JP2000311318A - クリーニング・テープ及びクリーニング・カセット - Google Patents

クリーニング・テープ及びクリーニング・カセット

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JP2000311318A
JP2000311318A JP11279427A JP27942799A JP2000311318A JP 2000311318 A JP2000311318 A JP 2000311318A JP 11279427 A JP11279427 A JP 11279427A JP 27942799 A JP27942799 A JP 27942799A JP 2000311318 A JP2000311318 A JP 2000311318A
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Japan
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cleaning
tape
cassette
magnetic head
cleaning tape
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JP11279427A
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Masaaki Kuwabara
正明 桑原
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MAAKISU KK
Merkys and Co Ltd
Original Assignee
MAAKISU KK
Merkys and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ヘッドとテープ走行系の両方を清掃可能
にし、使い勝手を改善する。 【解決手段】 カセット筐体10内には、供給リール1
2と巻き取りリール14があり、リール12,14間に
クリーニング・テープ16が巻き付けられている。クリ
ーングテープ16は、ポリエステル・ベースのフィルム
テープの片面又は両面に、サンドブラスト法により、微
粒砂を吹き付けて、細かい凹凸を形成したものからな
る。クリーニング・テープ16の色は、白色系、好まし
くは白色である。カセット筐体10の蓋18は、全部又
は少なくとも一部が透明であり、テープ16の汚れを外
から目で確認できるようになっている。テープ16の両
側に、清掃液を一時保持するリキッドタンク24,26
を配置してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリーニング・テ
ープ及びテープ・カセットに関し、より具体的には、ビ
デオ・テープ・レコーダ等の磁気ヘッドを清掃するクリ
ーニング・テープ及びそのクリーニング・テープを収容
するクリーニング・カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオ・テープ・レコーダの磁気ヘッド
を簡易に清掃する手段として、映像・音声を記録可能な
ビデオ・テープの代わりにクリーニング・テープをカセ
ット内に収容したクリーニング・カセットが知られてい
る。クリーニング方法には、湿式と乾式がある。乾式ク
リーニング・テープは、一般的に、ポリエステルフィル
ムをベースとして、その片面に研磨材又は磁性粉を塗布
したものからなる。湿式クリーニングテープは、不織布
又はポリエステル繊維の織り布をベースとするが、その
ようなベースは通常、非常に柔らかいので、腰を強くす
るために背面に補強材をコーティングする。湿式の場合
には、イソプロピルアルコールによりポリエステル繊維
の織り布が更に軟弱になるので、背面の補強コーティン
グは必須となる。補強コーティングはまた、イソプロピ
ルアルコールの背面への染み出しを防止する役目も果た
す。
【0003】また、テープ表面に一定の凹凸を具備する
ビデオ・テープ自体をクリーニング・テープとし、クリ
ーニング操作の説明などの一定の映像を記録したものも
商品化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ビデオカセットに収容
されるビデオテープは、その両端に透明なリーダテープ
が接合されている。VTRはこのリーダテープを検出す
ることでテープ端を確認している。従って、クリーニン
