JPS60121586A - 磁気バブルメモリ素子 - Google Patents
磁気バブルメモリ素子Info
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- JPS60121586A JPS60121586A JP59234912A JP23491284A JPS60121586A JP S60121586 A JPS60121586 A JP S60121586A JP 59234912 A JP59234912 A JP 59234912A JP 23491284 A JP23491284 A JP 23491284A JP S60121586 A JPS60121586 A JP S60121586A
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/02—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
- G11C11/14—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using thin-film elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔発明の利用分野〕
本発明は磁気バブル誠モリ素子に関する。
〔発明の背景〕
一般に、磁気バブルメモリ素子は第1図に示し。
たようか構造を有している。すなわち、磁気バブルを保
持する磁性111il上に、第1の絶縁膜2.導電体パ
ターン3.第2の絶縁膜4.バブル転送や検出&S用い
る軟磁性体パターン5および保i!!!(図示せず)な
どが順次積層して被着されている、このような従来の磁
気バブルメモリ素子においては、上記軟磁性体パターン
5の一部が」1記導電体パターン3と重なる場所におい
て、第1図に示すように段差が生じ、バブル動作特性が
低下する、という欠点がある。すなわち、軟磁性体パタ
ーン5に、第1図に示すような急激な段差が生じると、
この段差によって不都合な磁極が発生し・、転送マージ
ンが大幅1;低下してしまう。このような段差による障
害は、バブル径が小さくなるほど顕著になるので、高密
度磁気バブルメモリ素子を形成するためには、軟磁性体
パターンの段差をなりシ、平坦化することが、ぜひ必要
である。ごとに最近は微細なパターンを形成するために
、導電体パターンはイオンミリングによって形成さA1
.この場合の導電体パターンの側面の傾きは、はぼ80
°にも達するので、上記段差は、ますます大きくなって
し、すう。 このような問題を解決するために、従来(1)5c)G
(スピンオン・グラス、米国エマルジトン社の商品名)
を塗布する方法、(2)光照射による架橋反応を利用し
、て感応性材料を塗布する方法等が提案されている。し
かしながら、(1)の方法では、転送パターン作成時に
目合せ精度が悪くなることと、無機物であるため加水分
解反応により形成膜内に欠陥が生じるなどの問題がある
。(2)の方法では、光照射による硬化膜形成であるの
で、露光、現像の処理が必要である他に、感応性材料が
絶縁nu密着しやすくするためには塗布直後にプリベイ
))する必要があり、さらに、硬化膜形成後の軟磁性体
パターン形成に伴なう高熱によって硬化膜が変形を生じ
ないために現像処理後にポストベイクを行なう必要があ
る等、複数な処理工程が必要になり 多くの工程の間に
精度を悪くするおそれがある、 〔本発明の目的〕 本発明の目的は、従来の磁気バブルメモリ素子の有する
上記問題を解決し、筒嚇な処理によって硬磁性体パター
ンの段差を減少し・、転送マージンの大きな、精度の高
い磁気バブルメモリ素子を提供することである。 〔本発明の概要〕 本発明は、十記目的を達成するために、熱によって架橋
反応を生じる所定の膜厚を有する耐熱性高分子樹脂の熱
硬化膜(以下、単に樹脂膜と記す)を少なくとも上記第
2の絶縁膜として使用し、がつ、電流供給用リード線の
ボンディング部の倉ドには前記第2の絶縁膜が存在しな
