JPS60123415A - 貼付剤 - Google Patents

貼付剤

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JPS60123415A
JPS60123415A JP58229645A JP22964583A JPS60123415A JP S60123415 A JPS60123415 A JP S60123415A JP 58229645 A JP58229645 A JP 58229645A JP 22964583 A JP22964583 A JP 22964583A JP S60123415 A JPS60123415 A JP S60123415A
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JP
Japan
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drug
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skin
patch
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JP58229645A
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JPH046165B2 (ja
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Mutsumi Fukuda
睦 福田
Takashi Nakagawa
隆司 中川
Michiharu Ando
安東 道治
Keijiro Matsumoto
松本 啓次郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技91゛1分野 本発明は・1112剤を含有する粘着層を備えた皮膚貼
付剤に関し、特に、薬効を長期にわたり安定して持続さ
せうる貼付剤に関する。
従来技術 治療用貼付剤は皮WiK貼付されるだけでその薬効を継
続して全身もしくは局部に至らせる点にきわだった特徴
を有する。このような貼着剤は、第1図に示すように、
裏打部材100に、薬剤を含有する粘着剤層200を積
層して々る。この貼付剤は。
薬剤が比較的短時間に皮膚表面を通して吸収されるため
、短時間のうちに薬効を喪失してしまう欠点がある。薬
剤活性の高い薬剤を用いると、薬剤の放出時にその濃度
が高くなυすぎ毒性濃度を越え−ることも考えられる。
特1mM57 −14528号公報には薬剤放出速度の
異なるポリマーに薬剤をそれぞれ含有させ、このポリマ
ー層を裏打部材上に数条にわたって設けた貼付剤が開示
されている。
しかし、このように有効成分の放出速度の異なるポリマ
ーを組合せたところで、薬効の持続期間はぜいぜい24
時間である。
発明の目的 本発明の目的は皮膚表面に貼付し長期にわたって一定の
濃度です;15剤を放出しうる貼付剤を提供することに
ある。
発明の要旨 本発明の貼付剤は裏打部材、該裏打部材に背面で接しか
つ薬剤と粘着剤とを含有する第一基材層。
および第−基材層の皮膚接触面の一部に背面および側端
部を接しかつ薬剤を含有する第二基材層を有し、該第二
j^材層の、第一基材層との接触背面に薬剤不透過性も
しくは薬剤難透過性材でなる隔膜が形成されてなシ、そ
のことによりFjJ記目的が達成される。
本発明の貼(=l剤は、第2図〜第4図に示すように、
裏打部利lとこれに背面21を接する第一基材!42と
この第一基材層2の一部に背面31および側端部32を
接する第二基材層3とを有するっ第一基材層2目、薬剤
と粘着剤とを含む。粘着剤としては烙別である必要はな
く2例えば+ nil常用いられるアクリル系粘着剤が
ある。この第−基材層2に含まれる・13・剤も特に限
定されるものではない。
しかし、皮膚に長時間にわたって貼付したときにも皮膚
面から吸収され、薬効が所定レベMで継続して発揮され
る薬剤であることが必要である。このような薬剤には9
例えば、抗炎症剤、消炎鎮痛剤、血管拡張剤、血液抗凝
結化剤、血管柔軟化剤(脱コレステロール剤)、結石溶
解剤、角質軟化・除去薬、ぜん息薬、鎮静・安定剤1局
所麻酔薬。
抗真菌剤などがある。
第一基剤層2は、薬剤を含み、第−基材層2よシも薄く
、かつその表面33において皮Jilt表面に接触する
。それゆえ、この第二基材層3からの薬剤の放出は比較
的速い。そこに使用される基材は第一基材層2と同様の
基材でも良いが薬剤の放出速度を高めるために別の基材
を使用することもできる。第二基材層3における薬剤濃
度を高くすれば速効性を1)Wめることができる。この
ように第二基材層8は薬剤を短時間に放出する速効性層