グ・テープも、その規約上、不透明である必要がある。
研磨剤が塗布されていることも相俟って、従来のクリー
ニング・テープは通常、黒色である。
【0005】従来のクリーニング・テープは、黒色であ
る結果、本来、磁気ヘッドの清掃後では、磁気ヘッドの
汚れが、クリーニング・テープに移行しているので、ク
リーニング・テープが汚れているはずであるが、その汚
れを目で確認することは不可能であった。すなわち、ユ
ーザは、クリーニング・テープの汚れ具合からクリーニ
ングカセットの寿命を判断することが不可能であった。
【0006】クリーニング・カセットは、磁気ヘッドに
付着する汚れをクリーニング・テープの側に移行させる
ことで、磁気ヘッドの汚れを除去するのであるから、あ
る回数以上、使用したクリーニング・カセットは、それ
以上、使用しない方が良いことは明らかである。従来
は、カセット外側のラベルに多数のチェック欄を設け、
使用者に使用の都度又は、所定回数の使用の都度、1つ
のチェック欄をチェックしてもらい、全部のチェック欄
がチェックされたら、そのクリーニング・カセットを破
棄するように勧めている。しかし、このような方法は面
倒であり、一般的には、チェック欄が全く利用されてい
ない。ビデオ・テープ自体をクリーニング・テープとす
る従来例では、清掃効果が再生画面上で明らかにならな
くなると、そのクリーニング・カセットを破棄する、と
いった使われ方がされている。
【0007】また、補強用のバックコーティングを施し
たクリーニング・テープ、例えば、湿式用のクリーニン
グ・テープは、その片面しか清掃効果を具備しないの
で、磁気ヘッドとは逆の面に位置するテープ走行系の部
品、例えば、キャプスタンローラ及びガイドローラなど
の汚れを清掃することができなかった。
【0008】従来例では、ベースとして織り布を使用し
ているので、両端に透明なリーダテープを接合する作業
を自動化できず、人手に頼るしかなかったので、コスト
を低減しにくいという欠点がある。
【0009】本発明は、これらの問題点を解決したクリ
ーニング・テープ及びクリーニングカセットを提示する
ことを目的とする。
【0010】本発明はまた、汚れ又は使用度を目で容易
に確認できるクリーニング・テープ及びクリーニングカ
セットを提示することを目的とする。
【0011】本発明はまた、磁気ヘッドのみならず、テ
ープ走行系の汚れも清掃できるクリーニング・テープ及
びクリーニングカセットを提示することを目的とする。
【0012】本発明は更に、より安価に製造できるクリ
ーニング・テープ及びクリーニングカセットを提示する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクリーニン
グ・テープは、磁気ヘッドを清掃するクリーニング・テ
ープであって、表面に凹凸を形成したポリエステルフィ
ルムからなることを特徴とする。
【0014】これにより、研磨材を付着することも、補
強用のバックコーティングも不要になり、安価に高性能
のクリーニングテープを実現できる。従ってまた、湿式
への適用も可能になる。磁性粉も研磨剤も使用しないの
で、これらが剥離して逆に磁気ヘッドやテープ走行系を
汚すことも無い。
【0015】ポリエステルフィルムの両面に凹凸を形成
することにより、磁気ヘッドのみならず、テープ走行系
をも清掃できる。
【0016】当該ポリエステルフィルムの色が白色系、
好ましくは実質的に白色であることにより、汚れを容易
に目で確認できる。すなわち、清掃効果を容易に確認で
き、製品寿命の判断も容易になる。
【0017】凹凸をテープ長手方向又は幅方向で変化さ
せることにより、清掃効果を更に高めることができる。
これは、研磨材を塗布する方式では非常に困難又は実質
的に不可能である。
【0018】本発明に係るクリーニング・カセットは、
このようなクリーニング・テープをカセット筐体に収容
し、且つ、カセット筐体にクリーニング・テープの汚れ
状態を目で確認自在な透明窓を設けた。
【0019】透明窓を設けたことにより、クリーニング
・テープの汚れを簡単に確認でき、使い勝手が向上す
る。透明窓を例えば、カセット筐体から開閉自在な蓋に
設けてもよい。その蓋自体を透明にすることにより、カ
セット筐体の他の部分に設けるよりも、安価に製造でき
る。
【0020】更に、クリーニング・テープに清掃液を付
着させる液保持材を当該クリーニング・テープの片面に
設けることにより、磁気ヘッドを湿式で清掃でき、他面
に位置するテープ走行系の部材を乾式で清掃できる。液