い構成とした磁気バブル、メ干り素子に特徴がある。 〔発明の実施例〕 以[;1本発明の詳細な説明する。 第2図は本発明の一実施例を説明するための図であり、
ガーネットwAl上に被着された第1絶縁膜とし、て厚
さ200 nrnのS10?lI!47、および導電体
パターン8と軟磁性体パターン10の間番−介在する第
2の絶縁11g9として、厚す31) On+nノポリ
イミド系樹脂、ここではポリイミド−イソインドロキナ
ゾリンディオン(PoIyimMρ−i qn i n
drnq旧nqZn l ind jon、以下、Pl
lと記す)の熱硬化膜を、それぞれ使用した磁気バブル
メモ11装置の一部所面端造が示されている。(なお、
実際の磁気バブルメモリ装置においては、上記ガーネッ
ト膜1が被着されている基板、ハードバブル抑制膜およ
び保護膜などをそなえているが、これらは本発明とは直
接関係ないので1図面を簡略にし、て理解を容易にする
ため、いずれも図示を省略し・た。) 上記pH膜9は、導電体パターン8を形成し・た後、所
定貝の1)11を溶媒(たとえば、Nメチル2ピロリド
・)とN、Nジメチルアセトアミドの1:1混合液など
)に溶解した液を回転塗布法など番ニよって塗布
持する磁性111il上に、第1の絶縁膜2.導電体パ
ターン3.第2の絶縁膜4.バブル転送や検出&S用い
る軟磁性体パターン5および保i!!!(図示せず)な
どが順次積層して被着されている、このような従来の磁
気バブルメモリ素子においては、上記軟磁性体パターン
5の一部が」1記導電体パターン3と重なる場所におい
て、第1図に示すように段差が生じ、バブル動作特性が
低下する、という欠点がある。すなわち、軟磁性体パタ
ーン5に、第1図に示すような急激な段差が生じると、
この段差によって不都合な磁極が発生し・、転送マージ
ンが大幅1;低下してしまう。このような段差による障
害は、バブル径が小さくなるほど顕著になるので、高密
度磁気バブルメモリ素子を形成するためには、軟磁性体
パターンの段差をなりシ、平坦化することが、ぜひ必要
である。ごとに最近は微細なパターンを形成するために
、導電体パターンはイオンミリングによって形成さA1
.この場合の導電体パターンの側面の傾きは、はぼ80
°にも達するので、上記段差は、ますます大きくなって
し、すう。 このような問題を解決するために、従来(1)5c)G
(スピンオン・グラス、米国エマルジトン社の商品名)
を塗布する方法、(2)光照射による架橋反応を利用し
、て感応性材料を塗布する方法等が提案されている。し
かしながら、(1)の方法では、転送パターン作成時に
目合せ精度が悪くなることと、無機物であるため加水分
解反応により形成膜内に欠陥が生じるなどの問題がある
。(2)の方法では、光照射による硬化膜形成であるの
で、露光、現像の処理が必要である他に、感応性材料が
絶縁nu密着しやすくするためには塗布直後にプリベイ
))する必要があり、さらに、硬化膜形成後の軟磁性体
パターン形成に伴なう高熱によって硬化膜が変形を生じ
ないために現像処理後にポストベイクを行なう必要があ
る等、複数な処理工程が必要になり 多くの工程の間に
精度を悪くするおそれがある、 〔本発明の目的〕 本発明の目的は、従来の磁気バブルメモリ素子の有する
上記問題を解決し、筒嚇な処理によって硬磁性体パター
ンの段差を減少し・、転送マージンの大きな、精度の高
い磁気バブルメモリ素子を提供することである。 〔本発明の概要〕 本発明は、十記目的を達成するために、熱によって架橋
反応を生じる所定の膜厚を有する耐熱性高分子樹脂の熱
硬化膜(以下、単に樹脂膜と記す)を少なくとも上記第
2の絶縁膜として使用し、がつ、電流供給用リード線の
ボンディング部の倉ドには前記第2の絶縁膜が存在しな
い構成とした磁気バブル、メ干り素子に特徴がある。 〔発明の実施例〕 以[;1本発明の詳細な説明する。 第2図は本発明の一実施例を説明するための図であり、
ガーネットwAl上に被着された第1絶縁膜とし、て厚
さ200 nrnのS10?lI!47、および導電体
パターン8と軟磁性体パターン10の間番−介在する第
2の絶縁11g9として、厚す31) On+nノポリ
