JPH0337632Y2 - - Google Patents
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- JPH0337632Y2 JPH0337632Y2 JP7173983U JP7173983U JPH0337632Y2 JP H0337632 Y2 JPH0337632 Y2 JP H0337632Y2 JP 7173983 U JP7173983 U JP 7173983U JP 7173983 U JP7173983 U JP 7173983U JP H0337632 Y2 JPH0337632 Y2 JP H0337632Y2
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- catheter
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は体腔に薬液投与、潅流、体液ドレナー
ジなどを目的として、比較的長期にわたりカテー
テルを留置する際に起こるチユーブの閉塞を防止
し得るようにした、体腔内留置に適したカテーテ
ルに関する。
ジなどを目的として、比較的長期にわたりカテー
テルを留置する際に起こるチユーブの閉塞を防止
し得るようにした、体腔内留置に適したカテーテ
ルに関する。
体腔内にカテーテルを長期留置する治療手段、
例えば、癌性腹膜炎に対する抗癌剤投与、腎機能
低下に対する膜透析、脳室圧亢進症に対する脳髄
液ドレナージなどにおいて、体腔内での薬液投与
域、ドレナージ液を広範囲に確保する目的で、カ
テーテル先端部のチユーブ側壁に種々の大きさの
側孔を開けることが行われる。
例えば、癌性腹膜炎に対する抗癌剤投与、腎機能
低下に対する膜透析、脳室圧亢進症に対する脳髄
液ドレナージなどにおいて、体腔内での薬液投与
域、ドレナージ液を広範囲に確保する目的で、カ
テーテル先端部のチユーブ側壁に種々の大きさの
側孔を開けることが行われる。
しかしながら、凝固血塊、脈絡叢、組織細胞
片、フイブリンなどが側孔からチユーブ内腔に迷
入し、留置カテーテルを閉塞せしめ、使用不可能
になる場合がある。
片、フイブリンなどが側孔からチユーブ内腔に迷
入し、留置カテーテルを閉塞せしめ、使用不可能
になる場合がある。
このような長期留置カテーテルの閉塞防止とし
て、従来から種々の方策が提案されているが、未
だ満足とは言えない。
て、従来から種々の方策が提案されているが、未
だ満足とは言えない。
この長期留置カテーテルの側孔からの固形物の
迷入、内腔閉塞を防止する方法として、側孔開口
部を二重管構造とし、二重管に囲まれた空間が外
部からの侵入に対し緩衝域となり、直接内腔を閉
塞することを防止する方策がある。二重管構造と
して、例えば (i) ストレートなカテーテルチユーブ内部に、細
径な内管を挿入固定し、内外管に側孔を設ける
方法。
迷入、内腔閉塞を防止する方法として、側孔開口
部を二重管構造とし、二重管に囲まれた空間が外
部からの侵入に対し緩衝域となり、直接内腔を閉
塞することを防止する方策がある。二重管構造と
して、例えば (i) ストレートなカテーテルチユーブ内部に、細
径な内管を挿入固定し、内外管に側孔を設ける
方法。
(ii) ストレートなカテーテルチユーブの側孔部に
側孔を有する大径のチユーブを外装する方法。
側孔を有する大径のチユーブを外装する方法。
の2方法が知られているが、使用に際しては種々
の問題があり満足するものは得られていない。
の問題があり満足するものは得られていない。
(i)の方法ではストレートなカテーテルチユーブ
内部に内管をもつ構造上、二重管に囲まれた緩衝
空間は外管、内管のチユーブ径、特に外管径に規
制され、送入物の種類、量により大きな空間が必
要とされる場合、カテーテル径を大きく取らざる
を得ない。その結果カテーテルの体表固定部で患
者が感じる苦痛は必要以上のものとなる。
内部に内管をもつ構造上、二重管に囲まれた緩衝
空間は外管、内管のチユーブ径、特に外管径に規
制され、送入物の種類、量により大きな空間が必
要とされる場合、カテーテル径を大きく取らざる
を得ない。その結果カテーテルの体表固定部で患
者が感じる苦痛は必要以上のものとなる。
また、(ii)の方法ではストレートなカテーテルチ
ユーブに外装チユーブ両端を固定する際、断端で
カテーテル外径に段差が生じ、治療終了後、カテ
ーテルの抜去時に体表貫通口が細いため引抜き抵
抗が増し、抜去不可能となり重大なトラブルとな
りうる。
ユーブに外装チユーブ両端を固定する際、断端で
カテーテル外径に段差が生じ、治療終了後、カテ
ーテルの抜去時に体表貫通口が細いため引抜き抵
抗が増し、抜去不可能となり重大なトラブルとな
りうる。
本考案はこれらの欠点を克服するために種々検
討の結果なされたもので、チユーブ内腔が閉塞さ
れることを防止するとともに、抜去時のトラブル
発生を解決し、患者に与える苦痛を軽減する体腔
内長期留置に適したカテーテル提供することを目
的とする。
討の結果なされたもので、チユーブ内腔が閉塞さ
れることを防止するとともに、抜去時のトラブル
発生を解決し、患者に与える苦痛を軽減する体腔