保持材を当該クリーニング・テープの両面に設けること
により、磁気ヘッドのみならずテープ走行系をも湿式で
清掃できる。
【0021】クリーニング・テープの両側に位置する液
保持材に清掃液を挿入する1つの液挿入孔を当該カセッ
ト筐体に設けることで、1回の液挿入作業で、クリーニ
ング・テープの両側の液保持材に清掃液を供給でき、使
い勝手が良くなる。
【0022】本発明に係るクリーニング・カセットは、
磁気ヘッドに対面する面が汚れを視覚的に確認自在な色
をしているクリーニング・テープと、当該クリーニング
・テープを収容するカセット筐体と、カセット筐体に設
けられ、当該クリーニング・テープの汚れ状態を目で確
認自在な透明窓とからなることを特徴とする。
【0023】クリーニング・テープの、磁気ヘッドに対
面する面が汚れを視覚的に確認自在な色とし、クリーニ
ング・テープの汚れ状態を目で確認自在な透明窓をカセ
ット筐体に設けることで、クリーニング・テープの汚れ
を簡単に確認でき、使い勝手が向上する。クリーニング
性能の寿命も容易に判定できる。
【0024】クリーニング・テープの当該磁気ヘッドに
対面する面の色は、白色系、より好ましくは、実質的に
白色である。これにより、明確に汚れを確認でき、クリ
ーニング性能の寿命も容易に判定できる。
【0025】更に、クリーニング・テープに清掃液を付
着させる液保持材を当該クリーニング・テープの片面に
設けることにより、磁気ヘッドを湿式で清掃でき、他面
に位置するテープ走行系の部材を乾式で清掃できる。液
保持材を当該クリーニング・テープの両面に設けること
により、磁気ヘッドのみならずテープ走行系をも湿式で
清掃できる。
【0026】クリーニング・テープの両側に位置する液
保持材に清掃液を挿入する1つの液挿入孔を当該カセッ
ト筐体に設けることで、1回の液挿入作業で、クリーニ
ング・テープの両側の液保持材に清掃液を供給でき、使
い勝手が良くなる。
【0027】透明窓を例えば、カセット筐体から開閉自
在な蓋に設けてもよい。その蓋自体を透明にすることに
より、カセット筐体の他の部分に設けるよりも、安価に
製造できる。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施の形態
を詳細に説明する。
【0029】図1は、本発明の一実施例の平面図を示
し、図2は、VTRに装填し、クリニングテープが磁気
ヘッドドラム及びテープ走行系にロードされた状態の平
面図を示す。理解を容易にするために、図2では、カセ
ット筐体の上半体を除去してある。なお、本実施例は、
VHS方式のビデオ・テープ・レコーダ用である。
【0030】カセット筐体10内には、供給リール12
と巻き取りリール14があり、リール12,14間にク
リーニング・テープ16が巻き付けられている。
【0031】本実施例では、クリーングテープ16は、
ポリエステル・ベースのフィルムテープの表面(テープ
走行系も清掃する場合には両面、磁気ヘッドのみを清掃
する場合には、磁気ヘッドに対面する片面のみ)に、サ
ンドブラスト法により、微粒砂を吹き付けて、細かい凹
凸を形成したものからなる。従来の湿式クリーニング・
テープに比べると、非常に簡単に製造でき、材料費のみ
ならず、製造コストも大幅に低減できる。凹凸の程度も
自在に調整できるので、所望の凹凸度のものを得やす
い。イソプロピルアルコールにより軟弱化することも無
いので、補強用のコーティングも不要である。
【0032】クリーニング・テープ16の表面の凹凸の
程度(凹凸の高さ及び/又は密度)をテープ長手方向で
変化させて、清掃能力又は研磨能力を変化させても良
い。これにより、高い清掃能力を長期に維持できるよう
になる。例えば、図3(A)に示すように、テープ16
の始端から終端まで長手方向に順に細かくしたもので
も、図3(B)に示すようにテープ16の任意の部分で
最初の50%程度を粗くし、残りを細かくしたものでも
よい。更には、テープ幅方向で粗さを変えても良い。例
えば、図3(C)に示すように、幅方向で先に磁気ヘッ
ドが対面する半分を粗くし、残りを細かくしたもので
も、図3(D)に示すように、幅方向で先に磁気ヘッド
が対面する側から反対側に向かって、順に粗さが細かく
なるようにしたものでもよい。サンドブラスト法では、
このような凹凸の粗さの制御は容易である。
【0033】クリーニング・テープ16の両端には、通
常のビデオテープと同様に、透明なリーダテープが接合
される。従来例では、リーダテープとの接合を人手で行