イミド系樹脂、ここではポリイミド−イソインドロキナ
ゾリンディオン(PoIyimMρ−i qn i n
drnq旧nqZn l ind jon、以下、Pl
lと記す)の熱硬化膜を、それぞれ使用した磁気バブル
メモ11装置の一部所面端造が示されている。(なお、
実際の磁気バブルメモリ装置においては、上記ガーネッ
ト膜1が被着されている基板、ハードバブル抑制膜およ
び保護膜などをそなえているが、これらは本発明とは直
接関係ないので1図面を簡略にし、て理解を容易にする
ため、いずれも図示を省略し・た。) 上記pH膜9は、導電体パターン8を形成し・た後、所
定貝の1)11を溶媒(たとえば、Nメチル2ピロリド
・)とN、Nジメチルアセトアミドの1:1混合液など
)に溶解した液を回転塗布法など番ニよって塗布
【、た
後、熱処理を行なって硬化するごとによって、形成され
る。 得られる1)11膜9の膜厚は)) l 1濃度と回転
卓40−おける回転数じよって、所望のWiさとするこ
とができ、たとえばtIl1度8重景%2回転数3 、
5 Q Q rprnとす狛ば、熱処理後における厚さ
が3001目+1のPll膜は硬化し、磁気バブル“ス
モjl素子の絶縁膜として、十分な特性を有する熱硬化
膜が得られる。 導電体パターン8の厚さはほぼ350nmであるため、
第2の絶縁膜として膜厚が上記Pll膜と同じ300n
mのS i (71を膜を被着すると、第1図に示した
ような急激な段差が生じ、転送マージンが著るしく低−
ドし、てし、まっ。 しかし2.第2の絶縁膜としてPllを用いると、pH
は液体であるため、prIrvA表面の凹凸を減少させ
て平坦になろうとする性質がある。したかっfpzを回
転塗布法によって塗布し・たり、あるいは他の方法によ
って塗布した後、所定時間静置すわば、第2図に示L5
たように、導電体パターン8に起因するpH膜9膜面表
面ける段差は大幅に減少し、て平坦になり、その結果軟
磁性体パターン10の段差も、第1図に示した場合にく
らべて著るし、く減少する。 本発明番コおいて、」1記P I I膜9の膜厚は極め
て重要であるeI)IT膜9の厚さが薄すぎると、段差
を減少させる効果が不十分になり、極端な場合は、導電
体パターン8と軟磁性体パターン+ (1山間の絶縁が
不良になってし、すう。一方、過度に厚くなると、バブ
ルを保持するガーネット膜と軟磁性体パターシ間の距離
が大きくなって、バブルの検出に種々の不都合が生じる
ので、I) l l膜9の膜厚は、所定範囲内にあるこ
とが必要である。 第3図に示すように第1の絶縁膜7および導電体パター
ン8上に膜厚11のP l ’I熱硬化[9を形成し・
た場合、段差部における傾斜角をOとする。 傾斜角Oが小さいほど段差が小さく、磁気バブルス千り
素子とし6て好まし7い、ことは勿論であるが。 第4図に示すように、傾斜角aはpH膜の膜厚11が大
きくなるにしたがって小さくなる。 しかも、第5図に示し、たように、傾斜角Oが大きくな
るとバイアス磁界のマージンは著るしく小さくなってし
、!5.7ごで5バイアス磁界のマージ゛)とは、パブ
ルメ干り素子を正常に動作し得る外部磁界の範囲をいう
5磁気バブルメモリ素子においては、外部磁界は永久磁
石によって印加されるが 温度変動による磁界の変動な
どの理由から、バイアス磁界のマージンは実用上10%
以上であることが必要である。 バイアス磁界のマージンが10%以上になるのは第5図
から明らかなように傾斜角0が40°以下の場合であり
、このような条件は、pHHBO2厚りがlQO+on
以上のときのみであることは、第4図から明らかである
。 L、かも、P11膜9の膜厚11がI(lonm以下に
なると、導電体パターンと軟磁性体パターンの間の絶縁
が不良になるので、この理由からも。 PII[9の膜厚りはIt)Onm以上であることが必
要である。 一方、磁気バブルの存在を検出する検出器は、1】11
11A9の上に配置されるので、磁気バブルを保持する
ガーネット膜と検出器の距離が過大になると検出器の出
力が著るしく低下してしまう。そのため、上記ガーネッ