内長期留置に適したカテーテル提供することを目
的とする。
即ち、本考案は先端部が本体に比し大径であ
り、内部には流体流通路、先端大径部には該流通
路と外部が連通する側孔を有し、先端及び基部が
開口しているカテーテルであつて、先端大径部か
ら本体へは次第に細径化するテーパー形状をな
し、先端大径部には側孔を有するとともに、外壁
に突起を有する内管チユーブを内部の流通路に具
備し、内管チユーブ先端部とカテーテル先端部の
間は封止されて、二重管構造をなしていることを
特徴とする体腔内長期留置に適したカテーテルを
提供するものである。
り、内部には流体流通路、先端大径部には該流通
路と外部が連通する側孔を有し、先端及び基部が
開口しているカテーテルであつて、先端大径部か
ら本体へは次第に細径化するテーパー形状をな
し、先端大径部には側孔を有するとともに、外壁
に突起を有する内管チユーブを内部の流通路に具
備し、内管チユーブ先端部とカテーテル先端部の
間は封止されて、二重管構造をなしていることを
特徴とする体腔内長期留置に適したカテーテルを
提供するものである。
以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
る。
第1図は本考案に係わる体腔内留置カテーテル
の全体図を示すものであつて、カテーテルは本体
ストレート部1と先端大径部5とが異径であり、
その間はテーパー部3で滑らかに径が変化してい
る。第2図に示すように先端大径部5の内部に
は、内管チユーブ9が挿入された二重管構造とな
り、先端封止部7で先端大径部5と内管チユーブ
9とが一体化されている。内管チユーブ9の外壁
には、第3図に示すように突起状のリブ11を長
軸方向に配しており、液体流通路15はテーパー
部3内で内管液体流通路19と側孔緩衝空間17
と流通するとともに、内管チユーブ9のリブ11
とリブの谷間に開口した内管側孔21と先端大径
部5に開口したカテーテル側孔23を介して流通
している。また、液体流通路15は基部25及び
先端口で開口連通している。
の全体図を示すものであつて、カテーテルは本体
ストレート部1と先端大径部5とが異径であり、
その間はテーパー部3で滑らかに径が変化してい
る。第2図に示すように先端大径部5の内部に
は、内管チユーブ9が挿入された二重管構造とな
り、先端封止部7で先端大径部5と内管チユーブ
9とが一体化されている。内管チユーブ9の外壁
には、第3図に示すように突起状のリブ11を長
軸方向に配しており、液体流通路15はテーパー
部3内で内管液体流通路19と側孔緩衝空間17
と流通するとともに、内管チユーブ9のリブ11
とリブの谷間に開口した内管側孔21と先端大径
部5に開口したカテーテル側孔23を介して流通
している。また、液体流通路15は基部25及び
先端口で開口連通している。
また、本体ストレート部1の途中には、テーパ
ー部3の後方にカフストツパー13を有してい
る。
ー部3の後方にカフストツパー13を有してい
る。
なお、本実施例では、内管チユーブ9外壁に設
けたリブ11は、第3図に示すように管軸に平行
に連なつた突起が等間隔で8本設けてあるが、該
リブ構造は内管チユーブの外壁に突起状物を設け
ておればよく、好ましくは本実施例のように管軸
に平行に連続或いは断続的に2本以上設けておれ
ばよく、更に好ましくは等間隔に4本以上設け
る。また、管軸に対してラセン状に連続或いは断
続的に1本以上設けてよく、或いは管軸に対して
直角で軸全周にわたつて連続或いは断続的に管軸
方向に2個以上設けてもよい。
けたリブ11は、第3図に示すように管軸に平行
に連なつた突起が等間隔で8本設けてあるが、該
リブ構造は内管チユーブの外壁に突起状物を設け
ておればよく、好ましくは本実施例のように管軸
に平行に連続或いは断続的に2本以上設けておれ
ばよく、更に好ましくは等間隔に4本以上設け
る。また、管軸に対してラセン状に連続或いは断
続的に1本以上設けてよく、或いは管軸に対して
直角で軸全周にわたつて連続或いは断続的に管軸
方向に2個以上設けてもよい。
以上のように内管チユーブ9外壁に設けるリブ
11は体腔内留置状態で外力により側孔緩衝空間
17が変形、閉塞することを防止し得る形状、分
布を備えておれば本考案の目的を満足する。即
ち、1種以上の形状の杆状、或いは球状の突起が
内管チユーブ9外壁に、均一或いは不均一に分布
したものでも適宜選択される。
11は体腔内留置状態で外力により側孔緩衝空間
17が変形、閉塞することを防止し得る形状、分
布を備えておれば本考案の目的を満足する。即
ち、1種以上の形状の杆状、或いは球状の突起が
内管チユーブ9外壁に、均一或いは不均一に分布
したものでも適宜選択される。
内管チユーブ9の長さは、カテーテルチユーブ
の先端大径部5の途中或いは終了端迄でもよい
が、好ましくは本実施例の第2図に示すように、
テーパー部3内部に入り込む長さを持つておれ
ば、テーパー部3が体腔留置時、外力により変
形、閉塞するのを防止する保持構造を具する意味
からもよい。また、内管チユーブ9は先端封止部
7より先端大径部5内側に突出する形で固定され
ることがよいが、前述のテーパー部3内部に内管