わなければならなかったが、本実施例では、クリーニン
グ・テープ16がポリエステルフィルムからなるので、
接着の自動化が可能になる。
【0034】また、クリーニング・テープ16がポリエ
ステルフィルムからなるので、黒色以外の色、すなわ
ち、白色、ピンク及び黄色などの汚れの目立つ色にする
ことができる。これにより、本実施例では、磁気ヘッド
(及びテープ走行系)から除去した汚れが、クリーニン
グ・テープ16の汚れとなって目で見て確認できるよう
になる。本明細書では、これら、汚れが目立ち、汚れを
目で見て確認できる色を白色系と表現する。
【0035】クリーニング・テープ16のベースが織り
布でなく基本的に平滑で薄いフィルムからなり、それ自
体で充分な腰の強さを具備するので、バックコーティン
グなどの補強材が不要になる。その結果、本実施例で
は、走行トルクが大幅に減少し、磁気ヘッドドラム及び
テープ走行系並びにその駆動系へのダメージが少なくな
る。
【0036】カセット筐体10は、バネにより閉成方向
に付勢された開閉可能な蓋18を具備する。内部のテー
プを磁気ヘッドドラムにローディングする際に、この蓋
8が開けられる。本実施例では、この蓋18の一部又は
全部を透明にした。蓋18は、側面の突起(図示せ
ず。)を押すことで容易に開けることができるが、多く
のユーザはそのことを知らないし、また、クリーニング
・テープ16の汚れを確認するために蓋18を開けさせ
るのは、面倒であるだけでなく、クリーニング・テープ
16に汚れが付着する可能性もあり、好ましくない。蓋
18を透明にしたことにより、蓋18を開けなくても、
クリーニング・テープ16の表面の汚れを目で確認でき
るようになる。蓋18の全部が透明でなくても、蓋18
の一部が、クリーニング・テープ16の表面を確認でき
る位置と大きさで透明であればよい。
【0037】蓋18を透明にする代わりに、例えば、カ
セット筐体10の側面に、クリーニング・テープの汚れ
を簡単に確認できる透明窓を開けても良いが、蓋18自
体を透明にするのが一番簡単で、容易且つ安価である。
【0038】供給リール12から引き出されたクリーニ
ング・テープ16は、ガイドポスト20,22により筐
体10の前面に沿るように配置された後、巻き取りリー
ル14に巻き取られる。
【0039】本実施例は、乾式でも使用できるが、湿式
では更に好ましい作用効果を得ることができる。湿式と
するために、供給リール12と最初のガイドポスト20
との間で、クリーニング・テープ16の両側にフェルト
製のリキッドタンク24,26を配置した。勿論、磁気
ヘッドのみを清掃する場合には、磁気ヘッドと対面する
側の面のリキッドタンク24のみを配置すればよい。
【0040】カセット筐体10の天板の、リキッドタン
ク24,26の両方に部分的に重なる位置に、クリーニ
ング液(通常、イソプロピルアルコールの希釈液)を外
部から挿入する孔28を開けてある。これにより、1つ
の液挿入操作で、両方のリキッドタンク24,26にク
リーニング液を充填できる。
【0041】図2に示すように、供給リール12から引
き出されたクリーニング・テープ16は、複数のガイド
ローラで案内され、その間に、一方の面で消磁ヘッド3
0、磁気ヘッドドラム32、オーディオトラック及び制
御トラック用の固定磁気ヘッドアセンブリ34と接触す
る。最終的にはピンチローラ36とキャプスタン38の
間を通り、ガイドポスト22を介して巻き取りリール1
4に巻き取られる。
【0042】湿式の場合、クリーニング・テープ16が
磁気ヘッドドラム32に広い面で接触すると、ドラム3
2の回転に対して過負荷となり、ドラム32の回転が停
止してしまうことがある。それを避けるため、通常、湿
式の場合には、カセット筐体10にローラピン40を設
けて、引き出されたテープ16がドラム32の一部にし
か接触しないようにしてある。本実施例では、クリーニ
ング液の量にもよるが、クリーニング・テープ16の負
荷が小さいので、ピン40を無くすことも可能である
【0043】図2からも分かるように、クリーニング・
テープ16の片面のみに清掃機能を持たせた場合、テー
プ走行系のガイド部材、特にキャプスタン38を清掃で
きない。本実施例では、乾式及び湿式を問わずに、クリ
ーニング・テープ16の両面に清掃機能を持たせること
ができるので、テープ走行系の全ての部材を清掃でき
る。
【0044】クリーニング・テープをポリエステルフィ
ルムとした実施例を説明したが、クリーニング・テープ
の汚れの確認の観点では、従来の織り布または少なくと