ト膜と検出器の距離はある一定値以下であることが必要
であり、このため、第1の絶縁膜7と第2の絶縁膜9の
膜厚の和は実用上、14 (10nm以下でなけれけば
ならない。 また、第1の絶縁膜7は、バブルを保持するガーネット
膜の応力を緩和するためには、ある程度厚い膜厚を有す
ることが必要であるが、あまり膜厚が厚すぎるとバブル
を発生するに要する電流が著るしく増加してしまう。こ
のため、第1の絶縁膜)膜厚ハI OO〜400nmの
範囲内になければならず、この膜厚範囲は、第1の絶縁
膜の材質がSin、であっても耐熱性樹脂であっても同
じである、 し・たがって、L記pHll@9の膜厚は最小100旧
r+、?!大1 、 OOl)〜1,300nmである
。 第6図は本発明の他の実施例を示す。本実施例し;おい
ては磁気バブルを保持し得るガーネット膜11上に被着
さ1また第1の絶縁膜(Sin、膜)12の」1記が、
導電体パターン13の上面と一致するので、完全なプレ
ーナ構造となり、その上に第2の絶縁膜日月]膜)14
を被着すれば、軟磁性体パターン15には段差が全く生
じない。 上記第1の絶縁膜12は、まず導電体パターン+3の上
面の厚さまで5jo2を化学蒸着法などによって堆積し
てから、導電体パターン13を形成し1、つぎにSin
、11gを全面に被着した後、」1記導電体パターン1
3上の5in2を、リフトオフ番;よって除去して形成
する。しかし、リフトオフを行なうと、導電体パターン
13の側面と810?膜12の間に空隙が生じることは
避けられない。第2の絶縁膜14としてS +、 02
を使用すると、この空隙を完全に充填することは不ii
f能であるが、PTIを用いれば、塗布の過程において
空隙は完全に充填されるので、完全なプレーナ構造を形
成するために極めて好ましい。 つぎに1本発明におけるポンディングパッドの形成につ
いて説明する。本発明によれば、上記のように1段差が
小さく、動作マージンの大きい磁気バブルメモリ素子が
得られるが、樹脂と810□膜はやや接着性が劣るので
、樹脂との界面からポンディングパッドが剥離する恐が
ある。 ボンディングされるリード線は、磁気バブル発生のため
に導電体パターンへ電流供給したり、磁気バブル検出の
ために検出器のパーマロイに電流供給したり、ゲート駆
動用の電流供給するためにそわぞれ所定の導体パターン
、パーマロイあるいは新たに設けられたAQなどのパッ
ド部分にボンディングされる。樹脂と5jO2WAの接
着性の悪さによって樹脂の界面から導電体パターン、パ
ーマロイまたはポンディングパッドが剥離するのを防止
するためには、リード線のボンディング部の直ドに樹脂
膜が存在しない構造とすることが必要である。第7図a
−eはそのような構造を形成する工程を示し、たちので
ある。 まず、第7図R1;示すように、磁気バブルを保持し、
得るガーネット膜l上に5i(Tl 、pIA22.A
C+。 −Coからなる導電路23.1)II膜24.パーマロ
イ膜25.ホトレジストパターン26を順次被着する。 上記ホトレジストパターン26をマスクとして、第7図
))に示すようにパーマロイII@25をエッチする。 パーマロイ膜25をマスクにして、PrI膜2膜製4ッ
チし、第7図Cに示すように、導電路23およびR10
21IK22(7)一部をnmさせる。 第7図dに示すヨウニ、5LO2ryA26を全面に被
着した後、パーマロイ膜25に達する孔27をあけ、さ
らに周知のホトエツチングによってポンディングパッド
28を形成すれば第7図eに示した構造が得られる。リ
ード線30は、第7図eに示ように、ポンディングパッ
ド28の上でボンディングされる。このボンディング部
の直下にはPHI膜24は存在せず、しがも、パーマロ
イ膜26の段差はPIT膜24によって著しく小さくさ
れているため、極めて信頼性の高い素子が得られる。 なおボンディング部の下に樹#i膜が存在し、ないよう
にするためには第1の絶縁膜22上にpH膜24を形成
した後、通常のホトエツチングによりP11膜24のボ
ンデインク部分、検出器部分およびマスク合わせ用マー
カ部分を除去してもよい・このようにすれば、検出器部
