JPH0375183B2 - - Google Patents

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JPH0375183B2
JPH0375183B2 JP58099009A JP9900983A JPH0375183B2 JP H0375183 B2 JPH0375183 B2 JP H0375183B2 JP 58099009 A JP58099009 A JP 58099009A JP 9900983 A JP9900983 A JP 9900983A JP H0375183 B2 JPH0375183 B2 JP H0375183B2
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JP
Japan
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tube body
lumen
obturator
side hole
occluded
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JP58099009A
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JPS59225071A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、体腔あるいは体内に留置される複
数の内腔構造からなるカテーテルに関する。
一般に、この種のカテーテルは、薬剤、栄養液
あるいは輸血の注入、血液の採取及び圧力の測定
などに利用され、体腔あるいは体内に留置するに
あたつては、チユーブ状の先端部側に開口した側
孔の位置を所定の部位に正しく設置させることが
肝要である。
従来、カテーテルの留置位置を把握する手段と
しては、チユーブ体にレントゲン造影部分を形成
することにより、チユーブ体の体腔または体内へ
の挿入深度をレントゲン撮影によつて確認し得る
ように構成してなるものが知られているが、この
種の手段では、チユーブ体の全体をレントゲン造
影性材料で形成したり、レントゲン造影性材料を
軸方向の全長に亘つて線条に形成したり、あるい
はチユーブ体の最先端部のみにレントゲン造影性
材料を埋設したりなどしているに過ぎないことか
ら、側孔の位置を設定するには、予めチユーブ体
の最先端部から各々の内腔に連通する側孔までの
距離を測つておき、体腔または体内留置状態で撮
影したレントゲン像を基に側孔の位置を推定する
しかないめ、チユーブ体が曲がつていたり、ある
いは側孔の位置に測定誤差があつたりすると、側
孔を所定の部位に正しく位置させることができ
ず、治療効果を低下させたり、正確な診断を行な
うことができないなど、種々の不都合が生じてい
た。
この発明は、上記した従来の欠点を解消するこ
とを目的としたもので、その要旨とするところ
は、隔壁で軸方向に平行に区画形成された複数の
内腔を有し、かつ該各々の内腔の少なくとも1つ
の内腔の先端部を閉塞してなるチユーブ体からな
り、該チユーブ体の先端部側の周側面に前記閉塞
内腔と連通する側孔を軸方向に沿つて少なくとも
1個以上開口させるとともに、該閉塞内腔の側孔
よりも先端側の位置に栓子を側孔に隣接させて装
着し、その内腔の最先端側以降を閉塞してなり構
成を有するカテーテルにおいて、該栓子をレント
ゲン造影性材料で形成したことを特徴とするもの
である。
以下、この発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図及び第2図は、この発明に係るカテーテ
ルの第1実施例を示すもので、図中1は例えば塩
化ビニル等の可撓性を有する合成樹脂からなるチ
ユーブ体である。
該チユーブ体1は、先端部2aを開口させた貫
通主腔2と、該貫通主腔2と隔壁3を介して軸方
向に沿つて平行に区画形成された複数の副腔4,
5とからなる内腔構造を有し、該各々の副腔4,
5の先端部4a,5aは閉塞されている。
そして、図中6,7は前記チユーブ体1の先端
部1a側の周側面に前記各々の副腔4,5とを連
通させて軸方向に沿つて複数個開口させた側孔
で、その各々の開口位置は前記チユーブ体先端部
から軸方向に異なる距離L1,L2を隔てて段階的
に設けられている。
さらに、図中8,9は前記副腔4,5の先端部
側途上を閉塞する栓子で、硫酸バリウム、酸化ジ
コルニウムあるいは酸化ビスマス等の粉体を合成
樹脂材料に混練したりまたは金属あるいは金属を
合成樹脂で被覆してなるレントゲン造影性材料か
らなつている。これら各々の栓子8,9は、前記
副腔(閉塞内腔)4,5に開口形成した各々の側
孔6,7よりもチユーブ体先端側の位置に、各々
の側孔6,7に隣接させて挿着され、その副腔
4,6の最先端側以降を閉塞してなる構成を有す
る。
また、図中10,11,12は、前記チユーブ
体1の手元側端部1bに開口する貫通主腔2及び
副腔4,5の各々の開口端部にそれぞれ接続した
注入管で、その各々の自由端部には、注液装置
(図示せず)に接続されるコネクター13,14,
15が装着されている。
さらに、第3図はこの発明に係るカテーテルの
第2実施例を示すもので、上記第1実施例におけ
るチユーブ体1の一方の副腔4に、例えば圧力側
定用のセンサー16を挿入して栓子8と隣接する
側孔6に臨ませ、そのリード線17をチユーブ体
1の手元側端部1bから外部に導出させてなる構
成を有するものである。
この発明は、以上説明したように、複数の内腔
を有するチユーブ体からなるカテーテルにおい
て、チユーブ体の先端部側途上に各々の内腔を閉
塞する栓子を挿着し、該栓子に隣接させて各々の
内腔と連通する側孔を開口させるとともに、該栓
子をレントゲン造影性材料で形成したことから、
体腔または体内に留置するに際し、栓子の位置が
レントゲン像によつて明確に把握することがで
き、これによつて該栓子に隣接する側孔あるいは
側孔に臨むセンサーの位置を容易に確認すること
ができるため、従来構造のものと比較して所望の
部位に側孔やセンサーを正確に留置することがで
き、治療効果の向上及びより正確な診断を行なう
ことができるなど、実用性にすぐれた効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るカテーテルの第1実施
例を示す要部拡大断面説明図、第2図は同じく第
1図−線における拡大断面図、第3図はこの
発明に係る第2実施例を示す要部拡大断面説明図
である。 1……チユーブ体、1a……先端部、1b……
手元側端部、2……貫通主腔、2a……開口先端
部、3……隔壁、4,5……副腔、4a,5a…
…閉塞先端部、6,7……側孔、8,9……栓
子、10,11,12……注入管、13,14,
15……コネクター、16……センサー、17…
…リード線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 隔壁で軸方向に平行に区画形成された複数の
    内腔を有し、かつ該各々内腔の少なくとも1つの
    内腔の先端部を閉塞してなりチユーブ体からな
    り、該チユーブ体の先端部側の周側面に前記閉塞
    内腔と連通する側孔を軸方向に沿つて少なくとも
    1個以上開口させるとともに、該閉塞内腔の側孔
    よりも先端側の位置に栓子を側孔に隣接させて挿
    着し、その内腔の最先端側以降を閉塞してなる構
    成を有するカテーテルにおいて、 該栓子をレントゲン造影性材料で形成したこと
    を特徴とするカテーテル。 2 チユーブ体の一つの閉塞内腔に開口させた側
    孔に、センサーを栓子と隣接させて臨ませたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のカテ
    ーテル。
JP58099009A 1983-06-03 1983-06-03 カテ−テル Granted JPS59225071A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58099009A JPS59225071A (ja) 1983-06-03 1983-06-03 カテ−テル

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JP58099009A JPS59225071A (ja) 1983-06-03 1983-06-03 カテ−テル

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Publication Number Publication Date
JPS59225071A JPS59225071A (ja) 1984-12-18
JPH0375183B2 true JPH0375183B2 (ja) 1991-11-29

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ID=14235075

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JPH0640901B2 (ja) * 1985-09-03 1994-06-01 オリンパス光学工業株式会社 マルチル−メンチユ−ブ
JPH0239464Y2 (ja) * 1985-12-31 1990-10-23
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Family Cites Families (1)

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JPS59225071A (ja) 1984-12-18

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