとえばアンモニア、あるいはメチル
アルコール等の熱媒体を密封し、下半部に吸熱フィン（
１０ａ）を有する加熱部（２ａ）を形成し、上半部に放
熱２イｙ（１０ｂ）を有する放熱部（２ｂ）を形成した
ヒートパイプ（２）がその＃！１は中間部まで挿入埒れ
支持されており、このヒートパイプ（２）ハ保内ケース
（３）によって保護されている。（５）は上記密閉ｒｒ
＋（１）内においてヒートパイプ（２）の加熱部（２ａ
）に対向して配設された内部′醒動ファノ、（６）は上
記密閉箱（１）の外部においてヒートパイプ（２）の放
熱部（２ｂ）に対向して配設された外部電動ファン、（
７）は上記内部電動ファン（５）によってヒートパイプ
（２）の加熱部（２ａ）に吹き付けられ、この加熱部（
２ａ）における熱媒体の蒸発に伴なう冷却装置によって
冷却される内部空気、（８）は上記外部電動７アノ（６
）によってヒートパイプ（２）の放熱部（２ｂ）に吹き
付けられ、加熱ｆｌｌｉ（２ａ）において蒸発した熱媒
体を凝縮液化させる外部空気である。

従来のこの神冷却装置は上記のように構成されているの
で、密閉箱（１）内の内部空気（７）は、収容されてい
る電子部品、あるいは電気機器の発熱によって加熱され
温度上昇する。そして、この温度上昇した内部空気（７
）は、内部′電動ファン（５）によって、ヒートバイブ
（２）の加熱部（２ａ）に吹き付けられ、このヒートバ
イブ（２）内の熱媒体を加熱すると、この熱媒体は蒸発
情熱の形で吹き付けられた内部空気（７）の熱を奪い力
から蒸発し、ヒートバイブ（２）の放熱部（２ｂ）に上
昇する。そして、この蒸発した熱媒体は、外部電動ファ
ン（６）によってこの放熱部（２ｂ）に吹き付けられた
外部空気（８）によって冷却子れ、凝縮液化されてヒー
トバイブ（２）の加熱部（２ａ）Ｋｍ了するが、内部′
電動ファノ（５）によってこの加熱部（２ａ）に吹き付
けられた高温の内部空気（７）によって再び加熱され、
上述した動作をゆり返すことによって、密閉箱（１）内
を所定温度に冷却するようになされている。

しかしながら、上述した従来の冷却装置においては、ヒ
ートバイブ（２）の加熱部（２ａ）の放熱部（２ｂ）を
、内部電動ファン（５）と外部電動ファン（６）の厚さ
方向に重積するようにして配設しているため冷却装置自
体の厚さが大きくなる欠点があるばかりでなく、ヒート
パイプ（２）の加熱部（２ａ）が密閉箱（１）の内部に
比較的長く突出しているため、この突出部の近傍には電
子部品あるいは電気機器を設置り一することができず、
その設置位置に制限を受ける欠点がある。寸だ、ヒート
バイブ（２）の放熱部（２ｂ）も密閉箱（１）の外部に
比較的長く突出しているため、これ寸だ密閉７ｈ、すな
わち制御盤自体の設置に制限を受ける欠点があるばかり
でなく、ヒートパイプ（２）の吸熱フィン（１０ａ）と
、放熱フィ７　（１０ｂ）がヒートバイブ（２）の延長
方向と直交する方向に配列されているため、ヒー　ドパ
イブ（２）自体の厚さが厚い欠点もイ〕している。

〔発明の概要〕

この発明は、かかる点に着目してなされたもので、吸熱
フィンと放熱フィンを廟するヒートバイブの長手方向に
＠接して、その加熱部側に内部電動ンアノを、そしてそ
の放熱部ｔ（１１に外部電動ファンをそれぞれ配置する
とともに、このように千ｗ）的に配（皓したヒートパイ
プと、内外部電動ファンを、密閉箱の一側壁に形成した
吸熱室と放熱室とに収容するようにし、しかも内部空気
と外部空気が流通するヒートバイブの吸熱フィンと７ｉ
ｎフインＰこＨｒ戻角）髪の誼斜を与えてヒートバイブ
自体の薄形化と、円滑な空気流による冷却効果の向上を
計った冷却装置を提供しようとするものである。

〔発明の実施例〕

すなわち、第２図はこの発明の一実施例を示すもので、
（９）は密閉箱（１）の外部−側壁に、比較的に奥行寸
法の狭い吸熱室（１１）と、放熱室（ロ）とを形成［７
たケーシングで、上記吸熱室◇υと放熱室（ｌ諺との仕
切板（至）にはと−ドパイブ（２）のほぼ中間８１（が
密閉箱（１）の壁面と平行に挿入支持されている。そし
て、このヒートバイブ（２）の加熱部（２ａ）の加熱フ
ィン（１００ａ）と、放熱部（２ｂ）の放熱フィン（Ｉ
ＵＯｂ）は、ヒートパイプ自体の薄形化を計るためと、
内部空気（７）と外部空気（８）の流れを円滑にするた
めに所定角度の傾斜が与えられている。また、上記ヒー
トバイブ（２）の長手方向に隣接してその加熱部（２ａ
月１ｉ１１には内部電動ファン（５）が、また放熱部（
２ｂ）側には外部電動７アノ（６）がそれぞれ平向的に
配置％ａされている。