分が除去さAするので、検出器と磁性ガーネット膜の距
離が小さくなり、検出出力が増大するという利点がある
。また、Pfl膜のマスク合わせ用マーカ部分を除去す
ることにより軟磁性体膜に対するホトエツチング時のマ
スク合わせ精度が向上する。すなわち導電体パターンに
よりマスク合わせを行なう際に1ンI′1lvIAが存
在すると、パターンエツジが不明瞭どなり、マスク合わ
せの精度が低下するという問題があるが、」1記方法に
よ、11.ばこのような欠点を防止することができる。 上記説明は9便宜上、熱による硬化を生じる耐熱性高分
子樹脂としてPalを用いた場合について行なったが1
本発明において使用し得る材料が−pHに限定されるも
のでなく、他の耐熱性高分子樹脂を用いてもl) T
Iと同様の効果を奏することができる。 すなわち、磁気バブルメモリ素子(ま作成工程中の温度
が150〜200℃に達するので1本発明し一使用する
樹脂は上記温度に耐え得ることが必要であ11,200
℃の温度で長時間安定な樹脂を、本明細外においては耐
熱性高分子樹脂と記した。 段差を減少させるには樹脂の粘度が2000f’ 11
II以下であることが望ましく、また、硬化時におけ
る割れなどの変形がないことが望まし、<。 また、形成さ第1た膜の絶縁耐圧はI O’ V /
cm以上であることが必要である。 上記条件を満足して1本発明に使用できる耐熱性高分子
樹脂は多くのものがあるが、たとえば上記1)11など
ポリイミド系樹脂以外にも、例えばエポキシ系樹脂、フ
ェノール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド
・イミド系樹脂、ポリボンライミダゾール系樹脂などを
用いることができ、これらの樹脂を二つ以上組合せて用
いてもよい。 〔発明の効果〕 本発明によれば、導電体パターンと軟磁性体との間に耐
熱性高分子樹脂の熱硬化膜を絶縁膜として用いるととも
に、電流供給用り−1−線のボンティング部の直ドに0
8 Ha絶縁1模を存在さぜない構成としたので、軟磁
性体を平坦な面上に形成することができることにより転
送マージンが大きいとともに、リード線をボンディング
されたポンチインクパッド、軟磁性体あるいは導電体パ
ターンが、容易に樹脂から!’I 離されないという効
果がある。
後、熱処理を行なって硬化するごとによって、形成され
る。 得られる1)11膜9の膜厚は)) l 1濃度と回転
卓40−おける回転数じよって、所望のWiさとするこ
とができ、たとえばtIl1度8重景%2回転数3 、
5 Q Q rprnとす狛ば、熱処理後における厚さ
が3001目+1のPll膜は硬化し、磁気バブル“ス
モjl素子の絶縁膜として、十分な特性を有する熱硬化
膜が得られる。 導電体パターン8の厚さはほぼ350nmであるため、
第2の絶縁膜として膜厚が上記Pll膜と同じ300n
mのS i (71を膜を被着すると、第1図に示した
ような急激な段差が生じ、転送マージンが著るしく低−
ドし、てし、まっ。 しかし2.第2の絶縁膜としてPllを用いると、pH
は液体であるため、prIrvA表面の凹凸を減少させ
て平坦になろうとする性質がある。したかっfpzを回
転塗布法によって塗布し・たり、あるいは他の方法によ
って塗布した後、所定時間静置すわば、第2図に示L5
たように、導電体パターン8に起因するpH膜9膜面表
面ける段差は大幅に減少し、て平坦になり、その結果軟
磁性体パターン10の段差も、第1図に示した場合にく
らべて著るし、く減少する。 本発明番コおいて、」1記P I I膜9の膜厚は極め
て重要であるeI)IT膜9の厚さが薄すぎると、段差
を減少させる効果が不十分になり、極端な場合は、導電
体パターン8と軟磁性体パターン+ (1山間の絶縁が
不良になってし、すう。一方、過度に厚くなると、バブ
ルを保持するガーネット膜と軟磁性体パターシ間の距離
が大きくなって、バブルの検出に種々の不都合が生じる
ので、I) l l膜9の膜厚は、所定範囲内にあるこ
とが必要である。 第3図に示すように第1の絶縁膜7および導電体パター
ン8上に膜厚11のP l ’I熱硬化[9を形成し・
