JPS60122572A - 温度検出手段付カテ−テルの製造方法 - Google Patents

温度検出手段付カテ−テルの製造方法

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JPS60122572A
JPS60122572A JP58231081A JP23108183A JPS60122572A JP S60122572 A JPS60122572 A JP S60122572A JP 58231081 A JP58231081 A JP 58231081A JP 23108183 A JP23108183 A JP 23108183A JP S60122572 A JPS60122572 A JP S60122572A
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catheter
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  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 工9発明の背景 (技術分野) 本発明は温度検出手段付カテーテルの製造方法に関する
ものである。
(従来技術およびその問題点) カテーテルなどの成型物には特に後の加工により穴、溝
等が形成されることがあり、これらの穴、溝等は充填剤
の注入により補修している。
この成型物の穴、溝などに充填剤を注入する充填加工を
施す際、ヘラ、注射針等による手操作あるいは定量吐出
機による機械的操作によって充填されている。
充填操作を第1図につき説明すると、成型物lの穴2に
充填剤3を注入するのであるが、成型物1の表面4と充
填剤表面とが同一平面また曲面をなすよう仕上げる必要
がある。充填剤の充填に際して、特に充填剤の量が少な
い場合、手操作では作業が困難であり、“第1図に点線
5で示すように過少充填のため窪ん1でいたり、あるい
は過剰充填のため実線6で示すように盛り上ったりする
。また、機械的充填操作によっても充填剤の注入量が成
型物の穴や溝の充填体積と一致するように厳しく管理す
る必要がある。しかし、充填剤の注入量を厳しく管理し
たとしても、粘度の高い充填剤では、充填後糸を引く状
態になり、手操作の場合と同様に成型物表面と充填剤表
面とが面一(同一平面または曲面)とはならず、平滑な
仕上がり表面が得られない。
特にカテーテルなど血管に挿入して使用する成型物では
、成型物の表面が滑らかでないと血管壁等を傷つけるこ
とがあり、またこのような成型物を長時間血管内に留置
する場合には血栓を生じさせる原因にもなるので、表面
を平滑に仕上げることは非常に重要である。
しかるに、従来の手操作あるいは機械的操作によっても
成型物の仕上がり表面が平滑でなく、美観も損なわれる
上、使用上の問題点も生じ、さらに充填作業が困難で、
作業が煩雑で、作業時間が長いという多くの問題があっ
た。
II 、発明の目的 本発明は上述した実情に鑑みなされたものであり、その
目的とする処は温度検出用カテーテルにおいてカテーテ
ルの成型物の穴、溝等に充填剤を注入して成型物表面を
平滑に補修する工程を有する製造方法を提供しようとす
るものである。
すなわち、本発明は、カテーテル本体を該カテーテル本
体内に温度検出手段を有する温度検出手段付カテーテル
の製造方法において、少なくとも2つのルーメンを有す
るカテーテル本体を成形し、該カテーテル本体の側壁に
第1の側孔を、そして該側孔より離れた位置の側壁に第
2の側孔を穿設し、前記第1の側孔を有するルーメン内
に、温度検出素子と該素子に接続されたリード線とから
なる温度検出手段を前記温度検出素子が前記第1の側孔
付近にくるように画人し、次に、前記第1の側孔より前
記温度検出素子を包囲し、さらに、該第1の側孔よりや
やあふれる程度に前記ルーメン内に充填剤を注入し、そ
して、該充填剤が硬化する前に、前記第1の側孔のカテ
ーテル本体の表面形状にほぼ対応する表面形状を有する
加工具で前記第1の側孔よりあふれた充填剤を除去させ
た後、該充填剤を硬化させることを特徴とする温度検出
手段付カテーテルの製造方法を提供するものである。前
記充填剤は、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂のいずれか
で構成するのが好ましい。
熱希釈法に使用するカテーテルは少なくとも2つのルー
メンを有する。すなわち、温度検出用素子用ルーメン、
熱希釈剤の注入用ルーメンの他、バルーンへの空気注入
用ルーメン、圧測定用ルーメンなどが所要に応じて設け
られる。このようなルーメンを有するカテーテルは一般
的な押出延伸法などによりつくられ、温度検出用素子を
充填剤で固定するための孔、熱希釈剤を噴出するための
孔がカテーテルの所要位置に形成される。温度検出用素
子はある1つのルーメンを経て挿入され、カテーテルの
所定位置に充填剤により固定される。このようにして温
