JPS6012412Y2 - 甲皮補強皮靴 - Google Patents

甲皮補強皮靴

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Publication number
JPS6012412Y2
JPS6012412Y2 JP14196182U JP14196182U JPS6012412Y2 JP S6012412 Y2 JPS6012412 Y2 JP S6012412Y2 JP 14196182 U JP14196182 U JP 14196182U JP 14196182 U JP14196182 U JP 14196182U JP S6012412 Y2 JPS6012412 Y2 JP S6012412Y2
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JP
Japan
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leather
piece
shoes
bar
leather shoes
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JP14196182U
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JPS5946108U (ja
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重雄 前野
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、甲皮補強皮靴に関するものであって、足で変
速ペダルを操作するオートバイのような自動二輪車を運
転するとき使用する皮靴に関するものである。
オートバイのような自動二輪車は、特に若者に多く使用
され、最近の需要台数の伸びは前年比5割増であ。
こられらの自動二輪車の変速ギア付きのものは、いわゆ
るキックリターン方式の変速ペダルを採用している。
これはハンドルに取り付けたクラッチを手で操作しなが
ら左足の甲部で変速ペダルの金属性バーをけり上げ、左
足の裏でこのバーを押し下げるものである。
この場合、皮靴をはいて上記バーを作動させると、けり
上げるときに皮靴の甲皮に上記バーが当接されるので、
この繰り返しが多くなると、バーが当接した甲皮の部分
が傷ついたり摩耗したりし、これらが甚だしい場合には
破れることがある。
特に、オートバイを交通渋滞を起こした道路で運転する
するときは、変速ペダルの操作回数が多くなるので、上
記皮靴も損傷し易くなる。
このように皮靴の甲皮に損傷が生じると、外観を害する
のみならず、靴の耐用時間も減少する。
そのため、オートバイ運転用の靴も知られている。
例えば、実開昭51−88434号公報には、硬質材か
らなる保護鋲を突出して設けた長靴が示されているが、
これは、保護鋲と長靴に用いられている材質とは異なり
、しかもこの保護鋲は突出しているので、その外観に違
和感があるとともに、この保護鋲は取付片に取り付けら
れて長靴に取り付けられるので、この取付片が靴の歩行
時の折曲部に重ねられる結果、靴の歩行性が妨げられる
のみならず、硬い保護鋲を介して変速ペダルのバーを操
作するのでその感触を足に直接受は止めることができな
い。
また、この保護鋲は雨に濡れた状態でバーに当接される
と滑り易く、このバーの操作を正確に行なえないのみな
らず、その繰り返し当接のうちにはその取付部、特にか
しめた取付部は被取付部の取付片が伸びる結果外れ易い
ということもあり、さらにこのバーが金属である場合に
は錆を生じて靴を錆の色で染めるようなこともある。
また、この取付片の周辺は防水加工も施されていないの
で、取付片と長靴の間に水が侵入し両者の接着を悪くす
ることもある。
このようにこの公報に記載されているものは、オートバ
イ専用に用いられる靴としてもいろいろな欠点を有する
だけでなく、通常の皮靴として使用されるようなもので
はない。
そのため、オートバイを運転する必要があるときと、そ
の必要がないときで通常の皮靴を必要とすることが起こ
るときは、皮靴を別に携帯しなければならないので煩わ
しく、また運転者にとって甚だ不経済であった。
本考案は、以上のようにオートバイの変速ペダルを操作
するとき使用する皮靴に通常の皮靴としても使用できる
適当なものがなかった点に鑑みなされたもので、皮靴の
甲皮に補強片を設け、この補強片を繰り返し使用によっ
てもその外観及び取り付は状態が変化しないとともに、
その皮靴としての通常の歩行機能を損なわないようにし
た甲皮補強皮靴を提供するものである。
次に本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づ゛いて
説明する。
図中、1は左足の皮靴であって、その甲皮2に厚手の補
強用皮片3が当てがわれている。
すなわち、この皮片3は矩形片に細長の切欠部3aを有
し、この切欠部3aが皮靴1をはいて歩行するとき生じ
るその折曲部2aに位置するように裏面全面が接着剤に
より、またその周辺がミシン縫い3bにより甲皮2及び
第2図に示すつり込み部2bに張り合わされている。
この皮片3は、甲皮2と同色にその芯まで染色され、か
つその周側部には合成樹脂により防水加工が施されてい
る。
なお、皮片3を上記のように取り付けたつり込み部2b
には底板4が張り合わされて靴として完成される。
上記のように構成された皮靴1をはいてオートバイを運
転すると、変速するときその都度図示省略した変速ペダ
ルのバーが皮片3に当接されるが、この皮片3は厚いの
で破れにくく、皮靴の耐用時間を増大する。
また、染料がその芯までしみ込まされているので、変速
ペダルのバーでこすった跡も目立ちにくい。
そして皮片3は切欠部3aを有し、その延長部が折曲自
在に形成されているので、皮靴1をはいて歩いたとき、
その折曲部2aで容易に折曲され、しかも皮片3の全面
が接着され、かつその周囲がミシンがけされているので
、この皮片3は歩行の際にも部分的に浮き上がるという
ことがない。
なお、皮片3は接着剤とともに販売し、顧客が甲皮2に
張り合わせるようにしても良い。
以上説明したように、本考案によれば、皮靴の甲皮を補
強用皮片で補強し、この皮片をその芯まで甲皮と同色に
染色し、かつ皮靴の歩行時の折曲部に対応して切欠部を
設け、さらにその裏面のほぼ全面を甲皮に張り合わその
周辺を防水加工したので、変速ペダルのバーに当接され
る皮片はその柔軟性によりバーけり上げの感触を足に伝
えることができるとともに、金属性の硬いバーに繰り返
し擦られてもその跡が目立たないようにでき、しかも例
えば靴が濡れるような場合でさえもその取り付は状態も
変わらないようにできる。
このように外観及び取り付は状態が損なわれない上に、
歩行性も害さないので、オートバイ運転時以外の歩行用
皮靴としても使用できる。
この結果、靴を2つ用意する等の不経済を回避すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の皮靴の平面図、第2図はその一部分解
斜視図である。 図中、1は皮靴、2は甲皮、2aは折曲部、2bはつり
込み部、3は皮片、3aは切欠部、3bはミシン縫い、
4は底板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 皮靴の甲皮部の先端部にその歩行時の折曲部に対応して
    切欠部を有し、かつ芯まで上記甲皮部と同色に染色され
    た上記甲皮部の補強用皮片をその裏面のほぼ全面の接着
    及びその周片の防水加工により上記折曲部の折曲ととも
    に折曲自在に取り付け、自動二輪車の変速ペダルのバー
    の作動をを上記補強用皮片に当接して操作できることを
    特徴とする甲皮補強皮靴。
JP14196182U 1982-09-21 1982-09-21 甲皮補強皮靴 Expired JPS6012412Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14196182U JPS6012412Y2 (ja) 1982-09-21 1982-09-21 甲皮補強皮靴

Applications Claiming Priority (1)

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JP14196182U JPS6012412Y2 (ja) 1982-09-21 1982-09-21 甲皮補強皮靴

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5946108U JPS5946108U (ja) 1984-03-27
JPS6012412Y2 true JPS6012412Y2 (ja) 1985-04-22

Family

ID=30317346

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JP14196182U Expired JPS6012412Y2 (ja) 1982-09-21 1982-09-21 甲皮補強皮靴

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JPS5946108U (ja) 1984-03-27

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