た場合、段差部における傾斜角をOとする。 傾斜角Oが小さいほど段差が小さく、磁気バブルス千り
素子とし6て好まし7い、ことは勿論であるが。 第4図に示すように、傾斜角aはpH膜の膜厚11が大
きくなるにしたがって小さくなる。 しかも、第5図に示し、たように、傾斜角Oが大きくな
るとバイアス磁界のマージンは著るしく小さくなってし
、!5.7ごで5バイアス磁界のマージ゛)とは、パブ
ルメ干り素子を正常に動作し得る外部磁界の範囲をいう
5磁気バブルメモリ素子においては、外部磁界は永久磁
石によって印加されるが 温度変動による磁界の変動な
どの理由から、バイアス磁界のマージンは実用上10%
以上であることが必要である。 バイアス磁界のマージンが10%以上になるのは第5図
から明らかなように傾斜角0が40°以下の場合であり
、このような条件は、pHHBO2厚りがlQO+on
以上のときのみであることは、第4図から明らかである
。 L、かも、P11膜9の膜厚11がI(lonm以下に
なると、導電体パターンと軟磁性体パターンの間の絶縁
が不良になるので、この理由からも。 PII[9の膜厚りはIt)Onm以上であることが必
要である。 一方、磁気バブルの存在を検出する検出器は、1】11
11A9の上に配置されるので、磁気バブルを保持する
ガーネット膜と検出器の距離が過大になると検出器の出
力が著るしく低下してしまう。そのため、上記ガーネッ
ト膜と検出器の距離はある一定値以下であることが必要
であり、このため、第1の絶縁膜7と第2の絶縁膜9の
膜厚の和は実用上、14 (10nm以下でなけれけば
ならない。 また、第1の絶縁膜7は、バブルを保持するガーネット
膜の応力を緩和するためには、ある程度厚い膜厚を有す
ることが必要であるが、あまり膜厚が厚すぎるとバブル
を発生するに要する電流が著るしく増加してしまう。こ
のため、第1の絶縁膜)膜厚ハI OO〜400nmの
範囲内になければならず、この膜厚範囲は、第1の絶縁
膜の材質がSin、であっても耐熱性樹脂であっても同
じである、 し・たがって、L記pHll@9の膜厚は最小100旧
r+、?!大1 、 OOl)〜1,300nmである
。 第6図は本発明の他の実施例を示す。本実施例し;おい
ては磁気バブルを保持し得るガーネット膜11上に被着
さ1また第1の絶縁膜(Sin、膜)12の」1記が、
導電体パターン13の上面と一致するので、完全なプレ
ーナ構造となり、その上に第2の絶縁膜日月]膜)14
を被着すれば、軟磁性体パターン15には段差が全く生
じない。 上記第1の絶縁膜12は、まず導電体パターン+3の上
面の厚さまで5jo2を化学蒸着法などによって堆積し
てから、導電体パターン13を形成し1、つぎにSin
、11gを全面に被着した後、」1記導電体パターン1
3上の5in2を、リフトオフ番;よって除去して形成
する。しかし、リフトオフを行なうと、導電体パターン
13の側面と810?膜12の間に空隙が生じることは
避けられない。第2の絶縁膜14としてS +、 02
を使用すると、この空隙を完全に充填することは不ii
f能であるが、PTIを用いれば、塗布の過程において
空隙は完全に充填されるので、完全なプレーナ構造を形
成するために極めて好ましい。 つぎに1本発明におけるポンディングパッドの形成につ
いて説明する。本発明によれば、上記のように1段差が
小さく、動作マージンの大きい磁気バブルメモリ素子が
得られるが、樹脂と810□膜はやや接着性が劣るので
、樹脂との界面からポンディングパッドが剥離する恐が
ある。 ボンディングされるリード線は、磁気バブル発生のため
に導電体パターンへ電流供給したり、磁気バブル検出の
ために検出器のパーマロイに電流供給したり、ゲート駆
動用の電流供給するためにそわぞれ所定の導体パターン
、パーマロイあるいは新たに設けられたAQなどのパッ
ド部分にボンディングされる。樹脂と5jO2WAの接
着性の悪さによって樹脂の界面から導電体パターン、パ
ーマロイまたはポンディングパッドが剥離するのを防止
するためには、リード線のボンディング部の直ドに樹脂