度検出手段付カテーテルは製造される。
■0発明の詳細な説明 以下、本発明の温度検出手段付カテーテルの製造方法を
添付図面につき説明する。熱希釈法に使用される温度検
出手段付カテーテルにつき説明する。
温度検出手段付カテーテルlOは、第2図に示すように
、少なくとも2本のルーメンを有するもので、温度検出
用素子11用のルーメン12および指示薬注入用ルーメ
ン13の他に、カテーテルを挿入し易いようにするため
のバルーンへの空気注入用ルーメン、圧測定用ルーメン
など必要に応じて複数のルーメンが設けられる。このよ
うなカテーテルlOに温度検出用素子11をセットする
には、カテーテルlOの温度検出部において、カテーテ
ル10の外壁14および隔壁15に孔16が形成され、
この孔部分に温度検出用素子llを位置させ、充填剤1
7を注入して固化させることにより行っている。この際
、カテーテル10の外壁14の孔16から注入された充
填剤17が第1図に示すように盛り上ったり、窪んだす
していてはならない。窪んでいる場合には付加的に充填
剤を注入して補修するか、最終仕上げとしては充填剤表
面とカテーテル表面とは同一曲面をなすよう平滑にする
のが好ましい。
この温度検出手段付カテーテルは例えば熱希釈法に使用
され、その場合、温度検出手段付カテーテル10は肘静
脈または大腿静脈よりバルーンを膨らませて血流に乗せ
て第3図に示すように心臓18の右肩19および若室2
oを経て肺動脈21にまで挿入される。この状態で、氷
水等で一定の温度に冷却された指示液をルーメン13を
用いてその注入口22より右肩19内へ注入液の温度変
化がないよう素早く注入する。注入r322より注入さ
れた指示液は右肩19から右室2o、肺動脈21へ拡散
する。カテーテルloの先端部に設けられた温度検出部
23において指示液注入前後の温度変化を測定し、所要
のデータを得る。
このように温度検出手段付カテーテルは心臓、血管に挿
入して使用されるものであり、カテーテル表面がなめら
かでないと、血管、心Iil壁を傷つけることがあり、
また血管内に留置して使用する場合には血栓を生じさせ
るおそれがある。従って、この種カテーテルに限らず、
成型物の表面は加工後においても平滑にしておくことが
重要であることがわかる。
カテーテルの構成材料は塩化ビニル樹脂、ポリエチレン
、テトラフルオロエチレン等の樹脂にオキシ炭酸ビスマ
ス、酸化ビスマス等を配合したものなどが使用され、充
填剤はアルミナ(A1203 ) 、炭化ケイ素(Si
C) 、 チy化ホウ素(BN )等をフィラーとして
熱伝導を向上させるために含有したエポキシ樹脂、シリ
コン樹脂などが使用される。
このような構成材料の成型物の穴、溝などに充填された
充填剤の盛り上り部分は、本発明においては成型物の表
面と面一になるように処理加工する。この処理加工に用
いる加工具30の一例を第4図に示す、第4図に示すも
のは上述したカテーテルの表面処理用のもので、第4a
図および第4b図に示す加工具30の本体31は、加工
処理すべき成′型物の外表面に対応するプロフィール、
すなわち、加工すべき成型物の外表面が平面であれば平
面の、曲面であれば曲面のプロフィールを有するように
するのが加工上好便である。そして、力U工具本体31
の移動方向の一方の端面には、第4a図の例では傾斜面
により形成したブレード32、第4b図の例では薄肉部
で構成したブレード33が形成され、いずれのブレード
32.33にも成型物表面より突出する充填剤を研削す
るためのエツジ34を形成する。この種加工具30によ
り成型物表面より突出する充填剤を研削する。そして研
削された後、充填剤は硬化され、充填剤表面は平滑な自
由表面となる。
第5図には#14図に示すものと同様の機能を果す他の
構成の加工具30を用い、そのブレード32の工?ジ3
4により、成型物であるカテーテルlOの孔16に注入
された充填剤17の盛り上り表面を、矢印34の方向に
研削している状態を示す、これにより、カテーテル表面
上の充填剤の盛り上り部はカテーテルlOの曲面と同じ
曲面をなすよう鋭利に切除され、そして、充填剤が硬化
されるので、カテーテルlOは充填剤加工を行った後も
、加工以前と同様の平滑な表面を有するようになる。
なお、加工具の材料は、!型物上を移動させる際に変形
を生じないような剛性−を持っもの、例えば金属ではス
テンレス、鉄、銅、黄銅、アルミニウムなど、合成樹脂
ではポリアセタール樹脂、ABS樹脂、テトラフルオロ
エチレン樹脂などが望ましい。
■8発明の具体的作用 本発明においては、カテーテルに温度測定用素子などの
埋め込みを行うために、成型物に孔をあけ、この孔の充
填剤注入により充填の際、成型物の表面に充填剤が盛り
上るように充填すれば良い、この盛り上り充填剤部分は
鋭利なエツジを有するブレード付加工具により成型物表
面の一部をなすように切除され、硬化される。これによ
り、成型物の表面は穴、溝などが加工以前より形成され
て存在していても、後処理加工である充填剤の切削加工
