JPH0311162B2 - - Google Patents

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JPH0311162B2
JPH0311162B2 JP59233715A JP23371584A JPH0311162B2 JP H0311162 B2 JPH0311162 B2 JP H0311162B2 JP 59233715 A JP59233715 A JP 59233715A JP 23371584 A JP23371584 A JP 23371584A JP H0311162 B2 JPH0311162 B2 JP H0311162B2
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JP
Japan
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heat
heat pipe
section
closed structure
casing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59233715A
Other languages
English (en)
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JPS61116913A (ja
Inventor
Hitoshi Inoe
Hisaaki Yamakage
Kenji Kataoka
Nobuyuki Yamashita
Yoshifumi Imada
Masazo Naganami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ヒートパイプを用いて配電盤、制
御盤などの閉鎖構造体の内部を密閉あるいは閉鎖
状態のまま冷却を行う冷却装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第1図は例えば実開昭48−79442号公報に示さ
れたヒートパイプを用いた従来の熱交換装置を示
す断面図である。図において、1は高温空気、2
は低温空気、3は複数のヒートパイプであり、受
熱部3aが高温空気1内、放熱部3bが低温空気
2内にそれぞれ配置されている。4はヒートパイ
プ3が貫通し、支持されている仕切板、5はヒー
トパイプ3の外周に設けられたフインである。こ
の熱交換装置は第2図に示すように、ヒートパイ
プ3の仕切板4より片側の部分即ち、受熱部3a
が閉鎖構造体6の内部に挿入された形で密閉形冷
却装置としても用いることができる。第2図にお
いて、7は内部フアン、8は外部フアン、9は枠
であり、ヒートパイプ3は1列に複数本配置され
かつ複数列設けられている。尚、Aは内部空気、
Bは外部空気を示す。
次に動作について説明する。密閉形制御盤、密
閉電気室などの閉鎖構造体6の内部に収納されて
いる電子部品・電気機器等(図示せず)の発熱に
より、内部空気Aは加熱され温度上昇する。この
内部空気Aは内部フアン7によりヒートパイプ3
の受熱部3aを通過して閉鎖構造体6の内部を循
環する。ヒートパイプ3は容器内部を真空減圧し
て所定量の作動液を封入したもので、ヒートパイ
プ3の受熱部3aが内部空気Aにより加熱される
と、ヒートパイプ3の内部の作動液は蒸発潜熱の
形で熱を奪いながら蒸発し、その蒸気はヒートパ
イプ3の中を放熱部3b(閉鎖構造体6の外部側)
へと移動し、ここで外部フアン8に導かれた外部
空気Bにより冷却され放熱し、凝縮液化してもと
の受熱部3a(閉鎖構造体6の内部側)にもどる。
このような動作を繰返すことにより、閉鎖構造体
6の内部を密閉・閉鎖状態のままで冷却する。
従来の冷却装置は以上のように構成されている
ので、ヒートパイプ3の受熱部3a及び内部フア
ン7は閉鎖構造体6の内部に大きく突出させなけ
ればならず、この突出部には電子部品、電気機器
等を設置することができないため、閉鎖構造体6
の内部スペースを有効に使えないという欠点があ
つた。
さらに、ヒートパイプ3の受熱部3a、放熱部
3bの全面にフアン7,8が配置されているの
で、フアン7,8を含めた装置が大形になるとい
う欠点があつた。
〔発明の概要〕