膜が存在しない構造とすることが必要である。第7図a
−eはそのような構造を形成する工程を示し、たちので
ある。 まず、第7図R1;示すように、磁気バブルを保持し、
得るガーネット膜l上に5i(Tl 、pIA22.A
C+。 −Coからなる導電路23.1)II膜24.パーマロ
イ膜25.ホトレジストパターン26を順次被着する。 上記ホトレジストパターン26をマスクとして、第7図
))に示すようにパーマロイII@25をエッチする。 パーマロイ膜25をマスクにして、PrI膜2膜製4ッ
チし、第7図Cに示すように、導電路23およびR10
21IK22(7)一部をnmさせる。 第7図dに示すヨウニ、5LO2ryA26を全面に被
着した後、パーマロイ膜25に達する孔27をあけ、さ
らに周知のホトエツチングによってポンディングパッド
28を形成すれば第7図eに示した構造が得られる。リ
ード線30は、第7図eに示ように、ポンディングパッ
ド28の上でボンディングされる。このボンディング部
の直下にはPHI膜24は存在せず、しがも、パーマロ
イ膜26の段差はPIT膜24によって著しく小さくさ
れているため、極めて信頼性の高い素子が得られる。 なおボンディング部の下に樹#i膜が存在し、ないよう
にするためには第1の絶縁膜22上にpH膜24を形成
した後、通常のホトエツチングによりP11膜24のボ
ンデインク部分、検出器部分およびマスク合わせ用マー
カ部分を除去してもよい・このようにすれば、検出器部
分が除去さAするので、検出器と磁性ガーネット膜の距
離が小さくなり、検出出力が増大するという利点がある
。また、Pfl膜のマスク合わせ用マーカ部分を除去す
ることにより軟磁性体膜に対するホトエツチング時のマ
スク合わせ精度が向上する。すなわち導電体パターンに
よりマスク合わせを行なう際に1ンI′1lvIAが存
在すると、パターンエツジが不明瞭どなり、マスク合わ
せの精度が低下するという問題があるが、」1記方法に
よ、11.ばこのような欠点を防止することができる。 上記説明は9便宜上、熱による硬化を生じる耐熱性高分
子樹脂としてPalを用いた場合について行なったが1
本発明において使用し得る材料が−pHに限定されるも
のでなく、他の耐熱性高分子樹脂を用いてもl) T
Iと同様の効果を奏することができる。 すなわち、磁気バブルメモリ素子(ま作成工程中の温度
が150〜200℃に達するので1本発明し一使用する
樹脂は上記温度に耐え得ることが必要であ11,200
℃の温度で長時間安定な樹脂を、本明細外においては耐
熱性高分子樹脂と記した。 段差を減少させるには樹脂の粘度が2000f’ 11
II以下であることが望ましく、また、硬化時におけ
る割れなどの変形がないことが望まし、<。 また、形成さ第1た膜の絶縁耐圧はI O’ V /
cm以上であることが必要である。 上記条件を満足して1本発明に使用できる耐熱性高分子
樹脂は多くのものがあるが、たとえば上記1)11など
ポリイミド系樹脂以外にも、例えばエポキシ系樹脂、フ
ェノール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド
・イミド系樹脂、ポリボンライミダゾール系樹脂などを
用いることができ、これらの樹脂を二つ以上組合せて用
いてもよい。 〔発明の効果〕 本発明によれば、導電体パターンと軟磁性体との間に耐
熱性高分子樹脂の熱硬化膜を絶縁膜として用いるととも
に、電流供給用り−1−線のボンティング部の直ドに0
8 Ha絶縁1模を存在さぜない構成としたので、軟磁
性体を平坦な面上に形成することができることにより転
送マージンが大きいとともに、リード線をボンディング
されたポンチインクパッド、軟磁性体あるいは導電体パ
ターンが、容易に樹脂から!’I 離されないという効
果がある。
第1図は従来の磁気バブルメモリ素子の要部の構造を説
明するための一部断面図、第2図および第11図は本発
明の異なる実施例を示す一部断面図、第3図および第4
図は1)11膜の膜厚と傾斜角の関係を示す図、第5図
は傾斜角とバイアス磁界マージンの関係を示す図、第7
図は本発明においてポンディングパッドを形成するため