により、成型物表面と充填剤表面とは同一の平面または
曲面を有するよう加工され、その後硬化するので、品質
のすぐれたカテーテル等の成型物を得ることができる。
■0発明の具体的効果 本発明の製造方法によれば、従来の手操作あるいは機械
的操作による成型物表面処理工程の製造方法に比べて、
以下に述べるような多くの利点を有する。
(1)本発明においては、成型物の穴、溝等に充填され
る充填剤は後処理により成型物表面から突出するような
不要部分は切除されるから、手操作あるいは機械操作に
より充填剤を充填する場合にも、精密な充填が必要では
なく、穴、溝等に過剰量の充填剤を注入するだけで良い
、すなわち、充填剤の注入に際しては、充填量の精密な
管理は必要でなくなり、従来量も厳しい管理あるいは作
業工程が極めて簡素化され、作業工具も簡単で、作業時
間も大幅に短縮される。
(2)成型物の穴、溝等に充填された充填剤は硬化前、
不要な盛り上り部分はその成型物の外表面に対応する形
状を有するスライド加工具により切除されるから、切除
加工された成型物表面は充填加工部分が存在しても、充
填加工部分もあたかも成型物表面であるかのように、両
者間の境界が識別されるようなことはない程平滑な自由
表面が得られ、特に血管等に挿入して使用されるような
成型物であっても、血管を傷つけたり、n栓を生ぜしめ
るような恐れは全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図はカテーテルの穴を充填剤で注入補修した状態を
示す断面図、第2図は温度検出手段付カテーテルの先端
検温部の断面図、第3図は第2図に示すカテーテルの右
心系の熱希釈法への適用例を示す線図、第4図は成型物
の充填剤注入加工表面を平滑化補修するのに画用いる加
工具の斜視図、第5図は第4図に示す加工具と同様の加
工具により成型物の充填剤注入加工表面を平滑化してい
る状態を示す斜視図である。 符号の説明 l・・・成型物、2・・・穴、3・・・充填剤、4・・
・成型物表面、506・・・充填剤表面、lO・・・温
度検出手段付カテーテル、11・・・温度検出素子、1
2・13・・・ルーメン、14・・・外壁、15・・・
隔壁、16・・・孔、17・・・充填剤、18・・・心
臓、19・・・右肩、20・・・右室、21・・・肺動
脈、22・・・注入口、23・・・温度検出部、30・
・・加工具、31・・・本体、32・33・・・ブレー
ド、34・・・エッジ 18 相図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カテーテル本体を該カテーテル本体内に温度検出
    手段を有する温度検出手段付カテーテルの製造方法にお
    いて、少なくとも2つのルーメンを有するカテーテル本
    体を成形し、該カテーテル本体の側壁に第1の側孔を、
    そして該側孔より離れた位置の側壁に第2の側孔を穿設
    し、前記第1の側孔を有するルーメン内に、温度検出素
    子と該素子に接続されたリード線とからなる温度検出手
    段を前記温度検出素子が前記第1の側孔付近にくるよう
    に挿入し、次に、前記第1の側孔より前記温度検出素子
    を包囲し、さらに、該第1の側孔よりややあふれる程度
    に前記ルーメン内に充填剤を注入し、そして、該充填剤
    が硬化する前に、前記第1の側孔付近のカテーテル本体
    の表面形状にほぼ対応する表面形状を有する加工具で前
    記第1の側孔よりあふれた充填剤を除去させた後、該充
    填剤を硬化させることを特徴とする温度検出手段付カテ
    ーテルの製造方法。
  2. (2)前記充填剤は、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂の
    いずれかである特許請求の範囲第1項記載の温度検出手
    段付カテーテルの製造方法。
JP58231081A 1983-12-07 1983-12-07 温度検出手段付カテ−テルの製造方法 Granted JPS60122572A (ja)

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JPS646785B2 JPS646785B2 (ja) 1989-02-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59225071A (ja) * 1983-06-03 1984-12-18 日本シヤ−ウツド株式会社 カテ−テル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59225071A (ja) * 1983-06-03 1984-12-18 日本シヤ−ウツド株式会社 カテ−テル
JPH0375183B2 (ja) * 1983-06-03 1991-11-29

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