JPS60124080A - 磁気記録装置のカセツトテ−プ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 この発明は、磁気記録装置のカセットテープに関する。

発明の技術的背景及びその問題点 従来、ひとつのリールと、このリールに巻回されたエン
ドレスの磁気テープをリールの内周から引き出して同じ
リールの外周に導びくガイドとをカセットケースに固定
的に設け、リールの中心部において磁気テープをキャプ
スタンとピンチローラとにより挟持して一方向に送υ、
この過程で磁気ヘッドによシデータのリード又はライト
を行なうようにした磁気記録装置が存する。そして、磁
気テープとの接触部材にクリーナを取付けることによシ
磁気テープに付着した遊離磁性粉、塵、ゴミ等を除去し
ているが、磁気ヘッドや磁気テープのガイド部材等に付
着した磁性粉、塵、ゴミは除去することができない。エ
ンドレスではない磁気テープを一方のリールから他方の
リールに巻取る２リールタイプのカセットテープにおい
ては、クリーニングテープを収納したカセットテープが
市販され、手軽に磁気ヘッド等のクリーニングを行なう
ことができるが、エンドレスの磁気テープをひとつのリ
ールに巻回したタイプのものは、磁気テープに代えてク
リーニングテープやラッピングテープのみをリールに巻
回しても、リールの巻回部において巻回層毎にテープが
相対的に移動するため激しくこすシ合う。このため摩擦
係数の高いラッピングテープやクリーニングテープの走
行性が損われ摩耗も早い。したがって、アルコール等を
綿棒に浸して磁気ヘッド等をクリーニングする他ないが
、この作業はきわめてわずられしい。磁気ヘッドを損傷
するおそれもある。

発明の目的 この発明はこのような点に鑑みなされたもので、磁気ヘ
ッドやテープガイド等をきわめて容易にクリーニングす
ることができ、しかも、使用時間に比例して自動的にク
リーニングすることができる磁気記録装置のカセットテ
ープをうろことを目的とするものである。

発明の概要 この発明は、ひとつのリールに磁気テープを巻回し、リ
ールの内周から引き出した磁気テープの一端を他端に継
ぎ合わせてエンドレスの磁気テープを形成し、磁気テー
プをリールの内周から外周に導びくガイドとリールとを
カセットケースに収納し、リールの中心部に位置させた
磁気ヘッドを磁気テープにタッチさせてデータ処理を行
なうようにしたものにおいて、磁気テープの両端をラッ
ピングテープやクリーニングテープを含むテープにより
継ぎ合わせ、これらのラッピング又はクリーニングテー
プにより磁気ヘッド等をクリーニングし、ラッピング又
はクリーニングテープは摩擦係数が犬危いが磁気テープ
の両端継き゛合わせ部に限られた長さのだめリールの巻
回層で軍なることがなく、シたがって、走行性が損なわ
れることがなく、さらに、使用時間に比例した頻度を吃
って自動的に磁気ヘッド等のクリーニングを行ないうる
ように構成したものである。

発明の実施例 この発明の第一の実施例を第１図ないし第４図に基いて
説明する。（１）はカセットケースである。

このカセットケース（１）は上ケース（２）と下ケース
（３）とを結合してなる偏平の形をしたもので、上ケー
ス（２）を外した状態を第２図に示すが、下ケース（３
）にはひとつのリール（４）とテープガイドプレート（
５）とが固定されている。リール（４）の内周面には通
孔（６）が形成され、リール（４）に巻回されたエンド
レスの磁気テープ（７）は通孔（６）から引出され、さ
らにテープガイドプレート（５）に形成したガイド（８
）と傘状のガイド（９）とにより方向変換されてリール
（４）の最外周に導びかれている。また、下ケース（３
）の底にはローディングレバーαＱがスプリングαυに
よシ時計方向に付勢されてピン（１２１を中心に回動自
在に取付けられている。下ケース（３）の底は磁気記録
装置のベースに装着された磁気ヘッド（１■と作動ピン
０４）とキャプスタン（１ωとピンチローラＯｅとテー
プガイドαηとに対向して要所が開口されているもので
ある。

前記磁気テープ（力の両端は第３図に示すようにラッピ
ングテープ０８とテープであるスプライシングテープ０
Ｉとにより継ぎ合わされている。スプライシングチーブ
０８１はラッピングテープ（ｌηの両端と磁気テープ（
力の両端との継ぎ目にのみ貼付けられているが、第４図
に示すようにスプライシングチーブ翰の接着面にラッピ
ングテープ（１８１を接着し、ラッピングテープ（柵の
両端から突出する部分をもってスプライシングテープ四
の両端を磁気テープ（７）の両端に接着し、てもよい。

