JP2595587B2 - 射出成形装置 - Google Patents
射出成形装置Info
- Publication number
- JP2595587B2 JP2595587B2 JP62303406A JP30340687A JP2595587B2 JP 2595587 B2 JP2595587 B2 JP 2595587B2 JP 62303406 A JP62303406 A JP 62303406A JP 30340687 A JP30340687 A JP 30340687A JP 2595587 B2 JP2595587 B2 JP 2595587B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat
- gate
- injection molding
- synthetic resin
- molded product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は射出成形装置に関し、特に平板状の成形品の
成形に好適のものである。
成形に好適のものである。
本発明は平板状の成形品の合成樹脂注入側の平面部か
ら下端部にかけて浅い窪みの凹部と、その凹部内にL字
状段差部を設け、凹部とL字状段差部との境界部にサブ
マリンゲートを設けたた射出成形装置である。
ら下端部にかけて浅い窪みの凹部と、その凹部内にL字
状段差部を設け、凹部とL字状段差部との境界部にサブ
マリンゲートを設けたた射出成形装置である。
従来の平板状の成形品の射出成形装置は、第2図に示
すように成形品の上端部7に設けたフィルムゲート6に
より射出成形を行っていた。
すように成形品の上端部7に設けたフィルムゲート6に
より射出成形を行っていた。
従来のフィルムゲート6の場合、成形後上端部7にゲ
ート残りが生じ削り落としに余分の工数を必要とした。
ゲート残りの対策としては第3図イに示すように合成樹
脂注入側の平面部3から下端部4にかけて浅い窪みの凹
部5を設け、そこにゲート残りの非常に少ないサブマリ
ンゲート1を設ける方法もあるが、この場合第3図ロに
示すように、注入された溶融状態の合成樹脂が成形品の
表面側の金型に直接当たり、サブマリンゲート1の対面
側近傍で急冷されてフローマーク8を生じ、フローマー
ク8が成形品の表面にあらわれるので商品価値を損なう
ことになる。
ート残りが生じ削り落としに余分の工数を必要とした。
ゲート残りの対策としては第3図イに示すように合成樹
脂注入側の平面部3から下端部4にかけて浅い窪みの凹
部5を設け、そこにゲート残りの非常に少ないサブマリ
ンゲート1を設ける方法もあるが、この場合第3図ロに
示すように、注入された溶融状態の合成樹脂が成形品の
表面側の金型に直接当たり、サブマリンゲート1の対面
側近傍で急冷されてフローマーク8を生じ、フローマー
ク8が成形品の表面にあらわれるので商品価値を損なう
ことになる。
本発明は第1図イ、ロに示すように成形品の合成樹脂
注入側の平面部3に、平面部3から下端部4にかけて浅
い窪みの凹部5と、その凹部内にL字状段差部2を設
け、そのL字状段差部2と凹部5との境界部にサブマリ
ンゲート1を設ける。
注入側の平面部3に、平面部3から下端部4にかけて浅
い窪みの凹部5と、その凹部内にL字状段差部2を設
け、そのL字状段差部2と凹部5との境界部にサブマリ
ンゲート1を設ける。
本発明によれば、成形時サブマリンゲート出口で注入
された合成樹脂はL字状段差部により直進を遮られ、成
形品の表面側の金形に直接当たることはない、またゲー
ト出口はL字上段差部と凹部の境界部に設けられている
ため出口断面が狭められ、そこを通り抜ける合成樹脂は
摩擦熱を発生し温度が上昇するので、サブマリンゲート
の対面側で急冷されても温度降下が抑えられフローマー
クが発生しない。
された合成樹脂はL字状段差部により直進を遮られ、成
形品の表面側の金形に直接当たることはない、またゲー
ト出口はL字上段差部と凹部の境界部に設けられている
ため出口断面が狭められ、そこを通り抜ける合成樹脂は
摩擦熱を発生し温度が上昇するので、サブマリンゲート
の対面側で急冷されても温度降下が抑えられフローマー
クが発生しない。
第1図イは本発明の一実施例の斜視図、ロは断面図で
ある。第1図イ、ロに示すように成形品の合成樹脂注入
側の平面部3に、平面部から下端部4にかけて浅い窪み
の凹部5と、その凹部5にL字状段差部2を設け、L字
状段差部2と凹部5との境界部にサブマリンゲート1を
設ける。
ある。第1図イ、ロに示すように成形品の合成樹脂注入
側の平面部3に、平面部から下端部4にかけて浅い窪み
の凹部5と、その凹部5にL字状段差部2を設け、L字
状段差部2と凹部5との境界部にサブマリンゲート1を
設ける。
本発明によればサブマリンゲートを使用することによ
りフィルムゲートで問題になったゲート残りを解消でき
る。またサブマリンゲートから注入された合成樹脂は、
フローマークの発生を抑えることができるので、成形品
の表面が美くしく商品価値を向上させるこができる。
りフィルムゲートで問題になったゲート残りを解消でき
る。またサブマリンゲートから注入された合成樹脂は、
フローマークの発生を抑えることができるので、成形品
の表面が美くしく商品価値を向上させるこができる。
第1図イは本発明の斜視図、ロは断面図、第2図は従来
例の一例の斜視図、第3図イは従来例の別の例の斜視
図、ロは正面図である。 1……サブマリンゲート 2……L字状段差部 3……平面部 4……下端部 5……凹部 6……フィルムゲート 7……上端部 8……フローマーク
例の一例の斜視図、第3図イは従来例の別の例の斜視
図、ロは正面図である。 1……サブマリンゲート 2……L字状段差部 3……平面部 4……下端部 5……凹部 6……フィルムゲート 7……上端部 8……フローマーク
Claims (1)
- 【請求項1】平板状の成形品を成形する装置において、
成形品の合成樹脂注入側の平面部に、平面部から下端部
にかけて浅い窪みの凹部と、その凹部内にL字状段差部
を形成し、前記凹部と前記L字状段差部との境界部に、
合成樹脂注入ゲートを設けたことを特徴とする射出成形
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62303406A JP2595587B2 (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 射出成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62303406A JP2595587B2 (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 射出成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01146714A JPH01146714A (ja) | 1989-06-08 |
JP2595587B2 true JP2595587B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=17920640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62303406A Expired - Lifetime JP2595587B2 (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 射出成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595587B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6113962B2 (ja) * | 2012-04-10 | 2017-04-12 | シャープ株式会社 | 樹脂パネル及びそれを備えた空気調和機 |
JP6204620B2 (ja) * | 2017-03-03 | 2017-09-27 | シャープ株式会社 | 樹脂パネル及びそれを備えた空気調和機 |
JP6239804B2 (ja) * | 2017-08-31 | 2017-11-29 | シャープ株式会社 | 樹脂パネル及びそれを備えた空気調和機 |
JP6345859B2 (ja) * | 2017-11-01 | 2018-06-20 | シャープ株式会社 | 樹脂パネル及びそれを備えた空気調和機 |
CN111361098B (zh) * | 2020-03-16 | 2022-02-01 | 李金国 | 自扰流注塑模具浇注系统 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5999273U (ja) * | 1982-12-21 | 1984-07-05 | ティーディーケイ株式会社 | 磁気テ−プカセツト |
-
1987
- 1987-12-02 JP JP62303406A patent/JP2595587B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01146714A (ja) | 1989-06-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |