JPS601241Y2 - 遮音構造型オイルパン - Google Patents
遮音構造型オイルパンInfo
- Publication number
- JPS601241Y2 JPS601241Y2 JP6051080U JP6051080U JPS601241Y2 JP S601241 Y2 JPS601241 Y2 JP S601241Y2 JP 6051080 U JP6051080 U JP 6051080U JP 6051080 U JP6051080 U JP 6051080U JP S601241 Y2 JPS601241 Y2 JP S601241Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil pan
- sound
- sound insulation
- sound insulating
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は機関の低騒音化を計るために用いられる、表面
から放散する騒音を遮閉する機能を備えた遮音構造型オ
イルパンに関するものである。
から放散する騒音を遮閉する機能を備えた遮音構造型オ
イルパンに関するものである。
従来車両用ディーゼル機関等でオイルパンに遮音カバー
を装備したものがあるが、遮音カバーを装備することに
よりオイルパン及びシリンダブロック外壁の温度上昇を
招き、それが潤滑油及び冷却水の温度上昇に伴なって機
関に票影響を与える欠陥があり、又遮音カバーを装備し
た機関を直接地面などに置くと、遮音カバーやカバー支
持部に無理な力がかかり両者が変形や或は破損などして
遮音効果を低下させたり或はなくしてしまうので、運搬
中などに機関を吊り下げたり或は機関台に支持させてお
かなければならずきわめて面倒であった。
を装備したものがあるが、遮音カバーを装備することに
よりオイルパン及びシリンダブロック外壁の温度上昇を
招き、それが潤滑油及び冷却水の温度上昇に伴なって機
関に票影響を与える欠陥があり、又遮音カバーを装備し
た機関を直接地面などに置くと、遮音カバーやカバー支
持部に無理な力がかかり両者が変形や或は破損などして
遮音効果を低下させたり或はなくしてしまうので、運搬
中などに機関を吊り下げたり或は機関台に支持させてお
かなければならずきわめて面倒であった。
本考案はこれらの問題点を解消するためになされたもの
であり、遮音カバーが装備されていてもオイルパンやシ
リンダブロック外壁の温度上昇を招くことなく、また運
搬や据付けのさい直接地面などに置いても遮音カバーや
カバー支持部に損傷を与へず、そのうえ騒音の外部放散
を確実に遮閉する遮音構造型オイルパンを提供すること
を目的としている。
であり、遮音カバーが装備されていてもオイルパンやシ
リンダブロック外壁の温度上昇を招くことなく、また運
搬や据付けのさい直接地面などに置いても遮音カバーや
カバー支持部に損傷を与へず、そのうえ騒音の外部放散
を確実に遮閉する遮音構造型オイルパンを提供すること
を目的としている。
本考案の一実施例を示す第１図及び第２図について以下
説明する。
説明する。
１は底部に逆截頭円錐形状凸部からなる支持脚２を複数
個設けたオイルパン、３はオイルパン１の上部フランジ
４に下部フランジ５を介して固定されたシリンダブロッ
ク、６は外壁板８内側にガラス繊維、ウレタン等の吸音
材９を接着材などで貼着してなる遮音部材１０を、オイ
ルパン１の外壁と一定間隙を保ってオイルパン１全体を
被覆した下部遮音カバー、７は下部遮音カバー６と連接
して遮音部材１０を、シリンダブロック３及びヘッドカ
バー（図示せず）等と一定間隙を保って両者を完全に被
覆した上部遮音カバーである。
個設けたオイルパン、３はオイルパン１の上部フランジ
４に下部フランジ５を介して固定されたシリンダブロッ
ク、６は外壁板８内側にガラス繊維、ウレタン等の吸音
材９を接着材などで貼着してなる遮音部材１０を、オイ
ルパン１の外壁と一定間隙を保ってオイルパン１全体を
被覆した下部遮音カバー、７は下部遮音カバー６と連接
して遮音部材１０を、シリンダブロック３及びヘッドカ
バー（図示せず）等と一定間隙を保って両者を完全に被
覆した上部遮音カバーである。
さらに下部遮音カバー６の底部１１にはオイルパン１の
支持脚２の下部が露出し且つ支持脚２の周囲に所定間隙
が保持される複数の貫通孔１２が穿設され、下部及び上
部遮音カバー６．７は、オイルパン１の上部フランジ４
に固着されて外方に突出した固定板１３と、一端が該固
定板１３に防音機能を有する弾性ゴム１４などを介して
固着され他端が両遮音カバー６．７の連接箇所をボルト
止めなどして固着したＬ形状の支持板１５とからなる防
振装置１６で支持されている。
支持脚２の下部が露出し且つ支持脚２の周囲に所定間隙
が保持される複数の貫通孔１２が穿設され、下部及び上
部遮音カバー６．７は、オイルパン１の上部フランジ４
に固着されて外方に突出した固定板１３と、一端が該固
定板１３に防音機能を有する弾性ゴム１４などを介して
固着され他端が両遮音カバー６．７の連接箇所をボルト
止めなどして固着したＬ形状の支持板１５とからなる防
振装置１６で支持されている。
尚１７は機関、１８は機関台（図示せず）への取付部で
ある。
ある。
本考案は上記の構成なので、騒音の固体伝導を防止する
防振装置１６を介して支持され且つ外壁と一定間隙を保
持した防音部材１０からなる下部及び上部遮音カバー６
．７で機関全体を被覆したので機関の低騒音化を果すこ
とができる。
防振装置１６を介して支持され且つ外壁と一定間隙を保
持した防音部材１０からなる下部及び上部遮音カバー６
．７で機関全体を被覆したので機関の低騒音化を果すこ
とができる。
又機関を運転してオイルパン１及びシリンダブロック３
等が温度上昇してくると、オイルパン１め支持脚２と下
部遮音カバー６の貫通孔１２との間隙から外部空気が侵
入し、オイルパン１及びシリンダブロック３等と両遮音
カバー６．７との間隙を上昇してオイルパン１及びシリ