なお、ラッピングテープ０８はフィルム状のシートに酸
化クロム、酸化アルミ、シリコンカーバイト、粉末ダイ
ヤモンド等を付着したものである。

このような構成において、カセットケース（１）を磁気
記録装置のベース上に装着する。ついで、ピンチローラ
（Ｉ６）をキャプスタン（柵に接触させ、作動ビン（１
４）を移動してスプリング住υの力に抗してローディン
グレバー（ＩＩを時計方向へ回動させ、キャプスタンＱ
５１を回転させ磁気テープ（力を走行させつつ磁気ヘッ
ド峙にタッチさせ、この状態でデータ処理を行なう。こ
のとき、リール（４）の巻回部において磁気テープ（力
は巻回層間でスリラグするが、ラッピングテープ晴は磁
気テープ（力の継ぎ合わせ部分に限られてリール（４）
の最内周における周の長さ以下に定めておくことによシ
、ラッピングテープ０８１自身がリール（４）の巻回層
間でスリップすることがなく、シたがって、ラッピング
テープ（１樽は摩擦係数が高くても磁気テープ（７）の
走行性が損なわれることがなく、ラッピングテープ（１
団自身の摩耗も少ない。そして、磁気テープ（力が一順
する度毎にラッピングテープ餞カ磁気ヘッド（ｌ■やテ
ープガイド面に付着した磁性粉や塵やゴミを除去する。

ついで、この発明の第二の実施例を第５図に基いて説明
する。前記実施例と同一部分は同一符号を用い説明も省
略する。本実施例は、スプライシングチーブ（ＩＩの接
着面（磁気ヘット責１３１に対する内面）に和紙による
クリーニングテープ（至）を接着し、スプライシングテ
ープ（ＩＩのクリーニングテープ（澗から突出する両端
部を磁気テープ（７）の両端に貼付けたもので、ある。

したがって、磁気ヘッドＱ３）やテープガイドαＤに付
着した磁性粉等をクリーニングテープ弼にＪニジ除去す
ることができる。和紙によるクリーニングテープ翰は腰
が弱く破れ易いが全面的にスプライシングチーブ（ＩＩ
に補強される。

発明の効果 この発明は上述のように構成したので、磁気テープの両
端を継ぎ合わせてエンドレスの磁気テープを形成するが
、磁気テープを一順させる度に継ぎ合わせの部分のラッ
ピングテープ又はクリーニングテープにより磁気ヘッド
やテープガイドをきわめて容易にクリーニングすること
ができ、しかも、意識の有無に拘わらず使用時間に比例
した頻度をもってクリーニングすることができ、さらに
、ラッピングテープやクリーニングテープは磁気テープ
の継ぎ合せ部にしか存在しないので磁気テープやラッピ
ングテープ又はクリーニングテープの走行性を損なうこ
とがない等の効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第一の実施例を示す斜視図、第２図
はそのカセットケースの内部を示す平面図、第３図はそ
の磁気テープの継ぎ合わせ部を示す平面図及び側面図、
第４図はその磁気テープの継ぎ合わせ部の変形例を示す
平面図及び側面図、第５図はこの発明の第二の実施例を
示すもので磁気テープの継ぎ合わせ部を示す平面図及び
側面図である。 １・・・カセットケース、４・・・リール、６・・・通
孔、７・・・磁気テープ、８，９・・・ガイド、１３・
・・磁気ヘッド、１８・・・ラッピングテープ、１９・
・・スプライシングテープ（テープ）、２０・・・クリ
ーニングテープ出　願　人　東京電気株式会社 、ＩＺ図 特開昭ＧＯ−１２４０８０（４） 」ｂ　δ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、磁気テープが巻回されたひとつのリールと、このリ
   ールの内周に形成された通孔から引き出された前記磁気
   テープを磁気記録装置の磁気ヘッドの前面を通過させて
   前記リールの外周に導びくガイドとをカセットケースに
   設け、ラッピングテープとクリーニングテープとの少な
   くとも一方を含むテープにより前記磁気テープの両端を
   継ぎ合わせてエンドレスの磁気テープを形成したことを
   特徴とする磁気記録装置のカセットテープ。 ２、　磁気ヘッドと対向する内面に和紙によるクリー二
   ／グテープが接着されたスプライシングテープによシ磁
   気テープの両端を継ぎ合わせたことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の磁気記録装置のカセットテープ。