チユーブ9が入り込んだ形の場合、内壁に接着固
定してもよいが、好ましくは第2図に示すように
接着せず、液体流通路15、側孔緩衝空間17、
内管液体流通路19が連通できるともに、カテー
テル抜去時のテーパー部変形を容易にするため
に、融通性をもたす意味でも自由にしておくこと
が望ましい。
の先端大径部5の途中或いは終了端迄でもよい
が、好ましくは本実施例の第2図に示すように、
テーパー部3内部に入り込む長さを持つておれ
ば、テーパー部3が体腔留置時、外力により変
形、閉塞するのを防止する保持構造を具する意味
からもよい。また、内管チユーブ9は先端封止部
7より先端大径部5内側に突出する形で固定され
ることがよいが、前述のテーパー部3内部に内管
チユーブ9が入り込んだ形の場合、内壁に接着固
定してもよいが、好ましくは第2図に示すように
接着せず、液体流通路15、側孔緩衝空間17、
内管液体流通路19が連通できるともに、カテー
テル抜去時のテーパー部変形を容易にするため
に、融通性をもたす意味でも自由にしておくこと
が望ましい。
例えば、腹腔内留置する場合、カテーテルの本
体ストレート部1は3〜6φmm、大形部5は5〜
12φmmの寸法が好ましく、それらを連通するテー
パー部3は20〜70mmの長さで細径化する滑らかさ
が要求される。また、二重管構造をとつた先端大
径部5内部の肉厚は、内管チユーブ9、リブ1
1、先端大径部5ともに0.2〜1.0mm以下が体内留
置に適した柔軟性を具するために好ましい。
体ストレート部1は3〜6φmm、大形部5は5〜
12φmmの寸法が好ましく、それらを連通するテー
パー部3は20〜70mmの長さで細径化する滑らかさ
が要求される。また、二重管構造をとつた先端大
径部5内部の肉厚は、内管チユーブ9、リブ1
1、先端大径部5ともに0.2〜1.0mm以下が体内留
置に適した柔軟性を具するために好ましい。
カテーテル先端口27付近は滑らかに丸め仕上
げが施され、カテーテル側孔23、内管側孔21
は各々0.5〜1.0φmm、1〜3φmm程度に開口される
ことが好ましい。
げが施され、カテーテル側孔23、内管側孔21
は各々0.5〜1.0φmm、1〜3φmm程度に開口される
ことが好ましい。
材質は、例えばシリコーンゴム、ラテツクスゴ
ム、熱可塑性エラストマーなど体内留置により物
性劣化、生体毒性の少ない生体適合性材料であつ
て、適度な弾性と柔軟性をもつたものであれば使
用できる。しかも、使用材料の柔軟性、弾性によ
り内管チユーブ9のリブ11構造の有無、テーパ
ー部3内部への内管チユーブ9の伸長程度を選択
し、カテーテル抜去時の引抜き抵抗の小さな形状
にすることが好ましい。また、X線不透過ライン
は外管チユーブ壁に入れても良く、内管チユーブ
9に入れても良く、用途によつて適宜選択され
る。
ム、熱可塑性エラストマーなど体内留置により物
性劣化、生体毒性の少ない生体適合性材料であつ
て、適度な弾性と柔軟性をもつたものであれば使
用できる。しかも、使用材料の柔軟性、弾性によ
り内管チユーブ9のリブ11構造の有無、テーパ
ー部3内部への内管チユーブ9の伸長程度を選択
し、カテーテル抜去時の引抜き抵抗の小さな形状
にすることが好ましい。また、X線不透過ライン
は外管チユーブ壁に入れても良く、内管チユーブ
9に入れても良く、用途によつて適宜選択され
る。
第1図に示す本体ストレート部1上のカフスト
ツパー13は体表部で縫合固定する際に、体表皮
上に位置し、上下から挟み込むように結紮する固
定法に使用される。
ツパー13は体表部で縫合固定する際に、体表皮
上に位置し、上下から挟み込むように結紮する固
定法に使用される。
また長期留置には基部25に密封蓋の取付け可
能なコネクターを設けることが好ましい。
能なコネクターを設けることが好ましい。
以上述べたように、本考案のカテーテルは先端
側孔部に突起構造を有した内管をもつ二重管構造
を設けてある為、体腔内での固形物迷入によりチ
ユーブ内腔が直接閉塞されることを防止するとと
もに、二重管内緩衝空間17に迷入した固形物が
円周方向に廻り込み、内管の閉塞域の拡張を防止
するとともに、留置中の外管の変形を少なく押さ
えることが出来る。
側孔部に突起構造を有した内管をもつ二重管構造
を設けてある為、体腔内での固形物迷入によりチ
ユーブ内腔が直接閉塞されることを防止するとと
もに、二重管内緩衝空間17に迷入した固形物が
円周方向に廻り込み、内管の閉塞域の拡張を防止
するとともに、留置中の外管の変形を少なく押さ
えることが出来る。
先端大径部がテーパー部で滑らかに細径化して
いるとともに、テーパー部内部構造が比較的融通
性をもつており、カテーテル抜去に際し本体スト
レート部の小径に合つた小さな縫合口より抵抗な
く引抜くことが出来る。従つて本体ストレート部
が細い、即ち縫合口が小さく、留置中に患者に与
える苦痛を押さえた上で留置カテーテルの閉塞防
止効果のある側孔部二重管構造を比較的広範囲に
選択できる。
いるとともに、テーパー部内部構造が比較的融通
性をもつており、カテーテル抜去に際し本体スト
レート部の小径に合つた小さな縫合口より抵抗な
く引抜くことが出来る。従つて本体ストレート部