この発明は上記のような従来のものの欠点に鑑
みてなされたものであり、内部空気を導入可能に
閉鎖構造体に装着したケーシング内に内部空気と
外部冷却媒体とを分離する仕切板に貫通支持され
た複数のヒートパイプを設置し、ヒートパイプの
受熱部、放熱部に内部空気、外部冷却媒体をそれ
ぞれ送風する内部フアン、外部フアンを相対して
設置し、内部フアン、外部フアンの近傍のケーシ
ング中央部近傍にそれぞれ仕切片を設け、これら
仕切片とヒートパイプの受熱部、放熱部の中央部
近傍との間にそれぞれシール材を挿着することに
より、閉鎖構造体の内部スペースを有効に利用し
て密閉・閉鎖状態のままで冷却できる冷却装置を
提供することを目的とする。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を第3図に基づいて
説明する。第3図において、10は例えば閉鎖構
造体6の側面に内部空気Aを導入可能に取り付け
られたケーシング、11はケーシング10内を内
部空気Aと外部空気Bとに分離する仕切板、12
は内部空気Aに受熱部12aが、外部空気Bに放
熱部12bがそれぞれ配置されると共に閉鎖構造
体6の側面と平行的に配置されるよう仕切板11
に貫通支持された複数のヒートパイプであり、例
えば1列に複数本設けた薄形構造としている。1
3はヒートパイプ12に装着されたフイン、14
は内部空気Aを例えばヒートパイプ12の受熱部
12a、フイン13の上半分から受熱部12a、
フイン13の下半分に送風する内部フアンであ
り、ケーシング10に受熱部12aの下半分と相
対して取り付けられ、内部フアン14の小形化を
図つている。15は外部空気Bを例えばヒートパ
イプ12の放熱部12b、フイン13の下半分か
ら放熱部12b、フイン13の上半分に送風する
外部フアンであり、ケーシング10に放熱部12
bの上半分と相対して取り付けられ、外部フアン
15の小形化を図つている。16はケーシング1
0に設けられ、ヒートパイプ12の受熱部12a
を例えば上半分と下半分の二つに区画する第1仕
切片であり、この第1仕切片16により区画され
たヒートパイプ12の受熱部12aの下半分と相
対して内部フアン14が配置されている。17は
ケーシング10に設けられ、ヒートパイプ12の
放熱部12bを例えば上半分と下半分の二つに区
画する第2仕切片であり、この第2仕切片18に
より区画されたヒートパイプ12の放熱部12b
の上半分と相対し内部フアン15が配置されてい
る。18,19はこれら仕切片16,17とヒー
トパイプ12の受熱部12a、放熱部12bの中
央部近傍との間にそれぞれ挿着された第1、第2
シール材であり、密封性を高めて効果的に内部空
気A、外部空気Bを循還させる。
次に動作について説明する。閉鎖構造体6の内
部に収納されている電子部品、電気機器等(図示
せず)の発熱により、内部空気Aが加熱され、温
度上昇する。この内部空気Aは、内部フアン14
により、ケーシング10の内部のヒートパイプ1
2の受熱部12aの上半分へ導かれる。内部空気
Aはヒートパイプ12の受熱部12aの上半分を
通過後、方向を転換し、再びヒートパイプ13の
受熱部12aの下半分を通過して、閉鎖構造体6
の内部にもどり、循環する。ヒートパイプ12の
受熱部12aが内部空気Aにより加熱されると、
ヒートパイプ12の内部の作動液は蒸発潜熱の形
で熱を奪いながら蒸発し、その蒸気はヒートパイ
プ12の中をヒートパイプ12の放熱部12bへ
と移動する。
一方、外部空気Bは外部フアン15により、ヒ
ートパイプ12の放熱部12bの下半分へ導かれ
る。外部空気Bは、ヒートパイプ12の放熱部1
2bの下半分を通過後、方向を転換し、再びヒー
トパイプ12の放熱部12bの上半分を通過し
て、外部へ放出される。
この外部空気Bにより冷却されたヒートパイプ
12の内部の蒸気は凝縮・液化して放熱し、もと
のヒートパイプ12の受熱部12aへ環流する。
このような動作を繰返すことにより、内部空気A
の熱が外部空気Bに熱移送されて放出され、閉鎖
構造体6を密閉・閉鎖状態のままで冷却する。
尚、第1、第2仕切片16,17と第1、第2シ
ール材18,19により密封性を高めて効果的に
内部空気A、外部空気Bを循環させるようにして
いるので、より一層冷却能力を高めることができ
る。
