JPS60121205A - エンジンの副室製造方法 - Google Patents

エンジンの副室製造方法

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JPS60121205A
JPS60121205A JP58228911A JP22891183A JPS60121205A JP S60121205 A JPS60121205 A JP S60121205A JP 58228911 A JP58228911 A JP 58228911A JP 22891183 A JP22891183 A JP 22891183A JP S60121205 A JPS60121205 A JP S60121205A
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JP
Japan
Prior art keywords
ceramic material
holding body
sintering
chamber
auxiliary chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP58228911A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Morita
哲也 森田
Hiroshi Kodama
児玉 宏志
Akinori Wakasa
若狭 章則
Kaneyoshi Shimono
下野 兼嘉
Kazuyuki Yoshimoto
吉本 和幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPS60121205A publication Critical patent/JPS60121205A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンジンの副室、特に内壁の略全体をセラミッ
ク材で構成した副室の製造方法に関する。
(従 来 技 術) 自動車用等のエンジンにおいては、燃焼室を主燃焼室と
該主燃焼室に噴孔を介して連通ずる副室とで構成し、該
副室内に燃料噴射ノズルから燃料を噴射して着火させる
と共に、半燃焼状態のガスを上記噴孔から主燃焼室に噴
出して拡散燃焼させるようにした所謂副室式の燃焼方式
が一採用されることがある。この燃焼方式においては、
炭化水素等の未燃焼ガスの排出を抑制する等のために上
記副室内を高温に保持することが重要であり、そこで該
副室の内壁を断熱性に優れたセラミック材で形成するこ
とが試みられている。
然して、セラミック材は断熱性に優れている反面、外力
や熱膨張に起因する応力、特に引張応力に対して極めて
脆い性質を有する。そのため、セラミック材で副室を構
成する場合には、例えば実開昭54−77802号公報
に開示されているように、セラミック材を金属製の保持
体で覆って保護すると共に、該セラミック材に熱膨張に
基づく引張応力が生じないように、上記保持体によって
該セラミック材に予め圧縮応力を作用させておくことが
行われる。その場合に、セラミック材に圧縮応力を作用
させる方法としては該セラミック材を保持体に焼き嵌め
する方法があるが、特に上記公報に示されているように
ドーム状の副室の場合は、焼き嵌めによっては圧縮応力
を均一に作用させるこ七が困難である。そこで、同公報
では焼き嵌めに代わるものとしてセラミック材を鋳造合
金で鋳ぐるむ方法が提案されている。
しかし、鋳ぐるみによる場合にも次のような問題がある
。即ち、保持体の鋳造時に、セラミック材は外側だけが
高温く例えば1600℃)の湯に1されるため、内外面
の濃度差が著しく大きくなって、その温度差に基づく内
外面の熱膨張差によって膨張量の小さい内面側に大きな
引張応力が生じることになり、この引張応力によって該
セラミック材が破損し或いはクラックが発生するのであ
る。これに対しては、セラミック材の内側をバーナ等で
加熱しながら外側に□保持体を鋳造することにより、該
セラミック材の鋳ぐるみ時における内外面の温度差を小
さくする方法が考えられるが、これは加熱作業が面倒で
生産性の点で難点がある。
(発 明 の 目 的) 本発明は、セラミック材を保持体で覆ってなる副室の製
造に関する上記のような問題に対処するもので、特に内
壁面の略全体がセラミック材で構成されるドーム状の副
室を製造する場合において、特に面倒な作業を要するこ
となく、且つセラミック材の破損やクラックを生じるこ
となく、該ヒラミック材に保持体により均等に圧縮応力
を作用させる°ことができる製造方法を実現することを
目的とする。
(発 明 の 構 成) 即ち、本発明に係る副室製造方法は、金属製の保持体を
焼結金属で形成するものであって、先ず粉末金属をプレ
ス成型してなる圧粉体を仮焼結し、且つ機械加工によっ
て所定形状の保持体に成型すると共に、副室の内壁を構
成するドーム状のセラミック材を別途焼成して、これを
上記保持体に嵌挿する。この場合の嵌合は隙間嵌めであ
って常温下で行われる。そして、保持体にセラミック材
をFM挿した状態で該保持体についての本焼結を行い、