が細い、即ち縫合口が小さく、留置中に患者に与
える苦痛を押さえた上で留置カテーテルの閉塞防
止効果のある側孔部二重管構造を比較的広範囲に
選択できる。
また逆に、従来ストレートカテーテルに外装チ
ユーブを取付けた方式の欠点であつた抜去時の引
抜きトラブルを解消できたものである。
ユーブを取付けた方式の欠点であつた抜去時の引
抜きトラブルを解消できたものである。
第1図は本考案の一実施例に係わるカテーテル
概略図である。第2図は、第1図のカテーテルの
軸方向横断面図である。第3図は第1図のカテー
テルの先端大径部の縦断面図である。 図中、1……本体ストレート部、3……テーパ
ー部、5……先端大径部、7……先端封止部、9
……内管チユーブ、11……リブ、13……カフ
ストツパー、15……液体流通路、17……側孔
緩衝空間、19……内管液体流通路、21……内
管側孔、23……カテーテル側孔、25……基
部、27……先端口、を示す。
概略図である。第2図は、第1図のカテーテルの
軸方向横断面図である。第3図は第1図のカテー
テルの先端大径部の縦断面図である。 図中、1……本体ストレート部、3……テーパ
ー部、5……先端大径部、7……先端封止部、9
……内管チユーブ、11……リブ、13……カフ
ストツパー、15……液体流通路、17……側孔
緩衝空間、19……内管液体流通路、21……内
管側孔、23……カテーテル側孔、25……基
部、27……先端口、を示す。
Claims (1)
- 先端が本体に比し大径であり、内部に流体流通
路、先端大径部には該流通路と外部が連通する側
孔を有し、先端及び基部が開口しているカテーテ
ルであつて、先端大径部から本体へは次第に細径
化するテーパー形状をなし、先端大径部には側孔
を有するとともに外壁に突起を有する内管チユー
ブを内部の流通路に具備し、内管チユーブ先端部
とカテーテル先端部の間は封止されて、二重管構
造をなしていることを特徴とするカテーテル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7173983U JPS59177445U (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | カテ−テル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7173983U JPS59177445U (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | カテ−テル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59177445U JPS59177445U (ja) | 1984-11-27 |
JPH0337632Y2 true JPH0337632Y2 (ja) | 1991-08-08 |
Family
ID=30201892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7173983U Granted JPS59177445U (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | カテ−テル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59177445U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002503528A (ja) * | 1998-02-24 | 2002-02-05 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | 高流速透析カテーテルおよび関連方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8617117B2 (en) * | 2008-10-08 | 2013-12-31 | Acrostak Corp. | Medical tubing assembly to facilitate tube fixation |
JP2011078456A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-21 | Jms Co Ltd | 栄養カテーテル |
-
1983
- 1983-05-16 JP JP7173983U patent/JPS59177445U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002503528A (ja) * | 1998-02-24 | 2002-02-05 | ボストン サイエンティフィック リミテッド | 高流速透析カテーテルおよび関連方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59177445U (ja) | 1984-11-27 |
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