ンダブロック３等を冷却するので、両遮音カバー６．７
の被覆による機関への悪影響を除去できる。
等が温度上昇してくると、オイルパン１め支持脚２と下
部遮音カバー６の貫通孔１２との間隙から外部空気が侵
入し、オイルパン１及びシリンダブロック３等と両遮音
カバー６．７との間隙を上昇してオイルパン１及びシリ
ンダブロック３等を冷却するので、両遮音カバー６．７
の被覆による機関への悪影響を除去できる。
又オイルパン１の底部に、下部が下部遮音カバー６の外
部に露出した複数の支持脚２が設けられているので、両
遮音カバー６．７を装備した状態で地面などに直接置く
ことができる。
部に露出した複数の支持脚２が設けられているので、両
遮音カバー６．７を装備した状態で地面などに直接置く
ことができる。
本考案は底部に複数の貫通孔を備えた防音部材からなる
遮音カバーを、外壁と一定間隙を保って上端フランジに
固着された防振装置で保持すると共に、周囲に前記貫通
孔と間隙を持って下部が前記遮音カバーより露出した複
数の支持脚を底面に設けてなる遮音構造型オイルパンな
ので次の効果を奏する。
遮音カバーを、外壁と一定間隙を保って上端フランジに
固着された防振装置で保持すると共に、周囲に前記貫通
孔と間隙を持って下部が前記遮音カバーより露出した複
数の支持脚を底面に設けてなる遮音構造型オイルパンな
ので次の効果を奏する。
１ シリンダブロックなどからの固体伝導や空中放散で
伝播した騒音を、固体伝導を防止して保持された防音部
材からなる遮音カバーで完全に被覆しているので、騒音
の外部放散を完全に遅閉し、機関の低騒音化に寄与する
。
伝播した騒音を、固体伝導を防止して保持された防音部
材からなる遮音カバーで完全に被覆しているので、騒音
の外部放散を完全に遅閉し、機関の低騒音化に寄与する
。
２ 遮音カバーの底部に空気流通できる貫通孔を備えて
いるので、機関運転時にオイルパン、シリンダブロック
等と遮音カバーとの間に冷却空気を流通させてオイルパ
ン、シリンダブロック等を冷却して、遮音カバーの完全
被覆による機関への悪影響を除去して、機関の正常運転
を保持する。
いるので、機関運転時にオイルパン、シリンダブロック
等と遮音カバーとの間に冷却空気を流通させてオイルパ
ン、シリンダブロック等を冷却して、遮音カバーの完全
被覆による機関への悪影響を除去して、機関の正常運転
を保持する。
３ オイルパンの底部に遮音カバーを突出した複数の支
持脚を備えているので、遮音カバーを装備した状態で地
面などにおくことができるので、機関の運転や設置など
が容易となり、作業工数などの節減ができる。
持脚を備えているので、遮音カバーを装備した状態で地
面などにおくことができるので、機関の運転や設置など
が容易となり、作業工数などの節減ができる。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は機関の概略平
面図、第２図はＡ−Ａ断面した主要部概略図である。 １・・・・・・オイルパン、２・・・・・・支持脚、４
・・・・・・上端フランジ、６・・・・・・下部遮音カ
バー、１０・・・・・・防音部材、１１・・・・・・底
部、１２・・・・・・貫通孔、１６・・・・・・防振装
置。
面図、第２図はＡ−Ａ断面した主要部概略図である。 １・・・・・・オイルパン、２・・・・・・支持脚、４
・・・・・・上端フランジ、６・・・・・・下部遮音カ
バー、１０・・・・・・防音部材、１１・・・・・・底
部、１２・・・・・・貫通孔、１６・・・・・・防振装
置。
Claims (1)
- 底部に複数の貫通孔を備えた防音部材からなる遮音カバ
ーを１．′外壁と一定間隙を保って上端フランジに固着
された防振装置で保持すると共に、・周囲に前記貫通孔
と間隙を持って下部が前記遮音カバーより露出した複数
の支持脚を底面に設けてなる遮音構造型オイルパン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6051080U JPS601241Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | 遮音構造型オイルパン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6051080U JPS601241Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | 遮音構造型オイルパン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56161158U JPS56161158U (ja) | 1981-12-01 |
| JPS601241Y2 true JPS601241Y2 (ja) | 1985-01-14 |
Family
ID=29654943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6051080U Expired JPS601241Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | 遮音構造型オイルパン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601241Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5969428B2 (ja) * | 2013-06-27 | 2016-08-17 | トヨタ自動車株式会社 | オイルパン |
-
1980
- 1980-04-30 JP JP6051080U patent/JPS601241Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56161158U (ja) | 1981-12-01 |
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