然る後保持体を必要に応じて機械加工等により最終形状
に仕上げる。
このような方法によれば、上記保持体が本焼結時に収縮
することによってセラミック材の全体に均等な圧縮力が
加えられる。また、本焼結は、従来の鋳ぐるみ時におけ
る湯温(例えば1600℃)より低い温度(例えば12
00℃)で行1れ、且つ焼結炉内で行われるから、保持
体内に嵌挿されたセラミック材が曝される温度は従来よ
り低く、しかも内外面がこの温度に等しく曝されること
になる。従って、該セラミック材の内外面の温度差に基
づく破損等が防止される。
(実 施 例) 以下、本発明方法の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、本発明方法によって製造される副室の構成を説明
すると、第1図に示すように該副室1はドーム状とされ
、シリンダヘッド2に設けられだ凹部2a内に嵌め込ま
れていると共に、底部に設けられた噴孔3を介して内部
4が主燃焼室5に連通されている。また、上部には2つ
の貫通孔6゜7が設けられ1、シリンダヘッド2に取付
けられた燃料噴射、ノズル8から噴出される燃料噴流が
一方の貫通孔6によって副室内部4に導入されるように
なっていると共に、他方の貫通孔゛7には始動時に該側
室内部4を予熱するグロープラグ9の先端部が挿通され
ている。
然して、この副室1は焼結金属でなる下面が開口したド
ーム状の保持体10と、該保持体10の内側に設けられ
て副室内壁の略全体を構成する同じくドーム状のセラミ
ック材11とで構成されている。ここで、この実施例で
はセラミック材11は底部12と該底部を除く球状部1
3とに分割されていると共に、両部12.13の材質と
して、高温の燃焼ガスと低温の新気が交互に通過する噴
孔3が形成された底部12にはサーマルショックに強い
窒化珪素が用いられ、また特にシリンダヘッド2との間
の断熱作用が要求される球状部13には特に断熱性に優
れたジルコニア(部分安定化ジルコニア)が用いられて
いる。
また、副室1は、保持体10の下端部に設けられた鍔部
10aが上記シリンダヘッド2における凹部2aの入口
部に圧入されることにより該ヘッド2に取付けられてい
る。
次に、上記のような構成を有する副室1の製造方法につ
いて説明する。
先ず、焼結金属製保持体10の素材として、第2図に示
すように粉末金属をプレス成型して例えば柱状の圧粉体
10′を形成すると共に、これを次行程の機械加工によ
っても形崩れしないように仮焼結する。その場合に、こ
の実施例では、圧粉体10’ を構成する焼結材として
、粉末の鉄に、重量%でニッケル:3%、リン:0.1
7%、炭素二〇、5%を配合したものが用いられも4こ
こで、ニッケル及び炭素は強度を向上させるためのもの
であり、リンは強度及び所要の収縮性を付与するための
ものである。
また、上記仮焼結は、窒素ガス中において、1000℃
、1時間の条件で行われる。これにより、仮焼結後の圧
粉体10′は密度が6.8〜7.OQ/cdとなる。こ
の密度は、小さ過ぎる場合には強度が不足し、大き過ぎ
る場合は後の工程で必要とされる収縮性が不足すること
になる。
次に、上記のように仮焼結した柱状の圧粉体10′につ
いて機械加工を行うことにより、第3図に示すように全
体形状を中空ドーム状とし、且つ貫通孔6’ 、7’や
鍔部10a’等を形成して保持体10の中間加工品10
″を形成する。
一方、上記の工程とは別にセラミック材11が焼成され
るが、その方法はこの種のセラミック材の製造で常用さ
れている方法であって、例えばジルコニアでなるセラミ
ック材11の球状部13については800℃の仮焼成と
、1600〜1700℃の本焼成とが行われる。この焼
成に際して、該セラミック材11の球状部13には第4
図に示すように貫通孔6 n 、 7 uが、底部12
には噴孔3が夫々形成される。
そして、第4図に示すように保持体10の中間加工品1
0″の内部に上記セラミック材11の球状部13及び底
部12が夫々嵌め込まれるのであるが、この場合の嵌合
は所謂隙間嵌めであって、特に加熱等の特別の手段を用
いることなく、常温下で通常の方法で行われる。但し、
各構成部品10″、12.13の相互間の位置合せが行
われる。
然る後、第5図に示すように保持体10の中間加工品1
0″内にセラミック材11(球状部13及び底部12)
が嵌め込まれた状態で、該中間加工品10″についての
本焼成が行われる。これは真空の焼結炉内において、1
230℃、1時間の条件で行われる。これにより、中間
加工品10″は完全に焼結され、その後、必要に応じて
機械加工が行われることにより、保持体10ないし該保
持体10とその内部に嵌め込まれたセラミック材11と
でなる副室1が完成される。
然して、この本焼結により、保持体10は、実測した所
、上記の仮焼結後の密度6.8〜7.00/caから7
.2〜7.35+] /ctAに収縮し、−0,6%の
寸法変化があった。この収縮により、該保持体10の内
側に嵌め込まれているセラミック材11が周囲から均等
に締め付けられ、該セラミック材11の全体に均一な圧
縮応力が生じることになる。また、この本焼結は、従来
のセラミック材を鋳ぐるむ場合の湯温より低い湿度で行