として機能する。この第二基材層3は軟こう状やスポン
ジ状の形態であってもよいが粘着性を有することが好ま
しい。第一基材層2と同質の基材で構成されれば il
l!j漬聞で有利である。この第二八材層3の皮i+1
1灸1’l!I+、面積(fま、貼付剤の皮1111接
触面積全体の20〜60%を占める。その層厚は第一基
剤層2の厚さtの5〜50%を占める。
第二基(」1凶8の第一基材+1”J 2との接触背面
81には薬剤不1δ喝性あるいは桑剤難透過件の隔膜4
が設けられる。この隔11! 4 fd、第二基材層8
の第−基材m2との接触側端部32にも設けられうる。
隔rl!A 4には、し11えば、ポリエチL/ ン、
 E V A 、 −3−イロンなどが42らかいフィ
ルムの形で用いられる。
この他にもIIIIT /(の累月のフィルムが使用可
能であり、発作1の(・fi triに応じて適宜選択
される。フィルムの厚さは数71 m−数]、 Q 7
z m 、好ましくけ5μm〜5 (l IIηlより
う−3いと所期の目的が達成されず。
50 /Z mより厚いと貼イ11剤全体が皮Iaの動
きに追従できず、はがtl、やすくなる。この隔膜4け
第一基材層2の薬剤が、21−二)1ζ材層3へ移行す
るのを阻止し、しだか−、て乃打部月1と第二21(材
H8とにはさまれた+;B分に含まれる第−基材層2の
づお剤は第−基材層2の皮啓接触面23から外部へ放出
されるまで・9仏、股経路が長くなる。これにより、 
’15 j511の徐放効果が達成される。このように
第二基材層3からの薬剤は比較的早い時期に放出され第
一基材層2からの薬剤は時間をかけて徐々に放出される
結局9本発明の貼付剤は全体として長時間にゎたシ安定
して薬剤の有効濃度を維持することができる。
本発明の貼イ」剤は1例えば9次のようにして作製され
る。まず、隔膜4となるフィルム上に第二基A=’+ル
i3を接着する。次いで、隔膜40反対側に位11tす
る皮膚接触面33をシリコンなどの剥離紙上に接着させ
る。そして、ト、悄膜4および剥離紙露出面上に第−屑
は層相薬剤を塗布しローラーにょシ所定の1ダさに成形
する。このようにして第一基材層2が形成する。この上
に、さらに、裏打ら部材lを接着させて貼付剤が作l!
果される。裏JU部材lは、布、プラスチックシートな
ど通常の貼(;I剤に使用される累月が利用されうる。
この裏打ち部材l(!:第−基材1.42との間に薬剤
不透過性のフィルムを配して薬剤が裏打部材lの裏面か
ら逸散i−べ、)のをli!jぐζノーが01自にでろ
、る1゜実施例 以下l(+発明をブ3)、布口1により説明する。
火h1]!例1 Q〜) 第−法(、,1層用溶液の1′JF1製:ボリ
−2−エチルヘギンルアグリレート94 jii j5
k !″り1重1才?よひ゛イソソルバイトノー(+・
レート(151)N)6市−借部を酢酸エチルOて加え
、25%1四Zfkとした。
(B) C7’sニノ:M izl’ Jf1用溶液の
調’jlj : 2−エチルへキシルアクリレ−1−ト
N−ビニルー2−ピロリドンとのモル比がfi 、7i
j 4でなる共重合f=% 82屯晴部および151)
N13重八部上lli′1′:酸エチルに加え、25%
溶l?Zとした。
(q 貼付剤の作製二幅1 tw+ 、厚さ15μn1
 のナイロンフィルトのテープ上にの)頃で調」すした
基材溶液を乾燥後の1!?、さが20μm−/となるよ
うに塗布し第ニジ^月層を形成した。次に剥離紙上に上
記ナイロンフィルムテープの第二基材層側を下側にして
2重Mの間隔をおいて平行に2本配置した。次いで。
剥離紙上およびナイロンフィルムテープ上全面に(A)
項で調製された第一基材層用溶液を乾燥後の厚さが約8
0μmとなるように塗布し、第二基材層を形成した。次
いで、これをローラにかけて表面を均一にならし、厚さ
5ottm 、輻41のPET/EVA積層フィルムを
裏打部材としてこの上に重ね、ローラで加圧してはりあ
わせた。これを適宜の長さに切断し、第2図に示される
形状で合計の厚さが180μmの貼付剤を得た。
p)貼付剤の性能試験20項で得られた貼付剤(4αx
 4 att )を脱毛した家兎の背部に複数個貼付し
、所定時間ととE1枚ずつはがした。はがした貼付剤に
残留する薬剤量を測定しそれにもとづいて貼付剤中の薬
剤が家兎へ移行した割合(移行率)を計算した。その結
果を下表に示す。
比較例1 ポリ−2−エチルへキシルアクリレート94屯量部、l
5DN(i重量部を酢酸エチルに加え、25%溶液とし
た。これをシリコン剥離紙上に乾燥後の厚さが82μm
となるように塗布した。以下実施例1と同様に裏打部材
を接着し、貼付剤を得た。
さらに実施例1 (1)3項と同様の寸法の貼付剤を用
いて同様の性能試験を行なった。
実施例2 四 第−基、LJ層用溶用溶液整ニブチルアクリレート