このように、内部空気A及び外部空気Bをそれ
ぞれリターンさせて熱交換部を通過させるので、
従来のフアン風量の半分の風量で従来と同一のフ
イン通過風速が得られ、フアン14,15を小形
化できる。さらにヒートパイプ12は1列に複数
本設けているので、薄形の冷却装置の構成が得ら
れる。以上の結果、閉鎖構造体6内の上部にスペ
ースが確保でき、そのスペースを有効に利用でき
ると共に延いては閉鎖構造体6の小形化も図れ
る。
なお、上記実施例では、第1、第2仕切片1
6,17を別個ケーシング10に設ける場合につ
いて述べたが、ケーシング10を折曲して第1、
第2仕切片16,17をケーシング10と一体構
成で形成するようにしてもよい。
また、上記実施例では、ケーシング10が閉鎖
構造体6の外部に装着された場合について述べた
が、ケーシング10が閉鎖構造体6の内部に装着
される構成としてもよく、この場合、さらにコン
パクト化が図れる。
また、上記実施例ではケーシング10を閉鎖構
造体6の側面に取付けたものを示したが、取付位
置は閉鎖構造体6の天井面、底面、あるいは背面
等であつてもよく、上記実施例と同様の効果を奏
する。
また、上記実施例における内部空気A、外部空
気Bの循環方向は逆方向としてもよいことは言う
までもない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、閉鎖構造体
の内部空気を導入可能に設けたケーシングの内部
に内部空気と外部冷却媒体とを分離する仕切板に
貫通支持されたヒートパイプを平行的に配設し、
ヒートパイプの受熱部、放熱部を第1、第2仕切
片によりそれぞれ二つの区画に分離し、一方区画
側に内部フアン、外部フアンをそれぞれ配置し、
第1、第2仕切片とヒートパイプの受熱部、放熱
部との間にそれぞれ第1、第2シール材を挿着し
て内部空気、外部冷却媒体をヒートパイプの受熱
部、放熱部に送風して閉鎖構造体の内部を冷却す
るようにしたので、従来に比べて薄形でコンパク
トとなり、閉鎖構造体の内部スペースを有効に利
用して密閉・閉鎖状態のままで効率的に冷却でき
る冷却装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ従来の閉鎖構造体
の冷却装置を示す断面側面図、第3図はこの発明
の一実施例による閉鎖構造体の冷却装置を示す断
面側面図である。 図において、6は閉鎖構造体、10はケーシン
グ、11は仕切板、12はヒートパイプ、12a
はヒートパイプの受熱部、12bはヒートパイプ
の放熱部、14は内部フアン、15は外部フア
ン、16,17は第1、第2仕切片、18,19
は第1、第2シール材である。なお図中、同一符
号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 閉鎖構造体にその内部空気を導入可能に取り
    付けられたケーシング、このケーシング内を上記
    閉鎖構造体の内部空気と外部冷却媒体とに分離す
    る仕切板、上記内部空気に受熱部が、上記外部冷
    却媒体に放熱部がそれぞれ配置されると共に上記
    閉鎖構造体の一側面と平行的に配置されるよう上
    記仕切板に貫通支持されたヒートパイプ、上記ケ
    ーシングに取り付けられ、上記ヒートパイプの受
    熱部及び放熱部をそれぞれ二つに区画する第1及
    び第2仕切片、上記ヒートパイプの受熱部の一方
    区画側に配置された内部フアン、上記ヒートパイ
    プの放熱部の一方区画側に配置された外部フア
    ン、上記ヒートパイプの受熱部及び放熱部と上記
    第1及び第2仕切片との間にそれぞれ挿着された
    第1及び第2シール材備えたことを特徴とする閉
    鎖構造体の冷却装置。
JP59233715A 1984-11-06 1984-11-06 閉鎖構造体の冷却装置 Granted JPS61116913A (ja)

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JP59233715A JPS61116913A (ja) 1984-11-06 1984-11-06 閉鎖構造体の冷却装置

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