もその表面を白色系塗料で塗装し又は白色系テープで被
覆した上で、上記実施例のような透明窓を設けても、カ
セット筐体の外部からクリーニング・テープの汚れを視
覚的に確認できる。これにより、クリーニングの効果及
びテープ寿命を容易に判定できる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、安価で性能が良く、しかも使い勝
手の良いクリーニング・カセットを実現できる。磁性粉
も研磨材も出ないので、逆に記録再生装置内を汚すこと
も無い。
【0046】すなわち、研磨材も補強用のバックコーテ
ィングも不要になり、安価に高性能のクリーニングテー
プを実現できる。従ってまた、湿式への適用も可能にな
る。磁気ヘッドのみならず、テープ走行系をも清掃でき
る。
【0047】クリーニング・テープの色を白色系、好ま
しくは実質的に白色にすることができ、それにより、ク
リーニング・テープの汚れを容易に目で確認できる。す
なわち、清掃効果を容易に確認でき、製品寿命の判断も
容易になる。
【0048】クリーニング・テープ表面の凹凸をテープ
長手方向又は幅方向で変化させることにより、清掃効果
を更に高めることができる。
【0049】カセット化した場合に、透明窓を設けるこ
とにより、クリーニング・テープの汚れを簡単に確認で
き、使い勝手が向上する。カセット筐体から開閉自在な
蓋自体を透明にして透明窓とすることにより、カセット
筐体の他の部分に設けるよりも、安価に製造できる。
【0050】更に、クリーニング・テープに清掃液を付
着させる液保持材を当該クリーニング・テープの片面に
設けることにより、磁気ヘッドを湿式で清掃でき、他面
に位置するテープ走行系の部材を乾式で清掃できる。バ
ックコーティングが不要になるので、清掃液の液保持材
を当該クリーニング・テープの両面に設けることが可能
になり、この結果、磁気ヘッドのみならずテープ走行系
をも湿式で清掃できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の平面図である。
【図2】 本実施例のクリニングテープ16が磁気ヘッ
ドドラム及びテープ走行系にロードされた状態の平面図
を示す。
【図3】 クリーニング・テープ16の粗さ分布例の模
式図である。
【符号の説明】
10:カセット筐体 12:供給リール 14:巻き取りリール 16:クリーニング・テープ 18:蓋 20,22:ガイドポスト 24,26:リキッドタンク 28:クリーニング液挿入孔 30:消磁ヘッド 32:磁気ヘッドドラム 34:固定磁気ヘッドアセンブリ 36:ピンチローラ 38:キャプスタン 40:ローラピン

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドを清掃するクリーニング・テ
    ープであって、表面に凹凸を形成したポリエステルフィ
    ルムからなることを特徴とするクリーニング・テープ。
  2. 【請求項2】 当該ポリエステルフィルムの両面に凹凸
    を形成してある請求項1に記載のクリーニング・テー
    プ。
  3. 【請求項3】 当該ポリエステルフィルムの色が白色系
    である請求項1に記載のクリーニング・テープ。
  4. 【請求項4】 当該ポリエステルフィルムの色が実質的
    に白色である請求項3に記載のクリーニング・テープ。
  5. 【請求項5】 当該凹凸をテープ長手方向で変化させ、
    当該磁気ヘッドと最初に接触する側を粗く、反対側を細
    かくした請求項1に記載のクリーニング・テープ。
  6. 【請求項6】 当該凹凸をテープ幅方向で変化させ、当
    該磁気ヘッドと最初に接触する側を粗く、反対側を細か
    くした請求項1に記載のクリーニング・テープ。
  7. 【請求項7】 表面に凹凸を形成したポリエステルフィ
    ルムからなり、磁気ヘッドを清掃するクリーニング・テ
    ープと、 当該クリーニング・テープを収容するカセット筐体と、 カセット筐体に設けられ、当該クリーニング・テープの
    汚れ状態を目で確認自在な透明窓とからなることを特徴
    とするクリーニング・カセット。
  8. 【請求項8】 当該クリーニング・テープが、両面に凹
    凸を形成したポリエステルフィルムからなる請求項7に
    記載のクリーニング・カセット。
  9. 【請求項9】 当該ポリエステルフィルムの色が白色系
    である請求項7又は8に記載のクリーニング・カセッ
    ト。