の工程図である、。 トガーネッ1−膜、7..7.+ 2.22・・第1の
絶縁い、4.!LI4.2/I・第2の絶縁膜。 ′λ、8.13.23・−・導電体パターン、5.If
)。 15.25・軟磁性体パターン、28・ポンディ゛ノη
゛パッド、3【) ・リード線。 第 7 図 @ 2 図 躬 JT2I 84 図 prOAl)I−に包→ 第 玄関 霧 イ頃づトナ角 θCオ」) ¥ l 図 第1頁の続き [相]発 明 者 山 1) 宏 治 国分寺市東恋ケ
窪央研究所内 0発 明 者 杉 1) 恒 国分寺市東恋ケ窪央研究
所内 [相]発明者 金子 克弘 国峙」稔ケ窪央研究所内 0発明者 小礒 良嗣 国1mケ窪 央研究所内
明するための一部断面図、第2図および第11図は本発
明の異なる実施例を示す一部断面図、第3図および第4
図は1)11膜の膜厚と傾斜角の関係を示す図、第5図
は傾斜角とバイアス磁界マージンの関係を示す図、第7
図は本発明においてポンディングパッドを形成するため
の工程図である、。 トガーネッ1−膜、7..7.+ 2.22・・第1の
絶縁い、4.!LI4.2/I・第2の絶縁膜。 ′λ、8.13.23・−・導電体パターン、5.If
)。 15.25・軟磁性体パターン、28・ポンディ゛ノη
゛パッド、3【) ・リード線。 第 7 図 @ 2 図 躬 JT2I 84 図 prOAl)I−に包→ 第 玄関 霧 イ頃づトナ角 θCオ」) ¥ l 図 第1頁の続き [相]発 明 者 山 1) 宏 治 国分寺市東恋ケ
窪央研究所内 0発 明 者 杉 1) 恒 国分寺市東恋ケ窪央研究
所内 [相]発明者 金子 克弘 国峙」稔ケ窪央研究所内 0発明者 小礒 良嗣 国1mケ窪 央研究所内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 非磁性基板上に積層し・て被着された磁気バブルを
保持し得る磁性膜、第1の絶縁膜、導電体パターン、第
2の絶RWAおよび軟磁性体パターンを少なくとも備え
た磁気バブルメモリ素子において、前記第2の絶縁膜は
耐熱性高分子樹脂の熱を 第2の絶縁膜が存春し・ないことを特徴とする磁気バブ
ルメ干り素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59234912A JPS60121586A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 磁気バブルメモリ素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59234912A JPS60121586A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 磁気バブルメモリ素子 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9591178A Division JPS597148B2 (ja) | 1978-08-07 | 1978-08-07 | 磁気バブルメモリ素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60121586A true JPS60121586A (ja) | 1985-06-29 |
Family
ID=16978230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59234912A Pending JPS60121586A (ja) | 1984-11-09 | 1984-11-09 | 磁気バブルメモリ素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60121586A (ja) |
-
1984
- 1984-11-09 JP JP59234912A patent/JPS60121586A/ja active Pending
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