われると共に、焼結炉内で行われることによりセラミッ
ク材11の内外面が等しく加熱される。従って、この本
焼結時に、セラミック材11、特に強度が十分でないジ
ルコニアでなる球状部13が内外面の温度差に基づく熱
応力(引張応力)によって破損し或いはクラックが発生
するといったことがない。ここで、この本焼結における
焼結温度は1200℃以上あればよく、また焼結時間は
、焼結材によって相違するが1〜2時間が適し、30分
以下では不十分である。
尚、以上の実施例では、プレス成型により柱状の圧粉体
10′を形成し、この柱状体について仮焼結を行う構成
としたが、プレス成型により第3図に示す完成品(保持
体10)と略同形状の圧粉体を形成し、これについて仮
焼結を行うようにしてもよい。また、第4図に示す保持
体10の中間加工品10″にセラミック材11を嵌挿す
る工程では球状部13のみを嵌挿し、底部12について
は保持体10の本焼結後に圧入笠によって嵌め込むよう
にしてもよい。
(発 明 の 効 果〉 以上のように、本発明方法によれば、セラミック材を保
持体で覆ってなるドーム状の副室を製造する場合に、上
記セラミック材の破損やクラック等を生じることなく、
また従来のセラミック材を鋳くるむ場合におけるバーナ
ーによる加熱等を要することなく、セラミック材に均等
な圧縮応力を作用させることが可能となる。これにより
、この種の副室として断熱性及び耐久性に優れた副室が
高い生産性ぐ製造されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に専り製造される副室をエンジンに
装着した状態を示す縦断面図、第2〜5図は本発明方法
の実施例における各工程を示すもので、第2図は保持体
の素材となる圧粉体の一部縦断斜視図、第3図は該圧粉
体を仮焼結後、所定形状に加工してなる保持体の中間加
工品を示す一部縦断斜視図、第4図はこの中間加工品に
セラミ第5図は保持体の本焼結を行う状態ないし本焼結
後の完成状態を示す一部縦断斜視図である。 1・・・副室、3・・・噴孔、5・・・主燃焼室、10
・・・保持体、10′・・・圧粉体、11・・・セラミ
ック材。 出願人 東洋工業株式会社 第2図 第3図 第5図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 噴孔を介して主室に連通し且つ内壁の略全体が
    セラミック材で覆われたドーム状の副室の製造方法であ
    って、粉末金属をプレス成型してなる圧粉体を仮焼結し
    、且つ機械加工を行って所定形状の保持体を形成する一
    方、上記副室内壁を構成するセラミック材を別途焼成し
    て、該セラミック材を上記保持体に嵌挿し、然る後該保
    持体を本焼結することを特徴とするエンジンの副室製造
    方法。
JP58228911A 1983-12-02 1983-12-02 エンジンの副室製造方法 Pending JPS60121205A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58228911A JPS60121205A (ja) 1983-12-02 1983-12-02 エンジンの副室製造方法

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JP58228911A JPS60121205A (ja) 1983-12-02 1983-12-02 エンジンの副室製造方法

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JPS60121205A true JPS60121205A (ja) 1985-06-28

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ID=16883780

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JP58228911A Pending JPS60121205A (ja) 1983-12-02 1983-12-02 エンジンの副室製造方法

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841775A (ja) * 1981-09-07 1983-03-11 大同特殊鋼株式会社 セラミツクス−金属複合体の製造方法
JPS5891087A (ja) * 1981-11-26 1983-05-30 旭硝子株式会社 セラミツクス部材と金属部材の接合体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841775A (ja) * 1981-09-07 1983-03-11 大同特殊鋼株式会社 セラミツクス−金属複合体の製造方法
JPS5891087A (ja) * 1981-11-26 1983-05-30 旭硝子株式会社 セラミツクス部材と金属部材の接合体

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