とブチルメタクリレートとの7=3のモル比からなる共
重合体84屯量部およびl5DN12重量部を酢酸エチ
ルに加え、25%溶液とした。
Φ)第二基材層用溶液の調製:(〜項と同様の共重合体
84屯に部およびl5DN16重量部を酢酸エチルに加
え、25%溶液とした。
(C)貼付剤の作製:幅2CIN、厚さ15μmのナイ
ロンフィルムのテープ上に0%)項で調製した基材層?
fだを乾燥後のJνさが20μmとなるように塗布し第
二基材層を形成した。別に剥離紙上に上記ナイロンフィ
ルムテープの第二基材層側を接着させた。
以13実施例1の(0項と同様にして四項で調製した占
(相溶液を乾燥後における剥離、砥面からの厚さが70
μmとなるように塗布し、第4図に示される形状の貼イ
ー1剤をイ1)だ。
(1))貼イ・j剤のl’I:市試験:実施例1(切項
と同様である。
比較例2 基材としてブチルアクリレートとブチルメタクリレート
とのモル比が7対3でなる共重合体を用いたことおよび
塗布層乾燥後の厚さを70μmとしたこと以外は比較例
1と同様である。
発明の効果 本発明の貼付剤によれば、このように、薬剤含有層を第
一基材層と第二基材層とに分け、その境界部に薬剤不透
過性もしくは難透過性の隔膜を設けて薬剤の拡散経路を
長くした。それゆえ、薬剤tよその放出速度が適度に判
例され、長時間にわたって有効な濃度で作用し得る。そ
れゆえ、長時間にわたり効率よ< 117僚効果が茫揮
される。
第1図はuL来の貼付剤の横断面図、第2図および第3
図はそれぞれ本発明の一例の貼伺剤の1黄塵面図および
部分j戊面図、第4図は本発明の池の例の貼付剤を示す
1.Lシifj面図である。
■・・・奮打i’r31J 、 2・・・第一基材層、
3・・・第二ノN月If’l 、 4・・・隔11侭、
23・・・第−基材IE’iの皮j111接触表面。
33・・・へ゛−二基(4)−・フの皮+rl接触表1
1jj 。
以上 出願人 4’t’2水化学工業株式会tt佑1図 第2
図 3 第4図 第1I 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、裏打部利、該裏打部材に背面で接しかつ薬剤と粘着
    剤とを含有する第一基材層、および第一基材層の皮面接
    触面の一部に背面および側端部を接しかつ薬剤を含有す
    る第二基材層を有し、該第二基材層の :l”−基材層
    との接触背面に薬剤不透過性もしくは薬剤難透過性材で
    なる隔11位が形成されてなる貼イ・j剤。 2、+’+iJ記第二ノ1(材層の皮膚接触面積は貼付
    剤全体の皮M 19 +独面漬の20〜60%、そして
    j草さは第−桟材層のl♀きの5〜50%を占める詩、
    i′F請求の範囲iq′+ i項に記載の貼付剤。 8、+?:1記クイ2二511(材層が積〕a剤を含有
    する特許請求の範囲第1項に記載の貼(=J剤。
JP58229645A 1983-12-05 1983-12-05 貼付剤 Granted JPS60123415A (ja)

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JP58229645A JPS60123415A (ja) 1983-12-05 1983-12-05 貼付剤

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JP58229645A JPS60123415A (ja) 1983-12-05 1983-12-05 貼付剤

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JPS60123415A true JPS60123415A (ja) 1985-07-02
JPH046165B2 JPH046165B2 (ja) 1992-02-05

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JP58229645A Granted JPS60123415A (ja) 1983-12-05 1983-12-05 貼付剤

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577410A (en) * 1980-06-14 1982-01-14 Nitto Electric Ind Co Ltd Plaster

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577410A (en) * 1980-06-14 1982-01-14 Nitto Electric Ind Co Ltd Plaster

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