この発明の冷却装置は、上記のように構成されているの
で密閉箱（１）内の内部空気（７）は収容されている電
子部品、あるいは電気機器の発熱によって加熱され温度
上昇する。そして、この温度上昇した内部空気（７）は
、内部電動ファン（５）によってヒートバイブ（２）の
々１１熱部（２ａ）に吹き付けられ、こσ〕ヒートバイ
ブ（２）の熱媒体を加熱すると、この熱媒体は蒸発潜熱
の形で吹き付けられた内部空気（７）σ〕熱を奪いなか
ら燕発し、ヒート・２イブ（２）の放熱部（ん）に上昇
する。そして、この蒸発した熱媒体は、外部電動ファン
（６）によってこの放熱部（２ｂ）に吹き付けられた外
部空気（８）によって償却され、凝縮液化されてヒート
バイブ（２）の加熱部（２ａ）に流下するが、内部′電
動ファン（５）によってこの加熱部（２ａ）に吹きゃ１
けられた畠温の内部空気（７）によって再び加熱され、
上述した動作を繰り返すことによって密閉箱（１）内を
所定温度に冷却するなお、第６図はこの発明の他の実施例を示すもので、こ
れは内ｆｓｌ’＋　’ＴＩ；、動ファン（５）と、外部
′ａ動ファノ（６）を、内部空気（７）と外部空気（６
）の流れを円滑にして冷却効果を向上するために傾斜さ
せたもσつであり、さらに、第４図に示すこの発明の他
の実施例は、ヒートバイブ（２）の加熱フィン（ＩＵＯ
ａ）と、放熱フィン（ＩＤＯｂ）の空気流出側のみに傾
斜を与えたものであるが、その作用効果は上述した一実
施例のものと全く同様であることはいう藍でもない。

また、上述した一実施例においては、ヒートバイブ（２
）と、内外部電動ファン（５）（６）を密閉箱（１）の
−側壁に取付けた場合について述べたか、密閉箱（１）
の天井部または底部に取付けても同様の効果が得られる
。さらに、上記ヒートバイブ（２）の放熱部（２ｂ）の
冷却は、上述した一実施例のように外部空気（８）のほ
か、水または油等の液体を用いても差支えない。

〔発明の効果〕

以上述べたように、この発明によれは、吸熱フィ／（Ｉ
ＵＯａ）と放熱フィン（ＩＬＩＯｂ）を有するヒートバ
イブ（２）の長手方向に隣接して、その加熱部（２ａ）
側に内部電動ファン（５）をそしてその放熱部（ンｂ）
側に外ｉｔ動スフアン６）をそれぞれ配設するようにし
たので冷却装置自体が薄形になるばかりでなく、上述し
たように平面的に配置したヒートバイブ（２）と、内外
部電動ファン（５）（６）を密閉箱（１）の−側壁に形
成した吸熱室ｕ〃とｈ’ｉ熱室（ロ）とに収容するよう
にしたので、密１？ｊ４４１　（１）内のスペースをフ
ルに活用でき、匠来のように＋４（気俵器の収容にｆｌ
＋ｌｉ限を受けるようなことかなく、シかも内部空気（
力と外部空気（８）とが流通するヒートバイブ（２）の
加熱フィン（１［ＪＵａ）と放熱フィン（ＩＵＵｂ）に
所定角度の傾斜を与えるようにしたりて、ヒート・（イ
ブ目体の薄形化と、円滑な空気ｂ１５によって冷却効果
の向上を計ることができる優れたケノノ果を有するもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の冷却装置を示す晧面し］、第２図はこの
′Ｊｔ、明σ月−実施例を示す断面図、クル６図および
第４ン１はと０５兄明の他の実施例を示す断…」図であ
る。図において、（１）は密閉箱、（２）はヒートバイブ。（２ａ）は加熱部、　（２ｂ）は放熱部、（５）は内部
′電動ファ７　、　（６）は外部市、動ソア７．（７）
は内部空気、（８）は外部空気、（９）ｒまケーシング
、ｑυは吸熱室、　Ｕａは放熱ｗ、　、　ａ＊は仕切＆
、（１［ＪＯａ）は加熱フイ７　、　（１０ｊｌｂ）は
放熱フィンで・わる。なお、図中同一符号は同−筐たけ相当部分を示す。代理人弁理士　木　村　三　朗８１　図蕗　２　門２第、ＳｒＭ１つ第　４　図２

Claims

【特許請求の範囲】（す密閉箱の一側壁に、これと平行にヒートノ（イブを
配設するとともに、このヒート・（イブの長手方向にｌ
ｓ＃接してその加熱部側に内部′電動フーｒ］を、そし
て放熱部側に鉢物電動ファンをそれぞれ平面的に配設す
るようにしたものにおいて、上記ヒートバイブの加熱部
の加熱フィンと、放熱部σ）放熱フィンとに所定角度の
傾斜を与えたことを％徴とする冷却装置１′Ｉ。（２）密閉箱内に゛電子部品あるいは電気機器力よ収容
されていることを特徴とする特許請求σ）ｋ囲腐Ｓ１項
記載の冷却装置。（３）密閉箱の外部−側にケーシングによって形成した
吸熱室と放熱室とに、ヒートノくイブ゛と内外電動ファ
ンとを収容したことを特徴とする特許請求の範囲第１川
記載の冷却装置。（４）ヒートバイブプの長手方向に隣接して平面的に配
設した内部電動ファンと外部電動ファンに傾斜を与えた
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の冷却装置
う