  10. 【請求項10】 当該ポリエステルフィルムの色が実質
    的に白色である請求項9に記載のクリーニングカセッ
    ト。
  11. 【請求項11】 当該凹凸をテープ長手方向で変化さ
    せ、当該磁気ヘッドと先に接触する側を粗く、反対側を
    細かくした請求項7に記載のクリーニング・カセット。
  12. 【請求項12】 当該凹凸をテープ幅方向で変化させ、
    当該磁気ヘッドと先に接触する側を粗く、反対側を細か
    くした請求項7に記載のクリーニング・カセット。
  13. 【請求項13】 更に、当該クリーニング・テープに清
    掃液を付着させる液保持材を当該クリーニング・テープ
    の、磁気ヘッドに対面する面側に具備する請求項7乃至
    12の何れか1項に記載のクリーニング・カセット。
  14. 【請求項14】 当該クリーニング・テープに清掃液を
    付着させる液保持材を当該クリーニング・テープの両面
    側に具備する請求項7乃至12の何れか1項に記載のク
    リーニング・カセット。
  15. 【請求項15】 更に、当該液保持材に当該清掃液を挿
    入する液挿入孔を当該カセット筐体に設けてある請求項
    13又は14に記載のクリーニング・カセット。
  16. 【請求項16】 当該透明窓が、当該カセット筐体から
    開閉自在な蓋に設けられている請求項7に記載のクリー
    ニング・カセット。
  17. 【請求項17】 当該蓋の全部が透明である請求項16
    に記載のクリーニング・カセット。
  18. 【請求項18】 磁気ヘッドに対面する面が汚れを視覚
    的に確認自在な色をしているクリーニング・テープと、 当該クリーニング・テープを収容するカセット筐体と、 カセット筐体に設けられ、当該クリーニング・テープの
    汚れ状態を目で確認自在な透明窓とからなることを特徴
    とするクリーニング・カセット。
  19. 【請求項19】 当該クリーニング・テープの当該磁気
    ヘッドに対面する面の色が白色系である請求項18に記
    載のクリーニング・カセット。
  20. 【請求項20】 当該クリーニング・テープの当該磁気
    ヘッドに対面する面の色が実質的に白色である請求項1
    8に記載のクリーニング・カセット。
  21. 【請求項21】 更に、当該クリーニング・テープに清
    掃液を付着させる液保持材を当該クリーニング・テープ
    の、磁気ヘッドに対面する面側に具備する請求項18乃
    至20の何れか1項に記載のクリーニング・カセット。
  22. 【請求項22】 当該クリーニング・テープに清掃液を
    付着させる液保持材を当該クリーニング・テープの両面
    側に具備する請求項18乃至20の何れか1項に記載の
    クリーニング・カセット。
  23. 【請求項23】 更に、当該液保持材に当該清掃液を挿
    入する液挿入孔を当該カセット筐体に設けてある請求項
    21又は22に記載のクリーニング・カセット。
  24. 【請求項24】 当該透明窓が、当該カセット筐体から
    開閉自在な蓋に設けられている請求項18に記載のクリ
    ーニング・カセット。
  25. 【請求項25】 当該蓋の全部が透明である請求項24
    に記載のクリーニング・カセット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11037588B1 (en) * 2020-05-04 2021-06-15 International Business Machines Corporation Increasing tape drive head performance with sectional cleaning using a cartridge memory

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US11037588B1 (en) * 2020-05-04 2021-06-15 International Business Machines Corporation Increasing tape drive head performance with sectional cleaning using a cartridge memory

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